【パペットこぞう】

Last-modified: 2020-08-11 (火) 05:24:47

概要

DQ8などに登場するモンスター。
黒子装束に身を包み、左手に【スライム】、右手に【げんじゅつし】の人形をはめている。
色違いとして【マペットマン】【ドールマスター】がおり、こいつは最下位種。
 
モデルはお笑い芸人の『パペットマペット』。
両手にはめる人形のような姿をした「うしくん」と「カエルくん」のお笑いコンビという設定のピン芸人である。
当然ながら許可は取っていた模様。彼らは元々ドラクエのファンであったため、スクエニから外見の使用許可を求めるFAXが届いた際は二つ返事で許可したらしいが、『真ん中の変な黒い人』には不満を抱いているとのこと。
ちなみに本家パペットマペットの後ろの『変な黒い人』はいないことになってる(黒い人の元である黒子は客からは見えないというのが約束事)ので、パペットよりよっぽど目立つこいつに不満を抱くのもまあ無理はないだろう。
 
DQ8発売直前に日本テレビ系列で放送されていた番組『エンパラナイト』では、「僕達にそっくりのモンスターも登場するんだよ~」とうしくんとカエルくんが喜んでいた他、彼らの所属する事務所のホームページにスライムがうしくんとカエルくんの下に載っていたことがある。
 
余談だが、デビュー前は芸名を【パペットマン】にするつもりだったらしい。が、同名のDQモンスターがいるので変えたとのこと。
そんな彼らをモデルにしたモンスターがDQに出演するのだから、世の中はわからない。

DQ8

【アスカンタ国領】に出現。
暗い所では人形劇にならないせいか、出現するのは昼間の平地のみで夜間や森の中では姿を見せない。
 
外見通りの芸達者で、【わらえるストーリー】【燃えるストーリー】【冷めるストーリー】と3本の持ちネタを披露するほか、時折【マヌーサ】を唱える。
通常攻撃は行わず、かわりに手にした【スライムの人形で殴りつける】という特殊行動を行う。
まぁ効果は通常攻撃とまったく一緒なのだが個性付けの為だろう。
 
能力は多めのHPに加え、こちらの行動を阻害してくるのでかなり鬱陶しい。
出現する際は大半が本人のみの単独出現なのがせめてもの救いか。
時々【わらいぶくろ】【おおめだま】を左右に引き連れて現れるが、弱いといえ、こいつがど真ん中にたって無駄にグループを割いて出てくるものだからまた面倒臭い。
 
難点は笑えるストーリーの命中率が高く、使用頻度もやたら高いので無駄に戦闘が長引きやすい事。
それに加え、結構な頻度で唱えるマヌーサも厄介。
この段階で攻撃手段はほぼ物理で有効な攻撃呪文は【ギラ】【イオ】くらいしかないので威力が低く無駄に時間がかかる。
おまけに大目玉は双方に耐性があって更に面倒くさい。
パペットこぞう自身はHPが高くて倒しにくく、大目玉は中途半端に叩くと顔色を変えて襲い掛かってくる。
燃えるストーリーでこちらの【テンション】を上げてくれることもあるが、基本的には本人お供共々そんな手助けが一切要らないほどの雑魚なので、下手に余計な期待をして後回しにするよりも、無駄に戦況がややこしくなる前にとっとと集中攻撃で片づけたほうがいいだろう。
少なくともパペット小僧を後回しにしてでも倒したいほどの強敵が同時に現れるということはない。
或いは最初から相手にせずとっとと逃げたほうがいいかもしれない。別に回り込まれたところで何かされるようなことはまったくないし。
 
ちなみにストーリー系の行動をとるときは手にした人形が【ゴーレム】【ドラキー】に変わる。
これはドールマスターでも同じ。
どうやらお芝居をするモーションはこの組み合わせのものしか作っていなかったようだ。
 
ドロップアイテムは通常枠が【きぬのローブ】(1/32)、レア枠が【スライムピアス】(1/64)。
 
【トロデーン国領】にはスカウトモンスターの【ヨシキィ】がいるが、お世辞にも強いとは言えない。

総じてウザいという言葉を形にした様なモンスターである。

DQMJ

物質系のモンスターとして登場。ランクはC。
野生では出現せず、リンリン×がいこつなどの位階配合で作れる。
能力値は可もなく不可もなくといったところだが、特性が1つもないため使い難い印象は否めない。
耐性も眠りを無効のみと微妙。
【あくましんかん】との配合で【なぞの神官】が作れるため、価値はそこに集約されがちである。
所持スキルは【バラエティ】。芸人がよく出る番組だ。
 
【アルカポリス島】にはアパートに住みたがっている【ギガンテス】がいるが、そいつの知り合いらしいパペットこぞうがいる。
「あの世で結ばれようと身投げをしたギガンテスとドラきち」やら「アパートから追い出され野垂れ死にしたギガンテス」などといった悲しい話を作って大家を説得しようとするが、全くウケていない。
そもそも悲しい話がウケないなら笑える話でいいんじゃ?

