FF14元ネタ:総合

Last-modified: 2022-09-04 (日) 04:20:24

 FF過去シリーズやそれ以外からのパロディ、オマージュが多いFF14の一部のコンテンツや地名・ダンジョン名・ボス・ザコ・演出やストーリー、世界観などの元ネタを細かいところまで調べてみたページです。FF14自体がまだまだ終わりの見えないオンラインゲームなのでちょっとずつ追加していく予定です。当然ながらネタバレ全開なので過去作含めてFFシリーズをプレイしたことのない人はバック推奨。
 区分けはパッチごと(実装された順)にしてありますが、それ以外の順は思いついた順。説明がむずかしいほどあまりにも細かすぎるネタは割愛しています。ちなみにFF11からは無数の要素がパロディオマージュされているためあえて書いていません。

 読み物が好きな人じゃないと文章量多すぎてつらいと思います
 ちょっとずつ更新中


2.x 新生

光の戦士
FF14のプレイヤーキャラは光のマザークリスタルであるハイデリンの声を聴ける存在、イコールで「光の戦士」という位置付け。俗語としてはヒカセンとなる。
初出FF1。FF1、FF3では主人公たち4人の持つ称号のようなものが光の戦士。FF5ではバッツ、レナ、ファリス、クルルの4人が光の戦士という称号を持ち、かつての英雄のガラフたちが暁の四戦士ということで対比されている。
ガレマール帝国
エオルゼア世界においては北東部に存在する大国。世界征服をせんと各地に侵攻をくわだて、現在は世界中の三大州と呼ばれる三つの地域のうち、北洲・東洲の二つをすでに手中におさめている。ガレアン人という魔法を使うことのできない民が暮らしており、魔法と同格な威力を持つ独自の兵器や飛空艇など機械の力を武力としている。
FFシリーズでは帝国と呼べるものが複数存在するが、ガレマール帝国にもっとも近いと思われるのはFF6のガストラ帝国。FF6の世界観として人々は基本的に魔法が使えないが、ガストラ帝国は人工的に魔法のようなものを使うことができる力「魔導」を開発し戦力としながら世界征服をたくらんだ。
メテオ計劃
ガレマール帝国が世界征服の一環として打ち立てた計画のひとつ。簡単に言えば月の衛星であるダラガブを意図的に地上に落下させエオルゼアに壊滅的な被害を与えるというもので、星を落とすという古代の黒魔法メテオから引用されてメテオ計劃と名付けられた。
もっともイメージに近いのはFF7のストーリー。黒マテリアを手に入れたセフィロスはその力を解放して遠い宇宙から隕石を呼び寄せ、星そのものを破壊しようとした。メテオという魔法の初出はFF2であるが技名は「いんせき」というものでまだメテオという名前はなかった。その後のシリーズでもメテオは究極魔法や最強の黒魔法といった位置づけとして常連化する。
テレポ
ゲーム開始後にほとんどすぐに解放される魔法。エーテライトが存在する場所に瞬間移動できるものであり、ダンジョンなど以外からであればいつでもどこでも移動が可能。ただし使用にはギルが必要であり、遠方であればあるほど高額になる。
初出FF1。ダンジョンで使用すると1階層ずつフロアを戻ることができ、連続使用でダンジョンからの脱出が可能。以後のシリーズでも頻繁に登場する魔法だが、シリーズ初期はダンジョンからの脱出魔法であったものが後のシリーズになるにつれてさまざまな形態の瞬間移動系魔法となっていく。
デジョン
ゲーム開始後にテレポとともに解放される魔法。テレポとの違いは行先を選べないということであり、ホームとして登録したエーテライトにのみ直通で帰還するだけの瞬間移動魔法。ギルは使用しない。ダンジョン内で使用すると入口に戻るという効果になる。
初出FF1。時空属性の攻撃魔法であり、敵全体に即死効果をもたらす。以後のシリーズでも敵全体に即死効果(厳密にいえば時空の狭間に放り込んで消滅させる)のある攻撃魔法、もしくはダンジョンにてフロアを逆戻りするという瞬間移動魔法として登場する。
シド
