モンテリファミリーの次女。優れた審美眼を持つ投資家。上品な振る舞いをするが、ルールに縛られることはない。
ファミリーのより良い未来のため、公にできない「トラブル」を次々と解決する裏の顔を持つ。
殺戮の技に芸術美を取り入れた彼女は、眩い結晶を駆使しながら死に敬意を捧げる。
咲き誇り、そして散りゆく……華麗な舞いは絶妙なバランスを保つ。終幕後、すべては再び静寂へと帰す。
あなたとの出会いは運命によって定められている......ならば、わたくしはそれよりも先に、あなたにオファーを提示しましょう。断ることなどできない最高のオファーを。
戦闘スタイル
ステータス
| Lv | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | - | 996 | - | 37 | - | 98 |
| 20 | 2590 | 3254 | 96 | 123 | 251 | 314 |
| 40 | 4933 | 5597 | 186 | 214 | 476 | 539 |
| 50 | 6436 | 7100 | 245 | 273 | 620 | 684 |
| 60 | 7940 | 8603 | 304 | 331 | 764 | 828 |
| 70 | 9443 | 10107 | 363 | 381 | 909 | 972 |
| 80 | 10946 | 11610 | 412 | 431 | 1053 | 1117 |
| 90 | 12450 | - | 462 | - | 1197 | - |
| 最大共鳴エネルギー | 共鳴効率 |
|---|---|
| 125 | 100% |
| クリティカル率 | クリティカルダメージ |
| 5%(13%) | 150% |
| ステータスボーナス | 2段目 | 3段目 |
|---|---|---|
| 基本攻撃 | +クリティカル率1.2% | +クリティカル率2.8% |
| 共鳴スキル | +攻撃力1.8% | +攻撃力4.2% |
| 共鳴解放 | +攻撃力1.8% | +攻撃力4.2% |
| 変奏スキル | +クリティカル率1.2% | +クリティカル率2.8% |
スキル
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基本攻撃
サイレント・レクイエム
通常攻撃
最大2段の連続攻撃を行い、凝縮ダメージを与える。
通常攻撃・必要な仕置き
カルロッタが【モルダブルプリズム】を所持時、通常攻撃が必要な仕置きに代わる。
最大3段の連続攻撃を行い、凝縮ダメージを与える。必要な仕置きによる連続攻撃は1段につき【モルダブルプリズム】を1発消費する。
重撃
スタミナを消費して凝縮ダメージを与える。
重撃・制約戦術
【サブスタンス】満タン時、重撃が制約戦術に代わり、カルロッタはすべての【サブスタンス】を消費して凝縮ダメージを与え、共鳴スキルバイオレンス・ロマンのクールタイムを6秒短縮する。
空中攻撃
スタミナを消費して空中攻撃を発動し、凝縮ダメージを与える。空中攻撃を発動して着地直後に通常攻撃を行うと、挨拶の一礼を発動する。
空中攻撃・挨拶の一礼
後方に宙返りして凝縮ダメージを与える。
回避反撃
回避成功直後に通常攻撃を行うと、【モルダブルプリズム】を1発消費して目標に凝縮ダメージを与える。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| 通常攻撃1段目ダメージ | 27.20% | 54.08% |
| 通常攻撃2段目ダメージ | 19.89% + 19.89% + 26.52% =66.3% | 39.55% + 39.55% + 52.73% =131.83% |
| 必要な仕置き1段目ダメージ | 33.15% | 65.91% |
| 必要な仕置き2段目ダメージ | 30.22% + 36.94% =67.16% | 60.08% + 73.43% =133.51% |
| 必要な仕置き3段目ダメージ | 70.38% + 11.73%*4 =117.30% | 139.93% + 23.33%*4 =233.25% |
| 重撃ダメージ | 11.48%*2 + 11.48%*2 + 30.60% =76.52% | 22.82%*2 + 22.82%*2 + 60.84% =152.12% |
| 制約戦術ダメージ | 17.22%*2 + 17.22%*2 + 45.90% =114.78% | 34.23%*2 + 34.23%*2 + 91.26% =228.18% |
| 空中攻撃ダメージ | 52.70% | 104.78% |
| 挨拶の一礼ダメージ | 54.32% + 66.39% =120.71% | 107.99% + 131.99% =239.98% |
| 回避反撃ダメージ | 52.20% + 69.19% =121.39% | 103.77% + 137.55% =241.32% |
| 重撃スタミナ消費 | 25 | |
| 空中攻撃スタミナ消費 | 30 | |
| 制約戦術協奏エネルギー獲得 | 15 | |
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共鳴スキル
バイオレンス・ロマン
凝縮ダメージを与え、命中した目標に遊色効果を付与する。発動直後に共鳴スキルを一回押しすると、燦然たる意志を発動する。
遊色
遊色効果の付いた目標は1.5秒間行動不能となる。
燦然たる意志
カルロッタはすべての【モルダブルプリズム】を消費して目標に凝縮ダメージを与える。
他のキャラに切替、または一定時間内に燦然たる意志を発動しなかった場合、スキルクールタイムに入る。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| スキルダメージ | 72.49% + 72.49% =144.98% | 144.11% + 144.11% =288.22% |
| 燦然たる意志ダメージ | 56.70% + 56.70% + 170.10% =283.50% | 112.73% + 112.73% + 338.18% =563.64% |
| クールタイム | 14秒 | |
| 協奏エネルギー獲得 | 5 | |
| 燦然たる意志協奏エネルギー獲得 | 5 | |
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共鳴解放
ニューウェーブ・イーラ
範囲内の目標に凝縮ダメージを与える他、命中した目標に解離効果を付与し、トワイライト・タンゴ状態に入る。
このダメージは共鳴スキルダメージと見なされる。低空で発動可能。
解離
カルロッタが解離効果の付いた目標に与えたダメージは、その防御力の18%を無視する。
トワイライト・タンゴ
トワイライト・タンゴ状態で通常攻撃または共鳴解放を行うと、デス・ネルを発動する。
- デス・ネルを発動するたびに【メタベクトル】を1Pt獲得する。
- 【メタベクトル】が4Ptに達する場合、通常攻撃または共鳴解放を行うと、フェータル・フィナーレを発動する。
- トワイライト・タンゴ状態を開始・解除すると、【サブスタンス】がすべて消費される。トワイライト・タンゴ状態では、通常攻撃必要な仕置き、重撃制約戦術と重撃イミネントオブリビオンを発動できない。
デス・ネル
カルロッタはマスケット銃で射撃し、プリズムを4枚召喚して目標に凝縮ダメージを与える。このダメージは共鳴スキルダメージと見なされる。
- デス・ネルを発動するたびに、カルロッタは入力した方向に一定距離移動する。
フェータル・フィナーレ
範囲内の目標に凝縮ダメージを与え、このダメージは共鳴スキルダメージと見なされる。
- フェータル・フィナーレを発動すると、トワイライト・タンゴ状態が解除される。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| スキルダメージ | 202.56% | 402.71% |
| デス・ネルダメージ | 92.37% + 7.30%*4 =121.57% | 183.64% + 14.50%*4 =241.64% |
| フェータル・フィナーレダメージ | 324.09% | 644.33% |
| クールタイム | 25 | |
| 共鳴エネルギー消費 | 125 | |
| 協奏エネルギー獲得 | 20 | |
| デス・ネル協奏エネルギー獲得 | 7 | |
| フェータル・フィナーレ協奏エネルギー獲得 | 10 | |
| 解離持続時間 | 4秒 | |
| トワイライト・タンゴ持続時間 | 10秒 | |
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共鳴回路
アート・オデッセイ
重撃・イミネントオブリビオン
カルロッタは22秒間隔で【ティンテッドプリズム】を有効化する。
【サブスタンス】が満タン、かつ【ティンテッドプリズム】が有効時に通常攻撃を長押しすると、すべての【サブスタンス】を消費して重撃イミネントオブリビオンを発動する。発動後、【ティンテッドプリズム】がクールタイムに入る。
このダメージは共鳴スキルダメージと見なされる。
凝縮ダメージを与える他、共鳴スキルバイオレンス・ロマンのクールタイムを6秒短縮する。
幕を開く者
【サブスタンス】満タン時、効果幕を開く者を獲得する。
共鳴解放ニューウェーブ・イーラ、共鳴解放デス・ネル、共鳴解放フェータル・フィナーレのダメージ倍率が80%アップする。
トワイライト・タンゴ態で他のキャラに切替、またはトワイライト・タンゴ状態が解除されると、この効果は消える。
【サブスタンス】の獲得について
【サブスタンス】は最大120Pt。
- 共鳴解放トワイライト・タンゴ状態では、【サブスタンス】を獲得できない。
- 変奏スキル冬のアリア発動時、【サブスタンス】を30Pt獲得。
- 共鳴スキル燦然たる意志発動時、【モルダブルプリズム】を1発消費するたびに【サブスタンス】を10Pt獲得。
- 通常攻撃必要な仕置き発動時、【モルダブルプリズム】を1発消費するたびに【サブスタンス】を10Pt獲得。
- 回避反撃発動時、【モルダブルプリズム】を1発消費して【サブスタンス】を10Pt獲得。
【モルダブルプリズム】の獲得について
【モルダブルプリズム】は最大6発。
- 共鳴解放トワイライト・タンゴ状態では、【モルダブルプリズム】を獲得できない。
- 通常攻撃2段目発動時、【モルダブルプリズム】を3発獲得。
- 重撃発動時、【モルダブルプリズム】を3発獲得。
- 空中攻撃挨拶の一礼発動時、【モルダブルプリズム】を3発獲得。
- 変奏スキル冬のアリア発動時、【モルダブルプリズム】を3発獲得。
- 共鳴スキルバイオレンス・ロマン発動時、【モルダブルプリズム】を3発獲得。
- 回避成功時、【モルダブルプリズム】を3発獲得。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| イミネントオブリビオンダメージ | 33.62%*5 + 252.11% =420.21% | 66.83%*5 + 501.21% =835.36% |
| ティンテッドプリズムクールタイム | 22秒 | |
| イミネントオブリビオン協奏エネルギー獲得 | 15 | |
| 【モルダブルプリズム】持続時間 | 10秒 | |
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変奏スキル
冬のアリア
目標に凝縮ダメージを与える。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| スキルダメージ | 90.00% + 30.00%*2 =150.00% | 178.93% + 59.65%*2 =298.23% |
| 協奏エネルギー獲得 | 10 | |
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終奏スキル
クロージング・リマーク
カルロッタの攻撃力の794.2%の凝縮ダメージを与える。
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固有スキル
フローレス・ピュリティ
共鳴スキル燦然たる意志発動直後に空中攻撃を行うと、そのダメージ発生までカルロッタへの攻撃が無効となる。
カルロッタをチームに編成した時、登場キャラの探索モジュール「ソアー」のスタミナ消費が20%減少する。
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固有スキル
芸術至上
変奏スキル冬のアリア、共鳴スキル燦然たる意志、共鳴解放デス・ネル、重撃イミネントオブリビオンが命中した目標に解離効果を付与する。
共鳴チェーン
✦1. 散り際こそ美しく
解離効果の付いた目標にダメージを与える時、このダメージのクリティカル率が12.5%アップ。
共鳴スキル燦然たる意志が遊色状態の目標に命中時、【サブスタンス】を追加で30Pt獲得。
✦2. 暮れてなお 新たな息吹
共鳴解放フェータル・フィナーレのダメージ倍率が126%アップ。
✦3. 完璧な アン、ドゥー、トロワ
終奏スキル万華鏡の雫:終奏スキルクロージング・リマーク発動後に追加攻撃を1回行い、カルロッタの攻撃力の1032.18%の凝縮ダメージを与える。
共鳴スキルバイオレンス・ロマン、共鳴スキル燦然たる意志のダメージ倍率が93%アップ。
✦4. 過ぎし雨を汲みて 杯満たす
重撃、重撃制約戦術、重撃イミネントオブリビオン発動時、チーム内全員の共鳴スキルダメージが25%アップ、30秒間持続。
✦5. 過去と未来に一献を
重撃イミネントオブリビオンのダメージ倍率が47%アップ。
✦6. 幕が降りるまで 我が道を
共鳴解放デス・ネルの射撃のダメージがアップ、生成するプリズムの数が倍になる。これにより、共鳴解放デス・ネルのダメージ倍率が合計で186.6%アップ。
共鳴解放デス・ネルの射撃が目標に命中時、目標に溢光効果を付与:
効果発動中、目標は行動不能となる。被ダメージまたは1.5秒経過後、この効果は消える。
コンボチュートリアル

変奏スキル、共鳴スキル、重撃とその他のスキル発動時、【モルダブルプリズム】を獲得する。
変奏スキルや回避反撃発動時、または【モルダブルプリズム】消費時、【サブスタンス】を獲得する。
【サブスタンス】は、共鳴解放の倍率アップ、重撃・イミネントオブリビオンの発動や共鳴スキルのクールタイム短縮に使用可能。
共鳴解放状態で特殊射撃を行うと、【メタベクトル】を獲得する。【メタベクトル】が満タンになると、フェータル・フィナーレを発動できる。
- バイオレンス・ロマン
- 共鳴スキルを一回押しすると目標に「遊色」効果を付与し、【モルダブルプリズム】を獲得する。
一定時間内に共鳴スキルを再度一回押しすると、現在所持の【モルダブルプリズム】をすべて消費して目標を攻撃する。
消費された【モルダブルプリズム】の数に応じて、特殊エネルギーを獲得する。
- 重撃・イミネントオブリビオン
- 特殊エネルギーが満タン、かつ【ティンテッドプリズム】が有効時に通常攻撃を長押しすると攻撃を行い、共鳴スキルのクールタイムを短縮できる。
- ニューウェーブ・イーラ
- 共鳴解放を一回押しすると攻撃を行い、特殊状態に入る。
一定時間内に共鳴解放または通常攻撃を一回押しすると、最大4回の特殊射撃を発動できる。発動後、共鳴解放または通常攻撃を再度一回押しすると、フェータル・フィナーレを発動できる。
育成素材
プロフィール
この項目はキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。
エピソード
プロフィール
基本情報

モンテリファミリーの次女、ルールに縛られない芸術品投資家。表向きは、ファミリーのため社交と取引の場を行き来しているが、秘密裏に「トラブル」を処理している。 彼女の宝石が花開く時、数多くの命が撃ち落とされる。彼女は自身の名のもとに、新たな現実を構築しようとする。
性別:女
出身:リナシータ
所属:モンテリファミリー
共鳴能力測定報告
共鳴能力
ストラクチュアル・リコンストラクション
共鳴能力分析報告
「モンテリファミリーの内部記録より一部抜粋-権限共有済み」
コードネーム:「オパール」
このメンバーは10年に渡る共鳴歴を持ち、能力の運用に熟達している。
音痕は腰椎にあり、共鳴能力を使用すると、彼女はオパールに似た輝く結晶を無限に生成し、自分の思った通りの銃や弾薬の形に再構築する。その際、銃弾に当たった敵と自身の髪の毛先にも同様に結晶化現象が見られる。
特筆すべきは、以前この「宝石」を集めて一儲けしようと企んだ者がいたが、結局換金も流通もできないことが判明した……外見上は確かに本物とよく似ているが、その本質は構造の再構築を引き起こす媒質のようなものと言っても良いだろう……周波数の崩壊、分解……そして被弾者を沈黙に至らせる。
彼女の周波数スペクトルグラフは、ステンドグラスやジュエリー、そして自然の氷・雪と一定の類似性が見られる。これは、最初の共鳴時に決められたルールを打ち破り、装飾品を武器に変えた能動的な行動と関係があると考えられる。被験サンプルのラベル曲線は収束性を示さないため、潜伏期のある突然変異型共鳴者と認定する。
オーバークロック診断報告
「モンテリファミリーの内部記録より一部抜粋-権限共有済み」
コードネーム:「オパール」
被験メンバーのサンプルは楕円形の波形を示した。時間領域表示は安定しており、異常な波形は見られない。検査結果:正常。
現在のオーバークロック閾値および安定性は高水準で、オーバークロックのリスクはない。
オーバークロック歴なし。
心理カウンセリングは不要。
さすがはお嬢様……コホン、いや、この方は常に上品で完璧。検査を受ける時でさえ……まさに優雅そのもの!