DQMJ2

本作でも引き続き登場。
マインドが弱点になってしまったが、それ以外の性質は前作と全く変わらない。
今回も位階配合で作れるほか、魔界のI字通路に野生の個体が出現するようになった。
特性を持っていないが、レベルが上がると、どの能力値も高くなる。
守備力の伸びが最もよく、上限も610と高め。
最大HPの上限が600、攻撃力の上限が520、最大MP・素早さ・賢さの上限が500と各能力値の上限は500以上と高水準で、攻撃役も回復役もこなせる。
鞭を装備できるので、攻撃力を強化し敵全体を攻撃させる戦法もいい。
ある程度レベルアップさせた後は、あくましんかんと配合してなぞのしんかんを生み出すのもいいだろう。

DQMJ2P

900に達する賢さを筆頭に、能力が全体的に上昇。
特性も3種類会得し、ようやく日の目を見る時が来た!
…と思いきや、会得した特性は「おうえん」「わるぐち」「ちょうはつ」。
DQ8での性質を再現したのかもしれないが、見ての通り最後の1つは余計である。
 
また、物質系共通の弱点としてバギ・混乱・ルカニに弱くなってしまった。
最強化も可能で、能力が一回り上昇し、特性に「ぼやき」が追加され、ザキとフールに完全耐性が付く。
特性は見事にテンション絡みの物ばかり。敵のテンションを上げたいのか下げたいのかどっちなんだ。
配合方法は従来の位階配合に加え、スライムと【ドルイド】の特殊配合でも作れるようになった。
素材はどちらも密林に出現するため、配合が解禁された時点で作り出すことも可能。
しかし、持っている人形はドルイドじゃなくげんじゅつしなのだが……。
通常版DQMJ2同様、魔界でスカウトする事も可能。
しかし、魔界に出現するシンボルは何もない所に向かって延々と同じ人形劇を披露し続けており、何だか狂気を感じさせるものとなっている。

テリワン3D

ランクがDに下げられ、スモールボディ化によって能力が全体的に低下した(それでも初代や無印2よりは高いが)。
特性から「ちょうはつ」が削除され、+25で亡者の執念、+50でぼやきが追加される。
前作同様の配合で作れるほか、さばきの扉の5F~11F(悪天候時)に野生の個体が登場する。
 
前作同様スライム×ドルイドで作れるので、序盤からお手軽Dランク。
戦力としてはそこそこで、序盤なら位階配合にもお役立ち。

イルルカ

ランクは変わらないが、特性に変化が見られる。
基本はスモールボディ、ツッコミ、わるぐちの特性を持つ。
芸人っぽい特性が揃った。(元ネタのコンビのうしくんはツッコミ、かえるくんは悪口キャラなのでそれを再現しているとも言える)
また、+25で亡者の執念、+50で受け流しを覚える。
亡者の執念は消えたくない一発屋芸人のイメージで、受け流しは某ムード歌謡芸人からか。
次回作であるDQMJ3では本当に消えてしまった。
新生配合ではまれにハイテンションを身につける。
また、メガ・ギガボディでAI1~2回行動を、ギガボディ化で全ガードブレイクを覚える。
 
長らく特殊配合の使い道がなぞのしんかんただ1匹であったが今作で【フィアーパペット】が追加された。
適当なゾンビ系と配合することで作ることができる。

少年ヤンガス

【おそろしの大水道】の23~24Fにしか登場しないという超地味なモンスター。
マペットマンは多数のダンジョンに登場する敵に、ドールマスターは【魔導の宝物庫】のみの強モンスターと化したのにこいつはこの扱いである。
【燃えるストーリー】【冷めるストーリー】で部屋内のキャラのテンションを上下させるぐらいで弱い。経験値も低い。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「パペッた」、♀が「パティこ」。
レベル12で【ホイミ】を覚える。
配合パターンは【きめんどうし】×【キメラ】系統。

DQMB2L

レジェンド第一章後期で敵チームのみで先行登場し、レジェンド第二章「怒れる大地」でカード化された。
ステータスはHP:552 ちから:42 かしこさ:68 みのまもり:55 すばやさ:86。
使える技は「ぜっこうちょう」と「こばなし」。
前者はベルかキノコの人形で突撃してダメージを与える。ベルはともかくなぜキノコ?会心率は高いが、能力値も威力も低い。
後者は宝箱からモリーとスライム、もしくは竜王人間体とハーゴンの人形を出してショートストーリーを演じて行動不能、ダウンオール、マヒ、マホトーンのどれかをランダムで発生させる。
目的の効果を出しにくいが、基本的にこれを連発する事になるだろう。
また、勇者と組む事で、ぜっこうちょうが「にんぎょうげき」に変わる。
スライム編、ゴーレム編、ドラキー編の3種類があり、それぞれ威力や攻撃範囲がランダムで変わる。
しかし、やっぱり能力値の低さで思ったよりダメージを与えられない。
ドラキー編はどこからともなくドラキーの人形が沢山現れて、勝手に襲いかかるというもの。怖い。
 
見た目はそこそこ面白いかもしれないが、技の貧弱さと耐性の少なさゆえ、戦闘要員にするには厳しいモンスターであるといえよう。
しかし、初登場の時はなんと排出率800分の1であり、その上Vジャンプ恒例のモリーセレクションも存在せず、挙げ句第三章でノーマルすら無かったという、長い間非常に入手困難なカードであった。
原因として考えられるのは、上記の通り元となった芸人に許可を貰ってはいるが、それでも実在の人物がモデルというだけに(自主的に)ある種のプレミアがつけられたから…なのかもしれない。