正式名、シド・ガーロンド。帝国の主義に反発しエオルゼアに亡命してきた飛空艇技師にして天才魔導技術者。
初出FF2(名前のみはFF1)。FF2では飛空艇の魅力にとりつかれた騎士として登場し、旅人たちを飛空艇で各地に輸送する仕事をしている人物。その後のシリーズでも代々登場しており、正式な仲間キャラとなるのはFF4(ゲストとしてはFF3)。FFシリーズでは往々にして壮年~老人の年齢設定であり、飛空艇関係の技師であったりすぐれた頭脳や技術を持つ科学者、学者などとして描かれる。
ちなみにFFTではシドルファス・オルランドゥという騎士として登場し、こちらはFF14のイヴァリース関連人物の元ネタとなる。
ビッグス、ウェッジ
シドが社長を務めるガーロンド・アイアンワークスに所属する社員の二人組。
初出FF6。FF6のオープニングにて仲間キャラのひとり、ティナをともなって炭坑都市ナルシェに侵攻してきた二人組の帝国兵。その他、FF7ではバレットの率いる反神羅組織アバランチのメンバーとして登場したり、FF8ではバラムガーデンなどと敵対しているガルバディアガーデンの兵士としても登場するなど、FFシリーズでは代表格のスタメン。キングダムハーツやチョコボの不思議なダンジョンにも登場する。
チョコボ
人間よりも一回り大きい陸走する黄色い鳥。古くからエオルゼアの人々と共にある愛すべき動物。主に家畜だが、野生種なども存在する。クエストを経て自分だけのマイチョコボを入手でき、騎乗はもちろんのこと共に戦う相棒(バディ)として活用できる。おやつを与えるなどして色を変えることも可能。
初出FF2。チョコボの森に生息する白い鳥であり、騎乗することができる。以後のシリーズでは黄色い鳥となり、騎乗してワールドマップなどを高速移動するためなどに用いられた。でぶチョコボや黒チョコボなど別種タイプも存在する。ファイナルファンタジーシリーズを代表するマスコットキャラクターであり、ファイナルファンタジーを知らない人でもこの鳥は知っている人も多いほどの有名な鳥。チョコボが主役のスピンオフ作品もある。
モーグリ
頭にポンポンのある、コウモリの翼がついた白猫のような動物種。黒衣森の精霊と近しい存在として登場し、グリダニアでは森の情報を得るためにモーグリの力を借りている。その他、イシュガルド地方ではドラヴァニア雲海にて別種同型のモーグリ(ノマド・モーグリ)も登場する。違いとしてはポンポンの色と語尾の「~クポ」か「~くぽ」か否か。
初出FF3。ドーガの従者としての登場であり、FF3時点での言葉遣いの特徴はなく普通の人間のようにしゃべる。以後のシリーズでも常連となっており、言葉をしゃべるという特徴からさまざまな性格、色、大きさ、ジョブ(装備品や服装)、立場のモーグリが登場した。ファイナルファンタジーシリーズを代表するマスコットキャラクター。
ゴールドソーサー
正式名称マンダヴィル・ゴールドソーサー。ヒルディブランドの父ゴッドベルト・マンダヴィルが創設者であることからこの名がついている。ウルダハ近郊にそびえたつ巨大アミューズメントパーク。内部ではさまざまな大規模アトラクションを楽しめる。
初出FF7。FF7では神羅カンパニーによりコレル砂漠に建築された巨大アミューズメントパーク。チョコボレースをはじめとしたいくつものミニゲームを楽しむことができるほか、闘技場などで一攫千金を狙うこともできる。その他、いただきストリートなどにも登場。
コスタ・デル・ソル
東ラノシアのブラッドショアにある浜辺のリゾート地。もともとは浜辺の開拓地であっただけだが、大富豪ゲゲルジュが買い取って一大リゾート地に改造。夏のシーズナルイベントである紅蓮祭ではなにかしらの舞台として扱われることが多い。
初出FF7。神羅カンパニーの所有地である浜辺のリゾート地であり、クラウドたちは旅の途中で訪れることになる。ログハウスがあちこちに建っていたり浜辺にはパラソルが乱立し派手な水着の女の子が日光浴、となかなかな天国。
ちなみに元ネタはスペインにある同名のリゾート地であり、太陽の海岸という意味がある。