ストーリー
✦ 賭けと芸術
夜の帳が降りた街に、雨が容赦なく降り注ぎ、窓枠を激しく叩きつける。湿気を帯びた空気が、まるで発酵した苦い酒のように、重く淀んでいた。
カルロッタはこの匂いが好きではなかった。だが、認めざるを得ない。こんな悪天候にもかかわらず外へ繰り出す者たちが抱える欲望。彼らの胸に渦巻く、深く複雑なそれは容易に隠せるものではない。
薄暗い片隅に、一人の女性が佇んでいた。古びた服を身につけながらも、どうにか体面を保とうと必死な様子は、崖っぷちに追い詰められたギャンブラーを思わせる。彼女は一点たりとも見逃すまいと、オークショニアの一挙手一投足に鋭い視線を注いでいた。一方、ホール中央では、ある客がこれ見よがしに演説をぶっていた。彼の声はよく通り、その場にいる全員の耳目を一身に集めていた。すでに20分以上も経つのだが、彼は自分が注目の的であることをいささかも厭わないようだった。だが、皮肉なことに、その知識は芸術の大まかな流派すら区別できないほど浅薄なものだった。別の窓際には、幼い少年がいた。彼はカルロッタをちらりと盗み見ると、慌てて視線を逸らす。その仕草はどこかぎこちなかったが、この人たちの中では良い方だろう。
そして彼女自身について……これは彼女が仕掛ける勝負、必ず勝利を掴まなければならないのだ。
彼女がオークションに参加するのは、これが初めてではなかった。
柔らかな照明の下、様々な作品が次々と披露されていく。その度に客席が密やかにざわつき、まるで値札のついた商品でも見るかのように、作品の価値を分析する声があがる。
芸術そのものは純粋である。しかし、芸術を売買する行為はそうはいかない。投資という行為は、未来への約束であり、賭けでもあるのだ。
それでもカルロッタは、世間一般の評価が低い作品に、ためらうことなくパドルを挙げてきた。彼女にとって、オークションとは、勝負に他ならない。作品の正体は無意味な図形の光と陰影による戯れなのか、それとも自己を脱構築し、再構築した表現なのか……答えはすぐに明らかになる。それも、予想をはるかに超える形で。
かつてカルロッタに疑問を抱いていた者たちは、今や彼女の審美眼を信奉し、彼女の選択に追随するようになっていた。
しかしカルロッタは、自分がしていることは、理論、美意識、市場性といった複数の基準を組み合わせた枠組みを作り、そこからさらに一歩踏み出すことだと、冷静に理解していた。より遠く、より広く、物事の本質を見極めること。
まさに、今がその瞬間
オークショニアが次の入札を促す直前、カルロッタは周囲の驚愕をよそに、再びパドルを掲げた。すると、先ほどから大口を叩いていた客は、ひるむことなく、追随するように入札した。
カウントダウン、入札、カウントダウン、入札……この緊迫した攻防が繰り返されるたび、場の空気は熱を帯びていく。高騰する金額に、片隅の女性は目をみはり、信じられないといった表情を浮かべている。少年は、せわしなく首を振り、呼吸をするのも忘れてしまいそうだ。
そしてついに、オークショニアがハンマーを振り下ろそうとしたその時、カルロッタはパドルを下げた。ずっと競い合ってきたあの人に向かって手を振り、残念そうにため息をつく。
「まさか、この絵の真価を見抜ける人が、このわたくし以外にもいるとは……しかも、ここまで高値をつけてまで……規則ですから、これはあなたのものです」
オークションは終わりに近づいていたが、カルロッタにはまだやらなければならないことがあった。
彼女は、満足げに絵画を手にしたビッダーが去っていく姿を消えるまで見送ると、人目につかない場所へと移動した。
「お嬢様、拡散しておきたいデマは、オークションが始まる前に済ませておきましたよ。『今晩、とてつもない傑作が出品される。モンテリのカルロッタは、是が非でも手に入れるつもりだ!』ってね」
待機していた少年が、駆け寄ってきて言った。
「ええ、ありがとう」
カルロッタは微笑みながら、約束通り報酬を少年に渡した。もし少年が望むなら、今後もこうしたささやかな協力を続けてもいいと考えていた。一方、少し離れた場所で、ためらっている女性がいた。
「カルロッタ様、私と父のことで、いろいろとお世話になり……」
女性は言葉を濁し、何かを言い渋っている。カルロッタは彼女の心中を察し、言葉を遮った。
「ご安心ください。今晩の落札価格は、決して不当に釣り上げたものではありません。確かに、ちょっとした仕掛けはしましたが、あなたのお父様の作品は、それだけの価値があるのです。ただ、時には、人々は良いものを見抜くだけの忍耐力を持っていないことがあるのですよ」
彼女は仕掛けた勝負で、必ず勝利を掴まなければならないのだ。
ある者は、注目を浴びる快感を味わった。ある者は、長期的な協力関係を得た。そして、ある者は、資金の援助を得た。
誰もが、それぞれに求めるものを手に入れた。カルロッタもまた。
そう心の中で呟きながら、夜の闇と雨の中へ消えていった。
✦ 遅れてきた過去
その夜、雨が激しく降りしきっていた。
降り注ぐ雨は、街並みを容赦なく洗い流し、深夜零時前の最後のひとときを、さらに深い闇へと沈めていた。カルロッタは顔を上げ、雨粒を通してぼんやりと滲む街灯の光を見つめる。揺らめく光と影の中、雨に打たれる自分の姿が、まるで幽霊のよう……幽霊?そう、過去の亡霊。それも、死という贄を捧げるまで決して諦めることのない、執念深い悪霊だった。
こんな雨では、彼女の行く手を阻むことはできない。
ポト、ポト……それは、まるで獲物へと迫るように近づいてくる足音、あるいは、タバコの吸殻が静かに地面に落ちる音のようだった。
扉が軋む音を立てて開く。夜のラグーナを駆け抜けたカルロッタは、迷うことなく奥へと進み、まるで時が止まったかのように静止した老人の元にたどり着いた。
「単刀直入に申し上げる。モンテリファミリーの名において、あなたの死を告げに来た」
「それは分かっていた」
老人は白髪に覆われた頭を垂れ、古びた壁紙のように重なった皺を刻んだ顔で、静かに口を開いた。その声に驚きの色はなく、まるでこの瞬間を予期していたかのようだった。
「モンテリは、血の負債を決して忘れない。だから、いつか必ず見つかるだろうと覚悟していた」
部屋の隅にある窓が開け放たれ、冷たい夜風が吹き込んでくる。
老人は身を震わせ、まるで運命を受け入れるかのように、弱々しい姿を見せた。だが、カルロッタは、その弱さに嫌悪感を覚えた……なんと軽薄な言い草だろう。まるで、かつてファミリーの内紛の中で、狡猾な策略を弄した張本人ではないかのように。そして、フィサリアに媚びへつらい、西区の件が落着した後に本部を襲撃し、多くの仲間の命を奪った張本人ではないかのように。
「これは、運命ではない。あなたの選択による結果なのよ」
「ふん、さすがはモンテリ、なんて頑固で冷酷な娘よ!10年が過ぎた。すべてはとうの昔に終わったことだ。お前たちは西区を取り戻し、私は、まるでドブネズミのように、怯えながら生きてきた……雨の降る夜にはいつも、お前のようなモンテリが、音もなく忍び寄ってきて、私を殺すのではないかと……」
老人は小さくため息をつくと、表情を硬くして隠し武器が仕込まれた場所に手を伸ばした。
その瞬間、カルロッタは動いた。宝石のような結晶でできた銃と弾丸を生成した。言葉ではなく、その行動が、彼女の答えだった。
カルロッタにとって、今夜の行動は復讐というよりも、借金の取り立てという言い方がふさわしかった。
モンテリは死ぬ。だが、モンテリが一人でも生きていれば、ファミリーは滅びない。彼らは安心して仲間を信頼し、命を賭してでも守るべき価値のために戦うことができる。なぜなら彼らには、未完の事業を成し遂げてくれる仲間がいると分かっているからだ。だから、たとえ10年の時が流れても、この古い借りを清算しなければ、真の意味で終わりを迎えることはできないのだ。
これは、単にコストパフォーマンスの問題ではない。信頼と約束の問題であり、モンテリファミリーの誇りを取り戻すための戦いなのだ。
バーンッ!最後の銃声が鳴り響き、また一つ「宝石」が砕け散った。
床に崩れ落ちた老人は、視界から消えていくカルロッタの姿を、恨めしそうに見つめていた。だが、もう振り返ることも、身動きすることもできない。
「うっ……うぅ……勝ったと思うなよ……欲というのは……死んでも終わらん……」
ああ、まさにその通り。人の欲というのは、倦怠によってしか終わらないのだから。
カルロッタは心の中でそう呟きながら、部屋を後にした。夜の風が彼女の頬を撫で、部屋にこびりついた沈黙を運び去っていく。
彼女は扉を閉めると、「負債、返済済み」と書かれたモンテリファミリーの紙切れが、ひらひらと老人の足元に舞い落ちた。
窓のそとはラグーナ、そして、扉のうちは死。
✦ 死と踊る宴
カルロッタの髪から雨水が滴り落ち、頬を伝って流れていく。四肢に力が入らずよろめきながら前へ進む彼女は、まるで雨に溺れているようだった。そして容赦なく降り注ぐ雨は、彼女を飲み込んでいく。
「傘を持っていればよかった」と彼女は、傘を持ち歩く習慣がないことを少し後悔した。せめて、雨宿りできる場所があれば……しかし、容赦なく迫りくる足音の主たちは、彼女に休息の時間を与えてはくれなかった。
ならば、張り切っていくしかない。
カルロッタは手袋を口にくわえ、素早く脱ぎ捨てると、これから再開する命を賭けたダンスへ赴いた。
ダンス……そう、まばゆい光が交錯する街の、最も華やかなホールで開かれる舞踏会。教団、フィサリア、モンテリと、街で名の知れた勢力すべてが、それぞれの思惑を胸に集結していた。
カルロッタもまた例外ではなかった。しかし、ドレスとヒールは単なる彼女のカモフラージュにすぎない。今宵、彼女は他のファミリーとの社交のためのステップを交わしながら、裏で作戦の時間を稼ぐのだ。
彼女は会場へ足を踏み入れると、フィサリアファミリーの代表である妖艶な美女と、微笑みを交わした。
「今夜は一段と魅力的ですね、カルロッタさん。何か特別なご予定でもあるのですか?」
「いいえ、あなたと同じように、ただ夜を楽しんでいるだけですわ」
カルロッタは、その美女の腰に手を回し、美女もまた、カルロッタの腕に手を添えた。
掌と掌が触れ合い、2人の影が揺らめく。異なる色のドレスが、会場の真ん中で花のように美しく咲き誇る。
「そうですか?わたくしには、あなたがただ踊るためだけに来ているとは思えませんけど。モンテリからは、あなた以外にも来ています。」
「ご存知でしょう。私は肝心な時に、肝心な場所にしか現れないことを。あなたがそんなに気にしているということは、今夜はフィサリアにとって、よほど重要な夜なのでしょうね」
美女は、先手を打ってステップを変え、相手を引っ張るようにリードしようとした。しかし、カルロッタはその力を受け流し、優雅な弧を描くように回転し、元の位置に戻った。
「この街の未来は教団の手にあります。そして、わたくしたちフィサリアは……今の秩序を手放すつもりはありません。モンテリの考えは、あまりにも過激です」
「過激なのは、モンテリではなく、あなたたちの権力への欲です。あなたたちフィサリアは、このまますべてを支配し続けられると思っているのでしょう。しかし、世界にとって変化こそが常なのです。」
高まる音楽に合わせて、二人のダンスは激しさを増していく。互いに追いかけ合い、翻弄し合う。クライマックスに近づいたその時、美女は突然手を離し、その場を去ろうとした。彼女が向かったのは、他のモンテリメンバーが問題を起こしている場所だった。
作戦を続行させるためには、このダンスをここで終わらせるわけにはいかない。カルロッタは、離れていく美女の手を取り戻し、自分のリズムで引き戻す。バイオリンのビブラートに合わせて、小さく素早いステップを踏む。美女は、体面を保ったままダンスを中断するタイミングを見つけられず、かといって、騒ぎを起こすような乱暴もできない。彼女は、警告の意味合いを宿した瞳でカルロッタを睨みつけた。
「さすがはモンテリ。耳が早いですね。最初から、わたくしの『子供たち』を狙っていたのでしょう……ふふ、死ぬまで踊り続ける覚悟があるといいですけどね」
こうしてダンスの意味と相手は、大きく変わってしまった。ステップを止め、身を捩れながら攻撃を繰り出し、そして倒れる……カルロッタと美女の部下たち、そして、彼女が育て上げた「子供たち」は、この場所まで戦ってきた。
傷口から幻覚を引き起こす毒が流れ込んだ。カルロッタは、構わずに鉄の味がする赤い液体溢れ出す唇の端を吊り上げ、嘲笑を浮かべた。
前のダンスの相手も、こんな顔をしてたかしら?
