たのしい日記/2022-07-26

Last-modified: 2022-07-26 (火) 19:26:45

 今回はFF14のRPについて話してみます。RPの定義とかそういう話はキリがないのでする気はないのですが。フレンドに長くRPをされている方が居て、その人の話をいろいろ聞けたのでまとめたりなど…。
 ツイッターで書いたりするとお気持ち表明みたいになってしまうし、それに対する多方面からの賛否両論を受け取って精査し話し合いに応じられるほど度量も広くはないので、要は日和りながらもこういう虚無Wikiで細々と日記にしてみようという考えです。FF14ネタは基本的にそういうのばかりになるかな…

 とはいえ今回は別に賛否両論あるようなネタではありません。題するならFF14におけるRPフレンドの作り方について。


 RPをしているというフレはこの方だけでなく何人も居たりしますが、それぞれ自分の世界観とRPに対する定義(もしくはプライド)を持っているので突くにはいささか野暮ったい。しかし、最近話を聞いたこのフレの言葉はなかなか興味がある話でした。
 簡単にいえばRPer(RPをしている人を総じてこう呼ぶらしい。どこが発祥かは不明です)同士はなかなか友達になりづらい。というのは、FF14内のRPer専用のようなFCやCWLSといったコミュニティに所属していれば別でしょうが、それ以外のまったく知らないRPerと友達になるのがなかなか厄介なのですね。



※載せる画像が思いつかないので適当に自キャラを載せています(これはミコッテ♂時)(左の金髪のほう。右の赤い人はNPCです)

 理由としてはやはりRPの定義というものがお互いに違う可能性というのが大きそうです。いわゆる解釈違いというやつ。
 RPなんかまったく知らないという人に簡単に説明するなら、たとえばFF14には「CF(コンテンツファインダー)」という機能があります。いわゆる同DC内でマッチングするシステムで、別にFF14の専売特許システムというわけではなく多くのソシャゲやオンラインゲームで採用されています。つまりは同じコンテンツを申請している不特定多数の大勢から適切な構成にして簡易的なPTを組ませてコンテンツに突入させるというものです。
 昔のオンラインゲームを知る身としてはいちいちチャットで挨拶してPT組んで人が来るのを待って…という手順を踏まなくてもいいぶん、めちゃくちゃ敷居が低くなってうれしいところ。

 しかし、この「CF」という単語をRPをするうえでそのまんま持ち出すのはNGだ!という人と、通常の会話もしづらいから…とOKとする人とで現在も分かれていると思います。ほかにもシステム的な単語全般、あるいはFF14でいえば「頭割り」とか「タンク」「ヒーラー」といったような単語も、厳密なRPをしたい人は「全員でダメージを分散しよう!」とか「盾役」「癒し手」などと言い換えをしていたりもします。

 大抵のRPerさんはあまり言い換えはしていませんが、往年のTRPGのようなきっちりとルール化されたものをFF14というオンラインゲーム上で完全再現したいというならこの言い換えというものは(人によっては)必須として考えているようです。



※これはエレゼン♂時

 しかし、はっきり言ってしまうと相当めんどうくさい。普通に何もせず会話だけ楽しんでいれば言い換えもあるいは面白いと感じることもあるかもしれませんが、たとえば戦闘中とかなにかを同時にしている時に咄嗟にチャットで言ってしまう言葉は普段、つまりRPをしていない時に使っているそのまんまな単語や言い回しになってしまうものです。
 こうしたことが許せない!という人と果たしてお友達になれるのか…あるいは逆に、咄嗟だろうとメタな言葉を連呼してしまうような人とRPで遊べるのか…というのが両者がフレンドになる場合の最難関たる壁となっているわけです。


 こうした住み分けに尽力されているRPerさんたちのコミュニティやお店、相談所、ロドスト日記等々もありますが、今回の話は野良で出くわしたRPerさん同士がどのようにフレ関係を結べたかということが主題となります。

 この私のRPerであるフレ氏はまず、普通にIDをCF申請してシャキって行って、その最初の挨拶や道中の端々(スキルのマクロ台詞等)で自分がRPerをしているという雰囲気の発言を繰り返していたということです。
 これも分かりづらいと思いますが、たとえば普通に「よろしくお願いします!」と言うのではなく「こんばんは、私は○○。よろしくお願いするよ」みたいな感じの挨拶マクロを突入時に押すみたいな。挨拶するという意味ではやってることは普通の(RPerではない)人と同じなのですが、とにかく台詞、あとは諸々のシーンでのオリジナルエモートを使うようにしていたと言います。
 分かりにくい場合に補足すると、あまり見かけない顔文字など連呼するタイプの人はPT解散後も印象に残りやすいですよね。そういうことをRPネタを絡めて発信していく感じ、なのかなぁ。


 人によっては勇気がないとできないことかもしれませんが、こんなふうにして出来たRPerフレが相当な数に増えたと本人も語っていましたのでおそらく手っ取り早いRPerフレを作る方法のひとつではあるのかもしれませんね。