千葉大殴り込み事件

Last-modified: 2022-06-06 (月) 02:27:45

 2000年6月3日。
 都内の私立大学に通う23歳の大学三年生、佐々木孝洋氏がインターネットの掲示板に犯行予告の書き込みをしたとして、千葉県警ハイテク犯罪対策室により威力業務妨害の疑いで逮捕された。動機などは不明。
 実際に犯行に及ぶ前に確保されたために事件には至らず事なきを得たが、対処の速さについては直前に起きた『西武バスジャック事件』の影響もあったとされている。

朝令暮改

 この事件は『西武バスジャック事件』『JRハンマー殴打事件』に続いて2000年の青少年犯罪とそれによる事件のひとつとして数えられているが、これらのなかでは比較的小規模に収まったのも事件が成立する前の解決となったおかげである。

 佐々木氏は2ちゃんねるの掲示板に「明日、千葉大に殴りこむぜ、西千葉の町に血の雨が降るぜ(藁」といった書き込みをしたのみで行動に至る前に逮捕されており、ここまでの迅速な対応を可能としたのも『西武バスジャック事件』等を経て2ちゃんねる内で個人特定が容易となった仕組みが構築されていたためでもあっただろう。


引用:●千葉大殴りこみ事件の真相●
引用:Yahoo! - 「千葉大に殴りこむぜ」とネット掲示板に=威力業務妨害容疑で大学生逮捕(時事通信)