MHFに登場する、辿異種ティガレックス素材の辿異武器。
目次
概要
- 獰猛な轟竜を体現したかのような大剣であり、
そのデザインは辿異種ティガレックスの右腕(前脚)をモチーフとしている。
というより、右腕を翼膜ごとぶった切って細部だけ加工したと言っても過言ではない作りになっており、
リーチ極長という設定もあってそのインパクトは抜群。
- ちなみに持ち手は発達部位である「爪」の方にあり、前脚外側の先端部分が鋭利な刃物に加工されている。
リーチ極長大剣にしては珍しく、抜刀と同時に持ち手が伸びるギミックであり、
普通に構えている分には、爪がハンターに接触しないようにはなっている。
持ち手が伸びる関係上リーチ極長大剣の中では納刀時の全長は短め
(広場では地面にめり込んでしまうのはご愛嬌)だが、太さがあるためかなり重厚感がある。
- リーチ極長大剣はMHF-Z現在でも非常に強いニーズがあるが、
意外にも辿異武器としてのリーチ極長大剣はこの武器が初ではなく、
イベント武器だがレギーナ・ウノに続いて2番目。
通常生産可能なものとしては、この武器が初めてである。
辿異スキルは「耳栓強化」。
各段階の性能はレギーナと比べて若干低いが、これは武器本体に会心率があるが故の代価
(当時は辿異スキル「閃転強化」の影響を加味してなのか、会心率持ち武器の攻撃力は全体的に低めだった)
だと思われる。
性能
- デスルート・ゲイルはGR200から生産が可能で、
以後GRが200上がるごとに次の強化が可能なクエストに挑めるようになる。
デスルート・ゲイル
- GR200から生産可能な初期段階。
この時点でLv50のG級武器と同等以上の性能を有する。
その性能だが、ティガレックス武器ということで無属性であり、
攻撃力は2400、会心率10%、斬れ味レベル+1で20だけだが空色ゲージも出て、
紫ゲージも豊富に存在するというクセのない性能に仕上がっている。
- 同等以上と書いたのは、無属性のリーチ極長・空色ゲージ持ちG級大剣自体がないためである。
他の武器は属性があるため攻撃力が低いか、空色ゲージがないため攻撃力が高いかのどちらかであり、
後者についても空色ゲージとの補正差を考えればこちらが上である。
- 単純に一発の威力を追求するなら、レギーナ・ウノと始種武器の浮峰大剣【主峰】、
そして天廊武器の極長タイプ2種類だけがライバルと言える
(例外としてG級進化武器があるが、作成難度面から割愛する)。
レギーナ・ウノについては会心率10%か武器倍率+10かという差であり誤差レベルであり、
浮峰大剣【主峰】は初期の始種武器なのでシジル次第ではどうにか拮抗可能、
天廊武器2種は性能差がやや大きいが、極端すぎるほどではないものとなっている。
こちらはシジルと装飾品を搭載可能という天廊武器にはない利点があるので、
それで差別化する事もできるだろう。
- 生産に必要な素材は、「轟竜の硬鱗」5個と「轟竜の硬皮」が3個、
「轟竜の虐尾」が1個。
GR200でも十分集められる素材である。
特にGR200の辿異種ティガレックスは攻撃力がかなり抑えられており、攻撃後の隙も全体的に大きいため、
止血玉を必ず持ち込み、フル強化のGX防具などで防御力を高めて挑めば決して難しい相手ではない。
ちなみに生産費用は250000Gzである。
デスルート・クリィク、デスルート・ベルム
- それぞれGR400、GR600から強化可能な第2・第3段階。
会心率は10%から変わらず、上昇するのは攻撃力のみとなる。
デスルート・クリィクが攻撃力2472、ベルムが2544である。
- デスルート・ベルムまで強化すると、攻撃力が浮峰大剣【主峰】を上回るようになる。
始種防具1部位の補正を受けると流石に若干劣るが、シジルで容易に挽回できるだろう。
天廊武器についても、一般的なカスタムであるコスト150を攻撃力に回した場合の、
攻撃力2544~2590に限りなく近づくため、こちらもシジルで容易に挽回可能。
基本的に通常労力で作成できるリーチ極長大剣としては最高クラスになったと言える。
