2023年1月31日。
パッチ3.61にて実装されたばかりの『絶オメガ検証戦』において不正行為(外部ツール等)の使用疑惑が認められ、ワールドファーストを名乗っていたチーム「UNNAMED_」がFF14運営チームにより処分を受けることになった。
同チームに所属しているメンバーのひとりである「マ遥デヴァータ」という人物のTwitterでは1月31日時点でオメガ検証戦を踏破したとの旨のツイートがなされていたが、その後チーム内での不正行為が確認され運営とのやり取りがあったと見られ、正式な謝罪文を掲載することになる。

すでに関連する報酬(絶オメガ装備)やアチーブメントの剥奪は決定しており、マ遥デヴァータ氏を含めたメンバーの数人は「デジタル切腹」としてFF14のキャラクター削除を行っている模様である。
また、これらに関してFF14プロデューサー&ディレクターを担当する吉田直樹からの正式な文章が公開され、今回の不正行為や今後の絶コンテンツに対して残念と懸念とを示しながらも現状で攻略を頑張っている各チームを応援する姿勢を表した。
また、これらに関してFF14プロデューサー&ディレクターを担当する吉田直樹からの正式な文章が公開され、今回の不正行為や今後の絶コンテンツに対して残念と懸念とを示しながらも現状で攻略を頑張っている各チームを応援する姿勢を表した。
絶オメガ検証戦における不正行為について | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
実際の使用はサポートメンバーの「feure」

チーム「UNNAMED_」のメンバー自体はツール使用はしておらず、実際に使用していたのはUNNAMED_のサポートメンバーと称するfeureという人物であると見られる。そのため、今回のメンバーに対する処罰は「アチーブメント剥奪と報酬装備品の自己破棄」だけであり、アカウントペナルティなどの措置はなかった。
ワールドファースト
『ワールドファースト』という名前は「世界最速」という意味を持ち、FF14では零式や絶といった高難易度コンテンツにおいて世界中のプレイヤーがこのワールドファーストを狙って切磋琢磨し攻略することになる。
これはただ速度を競って攻略するというだけでなく、非公式ながらトップを取ったチームには賞金が支払われるということから「レイドレース」としてかねてより賑わう一大イベント。これらのイベントについてはFF14公式の運営チームも非公認ながら支援するポジションにいたが、今回の不正行為によりそうした支援体制も崩れると見られている。