フラベベ

Last-modified: 2023-07-13 (木) 15:46:15

Tag: フラベベ フェアリー きょうせい 低レベル がむしゃら

目次

基本データ

ポケモンタイプ能力特性
タイプ1タイプ2HP攻撃防御特攻特防素早特性1特性2隠れ特性
フラベベフェアリー443839617942フラワーベールきょうせい

ポケモン徹底攻略

概要

第六世代時点ではこの一族しか持たない特性である『きょうせい』を持つ。
フラージェスではなくフラベベを採用するということは基本的にトリックルームパーティで味方へなんらかの行動をしたい場合、もしくは味方の行動で退場してもらいたい状況に限られるだろう。
そのためフラベベを採用する場合は最も遅くて最も脆いレベル1運用に限られる…と思うかもしれないが実際はそうでもない。
トリプルバトルは「フェイント」や「ふいうち」、「ブレイブバード」などの先制技が乱れ飛んでいる。
他の低レベル採用ポケモンであれば「きあいのタスキ」を持つのでそこまで問題にはならないのだが、フラベベに限っては「きょうせい」という特性を生かす関係上、「きあいのタスキ」以外のアイテムを持つことがほとんどになる。
せっかく「トリックルーム」をしたのにフラベベが行動する前にカポエラーの「フェイント」で即退場してしまった…ということにならないよう、「必要最低限の耐久」と「必要最低限の素早さ」を考えてレベルを調整する必要がある。
また、レベルを下げるにしても「レベルが高いフラベベ」「レベルが中くらいのフラエッテ」「レベルが低いフラージェス」の中で最も能力に優れるポケモンを考える必要があるため、採用する難易度は想像よりもかなり高いポケモンである。

採用理由や固有の能力

  • 特性『きょうせい』によって味方に道具を渡すことが出来る
  • 「きょうせい」持ちの中で最も遅く最も脆いため、きょうせい要員の早期退場が必要となる構築やトリックルーム下でのS関係などの理由で採用される
  • 上記理由が採用理由となるため基本的にレベルが低い傾向にあるが、その場合『がむしゃら』を使うことで相手に大ダメージを与えることが可能
  • 『おさきにどうぞ』や『てだすけ』など味方のエースポケモンをサポートする技が多い

似た役割を持つポケモン

採用する上で有効そうな技は以下の通り。
自分が採用する構築に合わせてカスタマイズすることをおすすめする。

技名説明
がむしゃらフラベベの事実上最大打点。相手を一気に削る手段として優秀。
はなふぶき味方の「じゃくてんほけん」発動と相手の「きあいのタスキ」潰しが同時に出来るフラベベ唯一の範囲技。
めざめるパワー味方の「じゃくてんほけん」を起動して、道具を渡したい時に。タイプによっては「つるのムチ」などで代用可。
にほんばれバクーダ等と組んで、「ふんか」や「ねっぷう」で相手を削るなら。
あまごいオクタン等と組んで、「しおふき」などで相手を削るなら。
てだすけ汎用的な火力向上手段。「フェイント」より先に出せるのでレベル1で使う場合は欲しいが…。
おさきにどうぞ素早さが低いことを活かして、味方の行動順を書き換えたい時に。
マジックコートドーブル専用兵器。「ねこだまし」などで簡単に倒れてしまう点は要注意。

もちもの

味方に渡したい物を持たせる。

調整

  • Lv1(がむしゃら最大火力)
    性格:のんき等(素早さが下がる性格であればなんでも)
    能力HP攻撃防御特攻特防素早
    努力値なし
    個体値11以下----15以下
    実数値11----4
     
  • Lv20(ハリテヤマのフェイント耐え)
    性格:のんき
    能力HP攻撃防御特攻特防素早
    努力値252-252-4-
    個体値310310310
    実数値662042294318
    • HB:A補正ハリテヤマのフェイント確定耐え
    • S:S20族より遅い素早さ
       
