過去のIDや討滅戦の改修が順調に進んでいる様子です。
パッチ6.1ではじめて手が入れられた『過去コンテンツ改修作業』。実装時点の難易度と現時点でのコンテンツ難易度を比較し、主に新生ID、コンテンツにおいては簡単かつ単純化されたものに置き換えられています。
6.1時点での改修はNカッパーベル、トトラク、Nハウケタ、Nブレフロ、Nストヴィジ。討滅戦ではタイタン討滅戦が、落下死しても蘇生魔法が可能になるという部分で変更されました。IDにおいてはそれまできちんとギミック手順を踏まなければ倒せなかったボスが不要になっていたり、各ロールが比較的負担の少ない方法になっています。いままでのIDに慣れ切ってしまうとちょっとびっくりするくらいの変化。

実際はタンク強といえどもID相当の攻撃力でしかないのでそこまで痛くないとはいえ、可視化できるターゲットもパッチ最先端で使われているものを使うようにしたという意味では若葉さんなどにとっては積み重ねて覚えることができるため、とても分かりやすそうですね。
記事ではそんな改修後IDのなかでNブレフロが地殻変動が起きたと思えたほどマップの変化がされているというお話で、過去のNブレフロとのマップ比較なども載せてくれています。
見てみると確かにまったく違う。Nブレフロは3ボス(ヘルベンダー)前の広い沼地がマップ踏破に必要なエリアでもあったため、マップ端の最短距離を突っ走ってしまうと踏破できないという悲しさがありましたが、やや改善された…のかな?
いわゆるピンク装備などが手に入っていた小部屋的な脇道が完全になくなり、全体的に一本道ルートに固定化されたような形ですね。
そして、こちらは私もびっくりした最終ボスの毒ドラゴン、アイアタル。
改修前はアイアタルがランタゲで円形AoEを飛ばして毒沼を作ってしまい、そこにプレイヤーが乗っているとDoTダメージ、アイアタル本体が乗っているとHoT効果になるというボスの特徴をあらわしたギミックになっていましたが、このあたりが完全撤廃。一定時間置きにタイタンのボムボルダーみたいな時間差爆発AoEが発生するというものになり、より最近のコンテンツにありそうなギミックに変更されていました。
確かに過去のアイアタルは毒沼AoEにボスを乗せていると火力によってはまったく倒すことができず、初心者タンクさんが分からずに動かさずにいた場合は「タンクさん誘導してー!」とPT全員でチャット大会して動かしてもらったりしたものです。私自身もタンク初心者の頃は誘導というそれまでのIDではあまり考えたことのなかった動きにわたわたしながらどうにか動かしつつ倒してもらっていました。
しかもこの毒沼AoEは何度も使ってきたため、どこに毒沼があってアイアタルをどう動かせばいいのか、というタンクにはかなりシビアな計算と誘導力が求められるシーンでもあったんですよね。
このあたりが撤廃されたのをうれしいと素直に喜ぶべきか、それとも誘導などの今後のIDやコンテンツで重視されかねないプレイヤースキルが磨かれないままタンクを続けてしまう人が増えるのを嘆くべきかは分かりませんが、タンクというIDではあまり存在しない(らしい)ロールがすこしずつでも増えていく一助になっているなら、それはそれでいいのかもしれませんね。
また、6.2でも改修・変更されるらしいIDや討滅戦をいまのうちに再体験しておくのもアリかもしれません。
元記事:地味に地殻変動が起きていた、6.1改修後のブレイフロクス withコンテンツサポーター | INUISM
画像元:FF14攻略プレイガイド