ラグナロク級拘束艦
その昔、エオルゼア全土を支配せんとしたアラグ帝国が作り上げた超高密度・超巨大な人工衛星ダラガブに追随する戦闘艦。暁月にて登場した魔導船はラグナロク級拘束艦から名を取られラグナロクという名前になった。
FFシリーズではラグナロクという名前は多数登場(主に装備名)する常連ネームだが、乗り物としての名前が初出となるのはFF8。かつて存在したアデルという悪い魔女を宇宙に封印した際にもちいられ、その後放棄されていたのをスコールたちが回収し再利用する形で手に入る。そのほか、DFFなどにも登場。
ちなみにラグナロクという名前の元ネタは北欧神話であり、神族たちと巨人族たちが引き起こす戦争がきっかけで起こる世界の終末の日を意味する。別名、神々の黄昏ともいう。
アルテマウェポン
ガイウスを筆頭としたガレマール帝国軍が修復し使用した古代アラグ帝国の対蛮神兵器。イフリートやタイタンなどの蛮神を屠り、その力を吸収しヒカセンの前にたちふさがった。新生ストーリーではヒカセンたち暁メンバーはアルテマウェポンの破壊をひとつの目標として行動することになる。
初出FF6。魔大陸が復活するのに合わせて復活した古代の魔法生物。自己紹介通り破壊のためだけに存在している。また、同名の武器もFF6には存在し、こちらは敵の強さに合わせて武器の攻撃力が変化するという性能があった。ほか、FF10やFF11にも登場。
魔導アーマー
ガレマール帝国の所有している人が乗れる機動兵器。一部のIDやクエスト中などでヒカセンが実際に乗り、操作するシーンもある。帝国やそれ以外の技術者たちにより強化版や改造版がいくつか登場しており、魔導リーパー、魔導ジャガーノートなど複数存在する。
初出FF6。ガストラ帝国の主力兵器。帝国が世界征服を目標として侵略を開始した際に使われることになり、魔法の使えない者でも魔法に似た攻撃が可能になるという魔導力で動いている。ほか、FF15、FF零式などにも登場し、強化や改造されたもののシリーズなども含めるとFFシリーズでは常連となる。
リミットブレイク
4人PTもしくは8人PTを組んでいる時にのみ使用可能になる強力な攻撃および回復。LB。4人PT時はバー2本が最大、8人PT時はバー3本が最大となりバーがたまるほど強力になる。使用するロールによって効果が変化し、九死に一生を得ることもある。
初出FF7。リミット技。戦闘でダメージを受けるとキャラクターに個別に設定されたリミットゲージが蓄積され、たまりきると強力な攻撃や回復技が発動できる。意図的にリミットゲージを操作することで戦略にももちいられる。ほか、FF8やFFTにも登場。
マテリア
装備品に装着してステータスなどの底上げをするアイテム。装備のILにより嵌められるマテリアが異なり、強い装備ほど強いマテリアを嵌めることができる。一部の高難易度コンテンツではマテリアを用意するのはほとんど必須。
初出FF7。魔晄(ライフストリーム)が結晶となったものであり、装備品に嵌めることで魔法や技などが使えるようになる。設定としては古代種の力をマテリアを通して疑似的に再現しているというもの。ほか、DFFなどにも登場。
ゾディアックウェポン
レリックウェポン*1。星座をモチーフとした十二宮のアートマを収集することで手に入るクエスト武器。ゾディアックという単語はリターン・トゥ・イヴァリースのアライアンスでも語られることになる。
初出FFT。十二の星座が刻まれた聖石を持つ十二人の勇者、ゾディアックブレイブの伝説から引用されている。
トリプルトライアド(カードゲーム)
ゴールドソーサー関連のミニゲーム。IDレイドのクリアや各クエスト、報酬などで手に入れたカードをもちいてNPCや他のプレイヤーとカードバトルし勝敗を競うというミニゲーム。
FFシリーズには複数のカードゲームタイプのミニゲームがあるが、完全採用されたのはFF8のトリプルトライアド。こちらの大元は占い用のカードをミニゲームアレンジしたものであり、カードを出し合って割り振られた数字を競い合う。

