気動
手甲天才と呼ばれるセブン・ヒルズの「諭しの女」、ユーノ。運命に愛された彼女は、月光の軌跡から、他者には到底触れられない絶対的な未来を見通すことができる。
しかし、恩賜と呪いは表裏一体。だからこそ彼女は、その「正しさ」に逆らい、覆すことを決意した。定まりが無常となり、昼が唯一の永遠でなくなるまで。
彼女は瞳に映ったものを対価に、月の矢を放つ。
世間から離れた月は全ての季節に浸透し、停滞、そして循環する……無限を超越する者に捕らえられ、止むことのない変化が与えられるまで。
私はユーノ。月食と共に生まれた天才にして、正しい未来を見通す諭しの女よ。気になることがあったら、私のところに来なさい……ただし、望む答えが得られる保証はないけど。
戦闘スタイル
 | Tag: 耐久・回復 |  | Tag: 協奏効率 |
 | Tag: 共鳴解放ダメージ |  | Tag: 重撃ダメージブースト |
ステータス
 H P |  攻撃力 |  防御力 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| Lv | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 |
| 1 | - | 842 | - | 36 | - | 92 |
| 20 | 2190 | 2751 | 93 | 120 | 236 | 295 |
| 40 | 4170 | 4731 | 181 | 208 | 447 | 506 |
| 50 | 5441 | 6002 | 238 | 265 | 582 | 642 |
| 60 | 6712 | 7273 | 295 | 322 | 718 | 777 |
| 70 | 7983 | 8544 | 353 | 371 | 853 | 913 |
| 80 | 9254 | 9815 | 401 | 419 | 989 | 1048 |
| 90 | 10525 | - | 450 | - | 1124 | - |
| 最大共鳴エネルギー | 共鳴効率 |
|---|---|
| 125 | 100% |
| クリティカル率 | クリティカルダメージ |
| 5%(13%) | 150% |
| ステータスボーナス | 2段目 | 3段目 |
|---|---|---|
| 基本攻撃 | +攻撃力1.8% | +攻撃力4.2% |
| 共鳴スキル | +クリティカル率1.2% | +クリティカル率2.8% |
| 共鳴解放 | +クリティカル率1.2% | +クリティカル率2.8% |
| 変奏スキル | +攻撃力1.8% | +攻撃力4.2% |
スキル
基本攻撃
予言する者の孤行
月の環・通常攻撃
月の環で最大3段の連続攻撃を行い、気動ダメージを与える。
空中攻撃
スタミナを消費して落下攻撃を行い、気動ダメージを与える。
月の環・回避反撃
回避成功後一定時間内に通常攻撃を一回押しすると、月の環で目標を攻撃し、気動ダメージを与える。
このスキル発動後、一定時間内に通常攻撃を一回押しすると、月の環・通常攻撃3段目を発動する。
月の弓・通常攻撃
重撃・流変・月の環を発動すると、ユーノが月相の巡り・三日月状態に入る。この状態では月の弓で攻撃する。
月の弓で最大3段の連続攻撃を行い、気動ダメージを与える。このダメージは共鳴解放ダメージと見なされる。
空中で発動可能。
月の弓・回避反撃
月相の巡り・三日月状態中、回避成功後一定時間内に通常攻撃を一回押しすると、月の弓で目標を攻撃し、気動ダメージを与える。このダメージは共鳴解放ダメージと見なされる。
月相の巡り・三日月状態中、このスキル発動後一定時間内に通常攻撃を一回押しすると、月の弓・通常攻撃3段目を発動する。
空中で発動可能。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| 月の環・通常攻撃1段目ダメージ | 44.10% | 87.68% |
| 月の環・通常攻撃2段目ダメージ | 23.17%*2 + 23.87% =70.21% | 46.06%*2 + 47.46% =139.58% |
| 月の環・通常攻撃3段目ダメージ | 44.26%*2 + 45.60% =134.12% | 87.98%*2 + 90.65% =266.61% |
| 空中攻撃 | 27.00%*2 =54.00% | 53.68%*2 =107.36% |
| 月の環・回避反撃 | 41.29%*2 + 42.54% =125.12% | 82.08%*2 + 84.57% =248.73% |
| 月の弓・通常攻撃1段目ダメージ | 63.60% | 126.45% |
| 月の弓・通常攻撃2段目ダメージ | 28.00%*3 =84.00% | 55.67%*3 =167.01% |
| 月の弓・通常攻撃3段目ダメージ | 84.00%*2 =168.00% | 167.01%*2 =334.02% |
| 月の弓・回避反撃ダメージ | 52.00%*3 =156.00% | 103.39%*3 =310.17% |
| 空中攻撃スタミナ消費 | 30 | |
共鳴スキル
予見の導き
原初の律動
ユーノは前方へ突進し、気動ダメージを与える。
終末の響き
ユーノが月相の巡り状態でない場合、月の環・通常攻撃3段目、変奏スキルまたは原初の律動を発動時、共鳴スキルが終末の響きに代わり、5秒間持続。
終末の響きを発動時、複数回気動ダメージを与え、月相の巡り状態に入る。
未完の響き
ユーノが月相の巡り・弦月状態中、共鳴スキルが未完の響きに代わる。
未完の響きを発動時、複数回気動ダメージを与える。
終末の響きと未完の響きは同じクールタイムを共有する。
限界を超える一引き
ユーノが月相の巡り・三日月状態中、共鳴スキルが限界を超える一引きに代わり、初回時は発動回数を2回分獲得する。
限界を超える一引きを発動時、ユーノは移動し、気動ダメージを与える。このダメージは共鳴解放ダメージと見なされる。
- スキル発動時の移動は、移動コマンドを入力することで、距離を延ばすことができる。ユーノが被撃・ダウン状態の場合、限界を超える一引きを発動すると、その状態が解除される。
空中で発動可能。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| 原初の律動ダメージ | 9.38%*7 + 65.65% =131.31% | 18.65%*7 + 130.52% =261.07% |
| 原初の律動クールタイム | 6秒 | |
| 原初の律動協奏エネルギー獲得 | 6 | |
| 終末の響きダメージ | 70.79%*2 + 72.93% =214.51% | 140.73%*2 + 145.00% =426.46% |
| 終末の響き協奏エネルギー獲得 | 8 | |
| 未完の響きダメージ | 70.79%*2 + 72.93% =214.51% | 140.73%*2 + 145.00% =426.46% |
| 終末の響きと未完の響きクールタイム | 8秒 | |
| 未完の響き協奏エネルギー獲得 | 8 | |
| 限界を超える一引きダメージ | 110.55%*2 =221.10% | 219.79%*2 =439.58% |
| 限界を超える一引きクールタイム | 10秒 | |
| 限界を超える一引き協奏エネルギー獲得 | 8 | |
共鳴解放
溺れし月の海
気動ダメージを与え、月相の巡り状態に入る。
空中で発動可能。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| スキルダメージ | 550.00% | 1093.46% |
| クールタイム | 25秒 | |
| 共鳴エネルギー消費 | 125 | |
| 協奏エネルギー獲得 | 20 | |
共鳴回路
満ち欠けの間に揺らぐ
月相の巡り
ユーノは共鳴スキル・終末の響きまたは共鳴解放を発動することで、月相の巡り状態に入る。
月相の巡りには弦月と三日月の2つの状態があり、初期状態では弦月となる。ユーノは重撃・流変を発動することで、この2つの状態を切り替えられる。
月相の巡り状態中：ユーノのジャンプが重撃・流変に代わり、空中ではスタミナを回復できない。
移動時、ユーノは月のそぞろ歩き状態に入り、特殊なモーションで移動する。空中ではスタミナを継続して消費する。
特定のギミック、探索モジュール、またはジャンプを長押しすると、月相の巡り状態は終了する。
月相の巡り・弦月
ユーノは月の環で攻撃し、目標に命中すると【霊性】を獲得する。
ユーノが重撃・流変・月の弓を発動すると、気動ダメージを与え、月相の巡り・三日月状態に入る。このダメージは共鳴解放ダメージと見なされる。
重撃・流変・月の弓は空中で発動可能。
月相の巡り・三日月
ユーノは月の弓で攻撃し、月の弓・通常攻撃、共鳴スキル・限界を超える一引き、月の弓・回避反撃を発動時は、【霊性】を消費して、今回発動したスキルのダメージ倍率をアップさせる。
さらに協奏エネルギーを追加で獲得し、近くにいるチーム内キャラのHPを回復する。
ユーノが重撃・流変・月の環を発動すると、気動ダメージを与え、月相の巡り・弦月状態に入る。このダメージは共鳴解放ダメージと見なされる。
重撃・流変・月の環は空中で発動可能。
重撃・至高の円満
ユーノの協奏エネルギーが満タン時、重撃が至高の円満に代わる。
至高の円満を発動時、ユーノは自身の月相の巡り状態を終了し、近くにいるチーム内キャラのHPを回復する。
さらに、周囲の目標に気動ダメージを与える。このダメージは共鳴解放ダメージと見なされる。
また、自身を中心に満月領域を展開し、この効果は25秒ごとに1回発動可能。
空中で発動可能。
満月領域
領域内のキャラは、一定時間ごとにHPとスタミナを回復する。
領域内の登場キャラはシールドを獲得すると、蒼白なる死光の祝詞を1スタック獲得する。この効果は0.5秒ごとに1回発動可能。
蒼白なる死光の祝詞
キャラに4%の全ダメージブーストを付与し、10秒間持続、最大10スタック。
再獲得時、持続時間がリセットされる。他のキャラに切り替えると、この効果は消える。
霊性
【霊性】は最大100Pt。
- ユーノが変奏スキルを発動時、【霊性】を40Pt獲得。
- ユーノが共鳴解放を発動時、【霊性】を60Pt獲得。
- ユーノが終末の響きまたは未完の響きを発動時、【霊性】を25Pt獲得。
- ユーノが月相の巡り状態中、月の環・通常攻撃、月の環・回避反撃、空中攻撃が目標に命中時、【霊性】を獲得。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| 月相の巡り持続時間 | 15秒 | |
| 流変・月の弓ダメージ | 126.00% | 250.51% |
| 流変・月の環ダメージ | 39.83%*4 =159.32% | 79.18%*4 =316.72% |
| 月の弓・通常攻撃1段目強化ダメージ | 103.60% | 205.97% |
| 月の弓・通常攻撃2段目強化ダメージ | 48.00%*3 =144.00% | 95.43%*3 =286.29% |
| 月の弓・通常攻撃3段目強化ダメージ | 134.00%*2 =268.00% | 266.41%*2 =532.82% |
| 月の弓・回避反撃強化ダメージ | 78.67%*3 =236.01% | 156.40%*3 =469.20% |
| 限界を超える一引き強化ダメージ | 160.55%*2 =321.10% | 319.19%*2 =638.38% |
| 月の弓・通常攻撃1段目追加協奏エネルギー獲得 | 4 | |
| 月の弓・通常攻撃2段目追加協奏エネルギー獲得 | 6 | |
| 月の弓・通常攻撃3段目追加協奏エネルギー獲得 | 10 | |
| 月の弓・回避反撃追加協奏エネルギー獲得 | 8 | |
| 限界を超える一引き追加協奏エネルギー獲得 | 10 | |
