登場人物/四天王装備のパーティー

Last-modified: 2023-11-01 (水) 16:10:49

MHXとMHXXのパッケージやオープニングムービー、プロモーション映像に登場する、
MHXのメインモンスター、所謂四天王の装備を身につけた4人パーティー。
MHXの時点では四天王装備ではないものの、こちらで解説する。

概要

  • ハンマー使いの女性と大剣使い・ライトボウガン使いの男性二人、
    そして彼女らの先輩にあたる一匹のニャンター*1で構成された4人パーティー。
  • プロモーションムービーは基本的にオープニングと同じ装備構成かつ、4人で一緒に登場する。

MHX

  • 初登場はプロモーション映像2。
    古代林のエリア8で4人の後ろ姿が映し出されたが、
    この当時は大剣のみ武器が違い、ホルファルクスであった。
    • この武器は特殊な形状のためOPでのディノバルドとの鍔迫り合いや
      大剣を引き摺る動作を制作する際に不都合があったのかもしれない。
    • また、クゥイルバーストもPVのゲーム映像中は全てパーツ無しである。金欠だったのだろうか…?
  • OPでは古代林に向かう彼女らの飛行船での様子と、ディノバルドとの遭遇、戦闘が描かれている。
    • 地面の痕跡から警戒を始めるニャンターをよそに、足を進める一行。
      ディノバルドと遭遇したが、後輩達の力量から敵わないと避難を促すニャンターを女性ハンマーは完全無視。
      新人であるが故の恐いもの知らずから、
      武器に手を掛けるのが一番遅いにもかかわらず無謀にも突撃を開始しようとする。
      大剣使いはそんな彼女の様子を確認して身構え直し、
      ガンナーもニャンターの行動を確認するもその場に残る。
      始めにハンマーの女性ハンターが顔面に一撃を加えるも、かすり傷ひとつ与えられずに逆に吹っ飛ばされる。
      次に、大剣の男性ハンターとボウガンの男性ハンターが攻撃を仕掛けるが、
      頑強な尾で防がれてしまい、こちらも決定打にはならない。
      ここで戻ってきたニャンターが気圧されるハンター達に対し鬼人笛を吹き、
      鼓舞された彼女達は反撃に転じていく。
      大剣ハンターはディノバルドの火炎をジャスト回避して一撃を加え、
      それを皮切りに女性ハンマーは溜めを開始、
      ガンナーは大剣使いと連携して飛び上がり空中から徹甲榴弾を2連射。
      最後は女性ハンマーがタイフーントリガーの最後の振り抜く一撃を加えようとするところでムービーは幕を閉じる。
      • この戦闘シーンはニャンター、ブシドースタイルのジャストアクション、
        エリアルスタイルの踏みつけ跳躍からの空中攻撃などMHXの新要素を凝縮した
        シーンになっており、これを見るだけでも過去作と一味違う事が感じられるシーンになっている。
      • 因みにクゥイルバーストはLV4に強化するまでLV1徹甲榴弾の2発装填はできない。*2
        また、ここまで強化する為にはドスマッカォのみならず、イャンガルルガ
        ひいては上位のドスマッカォの素材が必要となる。
        新人とは一体…もしや…
      • このガンナーは一定の箇所に射撃が出来ない新人なものの、
        姿の見えないディノバルドの咆哮から身構えるまでがPTの中で一番早い上、
        被弾した女性ハンマーをカバーする位置取りや
        適正距離からの射撃*3等、光る部分がある。
    • 大剣使いも、ディノバルドの位置が分からないメンバーを隣に
      ただ一人だけ相手の方向を確実に見据え、
      受け身がとれずに地面を転がった女性ハンマーと違い、弾き飛ばされてもしっかり受け身をとっている。
      他にも、背後から迫るガンナーとの連携も外せないだろう。
      また、バスターソードの強化段階は不明だが、ライトボウガンと同じくLV4と仮定した場合、
      LV3への強化にウラガンキン又はアグナコトル、ヴォルガノスからの入手が必要な溶岩塊、
      LV4では一部モンスターの連続狩猟か古龍のクエストで入手可能な「勇気の証」が必要となるが、
      古龍種の世界観上の立ち位置と新人パーティーであるという設定から前者だろう。*4
  • 武器の強化段階に関しては世界観とゲームの演出には差があるので一概に判断は出来ないが、
    OPの映像描写と公式より示された設定から、
    ベテランニャンターと中堅の男性2人、
    そして一番新人のハンマー使いといったところか。
    • パッケージにはOPの少し後と思われるシーンが採用されており、
      ディノバルドの赤熱化した尻尾の叩き付けの直前となっている。
      見栄えの都合も勿論あるだろうが、
      剣士が確実に被弾する位置取りになっているのは経験の差を暗に表しているのかもしれない。

