武器/クゥイルバースト

Last-modified: 2023-11-01 (水) 14:49:42

狙撃用に精製された軽量銃。
三色の鱗が銃把を彩り、見た目
も高い評価を受けている。
(クゥイルバースト)

射撃性能に磨きをかけた跳狗竜
の軽銃。如何な獲物も狙い撃つ
クゥイルバースト最終強化版。
(キングルバースト)

目次

概要

  • MHXで登場した、跳狗竜ドスマッカォの素材で作られるライトボウガン。
    ドスマッカォの鮮やかなカラーを反映した、見た目も高い評価を受けている銃。
  • 説明文で狙撃用と言われている通り見た目は現実世界のクラシカルな狙撃銃に近く、
    リロード用のレバーは先端が球状でボルトアクションライフルを彷彿とさせる。
    妃竜砲に並ぶリアルテイストの武器である。
    性能もこの解説と見た目を反映してか、比較的遠距離での攻撃となる貫通弾の運用に長けている。

性能

MHX

  • ハンターライフルのLV2からドスマッカォ素材を使って派生可能。
    一発生産も可能だが、素材は余分に必要。
  • LV1貫通弾の速射に対応している上、素の反動が「やや小」なので高LVの貫通弾も低反動で撃てる。
    ほかには火炎弾に対応している一方で散弾には対応せず、補助弾も不得手。
    貫通弾主体のアタッカー向けのボウガンといえる。
  • 武器内蔵弾は痛撃弾。
    未知のモンスターを相手取るときは、これで弱点肉質を見極めてから貫通弾を撃ち込もう。
    貫通弾を買えない最序盤では、メインウェポンとしても使えるので便利。
    上位素材を使うLV4からは連爆榴弾も内蔵するようになる。
  • 本作ではLV2通常弾の速射対応ボウガンがさっぱり登場しないが、
    代わりにLV1貫通弾の速射対応ボウガンはちょくちょく登場し、
    最序盤で作れるこのボウガンも、その一つである。
    • 前作までは貫通弾速射は反動とDPSの関係であってもなくてもいいような存在だったが、
      MHXからLV1貫通弾の速射反動が「小」になり通常弾と同じ感覚で撃てるようになったため、
      大幅に使い勝手が増した。
      代わりに弾自体の攻撃力に下方修正がかけられているものの、
      使いやすいお手軽速射として十分使っていける。
    • ただ、そんな貫通弾速射をいきなり使えるのは良いのだが、
      肝心の装填数がたったの 2 しか無いので、リロードを頻繁に挟む。
      LV1の時点では、実際のDPSとしては通常弾でも撃っていた方が良いだろう。
  • LV2までは対応弾、装填数ともに心許なく、特にLV2貫通弾が未販売なうちは弾切れの不安が常について回る。
    ダイミョウザザミやフルフルなど、LV1火炎弾対応を活かせる相手に担ぐのがベターか。
    そうでなければLV2通常弾の装填数に優れるテイルストリングや、
    ツブテ弾速射を持つベルダーバレットクロスボウガン等を使い続ける方が良いだろう。
  • LV3まで強化すると装填数と対応弾が増加、待望のLV3貫通弾も追加され、貫通弾装填数は3/4/3。
    攻撃力も110から一気に150までアップし、狩技「全弾装填」を使った貫通弾回し撃ち戦法がかなり強力。
    またLV1麻痺弾も追加されて補助面も少し出来るようになった。サイレンサーを付ければ低反動で撃てる。
    ここまで強化できれば下位を乗り切るのに十分な性能で、巨体かつ火属性が弱点のガムートには特に効果的だろう。
    ただし、イャンガルルガウラガンキンの素材が必要なため、強化は下位後半までお預けとなる。
  • 最終強化はLV6「キングルバースト」。攻撃力は210に上昇。
    貫通弾の装填数は3/6/5まで増加し、回し撃ちがさらに強化される。
    装填数とスロット数は劣るものの、ロングバレルが使用できることもあり、
    攻撃力期待値では夜行弩【梟ノ眼】を上回る。
    何より、獰猛化素材を使用せずに簡単に最終強化できるにもかかわらず、
    HR解放後も十分に使っていける強力な貫通銃である事が最大のメリット。
    レア素材も鳥竜玉くらいしか要求されないので運に左右されることも少ないだろう。
    • さらに全レベルの麻痺弾に徹甲榴弾や連爆榴弾といった爆薬系の弾丸が扱えるようになり、
      サイレンサーを付ければLV1麻痺弾と全LVの徹甲榴弾も無反動で撃てるため、
      拘束や部位破壊に使ってみるのも良いだろう。

