煉獄編零式4層のヒーラーがすくない、から発展して、なぜすくないのかとかその他もろもろ、4層でのことを考えてみました。
先週クリアしたばかりで今週は3回ほど、消化PTのほか済歓迎PTなどで学で回ってみた感想です。ちなみにFFO、ぬけはい式で話してます。

HP緩和前の2週目くらいから挑戦自体はしていたので、そのあたりの感想も含めてのお話です。というか練習時期から数えれば50回以上は4層そのものはやってますのでその辺からの考察?あるあるパターンの話?になります。
前半
痛いのはやはり幻影と四重。とくに四重はテトラオクタが時間を置いて2回に分けて来るという感覚ですが、逃げ回ったりなんかしてるうちにバリアが切れるので1回目テトラオクタを食らったらまたバリアを入れるという速度が求められる気がします*2。
幻影は、こちらはバリアというより戻しのほうのチェックが強い。最初のタンヒラorDPSの4人ずつが着弾してから被弾してないほうの4人が中央でクロス散開、外周の鳥or竜とスプレッドヴァイパーorテトラフレアの処理というわけですが、このクロス散開の時までのダメージを完全に満タンまで戻し切ってくれないといくらバリアしてもスプレッドヴァイパーorテトラが耐え切れないんですよね。とくにヒラキャス。
戻せてないなぁというH1さんを見てると、クロス散開の時点ですでにスプレッドorテトラの安置に逃げ込んでいて何一つ戻しをしていない、あるいはちょびっとだけ中央に来てメディカラだけという感じでとにかく満タンにはなってないのです。これでは通常の全体バリアだけでスプレッドorテトラを受けるとすれば事故がある可能性も…*3
あとはわりとよくある決壊ポイントでは1・2回目四足でのストンプ中に誰か1人、あるいは2人など少数が死ぬというものはよく見かけました。これは別の人の範囲にうっかりはみ出してて二度漬けしてしまってやむを得ず死ぬという場合もあると思いますが、単純に戻し損ねているという場合のほうが大きかった気がします。4回来る足踏み中*4の3回目でHPが半分以下付近になっていると4回目ドーンで即死という感じですね。これは初週の頃はHP6万ちょいくらいのヒラキャスはわりと死んでいた記憶があります。
また、1・2回目蛇では石化蛇に毒を運搬して着弾破壊する時にもバリアが無いとHP6万程度では即死というのは毎回ありました。いまならヒラキャスでも飯込みでHP6万以上は確保している人ばかりでしょうが、全身新式などだった時はちょっとバリアしないだけですぐ死ぬというのは、これはメレーレンジでもあり得ました。蛇ターン全体では4人しか途中被弾しないからと全体バリアなどサボってしまうとツケが回ってくる感じですね。タンクの場合は死ぬ要素がないため、初めの頃はタンクが毒担当で処理ばかりしているとこの毒着弾は死ぬ攻撃じゃないんだなと勘違いしてしまうこともありました。
3・4回目は四足はいいのですが蛇がちょっと大変ですね。石化視線と毒をそれぞれ8人全員が処理してから一気に戻し、からのバリアまでに時間的猶予がそんなにありません。ここに関しては後半の術式1回目、2回目に似てるなという感覚。
とりあえずは石化視線と毒をやっている最中にHoTを撒いておき、全員がそれぞれのデバフ次第で散開する前に中央から迅速全体バリアと戻しもひとつ、という塩梅*5。
後半
アイオンピュールのDoTダメージをどうやって戻していくか、が全体を通して言えると思います。
序盤のうちはなんとなくヒールバリアしてれば別に大したことないしメディカラorアスヘリと陣orケーラコレとかあればそこまで脅威ではなく、DoT時間も長くもないので油断してしまうのですが、万象灰燼や術式2回目なんかはギミックとギミックの合間に入ったりするうえにそれまでに満タン付近まで戻しておかなければ次のギミックや技に耐え切れないというわけで、絶アレキ2体フェーズのような「DoT食い止め用バリア」が地味に重要になってきます。すぐにDoTで剥がれるのが分かっていても、とにかく戻してもらうための時間稼ぎ用全体バリアを使っていくという感覚ですね。
その辺から考えていきますが、まずヒールバリアは別としてとにかく消化PTですら毎回見かけたのが術式1回目の、頭割りor散開での散開事故。炎氷が来る前の、最初の全員に来るタケノコAoEを捨ててからのアレですね。