MHXX

  • OPやPVに於いて同一人物が作品を跨いで主役を張り、成長を描かれるのは初の事である。
    • 今作での初登場はプロモーション映像1。
      新拠点の龍識船、新フィールドの遺群嶺で登場し、
      加えてメインモンスターのバルファルクとの相対と、かなり優遇された状態で登場した。
      • また、OPの情報は当然ながら公開されておらず
        ここに登場したハンター達がMHXのOPの4人であると予想する声はあまり見られなかった。
        ただ、3人の武器種や性別、ニャンターの登場から推測をしていた者もいた模様。
    • プロモーション映像2では集会酒場での様子が映し出されている。
      ミツネガンナーのアクションは一部OPへの伏線となっている節がある。
    • プロモーション映像3では復活モンスターの目玉、ラオシャンロンとの交戦が描かれている。
      • 今作では1度しか発動できない撃龍槍の使用タイミングは一番のベテラン、
        ガムートニャンターに任されたようだ。
  • OPでは、夜の氷海でベリオロスとの激戦を繰り広げる。
    ミツネライトが一瞬相手を見失うも、滑空突撃を見事にバックステップで回避しレンキン狩技弾の速射で反撃、
    ディノハンマーはベリオロスの着地地点に攻撃を置くことで牽制する等、
    ムービー序盤から著しい成長を垣間見れる。
    • ディノハンマーは新要素のイナシや剛溜めを使いこなし、
      前作ではできなかったスタンをとることに成功。
      また、巨大竜巻の風圧に対して溜めを行う事で怯みを無効化するという
      武器の特性を活かした行動をとれるようになったのもポイント。
    • ミツネライトは三角跳びしてきたベリオロスを狩技で撃墜するプレイヤー顔負けの技術を披露、
      その後のチャンスを作るのに大きく貢献した。
      • 今回はOPもPVもパーツに関する矛盾は生じていない。
        パーツを付けていないあたり、やはり金欠なのだろうか…
    • ゼクス大剣は勘の良いベリオロスに躱されてしまうものの、
      正面から斬りかかり返り討ちにあった前作OPでの失敗を糧に死角から攻撃している。
      また、エリアルスタイルの新要素である段差登りジャンプからの攻撃で部位破壊にも成功している。
    • 逆にガムートニャンターは雪だるま状態になったり、
      尻尾で吹き飛ばされたりと情けない可愛らしい場面が増えたが、
      遥か上空を飛ぶ存在に気付く等、前作同様に広い視野を誇りベテラン具合は健在。
      本作のニャンター最大の見せ所ビーストモード発動、からの
      ジャンプ引っ掻き→三連爪攻撃とゲーム中でも使用可能なコンボをしっかりと決める安定した技量も垣間見える。
  • 総じて、MHXから大きく成長を遂げた彼女らの素晴らしい連携と狩猟を目の当たりにすることができる。
  • 場所は移って龍識船、完成したアイシクルファングを誇らしげに掲げるゼクス大剣と、
    彼に駆け寄り喜びに沸くディノハンマー、そしてそんな彼女に振り回されるガムートニャンターが描かれ、
    その後はルーチェと談笑をするミツネライト、
    そして龍識船とバルファルクを巡る一幕を経てOPは締められる。
    ミツネライトの前作での反応の良さはどこへやら、うつつと気を抜きすぎて危ない目にあってます。
  • パッケージでは表と裏の両方を務め、
    表ではバルファルク、裏では鏖魔ディアブロスと戦闘している。
    世界観上、数少ないG級ハンターであると共に
    間接的ではあるが鏖魔のクエスト出現条件から少なくとも
    二つ名モンスターの朧隠鎧裂青電主銀嶺天眼の狩猟経験があることが明らかとなった。
    本編に登場しないにもかかわらず、ここまで深掘りされている存在は例を見ず、非常に珍しい。