3.x 蒼天

マトーヤ
低地ドラヴァニアに住むルイゾワと旧知の間柄の老婆。魔法使いの大家であり高い知性とエーテル学の技術を持つがいかんせん口が悪い。ヤ・シュトラの魔法の師匠であり、ヒカセンにもなんやかんやで協力してくれるようになる。
初出FF1。マトーヤの洞窟に住んでいる魔女として登場し、水晶の目をなくして困っているところで主人公たちと出会う。ほうきを自在に操って使い魔にするというのが特徴的でありその後のシリーズでもマトーヤのこの特徴は継続されている。「あんたたちのなかには良い男がいない」などという毒舌ぶりはFF1ですでに発揮。ほか、FF12、FFTなどにも名称のみなども含めて登場。
ちなみにFF1でのマトーヤの元ネタはギリシア神話であり、「(水晶の)目を3人で交代で使っている」という台詞から運命の糸をつむぐ3姉妹の女神が大元と思われる。
魔大陸
正式名称はアジス・ラー。古代アラグ帝国の手による人工浮遊島や中枢旗艦が浮かぶ。はるか空のうえに存在するという設定であり、元来はザ・バーンがある場所に存在していた土地が浮遊したものとされる。
初出FF6。ガストラとケフカにより空に浮かべられた三角島であり、島というよりも生き物の臓物のなかのようなグロテスクなロケーション。三闘神の像が安置されているが、ケフカたちにより掌握されてしまっている。ほか、FFTやメビウスFFにも登場。
三闘神
古代アラグ帝国の技術により封印された三体の闘神。それぞれが魔神セフィロト、女神ソフィア、鬼神ズルワーンという名前としてアジス・ラーに浮かぶ旗艦に封じられている。
初出FF6。魔神、女神、鬼神の名前であり、FF6には三体が争った末にジハード(天地崩壊)が起きて世界が壊滅したという伝説がある。ラストダンジョンである瓦礫の塔で戦うことになる。ほか、DFFなどにも登場。
ガストラ
漁師リテが持ち帰ることがあるミニオン。ミニオン説明によれば皇帝のような威厳を持つ元野良犬とのことで、見た目はトイプードル風で犬用サイズの皇帝ガウンを羽織っている。
初出FF6。ガストラ帝国の皇帝であり、魔法に代わる新たな力、魔導を駆使することで世界支配をたくらんだ。ドット絵での表示の正面姿がトイプードル*2に見えると当時は評判であり、FF14ではそれをそのまま犬のミニオンにしてしまったらしい。
バロンヘルム、バロンサークレット、バロンイヤリング
バロンヘルムは「蒼天のイシュガルド」拡張パッケージのコレクターズエディション特典、バロンイヤリング、バロンサークレットは「蒼天のイシュガルド」早期予約特典。それぞれLv1から装備可能なおしゃれ用装備であり、イヤリングとサークレットは現時点では入手不可能。
名前の元ネタはFF4のバロン王国から。主人公セシルが暗黒騎士として仕えている国であるが、クリスタルをめぐって暗躍するゴルベーザなどの差し金で名君だったバロン王は豹変。セシルは王の命令により国からの出立を余儀なくされるというのがFF4のオープニングストーリー。以後のシリーズでもFF12などに名前が登場するなどする。
マメット・カイン
竜騎士の姿をした小さなミニオン。ミニオン説明によれば誰よりも高く大空にジャンプしたという伝説の竜騎士を模すため、ミニオン内部に偏属性クリスタルを使用しているとされる。たまに不審な動きはするが、正気に戻っているので安心である。
正式名称はカイン・ハイウインド。FF4の仲間キャラであり主人公セシルの恋敵&ライバルとして登場。竜騎士として槍を装備しており、ジャンプを得意技とする。ストーリーでも仲間として同行するがとあるイベントを経ることでFF至上で大変有名な二つ名を併せ持つようになってしまう。最終的には完全に元に戻ってパーティーに加入する。兜は最後の最後まで脱がなかった。


