【暗黒の魔人】

Last-modified: 2024-01-06 (土) 08:23:53

概要

DQ8、DQ10とジョーカーシリーズに登場するモンスター。
よく似た名前ではあるが、DQ9に登場するモンスターは【あんこくまじん】
強化ボスとして【追憶の魔人】がいる。
命を持った【暗黒魔城都市】そのもので、瓦礫を人型に結合させて主人公達に襲いかかってくる…が、上半身のみで左腕が無い。
その見た目と名前から【ようがんまじん】【ひょうがまじん】を思い浮かべた人も多いだろう。実際、あんこくまじんもこいつらの色違いだし。
DQ10の【まめちしき】によると、【暗黒神ラプソーン】の信者である住民たちの魂が都市の建物に宿って動き出したらしい。
英語版での名前はRuin。要は廃墟である。
 
長らく色違いが存在していなかったが、星ドラでは大地の魔人、クッキーの魔人、深海の魔人、DQ10では【暴魔アヴィーロ】、DQウォークでは欲望の魔人、
スーパーライトでは白夜の魔人、ほむらの魔人、ふぶきの魔人、いかずちの魔人、はやての魔人、宵闇の魔人、さじんの魔人、げきどくの魔人という亜種が登場し、
白夜以外の魔人を素材に転生させるとコイツになる。

DQ8

暗黒魔城都市から脱出する際の最後のボスとして登場。
HP3800・攻撃力513と高いスペックを誇る。
特に攻撃力は本編ボスの中では最も高く、200は下らないダメージを受ける。本編クリア前に戦う敵としては、DQ1~9までの作品で比較すると、FC版DQ3の闇ゾーマについで2位。
【????系】だが内部【種別】【物質系】
 
付け入る隙は行動パターンにある。1回行動で、行動枠も通常攻撃が5つ・ミスが1つという貧弱さである。
ミスは瓦礫を結合させている構造で時折腕が崩れてしまうためだろう。
【スクルト】を使いながら、しっかり回復させていけばまず負けることはない。
頑丈そうな見た目の割に守備力は120と低く、攻撃への耐性もほぼ無いので攻め手には困らない。
ただし、意外にも素早さはそこそこあるので【ピオリム】も使って確実に先制出来るようにはしたい。
倒しても経験値は低いが、【オリハルコン】を確実に落とすのでありがたくいただいておこう。
なお、こいつの戦闘BGMはドルマゲス第2形態・ラプソーン第1形態と同じ【ドルマゲス】である。
また、ボスでHPが高い上に攻撃がデブソーン以上にヌルく、かつ【いてつくはどう】も無いので1ターン最大ダメージへの挑戦で使われることも。
インパクトの割に弱いが、この暗黒の魔神討伐自体が魔城都市脱出と同義である上、負けるとまたラプソーンからやり直して道中のボスも全員再び倒さなければならないため、それを見越してのスタッフの配慮とも言えるだろう。
 
暗黒魔城都市自体が敵として襲いかかってくる、という展開は都市の中の石碑にて示唆されている。曰く「都市は主を失った時、敬虔な巡礼者であろうともキバを向くであろう」とのこと。

3DS版

守備力が180に増加。
また1~2回行動になり、たまに2回動いてくるので1人に攻撃が集中すると主人公やヤンガスですら撲殺される可能性が出てきた。
この攻撃力の二連撃の前ではスクルトの補正など微々たるものなので、身かわし率を高める装備で固めるなり、
大ぼうぎょを使えるキャラで前衛を固めるなりして極力ダメージそのものを受けないようにしたい。
とはいえ1人に集中する可能性は低く、相変わらず攻撃をミスするのでそこまで強くはない。
全体的に強化された後半の他のボス達に比べればずっとマシである。
【ジャハガロス】を後回しにしていなければ、ラスボス前の最後のボス戦はコイツとなる(【レッドオーガ】【ブルファング】及び、【トロルの迷宮】の奥で戦う2匹の【ボストロール】も後回し可能だが、前者の2体は【異変後】だと雑魚敵としてのエンカウントのみ可能で、後者は何れにしても雑魚敵の討伐欄にカウントされる)。

DQ10オフライン

【暗黒の魔人コイン】を使うと魔法の迷宮で戦える。

DQ10オンライン

魔法の迷宮のコインボスとして登場。移動はしないが、上半身を回転させて向きが変えられる。
もともと左手がなかったのもあってか、自身の左手も造り出すほか、取り巻きとして【暗黒の魔造兵】を造り出す。
詳しくはこちらを参照。

