防具/マッカォシリーズ

Last-modified: 2024-03-24 (日) 01:24:23

MHXで初登場となった跳狗竜ことマッカォ一味の素材を用いて作られた防具。
跳狗竜の革シリーズ、オトモ武具についてもこの項で扱う。

目次

概要

  • 剣士/ガンナーでデザインが共通だが、それぞれに纏う職業が違い、
    剣士用は「緑の守り手」こと王国の森林保護隊の正式採用装備で、
    ガンナー用は「圧政から森と民衆を守った義賊」がモデルになっている。
    • ガンナー用の逸話から察するに、モデルはロビン・フッドだろう。
      マッカォ素材から作られた弓プルームボウと共に担げば、気分は希代の弓使いである。
  • 見た目は跳狗竜の鱗などを用いた緑ベースの装備。アクセントとして赤や黄色も用いられている。
    この配色には意味があり、「鮮やかな緑は調和、穏やかな赤は公正」を、
    「明るい黄色は人への信愛、豊かな萌葱は森への忠誠」をそれぞれ表しているらしい。

性能

マッカォシリーズ
中型モンスターの素材を使っているだけあり、防御力は剣士8、ガンナー4と初期装備から比べると硬い。
とはいえ、流石に大型モンスター防具と比べれば見劣りするので、長く使うつもりなら強化は必須。
  • 火属性がマイナス10と弱点になっているが、
    他の耐性は剣士がオールゼロ、ガンナーがオール5と意外と優秀。
    強力なモンスターの使用率が高い火属性が弱点なのは痛いが、
    この装備を使用する段階ならばクック先生の教育的指導にさえ気を付ければそこまで問題ではないだろう。
  • 発動スキルは、新スキルの飛燕。軽快な跳躍を繰り広げるドスマッカォらしいスキルである。
    他は減気攻撃のSPが3ポイントあるが、使い道は少ない。
  • スロットは全身で5個と序盤防具にしては多い。
    砥石使用高速化でも発動させておけばエリアルスタイルで運用する分には困らないだろう。
  • 要求素材の中では頭に用いる「王者の冠羽」が部位破壊限定なので少々厄介か。
    耐久力は低いので、頭部を集中して攻撃すれば入手は難しくない。
マッカォSシリーズ
上位は減気攻撃のSPと引き換えにKOのSPが8付く。
エリアルスタイルでハンマー狩猟笛を振るうのに向いているか。
必要な王者の冠羽が3個に増えた他、なかなか入手しにくいノヴァクリスタルまで要求される
(★4に氷海や沼地のクエはないので、HR4時点での入手先はゲリョスのみである)。
防御力は向上しているものの、流石に上位で使うには厳しいスキル構成であり、
そもそも上位になれば飛燕は5スロあれば発動できるため魅力に乏しい*1
  • ボーンSシリーズと合わせて上位序盤からKO術を発動できるが、
    実はボーンSだけでKO、鈍器/変則射撃が発動する上、防御力は同数(30/15)。
    スロット総数では1つ負けている(マッカォSは5、ボーンSは6)ため、
    見た目や跳躍に魅せられたという人でもなければマッカォSを生産する理由は薄い。
    下位の頃は防御力で大差を付けていた筈なのだが…。
マッカォXシリーズ
MHXXではG級版のXシリーズが登場。飛燕、KO術に加えて、重撃のSPが9ポイント付く。
発動スキル自体は増えたものの、重撃は無くてもどうにかなるスキルのため、全体的に水準は高くない。
G級最序盤で作れるが、頭にピュアクリスタルを要求されるため、すんなりと作れない場合もある。
G級乗り換え用の場合でも優秀な防具は他に多いので、スキルを活かせるか考えてから作りたい。
  • やはりはKO持ちかつ防御で並ぶ「ボーンXシリーズ」がたんこぶ。
    ドスファンゴやアオアシラでを取れば狩れば、後は採取か上位素材で事足りる手軽さ。
    スロット総数では並んだが、
    向こうの追加スキルの捕獲はマッカォXと違い発動済みなので手間が掛からない。
    完全物欲スキルなので狩猟やオンラインで使うのに重きを置く場合はこちらの方が選択肢になり得るか。

