No231 ランドルフ/元ネタ解説

Last-modified: 2023-06-13 (火) 13:25:49
所属United States Navy
艦種・艦型エセックス級航空母艦
正式名称USS Randolph (CV/CVA/CVS-15)
名前の由来Peyton Randolph アメリカ大陸会議初代議長
起工日1943.5.10
進水日1944.6.28
就役日(竣工日)1944.10.9(1953.7.1再就役)
除籍日(除籍後)1948.2.25(1969.2.13再退役、1973.6.1売却・解体)
全長(身長)270.6m
基準排水量(体重)27100英t(27534t)
出力Babcock&Wilcox式重油専焼缶8基Westinghouse式蒸気タービン4基4軸 150000shp(152080PS)
最高速度33.0kt(61.11km/h)
航続距離15.0kt(27.78km/h)/20000海里(37040km)
乗員3448名
装備5inch38口径Mk12連装両用砲4基8門
5inch38口径Mk12単装両用砲4基4門
ボフォース40mm機関砲x32(8x4)
エリコン20mm機関砲x46
艦載機x90~100
装甲舷側:4inch 格納庫甲板:2.5inch 防御甲板:1.5inch 艦橋:1.5inch
建造所Newport News Shipbuilding, Newport News, Virginia
(ニューポート・ニューズ造船所 アメリカ合衆国ヴァージニア州ニューポート・ニューズ市)
  • ランドルフは米海軍が建造したエセックス級航空母艦の1隻。同艦は設計改修型(タイコンデロガ級とも)に該当する。
  • 1943年から44年にかけて建造、訓練などを済ませてすでに大勢決しつつある太平洋戦線に展開したのは1945年になってからであった。
    前線展開後は日本本土や小笠原諸島を繰り返し空襲するも、3月に神風特攻機による反撃を喰らい、傷を癒すべく一時は本土への回航も検討された。
    だが工作艦ジェイソンの懸命なる海上修理によって1か月間の応急修理で事なきを得、同年4月からの沖縄戦から戦線復帰を果たした。
    以降8月の日本無条件降伏まで日本近海を遊弋し商船から軍艦、飛行場に至るまでを狙いに定めて空襲した。
  • 戦後は復員作戦(マジックカーペット作戦)に従事、数年後に一時予備役状態に置かれる。
    その後1950年代に入りエセックス級航空母艦の次世代適応改装(SCB-27A計画)の対象となり、攻撃空母として1953年に再就役。
    主として大西洋に展開したランドルフは、1950年代後半の中東動乱にあたっては地中海にも展開、米国国民保護を目的に警戒配備に就いた。
  • 1959年には脅威度の高まる東側諸国の潜水艦に対抗するべく対潜空母として艦種変更、1962年のキューバ危機に対応してカリブ海を遊弋した。
  • 1960年代末、国防総省による支出削減計画の一環としてランドルフほか49隻が一斉にモスボール処理され、1973年に除籍の上スクラップとして売却となる。