DQMJ

【物質系】のSSランクとして登場。
闘技場で敵として登場する他、配合でのみ仲間にすることが出来る。以降作品でも一貫して野生では出ない。
【バベルボブル】【ゴールドマン】【うごくせきぞう】【デスピサロ】にゴールドマンという逆再生配合でも作れる。
HPと攻撃力は全モンスター中でもトップの伸びを見せるが、【こうどう おそい】の特性により必ず最後に行動する。
そのことをふまえた上で特技を覚えさせていくと良い。
成長は遅いものの、辛抱強く育てていきたい。
【ピサロナイト】と配合すればデスピサロが、【メタルハンター】と配合すれば【キラーマシン】が、【しにがみきぞく】と配合すれば【デュラハーン】が作れる。
後者2体はより簡単な配合方法があるので、デスピサロに使うのが基本。
所持スキルは【あんこく】

DQMJ2

Sランクに格下げ。
【ギガボディ】持ちの3枠モンスターになり、ラプソーンと組めなくなってしまった。
固有スキル【あんこくの魔神】も与えられたが、モンスター名共々『あんこくの魔「神」』と漢字を間違えている。
配合の際はバベルボブルの代わりに【ヘルクラウド】を使えるようになったが、ヘルクラウドは希少なので使わない方がいいだろう。
特性は【AI2回行動】【こうどう おそい】【ギガボディ】【魔神攻撃】
新たに【キラーマシン2】との配合で【スーパーキラーマシン】が、【スライム】×【ぐんたいガニ】×【ゴールデンスライム】との4体配合で【スラキャンサー】が作れる。
 
【アトラス】共々初代に比べると攻撃力は抑えめだが、こいつは3枠なので致し方ない部分もあるだろう。
2200を越える驚異的なHPと、1250と全モンスター中トップを誇る守備力は城塞と呼ぶより他ない。
スカラを使えば【おにこんぼう】の物理攻撃ですら傷一つ付かないほどの硬さ。弱点のバギ系はスキルで補おう。
しかも【魔神攻撃】とギガボディで会心の一撃になりやすい通常攻撃で守勢からも簡単に切り返せる。
ただし前述通り素の攻撃力上限はさほど高くないので、会心にならなかった時でも大ダメージを狙えるように攻撃力を補強しておくのも手か。
「こうどう おそい」なのは相変わらずだが、どうせ元々ワーストクラスの鈍足なのでほとんど気にならず、AI2回行動の特性もあるため回復しながら攻撃しているだけで十分に強い。スキルで自動MP回復をつけてやればより強化される。
このような圧倒的な強さから、 守りを固めて会心の一撃を狙うコイツは「耐久魔神」と呼ばれ恐れられている。
対戦でコイツを相手にする場合は、会心ふうじを使って会心の一撃を封じるのが有効。
命令できない世界選手権でも猛威を奮っていたのだが、あまりのヤバさに「これはマズい」と運営から目を付けられてしまい、
2010年5月31日から1勝あたり-17点のハンデがついてしまった。つまり5勝して100点を得たとしても翌日には15点まで減ってしまうのだ。
ホーム戦勝利の賞品を得るだけならいいが、上位を狙うならこいつは選択肢から除外しなければならない。

DQMJ2P

漢字表記の「暗黒の魔神」に。結局「神」で通すようだ。
無印で暴れまくったツケがきたのか攻撃力以外の能力が低下し、マイナス特性【自動MPダウン】が追加。
また、物質系共通の弱点としてルカニに弱くなったため、【かぶとわり】【かいしんふうじ】を同時に覚えられる【巨大モンスターつぶし】が天敵となる。当然【会心かんぜんガード】持ちにも注意。
MPダウン自体は自動MP回復でカバー可能だし、総合的に見れば十分に強力な部類ではあるのだが、オリジナル版のような輝きはなくなっている。
配合方法は前作までと変わらず。
キラーマシンには使わなくなり、【はくりゅうおう】or【アトラス】or【ギガントドラゴン】とで【ギガデーモン】が誕生する。
また、デスピサロはピサロナイトの代わりに【アクバー】を使うようになった。

テリワン3D

配合方法は今までと変わらず。
ただし、今作ではヘルクラウドが前作から引っ越しで連れて来ることが可能になっているので、持っている人は迷わず送りつけて使ってみよう。幾らでも送りつけられるので、量産するのも容易。

特性は【ギガボディ】【AI2回行動】【こうどう おそい】【魔神攻撃】【くじけぬ心】、+25で【きょうせんし】、+50で【いきなり冥界の霧】
自動MPダウンが削除されたが、+50で【いきなり冥界の霧】を会得するようになってしまった。
耐久に重きを置くモンスターとしては致命的なため、使うならスタンバイに入れておきたいところ。
混乱に完全耐性を持つため【パニック】と併用しない限りきょうせんしはほぼ無意味だが、「くじけぬ心」は優秀。
能力値は攻撃力がやや低下したが、HPは大幅にアップし、究極化すると3264という凄まじい値に達する。
スキルは変わらず「暗黒の魔神」。途中に「自動MPダウン」が追加されてしまったが、この後に覚えるのは【てんしのきまぐれ】だけなので無理に全振りする必要はないだろう。
 
