【オセアーノン】

Last-modified: 2022-04-21 (木) 18:26:31

概要

DQ8に登場した巨大な赤いイカのキャラクター兼【ボス級モンスター】
【だいおうイカ】の系統を巨大化させて微妙にアレンジしたような姿をしている。
具体的には外套膜が長く折れているほか、足の内側2本が短く、ヒゲのように見えることなどである。
 
モンスターズにも再登場し、DQMJ2ではボスキャラにも採用された。…のだがDQMJ3ではプチアーノンが続投したのに関わらずこいつはリストラ。プロフェッショナル版でも復活できなかった。
でかすぎるせいかDQ10、 DQ11でもプチアーノンのみの登場であり最近プチアーノンはいるのにこいつがいない作品が増えつつある。
DQ11では同じような立ち回りと大きさになった【クラーゴン】に取って代わられた感もある。
 
名前の由来は【オチェアーノの剣】と同じく、大洋を意味する「oceano」から。
英語版での名前はKhalamari。

DQ8

【ポルトリンク】【船着き場】間の航路上に巣食い、ここを通る【船】を次々襲うことで人々を困らせている。
ポルトリンクの井戸に居座っている【しびれくらげ】や戦闘後の本人(本イカ)曰く、元は心優しい海の親分だったが、海の上を歩いていた【ドルマゲス】を生意気な奴と思っていて睨んでいたら、逆に睨み返されて呪いをかけられ、身と心を乗っ取られて突然暴れ始めたらしい。
【主人公】に倒されると、一転して腰の低い元の性格に戻る。
【討伐モンスターリスト】によると、なんでも若い頃は芸人を目指していたらしい。戦闘開始前に見せる一人芝居はその頃の持ちネタだろうか。
海中から巨体が現れる出現ムービーといい、船上で巨大生物と戦う戦闘シーンといい、PS2のグラフィック能力を活かした演出は迫力抜群である。
 
そんな彼の実力は、序盤ボスにしてはかなりの強敵。
行動パターンは、

【もえさかるかえん】→通常攻撃→【なぎはらい】→通常攻撃→なぎはらい→通常攻撃→最初に戻る

完全ローテーション
こちらの最大HPが100にも満たない時期にダメージ35前後の炎を定期的に吐いてくる鬼畜なイカ野郎。
63などという攻撃力もはっきり言って脅威で、通常攻撃やなぎ払いでも20前後のダメージを受ける。
その強さのせいか、普段は敵の行動ルーチンについては明示しない【公式ガイドブック】でも「通常攻撃を3回繰り返した後は、火炎の息を吐く」と軽く触れられている。そのため、同書を読んだ人はコイツがローテーション行動であることを察しやすい。
この段階では耐性装備も何もないので、最初のターンを含め、炎が飛んでくるターンは必ず【ぼうぎょ】でやり過ごすようにしよう。
 
もっとも、普通にプレイしている限りでは知らずに対戦することがほとんどだろう。
初手の炎をまともに受け、次のターンで回復を図るも先手を取られ、続け様に攻撃を食らって死亡、そのまま【全滅】……なんてことも多い究極の初見殺しである。
ローテーションを理解せずに力押しで撃破を目指すとなると極めて高い「壁」となる。
ここで相当な経験値稼ぎを強いられたというプレイヤーもいるはず。まさにDQ8の難易度が高いことを教えてくれる敵。
 