| 月の弓・通常攻撃1段目HP回復量 | 13.03%攻撃力 | 25.91%攻撃力 |
| 月の弓・通常攻撃2段目HP回復量 | 13.03%攻撃力 | 25.91%攻撃力 |
| 月の弓・通常攻撃3段目HP回復量 | 24.43%攻撃力 | 48.57%攻撃力 |
| 月の弓・回避反撃HP回復量 | 16.29%攻撃力 | 32.38%攻撃力 |
| 限界を超える一引きHP回復量 | 24.43%攻撃力 | 48.57%攻撃力 |
| 至高の円満ダメージ | 80.00% | 159.05% |
| 至高の円満HP回復量 | 97.71%攻撃力 | 194.26%攻撃力 |
| 満月領域持続時間 | 30秒 | |
| 満月領域回復間隔 | 5秒 | |
| 満月領域1回あたりのHP回復量 | 16.29%攻撃力 | 32.38%攻撃力 |
| 満月領域1回あたりのスタミナ回復量 | 20 | |
| 月のそぞろ歩きスタミナ消費（1秒ごと） | 10 | |
| 重撃・流変スタミナ消費 | 25 | |
変奏スキル
私が照らし顕す
気動ダメージを与える。
| スキル詳細 | Lv.1 | Lv.10 |
|---|---|---|
| スキルダメージ | 8.00%*7 + 24.00% =80.00% | 15.91%*7 + 47.72% =159.09% |
| 協奏エネルギー獲得 | 10 | |
終奏スキル
夜を渡りて暁へ
目標に100%の気動ダメージを与え、次の登場キャラに50%の重撃ダメージブーストを付与し、14秒間持続。
他のキャラに切り替えると、この効果は消える。
- 重撃・至高の円満発動中、終奏スキルを発動しても、重撃・至高の円満の発動は中断されず、終奏スキルの効果も引き続き有効となる。
固有スキル
盈昇
ユーノが通常攻撃、重撃、回避反撃、共鳴スキル、共鳴解放、変奏スキルを発動するたびに、自身の攻撃力32%分のシールドを1個獲得し、15秒間持続。
このシールドは、他のキャラに切り替える時に引き継がれない。
固有スキル
新衍
ユーノが変奏スキルまたは共鳴解放を発動時、自身は蒼白なる死光の祝詞を5スタック獲得する。
共鳴チェーン
✦1. 満月も三日月も、金の枝を彩るために
ユーノが月相の巡り状態中、攻撃力40%アップ。
ユーノが満月領域の中にいる時、1秒ごとに自身が共鳴エネルギーを追加で1Pt獲得する。
共鳴スキル・限界を超える一引きと重撃・至高の円満は中断されない。
✦2. 昼も夜も、姿変わらず
チーム内キャラの蒼白なる死光の祝詞が10スタックに達した時、そのキャラに追加で40%の全ダメージブーストを付与する。
✦3. 忘却を酌みて尽くす
ユーノが月相の巡り状態中、月の弓・通常攻撃、共鳴スキル・限界を超える一引き、月の弓・回避反撃に65%のダメージブーストを付与する。
月の弓・通常攻撃または月の弓・回避反撃を発動後、一定時間内に共鳴スキル・限界を超える一引きを発動すると、月の弓・通常攻撃コンボはリセットされない。
✦4. 瞳に宿りし雨の季節
重撃・至高の円満発動時、チーム内キャラはユーノの攻撃力160%分のシールドを獲得し、30秒間持続。
他のキャラに切り替えると、このシールドは引き継がれない。
✦5. 幾多の虚ろを見定め
共鳴解放ダメージが20%アップ。
✦6. 私の存在こそ、唯一の不変
重撃・至高の円満のダメージ倍率+1600%。
ユーノが重撃・至高の円満を発動時、月相の巡り・三日月状態に再度入り、【霊性】を100Pt獲得し、共鳴スキル・限界を超える一引きの発動回数をリセットする。
コンボチュートリアル
戦闘スタイル
強力な共鳴解放ダメージを与え、チーム内全員にHP回復効果を付与する。シールドを獲得したチーム内キャラに、ダメージブーストが付与される。
特殊エネルギーを消費すると、自身のダメージを強化し、協奏エネルギーを追加で獲得できる。
終奏スキルが次の登場キャラに重撃ダメージブーストを付与する。
戦闘のコツ
- ユーノが月相の巡り・弦月状態中、攻撃が目標に命中すると、特殊エネルギーを獲得できる。
- ユーノが月相の巡り・三日月状態中、月の弓・通常攻撃、共鳴スキル・限界を超える一引き、月の弓・回避反撃を発動時、特殊エネルギーを消費する。
- 協奏エネルギーが満タン時、重撃・至高の円満を発動できる。
- 月相の巡り状態に入る
- 通常攻撃3段目、変奏スキル、または共鳴スキル・原初の律動を発動後、一定時間内に【共鳴スキル】を一回押しする。
- 弦月と三日月の切り替え
- 月相の巡り状態中、ジャンプボタンを一回押しする。
- 満月領域の展開
- 協奏エネルギーが満タン時、【基本攻撃】を長押しする。
育成素材
プロフィール
この項目はキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。
エピソード
プロフィール
基本情報
運命に恵まれれば、運命に縛られる。
それでも、彼女は挫けない。
運命に逆らい、彼女らしく進み続ける姿がそこにある。
性別：女
出身：リナシータ
所属：セブン・ヒルズ
共鳴能力測定報告
共鳴能力
留まり、廻り、繰り返す
共鳴能力分析報告
「テトラゴン真殿の諭しの女名簿に収録」
127人目の諭しの女についてここに記す……その名はユー▇。
彼女は月が沈んだ夜に生まれた先天型共鳴者であり、両目で▇▇▇▇▇ことができる。
音痕は左足の足の甲にあり、共鳴能力を使用時には、月相に類似する▇▇エナジーからなる物体が体の周りを漂い、髪の先が一部透明化する。その色も質感も月明かりに酷似している。
周波数スペクトルグラフは自然界の月と一致し、月相の移り変わりに似た性質を持っている。特に注目すべきは、彼女の共鳴能力は、3年前から▇▇が起きたことが伺える。物事をアン▇▇し、顕▇させる力があり、流れる月明りを物理的な矢に変え、命中した造物を黒潮の中に▇▇▇▇隠▇たりできなくすることができる。
名簿を整理している間、何度もこの記録を確認してもらったが、結局記録者を特定することはできなかった。それどころか、記録に書かれた人物を知る者は全くいない。
本当にそのようなすごい諭しの女が存在していたのか？どこからともなく現れたと疑ってしまうぐらい不思議な記録だ。
オーバークロック診断報告
「テトラゴン真殿の諭しの女名簿に収録」
これは127人目の諭しの女についての記録である。
波形に異常は見られず、オーバークロックのリスクはない。しかし、波形に衰弱の兆しがあることから、力を過度に使用していたことがうかがえる。原因は不明。被験者は検査に対して非協力的である。
彼女は自分の体のことをよく理解しているようだった。もし波形がこのまま弱まり、規定値を超えたら……何が起こるのだろう？
彼女はなぜ怯えない？すでに対策は持っているのか？
ストーリー
✦ 目を閉じなければ
水面に浮かび上がるような感覚と共に目を覚ました。
胸いっぱいに空気を吸って、冷たい石の階段を踏み締める。まだこれだけの感触が伝わってくることに少し驚く。
消失、それは無に等しい。過去、現在、未来……その全てが無に帰る。つまり、一度消えた者は存在してはいけない。水に溶ける不純物のように。
実を言うと、ここがどこなのか理解していない。
一見、普通の世界と何ら変わりはない。でも、重く引きずられるような感覚がある。次の瞬間、全てが止まってしまうかのような、そんな感覚だ。
確かにそこにあるのは、足が感触をとらえている石の階段だけ。
もう一度、強く地面を踏み締めてみる。そして、冷たい骨の上を歩くように、奥へと進んだ。
子供の頃から歩くのが好きだった。
レンガの上、コケの上、花の敷かれた道の上、流れる泉の上。目的もなく、気ままに歩いていた。
活発な子供だったのだろう。行ったことのない場所に行ったり、やったことのない事をやるのが好きだった。
母のシビルは、一番の理解者だった。一度たりとも貴族のルールなんかに縛られたことはない。
辿れる道は一つではないが、どの道を選ぼうと、その先にはいつも母親が待っていた。
あの日もありふれた一日になるはずだった。
いつも通り石の階段を走り抜け、母親の元へ行ったあの日。
母もいつも通り抱きしめてくれた。いつも通り頭を撫でてくれた。
「ユーノは偉いね」
いつも通り、褒めてくれた。
その言葉に得意げな瞬きを返す。
リリベルというおばあさんは、私はセブン・ヒルズで一番才のある諭しの女になると言っていた。
でも、どうして諭しの女じゃなきゃいけないのだろう。他の天才ではダメなのだろうか。
あの頃はまだ幼く、予言に対して純粋な好奇心を抱いていた。運命に恵まれること自体が対価となる。それを知るには幼すぎた。
そして、運命はこれ以上待ってはくれなかった。
一瞬にして笑顔が固まった。そこには、母の無惨な姿があったのだ。血肉は溶け落ち、黒い何かに蝕まれている。血ではない、それ以上に濃い黒色をした何か。それが目の前で蠢いている。
意識が遠くなる。そして、目を閉じてしまった。
暗い。冷たい。近い。
震えが止まらない。それでも、母の袖を掴んで、勇気を振り絞って再び目を開いてみた。しかし、そこに先ほどの光景はなかった。運命の潮は前触れもなく押し寄せては、水に濡れたままにして消えていく。
それから、何度も母と話をした。私が見ることができなかったものは何なのか。
「もういいの」
母は私の前髪に触れるだけで、何も答えてはくれなかった。
母はのちに任務の中で黒潮に呑まれ、黒い何かに沈んでしまった。
優しい母はもういない。温かい言葉をかけてくれる人はもういない。
嫌でもあの日のことを思い返してしまう。灰白色の石灰化物はどこから母の体を覆い始めたのか。黒い何かはどこから流れ出たのか。事故の原因は何なのか。
あの時全てを見ていたら、救うことができたのではないか。もしあの時、目を閉じなければ……
再び石の階段に立ち、その先を見つめた。大きく目を見開いてみせる。今度こそ、全てを見るんだ。
でも、真実の過去も、幻も、見えなかった。
「もう一度だけチャンスを」
自分に言い聞かせるように、正体のわからない何かを言い聞かせるような、小さな声だ。
「もう一度だけチャンスを……今度こそ目を閉じたりしない」
しかし、運命は振り返らない。ただ足元から骨のような冷たさが伝わってくるばかりだ。
そして、向こうから近づいてくる影があった。
それは私だった。母のいた石の階段を登りながら歩いていく。
何かに引きずられるような感覚だ。今にも時が止まってしまいそうだ。きっとここもすぐになくなるのだろう。
いいや、構わない。答えなら残すことができる。
息もできないほどの苦痛。それは自分がよく知っている。
幼い自分を見つめた。涙を溜めたその目は、今にも閉じそうだ。
そして、指先で彼女の小さなまぶたに触れる。
「全てを見るのなら、目を閉じてはダメ」
「どんなに暗くても、冷たくても、近くても、目を開いて」
突然、どこからともなく風が吹き、彼女の涙を攫っていった。
✦ 月を眺める人の悲しみをあげたい
またあの感覚と共に目を覚ました。
幼い自分に出会ってからというもの、ずっと似たようなことを繰り返している。
その度に過去を追体験し、記憶が呼び起こされる。全てが止まり、静寂に呑み込まれ、目を覚ます瞬間まで。
でも、少しずつ慣れてきている自分がいるのも確かだ。
皮肉なことである。誰も覚えていない過去に閉じ込められているなんて。
これは運命のいたずらか、それとも消えることを選んだ罰なのか。
その問いに答えてくれる者はいない。
そして、また一つの過去が始まる。
土砂降りの雨が降ったあの日。
予言に出た天才が諭しの女になる瞬間を見ようと、テトラゴン真殿に多くの人が詰めかけていた。
人々は諭しの女を畏れ、敬う。それと同時に、過度な期待を抱いている。
死に際した諭しの女は、あらゆる苦難を乗り越えた結末を見ることができる、そんな風に信じている人までいるようだ。
確かに、諭しの女は人知の及ばぬ未来や運命に近い存在だ。
だからこそ、救いを求め、そのような噂が流布されるのかもしれない。
あの日の前の夜、ある諭しの女の死を見た。
白いハトの羽ばたく音が聞こえるほど静かな夜。その静寂を一人の諭しの女が破った。
