砂場２

セリフ(日本語版)

セリフ(中国版)

入手方法

性能や運用について

• ベアトリーチェ・フィッシュケーキなどと同様に艦の耐久を変化させる装備として、2017年3月の戦利品イベントに併せて実装された。
• 本装備が他の耐久操作系装備と異なるのは耐久を+2することである。これにより、耐久が4n+2の艦を4n艦として運用できるようになる。
  • 装備すべき候補として真っ先に挙げられるのは綾波改であろう。
    • 「決戦の最後の一撃を与える」役割を期待してここ一番で起用されることも多い綾波だが、30という耐久がネックであり打たれ弱い点は否めない。特に決戦海域ともなれば道中の敵編成も強力なので道中での一発大破も頻発するが、この装備を利用することで4n艦としての運用が可能になる。これにより道中での生存性の向上、ひいては決戦兵器としての役割をこなせる可能性が向上する。
  • もちろん綾波以外にも耐久が4n+2の艦（たとえば夕張改）に装備させても良い。状況に合わせ活用しよう。
• また運の向上値も大きい。海域によっては編成内の運合計が分岐条件として扱われるので、心許ない場合は底上げに利用できる。
  • 当然だが装備させる相手には注意すること。4n艦には装備させるべきではない。
• 日本語版では名称とイラストを変更し、軍用レーションとして実装された（効果は同一）。

元ネタ解説

• 合味道（以下カップヌードルと表記）は昭和46年9月18日に日清食品から発売され、40年以上経った今なお根強い人気のあるカップ麺である。
  • 日清食品は1984年香港に「日清食品有限公司（香港日清）」、1994年に広東省順徳市に「廣東順徳日清食品有限公司 (広東日清)」、1995年に上海市に「上海日清食品有限公司 (上海日清)」を設立している。
  • カップヌードルは1973年にアメリカにて「CUP O'NOODLES」という名称で輸出され、その後世界各地へ徐々に販売地域を増やしていった。香港では「合味道」という名称で香港日清工場が落成した1985年以降に発売が開始されたものと思われる。*14
• 詳細については長くなるので折り畳むが、興味があるのであれば下の解説やカップヌードルヒストリーを一読すると良いだろう。
  安藤百福と日清食品の歴史(カップヌードル発売まで)

  • 1910年3月5日、後の日清食品創業者となる吳百福（安藤百福）が台湾の嘉義庁（かぎちょう）に生まれる。
  • 1932年　22歳の時に繊維商社「東洋莫大小（とうようメリヤス）」を設立。
    • メリヤスとは平編みで編んだ編地や布地、それを用いた製品の事を指す。17世紀後半にスペインやポルトガルから靴下などの編地として齎され、スペイン語のメディアス（medias）やポルトガル語のメイアシュ（meias）*15から転訛し、編み物全般を指すようになったと云われる。
  • 1933年　大阪市の船場近くに日東商会を設立。この頃から日本で仕入れた製品を台湾へ輸出する貿易業務を始め、また機械関連の事業を展開する。しかし1945年3月13日以降に起きた大阪大空襲にて事務所や工業を全て焼失した。戦争終了後、百貨店経営を手始めに事業を再開した。
  • 1946年　大阪府泉大津市にて旧大阪陸軍造兵廠大津大砲試験場跡地の払い下げを受け製塩事業を開始。しかし歳入不足に陥っていたGHQの目に留まり「脱税容疑」で逮捕され巣鴨プリズンに2年間収監される。吳は戦後の国籍選択にて中華民国の国籍を選択していた為、財産税の徴収を免れていた。*16しかしこの行為が原因でGHQに目を付けられていた。吳は弁護団を組織し税務当局相手に処分の取り消しを求めた。最終的に「提訴を取り下げたら釈放する」という和解案を勝ち取り、無罪釈放となった。
  • 1948年　泉大津市汐見町に中交総社を設立する。
  • 1949年　サンシー殖産に商号変更。本社も泉大津市から大阪市北区に移転。
  • 1958年8月25日　世界初のインスタントラーメンとなる「チキンラーメン」を発売。このチキンラーメンは吳が終戦直後の梅田闇市にてラーメン屋台に並ぶ行列を見て「もっと手軽にラーメンを」と考え開発された。
  • 1958年12月　日清食品に商号変更。本社を大阪市北区から中央区に移転。
  • 1961年　1958年に発売したチキンラーメンの好評ぶりを見て、追随する業者が多く粗悪品や模造品の懸念から、兼ねてよりチキンラーメンの商標及び特許の申請していたが、この年に商標登録が確定し、また翌年の1962年には即席ラーメンの製造法である「味付け乾麺の製法」と「即席ラーメンの製造法」が登録された。この時、即席ラーメンは日清食品の一社独占状態どなった。
  • 1963年　日清焼そばを発売。この商品も50年以上今なお販売が続けられている人気商品である。
  • 1964年　品質劣化したチキンラーメンの類似品が出回り、食中毒事件が発生した。この事件発生後、チキンラーメンは製造年月日記入に踏み切った。この判断は当時関西主婦連合会・会長だった比嘉正子の強い勧めがあり、その結果の決断だった。またこの年に一社独占をやめ、日本ラーメン工業協会を設立し、メーカー各社に使用許諾を与えて製法特許権を公開・譲渡した。*17
  • 1966年　吳が日本国籍を取得、またこの年に初めて欧米市場視察を行い、この時に容器入りインスタントラーメンの開発をする重要なヒントを得る。欧米市場のバイヤーにチキンラーメンの試食を頼んだ際、食べ方を悩んだ末に紙コップにチキンラーメンを割って入れお湯を注ぎ、フォークで食べ出した光景を見た為である。
  • 1968年　出前一丁を発売。
  • 1970年　米国カリフォルニア州ガーデナ市に現地法人ニッシンフーズ (U.S.A.) Co.,Inc.を設立。
  • 1971年9月18日　世界初のカップ麺「カップヌードル」を国内で販売。全く新しいスタイルの商品であった為、市場調査も兼ねて特殊なルートへの試験販売を行った。この特殊なルートと言うのは野球場、遊園地、警察署、消防署と言った夜勤の多い職場への売り込みだった。結果、最初の大口顧客となったのは自衛隊だったとされる。
  • 同年11月21日　アメリカでコーラ片手に立ったままフライドチキンやハンバーガーを食べる人の姿を目撃し、ファストフードの時代の到来を確信した安藤は、東京都中央区議座の歩行者天国で初めて試食販売を実施した。この試食販売は回を重ねる毎に人気を呼び、多い日には1日2万食売れたと言う。
  • 1972年　同年2月19日に起きた連合赤軍によるあさま山荘事件によって、カップヌードルの認知度は飛躍的に高まった。機動隊員達がカップヌードルを食べる場面がテレビを通じて日本全国に生放送され、視聴していた各地域の人々から販売希望が多数寄せられ、全国発売へと至った。また日清食品がスポンサーを務める「ヤング・おーおー！」という番組でも大々的に宣伝される事となった。余談だが、発売開始時の1971年は売上が2億円だったのに対して、事件後の1972年は前年比33.5倍となる67億円を売上として計上した。
  • こうして人気となったカップヌードルは1973年、アメリカでの発売を皮切りに全世界80カ国以上に普及したのであった。
• この装備はスティックカラムーチョとは異なり、日清食品との正式なコラボレーションにより実装された装備である。戦艦少女のラベルが施されたカップヌードルも発売予定で、それに伴う人気投票も実施されている。*18
  • イラストとして描かれているカップヌードルは中国で売られているシーフード味のものである。
    • 現在日本では「世界のカップヌードル総選挙」にて1位に選ばれた「香辣海鮮味（スパイシーシーフード味）が販売されているが、この商品とは違う味である。
• 「合味道」で「ハップメィドゥ」と発音する。カップヌードルに音が近い当て字。