攻略法としては先の【ザバン】戦同様、一方が回復と防御を担い、残る一方が【テンション】を溜めて強力な一撃を叩き込むというのが有効。
ザバンの時と違って【呪いのきり】行動不能にされることがないことと、この時点では【ヤンガス】の方が攻撃力が高いこともあって、攻撃役はヤンガスに、回復役は主人公に任せるといい。
炎と炎の間は充分時間があるため、ハイテンションまで溜めてから一撃を加えてもまだ余裕がある。
ザバンと同じく3回も打ち込めば倒せるだろう。
HP計算ができるのなら2回のハイテンション攻撃の後に通常攻撃を数発撃ちこむというやり方でもいい。レベルは最低でも7は欲しいところ。
念のため、ヤンガスにも【やくそう】を大量に持たせておけば安定する。【にんじょう】に振って【ホイミ】を覚えさせても良いが、やくそうの方がテンションを消費せずに回復できるという利点がある。
低レベルで攻略したい際には他にもいくつかコツがある。まずは【上やくそう】を手に入れること。道具屋では買えないしまだ錬金もできないのでは?と思いがちだが実は【野草売り】のお姉さんから低確率で購入できる。薬草やどくけし草などのハズレを引いてもどうせ船入手後に【錬金術】で元を取れるため粘る価値はある。
また、主人公に【すばやさのたね】を使うのもアリ。低レベル帯だと主人公とオセアーノンのすばやさ(17)がほぼ同じとなり行動順が安定しないため、ここまでに拾える分を吟味して使うだけで先攻率がかなり上昇して安心して回復に回れる。
 
倒すと【きんのブレスレット】をくれるが、これはイベント上の贈呈品であり、彼自身のドロップアイテムではない。
オセアーノン自体にはドロップアイテムが何も設定されていないので、戦闘後に何かを落とすという事はなかったりする。
 
その後、晴れて定期船の運航が再開され、南の大陸への航路が開かれる。
船上では【ゼシカ】の加入や【錬金釜】の解禁もあって、冒険の舞台、というよりDQ8というゲームそのものの世界が大きく広がる。
戦闘に苦労した分見返りも大きく、その感慨もひとしおである。
 
なお、後に【プチアーノン】なる彼の子供が出てくるが、実は海に出る個体はHP以外すべての能力が親より高い。
きっとオセアーノンは操られていただけで、本気を出して襲ってきたわけではなかったのだろう…たぶん。
あるいは海上に出現するプチアーノンは、コイツ以外のもっと強い個体の子供たちなのかもしれない。

3DS版

【炎竜のまもり】がある場合、炎が無効化できるのでだいぶ楽になる。
ただし強烈な打撃は健在なので回復を怠ることはないように。
 
なぜか追憶バージョンが存在しない数少ないボスキャラ。
戦った場所が船の甲板なので、その都合で出せなかったのかもしれない。
 
声優は多田野曜平。

DQMJ

自然系のSランクに属し、プチアーノンと大王イカをそれぞれ二匹ずつ使った四体配合で生み出せる。
とはいえ、お見合いセンターにプチアーノン♀がおり、大王イカ♂を求めているので、 実質大王イカの♂が二匹いれば生み出すことが可能。
身体が大きいためか、DQ8同様足の部分が地面に埋まった状態で出現する。
HP、攻撃力、守備力が高く、通常攻撃でも呪文でも万能にこなせる。
配合では【まおうのつかい】とで【シドー】、シドーとで【ミルドラース】になる。
が、どちらもより簡単な作成方法が他に存在するので面倒な4体配合を必要とするこいつを使う理由はほとんどない。
所持スキルは【ブレス2】

DQMJ2

やはり自然系Sランク。
サイズがDQ8の時と同様になり、【ギガボディ】持ちの巨大モンスターとしてプロモーションビデオでも登場。
足の部分が【ゲソアーノン】という単体のモンスターとして独立したりもした。
そして口調や挙動も8の頃に戻り(ただし本作では何故か関西弁)、本編中盤で自分がどつき回したモーモンの正体がレオソードだと知るや急にビビって主人公に自分をスカウトさせて高飛びを図ろうとしたりと、相変わらず大きな体に見合わぬキャラっぷりである。
 
