noteという、テキスト中心のウェブコンテンツをもっと利用してみようという決意をしました。
そもそもこの手のテキストコンテンツ(というジャンル名でいいのかは不明ですが)の発祥はやっぱりブログ、というかそれより前のmixi(ミクシィ)がはじめなのかな。私はmixi世代とはちょっと外れているので利用経験がなく、聞いた話しか知らないという程度なのですが、昨今のSNSなどよりももっと密な関係を作りやすい場所だったとのこと。
招待制システムという、知人友人などmixiを利用している人に招待メールをもらってそこから会員登録するしか開始する方法がなかったといいます。その後、誰でも利用できるように間口は広くなったとのことですが、「あしあと」や「日記」などには赤裸々なリアルをつづったものが多かったようです。
しかし2004年当時のネット社会はまだまだプライバシー等の規約もうすく、インターネットにおける画像やテキストに対する著作権などもそこまで考慮されてなかった時代。トラブルはつきものだったとはいえ、mixiでの歴史を糧にその後さまざまな形態のテキストコンテンツが広まったという印象です。
ブログが流行り、次に文章よりも画像や動画の比率が高いSNSのツイッターやインスタグラムが流行り、さらに次の世代のなにかが流行るかもしれないという最近ですが、一方でまだまだブログをはじめとしたテキストコンテンツは生きています。
このWikiもそうですが、テキストはいつでもどこでも誰でも書けるものであるため隙間時間で更新しやすいんですよね。画像や動画はそれらを撮影したり用意するという必要がどうしてもありますが、文字はキーボードさえあれば無限に作れます。こればかりはテキストが映像画像に勝る唯一(?)の利点かなと思っていたりも。
さてnoteです。コンテンツ自体は前からあることは知っていましたが、実際どういうものなのかイマイチよく分からなかったので触ってなかったんですよね。
たとえばみなさんご存知、なろう系小説という一大ジャンルを作った小説家になろうというサイトならば創作小説を投稿する場として分かりやすいですし、プライベッターはツイッターとの強い連携機能を生かして小説やなんやらが自分にもフォロワーさんにも見やすくまとめやすい。

そこで、メリットとデメリットを中立に説明しているサイトなどをめぐって調べたところ、noteは記事そのものを販売するという形態のテキストコンテンツらしいのですね。これは確かにほかのテキストコンテンツには見られない特徴と言えそう。
もちろんそれなりに実のある記事、もしくは有名人、あるいはインフルエンサーや別のSNSなどで多くのフォロワーがいるような人に限定されることではありそうですが、たとえば小説を書いたとしてそれを手軽にデジタル販売できるという感じでもありますね。長年ピクシブも利用してきた私ですが、ここまで簡単に有料小説を公開できるなら短編などであればnoteのほうがいいまであります。
ただしブログのように装飾やデザインで遊ぶことはできず、カスタマイズがほとんどできないため真面目にテキストメインで書く!という目的以外には向いてなさそうです。もちろん画像添付などは一通りできますが、ちまたのブログのようなさまざまな雰囲気にはできなさそうですね。
まあ、こんなに堅苦しく考えずとも、有名人でもなんでもない一般人がなんとなく考察や思ったこと、あるいは創作小説等を書いていくには手軽なところ。エディタ部分がほかのテキストコンテンツよりも個人的に使いやすいと感じたのもあるので、たまに投稿してみようと思います。