「あなたは、私たちとは違う……だから、私たちの代わりに、見て」
確かに見ることならできる。しかし、この約束が果たされるのを見届けられる者はいない。
人知の及ばぬ未来と運命の前では、諭しの女はあまりに無力だ。己の死すら、彼女たちには見えていないのだから。
予言は鎖であり、鍵である。
ならば、その鍵はこの手の中にあるべきだ。でも、鎖は断ち切るべきだ。
だから、諭しの女にはなっても、他人の期待に応えるつもりはない。
あの儀式の日、普通の礼服ではなく、あえて薄絹と黄金を飾られた古い服に袖を通した。それは、運命と向き合うための決意でもあった。
しかし、辺りからは人々のざわめきが聞こえ、古風な元老は不満を漏らす。
「何と不敬な」
もちろん、その言葉は耳に届いた。だから、こう返してやった。
「運命は跪きながら見ないといけないなんて、誰が決めたの？」
元老たちはただ黙っていた。天井から差し込む光に彼らの灰色がかった瞳が照らされる。鋭い視線を放つそれは、何かを徐々に切り裂こうとする細いナイフのようだった。
その日を境に、混沌の渚から未来を探し始めた。
心驚かす光景、悲しい光景、嫌でも見えてしまう未来の欠片。その全てを予言を求める人々に伝えていた。
予言を希望だと信じてすがる者たちがいる。しかし、彼らは知らない。予言など、運命の隙間から漏れ出る一片に過ぎないことを。
多くを見るほど、人々の視線がナイフのように鋭くなる。
彼らは、縋らざるを得ないのだ。でないと、いずれそのナイフは己を引き裂いてしまう。
もう目を閉じることはなくなった。
でも、自分も何かに切り裂かれてしまう予感がする。
それは記憶か、この名前か、世界を見る度に失われていく自分自身か。
それでも、恐れはしない。
今日もセブン・ヒルズには風が吹き、雨が降る。
リリベルのおばあさんが言っていたように、全てを見ることはできた。
だから次は、この足で未来へと歩いていけるのか、見届けたい。
✦ 困惑、危険、失敗であなたの心を打とうとした
高潮が押し寄せる前から、凄惨な未来が見えていた。
潮と一つになった造物たち。闇と似た黒。果てていくグラディエーターたち。奴らは何度貫かれようとも黒潮によって再生し、そして戦士たちをあざ笑うかのように足元に粘液を残す。
これが勝利の未来と言えるのだろうか。
夢にうなされていたあの夜。
黒潮に溺れていたのは自分自身だった。鼻や口は黒潮で満たされ、少しずつ沈んでいく。黒潮の中がこんなにも深いなんて知らなかった。
黒潮の底には、もう一人の自分がいた。
「見るだけで人々を救えるとでも？」
冷たい笑いだった。その瞳の奥には、壊滅したセブン・ヒルズが写っている。
「それに、あなた自身の未来は見えているの？」
反論する言葉は思いつかなかった。
グラディエーターたちは、未だ黒潮の勢いを止められずにいる。
テトラゴン真殿に予言を求めて人が集まってきた。皆、この現状に不安を抱いているのだ。
結果から原因を推測し、その原因をもって結果を覆す。これが予言の在り方だ。
でも、見えたのは、黒潮に呑まれた母の姿、崩れていく建物と惑う群衆、放った全ての矢が、黒き潮に弾かれ、呑み込まれる様。
これらを示して何になる？
未来が変わったことなんて、本当はなかったのだ。
未来を見ることはできても、それを変える権利は与えられていないのだから。
別の夜、再び占い台の前に座った。
さざ波が揺れ、誰かの囁きが聞こえてくる。
「あなたには全てが見える。でも、見るだけじゃ何も変わらない」
予言されていた過去、啓示が一面に刻まれた石壁、予言が一面に書き記された巻き軸、糸のような運命の流れ。
ふと顔を上げる。空には月が写っている。
手を伸ばしても届かないそれは、運命とよく似ていると思った。
こんな時ほど、運命は答えを示してくれない。
でも、もうその必要はない。
「未来を変えられないのなら、いっそのこと射貫いてみせる」
腕を掲げ力を集める。そして、それを撃ち放った。自由な私であるために。
大きな音はしなかった。でも、確実にセブン・ヒルズの運命を、そして狡猾な黒潮を釘付けした。
誰もが焦がれた、化け物に死がもたらされる瞬間である。
しかし、その代償は？
皆、キャンプで酒を飲み、火はパチパチと音を立てている。キャンプでは勝利を祝う宴が開かれていた。
人混みを避けていると、何人かが声を立てた。
「 あそこにいるのは誰？」
「諭しの女に決まってるだろ……名前は、えっと……ユーノだっけ？」
「諭しの女ユーノって、噂の天才の……」
「うーん、有名人だっていうのに、あんまり記憶にないな」
少し戸惑った様子の若いグラディエーターが隣に来た。
「えっと……確かこの前俺たちと一緒にいましたよね……？ほら、こっちに来て一緒に祝いましょう」
ユーノは少し眉を動かしてみせた。そして、言葉も交わさず乾杯した。
キャンプから離れ、一人で湖のほとりまで来た。
そして、両腕で足を抱き、うずくまる。
来た道を振り返ると、影が薄くなったり、砕け散ったりしている。
賑やかなキャンプから、自分の名前が聞こえることはない。
あんな表情をする人ではなかった。この前、予言を伝えた時は、確かに「ユーノ」と呼んでくれた。この戦いでは肩を並べて一緒に戦っていた。
確かにあったはずの過去が、消え始めている。
湖のほとりに座り、指先で水面をいじる。
水面に映る自分の姿は、輪郭こそがはっきりしているが、なぜだか靄がかかっているようだ。
指先を水の中に突っ込む。すると、自分の影は逃げてしまうのではないかというくらい大きく揺れた。
「逃げないでよ」
水に向かって笑う。
「あなたまで私のこと忘れたの？」
水面が少し揺れた。言葉が届いたのだろうか。
「覚えていてほしいの？」
返事の代わりに、手で水面を揺らす。そこに映る顔をはっきりと見ることはできない。
「……もう、どうでもいいの」
長い沈黙の後に出た言葉だった。
顔を上げて、空に懸かる月を睨む。まるで欠けたコインのような月だ。
それに向かって小さく笑う。長年の宿敵にかける挑戦的な挨拶のように。
「……あなたが覚えているのなら、それで十分だわ」
✦ 千度落ちる月
停滞、流動、孤独、覚醒。この繰り返しの中では、「過去」と呼べない光景に遭うことがある。
とある夜。星はなかった。それでも、月は手が届きそうなほど近かった。
どのようにして眠りについたのかは覚えていない。もしかしたら、眠りになどついていなかったのかもしれない。そうだとしたら、きっとここは、月を射貫き不遜な言葉を向けた報復として連れてこられた、偽りの世界なのだろう。
そこは黒潮のない平和な世界だった。
どこか懐かしい野原を走る子供。黄昏の空に昇る炊事の煙。
自分と同じぐらいの歳の少女が、木の上でまどろんでいる。それはまるで陽光を泳ぐ魚のようだ。
きっとこの少女はさざなみのような、穏やかな笑顔を見せるのだろう。
「見よ」
月が耳元で甘い声で囁いた。
「こんな可能性もあったんだ」
仲間と話す木の上の少女が、軽やかに地面に降り、スカートの裾を揺らす。
「あれはあなた」
その声が囁いた。
「ここは虚構。見たことのない雪や海も、ここでなら見ることができる」
振り返ると、そこには月が懸かっていた。もはやそれは、夜空を飾るものではなく、全てを見下ろし監視する瞳のようだ。
「何を心配しているのだ？」
穏やかな声だった。幼い頃、炎の光に見た啓示にも似ている。
「快楽に身を任せよ。ここは現実ではないのだから」
全てが巻き戻り始めた。
最後の終わり、千回目の終わり、百回目の終わり……十回目……一回目。
流れに逆らい、真なる原点に戻れば、この数字に意味はなくなる。
相変わらず彼女は楽しそうに走り回っている。足元には倒れた果物籠。空には暖かな太陽が照っている。仲間たちと話す様子も平和な日常そのものだ。
「この結末に至ったのは予言に縛られていたから。でも、もし別の選択が与えられていたとしたら……」
「ここが現実じゃないと言ったのはあなただろう？」
昼空に不似合いな月を見上げて続ける。
「もう、戻れないのだろう？」
答えはなかった。その月はただ、人を惑わすような、柔らかな光を放っている。
「もう過去はない。これからはここに留まり続けることになる」
月は少し間を置いて続けた。
「なぜ虚構にいながら、目を開き続ける。なぜそこまで執着する」
すぐに返事はできなかった。
手にあるのは弓ではなく、まだ蕾の野花。
「お互い様よ」
月にそう優しく微笑みかけた。
再びもう一人の自分を見る。彼女は野原を離れ、賑やかな街のある店の前にいる。
「寂しいのか？」
月が問う。
「まぁ……少しだけ」
否定はできなかった。
「その寂しさを、誰かに伝えたいとは思わないのか？」
「それは弱者のすることよ」
「では、あなたの気持ちを否定するのか？」
「それも弱い人がすること」
「つまり……」
「つまり、この寂しさを受け入れるの。心の中に押し込めて、夜になったら噛み締めればいい」
酒屋に入ると、手に持っていた花束をカウンターに置いた。「彼女」は鏡の前で髪を整えている。
それを手伝ってあげた。かつて、母がしてくれたように。
「あなたは素敵な人よ」
「でも、もうあなたには戻れない」
店を出た。そして、月が作った偽りの世界からも。
月が影を長く延ばす中、ゆっくりと歩いていく。
月は、最後にもう一度引き留めようとしてきた。
「あなたは不憫だ。その強情さが、あなたの身を滅ぼしている」
「同情なんていらない。だって、それが私なんだから」
人生は勝負と同じだ。たとえ誰が相手であろうと、勝たねばならない。
自分自身にだって、負けるつもりはないのだ。
✦ 巡る果てに
何度目なのかはもう分からない。またあの感覚と共に目を覚ました。
幾度となくこの虚しい繰り返しを続けてきた。
でも、止まるわけにはいかない。
ようやく気付いたのだ。ここは存在と消失の狭間、混沌の間だということを。
現実にこの名前はとっくにない。黒潮の造物をアンカーするたび、「ユーノ」という名の欠片は剥がれ落ちていく。
これは自分で選んだ結末。もう後戻りはできない。
繰り返し見る過去に溺れ、巡る無数の欠片で身分を変えてきた。
あの人が手を伸ばしてくれたあの瞬間、指先でその温もりを感じたあの瞬間まで。
空白の者。この混沌に初めて来てくれた、自分以外の人。黒潮と月明りの間でもがく私を見つけてくれた人。
「……ユーノ」
ああ、ついに報われた。
忘れられたはずの存在が、ついにそうでなくなった。
永遠に続く混沌が、終わりに近づいている。
「今行く」
水底に落ちる小石のように軽やかな声。
「……終わりを告げに行く。もう一度始めるために」
別々の道を歩いてきた二人は、全ての始まりである、あの戦場で再会した。
そこには、裂けた月が懸かっていた。それはかつて自分を犠牲にした時に残した痕跡であり、過去がまだ残っている証拠であり、運命が残してくれた隙間でもある。
「中に入れば、あの時に戻ることになる。彼と一緒に、みんなに忘れられた自分を連れて、もう一度自分をアンカーする。でも、かつてアンカーしたかったものも、既にアンカーしたものも、運命でさえも、全てアンカーし直すことになる。その意味を理解しているの？」
もう一人の自分の声がかすかに聞こえる。その声は戒めのように強く、説得にも似て逸っていた。
「……ええ」
眉間の感情を悟られないよう、冷静に答える。
「もっと多くを見たかった。もっと多くを予言したかった。見れば見るほど、何かを変えられる気がしてたから。でも、違った。それはただ私を縛っていただけだった」
空白の者は静かに見守ってくれた。
手を掲げ、運命の流れを月の矢に変える。
夜明けを告げるかのように、青白い光が矢に流れ始める。
「……今度は順番を変える。まずは私自身からアンカーする」
ただ弓を大きく引いた。そこには恨みも悲しみもない。
「そして 逃げようとするもの全てをアンカーする。それから、新しい世界を見届けに行く」
月の矢は壁の前で本物の月のように強く光り輝いた。
吹きつける風が髪を乱す。それでも、呼吸が乱されることはない。
空白の者が見たユーノの姿は、満ちていく月のようだった。
その矢が放たれた瞬間、やはり大きな音はしなかった。
月の裂け目から光が溢れ、潮のように流れ出る。
剥がれ落ちた名前や、運命に喰われた影が、あの矢によってアンカーされた。
