人間無骨

214番
	人間無骨(にんげんむこつ)		槍	兼定
	ステータス(MAX*1）
	生存	58(64)	打撃	51(66)
	統率	39(45)	機動	32(42)
	衝力	46(57)	偵察	14(23)
	隠蔽	25	必殺	35
	範囲	貫	兵装備	スロット2
	装備可能刀装
	軽歩/重歩/槍
ランクアップチャート
人間無骨 → 人間無骨 特(Lv25)
刀帳説明
人間無骨。鬼武蔵こと森長可の相棒であル十文字槍。此レにかかれば人間の骨など無きが如し
公式Twitterの紹介
「之定」の異名を持つ、二代目兼定作の槍。持ち主だった森長可は武蔵守を名乗り、鬼のように強かったことから鬼武蔵と呼ばれる。 長可の影響か文字を書くことも好むが、そこには之定の影響が立ちはだかり……？ （公式ツイッター本丸通信:1,2）

※ステータスは刀帳に表示されている初期値のもの　カッコ内の数値は錬結・内番で強化できる限界値（乱舞5まで・乱舞6以上のプラス分は含まない）

ゲームにおいて

現在の入手方法

• 引換所
  • 引換シール(保存会) 12枚報酬
    
    

過去の入手方法

他の刀剣男士との会話

• 3-4「織豊の記憶：安土」に不動行光と一緒に出陣すると、回想其の124が発生する。
• 歌仙兼定と一緒に出陣すると、回想其の121が発生する。
• 和泉守兼定と一緒に出陣すると、回想其の122が発生する。
• 岩融と一緒に出陣すると、回想其の123が発生する。
• 孫六兼元と一緒に出陣すると、回想其の136が発生する。
• 内番「手合せ」を不動行光（同 極）との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(A)～(B)を聞くことができる。
  • 開始時は同一。終了時が異なる。
• 内番「手合せ」を刀派：兼定（歌仙兼定（同 極）、和泉守兼定（同 極））との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(C)～(D)を聞くことができる。
  
  

その他

• 2022年12月13日から開催された126回目のイベント「連隊戦」でイベント報酬として実装された。
• 人間無骨実装記念PV（公式youtubeより）
• 2023年8月22日「軽装」第二十七弾・5振り同時実装（公式Twitter）
• 2022年8月22日のメンテナンスで錬結の値が変更。（打撃+2・統率+2→打撃+1・統率+2・衝力+2）

小ネタ

モチーフとなった刀剣について

• 人間無骨
  • 室町時代末期に美濃国関の刀工・二代目和泉守兼定(通称・之定)によってつくられた十文字槍で、鬼武蔵こと森長可が所有していた。
    長可は初陣でこの槍を振るい、27にも及ぶ敵を討ち取った。
• 元幅は3.6センチ、切っ先は両刃の十文字型。塩首(槍の穂先の柄に接した部分)の表には「人間」、裏には「無骨」と彫られていた。
  • 十文字槍にまつわる刀剣男士に、大千鳥十文字槍がいる。
• 之定の打った刀は斬れ味が大変素晴らしいことから、武田信玄(鳴神兼定)や藤堂高虎(是非共是成)など、多くの武将に愛用された。歌仙兼定は、細川忠興の愛刀で知られる。
• 名前の由来は諸説あるが、「人間の骨などないに等しい」ほどの鋭い突き味を持つことの比喩とされる。
• 兵庫県赤穂市の赤穂大石神社には、長可や彼の父・森可成の甲冑などとともに人間無骨の写しが所蔵されている。
  • 赤穂神社は『忠臣蔵』などでお馴染みの赤穂浪士たちを祀る神社として有名だが、赤穂事件の後に赤穂藩主となった森家の遠祖である七人の武将(長可や蘭丸も含まれる)も合祀されている。
• 持ち主の森長可が仕えていた織田信長は、同じ「人間無骨」の名がついた備前長船清光作の刀を所有していた。
  • あるとき刀の斬れ味を試そうとした信長が、家臣の刀で罪人を斬ったところ、その人間の骨がないほどに良く斬れたことから、「人間無骨」と名付けて刀を召し上げ、差料とした。
    
    

元の主について

• 森長可(1558~1584)
  • 「鬼武蔵」の異名を持つ猛将で、父・森可成や兄・森可隆、弟・森蘭丸(成利)などとともに織田信長に仕えた。
  • 1570(元亀元)年に父と兄が戦死。13歳で家督を継ぎ、信長に仕え、多くの合戦で武功を挙げる。
    反面、多くの命令違反や規律違反を犯し、主君の信長に注意されることも度々あったが、蟄居などの重い処分は下されなかった。
    優れた武勇を誇る一方、書や茶道に秀でた教養人でもあり、茶湯の天下三宗匠の一人である津田宗及の茶会に招かれたり、東山御物の茶器を入手するために秀吉から借金をしたという逸話が残っている。
• 1577(天正5)年には蘭丸などの弟たちが小姓として召し抱えられ、長可は内政に参加するようになる。
  領地(現在の岐阜県可児市兼山)の発展のために木曽川を活かした商業を重視し、港の整備や城下町の区画整理、海魚や塩の専売制などを実施した。
  この専売制は地元商人に専売特許を与える見返りに税を納めさせる制度で、森家が美濃を去った後も商人たちの求めで認められ、幕末まで続いた。
• 1582(天正10)年、本能寺の変が起き、信長と蘭丸たち3人の弟が討死。
• 1584(天正12)年、小牧・長久手の戦いで戦死。
  このとき長可は白装束を纏って出陣し、戦の後に森家の小姓が、長可の首を彼が羽織っていた白装束で包んで回収した。
  
  

来歴

• 森長可の愛槍で、彼の死後も森家が所有した。
• 江戸時代に森家は美作国津山藩(現在の岡山県津山市)に封された。参勤交代の際、森家は人間無骨を先頭に掲げた。
• 1940(昭和15)年、遊就館で行われた名刀展覧会に出品される。
• 近年、岐阜県博物館で行われた特別展示会で写しが展示された。
  • 2018(平成30)年　特別企画展『兼定　刀都・関の名工』
  • 2020(令和2)年　特別展示展『光秀が駆け抜けた戦国の岐阜』
    
    

キャラクターデザイン

• 「文字を書くことも好む」という設定は、持ち主の森長可が書や茶道に秀でた教養人でもあったことが由来と思われる。
  長可は能筆で、戦場でも常に矢立と紙を携帯しており、報告事はそれらを取って自ら執筆したという。
• 馬当番で言及している「百段」は、森長可の愛馬の名前。
  長可が戦死した小牧・長久手の戦いでは傷を負いながらも生還し、1614（慶長19）・1615(慶長20)年に起きた大坂の陣では長可の弟・森忠政とともに出陣したという逸話が残る。
  森家の記録書『森家先代実録』にもその名があり、1582(天正10)年の甲州討伐で武田信廉が長可の部下に殺害された際、信廉の警戒を解くために長可の部下が「名馬の百段を見せる」と偽って外に連れ出し殺害したという。
• 実装記念イラスト(公式Twitterより)
• 新たな装い（第二十七弾）（公式Twitterより）
  
  

コメントを書いてみたが……これは上手くいかない……

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