4.x 紅蓮

ドマ国
当主はヒエンだが、ガレマール帝国に侵略され現在は属州となっている東方の国。忍者などの東方文化をエオルゼアにもたらした地でもあり、プレイヤーにとっても山場を迎えるシーンで訪れることになる。ヒエンの父である前ドマ君主の名はカイエン。
初出FF6。ガストラ帝国と対立している国であり、侍という戦闘部隊を持つ。仲間キャラのひとりであるカイエンの出身地。その後、ドマ国はガストラ帝国により滅ぼされてしまうがカイエンは主君であるドマ王の意思を継ぎ、世界を救うという決意につなげていく。
エウレカ
異様なエーテルが充満している、南洋に浮かぶバル島。クルルが主軸となったストーリーが描かれ、エレメンタルレベルによってアネモス編、パゴス編、ピューロス編、ヒュダトス編の4つの地域が順次開放される。
初出FF3。正式名称は禁断の地エウレカであり、クリスタルタワーのなかにエウレカへの入口がある。このエウレカにはエクスカリバーをはじめとした強力な武器が封印されているなど、ラスダン手前の最終拠点となる。ほか、FFT、FFTA2などにも登場。
シルドラ
流線形のフォルムを持ち手足の代わりにヒレがついている海竜のようなドラゴンであり、エオルゼアの世界には存在しない(登場していない)タイプのドラゴン。マウント説明によれば大海に住む幻の海竜とされ、友と認めた者には心で通じ合うという性質があるらしい。
初出FF5。ファリスの率いる海賊団とともに暮らしていた海竜でありファリスとは心を通わせ合ったマブダチ。とあるイベントを経て永久の別れを告げるが、のちに召喚獣として復活。サンダーストームという強力な雷攻撃を用いる。以後のシリーズでも召喚獣や幻獣として登場する。
チキンナイフ
全体的に黄色い赤魔道士の細剣。クリスタルはチョコボ型であり、抜刀状態でよく見るとチョコボがマンガ汗をふきだしているような形状になりなかなか可愛い。また、細かいネタではあるが漆黒IDのノルヴラントの1ボスである「幻光のシーフ」が使う技名もチキンナイフとなっている。
初出FF5。第三世界のムーアの村に隠されている短剣系列の武器であり、パーティーが戦闘から逃げた回数に応じて攻撃力が可変するという性質がある。逃げれば逃げるほど強くなるため時間さえかければ実質的に最強。他のシリーズでもDFFなどに登場する。
マメット・バッツ
チョコボに乗った青年のような姿のミニオン。ミニオン説明によれば古の英雄であり、チョコボの名前は「ボコ」というらしい。
正式名称はバッツ・クラウザー。FF5の主人公。勇敢で冒険心が強い若者であり、ちょっと無謀なのが玉に瑕。相棒チョコボのボコとともに世界各地をめぐる旅をしている最中に隕石が落下するという事件に巻き込まれるのがFF5のオープニングストーリーである。光の戦士としての能力に秀でる一方で風のクリスタルのイメージが強い。