長い時を経て、キャンプの宴に帰ってきた。辺りには栄光を象徴する花の雨が降り注いでいる。
ふと視線に気づき、そちらを見遣る。そこには少し困惑した様子の人がいた。
「あなたは……おかしいな、知らない人のはずなのに……もしかしたらどこかでお会いしたことがありませんか？」
前と同じように、少し眉を動かしてみせ、そして黙ったままグラスをぶつけた。
あの夜の後、運命を射貫いた少女の名前を思い出した者はいなかった。
しかし、月相は単調な満ち欠けではなく、より大きな可能性を含むようになった。
ユーノはその輪の中で変化を受け入れながら、自分自身をアンカーする。
大切な物
折れた新生
混沌の中で顕現させた、ルナオーラムを彷彿とさせる折れた枝。しかし、ユーノの弓はとっくに完成していた。
過酷な運命に磨かれた枝は、犠牲の役割を終え、自由な成長を手に入れるのかもしれない。
その成長は終末を超えた空白の未来にあり、観測できるものだ。この新生の枝はまさしく、新たな始まりである。
振られた不確定性
ユーノが持つ、面の数がばらばらの、いくつかのサイコロ。
セブン・ヒルズ人は勝負が好きだ。それはユーノも同じであるが、単調なゲームは彼女の好みではない。
十二の面を持つサイコロには更なる改造が施されており、同時にそれを用いた数々のゲームが彼女によって生み出されてきた。サイコロはそれぞれの面の大きさが異なるため、もちろん出目の確率は均等ではない。しかし、プレイヤーは同じルールのもとで、同じサイコロを使用する。つまり、公平性は保たれているのだ。
ただし、いくらサイコロに細工を加えようとも、それ自体はゲームの醍醐味ではない。彼女にとっての核心は、「不確定」を以て「確定」に抗うことにある。
過去の瞬間を捉えられれば
写真を現像する機能を持つ撮影装置と、ユーノの姿が映っている何枚かの写真。
モンテリがセブン・ヒルズにもたらしたこの装置は、ユーノを大いに魅了した。嬉しい時、悲しい時、他の人と一緒にいる時など、彼女は様々な人生の瞬間を写真に収めている。
これは、自分に対する記憶や認知が曖昧になるという、アンカーの力の副作用の対抗策でもある。
また、これらは完全に自分が消えてしまった時の保険でもある。写真を見る人が自分の存在を忘れ、写真の中の自分の姿を見ることができなくなっても、「写真が存在する」という事実を消すことはできない。それらはきっと、過去の美しい瞬間を、そしてユーノの存在を証明してくれる。
共鳴者の物語
公式News のプロフィール紹介を文字起こしした内容
✦ 彼女が見た風景
反り返った屋根の端に足先を引っかけ、身体を国へと預ける。数秒後、彼女はかろうじて成り立つ絶妙な均衡を探り当てた。
上には都市、下には夜空。
見慣れたその景色は、既に幾千もの眼に映ってきたに違いない。だがこの瞬間、この角度で眺めているのは彼女ひとり。月が近い……
思わず手を伸ばし、ひんやりした風に指先を撫でさせる。しかし掴めそうにも思えたその瞬間、「邪魔なもの」に遮られてしまう。
「ユーノさん！そんなところで……もう！」テトラゴン真殿の柱の下に、諭しの女のメンバーが数人。困り顔で集まり、お手上げという様子でユーノを見ている。
「何よ！鬼ごっこでここに隠れちゃダメなんてルール、無いわよね？」
「………それは隠れるって言わないでしょ！丸見えじゃない！」
「ならここまで来ることね。捕まえられたら、そっちの勝ちにしてあげる！」
✦ ただの気まぐれ
「左から順にグラニュー糖、上白糖、ヤシ糖、最後は……お砂糖じゃなくて、ハチミツね」
スプーンを置き、ユーノは唇の端についた砂糖をそっと舐めとる。
「全問正解だ！」
店主は興奮気味に声を上げ、見物していた客たちが顔を見合わせる。感嘆の声を漏らす者、感慨深そうに頷く者、そしてただただ感服する者。
勝負は大小を問わず、たとえ販促目的のささやかな催しだとしても、敬意を持って全力で挑むべき……とはいえユーノが参加した理由は、ただ突然甘いものが食べたくなっただけなのだが。
「これ、どうしろっていうのよ……」
彼女の手には、店主から押しつけられたデザート 1年分の引換券。困惑するユーノに、羨望の眼差しが突き刺さるーー午後中ずっとカウンターの前に張りついていた、あの少女だった。
「欲しいならあげるわ。ただ、虫歯には気をつけることね！」
ユーノはその子の頭を軽く撫でて、そう言い残したのだった。
✦ 投げ出すその瞬間
「1だったら街をぶらつく、2なら闘技大会の観戦、3が出たら……帰って二度寝かな……」
上機嫌な時に、何もしないなんてもったいない。サイコロの数字に今日の行き先を託し、行動を運に委ねる。
投げられたサイコロは勢いよく回転し、不明瞭な模様で構成された不可知の中で、可能性が瞬いては消えていく。止まりかけたその刹那、自分が強く欲しているのはもう一つの結果であることを、彼女ははっきりと自覚してしまった……だがサイコロは既に手を離れ、覆水は盆に返らない。
時が過ぎても、決定的な乾いた音が訪れることはなかった。
「ふう……」
ユーノはサイコロを掴み、ギュッと握り込む。
「……今回は、無しってことで！」
✦ 就寝中、邪魔しないでください
諭しの女たちの憩いの庭は、テトラゴン真殿からさほど遠くない。
そこは殿内と同じく荘厳で静謐に包まれていた。しかし一つだけ、例外の部屋がある。
雲のように柔らかい寝具が山のように積まれ、無造作に散らばり、足の踏み場を探すことすら難しい。だが仄暗い灯り、森を思わせる薫香、低く響き渡る環境音が添えられており、部屋の主の意図は明白だった一一足の踏み場が無いのだから、入ってくるな。ここは元より、思いっきり眠るためだけの場所。
やがて、他の諭しの女たちも意図を悟り、その部屋を邪魔しないようになった。
何せよ、休息は大切である。無理して力を使う代償は、後戻りできないものだ。しかし十分な休憩があれば、せめて自身の状態を均衡の中に留めることはできる。
そして………邪魔をされないということも、また大切である。なにせ彼女はまだ毛布の中に埋もれたか弱い自分を、誰かに見せる準備ができていないのだから。
✦ 水に映る月のごとく
月食の夜に生まれたユーノは、月と縁が結ばれた運命を背負っているかのようである。
彼女の持つアクセサリーや道具は三日月の形をなし、その澄んだ瞳は水面に映る満月のよう。
そして今、月輪に身を預ける彼女の髪先、身の回り、そして足元にまで、冷ややかな銀の光が垂れ落ちている
彼女自身もまた、一輪の弓なりの月。清冽にして透き通る存在であった。
✦ 彼女が持ち続けるもの
ユーノは諭しの女になることを選んだが、諭しの女たちが慣習として纏う衣装に袖を通すことはない。彼女は古き時代の衣を纏い、紗と金で飾り立て、運命を見据える者として人前に立つ。
他人の期待や想像に屈することなく、また決してそのために自らを塗り潰すこともない。
✦ 歩く姿は軽やかに
ユーノの足取りは軽く、猫のように爪先で跳ね上がり、身を翻して国を舞い、やがて軽やかに着地する。
歩調を緩めれば、黄金で作られたアクセサリーがその動きに合わせて触れ合い、かすかな音を響かせる。
何かを追いかけている時も、ただ自らが愉しんでいる時も、彼女の歩みは常に軽快であり、止まることを知らない。
ボイス
キャラボイス
戦闘ボイス
その他・イベントの会話
他キャラからの反応
キャラボイス
| 心の声・その一 | 空白……あなたに関する予言をリリベルのおばあちゃんから聞いた時、すごく驚いたわ。諭しの女は、炎の光を崇めてるの。なぜなら、それは私たちに啓示を与えてくれるから。光に照らされた場所は、少なくとも輪郭が見える。なのに、一面の空白が広がってるなんてね。何かに遮られているのか、仕掛けが施されているのか。空白を背負う者は、計り知れない深淵の持ち主なのか、逆に持たざる空虚な者なのか……あなたと一緒に過ごしているうちに、その謎を理解したわ。空白とは、混沌と似て非なるもの。無限の可能性を秘めた、純粋な存在だってことを。 |
| 心の声・その二 | 見ること自体は簡単よ。でも、結果はかなり複雑ね。予言できるのは幸運だけど、それを変えたり逃れたりできないと、悲しい未来を待つしかなくなる。私は予言された終焉を受け入れることができなかった。何もできず、ただ見てるだけなんて惨めだもの……だから、絶対に変えたかったの。たとえ痛ましい現実に何度直面しようと、どれほどの苦しみを味わおうと……結果的に、運命がほとんど変わらなかったとしてもね。 |
| 心の声・その三 | あの矢を放ったら私がどうなるかなんて、大体の予想はついてた。存在の消失……あるいは、みんなに忘れられてしまう、と。月の矢で黒潮の造物をアンカーして奴らを顕現させていた数年間、ずっと状態は変わらなかった。副作用は小さかったし、ちっとも気にしてなかったわ……数日間、周りの人が私に関する記憶を失いかけたり、誰かに聞かなければ思い出せないようなことはあったけど。それに、あそこまで大きく未来を変えようとした代償だとしたら、割に合ってるんじゃない？ |
| 心の声・その四 | 忘れてしまった側の人よりも、覚えている立場のほうがつらいこともあるわ。昔の記憶が残ってる分、何かをきっかけに動揺してしまったり、背負うものがあるでしょう。しかも、それはずっと続いていく。ごめん……あの時は、戻ってこられるなんて思わなかったのよ。だから余計に、私がワガママに見えたでしょうね。けど、もし同じことが起こるとしても……やっぱり、あなたにだけは私の存在を……私の全てを覚えていてほしい。 |
| 心の声・その五 | 先のことは、まだ何も決めてないの。そうね……いつも未来ばかり見てたから、今この瞬間を生きようと思っても難しいわ。まぁ、私もセブン・ヒルズと同じように、掟や束縛から抜け出して無限の可能性を手に入れたから、進む道はいくらでもある。すぐに決める必要はないでしょう？まずは、自分の好きなように動いて、欲しいものを手に入れようかしら……もっとも、やりたいことはすでにやってるわ。 |
| 心の声・その四 | 忘れてしまった側の人よりも、覚えている立場のほうがつらいこともあるわ。昔の記憶が残ってる分、何かをきっかけに動揺してしまったり、背負うものがあるでしょう。しかも、それはずっと続いていく。ごめん……あの時は、戻ってこられるなんて思わなかったのよ。だから余計に、私がワガママに見えたでしょうね。けど、もし同じことが起こるとしても……やっぱり、あなたにだけは私の存在を……私の全てを覚えていてほしい。 |
| 心の声・その五 | 先のことは、まだ何も決めてないの。そうね……いつも未来ばかり見てたから、今この瞬間を生きようと思っても難しいわ。まぁ、私もセブン・ヒルズと同じように、掟や束縛から抜け出して無限の可能性を手に入れたから、進む道はいくらでもある。すぐに決める必要はないでしょう？まずは、自分の好きなように動いて、欲しいものを手に入れようかしら……もっとも、やりたいことはすでにやってるわ。 |
| 好きなこと | サプライズは好きよ。でも、厳しい深淵の運命を騙して「偶然」を作るのは、決して簡単じゃない。何度も準備や練習を重ねて、ようやく予想外の事実を生み出せる……だから、たとえ小さなサプライズだったとしても、用意してくれた人には最大限の拍手を贈るの。 |
| 悩み | いい加減なところで妥協するのは嫌よ。何をやるにしても、一番気の済む方法を探して……他人の意見？関係ないわ。私が聞く耳なんて持ってるわけないでしょ？ |
| 好きな食べ物 | 新鮮な旬の果物ね。わざわざ摘む必要もないし、木の下に立ってれば落ちてくるもの。熟した実を一口噛むと、果肉から甘い汁が弾けて……こんな話をしてたら、食べたくなってきたわ。せっかくだし、一緒に行くわよ。 |
| 嫌いな食べ物 | 脂っこい肉料理はダメね。あ、調味料の味が強いのも、臭みが残ってるのも無理よ。煮込みすぎたせいで、トロトロになってる野菜や果物も遠慮したいわ。だって、ダラダラしてる意気地なしの人間みたいじゃない？それから……って、何よ。まだ話は終わってないわ！ |