跳狗竜の革シリーズ

  • マッカォシリーズとは別に、腕と脚部位には「跳狗竜の革シリーズ」というものがある。
    マッカォシリーズの同部位よりさらに緑色の意匠が強いが、見た目はスリム。
    軽やかな付け心地で、御洒落に気を遣うハンターにオススメされ、
    ハンター以外からもビビッドな緑色の色彩は人気があるという。
    女性用の脚パーツはパンツ+ニーソとエロい。しかも下記の通りゲーム序盤から作れてしまう。
    • それぞれ「跳狗竜の革○○」という名前で、生産にはマッカォの皮を大量に用いる。
      跳狗竜の名を冠してはいるものの、下位版は生産でドスマッカォ素材を一切使わない
      強化もカテゴリ指定が「マッカォ素材」のため、ドスマッカォ素材を使わず強化できる。
      Sシリーズは生産で冠羽や赤皮を使う以外はドスマッカォ素材を使わず強化可能。
      マッカォシリーズで跳狗竜素材を使い跳狗竜の革シリーズでマッカォ素材を使う、何かややこしい状態*2
跳狗竜の革シリーズ
下位では2部位で減気攻撃のSPが7ポイント付き、脚に2スロットという性能。
耐性は雷に対して僅かに強く、他はオールゼロ。防御力はマッカォシリーズよりほんの少し低い。
残りの部位をマッカォシリーズで固めれば、飛燕の代わりにスタミナ奪取が発動する。
跳狗竜の革Sシリーズ
上位では2部位でスタミナ奪取が発動する。
スロットや耐性など他の性能は下位版から据え置き。
上位中盤からは獰猛化モンスターが多く登場するのでイマイチ活躍しにくいスキルだが、
もし混合装備でスタミナ奪取を組み込みたいときは候補となるだろう。
跳狗竜の革Xシリーズ
脚も減気攻撃のSPが6振られ、各々減気攻撃+6。合計12と過剰な数値になった。
また腕に2スロ与えられており、一つの防具とだけしてみればそこそこの物に見える。
これでスキルが減気攻撃でなければな……。
ただし一か所につきマッカォの上鱗が10枚、厚鱗が4つ中々苦行染みた要求数になっているため、
生産するならそれなりに本腰いれて素材集めをする必要があるだろう。
XXでは防具合成が使えるので、足回りを気にするハンターからならお声がかかるか。
まぁそれなら下位のでいいが。

マッカォネコシリーズ

  • オトモ武具のマッカォシリーズもMHXからしっかり登場。
    「マッカォ(S)ダガー」「マッカォ(S)ネコヘルム」「マッカォ(S)メイル」の3点からなる。
    マッカォシリーズを装備したハンターと合わせると見栄えが良い。
    • マッカォ(S)ダガーは、双剣のマクロピアサーの左手側をオトモサイズにしたような見た目。
      鞘にあしらわれた鮮やかな羽毛が相手の視線を引き付けるという。
      性能は近接特化型の切断系武器。下位版ではいち早く斬れ味ゲージ緑を得られるのが特徴。
    • マッカォ(S)ネコヘルムは、男性ハンターの頭装備をオトモに適用したような見た目。
      このヘルムを丁度良い角度で被るには高度なセンスが要求されるのだとか…
      • 何故か無印版とS版で耐性が異なる。無印版は火と龍に強く水と氷に弱いのだが、
        S版になると氷耐性がプラスになり、逆に雷耐性がマイナスになる。
    • マッカォ(S)メイルもどちらかと言えば男性ハンター向け防具の見た目に近い。
      やはりマントが特徴的だが、首元にあしらわれたベルもまた見逃せないポイント。
      こちらの属性耐性は無印もS版も共通で、火と龍に強く水と氷に弱い。
  • MHXXでは防具の着彩設定にも対応。
    帽子の裏地や襟や袖、バッグのカバーといった鮮やかな赤の部分がカラー変更に対応している。

余談

  • 女性用グリーヴはプリーツミニスカート状で可愛らしく、
    絶対領域や太ももが拝めるため、見た目装備として混ぜるのもアリ。
  • 体験版では、ライトボウガンを選択するとクゥイルバーストとマッカォ一式の男性ガンナーで出撃することになる。
    • また、それと全く同じ構成の男性ガンナーがMHXのオープニングムービーに登場している。
      ムービー中の活躍から、装備との相性が良いエリアルスタイルを選んでいるらしい。
      それにしても、ホロロシリーズで身を固めた大剣使い共々
      どうして灼熱の尻尾が自慢の斬竜を相手に
      わざわざ火耐性-10の装備で挑むのかと言うツッコミもあろうが、
      MHXにて新期追加された装備の御披露目の意味も含めての大人の事情チョイスであろう。
      まあ遭遇自体がアクシデントだった様子だし。

関連項目

モンスター/マッカォ
モンスター/ドスマッカォ
登場人物/四天王装備のパーティー
防具/ジャギィシリーズ - MHXにて「狗竜の革シリーズ」が新装された。


*1 飛燕珠の生産には「白兎獣の凍爪」と「奇猿狐の剛毛」が必要なため、それらの防具に回した方が得策だろう
*2 もっとも「跳狗竜」はマッカォにも使われる別名である