  • Lv32(メガクチートのふいうち耐え)
    性格:のんき
    能力HP攻撃防御特攻特防素早
    努力値252-252-4-
    個体値310310310
    実数値1002966446527
  • Lv35(最遅30族抜き最大耐久)
    性格:のんき
    能力HP攻撃防御特攻特防素早
    努力値252-252-4-
    個体値310310310
    実数値1083171477130
    • S:トリックルーム下で最遅30族抜き

型考察

低レベルきょうせい型

持ち物:しんかいのキバ
特 性:きょうせい
性格:のんき
技構成:はなふぶき / つるのムチ / まもる / グラスフィールド
レベル:32

能力HP攻撃防御特攻特防素早
努力値252-252-4-
個体値310310310
実数値1002966446527

A:メガクチートのふいうち耐え
S:トリックルーム下でくろいてっきゅうバンギラス抜き

使用感

味方パールルを攻撃し、じゃくてんほけんを発動させてしんかいのキバを渡すギミックの場合の構成。
逆に言えば、火力2倍の専用持ちアイテム持ちのポケモンに弱点保険も持たせたい場合くらいでしかわざわざフラベベを採用する理由は生まれない。

フラベベが味方の弱点保険を起動するギミックの場合は相手の「ふいうち」を警戒する必要があるが、レベル32まで上げることでメガクチートの「ふいうち」まで耐えられる。
当然カポエラーハリテヤマの「フェイント」も耐えられるのでギミックの発動を優先する場合おすすめのレベル。
ただし「がむしゃら」の威力はあまり出ないので、ギミックに全てを懸ける必要がある。
最もフラベベを採用している時点でギミックに全てを懸けるしかないのだが…。

同じ構築に入れたいポケモン

  • ブルンゲル:
    基本的にはフラベベの採用=低レベルによる採用となるため、「トリックルーム」を使うことの出来るポケモンは必須。
    中でも「がむしゃら」で削った相手のポケモンを範囲技のしおふきで処理出来るブルンゲルは相性抜群だ。
  • 範囲技持ち:
    「じゃくてんほけん」を発動させたところにきょうせいで火力強化アイテムを持たせることが可能。
    範囲技持ちのポケモンであれば相手を一掃することも可能なのでぜひ範囲技持ちで行いたいギミックだ。

不利なポケモン・戦法等

  • ギルガルド:
    フラベベを使って何をするのかによるのだが、フラベベからの攻撃は基本的に「がむしゃら」のみとなる為、ゴーストタイプ全般が苦手となる。
    特にギルガルドは採用率が圧倒的な上に「ワイドガード」で味方のギミック成功後の範囲技を防いでくるので天敵と言ってもいいだろう。
    フラベベが完全に置物になってしまうため、味方のポケモンで“フラベベを”適宜処理できるようにしておきたい。
  • ファイアロー:
    フラベベがどこにいた場合でも、優先度+1のブレイブバードで狩られてしまう。
    フラエッテやフラージェスであれば耐えることが出来るが、フラベベを採用しなくてはならない状況であれば間違いなくフラベベは耐久が低い状況であるはずなので
    基本的にはなすすべがない。
    「てだすけ」だけして退場しよう。

構築サンプル集

その他情報

隠れ特性の入手経路

フラベベの隠れ特性はXYのフレンドサファリでのみ入手可能。
ORASでは入手経路がない。

花の色について

赤、橙、黄、白、青が存在する。
ただし、隠れ特性は赤、青、黄の3色のみ(フレンドサファリにこの3色しか出ない)。
白、橙を使用するときょうせいでないことがバレてしまうので注意。

タマゴわざについて

「ほごしょく」はマッギョ・クズモー→マリルなどから遺伝可能。
「まねっこ」はピッピプリン・エネコ・プラスル・マイナンなどから。
「ゆうわく」はエネコなど。

関連ページ

参考リンク

コメント

  • フラべべは襷を持てない低レベルポケモンですのである程度のフェイント耐え調整がメジャーではないでしょうか -- 2021-08-26 (木) 14:00:29