ついに7月ですねえ。
遅ればせながら私はFF14の長期プレイヤーでして、ベータ版の頃からあそんでいます。今回はその話でも。

※自キャラです。
知らない人にも軽く解説しておくと、もともとFF14は旧バージョンのFF14*2が存在しており、こちらは「旧14」「根性版」などという名前で呼ばれていました。旧14はともかく、なぜ根性という枕詞がついてしまうのかというととてつもなく操作性が悪かったせいなのですね(それ以外にもさまざまな理由があるのですが)。とにかくインターフェースがクソ、操作もクソ、戦闘もクソだしなにをやるにも長時間拘束されてしまううえに当然のようにバグも長期間放置という有様。そのせいかどうか2010年にリリースして2年後の2012年には早々にサービス終了してしまうという状態でしたが、ほとんどのユーザーはすでに旧14から撤退していたのでさしたる騒ぎにもならず、静かに幕を閉じていきました。
ここに目をつけたのが現在のFF14のプロデューサー兼ディレクター兼その他諸々の役職についている、いまや有名人となった吉Pこと吉田直樹です。ゲームクリエイターとしてボンバーマンシリーズなどのデザインを手掛けたのち、DQXのスタッフとしてスクエニに入社。その後、"大コケ"した旧14を再起させようという計画のもと吉田直樹が晴れてプロデューサー兼ディレクターとして就任、完全にイチから作り直すというコンセプトのもと「新生」というタイトルをつけて新生エオルゼアとなるFF14を作り出しました。
吉Pはまず、開発スタッフ全員に世界で有名なMMOとして名を馳せていたWoWをプレイさせて「なぜWoWは有名になったのか」というその理由や感覚を掴み取ってもらいながらFF14の開発をすすめたといいます。そのせいかどうか、FF14はこまかいところでWoWと似ていたりもしますが、両方をくわしく知る人*3から見れば「よいところだけを取り入れている」らしいですね。

※自分のジョブ遍歴?をしらべたもの。メインジョブは常にふらふらです。笑
自分の思い出話を語らせてもらえれば、まさかこんなに長寿MMOになるとは思っていなかったなあというところです。その昔はRO(ラグナロクオンライン)をプレイしていたのですが徐々にフレンドがFF11に移動して行ってしまい、なんとなく乗り遅れてしまったのでほかの無料MMOを渡り歩いたり家庭用ゲームに没頭したりでスルッとFF11時期をスルーしてしまった私でしたが、そんな折にたまたま見かけた広告バナーに新生FF14のものがあり、詳しく見てみるとFF11とはなんの関連もないまったく新しいFFのMMORPG!と銘打っていたので「これだー!」とベータテストに飛びついて以来、ヒカセン人生を共に歩む形で送らせてもらいました。
当時はLv50がカンストレベル(2022年現在はLv90がカンスト)だったのですが、無料MMOをいくつかプレイしてきていてそのどれもがある程度の期間が経つとやんわりとサービス終了しているのを眺めてきていて、それと同時に旧14の悪評もちらちらと聞いたりもして、この新生FF14もそんなに長くつづかないMMORPGなのかなぁとぼんやり思うようになったのがちょうどメインとしてあそんでいた黒魔道士がカンストレベルになった頃合いでした。
ずっとソロであそんでいたので偶然できたフレンドも片手で数えるほど、それも普段から連絡を取り合うような人は皆無という感じで(これは現在でも同じですが。笑)、別にサ終してもいいやあ、くらいの思いで終活ならぬ引退準備などはじめてみた時に不意に「拡張パッケージ発売!」の報。そういえばイシュガルドという都市がメインクエでかたられてたけど行けないままだったなあ、それが拡張で行けるようになるの?ってことはまだこのゲーム終わらないの?それはもうやるしかない!!
……という、なんとも惰性としかいいようのないヒカセンではありましたがその後めでたく拡張パッケージもついに4つ目に突入し、PS3オンリーでプレイしていた私もいまやPC版とPS5版の両刀使いになってしまう始末です。
昨日、7月1日のPLL(プロデューサーレターライブ。FF14はメンテの前に何回かに分けて吉Pとグローバルコミュニティプロデューサーの室内さんがメンテ内容などの生放送動画をやってます)にて今後のパッチ内容がまたまた膨大なことを知って、さらに今までにないコンテンツの大量投入とそれまでのコンテンツの強化などなど聞き知って、まだまだFF14は終わるわけがないなあと10年近くなって当時引退しようとしていた気持ちをあらためて訂正するとともに今後のFF14でもヒカセンとして生涯現役を貫き通させてもらいたいと強く思ったりしています。
また気が向いたらFF14の話題をぽちぽち書いていきます!