【ブースカ】

Last-modified: 2020-06-27 (土) 09:30:43

概要

DQ6に登場するモンスター。複数で現れることの多い巨大な悪魔。
終盤でしばしば登場する量産型モンスターの一体で、【ムドー】の色違い。紺色の身体をしている。
 
SFC版公式ガイドブックでは巨体を誇る大悪魔としか記述は無かったが、DS版の公式ガイドブックで「魔王を元に造られたモンスター」と書かれており、更に 【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑】で本当に量産型ムドーだと明言された。DQMJ3Pのライブラリでは、「魔王ムドーの細胞を使って生み出された大悪魔。」との記述もある。
DQ6での分類は「大悪魔属」で、姿はまるで違うものの【サタンジェネラル】と同属となっている。
 
【ドラゴンクエスト モンスターズ】では「ブースカ属」とされており、この時点でも魔王の量産型であることを匂わせる記述はない。
同書によれば、ブースカ属は動きが鈍重で基本的に移動はしないとされるが、SFC版では殆どの攻撃動作で軽やかに跳ねる。
名の由来は往年の特撮テレビドラマ「快獣ブースカ」からだろうか。

DQ6

ラストダンジョンである【ムーアの城】や、【お楽しみダンジョン】の前半部に出現する。
通常攻撃の他に【イオナズン】【こごえるふぶき】で攻撃し、【マジックバリア】で防御、そして【ベホマスライム】を呼び回復を図る。
グループローテーションで行動し、行動パターンは以下の通りとなっている。

イオナズンマジックバリア通常攻撃仲間を呼ぶこごえるふぶき通常攻撃(繰り返し)

【判断力】も高いため、マジックバリアは攻撃呪文を受けた場合のみ使用し、ベホマスライムはスペースが無いと呼ばない。
 
同種3匹組で現れることが多く、ムーアの城ではサタンジェネラルと並ぶ最強クラスの敵として有名。
SFC版では3体で登場した場合、開幕でイオナズン→通常攻撃→こごえるふぶきを華麗にローテーションしてくる。
上記の通り、マジックバリアと仲間召喚は不必要なので飛ばすため、このようなローテーションになる。
いきなりイオナズンとこごえるふぶきの直撃を食らうため、移動中でもHPは常に満タンにしておきたいところ。
以降も通常攻撃→イオナズン→通常攻撃→凍える吹雪→……という非常に厳しいローテーションになる。
 
判断力が高いモンスターは行動する時に何をするかを決めるので、1ターン目でブースカより先に行動できるプレイヤーキャラクターが攻撃呪文を使えば、マジックバリアを誘発させることができ、凍える吹雪を使うのが2ターン目に遅れる。ブースカより先に動けるキャラがいないなら、まねまねでイオナズンをやり返すのもいい。
DS版ではスペースに余裕ができたため、3体いても最初からベホマスライムを呼ぶようになった。結果イオナズン→通常攻撃→仲間呼びになり、1ターン目に来る全体攻撃が一発減ったため、行動に若干余裕ができたと言える。
 
なお、確率は低いがグループではなく独立して登場することもあり、その場合はさらに厄介。
グループでの登場でない場合、グループローテーションではなく完全ローテーション×3で行動する。
つまり、1ターン目にイオナズン×3を食らうわけであるから堪らない。洒落にならない。
3~4ターン目には凍える吹雪ラッシュなんかも食らう。素直に逃げた方がいいかもしれない。
倒したければ、イオナズンと凍える吹雪のターンをアストロンでスルーしてやろう。攻撃力も230と高めだが全体攻撃を食らうよりははるかにまし。そういう面ではこちらの独立登場のほうが倒しやすいと言えなくもないか。
 
とにかく全体攻撃が非常に強力なので、まずは【フバーハ】【マジックバリア】で味方の守りを固めよう。
メラ系とデイン系が無耐性、バギ系と岩石系が弱耐性なのでそれらをメインに攻めよう。
【メラゾーマ】【しんくうは】【せいけんづき】などを中心にダメージを与えていくと良い。
ブレス系は強耐性なので効きが悪いが、【かがやくいき】なら100前後のダメージを与えられるので悪くはない。呼ばれてきたベホマスライムも同時に一掃できる。
MPの消費を厭わないのであれば、【ギガデイン】【ギガスラッシュ】で蹴散らすのも手。
ちなみに、裏ダンジョンに出現する【デススタッフ】もブースカと同じくらいのHPで、同様にデイン系に無耐性なのでギガスラッシュで瀕死に追い込める。
【マホトーン】に完全耐性は持っていないので呪文を封じることは可能だが、当然ながらイオナズンとマジックバリアをパスして行動するため、吹雪を吐く頻度が上がってしまう。
フバーハ無しで呪文を封じるのはただの自殺行為なので注意。
 
