FF14元ネタ:レイド関係

Last-modified: 2022-09-03 (土) 20:25:21

 FF14のレイド関係のボス、登場人物関係の元ネタページです。ネタバレ注意。

フェニックス
バハムート真成編3層に登場するボス。フェニックス自体はエオルゼアに古くから伝わる神であり、再生の力を持つ燃え盛る巨鳥。第七霊災においてバハムートが猛威を振るった際に賢人ルイゾワがみずからに降ろした蛮神である。
初出FF5。タイクーンの飛竜がレナの力になるべく身を投げ転生し召喚獣となったものであり、燃え盛る炎の鳥の姿はこの時から。「転生の炎」によって敵全体に火属性ダメージを与えつつ味方全員を完全復活させる。以後のシリーズでも登場し、レイズやアレイズなどの復活魔法とセットになっていたり、イベントでも起死回生の切り札として存在する。
ちなみにフェニックスの尾羽という設定の「フェニックスの尾」は初出FF1でFFシリーズでは常連の蘇生用消費アイテム。ただし本物のフェニックスの尾羽かは諸説入り乱れており、安価(1000~1500ギル)でどこでも買えるということからレプリカの可能性もある。
オメガ
はるか昔にドラゴン族と戦争をしていた別の惑星の機械兵器。自身の強化のためにさまざまな方法をもちいて無限に自己強化を繰り返す兵器である。
初出FF5。空より現れし心を持たぬ者オメガとして伝えられており、ラスボスより強い裏ボスとして次元の狭間でうろうろする。アトミックレイと波動砲、ブラスターにミールストームと多彩な攻撃を持っており、無準備で突撃するとまったく勝ち目はない。以降のシリーズでもFF11やFF13-2などに登場し、いずれもラスボスかそれ以上の強さを持つボスとして戦うことが多い。また、オメガという名前は「オメガウェポン」や「オメガヴァイス」といった別のFFシリーズでのボスの名前としても使われている。
ちなみにオメガという名称はギリシア語「Ω」から来ており、ギリシア語では最終文字にあたる。転じて、最強や究極といった意味でFFシリーズでは使われることが多い。
カオス
次元の狭間オメガ、アルファ1層のボス。オメガシリーズのボスの特徴でもあるが深い設定は語られていない。
初出FF1。FF1の実質的なラスボスであり、ファミコン当時のほかのRPGと比較してもかなりの強さを誇る。使ってくる技は「津波」「竜巻」「炎」「地震」と多彩であり、麻痺効果などが付随する物理攻撃を使用するなど一筋縄では倒せない相手。ほか、FF9、FF11などにも登場。
ちなみにカオスという名前の元ネタは直訳の混沌そのままであると思われがちだが、実際はギリシア神話における空間と空間の間に空いた狭間(空隙)を意味している。無を打ち破るために空間を破って現れた魔王という見方ができる。
エクスデス
次元の狭間オメガ、デルタ4層のボス。オメガシリーズの特徴にならって深い設定はなく、オメガが自己強化のために作り出したモンスター。その大元は邪悪な意思を持つ大樹としている。
初出FF5。ムーアの大樹が原型の暗黒魔道士である。大元を植物(樹)由来としているために生命力に秀でており、無の力を欲している。エクスデスという名前の由来は「死を超越するもの(ex-death)」であり、リメイク版ミュージックプレイヤーなどではテーマ曲を視聴することができる。ほか、DFF、DDFFなどにも登場。
ケフカ
次元の狭間オメガ、シグマ4層のボス。オメガシリーズのほかのボス同様にとりたてた設定はなく、オメガの記録などをもとに作り出された虚像・幻影として戦うモンスターのようなもの。ただし元ネタのケフカの特徴を現したヘンテコ技が多い。
初出FF6。正式名称はケフカ・パラッツォ。ガストラ帝国にて人造的に作られた魔導士であり、魔導注入などの副作用により精神が崩壊している。道化師のような姿と幼児じみた言動が多いが、実態は残虐で残酷な心の壊れた魔導士である。「おや、私とやり合う、おつもりですね。そういう、おつもりは、いけませんねえ!」などの独特な台詞を持つFFシリーズでは稀に見るトリックスター的なキャラだったため、一部で人気が高い。DFFでは常連を果たしている。
次元の狭間
正式名称は「次元の狭間オメガ」。オメガという異星から現れた機械兵器が作り出した異空間であり、内部では無数のバトルフィールドやバトルモンスターが配置される。
次元の狭間という名称自体は初出FF5。エクスデスの手によりあらゆる地が無に飲み込まれ、そのうちのひとつタイクーン城があった場所から突撃できるのが次元の狭間=ラストダンジョンとなる。内部は砂漠や森、城など無数のフィールドがめちゃくちゃに繋がれており、それだけでひとつの迷宮でもある。
魔列車
ガレマール帝国の陣地であるカストルム・セントリとカストルム・メリディアヌムの間に敷設された帝国の輸送列車の名前として登場するほか、次元の狭間オメガ、シグマ1層のバトルフィールドとしても出てくる。シグマ1層の魔列車はよりFF6に似せたロケーションとなっている。
初出FF6。迷いの森にあるドマ鉄道に現れた不思議な機関車。その実態は死者の魂を霊界に送り届ける列車であり、乗り込んでしまったマッシュ、カイエンたちは魔列車と戦闘することになる。ほか、FFT、DDFFなどにも登場。
エデン
第一世界の無の大地で眠りについていた存在。リーンが発見し、ヒカセンと共に調査と復活に乗り出すことになる。外見はFF8のエデンがそのまま採用されており、光の氾濫を起こした罪喰いの始祖であることがのちに判明する。エデンの内部に実際に侵入するのが漆黒のレイドダンジョン構成。
初出FF8。大海のよどみという場所にて遭遇するアルテマウェポンからドローすると入手できる隠しG.F.。限界突破などを最初から備えているために最大6万超のダメージを叩き出すFF8では最強のG.F.。
パンデモニウム
正式名称は万魔殿パンデモニウム。古代世界に分類されるエルピスに存在する施設であり、世に放つには不適切と判断された創造生物たちが研究目的で保管・管理されている。
初出FF2。地獄の迷宮というロケーションで登場するラストダンジョン。ミシディアの魔道士たちが封印した迷宮がパラメキア皇帝の陰謀で現世に蘇ったというストーリーとなり、主人公たちが突破することになる。以後のシリーズでも名前のみなどとして登場。