| 夢 | 運命と対峙……？違うわ、私は自分が望む自由を手に入れたいだけ。運命が望む未来を与えてくれないなら、掴み取るしかないでしょ？もちろん私の場合、ただ掴み取るわけじゃなくて、自由に、生意気に、欲張るわ……対価？何をするにしても、必要でしょうね。でも、いちいち気にしたらキリがないわ。 |
| 伝えたいこと・その一 | ルナオーラムで作られた弓ね……あれはお父さんからもらった最後のプレゼントよ。あの時、私は諭しの女になる道を選んだばかりだった。だから、テトラゴン真殿に向かいながら、「せっかくもらったけど、使う日は来ないでしょうね」なんて思ったわ。でも、後になって気づいたの。私は手を合わせて誰かのために祈るよりも、運命を自分の手で掴むほうが好きだってことに。それで私は、月や光の導きに従うだけの存在から、月相を支配して世界をアンカーするようになったの。この「三日月」も、始まりと終わりを見届けるために、私の因果と溶け合ってるわ。 |
| 伝えたいこと・その二 | 私はリリベルのおばあちゃんが出した予言通り……って、待ちなさい！私の過去なんて、混沌の中で充分過ぎるほど見たでしょう！もう知ってるのに聞いてくるなんて、どういうことよ。あ、いや……別に話してあげてもいいけど、みんなには内緒よ。それと、忘れるのもダメだから。 |
| オーガスタについて | オーガスタも知らない秘密を教えてあげるわ。初めて彼女と会った時、私はこう言ったの。「あなたはセブン・ヒルズを新しい時代に導いていくわ」って。あれをオーガスタは予言だと勘違いしてるみたいだけど、実は私がそう思っただけなのよ。彼女の未来は、一度も見たことがない。だって、オーガスタなら自分の手で掴み取るでしょ？民のために全てを捧げ、自分の命まで差し出しちゃうんだから、戴冠する前に資質は証明されてる。けど、そのせいで想像を遥かに超える責任を背負っているのは事実……きっと、一人でも解決できるでしょうね。でも、諭しの女として、親友として……一度は忘れられてしまった身だけど、少しでも力になりたい。 |
| リリベルについて | 私に関する予言を出したリリベルのおばあちゃんは、テトラゴン真殿で運命について一から教えてくれた。あなたも知っての通り、私は人の教えをすんなり聞くような生徒じゃないわ。おばあちゃんと私は、まるで対照的ね。私なんかより権威もあるおばあちゃんは、セブン・ヒルズ人なら誰もがイメージする諭しの女そのもの。諭しの女としての才能や予言に対する意見は、ほとんど一致しなかったわ。でも、おばあちゃんは私を説得してこなかったし、諭しの女としての振る舞いを強制してこなかった。おばあちゃんが言うには、ルールは守るに値する時のみ意味を持つらしいわ。他人に迷惑さえかけなければ、選択は常に自由なんだってね。たとえ諭しの女だろうと、ただの道具ではなく一人の人間だってことを、私はおばあちゃんから教わったの。 |
| ルパについて | ルパの試合を見た人は、誰もが彼女と戦いたくなるでしょうね。彼女の闘技に対する熱意は……本当に純粋で無垢よ。たぶん、戦い自体で得られる喜びと比べたら、勝利や栄光はついでのご褒美みたいな感覚じゃないかしら？負けを恐れないからこそ、決して簡単に諦めず、どんな時も全力を尽くしてるんだわ。 |
| アウィディウスについて | アウィディウスは全力で運命に向かって、咆哮を上げたわ。たとえ、それがすぐ嗚咽となり、静かに溶けていったとしても、確実に存在していた。だって、私たちには聞こえていたでしょう？器に対するこだわりや他人からの期待を捨てた時が、一番英雄王らしかったわね。 |
| カルロッタについて | カルロッタとモンテリファミリーは、ラグーナだけじゃなくて、セブン・ヒルズに新しいものを運んでくるわ。しかも、必ず流行するんだから……私？もちろん、お得意様の一人よ。だって、仕方ないでしょう？私の好きそうなものばかり用意するんだから……本当に、ずる賢いモンテリね！ |
| 誕生日祝い | 諭しの女にとって、誕生日は終わりの始まり。予言を始める最適なタイミングなのよ……けど、無限の可能性を持つ空白も素敵ね。それ以上に明るい未来なんて、私には予言できないと思うわ。だから、これを用意したのよ。この月相が巡る小さな月を、あなたの空白に入れておいてほしい。いつか、無限の可能性に戸惑う日が来たとしても、この月があなたをアンカーするわ……誕生日おめでとう、空白の者。 |
| 余暇・その一 | 台詞なし。 |
| 余暇・その二 | ん～完璧ね。 |
| 余暇・その三 | いい音色でしょ？ |
| 自己紹介 | 私はユーノ。月食と共に生まれた天才にして、正しい未来を見通す諭しの女よ。気になることがあったら、私のところに来なさい……ただし、望む答えが得られる保証はないけど。 |
| 最初の音 | 自分を越え、始まりと終わりを迎え……未来を変える、その瞬間まで。 |
| チームに編入・その一 | いいわ、啓示を与えてあげる。 |
| チームに編入・その二 | やっぱり、私がいないとダメね。 |
| チームに編入・その三 | 不滅の月が、運命を覆すわ。 |
| 突破・その一 | 感情や記憶、繋がりと同じように、もっと多くの力を顕現させないと……私のこと、上手にアンカーできるようになってきたじゃない。 |
| 突破・その二 | ある月から、もうひとつの月へ。もっと、もっとよ……私の力がどんどん大きくなっていくわ。 |
| 突破・その三 | 本当に大丈夫なの？私のワガママを許し続けてるせいで、このままじゃ……あなたも一緒に混沌より恐ろしい未知の場所に落ちるかもしれないわよ！ |
| 突破・その四 | 力だけじゃなくて、好きなものを求めてもいいのね。ちゃんと考えてから言いなさい。私は欲しいものを手に入れるまで、あなたからずっと手を離さないわよ。 |
| 突破・その五 | 限界を超えた冷たい炎、災厄を味わった世界、混沌、虚無、現実……そして、月を捕まえる、あなたの姿を見た。 |
戦闘ボイス
| 重撃・1 | 楽しませることね。 |
| 重撃・2 | 讃えなさい。 |
| 重撃・3 | 私を見なさい。 |
| 重撃・4 | 捕まえたわ。 |
| 重撃・5 | 奪い取るわ。 |
| 重撃・6 | 見定めてあげる。 |
| 共鳴スキル・1 | 三日月よ。 |
| 共鳴スキル・2 | 満月ね。 |
| 共鳴スキル・3 | 月相の変化。 |
| 共鳴スキル・4 | 私が月よ。 |
| 共鳴スキル・5 | 跪きなさい。 |
| 共鳴スキル・6 | 捧げなさい。 |
| 共鳴スキル・7 | 全てが導きよ。 |
| 共鳴スキル・8 | 矢の先を真実に。 |
| 共鳴スキル・9 | 行き先は全て狩り場。 |
| 共鳴スキル・10 | 因果を覆すわ。 |
| 共鳴スキル・11 | 未来を作り変える。 |
| 共鳴スキル・12 | 運命は示した通り。 |
| 共鳴解放・1 | これが、私の決意！ |
| 共鳴解放・2 | 私に応えなさい！ |
| 共鳴解放・3 | 月が満ちたわ！ |
| 変奏スキル・1 | 少し遊んであげる。 |
| 変奏スキル・2 | 華麗に、優雅に……！ |
| 変奏スキル・3 | 瞬きは禁止よ。 |
| 終奏スキル・1 | 片付けましょ。 |
| 終奏スキル・2 | 楽しいじゃない。 |
| 終奏スキル・3 | 光栄だわ。 |
| 終奏スキル・4 | さすが、英雄王。 |
| 終奏スキル・5 | 私がいないとダメね。 |
| 終奏スキル・6 | 二人の栄光よ。 |
| ダメージ・1 | 意味が分からないわ。 |
| ダメージ・2 | 生意気ね。 |
| ダメージ・3 | ふん、これくらい別に…… |
| 重傷・1 | それだけかしら？ |
| 重傷・2 | まったく、無礼ね。 |
| 重傷・3 | 私の全てを受けなさい…… |
| 戦闘不能・1 | いえ……絶対に、諦めないわ！ |
| 戦闘不能・2 | 私は、存在している…… |
| 戦闘不能・3 | 月が、落ちるだなんて。 |
| 音骸スキル・召喚 | 任せたわ。 |
| 音骸スキル・変身 | ちょっとしたサプライズよ～ |
| 敵に遭遇 | 私が見届けるわ。 |
| 滑空 | それじゃ、月でも捕りにいきましょ。 |
| スキャン | 思った通りね。 |
| ダッシュ | 付いてくるのよ。 |
| 補給獲得・1 | こうじゃないとね。 |
| 補給獲得・2 | 当然の結果よ。 |
| 補給獲得・3 | 気に入ったの？足りなければ、私のところにもあるわ。 |
| 補給獲得・4 | ……贈り物かしら？たまには運命も優しいのね。 |
その他・イベントの会話
イベントでマップ配置されていた時の会話内容など
| ゴンドラ二人乗り：招待 | 二人きりで過ごせるなんて、いい気分だわ。このまま遠くへ行きましょ。疲れ切って、眠りに落ちる瞬間まで。 |
| ゴンドラ二人乗り：前進 | |
| ゴンドラ二人乗り：停止 | |
| ゴンドラ二人乗り：長時間停止 | |
| ゴンドラ二人乗り：絶景 | |
| ゴンドラ二人乗り：（特定地点） | |
| （イベント名） | （内容） |
他キャラからの反応
特別な料理
| 共鳴者 | 画像 | 料理 （元レシピ） | ﾚｱ | 効果 | テキスト |
|---|---|---|---|---|---|
|  | 蜜漬けオリーブ (香漬けオリーブ) | ★4 | チーム内全員の共鳴スキルダメージが55%アップ。持続時間30分 | 自重で落ちてきた果実を、蜜に漬けただけのもの。特別な調理を施さないシンプルな一品だが、好き嫌いの激しいユーノのお気に入りでもある。よくこれを口にする彼女の周りには、ほのかに甘い香りが漂っているかもしれない。 |
衣装
| 共鳴者 | 衣装名 | テキスト | 実装 | 取得方法 |
|---|---|---|---|---|
 | ユーノ: 不可測 | 満ちと欠け、虚構と真実、薄絹と黄金……その間を漂う月が、全ての季節から滲み出る。 彼女だけが、計測のできない唯一の存在なのである。 | 2.6 | 初期 |
共鳴者考察
総評
回復&重撃バフを兼ね備えた、共鳴解放ダメージサブアタッカー
特徴
- ジャンプ攻撃で「弦月」と「三日月」を切り替えて戦う
共鳴スキル・終末の響き(共鳴スキル2段目)or共鳴解放を発動後、ジャンプを一回押しで「重撃・流変」を発動し、この2つの状態を切り替えられる。- 弦月:
- 地上で月の環を使う状態。
- 共鳴回路ゲージ【霊性】を蓄積するフェーズ。
- リーチが短めだがパリィを取りやすい。
- 三日月:
- 空中で月の弓を使う状態。空中を飛ぶ敵との交戦であってもお構いなしにダメージを出せる。
- 【霊性】を消費して攻撃強化・味方支援を行うフェーズ。
- リーチが長く、攻撃のほとんどが共鳴解放ダメージと見なされる。
- 弦月:
- 味方への支援性能を複数持ち、役割が多い
チーム全体・継続回復と継続スタミナ回復、終奏スキルで重撃ダメージブーストを持つ。
更にシールド獲得ができるキャラには全ダメージブーストも行え、こなせる役割が多い。
中でも継続スタミナ回復は初実装の支援効果。ダッシュキャンセルの多用や連続回避後などスタミナが枯渇しがちな場面を補助してくれる。
全体的な特徴としてはブラントに近く、汎用性に優れている。
- 終奏スキルのブースト量が多い
終奏スキルで次キャラに重撃ダメージブーストを付与でき、付与量が50%となっている。
これまではモルトフィー(★4キャラ)のような攻撃種ダメージブーストは38%、フローヴァのような属性+攻撃種ダメージブーストは属性とダメージ源が一致することで45%であったため、ピンポイントなバフである代わりに効果量が高くなっている。
- 自己完結性能が高く、メインアタッカー運用も可
特徴としては味方の支援ができるサブアタッカーであるが、サブアタッカーとしては火力水準が高めでメインアタッカー運用も視野に入る。
自前でダメージブーストを持っていることと、ダメージを出す際に必要な要素が自身の回路ゲージのみであり、自己完結性能が高い。
強化状態の持続時間>スキルCTなためダメージが極端に下がる時間がなく、手持ち無沙汰にならない点も強み。
注意点
- シールドはギミック用
