たのしい日記/2022-07-28

Last-modified: 2022-07-29 (金) 17:31:44

 この日記ってタイトルを考えなくていいからブログより楽だし、誰も見てないのでいろいろ書きやすいからつい更新してしまいます。
 今回はFF14における固定についての話。ほろ苦い経験も含めます。最近FF14ネタが多いのですが、なにかと一番時間を割いているゲームなのでご了承ください。


 さて固定PTというものです。
 私はほかの記事にも書いてますがFF14はオープンベータからのプレイヤーです。2.x時代の当時の最難関コンテンツであったバハムート邂逅編を攻略する際、何人か仲の良かったフレンドと意気投合して固定を結成したのがそもそもの発端でした。私は黒魔道士というキャスターDPSとリーダーとして声掛け等を行い、8人全員が見知った同士という、まあよくある感じの固定として開始しました。




 しかし、当時の私を含めたほとんどのプレイヤーは「火力」とか「スキル回し」というものをまったく意識したことがない人が多かったのですね。いまでこそ攻略動画や解説サイト、ツイッターやロドスト日記などでも先輩諸氏が分かりやすく説明してくれているし木人討滅という分かりやすい指針もあるので高難易度に行くにあたり火力を意識してない人はほとんどいないでしょうが、極ガルーダや極タイタンをやっとの思いでクリアした人たちには自分が出荷*1させてもらったのか、あるいは実力で勝てたのかの判断すらできなかったのです。私がそうでした。

 そうしたわけで、固定内で火力がある人・ギミック理解度が高い人とそうではない人とで壁が作られてしまい、理解している人は先に進めないのに怒るわけにもいかずモヤモヤ、理解していない人は申し訳ない気持ちで落ち込んでドンヨリ、という感じでネガティブオンパレードに。こうした時に理解している人が率先して教えたり、していない人は師事を乞うなどできればいいのですが、なかなかそうしたことも普段はタメ口で話し合ってるフレンド同士なのでむずかしい。
 当時はVCというのは一般的ではなかったので、私たちも無論VCなしで活動していましたしね。コールやツール類はまったくなかったという感じです。




 固定と野良は両方ともメリットとデメリットが存在するのかなとあらためて思いました。固定は決められた時間に決められた構成で必ずすぐに行くことができる、コンテンツでも毎度変わらず同じことができるというのがメリット。対して野良は時間的には少ないかもしれないけど一日に何度でも募集に入って自分の好きな時にクリアもできるしロットも自由というのがメリット。
 デメリットとしては、固定は人間関係などの余計なことに気を回す必要があったり、一度何らかの原因で亀裂が入ると修復不可能になったり、自由なロットができない*2など。ロットに自信がない人は良いのですがそうではない人には単純にストレス。野良はゴールデンタイム以外ではなかなか人も集まらず、毎回人が変わるのでタンクの誘導やヒラのヒールワークに顕著に影響してしまうことなどが挙げられます。

 どっちがいいのかは人それぞれですが、ベストなメンバーであるなら固定のほうがやはりクリア率の意味では高いのかな、というのが印象です。VCのあるなしは、ギミックが苦手な人が多いほど有効活用できそうですしね。


*1 強い人たちのお陰でほとんどPTや火力に貢献しないままクリアしてしまう蔑称。火力が低い・ギミックが下手と見なされるとコンテンツの大半時間を死体のままで放置される等の事件もあった。現在では8人がしっかり揃っていないと問答無用でワイプするギミックが増えたため、このようなプレイはほぼ存在しない。
*2 基本は近接>キャス遠隔>タンク>ヒラの順に装備ロットがされていく。早いうちに火力を確保しようという目論見