Tier 5 イタリア 中戦車 
スペック 
車体装甲厚(mm) | 80/50/50 |
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最高速度(km/h) | 42 |
本体価格(シルバー) | 375,000 |
派生元車輌 | P26/40 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細 
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期状態 | SPA 342 | Cannone da 75/34 | P.43 | P.40 | 420 | R.F. 2.C.A. | |
330 | 38 | 50/40/40 | 415 | ||||
11.22 | 38 | 330 | |||||
Cannone da 75/46開発時 | Maybach HL 120 evoluzione | Cannone da 75/46 | P.43 | P.40 | 420 | R.F. 3 M.2 | |
400 | 38 | 50/40/40 | 525 | ||||
13.87 | 38 | 330 | |||||
P.43 v.s. | SPA 242 | Cannone da 75/50 Skoda | P.43 v.s. | P.43 | 460 | R.F. 3 M.2 | |
430 | 42 | 80/50/50 | 525 | ||||
14.32 | 40 | 350 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
Cannone da 75/34 | AP HEAT HE | 66 弾代G 147 | 97 130 70 | 110 110 175 | 13.04 | 1,434 | 2.20 | 0.41 | 63 | +20 -10 | |
Cannone da 75/46 | AP HEAT HE | 80 弾代G 147 | 107 140 70 | 110 110 175 | 12.77 | 1,405 | 2.30 | 0.41 | 63 | +20 -10 | |
13.04 | 1,434 | ||||||||||
Cannone da 75/50 Skoda | AP APCR HE | 88 弾代G 147 | 118 146 38 | 110 110 175 | 13.33 | 1,466 | 2.40 | 0.41 | 63 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説 
- 概要
Tier5のイタリア中戦車。
大戦後期、フィアット社及びアンサルド社がP26/40と併行設計していた30トン級戦車の計画案である。 - 火力
俯角は-10°と優秀で地形対応力は高い。- Cannone da 75/34
P26/40から引き継ぐ初期砲。榴弾の貫通力が高いのが特長であり、同じ性質の中間砲よりDPMと照準時間に優れている。
ただし格上相手には貫通力が不足し、弾速もかなり遅いため扱いづらい。 - Cannone da 75/46
中間砲。初期砲と同じく榴弾の貫通力が高い。
通常弾の性能はTier相応となり、弾速も初期砲に比べればそこそこ改善されている。低水準ではあるものの榴弾砲と見紛うレベルではなくなった。
しかしながら、課金弾がHEATな上に火力も貫通力も頼りにならず、傾斜装甲や空間装甲に弱い特性も合わさって格上に対抗する事は困難と言わざるを得ない。
榴弾を活かすためには側背面に回り込んだり紙装甲の相手を狙っていきたいが、機動力の低い本車は正面戦闘を余儀なくされる機会も多く、上手く活用するのは難しい。 - Cannone da 75/50 Skoda
最終砲。榴弾の貫通力は並に落ちてしまうものの、弾速や通常弾の貫通力が増加して扱いやすくなる。
発射速度も本車の主砲では最も早い。課金弾は貫通力の伸びこそ良くないが、APCRになったことで安定度が増すのに加え、弾速も一気に増加する。
一方で照準時間が長い上、精度には改善が見られないため遠距離射撃には向いていない。
- Cannone da 75/34
- 装甲
装甲は全周に渡って厚く、昼飯の角度を活用すれば同格の砲撃を弾くことも可能だ。
側背面もほぼ全域50mm厚あり、このTier帯に多い105mmHEが貫通しにくいのは大きな長所である。- 砲塔
- 初期砲塔
外見は最終砲塔に瓜二つだが、前面でも50mm程度しかなく頼りない。 - 改良砲塔
砲周辺の丸い部分は100mm、その周りの垂直面が80mm。格上相手に戦えるほどではないがTier5中戦車としては悪くはない装甲厚である。
ただし50mmのキューポラと正面から見える25mmの天板には注意が必要で、特に天板は自走砲に対して非常に脆い。
正面に限れば見える範囲こそ広くはないものの、こちらも76mm以上の口径を持つ砲には3倍ルールでほぼ貫通されてしまう。*1
ハルダウンの姿勢を取ることで弱点はある程度隠すことができるので、-10°の俯角を活用しよう。
- 初期砲塔
- 車体
かなり強固で、Pz.Kpfw. III/IVを上回る防御力を持つ。
前面装甲は約45°傾斜の80mmであり、正面から捉えた場合の見かけ上の装甲厚は110mm前後となる。下部も同様の傾斜があり、格下戦車の通常弾はほぼ無効化できる。
側背面は履帯裏含めてカタログ値通り50mmとなかなか優秀で、ある程度車体を傾ければ同格中戦車の通常弾も弾き返すようになる。
車体に限って言えば代表的な同格重戦車KV-1以上の防御力を持っているといって差し支えない。
しかしこの戦車はリアエンジン・フロントドライブ方式を採用しているため、正面下部を撃ちぬかれるとエンジンが破損するという欠点がある。抜かれにくいとはいえ注意すべきである。
- 砲塔
- 機動性
車体の旋回は速いものの、最高速度は中戦車としては遅めで出力重量比も物足りない。 - 総論
防御面が強く、狙撃には適さない主砲の性能もあり、接近戦重視の中戦車である。
ティアトップであれば時には味方の盾役をこなせる程度には強固な装甲のお陰で、重戦車と共に前線で撃ち合う場合も他の中戦車より粘り強く戦える。
その反面で機動力は不足気味だが、中戦車の域には収まっている為、装甲に頼れないミドルやボトムの戦場では中戦車らしく足も使って臨機応変に立ち回る必要がある。
なおこうした「格下相手には頼れる装甲」「遅い弾速」はイタリア中戦車ツリーの中ティア車輌を通しての特徴でもあり、機動力の方は今後改善されていくものの、前述の2点については今後しばらく続く。
今の内に慣れておくと良いだろう。
史実 
P.43 は、イタリアで 1940 年代中盤に開発されていた中戦車であり、1:10 スケールの木製モックアップが 1 両製造されるに留まりました。
コメント 
- 同格までなら結構強気に出れる戦車。装甲は前面傾ければ期待しても良いレベルで足も接近戦するには十分なレベル。砲がややガバい以外は目立った弱点は無いかな。 -- 2020-09-27 (日) 23:47:29
- 今やTier5強戦車の一角。但し、強さの方向性が斜め上なので、前に出てオラオラするような万人向けではない。MAPの情報を最大限解析できる軽戦車、駆逐のベテランが慎重且つ狡猾に乗りこなすと恐ろしく強い。 -- 2020-11-23 (月) 20:52:20
- この車両の頑丈な砲塔に深俯角は大きな強みよね。 -- 2020-11-24 (火) 21:54:40