ユーノは攻撃時にシールドを獲得できる固有スキルを所持しているが、獲得頻度は高いものの得られるシールド量はわずかであり、上書き式でスタックもしないので耐久補助にはほぼ貢献できない。
グローリーフォージ・クラウンや万物を書き留める月相のギミック発動用と割り切ろう。
- 回復量は控えめ
回復力は攻撃力を参照している。
チーム全体を回復できる量は似た役割のカンタレラと同程度。上記の通りシールドはペラペラなので耐久力は過信せず、被弾には気をつけよう。
- 全ダメージブーストは自身とオーガスタしか最大スタックにできない
「蒼白なる死光の祝詞」のスタックを獲得することで、登場キャラに最大40%の全ダメージブーストを渡すことができるが、- スタックの獲得条件が「ユーノが変奏or共鳴解放を発動」か「登場キャラが連続してシールドを獲得」
- 他のキャラに切り替えると効果が消える
これは凸でも改善されない。
- 範囲攻撃が少ない
手甲キャラの中ではリーチが長いが、範囲の広い攻撃手段は共鳴解放くらいなので集団戦は得意ではない。
- 突破素材の入手は潮汐任務・二章五幕以降
突破素材の植物「ルナフローラ」は潮汐任務・二章八幕で行けるサングイス狩猟台地にしか生えていない。
セブンヒルズ-カンピドーノの丘にあるシルバーヘルムストアでも買えるため、少なくとも潮汐任務を二章五幕スタートまで進める必要がある。
運用方法
（以下、暫定なので追記修正希望）
スキル考察
スキル育成優先度
共鳴回路＞共鳴解放＞共鳴スキル＞基本攻撃＞変奏スキル
【霊性】を消費するアクションは共鳴回路のスキルLv依存になるため、共鳴回路を最優先。
基本攻撃、変奏スキルの割合はメイン/サブどちらでも非常に低く、この2つの優先度は低い。
極端な話「運用方法」に記載されているローテーションを常に回し続けるのであれば基本攻撃・共鳴スキル共に一切Lvを上げる必要はなく、Lv1のままであっても全く支障はない。
反面、普段使いや単騎運用など、【霊性】を消費せず攻撃を行う機会がある場合は【霊性】が枯渇した途端甚大な火力低下が起きてしまうため、参照先である基本攻撃・共鳴スキルLvもしっかり上げておく必要がある。
優先順位は上記の通りだが、基本攻撃・共鳴スキルのLvをどこまで上げるかは各々の運用方法次第で考えよう。
基本攻撃：予言する者の孤行
「月の環」「月の弓」の切り替えについては後述。(→共鳴回路)
- 月の環・通常攻撃
- 月相の巡り状態中、【霊性】を獲得。
長押しで通常攻撃コンボがループする。
- 空中攻撃
- ジャンプして小範囲に落下攻撃。敵が近くにいる場合は追尾する。
月相の巡り状態中、【霊性】を獲得。
- 月の環・回避反撃
- 月相の巡り状態中、【霊性】を獲得。
- 月の弓・通常攻撃
- 「重撃・流変・月の環」を発動すると、ユーノが「月相の巡り・三日月」状態に入る。
この状態では月の弓で攻撃を行い、気動ダメージを与える。共鳴解放ダメージ扱い。- 通常攻撃1～3段でそれぞれ【霊性】を10pt/15pt/25pt消費しダメージ倍率がアップする（参照先が基本攻撃→共鳴回路のスキルLv依存に変更）。
- なお【霊性】Ptが0でも重撃・至高の円満に派生するか、月相の巡り状態終了まで攻撃の継続が可能。
【霊性】無しでも単位時間あたりの火力は高く、メインアタッカー運用の場合に主力にできる。 - 月相の巡り状態終了後も攻撃を続けたい場合、（空中攻撃→）共鳴スキル→強化共鳴スキル→ジャンプで再度三日月状態に入れる。
- 1段目
- その場で弓を引き絞り、矢を1発撃つ。オーソドックスな遠距離攻撃。
前もって「限界を超える一引き」で間合いを離しておけば被弾しにくい。
限界を超える一引き → 1段目 → 限界を超える一引き...と繋ぐと遠距離コンボになる。
- 2段目
- 弧を描くように回転しながら接敵し、薙ぎ払うように矢を3発撃つ。
一時的にターゲットとの距離が縮まるため被弾しやすい。
- 3段目
- その場で弓を引き絞り、矢を2発撃つ。
モーション後の硬直を回避キャンセルすることで、わずかだがローテーションを短縮できる。
- 月の弓・回避反撃
- 共鳴解放ダメージと見なされる。
反撃の攻撃は月の弓・通常攻撃の3段目が発動する。
共鳴スキル：予見の導き
- 原初の律動
- 「月相の変化。」
CT：6秒
通常時の共鳴スキル。ここから終末の響きに派生する。
範囲は狭いが見た目通りの範囲内に軽度の牽引効果を持つ。
下記の「終末の響き」「未完の響き」を含め数少ない共鳴解放ダメージ扱いではない攻撃となっており、与ダメージにはあまり寄与しない。変奏スキルや共鳴解放で月相の巡り状態に入る前なら、クイックスワップで他キャラの連携に挟める。
ただし約3秒？で終末の響きへの派生が途切れる。できればそのまま終末の響きまで繋ぎたい。
- 終末の響き
- 「私が月よ。」
CT：8秒
ユーノの通常攻撃3段目、変奏スキル、または「原初の律動」発動後、共鳴スキルが「終末の響き」に代わる（派生しないまま約3秒経過で原初の律動に戻る）
発動後、【霊性】を25Pt獲得して「月相の巡り・弦月状態」に入る。
【霊性】の獲得及び月相の巡り状態への移行は発動時点で行われるため、発動後すぐにダッシュ等を挟むことで時短が可能。こちらもクイックスワップで他キャラの連携に挟める。
前もって【霊性】Ptを獲得できるので、メインアタッカー運用では重宝するほか、少し長めのモーションも有効活用できる。
ただ変奏スキルや共鳴解放の後だと交代で「蒼白なる死光の祝詞」スタックが消滅するため、タイミングはその前に限られる。クイックスワップに使う場合、発動後に月相の巡りの持続時間（15秒）が減っていく点に注意。
共鳴解放で持続時間をリセットできるので、不安なら共鳴解放を変奏後のローテ前半に持ってくるよう調整するとよい。
- 未完の響き
- 「跪きなさい。」
CT：8秒
月相の巡り・弦月状態の共鳴スキル。【霊性】を25Pt獲得する。上に同じく、クイックスワップで他キャラの連携に挟むことで前もって【霊性】Ptを獲得できる。
- 限界を超える一引き
- 「全てが導きよ。」
CT：10秒
月相の巡り・三日月状態の共鳴スキル。使用回数を2回までスタック可能。
【霊性】を25Pt消費でダメージ倍率がアップする（参照先が共鳴スキル→共鳴回路のスキルLv依存に変更）発動時、被撃・ダウン状態を解除する。
月相の巡り・三日月状態中は被弾後に地上までの落下モーションがある影響で硬直時間が長いが、使用することですぐさま硬直を解除しつつ反撃を行える。
所謂復帰技とも言える共鳴スキル。最低でも使用回数を1回残しておくことによって戦闘の安定度が上がり、自前の回復も相まってゴリ押しが効きやすくなる。
ただし使用後は無敵判定がない点は要注意。ヘカテーの一部攻撃のような連続Hitする攻撃の被弾中に使用してしまうと硬直解除後に再度攻撃に当たってしまい攻撃モーションもキャンセルされ無駄になってしまう。発動時、移動キー（スティック）でその方向へ大きく移動する。
無入力だと距離短めのバックステップになる。
被弾後の使用時にも移動ができ、危険な状況下でも敵から距離を離し安全圏に逃げやすい。メインアタッカー運用の場合、三日月状態へ移行直後に1回発動するとローテ次第では終盤に1回目のCTが終わり、もう1回の計3回発動できることがある。
共鳴解放：溺れし月の海
「これが、私の決意！」
共鳴エネルギー消費:125 CT：25秒
気動ダメージを与え、「月相の巡り」状態に入る。
【霊性】を60Pt獲得。
月相の巡り状態で発動した場合、持続時間を残り15秒にリセットする。
固有スキル2「新衍」を解除している場合、発動時に「蒼白なる死光の祝詞」が5スタックされる。
変奏スキル→共鳴解放と繋ぐことで即座に10スタックできる。
メインアタッカー運用の場合、ローテ後半で【霊性】Pt獲得用に発動するのも有効。
共鳴回路：満ち欠けの間に揺らぐ
- 月相の巡り
- 持続時間：15秒
ユーノは共鳴スキル・終末の響きまたは共鳴解放を発動後、「月相の巡り」状態に入る。
月相の巡りには「弦月」と「三日月」の2つの状態があり、期間中ジャンプを一回押しで「重撃・流変」を発動するとこの2つの状態を切り替えられる。弦月 三日月 特徴 霊性を蓄積するフェーズ 霊性を消費して攻撃強化・味方支援を行うフェーズ 攻撃スタイル 月の環(地上)で攻撃
リーチ短月の弓(空中)で攻撃
リーチ長 ほぼ飛び道具【霊性】の扱い 攻撃命中時に【霊性】を獲得 スキル発動時に【霊性】を消費してダメージ倍率アップ 追加効果 なし 協奏エネルギー獲得＋近くのチームキャラHP回復
- 月相の巡り・弦月(状態)
- 地上の攻撃スタイル。
月の環で攻撃し、目標に命中すると【霊性】を回復する。
- 月相の巡り・三日月(状態)
- 空中の攻撃スタイル。
月の弓で攻撃し、【霊性】を消費してダメージをアップ。共鳴回路の強化ダメージの倍率を参照するようになる。
さらに協奏エネルギーを追加で回復し、キャラのHPを回復する。- 移動が月の弓に乗った特殊移動になる。
- 三日月状態はジャンプ長押しで解除可能。
- 攻撃発動時に【霊性】が少しでも残っていれば強化ダメージとなる。
- 重撃・流変・月の弓
- 月相の巡り・弦月状態時に使用可能。ジャンプボタンを押すことで月相の巡り・三日月状態に移行しつつダメージを与え、空中へ浮上する。
完凸効果を除くと月相の巡り・三日月状態に移行する唯一の手段であり、ユーノを扱ううえで必ず使用する行動。
共鳴解放ダメージ扱いで攻撃倍率もそれなりに高く、ダメージソースの1つになる。
重撃・流変としてテキスト内で一括で扱われていて記載が省かれているが、攻撃倍率は共鳴回路スキルLvで変動する。
使用後回避等でキャンセルをすると使用後の高度が変動する。使用後即キャンセルしてしまうとかなり高い高度になってしまい状況次第で行動に支障が出るので注意。
- 重撃・流変・月の環
- 月相の巡り・三日月状態時に使用可能。ジャンプボタンを押すことで月相の巡り・弦月状態に移行しつつダメージを与え、地上に戻る。
こちらも共鳴解放ダメージ扱いかつ攻撃倍率は【霊性】消費時の通常攻撃2段目以上とかなり高め。
反面、ダメージを出すための三日月状態から切り替える行動になっているので効率的なローテーションを行う際は使用しない。
- 重撃・至高の円満
- 「運命は示した通り。」
ユーノの協奏エネルギーが満タン時、重撃が「至高の円満」に代わる。
発動後、チーム全体のHPを回復し、周囲の目標に気動ダメージを与え、「満月領域」を展開する。
攻撃倍率は低く、主に「満月領域」の展開と全体回復を行うための行動。完凸時は劇的に火力が増加し範囲攻撃技としても一流に。直前の動作を強制中断し、月相の巡り状態を終了する。
「限界を超える一引き」などのモーション出がかりにボタン長押しすると、前の行動が無駄撃ちになるので注意。
「満月領域」の展開は使用時に行われるため、直後に被弾したりダッシュ（空中回避）でキャンセルしても領域の展開が阻害されることはない。
- 満月領域
- 持続時間：30秒
満月領域内のキャラは以下の効果を得る。- 5秒ごとに出場キャラのHPとスタミナを回復する。
- 自身がシールドを獲得すると、「蒼白なる死光の祝詞」を1スタック獲得する。
- 「蒼白なる死光の祝詞」1スタックごとに、キャラに4%の全ダメージブーストを付与、最大10スタック。
- 一見ショアキーパーのように一定範囲内にバフ効果のある領域を展開しているように見えるが、なんと効果範囲はフィールド全域で領域外に出ることはない。
たとえ瑝瓏で領域展開後セブンヒルズにワープしても効果範囲内であり、移動を伴う音骸狩りであっても30秒に一度使用していれば使用場所に関わらず常時恩恵を受けられる。
なお、アヴィノレームのようなマップそのものの移動を挟む際は効果は切れてしまう。
- 【霊性】
- ユーノが変奏スキル、共鳴解放、終末の響きまたは未完の響きを発動時、【霊性】を獲得する。
弦月状態中、攻撃が目標に命中時【霊性】を獲得する。- 【霊性】は最大100ptで、獲得・消費量は以下の通り。