- ただし、レギーナ・ウノの同段階強化であるレギーナ・トレスは攻撃力が2640と大きく上がっており、
武器本体の会心率に応じて攻撃力が上がる辿異スキル「閃転強化+1」を持ってしても、
この差は埋めることはできない。
閃転強化+2なら逆転するが、たった10%の会心率で閃転強化を使用するのは、
まだ火力スキルや辿異スキルと辿異防具の数が少なかった実装当時ならまだともかく、
2017年後期以降ならかなりもったいない。
まあそこまでしなくても、上述したとおり十分強力なものにはなっているが。
- デスルート・クリィクへと強化する際に必要な素材は、
「轟竜の飢牙」が3個、「轟竜の砕顎」が2個、「轟竜の極上爪」が1個に、強化費が750000Gz。
デスルート・ベルムへは、「轟竜の狂血」が5個、「轟竜の暴虐尾」が1個、
「轟竜の極剛爪」が2個、強化費が1500000Gz。
辿異種ティガレックスは発達部位破壊が他の辿異種に比べやりやすくはなっているが、
GR400からは大剣の納刀位置取りだけでは、避けられなかったり攻撃後に効果的に反撃できない状況が増える。
ここは「極ノ型」を習得して、ジャストガードからの反撃や、
無敵時間のあるダッシュ斬りを駆使した効果的な攻撃を行っていきたいところである。
デスサイン・ポレモ
- GR800から強化可能となる最終段階。
「デスルート」から「デスサイン」と銘が変わり、攻撃力が2640と上昇するだけでなく、
会心率が20%へと強化され、
斬れ味もこれまでの段階で斬れ味レベル+1を発動させた状態のものがデフォルトとなり、
ここに斬れ味レベル+1を加えると空色ゲージが更に延長される。
輝烈剣を多用しても問題なく運用できるようになるだろう。
- この武器の最大のポイントは、大きく強化された会心率にある。
何故なら、デスサイン・ポレモの攻撃力は上で挙げたGR600段階のレギーナ・トレスと全く同じであり、
次段階のレギーナ・レギーナは攻撃力2736であることから、
否応なしに会心率を活かさないと差別化ができないのである。
MHFでは防具だけで会心率を100%にする(できる)構成がMHF-G時代の主流であり、
その当時の装備構成をそのまま使っても、この武器の真価は引き出せないだろう。
- そのような点もあり、この武器は閃転スキルとの相性が極めて良いものになっている。
まず閃転スキルは会心率+30%という効果を持っているため、
デスサイン・ポレモ自体の会心率と合わせると50%、見切り+5スキルと同等の補正が得られる。
この見切り+5スキルが上述した「防具だけで会心率を100%にする」構成の当時の必須条件であり、
今となってはかなり発動負荷が重くなった見切り+5と同等の効果を遥かに軽い負荷で得られるのは大きいだろう。
そして閃転は会心率100%を超えるとその分が攻撃力に転換されるため、
仮に見切りを発動できる装備であっても会心率オーバーが全く無駄にならない。- 更に辿異スキル「閃転強化」と閃転を組み合わせると、レギーナ・レギーナを上回ることが可能になる。
会心率が20%へと強化された事で、閃転強化+1だけでも攻撃力が2747相当になり、
閃転強化+2まで発動できれば、攻撃力は2832相当と、G級進化武器を除けばNo.1になる。
ただし、閃転強化により増加する武器倍率は、+1あたり+22と
他のスキルや辿異スキルと比べるとあまり強力ではないため注意。
- 更に辿異スキル「閃転強化」と閃転を組み合わせると、レギーナ・レギーナを上回ることが可能になる。
- 総じて、そのまま使っても十分強力(レギーナ・レギーナはこちらに比べて強化難度が高い)な大剣だが、
一工夫することで更に高い性能を発揮できるようになっている、と言える。
- 強化素材は「轟竜の狂鳴袋」が3個に、「轟竜の琥珀玉」2個と「轟竜の極絶爪」が3個、
そして強化費用として2500000Gzとなっている。
強力なコンボ攻撃を身につけた最高難度の辿異種ティガレックスを征し、
強化に漕ぎつけたいところである。