5.x 漆黒

ロスガル族(ロンゾ族)
5.xで実装されたFF14のプレイフィール種族であり、原初世界ではロスガル族、第一世界での呼び名はロンゾ族となる。ライオンもしくは虎を模したような毛むくじゃらの身体で二足歩行する姿であり、類似種族でもあるミコッテ族と比べるとより獣に近い容姿である。現時点でのプレイフィールでは男性のロスガル族しか実装されておらず、女性のロスガル族は非常に数が少ないという設定。
初出FF10。霊峰ガガゼトを守護する青い毛皮の虎のような容姿の亜人種。男性女性ともに筋肉質であり、男性はさらに額にツノを持つ。このツノはロンゾ族の男性の誇りであり、武士の刀と同様に命よりも大切であるという。全体的な性格や外見も非常に律儀で礼節を重んじ、いかにも侍のような雰囲気。
ウォーリア・オブ・ライト
大元は第一世界ノルヴラントの伝承に登場する最初の光の戦士。人々の思い描く英雄や光の戦士のイメージをその身にあらわしている。一応はナイトのジョブであり、インビンらしきスキルを保有する。
初出DFF。DFFにて操作できるキャラのうち、FF1担当の光の戦士。FF1は光の戦士が4人いるため、代表として登場した。外見はナイトを模しており、剣と盾を持つ。WoLと略されるようになったのもDFFから。その他、DDFFやDFOOなどDFFシリーズでは常連として登場。
ジャイアントビーバー
イル・メグのピクシー関連クエストを受注クリアすることで交換できるようになるミニオン。交換には極ティターニアで手に入る「ティターニアの羽根」が必要。ミニオンそのものは可愛いが、クエスト内容はやや怖いストーリーになっている。
初出FF1。風のささやく洞窟にて登場し、ジャイアントビーバーを操作するちょっとしたミニゲームがあったりもする。その後FF2にて再登場し、ガイという登場人物と仲良くなり主人公たちに情報を与えてくれる重要ポストにもなる。
当時のFFシリーズにはいまでいうチョコボやサボテンダーのようなマスコットキャラクターが存在しなかったため、このジャイアントビーバーがはじめてのマスコットと考えられる。その後、ジャイアントビーバーの役回りはモーグリが務めることになった。
ウェポン(シリーズ)
ガレマール帝国軍の軍団長ウァレンスが中心となり開発されていた複数の対蛮神兵器。ガイウスが使用したアルテマウェポンを原型としており、ルビーウェポンやエメラルドウェポンなど複数の機体が存在。それぞれのパイロットには属州出身のアウラ族男女が任命されている。
初出FF7。メテオが発動すると同時に目覚めた星の守護者たち。アルテマウェポンのほかサファイアウェポン、ダイヤウェポンなど複数が存在し、FF7インター版ではルビーウェポン、エメラルドウェポンも追加された。そのほか、BCFF7などFF7関連シリーズに多く登場。
ウェポンという名前は直訳すると「武器」であり、この場合は兵器というニュアンス。
フラン
ヴィエラ族女性のミニオン。ミニオン説明によればダルマスカ系レジスタンス「レンテの涙」の幹部であるらしい。バンガ族の女闘士であるリノが作成したとのこと。「紅蓮のリベレーター」拡張パッケージのコレクターズエディション特典。
初出FF12。FF14と同様にヴィエラ族の女性として登場し、バルフレアを相棒として空賊稼業に身をやつしている。飛空艇関係の知識が豊富。その後のシリーズでも僅かながら登場する。ちなみにレンテの涙はゴルモア大森林にある結界を解くためのアイテムであり、ヴィエラ族が作ったお守り。
ガンブレード リボルバー
ガンブレイカーの専用装備。刀身に獅子の紋章が刻まれたシンプルでスタイリッシュなガンブレード。
武器としての初出はBCFF7だが、印象的に登場したのはFF8。主人公スコールの愛用しているガンブレードであり、FF14同様に刀身に獅子の紋章も刻まれているほかスコールの趣味なのかライオンのチェーンクセなどが取り付けられている。武器としては最弱クラスだが、FF8のゲームシステムは低レベルでの攻略をするほうが効率がいいという都合もあるため最終までこの武器でも問題ない。


