ヘラクレスの栄光 ギリシア神話

Last-modified: 2022-05-05 (木) 02:07:07

※あくまでも『ヘラクレスの栄光』シリーズのための簡易的なメモに過ぎません。ギリシア神話のあれこれを詳しく解説しているページではないのでご注意ください。Wikipediaを参考にしています。


ギリシア神話の神々

アテナ

 オリンポス十二神のひとり。ギリシアの首都、アテネの名前の由来となった名を冠する。戦いの女神として知られているが、同様の戦いの神アレスとは異なり知恵や戦略を武器にして戦うという姿が多い。ギリシアには数多い城塞都市で主に侵攻が深く、『都市の守護神』という別名を持つ。

アトラス

 ティターン神族に属する巨体を持つ神であったが、ゼウスたちとの戦いに敗れたのちにゼウスからの命令として世界の果てで天界を支え続けるという役目を背負わされた。ヘラクレスの英雄譚に登場する。

アポロン

 オリンポス十二神のひとり。ゼウスの息子にあたる美麗な男神。光や太陽を意味する位置にいるため同様の神である太陽神ヘーリオスと混同され、ローマ時代においては太陽神はアポロンとして確立された。音楽や芸術を愛するロマンチックな一面を持つ。弓の名手。

アルテミス

 オリンポス十二神のひとり。純潔で厳粛な女神であり、月の女神として名高い。他にも森や狩猟、野山などを司る一面もあり、多数の妖精や獣たちを率いて狩りをして遊ぶ無邪気な姿もある。

アレス

 オリンポス十二神のひとり。屈強な筋肉を誇る男神。アテナと同じく戦いの神であるが、こちらは戦いにおいての狂乱ぶりや混沌、あるいは戦争などより災厄を伴った戦いを司っている。荒ぶる神としても知られており、一部の人々には恐怖の対象とされた。

ウラノス

 母なる神ガイアの息子であると同時に夫でもあり、ガイアとの間にクロノスなどいくつもの神を作った。天空神として名が知られており、ウラノスとはそのままギリシア語で天を意味する名前となる。

オケアノス

 ティターン神族に属する海神。ギリシア神話で信じられていた天動説に基づき、海の果てとされる場所でこのオケアノスがぐるぐると海洋上を回り続けているとされる。

ガイア

 この世界をはじめに作った大地の女神。すべての神々の母とされ、地母神などとも呼ばれる。博愛や慈母を意味し、暴力や騒動を嫌う。ゼウスたち神々はもちろん人類を含めたこの世界のすべての生命はこのガイアの血をひいているというのがギリシア神話の教えの一つ。

クロノス

 ティターン一族の族長であり、大地と農耕を司るウラノスの次に力を持つ神。ティターン一族を率いてオリンポスの神々と争った。時間を操るというほかのすべての神から見ても類なる能力を持っており、それを恐れたゼウスにより放逐された。

ゼウス

 ギリシア神話における主神であり、至上神、全知全能の存在とされる。ギリシア神話だけでなくイスラム教などほかの宗教においても名や姿を変えながら主神として扱われている。人類とほかの多くの神々を守護または支配するという絶対的な権力を持ち、その能力である雷の力は宇宙を破壊できるほどとされる。父はウラノス、妻はヘラ。息子や娘の神々も多数存在する。

デメーテル

 オリンポス十二神のひとり。豊穣の女神であり、名前は「母なる大地」を意味している。穀物や植物を主に司るが、動物、また人間たちにも惜しみない愛情を持っている美しい女神。ギリシアではこの女神に日々感謝をささげていた。

パエトーン

 太陽神ヘリオスを父に持つ少年神。父の手習いとして太陽と月の運行を司る。太陽の戦車と呼ばれる乗り物で天界を目指しゼウスにより討ち取られたという話があるなどどの物語でも馬(天馬)を飼いならす、あるいは馬そのものの姿として登場する。

バッカス

 別名でディオニュソスとも呼ばれるワインやぶどう酒の男神。バッカスとはローマ神話における名前となる。ギリシアやローマで盛んだったぶどう酒を軸として祈りを捧げられていた神。

ハデス

 ゼウスの兄であり、地下、そこから広がる冥界と呼ばれる世界の支配者とされる。死者の神、冥王などさまざまな名があるがいずれも邪悪な意味合いを持つ。それというのも弟ゼウスに騙されて冥界に送られたという経緯があるため、常にゼウスに恨みの念を抱いているとされているため。実力はゼウスと同格かそれ以上であり、地獄の番犬ケルベロスなど魔獣を従えている。

ビーナス

 オリンポス十二神のひとり。アフロディーテという別名を持つ愛と美の女神であり、その名の通り比肩する者がいないほどの美貌を持つ。オリンポスの神々においては歴史が古い神のひとりでもあり、生殖や性、欲望などを司るともされる。

プロメテウス

 ティターン一族のひとり。人間たちに天界の炎を授けたという逸話があり、それがそのまま文明や文化を司る神となった。考え方の違いからゼウスに排斥され、身体を拘束されたうえで山の上に放置されカラスに永遠に身をついばまれるという罪を背負ってしまった。

ヘラ

 オリンポス十二神のひとり。ゼウスの妻。威厳や格式の高い女神であり、神のひとりであると共に女王としての側面も持っていた。結婚や貞操を司る反面、死の女神や嫉妬の神など忌みのつきまとう名も込められているがその通りで非常に嫉妬深く、ゼウスがあちこちで浮気をするのをそのたびに嫌い、執拗に罰した。

ヘパイトス

 オリンポス十二神のひとり。炎と職人を司っており、この神に見初められた人間は腕のいい職人になるとされる。名前の由来となった「炉」の通り、鍛冶や鋳造を始めとした炎を使っての職や技を守る。

ヘラクレス

 数多くの伝説を持つ神のひとり。父はゼウス、母は人間(アルクメネ=ペルセウスの孫)の半神半人。生まれた時に蛇で遊ぶほどの勇敢さを見せており、他にも武芸や戦車、馬の扱いなど戦いにおけるすべての才能を生まれ持っていた。その後、十二の功業と呼ばれる魔獣たちの

ポセイドン

 ハデスと共にゼウスの兄にあたる海の神であり、ゼウスの三兄弟では次男に位置する。三つ又の槍を武器として操り、大海原のすべてを掌握している。その実力は海のゼウスという二つ名の通りすさまじいものであり、ほかにも地震を司るともされる。

まくろきもの

 =オケアノス。