Tier 10 アメリカ 重戦車
スペック
車体
HP | 2,200 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 254/76/38 |
最高速度(km/h) | 37 |
重量/最大積載量(t) | 53.6/60.05 |
本体価格(シルバー) | 6,100,000 |
戦車パッケージ
T110E5 E:185,000 S:6,100,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
T110E5 | Continental AOI-1490 | 120 mm Gun M58 | T110E27 | T53 | 2,200 | AN/VRC-3 | |
875 | 30 / [27.69] | 203/127/76 | 745 | ||||
16.28 | 1.2/1.3/2.4 | 32 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
120 mm Gun M58 | AP HEAT HE | 1,060 11G 900 | 258 340 60 | 400 400 515 | 7.14 | 2,856 | 2.00 | 0.35 ? 0.84 | 42 | +15 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier10アメリカ重戦車。 - 火力
- 120 mm Gun M58
主砲はM103の最終砲と同じ。
Tier10重戦車としては単発火力が低いものの、トップクラスの貫通力は据え置きで、連射速度、命中精度、照準時間が強化され、より使いやすいものになっている。
- 120 mm Gun M58
- 装甲
M103から順当な進化を見せ、単純な装甲厚で言えば重駆逐戦車並の正面装甲を得ている。
しかし側背面は、これまでと同様投入される戦場的にもはや非装甲と言っていいほどに装甲が薄く、さらに車体正面下部やかなり大きな副砲塔など、正面から狙いやすい弱点も多く、装甲厚に胡座をかかずに弱点をなるべく隠す立ち回りを行わなければ簡単に撃破されてしまうだろう。また、幅広でむき出しの履帯も狙われやすく、移動時に切断されると敵に脆弱な側背面を晒すことになり非常に危険である。- 車体
車体正面上部は60°以上傾斜しているため、実質508mmを超える厚さがあり、本ゲームに存在するいかなる砲でも貫通できない。
ということはなく、数値の254mmは車体前部のライトより前の尖った部分だけであり、上面は140mm程度である。しかし傾斜が70度近くに達する為実装甲厚は350mmを超え、強制跳弾も発生しやすく、かなり安定した防御力を見せる。
反面、車体下部は傾斜がやや緩く(50度程度)、装甲厚も130~150mm程度の為、貫通力220mm程度でも抜かれることがある。基本に忠実に車体下部を隠すように立ち回ろう。 - 砲塔
正面は200mmを越える装甲に加え丸く絞られた形状なため、かなり安定して敵弾を防いでくれる。
巨大な副砲塔も傾斜はやや緩いものの260mm程度の防御力があり、狙いの甘い攻撃は通用しない。
とはいえやはり弱点には違いないためなるべく左半身を隠すなどして対応したい。
- 車体
- 機動性
最高速度こそ普通なものの、加速がよく移動時のストレスは殆ど感じない。
旋回速度も車体・砲塔ともに高く、重戦車らしくない小回りの利いた動きが可能で、主砲が持つ早い連射速度と照準時間を存分に活かすことが出来る。 - 総論
M103を一回り強化したような性能で、扱いやすいアメリカ戦車の集大成の座に相応しい車両になっている。
ほぼ隙の無い性能になっているため、戦場を選ばない使用が出来る。
気になるのは副砲塔の大きさと、側背面の装甲である。
なるべく側面を見せないような立ち回り&小刻みな運転でキューポラを狙う敵を翻弄しよう。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=i4M_WfotF58#t=525
史実
1954年12月3日にT110重戦車計画が立ち上がりました。
主砲はこの計画が始まる前の10月30日にT179 120mm戦車砲とT204 120mm戦車砲の採用が決定されていました。
しかし、このT110重戦車計画は1956年9月18日に白紙となってしまいました。
理由はT43試作重戦車から1955年11月に98カ所の改良を行って制式採用された、M103ファイティングモンスターが成功を収めたからと言われています。
T110はTS-31計画を参考にクライスラー社が計画を進めました。
提案1
車長を後方中央に配置し、車体後部にコンチネンタル社製AV-1790エンジンと車体前方にXTG-500変速機を収める予定でした。
提案2
提案1の改善としてエンジン室に変速機を移動して、ベルン国際トンネルを通行できるようにキューポラを削除しました。
また変速機を後方に移動したので左前に燃料タンクと操縦手を移動させました。
エンジンも変更が行われ、コンチネンタル社製AOI-1490に変更になりました。
提案3
この提案は主砲が長すぎる為、戦闘室を後方に移動させて、主砲を駆逐戦車と同じ固定式にしました。
戦闘室を後方に移動した為、車長は車体右後部に移動となりましたが、この提案ではエンジンと変速機とエンジングリルの取付位置に問題が発生しました。
提案4
この提案は車体後部にコンチネンタル社製AOI-1490エンジンと変速機に変更がありXTG-510変速機に変更となりました。
提案3と違い砲塔が旋回する仕様となりましたが、砲塔が水平の上、エンジンと変速機を収めた車体後部の出っ張りに当たる為、旋回範囲は非常に狭いものになりました。
提案5
提案4の砲塔回転に制限がありましたが、こちらは360度旋回する様に改良を受けていました。
この提案ではターレットリング等主要な部品はT43試作重戦車との共通化が図られていました。
しかし搭乗員数は車長、砲手、運転手、装填手の4人になってしまいました。
この提案5だけは唯一モックアップが製作されています。
この時の提案5をモチーフにしたのがT110E5になります。
コメント
- 癖が無く使い易いです。 -- 家康? 2021-02-21 (日) 12:33:52
- tearが上がったとはいえ E5勝率悪い M103は楽しかったんだけどね~ -- 2021-04-24 (土) 16:41:00
- アプデで拡張パーツとスキル全盛りに飯を乗せれば装填速度が6.4秒まで短縮されましたね。欲を言えば、BLITZのように機銃塔をですね。 -- 2021-08-28 (土) 13:44:20
- ロシアのトップクランが採用してたから見てみたけどPCだとバフされてるんだね。 -- 2023-11-10 (金) 23:52:08
- 車体下部の一番撃たれる部分が152⇒127ミリのペラペラになってるのでは? M103より薄いぞ! -- 2023-11-23 (木) 19:13:30
- いうてこのティア帯じゃ152mmあろうと車体下を撃たれた時点で貫通だからそこまで気にすることでもない様な気がするが・・・ -- 2023-11-23 (木) 19:47:13