攻撃 獲得pt 消費pt 変奏スキル 40 共鳴解放 60 終末の響き 25 未完の響き 25 月の環・通常攻撃1段目 5 月の環・通常攻撃2段目 10 月の環・通常攻撃3段目 20 月の環・回避反撃 20 空中攻撃 10 限界を超える一引き 25 月の弓・通常攻撃1段目 10 月の弓・通常攻撃2段目 15 月の弓・通常攻撃3段目 25 月の弓・回避反撃 10
- 【霊性】は最大100ptで、獲得・消費量は以下の通り。
変奏スキル：私が照らし顕す
「少し遊んであげる。」
【霊性】を40Pt獲得。
固有スキル：新衍を解除している場合、蒼白なる死光の祝詞が5スタックされる。
終奏スキル：夜を渡りて暁へ
敵に攻撃力100%の気動ダメージを与える。
次の登場キャラに50%の重撃ダメージブーストを付与し、14秒間持続。(他のキャラに切り替えると、この効果は消える)
- オーガスタに切り替えると専用の終奏ボイスが聞ける。
固有スキル
- 盈昇
以下の攻撃を発動するたびに、自身の攻撃力32%分のシールドを獲得し、15秒間持続。- 通常攻撃/重撃/回避反撃(空中攻撃以外の基本攻撃と、ジャンプボタンを使用した重撃、至高の円満)
- 共鳴スキル
- 共鳴解放
- 変奏スキル
加算ではなく上書きなので、攻撃力32%ぶんが上限でそれを上回ることはない。
このシールドは他のキャラに引き継がれない。
- 新衍
変奏スキルor共鳴解放を発動時、「蒼白なる死光の祝詞」を5スタック獲得する。
交代で消滅するためクイックスワップとの相性は悪い。
共鳴チェーン考察
4.5凸を除きどれも強力な凸効果が並んでいる。自身の火力向上に加え使用感も向上する1凸、オーガスタの火力支援も可能になる2凸が特に強力。
後半はメインアタッカー性能が飛躍的に向上する3凸、継続火力瞬間火力どちらも伸びる完凸と効果は強力な一方どちらもメインアタッカー運用向けであり、サブアタッカー運用とはやや相性が悪い。
汎用サブアタッカーとしては1凸、オーガスタ編成の場合は2凸、メインアタッカーとしては3凸で完成と言って良い強化内容になっており、ユーノの運用方法に合わせて凸数を決めるといいだろう。
- ノード1：満月も三日月も、金の枝を彩るために
- 月相の巡り状態中、攻撃力+40％。
- ユーノは基本的に月相の巡り状態で戦うため、実質常時攻撃力40%上昇に等しい。
火力上昇量は1.13倍～1.16倍程度。下記効果により共鳴効率に割いていた部分を攻撃力や共鳴解放ダメージに変更できるので、手持ちの音骸次第で上昇量は1.2倍近くまで伸びる。
ユーノの回復量は攻撃力依存のため、火力上昇のみならず回復量増加にも繋がる。増加量は上記の火力上昇量と同一。
- ユーノは基本的に月相の巡り状態で戦うため、実質常時攻撃力40%上昇に等しい。
- ユーノが満月領域の中にいる時、1秒ごとに共鳴エネルギー1Pt回復。
- 文面ではユーノが表にいる必要があるように見えるが、控えにいる間も効果が発動しており、領域の効果範囲がフィールド全域なことも含めこちらも常時発動している効果に近い。
数値としては共鳴効率20％～25％相当とかなり強力。サブアタッカー運用でもサブOP1部位だけで問題なく共鳴解放が回るようになり、メインアタッカー運用では共鳴効率100％のままでよくなる。
- 文面ではユーノが表にいる必要があるように見えるが、控えにいる間も効果が発動しており、領域の効果範囲がフィールド全域なことも含めこちらも常時発動している効果に近い。
- 共鳴スキル・限界を超える一引き、重撃・至高の円満に完全中断耐性の追加。
- 文字通り強化共鳴スキル・強化重撃使用中に怯むことがなくなる。
強化共鳴スキルは使用時に大きく移動ができ、強化重撃は使用時に控えに戻ることが多いので特別強力な効果ではない。
表に出ている時間の長いメインアタッカー運用であればいくらか恩恵を感じることもできる。
- 文字通り強化共鳴スキル・強化重撃使用中に怯むことがなくなる。
- 月相の巡り状態中、攻撃力+40％。
- 唯一使用感向上のある凸効果だが火力上昇量も比較的高く、どれも常時発動に等しい点も強み。珊瑚で目指しやすいこともあり額面以上に優秀な内容となっている。
- ノード2：昼も夜も、姿変わらず
専用スタックが最大の際に、40%のダメージブーストを追加。最大40％だったダメージブーストが80％に引き上げられる。
ver2.6現在、ユーノとオーガスタだけが恩恵を受けられるため、強力なダメージブースト増加の変わり汎用性が低いフィービー(コンフェッション)の2凸効果に近い。
具体的には終奏スキル下のオーガスタ(90％→130％)が1.21倍、ユーノ自身(40％→80％)は1.29倍。シャコンヌなどが持つダメージアップ+40％は概ね1.6～1.9倍程度であり、より貢献度が高い。あくまでもスタックが最大時に40％の追加であるため、オーガスタは基本的に強化共鳴解放(+その後の共鳴解放)に効果が上乗せされる形になる。
ユーノは変奏スキル→共鳴解放の使用のみで最大にできるので恩恵を受けやすい。火力上昇量も込みでどちらかというとユーノの火力上昇の側面が強め。
- ノード3：忘却を酌みて尽くす
- 月の弓・通常攻撃/回避反撃、共鳴スキル・限界を超える一引きに65%のダメージブーストを追加。
- ユーノの主力技である三日月状態での通常攻撃と共鳴スキルが大幅強化される。
2凸を加味すると単独で稼げるダメージブースト量が80％から145％に増加。対象技に限るが、火力上昇量は1.36倍と凄まじい伸びを誇る。
【霊性】や専用スタック(ダメージブースト)がなくなりがちな普段使いでは火力が伸びやすく恩恵を感じやすい。音骸狩りもよりスムーズになる。
総火力としては1.3倍程度の火力増加が見込め、ユーノ自身の火力上昇量は最も高い凸効果になっている。一方でサブアタッカー運用では3凸効果によって強化された攻撃以外で与えるダメージ割合が比較的大きく、総火力としては1.2倍程度に留まる。
サブアタッカー運用では他にメインアタッカーがいることもあり、効果内容はメインアタッカー運用向けとなる。
- ユーノの主力技である三日月状態での通常攻撃と共鳴スキルが大幅強化される。
- 月の弓・通常攻撃/回避反撃を発動後、一定時間内に共鳴スキル・限界を超える一引きを使用すると通常攻撃のコンボを継続できる。
- 被弾後共鳴スキルを使用すると即時復帰に加えコンボを継続できるようになるほか、通常攻撃1段目→2段目→共鳴スキル→3段目のようなローテーションが可能になる。
回避反撃は元々通常攻撃3段目に派生できるので使う機会はあまりない。
なお通常攻撃3段目は1.2段目と比較しモーション時間が長く、場合によっては被弾のリスクが増える可能性がある。不可逆な効果ではあるため念の為頭に入れておきたい。
- 被弾後共鳴スキルを使用すると即時復帰に加えコンボを継続できるようになるほか、通常攻撃1段目→2段目→共鳴スキル→3段目のようなローテーションが可能になる。
- 月の弓・通常攻撃/回避反撃、共鳴スキル・限界を超える一引きに65%のダメージブーストを追加。
- ノード4：瞳に宿りし雨の季節
- 重撃・至高の円満発動時、チーム内キャラはユーノの攻撃力160%分のシールドを獲得し、30秒間持続。
他のキャラに切り替えると、このシールドは引き継がれない。- シールド獲得手段が1つ増えるが、火力への影響はほぼ無い。
- 重撃・至高の円満発動時、チーム内キャラはユーノの攻撃力160%分のシールドを獲得し、30秒間持続。
- ノード5：幾多の虚ろを見定め
- 共鳴解放ダメージが20%アップ。
- 「共鳴解放ダメージと見なされる」攻撃にも反映される。
- 共鳴解放ダメージが20%アップ。
- ノード6：私の存在こそ、唯一の不変
- 重撃・至高の円満のダメージ倍率に1600％を加算。
- 重撃・至高の円満発動後、月相の巡り・三日月状態へ移行＆【霊性】100Pt獲得＆共鳴スキル・限界を超える一引きの使用可能回数及びCTをリセット。
- 強化重撃を発動した際、再び月相の巡り・三日月へ移行。【霊性】を最大値獲得しつつ、強化共鳴スキルも再度2回使用可能になる。
月相の巡りの持続時間もリセットされているので、一言で言うと強化重撃を使用するだけで変奏スキル→共鳴解放→三日月状態移行後と同じ状態に移行できる。
これによりサブアタッカー用ローテを丸々2周することが可能になり、共鳴解放を先に使用するローテでメインアタッカー運用をしても霊性不足による火力低下が起きない。
加えてメインアタッカー用ローテを更に伸ばすこともでき、約20秒の間高火力を出し続けられる。単騎運用であってもほとんどの時間【霊性】を消費しながらの攻撃が可能。
メインアタッカー運用時の大幅な性能向上が見込める強力な凸効果。なお、効果をフル活用する場合ユーノの出場時間は伸びるため、素早く終奏スキルに繋げるサブアタッカー運用では強みを活かせないので注意。
効率を求める場合、メインアタッカー運用時でも1ローテあたりの時間や終奏スキルの効果時間など出場時間が伸びることによる影響を加味したうえで運用を考える必要がある。
- 強化重撃を発動した際、再び月相の巡り・三日月へ移行。【霊性】を最大値獲得しつつ、強化共鳴スキルも再度2回使用可能になる。
ノード6を開放した場合のコンボ例
- 共鳴解放
- ジャンプ
- スキル*2
- 通常攻撃押しっぱなし
- 強化重撃
- スキル*2
- 通常攻撃押しっぱなし
- 1番上（共鳴解放）へ戻る
ビルド考察
武器
| 手甲 | 武器名 | ﾚｱ | 攻撃力 | サブステータス | 武器効果 | 入手 | 実装 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
 | 万物を書き留める月相 | ★5 | 500 | クリティカル 36.0% | 万物を綴る月 攻撃力が12%/15%/18%/21%/24%アップ。 変奏スキルまたは共鳴解放を発動時、共鳴解放ダメージが20%/25%/30%/35%/40%アップ、15秒間持続。 自身がシールドを獲得した時、共鳴解放ダメージは目標の防御力を7.2%/8.4%/9.6%/10.8%/12%無視する。この効果は0.5秒ごとに1回発動でき、最大5スタック、7秒間持続。 変奏スキルを発動時、防御力無視効果は最大スタックに見なされ、3秒間持続。 | 限定 集音 | 2.6 |
 | 万端の枢機 | ★5 | 587 | クリティカル 24.3% | 根源への探求心 全属性ダメージ12%/15%/18%/21%/24%アップ。 共鳴解放を発動する時、自身の共鳴解放ダメージが48%/60%/72%/84%/96%アップ、8秒間持続。 共鳴スキルを発動する時、この効果の持続時間が5秒延長、最大3回延長可能。 | 限定 集音 | 1.2 |
 | 怒涛の湖音 | ★5 | 587 | 攻撃力 36.4％ | 沈溺 共鳴効率12.8%/16%/19.2%/22.4%/25.6%アップ。 共鳴スキルダメージを与える時、通常攻撃ダメージが10%/12.5%/15%/17.5%/20%アップ、この効果は8秒間持続。 通常攻撃ダメージを与える時、共鳴スキルダメージが10%/12.5%/15%/17.5%/20%アップ、この効果は8秒間持続。 | 恒常 集音 | 1.0 |
 | 舞い上がる大空 | ★4 | 412 | クリティカル ダメージ 40.5％ | 潮狩りの誓い 共鳴解放を発動時、攻撃力が7.2%/11.1%/15.1%/19%/23%アップ、共鳴解放ダメージが10.8%/16.7%/22.6%/28.6%/34.5%アップ、15秒間持続。 | 先駆 ラジオ | 2.6 |
 | 星屑が捩れる渦巻腕 | ★4 | 462 | 攻撃力 18.2% | 遥か彼方の瞳 共鳴スキルを発動した時、共鳴エネルギーを6/7/8/9/10Pt獲得し、攻撃力が10%/12.5%/15%/17.5%/20%アップ。16秒間持続。この効果は20秒ごとに1回発動可能。 | 恒常 集音 | 1.3 |