この散開事故がまじで本当に練習段階の頃から多くて、いつも事故ってるのはH1とD1、もしくはMTというのが毎回でした。スプリント推奨されていますがそれを使ってもなお事故るというのはいったい何故なのかと悩んだこともあります。とくにH2ポジからだと反対側にあたる方向は見れないため不思議でしかなかったんですよね。
ただ、一度だけ済PHさんが居た時に「クリ目PTの場合、散開が先の時はH1は最初のタケノコAoEを捨ててすぐ横(西側ライン中央あたり?)に行く」という話がありました。これが本当ならその前にいるD1は当然ながら事故り、さらにD1が慌てて動き回ればその近くにいるMTも事故り、というドミノ倒しが発生はしそうですが…この辺はちょっとわからないことがまだあります*6。
概念1回目、2回目ともに言えることは、単体ヒールの大切さ。ここに関してだけ言うならば占より白、学より賢のほうがアビの単体ヒールが多いため安定しそうではありますね。
概念1回目の場合は最初に合成完了した2人にHoTを入れて欲しいというのはBH視点のお願いです。また、遅αβγのダメージはできるだけ塔発動前に戻しておくのが吉。概念中は敵がタゲれないので軽減がないのでHP維持はヒーラーにすべての責任が掛かっています。とくに4塔担当の4人はすぐに戻しておきたいですね。*7。終わったらすぐアイオンピュールなので先にHoTを撒いておいてもいいかもしれません。
概念2回目も同様に単体ヒールが鍵ですが、イフ担当の2人にはとくに手厚い単体ヒールや単体バリアをしたいところ*8。また、中央での4塔処理は一度でも違う塔に入るとDoTダメージを受けてしまうため、戻し切れないということが多々発生します(すぐになんとかすれば間に合いますが…)。終わっても戻しをする必要がないので、リソースはいったん気にせずにヒールバリアに専念するのがよさそうですね。
この概念2回目の戻しやバリアですが、文字にすると簡単そうでも実際はそれぞれが散開している状況で単体ヒールなどを飛ばさないといけないなどかなりシビアなこともあり、とくにヒーラー2人がイフ担当だったり外周の誘導で走り回っていると反対側の人にヒールが届かないなどの問題が発生しやすいため、運が左右する場面もあります*9。
万象灰燼はあまり言うことはないのですが、その前のアイオンピュールのDoTデバフが切れる直前にバリアを入れておかないとヒラキャスなどは最初の不可視着弾だけで瀕死になることもあるので要注意です。
さて、最後の山場でもある支配者の一撃です。これは一見ヒールチェックには見えないのですが、かなりシビアなタイプのヒールチェックです。
アイオンアゴニアというクソ痛全体+DoTが都合で3回来ますが、それとは別に4人に耐性低下デバフのつく範囲と4人ずつが塔に入ることのでの被弾もあります。アゴニアでシンプルに痛いかつDoTが付与された状態で散開してまた着弾、すぐに塔と追いかけっこして塔での着弾、と3段階のダメージのほか、塔処理が終わってからのすぐの2回目アゴニアに戻しやバリアが間に合わないという。
これは本当にまずは軽減命として考えますが、個人的には2回目アゴニアを手厚くしていただければと思っていたりなど…最初の着弾はそれぞれも準備できる時間があるのですが、2回目はヒーラーも塔をしていて離れていた途端にアゴニアが詠唱開始されていて脳内テンパリングが激しいなかで大慌てでヒールバリアする、という感じですのでここで軽減その他ほしいというのは個人的な思いです。実際にクリアした時も途中でキャスさんが2回目アゴニアでアドルリプ手厚くしよう、と言い出してくれてうまくいった感じでしたし。
塔をする前の耐性低下デバフ付与の散開時、極力ペインのDoTが切れてから全体バリアをしたいとは思いつつもちっとも間に合わないんですよね。これはまだまだ修行不足だと思っています。ぎりぎりまで中央に陣取ると他の人に着弾を重ねてしまいそうで怖いのもあるし、とはいえDoTでバリアが剥がれてしまうとバリアが薄い、あるいは無のまま着弾してしまうし…といったところ。D1さんなどはだいぶ離れた位置にいるため、場合によっては単体ヒールをしてしのがないといけない時もありました*10。
まだまだ4層は学で回ってヒールワークをがっちりにして今後の消化だけでなく慣れに繋げたいと思ってます。ギミック自体は楽しいからいいんですよね…あとはぬけはい式だと後半はH2の位置が本当に優遇されていて(とくに術式2回目)、楽させてもらってしまうので他のロールができないかもしれない……