MHXX

  • MHXXではG級素材を使うことで限界突破させることが可能となった。
    究極強化で銘はヴェルデュアキングルになり、攻撃力320と順当に増加。
    そして気になる貫通弾の装填数は5/7/5とかなり増えており、
    LV1徹甲榴弾の装填数と内蔵弾にLV1遠撃弾も追加されている。
  • 今作では復活モンスターが多数登場したことに伴い、LV1貫通弾速射銃が増え、ライバルが急増した。
    • 前作からのライバル、梟ノ眼の究極強化「無明弩【正業】」及び二つ名版である「曙光弩【晨風】」
    • 左右ブレが気になるものの、連爆榴弾の速射により一気にスタンを奪える「バズルボローカ
    • 攻撃力330に各種状態異常弾が入り、スロット3を持つ「アタックオンコンガ
    • 同じ攻撃力320に会心率20%を持ち、氷結弾の扱いに長ける「ブリザードタビュラ
    • 前作で少なかった装填数を限界突破でカバーした「銀輝のアストリオス
    • 4属性弾を速射可能な、あの祖龍から作成される1丁、「阿武祖龍弩【零】
    と、中ボスクラスから裏ボスに至るまでライバルが至れり尽くせりである。
    今までが少なすぎたとも言える。
  • ただ、ヴェルデュアキングルにまったく個性がないわけではない。
    これだけライバルが増えても徹甲榴弾がデフォルトで撃てるのはこの銃のみなので、差別化は容易である。
    反動「やや小」も差別化点であり、サイレンサー無しでLV2, 3の貫通弾やLV1徹甲榴弾を、
    サイレンサーを付ければLV2,3の徹甲榴弾とLV1麻痺弾を無反動で撃てて、LV3通常弾までしっかり扱える。
    • 最終強化の難度が低いのも強み。
      データ引き継ぎの場合、前作でキングルバーストまで最終強化していた人ならば
      その続きから簡単に限界突破できる。
      難点があるとすればG級ドスマッカォの単体クエストが存在せず、ラングロトラとの同時狩猟か、
      「古代林の採集ツアー」や「不潔ものの大集合」の乱入で集めるしかないことだろうか。
      特に「不潔ものの大集合」はサブターゲットに指定されており、一度に2頭乱入してくるので
      他と比べると集めやすくはなっている。
      G級とはいえど、ドスマッカォ自体がそこまで強い訳ではないのも幸い。
  • 初心者ハンターの腕試しポジションであるドスマッカォから作られる武器が、
    かの祖龍武器と肩を並べるとなると、なかなか感慨深いものがある。

余談

  • MHX発売に先立って配信された体験版ではクゥイルバーストを使う事ができた
    (ちなみに防具は、男性のマッカォシリーズ一式である)。
    ただしやはり体験版用に調整されているため上記の性能とは大幅に違い、
    速射対応弾はLV1貫通弾、LV1毒弾、LV2毒弾で、しかもLV1毒弾は速射でありながら4発装填。
    さらに武器内蔵弾にLV1貫通火炎弾、閃光弾、鬼人弾、硬化弾と万能のラインナップ。
    おまけにLV1睡眠弾やLV2回復弾まで撃てるとてつもないイケメン銃であった。
    これがドスマッカォの武器であることは見た目からも明らかであったため、
    本当に中型モンスターの武器なのか」とライト使い達は色めき立っていた。
    尚、LV1貫通火炎弾は体験版では速射できたものの、製品版ではどのライトボウガンでも速射できなくなってしまった。
    • このイケメンバーストはMHXXの体験版でもまた登場している。
      ここまでのイケメン銃になっていたのは、武器を選べない体験版ゆえに
      1つの武器で一通りの要素を体験できるようにとあれもこれも詰め込んだ結果だろう。
    • 後にMHXXの製品版でとある銃にLV1貫通火炎弾速射が実装されている。
  • MHXのオープニングでも上記の装備のハンターがパーティの一人として登場している。
    突然現れたディノバルドに攻撃するも尻尾に防がれてしまったが、ニャンターの支援で意気上昇、
    大剣使いを踏み付け跳躍、ディノバルドの背中に弾(徹甲榴弾と思われる)を撃ち込んでいる。中々カッコイイ。
    速射対応弾でもない徹甲榴弾をどうやって空中で連射したかは謎である。
    • 念のため補足しておくと、クゥイルバーストLV4の時点でスキル無しでも徹甲榴弾は2発装填できる。
      エア回避を決めて飛び上がれば選択中の弾丸はパワーリロードされるので
      ジャンプ下発射(Xボタン+Aボタン)ジャンプ前方発射(Aボタン)の派生により
      上空からの徹甲榴弾2発連続攻撃はゲーム内のプレイでも実際に可能ではある。

関連項目

モンスター/ドスマッカォ -素材元
武器/マッカォ武器
武器/ショットボウガン - この武器からショットボウガン・白に派生可能