強力なモンスターだが、【やまびこのぼうし】を所持しているため【サタンジェネラル】共々狩られることもしばしば。
ドロップ率は1/256なので普通に狙うのは厳しいが、【盗賊】(マスター)4人体制で挑めば、そこそこの確率で手に入れることができる。
 
また、【スライム格闘場】ではHランクの第2回戦の相手として登場。
この時は【ランドアーマー】とのコンビでの参戦となる。
ブースカがローテーション行動なため攻撃が非常に安定しており威力も高く、さらにランドアーマーが身代わりで時間を稼ぐ上に、スペースに余裕があるためベホマスライムも普通に呼ばれてくる。
そしてそのベホマスライムをランドアーマーが庇い、べホマを成功させる悪夢の連携プレーもかます。
流石に最高ランクだけあって、相当な実力がなければ厳しい戦いになる。
逆にコイツらや【デーモンキング】に勝てるのなら、【チャンプ】との最終決戦は楽勝だろう。

小説版

大悪魔コンビでサタンジェネラルと共に主人公一行の前に出現。
サタンジェネラルの申し出により、【ハッサン】&【チャモロ】vsサタンジェネラル&ブースカの2対2で戦うことになる。
ハッサンらの攻撃で深手を負うが、ベホマスライムを呼び出して自分の体力を全快させるという戦法に打って出る。
だが次の瞬間、その卑怯なやり方に怒ったサタンジェネラルに「愚か者!」の言葉と共に武器で真っ二つにされる。その直後、サタンジェネラルは切腹をした。

DQMJ3P

今作でムドーが復活した事により参戦。悪魔系ではなく魔獣系のAランクで、位階配合最上位種。DQ6以外で初登場であり、外伝としても初登場となった。
サイズは【ノーマルボディ】で、ライドタイプは陸上・歩行。
特性は【暴走機関】(固定)、【氷結ブレイク】
プラス値が25で【まれにバーハ】、50で【つねにアタカンタ】、100で【とうそうほんのう】を習得。
メガボディで【爆発ブレイク】、ギガボディで【AI3回行動】、超ギガボディで【会心 出やすい】を習得。
合体特技は【雷雲招来】、合体特性は【あやしいひとみ】
所持スキルは【氷結の探求者】
【ブオーン】との配合でムドーが生まれる。
魔獣系であるため【天敵】が設定されており、悪魔系と【オリエンタシス】を恐れている。
 
ステータスは攻撃力の基準値が940と高めだという点以外は平凡。
だが、大元のムドーはお世辞にも良い能力配分とは言えない上に固定特性も弱いのでこちらの方が使いやすい。
テンションバーンの性質の違いからも、ムドーとの差別化は容易。
耐性面では、氷結・闇・即死が無効、こんらん・ねむり・マヒ・休みなどが半減という優秀な耐性を持っている。この耐性の傾向は魔獣系よりむしろ???系に近い。
れいせいこそ固定特性との相性が絶望的なのでつけられないが、全ガード+一つで行動不能を無効化できてしまう。
固定特性の暴走機関は、対戦では戦術が限られてしまうものの、ほぼワンパンするかされるかの大味な戦いとなるクリア後のイベントでは役に立つ特性。
同じ大悪魔属のサタンジェネラル共々、ストーリー攻略で役立つモンスターと言えるだろう。
位階最上位なので、つねにアタカンタを手っ取り早く抜く相手としても便利。

余談

【ミルドラース】の第一形態の没キャラがムドーではないかという噂と、その横に広い体形が相まって、
ブースカが魔界で進化していったのが、DQ5の時代でミルドラースになったという説が一時期流れた事がある。
実際には、後にリメイク版でミルドラースが元は人間だったという設定が追加されている。
 
後に書籍【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】巻末掲載のVジャンプ編集部による解析部分で、「ブースカは元々DQ5当時に【ミルドラース】第一形態の予定で描かれた」「ブースカの色変えがムドー」(ブースカの方が元)という趣旨のことが書かれている。
噂は当たらずも遠からず、といったところだったようだ。