入手方法

性能や運用について

• ベアトリーチェ・フィッシュケーキなどと同様に艦の耐久を変化させる装備として、2018年5月の戦利品イベントに併せて実装された。
• ちなみにこのときの戦利品イベントは海域で獲得する戦利品のグラフィックも軍用レーションのものに変更されていた。
• 本装備が他の耐久操作系装備と異なるのは耐久を+2することである。これにより、耐久が4n+2の艦を4n艦として運用できるようになる。
  • 装備すべき候補として真っ先に挙げられるのは綾波改であろう。
    • 「決戦の最後の一撃を与える」役割を期待してここ一番で起用されることも多い綾波だが、30という耐久がネックであり打たれ弱い点は否めない。特に決戦海域ともなれば道中の敵編成も強力なので道中での一発大破も頻発するが、この装備を利用することで4n艦としての運用が可能になる。これにより道中での生存性の向上、ひいては決戦兵器としての役割をこなせる可能性が向上する。
  • もちろん綾波以外にも耐久が4n+2の艦（たとえば夕張改）に装備させても良い。状況に合わせ活用しよう。
• また運の向上値も大きい。海域によっては編成内の運合計が分岐条件として扱われるので、心許ない場合は底上げに利用できる。
  • 当然だが装備させる相手には注意すること。4n艦には装備させるべきではない。
• 中国語版では同様の装備が合味道として実装されている。
• なお、入手方法の注釈にもあるように交換期限が設定されている。交換しようと思ったら期限切れだった、とならないようご注意を。

元ネタ解説

• 身も蓋もない言い方をすると「中国語版の合味道をそのまま日本語版に実装するのは難しい、しかし装備品としての効果は有用なのでなんとかして日本語版にも実装したい」という結果がこの軍用レーションなのだと思われる。コラボアイテムだから無理と切り捨てず頭をひねってくれた運営には敬意を表したい。
• 余談だが遠征行為においては食料等、補給の確保が重要で、特に軍事行動の場合遠征規模が非常に大きくなるため補給物資の確保と維持は古来より悩みの種であった。
  • 現在のレーションに連なる保存食のパッケージングはナポレオンの時代、1810年にイギリスで「金属製密閉容器に食料を封入する方法」（いわゆる缶詰の原型）が考案されたことが大きな転機となり、本装備のイラストも缶詰を模したものになっている。
    • さらに余談を重ねると現在の各国レーションは製造法、保存方式の進展に伴い缶詰の他レトルトパウチやフリーズドライなど多様な方法で糧食の携帯性や保存性、食味を確保している。

改造案

防空ミサイル駆逐艦