キリスト教世界の外から見りゃ知らんがなという内紛だが、とにかくキリスト教主流派は現代に至るまで汝人類罪ありきと説く
ペラギウスなるおっさんがいた
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Pelagius
このおっさんは非難されたり再評価されたりキリスト教文化圏の内部でいまいち立場が定まっていない
とりあえずヒエロニムスやアウグスティヌスあたりの同時代人
いわゆる原罪の扱いをめぐってレスバ
→主流派であるアウグスティヌスに敗北
→異端として勇者パーティー追放、歴史から姿を消した
争点
ペラギウス | 神が人間作ったんだから罪とかおかしくね? 産まれたての赤ん坊が何の罪背負ってんの? 俺ら脳みそ付いてるんだから*1神通さなくたって善悪の判断くらいは出来るだろ |
アウグスティヌス | 原罪はありまぁす!救いは神の恩寵ありきだろ |
非キリスト教文化圏的にはなんで後者が勝つんだよと思うかもしれないが、要するに勝敗を決めたのはローマの坊主
民衆支配して世俗的な美味い汁を吸いやすいのはどっちだと言えば明らかにアウグスティヌスの方なので、まあそういうことになった
時に西暦418年である