敵としては海岸エリアのボスとして登場するほか、クリア後に海岸エリアの奥に居る。
闘神レオソードにスカウトリングを強化してもらった後にスカウト可能となる。
仲間としては前作と同様のパターンの配合で作れるが、預かり所や手持ちにオセアーノンが居ない場合に海岸エリアの最深部に居るので、今回は直接スカウトしてきた方が早い。
相変わらずミルドラースやシドーになるが、ミルドラースは【バラモス】、シドーは【ハーゴン】との配合に変わっている。
ミルドラースに関してはもう片方の素材のギガントドラゴンよりも直接スカウトできるこいつの方が素材に使いやすいかもしれない。
特性はギガボディ・【テンションアップ】【れんぞく】(2回)・【マヌーサブレイク】。実は合計能力値は3枠モンスターの中でトップ。
ダメージが上がるブレイク系や複数回行動を持っていないので、運用はやや苦しい面もある。
超巨大モンスターらしく状態異常には強く、ザキ・毒・眠り・麻痺・混乱・魔封じ無効だが、炎ブレスに弱い。
スキルは固有の【オセアーノン(スキル)】になった。

DQMJ2P

プロフェッショナル版は2回行動できるようになり能力値も上昇した。
今作でもマヌーサブレイクはやはり死に特性、そして2回行動を得た代わりにテンションアップが死んだ。
高いHPと攻撃力からのもろば切りで相手のモンスターをガンガン攻めていこう。
だがオセアーノンは素早さが低いので、ゲモンやらはぐれメタルキングやらの素早いモンスターになすすべも無くやられてしまうことが多い。
今作屈指の強特技、ギガ・マホトラにも耐性が無いのであっという間にMPを吸い取られてしまう。なお、幼体のプチアーノンがよりにもよってマホトラブレイク持ちなので子供に骨抜きにされる情けないことになってしまう……。
もともとの能力値は高いものの他のモンスターが強いため、何かと恵まれていないモンスター。

テリワン3D

死に特性であるマヌーサブレイク(本作のジャミングブレイク)とテンションアップが削除され、【ヒャド系のコツ】【タメトラ攻撃】・+25で【亡者の執念】・+50で【こうどう おそい】が追加された。
まさか「オセ」アーノンと「おせえ(遅え)」をかけてるのだろうか。
他にも念願のマホトラへの完全耐性も手に入れ巨大モンスターの名に恥じない強化をされる。
こうどうおそいのおかげで状態異常にはとても強いが、もともとオセアーノンはマインド以外の状態異常を無力化するため余り恩恵を感じられない。
恩恵を強いて挙げるならば全ガード+なしでも特性【ジャミングブレイク】やハック系でも耐性が下がらない「完全無効」になる点か。
しかしそのこうどうおそいのおかげで今作で猛威を振るっている【亡者の執念】を最大限に生かせるモンスターでもある。
星降りの大会・レジェンドでは【マルタ王】マジンガ様とともにこいつを引き連れて参戦する。名前は「アーノン」。スキルはマリンデュエル、キラーマジンガ、グランスペルSP。
タフな上にヒャド系の呪文を多く覚えているので、【魔戦士ヴェーラ】戦で有効。この個体はプラス値ゼロなので「こうどうおそい」はないが、スピードタイプ揃い踏みのヴェーラ戦ではどのみち後手に回る。
なおマルタ王の手持ちはどちらも回復技がなく、自力では回復できないので二匹一緒に出すのはやめた方がいい。

野生では【よろこびの扉】等に出現する。オセアーノンがいるエリアではセーブができないのでスカウト狙いならば別のエリアでしておくこと。
配合方法は初代と変わらず。【あくまの書】のおかげでプチアーノン、大王イカがそれぞれ1体ずつで作れる。
シドーは前作の組み合わせで作れるが、今作はミルドラースには使わなくなった。
代わりに【デンタザウルス】とで前作の配合相手だったバラモスになれる。オセアーノンは【ガマデウス】でも代用できるが、スカウトできるこちらの方が素材には向いている。

イルルカ

配合素材や配合作は前作と変わらず。
【新生配合】でパラメータブレイクを習得。
 
クリア後に1日1回挑めるスペシャルマッチの第3戦において【マルタ王】が前作に引き続き、マジンガ様とともにこいつを率いて登場する。
2段階の確定ローテーションでハイテンション→斬撃を繰り出す強敵だが、これは白い霧をされない限りみがメタで完封できる。
 