 | 黄金の拳 | ★4 | 412 | クリティカル 20.2％ | 壁破り 共鳴スキル発動時、共鳴解放ダメージが18%/27%/36%/45%/54%アップ、この効果は15秒間持続。 | 先駆 ラジオ | 1.0 |
解説
※一覧に乗っていない限定★5武器は、恒常★5（怒涛の湖音）との差が大きくないため割愛している
同時実装の武器は「万物を書き留める月相」。
火力順では、万物を書き留める月相 ＞ 万端の枢機 ＞ その他限定★5 ＞ R5黄金の拳 ≧ 怒涛の湖音 ≧ R5舞い上がる大空 ＞★4武器。
- メインアタッカー運用
モチーフ武器「万物を書き留める月相」の有無による火力差が大きいため(恒常★5と比較し40％程度)、エンドコンテンツの攻略を視野に入れるなら入手を推奨したい。
それ以外で相性が良いのは「万端の枢機」。クリティカルの数値は低くなってしまうものの「万物を書き留める月相」の92％程度の火力が見込め、強力な代用候補。
ただし武器効果の発動に共鳴解放発動が必須なのが難点。普段使いでは発動頻度が落ちるほか、メインアタッカー用ローテでは共鳴解放の使用タイミングが異なるため額面ほど数値が伸びない。
上2つの用意が難しい場合、他の限定★5か「怒涛の湖音」または調律ランク5のラジオ武器（黄金の拳/舞い上がる大空）で妥協する。
「舞い上がる大空」も枢機と同じく、共鳴解放をローテはじめに発動する必要があるので注意。
- サブアタッカー運用
オーガスタかザンニーをメインに据える場合、ユーノのダメージ割合は相対的に小さくなるため、モチーフ武器による影響はメインアタッカー運用と比べかなり小さくなる。
仮に「万物を書き留める月相」から「万端の枢機」持ち替えた場合、編成全体のダメージ差は2～3％程度に留まる。上記のように武器効果発動条件もネックにならず代用候補として価値が上がる。
なおその他★5武器との比較では9～10％前後とそれなりに差が開く。これはシャコンヌやルパなど味方のサポートも可能なモチーフ武器に持ち替えた際の数値と同程度。
メインアタッカーと比較すると影響は小さいが、サブアタッカーとしては影響が大きめの部類であることは留意したい。
ユーノの火力にあまり期待せずサポーターとして使用する場合は共鳴エネルギーチャージのある「星屑が捩れる渦巻腕」を持たせるのがよい。- なお協奏エネルギー獲得の「狂乱マルカート」はローテ短縮に寄与しないため相性はあまり良くない。
音骸・ハーモニー効果
| ハーモニー | セット | 効果 | 実装Ver |
|---|---|---|---|
 グローリーフォージ・クラウン | 3 | キャラクターがシールドを獲得時、自身の攻撃力が6%、クリティカルダメージが4%アップ。 この効果は最大5スタック、4秒間持続、0.5秒ごとに1回発動可能。 | 2.6 |
固有スキル：盈昇の効果で攻撃のたびにシールドが上書きされるため、グローリーフォージ・クラウン3セット効果と相性がよい。
残り2セット効果は気動ダメージアップ、攻撃力アップから選択。
- グローリーフォージ・クラウン以外の選択肢について
結論から言えばグローリーフォージ・クラウン以外の候補はなく、メイン/サブどちらでも最適のハーモニー効果となる。
（特に編成メンバー同士の育成状況が同じ、もしくはユーノ側の凸だけが進んでいる場合）- サブアタッカー運用かつメインアタッカーがオーガスタの場合に限り、グローリーフォージ・クラウンと
月を窺う軽雲が同等になる。
具体的にはユーノ＋オーガスタ無凸＆モチーフ武器の場合、ユーノの編成全体におけるダメージ割合はIGT重視のサブ用ローテで3割強で、どちらのハーモニー効果も有用となる。
逆にそれ以外ではユーノが無凸かつメインアタッカー側の凸が大きく進んでいる場合を除き、軽雲（や回光）が勝ることはない。
そのためコスパ重視で既存の軽雲or回光5セットを使い回す場合を除き、グローリーフォージ以外を厳選する必要はない。
- サブアタッカー運用かつメインアタッカーがオーガスタの場合に限り、
メイン装備におすすめの音骸
重視するステータス
| ｺｽﾄ | 4 | 3 | 3 | 1 | 1 |
|---|---|---|---|---|---|
| ﾒｲﾝ | クリティカル系 | 気動ダメージ | 攻撃力% | ||
| 攻撃力(固定値) | HP(固定値) | ||||
| ｻﾌﾞ | クリティカル系＞攻撃力%≧共鳴解放ダメージ≧共鳴効率 | ||||
共鳴効率はサブアタッカー運用なら130%程あると安定。メインアタッカー運用だと攻撃回数が増えるので110%でも回る。
ユーノの回復量は攻撃力に依存する。
編成
相性の良いキャラ
- サブアタッカー/ヒーラー運用
- 重撃ダメージメインアタッカー
- 重撃ダメージサブアタッカー
ロココ
重撃ブーストを受け取りつつ、ユーノの狭い攻撃範囲をロココの牽引で敵を一箇所に固めることで補助できる。
オーガスタ
忌炎
ガルブレーナ
ザンニー
フィービー- メインアタッカー運用
- ダブルアタッカー編成
カルテジア 
シャコンヌ
シャコンヌ＋カルテジアの風蝕編成。
カルテジアは終奏スキルに交代後も効果が切れない気動ダメージブーストを持っており、アタッカーをこなしながらユーノの火力を伸ばすことにも一躍買う。
【風蝕効果】のギミックについてはカルテジアの記事を参照。
- キャリー編成
- シャコンヌ
バウンドレス・スカイ5セット効果の気動ダメージアップ+15%、ソロ演奏の気動ダメージアップ+24%で支援する。
武器が森のアリアなら気動耐性ダウン（無凸-10%）、不変の湖煙なら攻撃力アップ（無凸+10%）も加わる。
2凸で更に共鳴解放中気動ダメージアップ+40％が追加。
気動属性への支援性能が高く、メインアタッカー運用や気動編成においては最優先候補。協奏効率が高く出場時間も短い。
ショアキーパー
終奏スキルで全ダメージブースト+15%、回避による被撃・ダウン状態の解除。共鳴解放でクリティカル率/ダメージを最大+12.5/25%。
ユーノは空中で被弾した際のロスが痛いため、被撃・ダウン状態解除は特に重宝する。
ヴェリーナ
終奏スキルで全ダメージブースト+15%、固有スキルで攻撃力アップ+20%。
協奏効率に優れ、ヴェリ→ユーノ→控え→ユーノで変奏スキルを2回渡す運用ができる（祝詞5スタック終末の響きを合間に撃てる）
鑑心（2凸以上）
終奏スキルで共鳴解放ダメージブースト+38%。
2凸以上＋狂乱マルカートでローテーション時間を圧縮すると、シャコンヌに次ぐサポート性能となる（シャコンヌとの同時採用も可）
2凸未満だと登場時間9～10秒でかなりロスが激しく、ほとんど火力に寄与できない。
- ダブルアタッカー編成
グロリアス・ウィンドに変更することでより火力を伸ばせる。
漂泊者（気動）
長離
散華
秧秧
アールトその他
ギャラリー
キャラクター紹介
公式イラスト
公式動画
『鳴潮』キャラクターPV丨ユーノ｜予言と反逆
『鳴潮』共鳴者実戦トレーラー丨ユーノ
『鳴潮』先駆ラジオEP2.6——ユーノ「There's No Moonlight This Night」
先駆ラジオ 深夜チャンネル | ユーノ
集音履歴
| Ver | 期間 | 集音 | ★5キャラ | ★4キャラ | ★5武器 | ★4武器 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2.6後 | 2025/09/17 ~ 2025/10/08 |
| ユーノ シャコンヌ | アールト 白芷 桃祈 | 手甲・万物を書き留める月相 拳銃・森のアリア | 手甲・星屑が捩れる渦巻腕 拳銃・悖理を説く宇宙ジェット 増幅器・コアが溶融する降着円盤 |
登場ストーリー
余談
キャラクター
フィールドで会える場所
二章 九幕クリア後
- 時間：夜（20:00-4:00）
場所：サングイス狩猟台地-アスポデロスの野、中枢信号塔の西の絶壁の上にあるオアシス - 1回のみ：サングイス狩猟台地-アスポデロスの野 北東(アスポデロスの野とマルーンウッド狩り場との間にある潮蝕地「混沌の間」の入り口)
二章 十一幕クリア後
- 時間：夜（20:00-4:00）
場所：サングイス狩猟台地-アスポデロスの野、中枢信号塔の西の絶壁の上にあるオアシス
九幕クリア後と同じ場所で会話内容が変化
能力と代償
- 自分の「存在」と引き換えに黒潮の造物を顕現させることができる共鳴能力を持つ。
- 2章6幕以降、カンピドーノの丘 頂で彼女の事を言及するNPC(字幕のみ、又は会話で聞ける)が何名かいる。2章8幕クリア後、内容が一部変化する。
- プブリウスの嘆き
2章8幕を終えるまでの間と思われるが、カンピドーノの丘の信号塔付近(12339,11714,520)に居るプブリウスは夜、シランソーヤの事でユーノに嘆く姿が見られる。(ユーノにシランソーヤの事を予言して貰った様だ...)
しかし…2章8幕終了後の夜、彼の元を訪ねると…シランソーヤの件で嘆いている事には変わらないが、ユーノの事が思い出せない様で、誰の予言だったかと困惑する様子に変わってしまう。 - 諭しの女を探す人
2章6幕以後よりカンピドーノの丘の頂 秘宝の地に日中現れるセラフィーナとクリス。クリスはセラフィーナに予言して欲しいと頼むが、彼女はこれを断る。代わりにユーノに会うよう薦める内容となっている。
しかし、2章8幕終了後に再び訪ねると、内容は殆ど同じだが･･･最後の部分が変わり、「リリベル」に会うよう薦める。しかし、薦めたセラフィーナは何かがおかしいと感じているようだ…。 - 総督府での評価は…
2章8幕開始後より立ち入れる、総督府の通路右手にある通路では、貴族と思われる面々が、オーガスタを認めないと憤っている様子や、オーガスタの事は一応認めつつも、ユーノの事で憤っている事を話している。
2章8幕後に向かうと、ユーノの事を話している貴族は姿を消しており、オーガスタの事を未だ認めようとしない貴族が一人不満をこぼしている様子だけが見られる。 - ユーノに憤るも…
此方はサングイス狩猟台地の物となっている。2章8幕開始後にテトラゴン真殿に居るベラフォンテ。
話しかけると、ユーノに敵意を抱いているような話を聞かされる。一度話すと2章8幕クリア後まで会話不可。途中より姿を消す。
2章8幕終了後に再び姿を見せるが…ユーノに謝罪するよう要求する漂泊者に対し、彼女の事を知らないかのような反応に変わる。
- プブリウスの嘆き
その他
（3Dモデル・モーション・エフェクト、その他のキャラ情報・雑学など自由に記載してください）
- ゴンドラ二人乗りに招待すると、専用の台詞が聞ける。
- 3Dモデル
- 服の裾に書いてあるソラリス文字は、リナシータの書体。
「LUNA REGULA VITAE」直訳:月は人生の規則（支配者）である
「LUNA DIURNA」直訳:昼間の月
- 服の裾に書いてあるソラリス文字は、リナシータの書体。
- オーガスタ関連
オーガスタとユーノを一緒に編成した時のみ特別仕様がある。このような試みは鳴潮では初。- ユーノが「月相の巡り状態」に入った時に青い月が現れる。またオーガスタの強化共鳴解放発動時に赤い太陽が現れる。
- 両者の変奏/終奏スキルボイスが専用のものになる。
- キービジュアル
Ver2.6中、ストーリー演出の一環として2025/9/12の告知と同時にキービジュアルを使用しているヘッダーからユーノが消えていた。
Xに限らず、YoutubeやWeiboなどあらゆるSNS媒体のキービジュアルからも消失していた。
そして実装日(2025/9/17)になると戻っていた。
- 名前
ローマ神話の女神「Iuno（ユーノー）」と「You know」を掛けていると思われる。
ユーノーは古代ローマの最高位の女神で、ギリシャ神話のヘーラー（Hera）と同一視される。
結婚・出産・女性の保護を司る神で、ローマの守護神でもあり雷神の最高神ユピテル（Jupiter）の妃。母性と権威の象徴。
神格化された存在としての強さと優しさを併せ持つ名。
コメント
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