限界突破とは、MHXXにおける武具の強化方法の一種。
概要
- 上位レベルまでしかなかったMHXでは上位相当の段階で強化が限界を迎えストップしていたが、
それよりも上の段階に武具を強化するシステム。- 従来の作品で言えば、重鎧玉までしかなかった非G作品のデータをGに引き継いで
剛鎧玉などを手に入れるとまた強化できるようになる……と言ったようなもの。
- 従来の作品で言えば、重鎧玉までしかなかった非G作品のデータをGに引き継いで
- MHX基準で既に最大まで強化されている武器や防具はアイコンの左上に黄色の王冠マークがつくが、
この黄色王冠がついている武具は「レベルアップ」の代わりに「限界突破」と言う項目が現れる。
限界突破に要求される素材や金額を用意すれば限界突破が可能になり、レベルの数字がオレンジ色になる。
それ以降はG級相当の強化を続けられるようになり、項目は「レベルアップ」に戻る。- 唯一の例外として、さびた武器のみ限界突破ができなくなっている。
風化した武器の方は問題なく限界突破可能。
限界突破後に更にレベルアップさせ、G級強化の最終段階になると赤色の豪華な王冠マークになる。- なお、「最終強化」は限界突破前の途中段階として残ったままであるため、
今までのように最終型を最終強化と呼ぶのは誤りであるので注意。
- 唯一の例外として、さびた武器のみ限界突破ができなくなっている。
- 「限界突破」とは言うが、システム的にはレベルアップのうち1つの段階に名前がついているだけである。
ただし生産の都合により武器と防具では若干事情が異なる。- MHXの時点では上位までしかなかったにも拘わらず
武器を強化し尽くすと「○○の最終形態」「最終型の○○」という仰々しい説明文が付き、
尚且つそれ以前のシリーズでのG級武器の銘が付くことが多かった。
しかしMHXXでそれより上の武器に強化できるようになったために
前作で最終形態と謳っている武器が実はまだまだ未熟な状態だったという
そこだけ見れば茶番にしか感じられない状態になったわけで
身も蓋もない言い方をすればそこをフォローするために「限界を突破する」という
更に仰々しい表現を使って上の段階に進むという意味合いがあるのだろう。 - 武器は同じモンスター素材でG級武器を別途生産する…という事がないため、
G級にしか登場しないモンスターの武器などを除いて、G級対応の武器を手に入れるには
上位までの武器を限界突破して強化する必要がある。
そのため、限界突破した時を含めて、強化の度に斬れ味や属性値、スロット数なども変化する。
説明文も2つの例外を除き以下のパターンで統一される。(○○○○○=その武器の初期段階の銘)
説明文が微妙に異なる例外の1つは少し風化した武器で、句点の代わりに疑問符となっている。【 究 極 強 化 】
狩人の魂が呼び覚ました、
○○○○○の極致。
もう1つは火竜チャージアックスの獄炎斧アムガリオンだが、あろう事か初期銘に誤植がある。- 後にMHR:SではMHXXでこの一文だった武器にもそれぞれ個別の説明文が実装されることになる。
- MHXの時点では上位までしかなかったにも拘わらず
- 1回の強化の度に武器倍率が50などと激増している武器が多いが、
上位までに比べて少ない強化段階で最終強化をG級レベルに合わせるための都合と思われる。
- 強化でしか手に入らない都合上、上位武器の最終強化状態のものを
一発生産できるようになっているものもある。
またこのような上位武器の生産にはG級素材を要求される。
ただしほんの一部しか追加されていないため、大半の武器は一から作る必要がある。- また、このシステムにより過去作に有った、所謂強化が上位止まりの武器
というものが存在せず、上記のさびた武器以外の全ての武器がG級進出を果たすことなった。
加えて、斬れ味紫ゲージの補正の下方修正も合わさり、
今まで以上に最終武器候補争いは熾烈を極めている。 - 派生先が存在する武器を究極強化し、別の武器に派生させようとすると
「この武器は究極強化されています」といった警告が赤字で表示され、
デフォルトのカーソル選択がいいえになっている。
ちなみにさびた武器系も究極強化扱いになっているのか、最終強化なのに同様の警告が出る
- また、このシステムにより過去作に有った、所謂強化が上位止まりの武器
- 防具は上位までのものを強化せずとも今までと同じ様にG級版を別途生産する都合上、
限界突破しても防御力が上がるのみで、スキルポイントやスロット数は変化しない。
その防御力も、最大強化までしても同系統のG級版の初期状態と大して変わらなかったりする。
スカルSフェイスのように「G級に上位互換が存在しない」等
何らかの理由で敢えて上位防具を使い続けたい人がするものだという、
今までの上位防具のG級鎧玉強化と同じ立ち位置である。
MHXの時点で作成したレア7防具のスキルを崩さずに防御力を強化したい場合に利用するのが関の山だろう。
その場合でも、限界突破するための素材(○○の証など)がG★3以降に配置されているため、
スキルを崩したくない場合、結局は防御力の上積みがない上位防具でG級序盤を駆け抜ける必要がある。- なお下位防具(レア1~3)は限界突破が行えず、上位最終強化までしかできない。
関連項目
シリーズ/モンスターハンターダブルクロス - 初登場作品。
システム/レベル
システム/上位強化 - MH3とMHSTにおけるシステム。防具に関しては内容は同じで、おそらくこれがモデルだと思われる。
システム/極限強化 - MH4Gにおけるシステム。こちらは「究極強化」と名称は似ているが仕様は大きく異なる。