余談

  • MHXとMHXXに於いてのそれぞれのスタイルは
    ディノハンマーがMHXではストライカー、MHXXではブレイヴ、
    ゼクス大剣がMHXではブシドー、MHXXではエリアル、
    ミツネライトがMHXではエリアル、MHXXではレンキンとなっている。
    ガムートニャンターはMHXでは何のサポート傾向か分からなかったが、
    MHXXではビーストであったのでMHX時には実力を隠していた可能性がある。
    • 因みに鬼人笛の技はビーストが初期状態で習得している事は無いが、
      他の者から伝授されたのならば使用可能である。
      決して後付で新要素のビーストになったから、MHX時と矛盾が生じたわけではない。
      あるいは筆頭オトモのように、あらゆるサポート傾向を使いこなす超熟練ニャンターかもしれない。
      まあ闘技大会ではサポート傾向なんてコロコロ変わるけど。
  • MHXXでは龍識船の研究室で防具合成が可能だが、彼女達が利用しているかは定かではない。
    任意のスキル構成に、武器に見た目を合わせるため防具合成をしている可能性はある。
  • ムービーの登場人物は武器と装備のスキルが噛み合わない事でネタにされたりするが
    大剣使いはXでは痛撃が発動するホロロ一式、XXでは連撃が生かしやすいエリアルでゼクス一式と
    微妙に装備のチョイスが光る。
    マッカォ一式の飛燕エリアルライト?あのころ貫通銃担いでたからなぁ。
    • ただ、大剣使いは
      火に対する耐性が微妙に低いホロロ一式でディノバルドに挑んだり、*5
      氷に対する耐性が致命的に低いゼクス一式ベリオロスに挑んだり、
      よほど腕に覚えがあるのか、弱点耐性を気にせず先手必勝の瞬殺を信条とする脳筋なのかについては
      飽くまで、ネタの与太話の範疇内で話題に取り沙汰される事も多々ある。
      無論ながら上述の通り、その実力は本物であり、パーティープレイでの立ち回りも手慣れている点から
      相手や耐性を考えない装備のチョイスながらも、それを地雷と謗られる事も無い。
  • MHXXの集会酒場ではディノハンマーのMHXでの姿によく似た、
    「馴染みのハンター」が登場するが、彼女達は2人はプロモーション映像2で同じ画面内で共演している事に加え、
    ディノハンマーのボイスはTYPE5に近いのに対し、
    馴染みのハンターはTYPE17である等の理由から、別人である可能性が極めて高い。

関連項目

システム/オープニングムービー
防具/ベルダーシリーズ
防具/ホロロシリーズ
防具/マッカォシリーズ
防具/ディノシリーズ
防具/ゼクスシリーズ
防具/ミツネシリーズ
防具/ガムートシリーズ
ゲーム用語/四天王
シリーズ/モンスターハンタークロス
シリーズ/モンスターハンターダブルクロス
システム/パーティー


*1 ネタ寄りの表現ではあるが、雌の個体であると公式から示唆されている。しかし、別のインタビューでは雄であるとも示唆され、正確な所は不明。
*2 もっと低い段階でも護石と装飾品次第で可能だが、その場合神おまと恐暴竜または嵐龍の狩猟が必要になる
*3 ヒット数と内蔵弾の関係上、通常弾または痛撃弾と思われるが、発射から着弾までの時間より、どちらの場合でもクリティカル距離となっている
*4 何の因果か上位の夜鳥の2頭同時狩猟でも入手可能
*5 マッカォ一式も火耐性は同じで、しかもガンナーで近接戦を仕掛けるスタイル故により危険だが、まぁ乱入だから仕方ない