そう、彼女のような他人に安らぎの死をもたらす者、死と踊る者を、死神が逃すはずがない。
ならば、せめてこのダンスを、もっと美しくしてあげよう……毒は、彼女の意識と感覚を歪め、理性の枷を外した。カルロッタはダンスの相手に、にっこりと軽く会釈をし、まるで白昼であるかのように、雨の夜を明るく照らす輝きを放った。
✦ モンテリの名において
また夜だ。また雨が降り始めた。窓越しに雨粒は見えないが、窓ガラスにその跡が点々とついている。
カルロッタはそう思いながら、鏡の前でドレスの裾をめくった。以前の任務で負った傷も、ほとんど目立たなくなっている。毒もすっかり抜けたようだ。彼女は、あまり休みたいとは思っていなかった。誰にも言ったことはないが、何もしないでいると、何か大切なことを忘れているような、不安な気持ちに襲われるのだ。「パドリーノ」に会いに行って、少しでも早く、あの「トラブル」の処理を再開できないか相談してみよう。
ホールへと続く廊下で、予想よりも早く「パドリーノ」と出会った。二人は、夜に活動することに慣れていた。この時間に「パドリーノ」が起きているのは不思議ではないが、彼が黙ってここに立っている理由は、窓の外の雨を眺めているからなのだろうか、それとも壁の絵画に目を向けているからなのだろうか。あるいは……
「おじいさま、わたくしをお待ちでしたか?」
「そう捉えても構わないが、正確には、お前が初めてファミリーに来た時のことを考えていたのだ」
カルロッタは少し驚いた。正直なところ、彼女は当時の自分をあまり好きではなかった。未熟でか弱い、分家の一人娘。モンテリという名には程遠い存在だった。ラグーナのこと、ファミリーのこと、問題を優雅に解決する方法……彼女には、学ぶべきこと、慣れるべきことが山ほどあった。そして、「パドリーノ」以外、誰も彼女のことを本気で認めていなかった。
彼女が唯一誇れるもの、それは自分の共鳴能力だった。カルロッタにとって、それは生まれながらにして使い方が分かっている武器のようなものだった。その後、彼女はモンテリの掟を学びながら、その力を駆使してファミリーのトラブルを処理してきたのだ。
一体、どこでどう間違ってしまったのだろうか?
カルロッタは、今の自分が、ファミリーの未来にとって最も有益な選択をしていると自負している。ファミリーは彼女を受け入れ、認め、そして今彼女を必要としている。今の彼女は、「パドリーノ」の本当の孫娘のようになり、あの頃の自分よりもはるかに、モンテリの名に値する存在になったはずだ。
それなのになぜ「パドリーノ」は、わざわざあの頃の自分のことを持ち出したのだろうか?
「覚えているか?お前がエグゼキューターになりたいと申し出た時、ここで私がオパールの付いた手袋を渡したことを」「パドリーノ」は、カルロッタの肩にそっと手を置いた。「お前の能力を疑ったことは一度もない。ただ、私はこう考えている。それが、お前が本当に望んでいたものだったのか、と」
自分が本当に望んでいたものと、今自分がしていること……カルロッタは、その二つに違いがあるとは思えなかった。人生は長い。人は、ある信念や理想、あるいはある人物を自分の拠り所とする。そして、彼女にとってそれはモンテリだった。その名前こそが、彼女の人生そのものと言っても過言ではない。
「いや、だからこそ違うのだ」。「パドリーノ」はカルロッタの考えを見透かすように、力強い口調で言葉を続けた。「真のモンテリにとって、ファミリーのことはすべてではない。真のモンテリは他人が作ったルールに縛られない。それを作ったのは私であろうと、ファミリーであろうと。お前は、この世界を自分自身で感じ取り、そして自分のルールを定めなければならないのだ」
「宝石を宝石たらしめる所以は、職人の技ではなく、原石だった頃から備わっている輝く可能性なのだ。最初から、モンテリという概念に縛られる前から、お前はすでに自分のルールを定めていたのだ」
空が白み始めた頃、「パドリーノ」は、カルロッタがエグゼキューターの仕事をすぐに再開したいという願いを退けた。そして彼女に、ブラックショアへの招待状を書くように命じた。カルロッタは窓の外に目をやる。夜の雨上がりのラグーナの朝は、青が薄くかかった灰色の霧に包まれている。街全体が眠れる巨獣のように、盛大な祝祭によって目覚めるのを待っている。
この時、カルロッタはまだ知らなかった。この雨の夜に、「パドリーノ」がファミリーの未来に関する決断を下したことを。そして、特別な方法で、彼女に選択の主導権を与えたことを。その時が来れば、彼女はかつての自分と同じように、自らの道を切り開いていくことになるのだ。
✦ カルロッタの名において
黄昏。今日はもう雨は降らない。
夕日の残光が、カルロッタを優しく包み込む。彼女はコーヒーを片手に、船着き場の片隅に腰を下ろした。金色に染まった潮が、絶え間なく満ち引きを繰り返す。それはまるで、この街で繰り返される幾千もの昼と夜のように。
目的もなく、ただ気の向くままに歩き、立ち止まる。以前の彼女には、こんな過ごし方は考えられなかった。しかしこれからは……彼女は、もっと色々なことを試してみようと思った。モンテリファミリーの一員としてではなく、カルロッタ自身の人生を歩むために。
遠くの地からやってきた客人と共にカルネヴァーレを開催し、あの人と共にコッポラの裏切りを暴いた後、カルロッタは、あの雨の夜に「パドリーノ」が言い残した言葉の真意をようやく理解した。
「パドリーノ」は、彼女がファミリーのために、本心に背いた選択をすることを恐れていたのだ。彼は、自分の歩んできた道を押し付けるのではなく、彼女が決められた均衡の中に安住することなく、自分自身の人生を歩んでほしいと願っていたのだ。
しかし事実は、彼の心配とは少し違っていた。
彼女がエグゼキューターで居続けてきたのは、確かにファミリーの利益を考えたからでもある。だがすべての分岐点で最終的な決断を下したのは、紛れもなく彼女自身だった。彼女はそうすることを選んだ。ただそれだけ。彼女は教義に縛られるつもりもなく、今も、そしてこれからも、その気持ちに変わりはない。
もちろん、ファミリーの一員である以上自分だけのことを考えていてはいけない。彼女は極端で、大胆な発想を好み、変化やリスクを恐れない。だが決定を下す時、行動を起こす時には、その衝動を抑えなければならない。客観的に見れば、それは確かに身分が彼女に課した束縛と言えるだろう。しかし、それは同時に彼女を繋ぎ止める大切な絆でもあるのだ。
カルロッタ・モンテリ。彼女は、常に必要とされる存在であり、二度と捨てられることはない。
そして、その束縛の他に、もう彼女を制限できるのもはなくなっている。
人生をかけてたった一つの傑作を創り上げる。カルロッタは、そんな生き方をする人をこれまで多く見てきた。
未来は、彼女にとって興味深いテーマだった。「自分」という名の絵を完成させるために、彼女はもっと多くの時間を費やそうと思った。この世界で感じたことを素材に、切り取り、重ね、貼り合わせていく……彼女が納得するまで。
だが、少なくとも今だけは、彼女のそのプライドを許してほしい。
彼女はまだ、カルロッタだけの部分を他人にさらけ出すつもりはない……いや、漂泊者だけが、例外かもしれない。キャッツアイ。やはりあの人を呼ぶなら、この呼び方の方がしっくりくる。彼らは共に歩んできた。たとえ、最終的にどちらもお互いのために立ち止まることはなかったとしても。あの人が、遠慮なく彼女の「完璧すぎる」部分を指摘してくれたことへの返礼として、そして、「もっとありのままの自分になる」という約束を果たすために、彼女はあの光り輝くキャッツアイを、「自分」という絵の一部として取り込むだろう。
それに、彼女は運命があの人を再び自分の前に連れてくるような予感がする。その時、二人はどんな状況で出会い、どんな冒険を繰り広げるのだろうか……彼女は、それを楽しみに待つことにした。
遠くで、ゴンドラが一日の出航を終え、船着き場へと戻ってくる。ゴンドラに乗る人と岸辺に立つ人々が、互いに声を掛け合う中、一日の喧騒は幕を閉じていく。
雨上がりの後、宵闇に何が起きたのかを知る者はいない。次の夜が来るまで、少なくとも今は、太陽の残光が彼女を照らしている。
彼女は、カップに残ったコーヒーを飲み干すと、夜の帳が下り始めた街へと足を向けた。
万物が静まり返る時こそ、彼女が踊り出す時なのだから。
大切な物

芸術の返礼
様々な素材からなる芸術作品は、表現されたインスピレーションとかたどられた物語である。
当初、誰もこの作者 アバンギャルドなスタイルを持つ、駆け出しの女性新人アーティストを正当には評価していなかった。しかし、カルロッタだけは彼女の才能を見抜き、その作品を「幽玄な詩情を重ね合わせた、他者イメージ」と賞賛した。今や、かつての新人は、名高いインスタレーションアーティストへと成長を遂げた。彼女は、この世に二つとない作品でカルロッタの信頼に応え、その慧眼と投資に感謝を表している。

エグゼキューターセット
小ぶりで上品な宝石をあしらったブリーフケースは、どんなフォーマルな場にも違和感なく溶け込む、まさに淑女の持ち物といった佇まい。しかし、ラグーナのことわざにもあるように、「淑女のバッグに隠されたものこそ、真の秘密」なのだ。爆発するパフューム、位置情報を特定し、リアルタイムで情報検索できる眼鏡……これらの装飾品に偽装された道具こそ、カルロッタの任務遂行に欠かせない秘密兵器である。
美しさを語る時も、死を語る時も、彼女は必ずこのバッグを携えている。

ファミリーを刻むもの
夜空のように光り輝く黒の手袋には、持ち主のコードネームと同じ宝石、オパールがはめ込まれている。
ファミリーには、外部に漏らしてはならない、多くの掟がある。その一つが、「黒い手袋を着用した者は、ファミリーの要望通りに『トラブル』を静かに処理しなければならない」というもの。
しかし、これはカルロッタにとって、ただ投げつけられた注文ではなく、彼女自身の選択なのだ。ファミリーは彼女に、より広い世界を見せてくれた。そして彼女は、真のモンテリとして、そして彼女自身の名において、ファミリーをより広い新世界へと導いていくだろう。
共鳴者の物語
公式News のプロフィール紹介を文字起こしした内容
✦ カラスたちの寵愛
「コツ、コツ」
夜の街を軽やかな足取りで歩いていた少女、その行く手を突然現れたカラスたちが阻んだ。
うそ、またなの?この図々しい「泥棒たち」は。やや鬱陶しいと言わんばかりの目でカラスたちを睨んだカルロッタは、足早に通り過ぎようとする。
そんな彼女にカラスたちは付きまとい、翼をばたかせて何かをねだるようにしていた。
「そんなに好きなのかしら?」
少女は顎に指を当てて考え込む。あーあ、仕方がないわ……好きにさせてあげましょう。
しばらく睨み合った後、カルロッタは軽く手を振り、新しく作り出した「宝石」を放り投げた。
カラスたちはその光る「宝石」に飛びつき、低い声で満足げに鳴く。それを見たカルロッタの口元には、ほんの少し微笑みが浮かんでいた。
「今回だけよ……次はそう簡単に、妥協しないからね」
✦ 赤と、もう一つの赤
カルロッタは生活の中で、様々な「赤」に触れる機会がある。
一見して同じように思えても、彼女にはそれぞれの違いがはっきりと分かる。
帳の赤は華やかで重厚感があり、上品な形で何かを隠すのに最適。血の赤は粘り気と温かみがあり、交渉の切り札として使える
。ワインの赤は芳醇で甘美、宴席の場で必要な誼を深めるには欠かせないもの。
これらの「赤」はそれぞれ異なる意味を持ち、場に応じて適切に使い分ける必要がある。
優れた画家が薔薇を描くための赤と、少女の類を彩る赤の違いを知っているように、カルロッタも「自分」という名の一枚の絵画において、必要に応じて適切な身分を使い分け、相応しい「赤」を選び取る術を知っている。
今日は何をするべきか、何をすべきではないのか、そしてどんな「赤」を人に見せるべきか。カルロッタにとって、それは迷う必要のない問題だったのだ。
✦ 大切なのは気持ち
モンテリファミリーは裕福であり、必要とあらばカルロッタは惜しむことなくお金を使う。オークションでの取引、ファミリー間の交流……投資とは与えた後に得るというプロセスであり、財産は流動的であってこそ、より多くの価値を創造できる。
金銭や価格は物事の価値を測る一つの基準であっても、唯一の基準ではない。
豪勢な宴よりも、家族と楽しむ温かいスープやひと切れのオレンジパイの方が、ずっと心を満たしてくれることもある。
時折カルロッタは街で、無名の画家が描いた粗雑な絵を買うことがある。それはただの個人的な趣味であり、特別な意図は一切無い。
また、時には家族や大切な友人のために目の前の利益を手放し、サンクコストを受け入れることもある……彼らもまた、彼女のためであれば同じ選択をするだろう。
だからこそ、全てが利益や打算を考慮してのものではなく、彼女の行動もまたその全てに深い意味があるというわけでもない。最も大切なものは何か、カルロッタはそれを初めから知っているのだ。
✦ 毎日の摂取量
モンテリ内部の非公式な統計によると、カルロッタが目撃される時は、約3分の1の確率でコーヒーカップを手にしているらしい。
ファミリーのとあるメンバーは、「驚くようなことじゃない。ことわざにもあるように、ラグーナ人の血の半分はコーヒーでできてるんだから」と言う。
また別のメンバー曰く、「カップを手に、ゆっくりと一口ずつ嗜むお嬢様の姿は気品に溢れていて、その優雅さは見ているこちらまで心地良くなるほどだ」とのこと。
さらに別のメンバーによると、実はそのコーヒーにはとある秘密があり……シトラスが加えられているそうだ。かの少女の好物は爽やかで甘いものなのだ、とのこと。
諸説あるが、どれも理にかなった話なのかは疑わしい。ただ一つ明らかなのは、カルロッタとコーヒーには、何かしら特別な関連性があるということだ。しかし……それほどの量のコーヒーを飲んでいたら、夜の睡眠に支障は出ないのだろうか?