配合先はギガデーモン、デュラハーン、スーパーキラーマシンの3体。
デュラハーン、ギガデーモンを生み出す配合は前作と変わっていないので、こいつと前作の組み合わせでギガデーモンを生み出せば、それがデスピサロの素材にはなる。
スーパーキラーマシンはキラーマシン2、【ダーククリスタル】【メタルスコーピオン】のいずれかとの配合で生み出せるようになった。
 
こいつとはくりゅうおうなどで生み出したギガデーモンは【マガルギ】を生み出すのにも必要になり、マガルギは配合チャートの終着点である【魔戦神ゼメルギアス】を生み出すのに必要になる。
Wi-Fi環境がない場合は2体必要になる。
その為、こいつも必然的にゼメルギアス完成には必要となる。
 
他国マスターが使ってくるが、原作再現なのか通常攻撃しかもっていない
まぁ中身は知っての通り魔神斬りなのだが…

イルルカ

錬金鍵の報酬で貰えるようになった。
【新生配合】【暴走機関】、SP版では【超ギガボディ】化で【ときどきリバース】を習得。
また、【新生配合】によっていきなり冥界の霧を外してしまうこともできるように。
これによって耐久戦法が出来るように…は、GPの仕様変更のおかげでなっていないのが現実だが、耐久力自体は上がっているだろう。
 
こうどうおそい、きょうせんし、魔神攻撃、いきなり冥界の霧と何を変えてもデメリット特性を受けないような組み合わせが揃っており、新生配合のバリエーションは非常に豊富。
コストの重い【回復のコツ】やいきなりリバースすら容易につけられるため、様々な戦術を取ることができるだろう。

DQMJ3P

無印では登場しなかったが今作で復活。名称も(やっと)本編準拠の「暗黒の魔人」となった。
相変わらず物質系Sランクの3枠モンスター。ライドタイプは陸上・歩行。
【ヘルクラウド】【てんのもんばん】の特殊配合で生み出せる。
また、【凍骨の氷原】【未完の神獣のほこら】のイベントでは【ダークモーモン】の台詞の中で「暗黒の魔神」と誤植されている。
イベントをクリアした後にはスカウト可能な野生の個体が出現する。
 
特性は【ギガボディ】【こうどう おそい】(固定)、【魔神攻撃】、+25で【狂戦士】、+50で【ときどき冥界の霧】
【超生配合】【暴走機関】、メガボディ化で【不屈の闘志】、ギガボディ化(=通常時)で【AI2回行動】、超ギガボディで【バーサー化】を習得する。
合体特技は【金剛裂壊斬】、合体特性は【超タフガイ】
所持スキルは【暗黒の魔人】
【闘神レオソード】×【サージタウス】×【スラキャンサー】との4体配合で【オムド・ロレス】が作れる。

バトルロード1

第3章から【合体モンスター】として登場。原作に比べるとかなり小さい。
組み合わせは【ギガンテス】【うごくせきぞう】【ボストロール】
暗黒魔城都市の巨大なモンスター達が素材。
ステータスはHP:2700 ちから:317 かしこさ:31 みのまもり:66 すばやさ:15。
攻撃手段は「たたきつぶす」と「怪光線」。
前者は巨大な右腕を敵1体に振り下ろす2回攻撃、後者は口から放射状に灼熱のレーザーを吐き出し敵全員を攻撃。
 
HPと力はトップクラスだが、その他の能力はかなり低く、弱点は光属性、氷・風・雷属性の呪文と結構多い。
相手によっては弱点を突かれまくって瀕死になりかねない。
SPカードの【マジックバリア】【風のマント】で防御した方がいい。
ただ、どんどん新しい強力な合体モンスターが出て来てしまったため、最近はなかなか活躍出来ない。

ドラけし!

2023年1月12日開催のDQ8イベント「闇の世界と暗黒神」の後半にて登場。
イベント中に扉で戦える。意外なことに巨大敵ではない。
 
ドラけしとしてはけしコンの報酬として入手。
星4の青属性でスキルは横に長い六角形の範囲に物理攻撃する「おしつぶし」。

DQM+

アフターストーリーである「ドラゴンクエストモンスターズ++」に登場。
【マルモ】が新たに引き連れていたモンスターであり、前作で入手したタマゴの「クリオ」ではない。
【テリー】はマルモが連れているこのモンスターを見て、実力の高さを感じている。