6.x 暁月

魔導船
レポリットたちとオールドシャーレアンの賢人や各技術者たちの技術と知識の粋を集めて作られた巨大戦艦型の宇宙船。美しく細長い白い機体のエネルギーはマザークリスタルからの無尽蔵燃料が使われており、エンジンにはダラガブからの素材でもあるエクスアダマントが使用されている特別仕様。名は「ラグナロク」。
初出FF4。終盤にて月に向かうために復活させることになる巨大な戦艦。「大いなるクジラがこの地に降り立った」という伝説がもととして存在する通り、外見はまさにクジラそのもの。浮遊のクリスタルというものが原動力。内部にはHPMP全回復ポイントやデブチョコボ(アイテム倉庫)が存在するなど、拠点としての機能がある。ほか、DFF、DDFFにも登場。
FF14では課金マウントのルナホエールがFF4魔導船とそっくりな外見を有している。
設定と存在だけは新生から登場していた地。ハイデリンの衛星。実際に月という地に足を踏み入れるのが暁月ストーリーのひとつの山場であり、その実態はゾディアークを封印する檻のような機能と脱出艇としての機能両方を持った重要な地であった。
初出FF4。地球に穏便に移住しようとした月の民が長い眠りについている地でありラストダンジョンのある地でもある。主人公セシルの父親は月の民であり、セシルは月の民としての血をひいているという設定。ほか、FF6、FF8などにも登場。
ジ・エンド
リーパーの3本リミットブレイク技。アヴァターを呼び出して憑依させ闇のエフェクトと共に鎌を振り回したのちに叩きつけるという、メレーロールのリミットブレイク演出では屈指の人気を誇る。
初出FF8。仲間キャラのひとりであるセルフィの持つ特殊技、スロットが揃うことで発動する魔法。右下位置に「The End」と表示される即死魔法であり、FF8の隠しボスのオメガウェポンですらこの魔法が決まれば即撃破できる凶悪っぷりを誇る。ただしスロットでの出現確率は1/256であり、意図して出すには強運が求められる。
ゴルベーザ
属性を象徴する四天王を部下とし、第十三世界である異界ヴォイドの支配を宣する黒甲冑の人物。近いうちにヴォイドで起きるとされる聖戦に備えて四天王の力を得るなど準備をしている様子だが、その真相は定かではない。
初出FF4。世界を支配するクリスタルを自分のものにせんとセシルたちの前に立ちはだかる黒い甲冑の魔王といったポジションだが、ストーリーが展開するにつれてゴルベーザの本来の姿と真意が明らかになる。FF4では屈指の人気キャラであり、以後のシリーズでもわずかながら登場する。
ゴルベーザ四天王
スカルミリョーネ、カイナッツォ、バルバリシア、ルビカンテという名前の妖異。聖戦を前にして戦力増強をするべくゴルベーザが召し抱えた異界ヴォイドの力ある妖異であり、月竜アジュダヤのエーテルを得て強化された。6.2時点ではまた全容は不明。
初出FF4。名前はまったく同じ、かつゴルベーザの部下としての登場もFF4と同一。クリスタルと対を成す四属性の力を身に着けた魔物のような存在であり、一度死した後ゼムスの力を得て復活、再戦をすることにもなった。スカルミリョーネは弱小ながらバックアタックなどのあなどれない卑怯な手口を好むなど、FF4に登場する四天王と設定以外の大幅な変化はない。
ちなみに四天王全員の性格は、スカルミリョーネは姑息で卑怯な小物、カイナッツォは熱血で脳筋タイプ、バルバリシアは冷酷で残酷、ルビカンテは理知的な紳士といった具合。


*1 ジョブ専用武器の通称。エクレア武器。特定のクエストをこなし(大抵は実装時点では長丁場となる)手に入る各ジョブの専用武器であり、ゾディアックウェポンの上位としてアニマウェポン、エウレカウェポンなどが各クエストやコンテンツの報酬として追加されていった。
*2 皇帝の帽子により長い銀髪が頭の左右から分かれている様がまるでトイプードルの垂れ耳に見える。