或いは彼女が夜の間も明瞭な思考を保ち、昼の間も輝きを維持するには、それくらいは必要なのかもしれない。
✦ 優雅な二面性
オパールなどのアクセサリーを身に着けるカルロッタはモンテリファミリーの次女として、優雅な振る舞いと完璧な身なりをも有しており、芸術的な美しさと高貴な品格を兼ね備えている。
そんな彼女は裏でファミリーのために「トラブル」を処理する際にも、その優雅さを失うことはない。
✦ 華麗な表側の裏には
いつも持ち歩いている小さなバッグは「弾薬」でいっぱいの秘密の持ち物。その精巧に作られたパフュームボトルは、爆発を引き起こすグレネードかもしれない……
カルロッタの鮮やかなローズピンクのドレスの下には、装飾性と殺傷力を兼ね備えた様々な仕掛けが隠されている。
✦ 速やかに片付けましょう
カルロッタはあらゆる面で「美」という概念を体現している。
冷たい眼差しを向けながら、唇でゆっくりと手袋を外し、スカートの裾を軽く持ち上げ、まるでダンスをするかのように銃を取り出し、狙いを定め、引き金を引く……
そして煌びやかな輝きが放たれ、完璧なフィナーレが訪れるのだ。
ボイス
キャラボイス
戦闘ボイス
その他・イベントの会話
他キャラからの反応
キャラボイス
※「漂泊者」の部分にはプレイヤーネームが入ります。
| 心の声・その一 | あなたの活躍については、「パドリーノ」から聞いていました。ですが、ラグーナは物語の舞台から遠く離れた土地で、その物語はあくまで過去の風説。今のあなたの方がよほど面白く感じます。現に、おじい様の予測通り、あなたの登場によってラグーナの均衡が崩れたでしょう?わたくしを縛っていた、しがらみを打ち砕いてくれたように。 |
| 心の声・その二 | 動きは軽やかだけれど素早く、安定していながらも正確に。腰に手を当て腕を組み、相手を軸として遠心力に身を委ねて手足でしなやかに弧を描く……ふむ、こう考えてみますと、やはり格闘技と社交ダンスには共通点がたくさんありますね。 |
| 心の声・その三 | ファミリーは様々な人たちと関わってきました。裕福な人、貧しい人……そして、街に来たばかりの持たざる若者。わたくしが1番期待を込めているのは、瞳に烈火のような渇望を灯した人__自分の欲すら知らない者は、全てを求め、全てを手に入れることができない。 |
| 心の声・その四 | ──あることに気づきました。あなたと共にする行動はいつも楽しいです。ええ……社交辞令ではありません。商売の話でも、親睦を深めるための雑談でも、あなたとならいつでも大歓迎ですよ。 |
| 心の声・その五 | 綺麗な瞳をお持ちですね。特に何かを見つめている時、キラキラと光るその輝き……本当に見れば見るほど、素敵。ねえ、もっとわたくしを見つめてくださる?そうすれば、その輝きはわたくしのものになるでしょう? |
| 好きなこと | 芸術の美しさは、鑑賞者の経歴や好み、知識によって制限されるべきではありません。流行りのものや古いもの、果ては前衛芸術であっても、創作者の視点が違うだけで本質は同じ。わたくしは、そこに込められた創作者の感情や追求を評価したい。だから、わたくしはそれを理解できる買い手を見つけ、作品を通して作り手に還元し、さらなる価値を生み出すお手伝いをしているのです。 |
| 悩み | ずっと昔、忘れられない雨を目の当たりにしたことがあります。嫌な湿気と、錆臭い鉄の匂いに囲まれて……あの時のわたくしはただ立ち尽くすことしかできなかった……。その後、わたくしは様々な雨を経験しました。でも、ただ立ち尽くすだけだったあの時とは違う。わたくしは雨に抗って進み、それが全てを洗い流してしまう前に、復讐を果たそうとしました。今思えば、わたくしが嫌っていたのは雨そのものではなく、雨が運ぶ他の何かだったのかもしれません。雨の中で、人は綺麗なままではいられない……わたくしも同じです。 |
| 好きな食べ物 | 特に好みの味はありません。ただ、同じ食べ物でも、食事を共にする相手が変われば意味合いは変わってきます。そうだ、ファミリーにはこんな言い伝えがあるのですよ。「同じネクターワインを飲み、同じオレンジパイを食べてから、初めて本当の『家族』になれる」。良かったら今度一緒にどうですか? |
| 嫌いな食べ物 | いわゆる「上品で伝統を重んじる」晩餐会に出席したことはありますか?皿に載る料理の量は多くないのに、やたらと仰々しいんです。銀のボウル、ガラス細工のボトル、宝石に飾られた皿。客に主人のコレクションを見せびらかすために、本来なら簡潔に済む食事が何十もの不必要な手順で分けられてしまう……品やこだわりは、こんな形ばかりの作法ではないはずです。 |
| 夢 | わたくしたちの栄光は、全てのモンテリによって築かれ、受け継がれてきました。世界は、わたくしたちがラグーナやリナシータで見てきたものよりも、はるかに広いです。かつてのモンテリが切り開いてきたように、未来もわたくしたちが切り開いていきます。かつてない好機を迎えた今、それを見極めて掴み、そして前に進むしかないのです。 |
| 伝えたいこと・その一 | 「特別事務」に携わるファミリーメンバーは皆、コードネームに関わる物を持っています。わたくしの場合は……いつもわたくしの指先や傍らに出現する煌びやかで眩しいオパールです。綺麗でしょう?これらは本物の宝石ではなく、共鳴能力で作り出した虹色の結晶。ですが、装飾品としても、弾丸としても、わたくしだけの煌めきを生み出せます。 |
| 伝えたいこと・その二 | わたくしは自分の過去を隠しているわけではありません。ファミリーも、わたくしの古くからの友人も皆知っています。忌み嫌われる捨て子、没落した分家の末裔、脚光を浴びる令嬢、最前線を走るエグゼキューター。そのすべてはわたくしの身分ですが、わたくしの身分はそれだけではありません。生と死の境目を渡り歩くには、身分を使い分ける必要があります。わたくしはファミリーの未来のためであれば、どんな身分にもなりましょう。 |
| ブラントについて | 船員たちを導くキャプテン。彼が甲板から海を見つめる時、その目に映るのは欲望でしょうか、それとも無私の心と情熱でしょうか? ファミリーは彼にあるオファーを提示しましたが、彼はきっぱりと断りました。1隻の船に2人のキャプテンはいらないし、自分の船を見捨てるキャプテンもこの世にいない。利害が一致した今の協力関係がちょうどいいのです。 |
| ロココについて | そういえば、ずっと気になっていたことがあるのですが……彼女のスーツケース、たしかペロでしたっけ。一体どれだけのものが詰め込まれているのでしょうか。舞台装置、コスチューム、劇団メンバーがこっそり隠し持っているお酒、キラキラ光るルーシャンナイトに貝……それに、ロココの想いとアイディア。 ロココは滅多に自分で自分の気持ちを口にしませんが、ペロであれば代わりに教えてくれそうですね。 |
| フィービーについて | あの子は純真無垢なリリーの蕾。彼女の善意は、彼女の信仰の深さと同様に疑いようがありません。でも、十分な力量がないと、善意や信仰は盲信に繋がってしまうことがあります。 気を悪くしないでいただきたいのですが、これは全ての信徒が直面するジレンマ。果たして、自分が信じているものは見せかけの真理なのか、それとも本当に正しきへと導いてくれる教義なのか…… |
| ザンニーについて | 彼女はいつも完璧かつ迅速に、質の高い仕事をこなします。だからこそ、生産性のない無駄な仕事を嫌っています。 ですが、この二つは相反するものでなく、互いが互いの前提条件となるものです。ファミリーは仕事を選り好みしません。もし厄介な依頼があれば彼女に相談してみたらいかがですか?もちろん、彼女の仕事に見合う報酬が必要となりますが…… |
| フランチェスコについて | 血筋や出自で「家族」を選ぶ人もいれば、そうした枠にとらわれず、同じ理念を持つ人々を「家族」とする人もいます。 わたくしは、おじい様が与えてくれた保護、機会、視点……そして、モンテリとしての誇りに感謝しています。あの方はファミリーの精神と気質をこれ以上ないほど体現している。わたくしもいずれおじい様のように、ファミリーを引率する真のモンテリになりたいです。 |
| 誕生日祝い | お誕生日おめでとうございます、漂泊者さん。正直に言うと、あなたの誕生日を知ってから、何をプレゼントすればいいか、ずっと悩んでいました。 有用であり、すでに宝物をたくさん持っているあなたが特別に感じ、何より気に入ってもらえて、それを見るたびにわたくしを思い出すことができるもの……。そして至った結論が、このわたくしが共鳴能力で再構築したこの短銃です。 この銃は、あなたがどんなことに使おうとも、わたくしが許可します。このカルロッタ・モンテリの名において、あなたがファミリーの一員であるかを問わず、この言葉が永久の効力を持つことを誓いましょう。 |
| 余暇・その一 | バーン。これで白は赤に染まった。 |
| 余暇・その二 | 台詞なし。 |
| 余暇・その三 | 煌くか、死ぬか……この道は2つに1つ。 |
| 自己紹介 | モンテリファミリーの次女、カルロッタ・モンテリと申します。特定の場合においては、「オパール」と呼んでください。人材投資と問題解決が得意です。商売や同盟に関わる話なら、いつでも大歓迎ですよ。それより一歩先の相談も承れますが……信仰、命、未来を天秤にかける心の準備はできたでしょうか? |
| 最初の音 | 運命が仕組んだこの出会いで、わたくしはこうしてオファーを提示しました。断ることなどできますまい。 |
| チームに編入・その一 | お互い、価値を証明しましょう。 |
| チームに編入・その二 | わたくしはいつも正しい盟友を選びます。あなたという盟友を。 |
| チームに編入・その三 | 取引成立です……決してあなたを失望させたりしませんよ。 |
| 突破・その一 | わたくしの能力で再構築できるものが増えました。これで元は取れたでしょう。 |
| 突破・その二 | 愉快な、拒むことができない力。二人だけの秘密がまた増えましたね。 |
| 突破・その三 | あなたの気前のよさは相変わらずですね。それに対して、わたくしはどうお返しすればいいのやら……。目に見えない価値ほど、高価なものは存在しません。 |
| 突破・その四 | オパールの輝きは増すばかり……なるほど、あなたはすでに研ぎ磨かれて仕上げられた宝石よりも、自分の手でそれを磨き上げる過程を楽しんでいるのですね。 |
| 突破・その五 | いいですよ、このまま……ふふっ、わたくしからこんな風に誘われるなんて思いもしなかったって顔をしていますわね?わたくしは、あなたの隣にいるこの感覚が、あなたがわたくしにもたらしたこの欲が、とても好きです。だから、最後まで責任を持ってください。わたくしがあなたに望むもの、その対価としてあなたに与えるもの……その大きさは、この程度ではありませんよ。 |
戦闘ボイス
| 重撃・1 | まだまだ。 |
| 重撃・2 | ……逃げられるとでも? |
| 重撃・3 | これで終わり。 |
| 重撃・4 | 跪きなさい。 |
| 重撃・5 | これぞ「絢爛」。 |
| 重撃・6 | 宴の始まりですわ。 |
| 共鳴スキル・1 | お静かに。 |
| 共鳴スキル・2 | 臨機応変。 |
| 共鳴スキル・3 | 諦めなさい。 |
| 共鳴スキル・4 | これはどう……ふん! |
| 共鳴スキル・5 | そこです。 |
| 共鳴スキル・6 | 無駄な足掻きです。 |
| 共鳴解放・1 | 世界はこの手に。 |
| 共鳴解放・2 | 誉れはモンテリと共に。 |
| 共鳴解放・3 | 勝利の女神は微笑んだ。 |
| 共鳴解放・4 | アルテの完成ですわ。 |
| 共鳴解放・5 | モンテリの名にかけて。 |
| 共鳴解放・6 | 新時代へようこそ。 |
| 変奏スキル | これがモンテリの挨拶です。 |
| ダメージ・1 | なかなかやりますわね。 |
| ダメージ・2 | いい度胸ですわね。 |
| ダメージ・3 | 無礼な…… |
| 重傷・1 | まだまだいけますわ。 |
| 重傷・2 | この程度。 |
| 重傷・3 | 血には……血を…… |
| 戦闘不能・1 | 栄光は、モンテリに…… |
| 戦闘不能・2 | 死は、終わりではない…… |
| 戦闘不能・3 | 赤が黒に染まっていく…… |
| 音骸スキル・召喚 | 一緒に行きましょう! |
| 音骸スキル・変身 | わたくしが誰かわかりますか? |