ちなみに錬金鍵の世界でも登場し、ボス限定だが報酬に選ばれる。
ただし報酬になるのは基本的に水に関係する場所限定。
 
対戦においては、亡者リザオ戦法を取れるモンスターの中で唯一、ギガボディ、行動遅い、亡者の執念を併せ持っていることから、絶対に連携発動しないチャレンジGPのギガボディ限定戦では多くのプレイヤーがオセアーノンの姿をこれでもかと拝む事となった。
連携での突破が不可能な上にゼロの衝撃も事実上使えないので、特性のリバースやHPを調整して回復技を打たせるぐらいしか対策がない。
 
前述の通り、特性の入れ替えなくても亡者リザオ戦法に適した特性を持つ事から、新生配合で何をつけるかによってさまざまな戦術が取れる。
ひんしで会心をつけてグランエスタークみたいにリザオラル状態で殴らせるも良し、唯一こいつだけが使える行動遅い+やいばのボディの亡者戦法でアウェーの敵を全て自決させるも良し、リバース系の特性をつけ、ヒャドコツとパラメータブレイクを活かしてリバースで通常の運用も良し、と幅広い運用が可能。
 
ただしハック弱点と言う致命的な穴があり、対策しないとハックからマホトラ、マインドを受けてしまう(この二つは単なる無効止まりのため、そのままだとハックで下がって有効になる)ために対策は必須。
1枠の3回行動すら珍しくなくなった本作、3枠も占めるのに2回行動ではイマイチ押し切りにくく、瀕死系の特性が無いので会心が狙えず火力不足…かと言ってヒャド系の呪文や体技に頼り過ぎるとリザオラル用のMPが確保できないと、使いこなすには結構な技術が必要。

イルルカSP

【ギガントドラゴン】との配合で【覇海軍王ジャコラ】が作れるようになった。この2体はJ2Pまででミルドラースの素材となっていた共通点がある。
【超ギガボディ】化で【ときどき黒い霧】を習得。イカスミ?

ドラけし!

DQ8イベント「ドルマゲスを追って」に登場。
第二ステージであるリーザス村~ポルトリンクのボス。
ドラ消しは星3の赤属性で、スキルは上方向を攻撃するもえさかるかえん。
なおドラ消しのデザインはクラーゴン系統を微妙に変えたものである。

蒼天のソウラ

【イシュナーグ海底離宮】近海の海中を回遊する大海原の主で【太陰の一族(グルヤーン・イル・イシュ)】とは無関係なモンスター。
【シードラゴンズ】【シーメーダ】による誘導で「ヴェリナード海軍 特務揚陸潜水艦 2番艦レヴィヤルデ」にけしかけられた。
「<ギガスラュ主>やや」は巨大な大王イカではないかと考えたが、博識である【ギブ】は初見ながらオセアーノンである事を看破する。
「<女王の顧問魔法使い>リンドウ」の解説によるとかつて【アストルティア】の外海を行く無数の船を沈めた伝説の海魔ではあるものの、代々のヴェリナード女王【恵みの歌】の力で沿岸に近づかなくなったとのこと。
上述の通り、DQ10に出てこないモンスターであるが、【冒険者】が出会わない理由を説明した上での登場となった。(もっとも、けしかけたシードラゴンズもシーメーダも【エレフローパー】も今のところDQ10には出てないのだが)
 
速度は巡航速度で15ノットをマークし、海中では口から吐く息も巧みに使った高い機動力を発揮して魚雷さえも回避する俊敏な動きを見せたため、本家のように地上の敵を相手にするより海中で戦う方が向いているようだ。
体内の可燃性物質をエラから取り出した酸素に反応させることで、口から「もえさかるかえん」を海中でも放射可能で、触腕と熱でレヴィヤルデを苦しめた。
しかし、火炎を吐いた後の深呼吸のタイミングで「<ライバルお嬢様>エイダ」の提供した魚雷を用いて酸欠にされてしまい距離を離してしまう。
そこからレヴィヤルデを追撃しようと試みたがレヴィヤルデの係留機雷をモロにくらって撃退された。