No442 リヨン/元ネタ解説

Last-modified: 2020-08-16 (日) 15:08:01
所属Marine nationale
艦種・艦型リヨン級戦艦
正式名称Lyon
名前の由来Lyon フランス共和国南東部の都市
起工日未起工(第一次大戦勃発に伴い建造中止)
進水日未進水(同上)
就役日(竣工日)未就役(同上)
全長(身長)194.5m
基準排水量(体重)29133英t(29600t)
出力重油・石炭混焼水管缶21基高速型直結タービン2基/三段膨張型レシプロ機関2基4軸 39541PS(39000shp)
最高速度21.0kt(38.89km/h)
乗員1200名
装備34cm45口径M1912四連装砲4基16門
13.9cm55口径M1910単装速射砲24基24門
オチキス4.7cm43口径単装砲6基6門
45cm水中魚雷発射管単装6門
装甲水線部:300mm 甲板:42(もしくは70)mm 砲塔:300mm
建造所(予定)Ateliers et Chantiers de Penhoët à Saint Nazaire,Saint Nazaire
(ペンウト社サン=ナゼール造船所 フランス共和国ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏ロワール=アトランティック県サン=ナゼール郡サン=ナゼール)
  • フランス海軍のノルマンディー級戦艦(5番艦:ベアルン)の次級に当たるのがリヨン級である。
    ノルマンディー級とは違って本級は戦後に建造が再開されることはなかった。(ノルマンディー級自体も軍縮のあおりでベアルンを除き解体)
  • 前級との相違点として、搭載主砲が一つ増設されたほか、搭載機関が増強され23ノットの中速を発揮するというものだった。
    • ノルマンディー級からアルザス級まで搭載される予定だったフランス戦艦の特徴ともいえる「四連装砲」だが、同口径・同門数の連装砲と比較して重量を抑えられるというメリットがあった。
      また、連装砲を背負配置にして全長を短縮する方法も、重心が高くなることで横揺れが増すうえ、装甲区画が広くなるなどで当時のフランスでは忌避されたため、フランス戦艦において多用された。
  • もし本級が就役していたなら、四連装砲4基16門という戦艦史上最多門数を誇ることになっていただろう。(実在艦ではエジンコートの連装砲7基14門)
  • リヨン(Lyon)のほか、リール(Lille)、デュケーヌ(Duquesne)、トゥールヴィル(Tourville)が計画された。