| 敵に遭遇 | 速やかに片付けましょう。 |
| 滑空 | ハトよりもしなやかに。 |
| 鉤縄 | 掴みましたわ。 |
| スキャン | ……そこですわね。 |
| ダッシュ | ついて来られますか? |
| 壁走り | 届かない場所などありません。 |
| 補給獲得・1 | 収穫はいかがでしたか? |
| 補給獲得・2 | 悪くはありません……これも投資ですね。 |
| 補給獲得・3 | 富とは積み上げるものです。 |
その他・イベントの会話
イベントでマップ配置されていた時の会話内容など
| ゴンドラ二人乗り:招待 | こうして、またご一緒することができました。これからも、わたくしと共に行く心の準備はできましたか? |
| ゴンドラ二人乗り:前進 | こうしてあなたと一緒にいると、時の流れを忘れてしまいますね。 |
| ゴンドラ二人乗り:絶景 | 目の前には息を呑む絶景……そして隣にはあなた。まさに最高の瞬間、ですね。 |
| ゴンドラ二人乗り:霞立つ水境 | 「私たちは海の宮を彷徨う存在。セイレーンに赤色と茶色の海草で飾り立てられ、人の声に起こされれば消えてしまう」 |
| ゴンドラ二人乗り:停止 | 優雅とは、余裕から生まれるものです。 |
| ゴンドラ二人乗り:長時間停止 | 忍耐も美徳のひとつですよ。 |
| 連星任務後 ラグーナ城のカフェテラスにて | 「こんなに穏やかな午後は……ただ日の光を楽しむだけで十分ですわ。ごきげんよう、キャッツアイ。またわたくしの前に現れてくれるなんて、嬉しい限りですわ。」 |
| 「前も会えたからな。(前も会えたからね。)」 「どうやら、わたくしを見つけるコツを掴んできたようですね。では、もう一度わたくしと一緒に、この午後を過ごしましょうか。」 | |
| 「今日もいい天気だね。」 「前にも言いましたが、輝かしい午後はいつも美しくて心地よいもの。では、もう一度わたくしと一緒に、この午後を過ごしましょうか。」 | |
| 「ただ静かに、今この瞬間が流れていくのを感じながら……」 | |
| ダンゴでダンジョン | これを試してみてください……きっと似合うと思いますわ。 (ショアキーパー:ええ、さっきとはだいぶ違う……海のような香り。これを嗅いでいると、まるでブラックショアに……家に帰ってきたような気がする。確かに、私はこの香水が好き。) 気に入っていただけたなら嬉しいですわ。どうやら、わたくしは人に似合うものを見つけるのが得意なようです。 初めてお会いした記念に、差し上げますわ。 (ショアキーパー:えっ?それは……) ただの香水です。断るほどのものでもないでしょう? あなたと同じような年齢のラグーナの女性は、自分の品格や趣味、性質などを表すために香水をつけるのです。 匂いによって、人々は様々な情景を思い出し、感情を踊らせます。あなたがその香りで故郷のことを思い出したように、懐かしい香りを嗅ぐたび、ある人や雨の夜を思い出す人もいますわ。 (ショアキーパー:そう……分かった。あなたのそばに置いてあるピンク色の瓶は、自分用の香水?少し気になる……カルロッタさんはどんな香りが好きなのか。) いいえ、この瓶は……その、香水が持つもうひとつの意味を話さないといけませんわね。秘密にされている、危険な意味を…… |
他キャラからの反応
| ロココ | あのファミリーは巨船のようなもの。その分、船体を安定させながら舵取りをして進むのは、とても難しい。その大変さは私にもよく分かるから、彼女の度胸や行動力はすごいと思う。 |
| ブラント | 彼女はとっくに航路を決め、迷わず進み続けている。モンテリとして生きていく以上、苦難も訪れるだろうが、何も心配はいらない。見ていようじゃないか。近いうち、彼女の舞台は幕を開ける。その時、人々は「モンテリ」ではなく「カルロッタ」と呼び、讃えるはずさ! |
| カンタレラ | 手足に枷を嵌められても、ダンスを踊り続ける |
| ザンニー | カルロッタお嬢様について?お嬢様はラグーナやリナシータだけでなく、広い視野で物事を判断している。けど、どんな未来を見ているのかまでは、私にも分からない……それでも私は、お嬢様の目に映る未来が現実となる日まで、自分にできることをしていく。 |
| シャコンヌ | カルロッタは良い買い手でもあり、良い売り手でもある。アバンギャルドなアートからヴィンテージ品まで、平等に作品そのものを評価するんだ。私は彼女から、「美」とは時代に縛られるものでは無く、いつか必ず理解する人が現れることを教わった。 |
| カルテジア | モンテリファミリーの次女ですね。 彼女のファミリーは、この街に様々な面白いものを届けてくれました。閉鎖的なままでは、空気も淀んでしまうでしょう。それを避けるためには、新たな航路や外との繋がりを求める時代の波が必要です。私は商売にあまり詳しくありませんが、教団のノンナに「値切りの才能がない」といつも言われていました……機会があれば、カルロッタさんに何かアドバイスを頂きたいですね! |
| ユーノ | カルロッタとモンテリファミリーは、ラグーナだけじゃなくて、セブン・ヒルズに新しいものを運んでくるわ。しかも、必ず流行するんだから……私?もちろん、お得意様の一人よ。だって、仕方ないでしょう?私の好きそうなものばかり用意するんだから……本当に、ずる賢いモンテリね! |
特別な料理
衣装
| 共鳴者 | 衣装名 | テキスト | 実装 | 取得方法 |
|---|---|---|---|---|
![]() | カルロッタ: スペシャル衣装 スプラッシング・サマー | ぽつり、ぽつりと、宝石のようにきらめく水滴がプールへ落ちるたび、柔らかな紗を纏った華奢な少女の胸奥にも、そっとさざ波が広がっていく。 | 2.4 | ストア購入 |
![]() | カルロッタ: 新時代のために | 大胆な裁断と華やかなデザインがなされたドレス。 夜に紛れるべき時でさえ、彼女は鮮やかな赤で自身の到来を知らせる。 彼女は時代の流れを覆し、そしてそれをリードする。 | 2.0 | 初期 |
共鳴者考察
総評
共鳴解放からのラッシュを得意とする、共鳴スキルダメージ主体のメインアタッカー
特徴
- 強化重撃と共鳴解放が強力
通常攻撃、共鳴スキルで共鳴回路ゲージ(サブスタンス)が溜まり、ゲージ最大時に強力な強化重撃(イミネントオブリビオン)を発動できる。
共鳴解放で強化状態(トワイライト・タンゴ)に移行、強化重撃後に発動した場合はさらに「幕を開く者」(共鳴解放のダメージ倍率アップ+80%)のバフ。
強化状態中は、最大4発の遠距離射撃デス・ネル、決め技フェータル・フィナーレで華麗にラッシュをかけていく。- 普段の立ち回りで共鳴回路ゲージ&共鳴エネルギーを溜め、準備が整ったら上記で一気にダメージを稼ぐという仕組み。
説明文に固有名詞が並ぶため一見難解に思えるが、やること自体はシンプルで初心者でも扱いやすい。 - 単体相手のシチュエーションでは、とくに高いダメージを叩き出せる。
- 普段の立ち回りで共鳴回路ゲージ&共鳴エネルギーを溜め、準備が整ったら上記で一気にダメージを稼ぐという仕組み。
- 共鳴スキルで敵の行動停止&攻撃無効化
共鳴スキル命中時に敵を1.5秒間行動不能にできる。これは津波級・怒涛級のボスにも有効。
さらに共鳴スキル発動直後に空中攻撃を行うと、次の与ダメージ発生までカルロッタへの攻撃が無効となり、撃ち落とされる心配がなくなる。
クイックスワップ運用にも向いており、共鳴スキル発動直後にスワップすれば、行動停止で動けなくなった敵へ後続アタッカーが追撃する構図になる。
- 防御力無視のデバフ
カルロッタお嬢様の固有スキル「芸術至上」解放後は、変奏スキル・重撃・共鳴スキル・共鳴解放で防御力18%を4秒間無視のデバフを付与できる。
ダメージ計算の仕様上、防御力無視は攻撃力アップやダメージアップよりも強力。またこの効果はキャラを切り替えている時でも有効。
- 挙動は近接キャラ寄り
初の限定★5拳銃使いだが、これまでの拳銃キャラと異なり、重撃や空中攻撃が近接キャラ寄りの仕様になっている*1。
また射程の長い通常攻撃はほぼ使わず、むしろ共鳴スキルで敵と距離を詰めてからの接近戦が主体で、やはり使用感覚は近接キャラに近い。
ほか銃撃系のアクションは、弾が射出される瞬間の銃身にパリィ判定がある。- アールトのような射撃戦は苦手だが、それが気にならないぐらい他の要素が強いので、この性質が足を引っ張る場面はほぼない
通常攻撃長押しで派生する「狙い撃ち」もオミットされているが、使う機会は皆無で探索用途でも探索モジュール・射撃で代用可能なので特に問題はない。
- アールトのような射撃戦は苦手だが、それが気にならないぐらい他の要素が強いので、この性質が足を引っ張る場面はほぼない
- 共鳴能力ゲージの要約
ゲージ 種類 備考 
モルダブルプリズム結晶のゲージ 最大6 共鳴回路ゲージの上にもスタック数が表示される 
サブスタンス共鳴解放前の
共鳴回路ゲージ最大120 両方貯まるとカルロッタの髪が宝石化
強化重撃「イミネントオブリビオン」を発動可能
ティンテッドプリズム共鳴回路中央
発動可能になると赤色に光るCT22秒 
メタベクトル共鳴解放後の
共鳴回路ゲージ最大4 4pt蓄積時、通常攻撃or共鳴解放で「フェータル・フィナーレ」を発動
注意点
- ほとんどの攻撃が「共鳴スキルダメージと見なされる」
主力となる強化重撃、共鳴解放は共鳴スキルダメージ扱い。重撃ダメージアップや共鳴解放ダメージアップとは相性が悪いので注意。
- 共鳴回路ゲージ、共鳴エネルギー不足の時に火力が落ちる
強化重撃のために共鳴回路ゲージ120ptが必要だが、無凸だと変奏スキル>共鳴スキル>追加入力でも90pt止まり。
残り30ptを稼ぐために通常攻撃や回避反撃を使う必要が生じ、ダメージ倍率の低い行動が増えるぶん火力が落ちてしまう。
共鳴エネルギーも同様で、125族であるため共鳴効率100%ではなかなか共鳴エネルギーが溜まらない。
- 攻撃の順番、スワップのタイミングに注意
自身に「幕を開く者」(共鳴解放のダメージ倍率アップ+80%)のバフをかけるため、強化重撃>共鳴解放の順に撃つこと。
共鳴解放を発動すると共鳴回路ゲージのPtがリセットされるので、その意味でも中途半端な状態で共鳴解放を発動するのは避けたい。
ほか共鳴解放後の強化状態(トワイライト・タンゴ)中に交代すると、強化状態は途切れないが、「幕を開く者」のバフは解除される。
バフのかけ直しのためにスワップといった行為はかえって火力が落ちるので注意。
- 終奏スキルバフの持続切れに注意
よく使う共鳴スキル2回ローテの、変奏スキル>共鳴スキル追加入力>空中攻撃>強化重撃>共鳴解放~〆...は全体で10秒ほどかかる。
サブアタッカーに灯灯を置く場合、かなりギリギリで少しでも無駄行動があると間に合わないので注意したい。
- 範囲攻撃が少ない
単体特化型の性能をしていることもあり、集団戦をこなすのは苦手。
共鳴解放で自己強化するタイプなこともあり、フィールドでの雑魚狩りの使い勝手はあまり良くない。
と言いつつ、集団戦能力を問われる廃墟では敵のHPが高いため、使用率上位に位置している
運用方法
基本的な立ち回り
効率よく共鳴回路ゲージを溜める>強化重撃>共鳴解放...の流れが基本になる。
よく使われるのが共鳴スキルを2回撃つ運用法
- カルロッタで共鳴スキル>追加入力 共鳴回路ゲージ+30pt
- 控えに交代、CTの14秒を目安にローテし、終奏スキルでカルロッタに戻す
- カルロッタで変奏スキル>共鳴スキル>追加入力 共鳴回路ゲージ+90pt
- 共鳴回路ゲージ120pt消費で強化重撃(イミネントオブリビオン)
- 共鳴解放>デス・ネル4回>フェータル・フィナーレ
- 最初に戻って、以下ループ
通常攻撃を振る必要がなくなり、また強化重撃と共鳴解放の発動タイミングが早まるので終奏スキルのバフも乗せやすい。
ただ普通にやっても共鳴エネルギー不足でローテが破綻するので、そこを音骸のサブステ、秧秧や折枝の終奏スキルで補っていく。
ローテが速すぎると共鳴解放のCTが追い付かないので、音骸スキルを挟んだり、多少通常攻撃を挟む等して調整する。
なお共鳴回路ゲージはモルダブルプリズム消費で獲得でき、命中の可否は問わないので、戦闘開始前に攻撃空振りでゲージ最大にしておくことも可能。
1ローテの最短時間:25秒
メイン音骸はゼノコロッサスを想定。
| キャラ | 攻撃 | モルダブル プリズム | サブスタンス | 追加効果 |
