プロテスタントの恥部として*1福音派に触れたなら、カトリックの恥部として触れないわけにはいかない倫理問題
そのうち加筆するがとりあえずWikipediaでも読んどいて
概要
世界中で被害が明るみに出ており世界中のメディアが報道しているので検索すれば無数に出てくるが、
まあとりあえずいくつか置いておく
NHK
BBC
ロイター
聖職者どころか性犯罪者の集まりだった上に現代(当時)の教皇まで隠蔽に加担していた疑惑が出た大スキャンダルであり、
このWikiのあちこちに
特に現代のカトリックに対しては「西暦の頭から現代まで世俗的な紛争の火種作り続けてきた勢力の末裔がどの面下げてラブアンドピース説いているのか」とはっきり突き離す
とか
忖度無しでキリスト教史を紐解いていく場合、信仰の内部にいる人間が本気で目を背けたくなるようなカルト的糞の山を歴史上の恥部として並べざるを得なくなる
(キリスト教世界の内部においてラブアンドピース的状態が実現された時期は歴史上一度もないため)
とか辛辣に書いてある大きな背景の一つ
過去の性犯罪バレと隠蔽
そして当然ながら21世紀に突然カトリック教会が性犯罪集団化したわけではない
TBS
AFPBB
- カトリック教会の性的虐待、1950年以降921人が被害 スイス
虐待の隠蔽（いんぺい）が広範囲で行われており、研究者らは「氷山の一角」にすぎないと警告している。
～～
調査は教会から委託されたもので、歴史学者らが1年をかけて実施した。この結果、大半のケースで被害者からの報告がない、もしくは虐待の情報を含む文書が破棄されていたことが分かった。
仮にこの世に地獄があったらカトリック系の有名人には大抵会えるんじゃないか、あるいはキリスト教の説く天国は他宗教が説く地獄に相当するんじゃないかと思わずにはいられない惨状
旧ジャニーズどころの話ではない、21世紀現在カトリック教会になお権威を感じる人の神経がよく分からんレベルでの超大規模性犯罪事件となっている
北米では
北米におけるカトリックはそれほど減らず、代わりにプロテスタントが一気に減少した
CNN
- 「無宗教」の米国人、カトリック教徒などと並んで最多に 米調査
※無宗教≠無神論者
※この記事は福音派プロテスタントと非福音派プロテスタントを完全に分離して語っている
(「プロテスタント」として合算するとシェア50%くらいになる ただまあ西側諸国における「プロテスタント」は「カトリック以外のキリスト教勢」と概ね同義であるためあえて合算する必要性も薄い)
- 元々プロテスタント(福音派除く)は相対的に自分の頭で考えねばならない余地が大きいため、上記カトリックの特大スキャンダルや福音派の過激化に伴ってあいつらとは一緒にされたくねえ効果が働いた
- 格差拡大で宗教やるための経済的余裕すら欠ける層が増えた
- インターネット普及でZ世代以降を中心に宗教を依代にする必要性が薄れた
- 元から内心どうでもいいと思っていたような層が都市部中心ごっそり抜けた
など、そうなった理由については尤もらしい話が様々に唱えられている
なおラテンアメリカ≒スペイン文化圏由来の移民であるヒスパニックには当然熱心なカトリック勢が多いため、✨元からアメリカに住んでいた✨*2カトリック層の離脱を数値上補っている要因(見かけ上のシェアがそれほど減っていない要因)として挙げられている
ドイツでは
ところ変わってドイツのカトリック教会は隠蔽方向に走り、当然の結果として信者数だだ下がりらしい
聖職者が子どもに性的虐待の発覚多数、浪費問題…ドイツでカトリック脱会者が相次ぐ
冒頭で2010年に年間約18万人がカトリック教会を脱会したと書きましたが、この年はイエズス会が後援しているベルリンのギムナジウムCanisius-Kollegで、神父及び先生が長年にわたり複数の生徒を性的虐待していたことが明らかになった年でした。
このスキャンダルを発端にドイツでは教会や教会に関連する施設での性的虐待が次々と明らかになり、社会問題となりました
イエズス会の文言が出ていたためザビエルのページにも貼ったが、ここにもコピペしておこう