|---|---|---|---|---|
| カルロッタ | (初動)共鳴スキル1段目 | 3 | - | |
| (初動)共鳴スキル2段目 | - | 30 | ||
| 控えに交代 | ||||
| 控え | 14秒を目安にローテ | |||
| 終奏スキルでカルロッタに交代 | ||||
| カルロッタ | 変奏スキル | 3 | 60 | ラストダンス等の武器効果発動 サブアタッカーの終奏スキルのバフを獲得 |
| 共鳴スキル1段目 | 6 | 60 | フロステッド・ハート5セット効果(前半)発動 | |
| 共鳴スキル2段目 | - | 120 | 「幕を開く者」効果獲得 | |
| 重撃・イミネントオブリビオン | - | - | 共鳴スキルCT短縮 | |
| 共鳴解放 | - | - | ラストダンスの武器効果発動 フロステッド・ハート5セット効果(後半)発動 | |
| デス・ネル4回 | - | - | 同上(共鳴解放発動扱い) | |
| フェータル・フィナーレ | - | - | 同上(共鳴解放発動扱い) | |
| 共鳴スキル1段目 | 3 | - | ||
| 共鳴スキル2段目 | - | 30 | ||
| 音骸スキル | - | 30 | ||
スキル考察
スキルLv育成優先度
共鳴解放≧共鳴スキル=共鳴回路>通常攻撃,変奏スキル
基本攻撃:サイレント・レクイエム
- 通常攻撃
- 【モルダブルプリズム】未所持時の通常攻撃。
装備した二丁拳銃で最大2段攻撃を行う。
2段目の攻撃で【モルダブルプリズム】を3つ獲得するため、攻撃ボタンを連打していれば下記の強化通常攻撃「必要な仕置き」にそのまま繋がる。
- 通常攻撃・必要な仕置き
- 【モルダブルプリズム】所持時の通常攻撃。
結晶製のマスケット銃で最大3段攻撃を行う。【モルダブルプリズム】を1つ消費するため、通常攻撃から繋げた場合は実質5段攻撃となる。
3段目が攻撃発生までやや時間がかかるため注意。プリズムの消費という観点では、2段目まで出してニュートラル回避でキャンセル、を繰り返すのが効率的。
- 重撃
- 旋回前進しつつ前方へ銃を撃ち、最後に正面へ1発放つ。【モルダブルプリズム】を3つ獲得する。
通常攻撃を挟まず直接繰り出すことができ、かつ発生し始めの時点でプリズムを獲得できるため、プリズムを素早く獲得したい場合に便利。
- 重撃・制約戦術
- 【サブスタンス】が満タン時、かつ【ティンテッドプリズム】が無効状態時(共鳴回路に詳細記述)に使用可能な特殊重撃。モーションは普通の重撃と変わらない。
【サブスタンス】はすべて消費するが、共鳴スキルのCTを6秒短縮する。
- 空中攻撃
- 空中から行う飛び蹴り。ライダーキック。
固有スキル1の効果で共鳴スキル「燦然たる意志」後に空中攻撃を行うとダメージ発生まで無敵になる。
やや範囲は狭いが全範囲攻撃で鉱石も一撃で割れるため鉱石割りにも使える。
空中に飛び上がるモーションがあるため、ジャンプ→回避→空中攻撃で平地からソアーの起動が可能な高度まで行ける。
- 空中攻撃・挨拶の一礼
- 空中攻撃後に通常攻撃を行うと出せる特殊技。後方へ回避しながら前方へ銃を撃つ。
【モルダブルプリズム】を3つ獲得する。
- 回避反撃
- 強化通常攻撃「必要な仕置き」の1段目と同様のモーションとなり、「必要な仕置き」2段目に派生する。
回避成功時に【モルダブルプリズム】を3つ獲得し、その後の回避反撃と必要な仕置き2,3段目で3つ消費できる。
共鳴スキル:バイオレンス・ロマン
「お静かに。」
CT:14秒
- バイオレンス・ロマン
- 1回目の共鳴スキル発動で行う攻撃。当たった敵は1.5秒間動けなくなり、【モルダブルプリズム】を3つ獲得する。
この行動不能効果は、怒涛級や津波級の相手でも当たれば行動不能になる。
- 燦然たる意志
- バイオレンス・ロマン発動後、7秒以内に再度共鳴スキル発動で行う攻撃。
【モルダブルプリズム】をすべて消費し、サブスタンスを獲得できる。消費量によって威力は変動しないが、最も効率的に【サブスタンス】を獲得できるのでプリズムを出来るだけ溜めた状態で使うのが理想。
プリズムが空のときは 通常重撃→共鳴スキル1・2段目 もしくは 共鳴スキル1段目→通常重撃→共鳴スキル2段目 と繰り出すことで、素早くプリズムを最大消費(6つ)できる。
バイオレンス・ロマン発動後にキャラ切替を行うと即座にCTに入ってしまうため、クイックスワップを利用しながら「燦然たる意志」を発動するには、スキルボタン入力直後、カルロッタが空中に移動するギリギリの合間にキャラチェンを挟む必要がある。
共鳴解放:ニューウェーブ・イーラ
「誉れはモンテリと共に。」
共鳴エネルギー消費:125 CT:25秒
【サブスタンス】が一度満タンになった後に発動すると下記技のダメージ倍率が80%UPする。(共鳴回路「幕を開く者」効果)
下記の攻撃はすべて「共鳴解放を発動」したとみなされ、ラストダンスやフロステッド・ハートのハーモニー等の「共鳴解放発動時」効果が攻撃のたびに発動する。
またダメージはすべて「共鳴スキルダメージ」扱いになる。
- ニューウェーブ・イーラ
- マスケット銃で広範囲に単発攻撃を行う。
発動後に10秒間トワイライト・タンゴ状態に入る。
この攻撃が命中した敵には解離効果が付与される。
- 解離効果
- 解離マークが4秒間付与され、付与中の敵にカルロッタが与えるダメージは防御力を18%無視する。
これによりおよそ10%程度ダメージが上昇する。(キャラと敵のレベル差などで若干の変動あり)
固有スキル2を発動させると変奏スキル「冬のアリア」、共鳴スキル「燦然たる意志」、共鳴解放「デス・ネル」、特殊重撃「イミネントオブリビオン」が命中でも付与されるようになる。

- トワイライト・タンゴ
- 持続時間:10秒
いわゆる強化状態。この状態では通常攻撃ボタン及び共鳴解放ボタンでの攻撃がデス・ネルに置き換わる。
また、この状態に入ると【サブスタンス】がすべて消費される。
キャラ切替を行っても効果時間内なら状態は継続される。
継続時間中、通常攻撃または共鳴解放を長押ししたままでも「フェータル・フィナーレ」までコンボが自動的に続いていく。
回避反撃や空中攻撃2段目(挨拶の一礼)が発動可能なとき、通常攻撃を入力するとその攻撃が優先して発動するが、共鳴解放を入力するとこれらの攻撃を挟まずにデス・ネルやフェータル・フィナーレを発動することができる。
- デス・ネル
- 1回発動するごとに【メタベクトル】を1Pt獲得する。
4Ptで後述の「フェータル・フィナーレ」へ移行するため、最大4回まで発動可能。
クイックスワップありのTA向け高難易度ローテーションの場合、デス・ネルは4発とも全てキャンセルしたほうが(発射しないほうが)DPSは高い。というのも4回全て撃ち切るのに最短でも5秒弱掛かるのだが、全てキャンセルした場合は2.1~2.5秒ほどまで短縮できる。そして、デス・ネル×4発の倍率よりもニューウェーブ・イーラ+フェータル・フィナーレの倍率の方が高い。
操作難易度は高い上に途中に回避判定が起こってはいけないのが煩わしいが、遠距離アタッカーである彼女なら比較的現実的に行う事ができる。共鳴効率要求も大きくなってしまうが、スワップ運用を考えてる等で出現時間を抑えたい場合はこの通常キャンセルコンボを検討してみると良いだろう。
- フェータル・フィナーレ
- 「アルテの完成ですわ。」
【メタベクトル】が4Pt貯まると発動する広範囲の単発攻撃。
発動するとトワイライト・タンゴ状態が解除される。
ちなみに固有スキル2を解放していない状態だと、ギリギリ解離効果が乗らないので注意。
共鳴回路:アート・オデッセイ
- ティンテッドプリズム
- CT:22秒
共鳴回路ゲージ中央にあるクリスタルのこと。最初は青色状態だが、徐々にクリスタル下部から左右にかけて結晶が生えていき、22秒で赤色に変化する。
色が赤い場合は特殊重撃が「イミネントオブリビオン」に変化し、色が青い場合は特殊重撃が「制約戦術」に変化する。
「イミネントオブリビオン」使用後はクリスタルが青色状態に戻り、22秒後に赤色へ変化する。


- 重撃・イミネントオブリビオン
- 【サブスタンス】が満タン時、かつ【ティンテッドプリズム】が有効状態時に使用可能な特殊重撃。
扇形の結晶を展開した後に破壊し、全方位へ攻撃する。
【サブスタンス】はすべて消費するが、共鳴スキルのCTを6秒短縮する。
共鳴スキルのCT短縮により、ちょうど「ティンテッドプリズム」獲得CTと同じ22秒で2回共鳴スキルを発動できる。(14+8秒)
この攻撃のダメージは「共鳴スキルダメージ」扱いになる。
- 幕を開く者
- 【サブスタンス】が一度満タンになった後に共鳴解放を発動させると、共鳴解放の3種(※)のダメージ倍率が80%UPする。
説明が分かりにくいが、ダメージ倍率アップ効果は「サブスタンス」を一度満タンにしさえすれば共鳴解放を撃つまで永続的に作用する。
つまり、一度満タンにしてしまえばその後に強化重撃を撃って消費しようがキャラチェンを挟もうが共鳴解放を発動するまで効果は持続する。- 当たり前だが、強化重撃で消費した後にキャラチェンを発動した場合は効果が切れてしまうので注意が必要。
- この効果の作用中は砂時計マークのバフアイコンが表示される。
※「ニューウェーブ・イーラ」「デス・ネル」「フェータル・フィナーレ」の3種
- サブスタンス
- 特殊重撃「制約戦術」または特殊重撃「イミネントオブリビオン」にて全消費することで使用する。
トワイライト・タンゴ状態では獲得できなくなる。
余談だが、サブスタンスが満タン状態になるとカルロッタの髪の毛が結晶化する。
【サブスタンス】獲得方法:内容 獲得Pt 獲得 変奏スキル 30Pt モルダブルプリズム1個消費 10Pt
- モルダブルプリズム
- 持続時間:10秒
強化通常攻撃「必要な仕置き」または回避反撃、共鳴スキル「燦然たる意志」にて消費使用する。
トワイライト・タンゴ状態では獲得できなくなる。
1度獲得すると持続時間がカウントされていくが、再度獲得すると持続時間が延長される。
【モルダブルプリズム】獲得方法:【モルダブルプリズム】消費方法:内容 獲得個数 獲得 通常攻撃2段目 3個 重撃 3個 空中攻撃(挨拶の一礼) 3個 共鳴スキル(バイオレンス・ロマン) 3個 変奏スキル 3個 回避成功 3個 内容 消費個数 消費 強化通常攻撃(必要な仕置き) 1個ずつ 回避反撃 1個 共鳴スキル(燦然たる意志) 全部
①変奏orスキル1段目でキャラの左上に表示されるプリズムを溜める
②①で溜めたプリズムをスキル2段目(燦然たる意志)や特殊通常攻撃によって消費すると共鳴回路が溜まっていく
③共鳴回路を満タンにすると共鳴解放の倍率バフが発動し、特殊重撃も発動可能になる。
④その特殊重撃と、バフが掛かった共鳴解放でダメージを出していく
①~③の間はキャラチェン可。とりあえず、共鳴解放中にキャラチェンを挟まないことと、共鳴解放前に強化重撃・イミネントオブリビオンを必ず発動することの2つを意識しておけば問題無い。
変奏スキル:冬のアリア
「これがモンテリの挨拶です。」
登場時、サブスタンス30ptとモルダブルプリズム3つを獲得できる。
そのまま共鳴スキルを2段発動すると、モルダブルプリズム6つを消費してサブスタンスを60pt獲得できる。
条件付きの強化変奏を持つキャラ達には敵わないものの、地味に倍率が高い。
終奏スキル:クロージング・リマーク
退場時に単発のダメージを与える。発動条件など特になく命中しやすい終奏スキルであるにもかかわらず非常に倍率が高い。
固有スキル
- フローレス・ピュリティ
効果が2つ存在する。②の効果はリナシータでの空中探索がより便利になる内容となる。
①共鳴スキル「燦然たる意志」後に空中攻撃を行うとダメージ発生まで無敵になる。「燦然たる意志」をスワップしない場合に活用できる。
②カルロッタをチームへ編成した際、探索モジュール「ソアー」のスタミナ消費が20%減少する。
- 芸術至上
変奏スキル「冬のアリア」、共鳴スキル「燦然たる意志」、共鳴解放「デス・ネル」、特殊重撃「イミネントオブリビオン」が命中した敵に解離効果が発生するようになる。
共鳴解放「デス・ネル」でも付与されるようになるため、共鳴解放「フェータル・フィナーレ」にも解離効果が乗るようになる。
キャラチェンジ攻撃
非変奏状態でカルロッタにキャラチェンジを行うと以下の攻撃が発動する。
下記で発生する攻撃のモーションとダメージ倍率は対応する攻撃/スキルのものを参照。
- 地上の場合
- 空中攻撃2段目(空中攻撃・挨拶の一礼)
モーションは同一だが倍率が下げられている。
倍率は基本攻撃Lvに依存しており、1段目は挨拶の一礼1段目の37.57%、2段目は挨拶の一礼2段目の46.1%となるようだ*2。ダメージ表記からの逆算のため、完全に正確な数値は不明。
また、共鳴回路の「【モルダブルプリズム】を3発獲得」はできない。
- 空中の場合
- 空中攻撃1段目
共鳴チェーン考察
- ノード1:散り際こそ美しく
1つ目は解離効果が付与された敵に対して自身のクリティカル率が12.5%アップする効果。
固有スキル2を開放してあれば変奏⇒共鳴スキル1,2⇒特殊重撃⇒共鳴解放という基本運用で解離状態は途切れないため、常に恩恵は受けられる。
変奏スキルおよび共鳴スキル2では複数敵への解離付与が難しい点や、自身がダメージを与える時のみの効果であり味方へのバフとしては使えない点は注意が必要。2つ目は、遊色状態(共鳴スキル1の行動不能状態)の敵に共鳴スキル2が命中すると、【サブスタンス】を追加で30Pt獲得する効果。
直接のダメージアップは無いが、共鳴スキル1回のローテでも共鳴回路ゲージを最大にできるため、運用・使用感が向上される。
ただ3人編成なら共鳴スキル2回のローテでも問題はないので、どちらかと言えば単騎運用やマルチプレイ向け。
「遊色状態の敵に"命中時"」であるため、空撃ちや共鳴スキル1で倒してしまった場合は効果が発動しない点に注意。
また遊色状態の継続時間は1.5秒であるため、スキル1と2の間に重撃等を挟む場合は最終段をキャンセルする必要がある。
- ノード2:暮れてなお新たな息吹
共鳴解放「フェータル・フィナーレ」のダメージが2.2倍となるシンプルな効果。
カルロッタ単体の火力としては無凸比1.2~1.3倍程度になる見込み。
- ノード3:完璧なアン、ドゥー、トロワ
1つ目は終奏スキル「クロージング・リマーク」発動後、カルロッタの攻撃力の1032.18%にあたる追加攻撃を発動する効果。
単純に倍率が高く、「クロージング・リマーク」と合わせれば合計1,826.38%にもなるため強力。2つ目は共鳴スキル「バイオレンス・ロマン」、共鳴スキル「燦然たる意志」のダメージ倍率が93%アップする効果。
共鳴スキルのダメージが2倍近くになり、フィールドの3コス音骸程度なら共鳴スキルだけで片付くことも多い。
ローテーションにもよるが、無凸と比べて1.5倍以上の火力上昇が見込める優秀な共鳴チェーン。
- ノード4:過ぎし雨を汲みて杯満たす
重撃、特殊重撃「制約戦術」、特殊重撃「イミネントオブリビオン」発動時、30秒間チーム全員の共鳴スキルダメージが25%アップする。
効果量は大きくないものの、長離等と組む場合は有難い効果。
- ノード5:過去と未来に一献を
特殊重撃「イミネントオブリビオン」のダメージ倍率が47%アップする。
「イミネントオブリビオン」のダメージが1.5倍ほどになるが、カルロッタ単体の火力の伸びとしては5%ほどに留まる。
- ノード6:幕が降りるまで我が道を
1つ目は共鳴解放「デス・ネル」にて発射されるプリズムが増加し、「デス・ネル」のダメージ倍率が186.6%アップする効果。
「デス・ネル」がバフ込みで1発20~30万ダメージを叩き出すようになり、共鳴解放全体のダメージが大きく向上する。2つ目は共鳴解放「デス・ネル」の射撃が敵に命中時、1.5秒間経過するか被ダメージの発生まで敵を行動不能にする溢光効果を付与する効果。
カルロッタは共鳴解放の撃ち切りまでがそこそこ長く、カットインのない「デス・ネル」は被弾によって中断されることもあるため、非常に強力な効果……
と言いたいところなのだが、この溢光効果は「デス・ネル」の射撃以外で被ダメージが発生すると解除される。
「デス・ネル」の射撃に合わせて発射される小さなプリズム、これが時間差で敵に命中することで行動不能が解けてしまうため、実際には次弾発射まで敵を止めておくことはできない。
また折枝等の協同攻撃についても同様で、タイミング次第では「デス・ネル」で敵を固めた直後に協同攻撃が命中し溢光効果が解除、なんてこともそれなりに起きる。
勿論完凸していない状態よりは楽になるものの、共鳴解放を発動すれば最後まで一方的に撃ち切れる、というわけではないため注意。
ビルド考察
武器
| 拳銃 | 武器名 | レア | 攻撃力 | サブステータス | 武器効果 | 入手 | 実装 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ルクス&アンブラ | ★5 | 587 | クリティカルダメージ 48.6% | 再び炎に抱かれて 攻撃力が12%/15%/18%/21%/24%アップ。 音骸スキルダメージを与えた時、24%/30%/36%/42%/48%の重撃ダメージブーストを付与、6秒間持続。 重撃ダメージを与えた時、24%/30%/36%/42%/48%の音骸スキルダメージブーストを付与、6秒間持続。 1回の攻撃につき、最大24%/30%/36%/42%/48%のダメージブーストが適用可能。 2つの効果を同時に所持している場合、ダメージを与えると、目標の防御力を8%/10%/12%/14%/16%無視。 | 限定 集音 | 2.7 |
![]() | 森のアリア | ★5 | 500 | クリティカル36.0% | 常夏のオード 攻撃力12%/15%/18%/21%/24%アップ。目標に【風蝕効果】を付与した後、自身の気動ダメージが24%/30%/36%/42%/48%アップ、10秒間持続。 【風蝕効果】が付与されている目標への攻撃が命中時、目標の気動耐性が10%/11.5%/13%/14.5%/16%ダウン、20秒間持続。同名効果を重複発動できない。 | 限定 集音 | 2.3 |
![]() | ラストダンス | ★5 | 500 | クリティカルダメージ 72.0% | 無声の弔辞 攻撃力12%/15%/18%/21%/24%アップ。変奏スキルまたは共鳴解放発動時、自身の共鳴スキルダメージが48%/60%/72%/84%/96%アップ、5秒間持続。 | 限定 集音 | 2.0 |
![]() | 不変の湖煙 | ★5 | 587 | クリティカル 24.3% | 侵食 共鳴効率12.8%/16%/19.2%/22.4%/25.6%アップ。終奏スキル発動時、登場するキャラの攻撃力が10%/12.5%/15%/17.5%/20%アップ、この効果は最大1スタック、14秒間持続。 | 恒常 集音 | 1.0 |
![]() | 迸る雷霆 | ★4 | 387 | 攻撃力 36.4% | 我に敵なし 通常攻撃・重撃ダメージを与える場合、共鳴スキルダメージが7%/11%/15%/19%/23%アップ、この効果は最大3スタック、10秒間持続。1秒ごとに1回発動可能。 | 先駆 ラジオ | 1.0 |
![]() | 燃え尽きぬ焔 | ★4 | 412 | 攻撃力 30.3% | 熱い血潮 変奏スキル発動時、共鳴スキルダメージが20%/25%/30%/35%/40%アップ、この効果は15秒間持続。 | 恒常 集音 | 1.0 |
解説
同時実装の武器は「ラストダンス」。
期待値的にはラストダンス>ルクス&アンブラ=森のアリア≧不変の湖煙>燃え尽きぬ焔>その他★4武器。
「不変の湖煙」はサポート寄りの性能だが、基礎攻撃力とクリティカル率だけでも強く、共鳴効率アップも有難い。
「ルクス&アンブラ」と「森のアリア」は期待値でわずかに不変を上回る。既に確保しているなら使い回してもいい。
★4で妥協するなら「燃え尽きぬ焔」が一番期待値が高い。
ラジオ武器「迸る雷霆」は3スタック状態なら焔を上回るが、そもそも通常攻撃を振らないキャラなので条件を満たしづらく微妙。
ラジオ武器「紅炎」は同凸だと焔を下回るので、カルロッタのために交換・強化する意義は薄い。
音骸・ハーモニー効果
| ハーモニー | セット | 効果 | 実装Ver |
|---|---|---|---|
フロステッド・ハート | 2 | 共鳴スキルダメージが12%アップ | 2.0 |
| 5 | 共鳴スキル発動時、自身の凝縮ダメージが22.5%アップ、15秒間持続。 共鳴解放発動時、自身の共鳴スキルダメージが18%アップ、5秒間持続、最大2スタック。 |
「
フロステッド・ハート」は同時実装のハーモニー効果。カルロッタ専用とも言えるほど最適。
メイン装備におすすめの音骸
「ゼノコロッサス」は強襲エネルギーの都合上ほぼカルロッタ専用音骸となっている。
共鳴解放使用、デス・ネル×4、フェータル・フィナーレで共鳴解放を6回発動したことになり、1度の共鳴解放で強襲エネルギーを最大まで貯められる。
メイン装備時の効果、「自身の凝縮ダメージが12.00%アップ、共鳴スキルダメージが12.00%アップ」は非常に強力。
音骸スキルは出が遅いものの、範囲と凍結効果が優秀。
空中で発動可能であり、共鳴解放「フェータル・フィナーレ」後、共鳴スキル2段目が命中した直後に発動し、スワップキャンセルすることでDPSの底上げを行える。
重視するステータス
| コスト | 4 | 3 | 3 | 1 | 1 |
|---|---|---|---|---|---|
| メイン | クリティカル系 | 凝縮ダメージ 攻撃力% | 攻撃力% | ||
| 攻撃力(固定値) | HP(固定値) | ||||
| サブ | クリティカル系>攻撃力%/共鳴スキルダメージ>共鳴効率≧攻撃力(固定値) | ||||
アタッカーの例に漏れず、クリティカル系を優先したい。
折枝や秧秧を編成に入れない場合は、共鳴解放のために共鳴効率が30%程度欲しい。
編成
相性の良いキャラ
前提として、カルロッタのダメージの大部分を占める共鳴スキル、特殊重撃、共鳴解放にはクールタイムがあるため、
サポーターの一連の行動にかかる時間が短すぎるとカルロッタまでローテーションを回したところで出来ることがなくなってしまう。
(カルロッタの一般的な出場時間は約13~15秒前後が目安であり、共鳴解放のCTは25秒なので10秒程度はサポーターで時間を潰す必要がある)。
ヒーラー枠として出場時間のきわめて短いヴェリーナ(特に2凸以上)を採用する場合、もう一名は出場時間が長めのサポーターを編成して出場時間のバランスを取るといいだろう。
- 凝縮・共鳴スキルサポーター
折枝
Ver2.7時点でも最高の相方。
終奏スキルで凝縮ダメージブースト(20%)と共鳴スキルダメージブースト(25%)
更に固有スキルの共鳴エネルギーチャージ(15Pt)により共鳴効率が不足気味でもローテが成立するため、音骸サブステ厳選で火力を盛りやすくなる。
カンタレラ
ブラント
共鳴スキルダメージブースト(25%)持ちで、回復もこなせる(ブラントはシールドも)
ただし消滅/焦熱ダメージブーストは腐る。
桃祈
共鳴スキルダメージブースト(38%)の終奏スキルを所持。
ただ協奏効率の悪さが目立つため、武器に霊感ディスコードを持たせたり、ローテ順を工夫したりする必要がある。
例えばヒーラー枠に変奏の重要性が低めなヴェリーナを採用し、カルロッタ>桃祈>ヴェリーナ>桃祈>カルロッタの順にローテする(桃祈に変奏スキルを2回撃たせる)
攻撃が激しい相手の場合、ジャスト回避で協奏エネルギーを稼ぐのも1つの手。
灯灯
上に同じく、共鳴スキルダメージブースト(38%)の終奏スキルを所持。
桃祈と違い霊感ディスコードが必須ではなく、灯灯自身がメインアタッカータグ持ちで(★4にしては)火力が出せるのが売り。
終奏スキルバフの持続が10秒と短いが、総評の運用法にある共鳴スキル2回のローテならギリ10秒以内に収まる。
ただ1度でも吹き飛び、共鳴エネルギー不足などで遅れが生じると間に合わなくなるので、そこは注意。
- その他サポーター
- シナジーはないが、パーティ全体のDPS向上が見込めるキャラクター
下記のキャラクターは攻撃モーションや倍率が非常に優秀なため、シナジーを無視して編成しても上記のキャラを使うよりパーティ全体の火力は高くなる場合がある。
それぞれ注意点はあるが、既に育成済みであれば是非検討したい。
フローヴァ
カルロッタの出場中に裏から攻撃できるアタッカー。本人の出場中の火力も高い。
シナジーは何も無いが、そんなものは関係無く2人のキャラパワー(と全ダメージブースト持ちのバッファー)だけで戦っていける。問題は別々で使った方が複数パーティ必要なエンドコンテンツで対応しやすいくらいか。
散華
終奏スキルは噛み合わないが協奏効率に優れており、また同じ凝縮属性であるため凝縮接待系のバフをカルロッタと共有できる。
火力バフは6凸効果や音骸スキルに頼る必要があるが、対単体なら出場時間の短さと高い瞬間火力により、編成単位のDPSは桃祈や秧秧よりも上回る。
注意点としてヒーラー枠がヴェリーナだと、出場時間が短すぎてカルロッタの共鳴解放のCTが追い付かなくなる。
ショアキーパーや白芷と組むか、多少通常攻撃を振って出場時間を調整するといいだろう。
長離
長離を採用する場合はダブルアタッカーによるクイックスワップ編成となる。
理論値だけ見るなら折枝に匹敵する火力を出せるが、理論値を出すための操作難易度が高い*3。上級者向け。
その他
ギャラリー
キャラクター紹介
- 公式サイト:『後悲鳴人類記事:交錯する星群れ』|カルロッタ
- 公式サイト:プロフィール紹介
- 公式サイト:カルロッタスペシャル「スプラッシング・サマー」
- 公式サイト:アーカイブ回顧|ストラクチュアル・リコンストラクション──カルロッタ
公式イラスト
公式動画
『鳴潮』キャラクターPV丨カルロッタ丨懺悔の宵宴
『鳴潮』共鳴者実戦トレーラー | カルロッタ
先駆ラジオ 深夜チャンネル | カルロッタ
『鳴潮』衣装PV | スプラッシング・サマー&ローレル・ニンフ
集音履歴
| Ver | 期間 | 集音 | ★5キャラ | ★4キャラ | ★5武器 | ★4武器 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2.6前 | 2025/08/28 ~ 2025/09/17 |
| オーガスタ カルロッタ ショアキーパー | 熾霞 釉瑚 淵武 | 長刃・雷霆を統べし王剣 拳銃・ラストダンス 増幅器・星々のコンチェルト | 長刃・破滅に迫る赤方偏移 拳銃・燃え尽きぬ焔 増幅器・変化の星 |
| 2.3後 | 2025/05/22 ~ 2025/06/11 |
| シャコンヌ 今汐 長離 カルロッタ ロココ ブラント | 丹瑾 秧秧 モルトフィー | 拳銃・森のアリア 長刃・歳華調和 迅刀・赫く燃ゆる流光 拳銃・ラストダンス 手甲・トラジコメーディア 迅刀・エンドレスボヤージュ | 拳銃・燃え尽きぬ焔 増幅器・奇妙バリエーション 拳銃・悖理を説く宇宙ジェット |
| 2.0前 | 2025/01/02 ~ 2025/01/23 |
| カルロッタ 折枝 | 熾霞 散華 モルトフィー | 拳銃・ラストダンス 増幅器・氷華の雅印 | 拳銃・悖理を説く宇宙ジェット 増幅器・コアが溶融する降着円盤 手甲・金鉄の志 |
登場ストーリー
余談
キャラクター
- フルネームは「カルロッタ・モンテリ」。
カルロッタの生い立ち・モンテリファミリーの人物について
カルロッタの生い立ち:
元々はモンテリ分家の出で、両親が死去して孤児院に預けられた時に能力に目覚めたが同時にオーバークロックを発症して無自覚に水晶を形成し、モンテリファミリーのボス・フランチェスコの献身的な介護で完治したカルロッタにモンテリ家の血統を見たフランチェスコは彼女を養子に迎えた。
フランチェスコに恩義と忠誠を誓ったカルロッタはモンテリの名に恥じぬよう血の滲む努力をし、実力で確固たる地位に上り詰めた。フランチェスコ・モンテリ

コードネームは「パドリーノ」。モンテリファミリーのボスで、カルロッタの養祖父。
かつて海を渡り、ネオユニオンでデバイスを開発・改良する技術を身につけて戻って来た。コッポラ・モンテリ

カルロッタの叔父で、フランチェスコの実子。そしてモンテリファミリーの次期当主。
現在はカルネヴァーレ関連の仕事と、フィサリアファミリーとの交渉の責任者を任されている。実はファミリーの「裏切り者」。モンテリのデバイス技術を教団に横流しすることで、教団の庇護を得てフィサリアを出し抜こうと画策していた。
もう一人のカルロッタ曰く、フィサリアとの抗争である「あの雨の夜」を経てカルロッタは一層ファミリーのために尽力するようになったのに対し、コッポラは何者かの庇護を得たいと考え始めたのではないかのこと。- 「我々の力ではすべてを守ることなどできない……ならば、庇護を求めることの何が悪い?同じ道を歩む者の選ぶことの、何が間違っていると言うのだ?」(連星任務/コッポラ)
ちなみにカルロッタはコッポラのことを「コッポラおじ様」と呼んでおり、かなり信頼していた模様。そのためギリギリまでコッポラのことを信じようとしていたし、決別した時は悲しんでいた。
- 「おじ様、教えてください。カルネヴァーレの前に、あの司祭が見せたペンダント……彼はどうやってあれを手に入れたのですか?おじ様は……どのような状況で囚われたのですか?」
「彼らがおじ様に何かしたのですか?脅されて、本意ではないことを強いられたとか……」(連星任務/カルロッタ) - 「ただ、やっぱり、すぐには受け入れられなくて……ここまでやってきたことに後悔はありません。真相を見つけたことも、裏切り者を見つけたことも、危機を阻止しようとしていることも……ただ、裏で糸を引いていたのがコッポラであることが、とても悲しくて……」(連星任務/カルロッタ)
エットレ・モンテリ
故人。カルロッタのキャラクターPV冒頭で、お墓に入っていた人物。
ストーリーでは一切触れられていないため、詳細不明。
少なくともフランチェスコとカルロッタが葬儀に出席してるため、モンテリの中でも高位の人物だとは思われる。
次女であるカルロッタが義父、叔父に次ぐ権力を有していることから、カルロッタの義姉か義母の可能性が高い。ザンニー
モンテリファミリーの職員。アヴェラルド金庫防衛課に所属している。
カルロッタとは潮汐任務二章で初対面。ダンゴでダンジョンイベント内に登場する「パーツ」テキストに、キャラの小ネタが記載されている。
パーツ 内容 継承パーツ カルロッタのコーヒーの最も重要な隠し味は、柑橘類。
品種、産地、熟成度合いまで、彼女は全てにこだわる――
最近は、少し酸味と渋みのあるシトラスのスライスがお気に入りのようだ。覚醒パーツ カルロッタは赤が好き。そして、どのような状況でどの赤を使うべきか、正確に把握している。
最も使いこなすのが難しいのは、おそらく頬を染める緋色だろうか?
- 潮汐任務二章一幕で漂泊者と接触するが、実はそれより前の二章序幕で、漂泊者とブラントがラグーナの港で会話しているシーンの背景にチラチラ映り込んでいる。
- カルロッタ連星任務「夜の雨に濡れたファミリーの過去」クリア後、14:00~17:00の時間のみ広場区下層のソファーの1つにカルロッタが座っている。付近に移動すると自動的に操作キャラクターが漂泊者に変わり、カルロッタと会話することが可能。毎日座っているため毎日話しかけることが可能だが、2回目以降はセリフが固定のものとなっている。
「広いラグーナで、こうしてまたあなたと出会えるなんて……」
「今日はここで誰と会う予定?」
「ファミリーのメンバーと待ち合わせしているのか?(待ち合わせしているの?)」
「いいえ、どちらも違いますわ。美味しい飲み物をわたくしにご馳走してくださる方であれば、考えてあげなくもないですが。
ここへは、新鮮な空気を吸いに、ただ頭を空っぽにするために来ました。
好天の下、水上劇場から聞こえてくる役者たちの歌声、人々のおしゃべりや市場の活気……
生き生きとしたこの街は、まるで金箔をまとっているかのように輝かしい。
そして、何よりも素晴らしいのは、わたくしを悩ます問題とは無縁であるということ。」「とまあ、冗談はこのくらいに……コッポラ……あの人がファミリーから除名され「処理」された後、わたくしの仕事は増える一方です。それでも、わたくしのすべきはファミリーにとって有益なことだけ。
しかし、立場が変われば、物事の見方も、できることも変わってきます。次期当主として、わたくしはこのポジションに適応できるよう、変わっていく必要があるのです。
でも、より良い未来が訪れるより前、今日のような穏やかな午後は……一緒にお酒とデザートを楽しむ、なんていかがですか?
普通の人たちと同じように、「暗号」のベールを脱ぎ捨てた“ただの”お酒を味わいましょう。」「輝かしい午後は、いつも美しく心地よいものですね。こんな心地よい時間にお似合いの特別なドリンクはいかがですか?」
「特別?どれくらい?」
「前にドリンクメニューで見たことがあるような気がするけど。」
「あら、待ち合わせ場所や屋外のバーにある「暗号」のことでしょうか。
あれも確かにいいですけれど、わたくしのおすすめは「オパール」。わたくしと同じ名前のオリジナルカクテルです。」
「レッドベルベットの「レッドベルベットリボン」みたいな?」
「ええ、そういうことです。今後、リナシータのドリンクを注文できる場所ならどこでも、このカクテルを通じてわたくしと連絡を取ることができますわ。
もちろん、わたくしとの関係を示すことで、モンテリファミリーの協力を得ることもできるでしょう。このカクテルのレシピは、ごく少数のモンテリしか知らない「秘密」ですから。」
「その「秘密」を知りたい。」
「安心して、「秘密」は必ず守る。」
「あなたが保証する必要はまったくありません。だってわたくし、あなたのことは心から信頼していますので。
では、よく聞いてくださいね。ベースはホワイトラム、それにローズウォーターとポムグラニトのジュース、そしてブラックペッパーとフリトレリィパウダーを少々加える。……これが「オパール」のレシピです。覚えましたか?」
「(覚えた。心の中で復唱する)」「自分のレシピを持つには、どうしたらいい?」
「俺も(私も)自分のレシピが欲しい。」
「「漂泊者」という名前のオリジナルカクテルが欲しい、ということですか?
そうですね……あなたはどんな味がお好きですか?どんな色、どんな要素を取り入れたいですか?
何も特別なことはありません。あなたの好みをもとに、広めていくだけです。」「もちろん、すぐに決める必要はありません。あなたを表すのはどんなお酒なのか、じっくり考えてみてください。それまでは、「今」を楽しんだらいかがでしょうか?」
『彼女が伝えようとしているのは、必ずしもすべての問題にすぐ答えを出さなくてもいい、ということだろうか。
彼女は自身を悩ませる問題を、この憩いの時からあえて遠ざけている。まるでこの時間、この場所にいる心地よさを相手と共有するかのように。
時が静かに流れる中、言葉もなく、ただ見つめ合う。二人の姿は輝かしい午後の風景に溶けていった。』
- セブンヒルズのカンピドーノの丘(巨塔の闘技場側)にいるモンテリと取引をしている商人?が他の人に「カルロッタは只者では無い」から気を付けろと忠告している。
その他
- 『鳴潮』初の大型アップデート、Ver2.0の開幕に実装された初の★5拳銃キャラ。拳銃&凝縮という組み合わせも初。
ちなみに鳴潮リリース以前のβ版には彼女に似ているキャラが存在していた。 - 終奏スキルを100回使用すると、実績「カルロッタの名にかけて」が獲得できる。
- ゴンドラ二人乗りに招待すると、専用の台詞が聞ける。
- 共鳴能力の「ストラクチュアル・リコンストラクション」は、英語にするとStructural Reconstruction=「構造的再構築」的なニュアンス。
中国語版は「向度重塑」、英語版は「Crystal Remorph」となっている。- 「モルダブルプリズム」:中国語版では「可塑晶质」。「可塑性」と「晶質」を組み合わせた造語と思われる。
「Moldable」は形を変えることができる、または成形可能な性質のことである。 - 「ティンテッドプリズム」:中国語版では「镀色晶」、英語版では「Tinted Crystal」。
「镀」はメッキ、「Tinted」は着色された、の意。 - 「遊色」:宝石としてのオパールに見られる、虹彩が角度によって多彩に変化する現象のこと。
- 「モルダブルプリズム」:中国語版では「可塑晶质」。「可塑性」と「晶質」を組み合わせた造語と思われる。
- 待機モーション
- 1:香水?を使った後、香水?を空中に放り投げ、炸裂させる。
- 2:椅子を呼び出し?、座る。何処からともなくお茶?を取り出して飲んだ後、立ち上がる。
- 3:幾つかの銃を呼び出し、その中の一つを選んでコアを取り出す。
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