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【アバカム】

Last-modified: 2019-08-25 (日) 14:40:58

概要 Edit

本編ではDQ2とDQ3のみに登場。
【魔法使い】の高等呪文という立場で、対応する鍵を持っていなくても、 全ての扉を開くことが出来る。
昔からファンタジー作品などで魔法使いがよく使うジャンルの魔法である。
これがあれば鍵いらずと言いたいところだが、高等呪文のため覚えられるのは終盤。
序盤に覚えられたら攻略の順番がメチャクチャになってしまうので、あくまでオマケの呪文である。
もしも現実に存在したら、まず間違いなく悪用されるであろう呪文の一つ。【盗賊】あたりにありがたがられそうである。
ストーリーの順序が重要視・固定化された、3より後の作品で登場することはない。
なお、DQ4には没呪文としてデータ上に存在し、実際に機能して【さいごのかぎ】に対応した扉を開けることができる。実装されていたら間違いなくストーリーが木っ端微塵にブッ壊れていたであろうことは想像に難くない。
仮に実装するなら、最悪でも【勇者】でないと大変なことになる。理由は言わずもがな。
逆にイメージに合わせて魔法使いや盗賊系のいずれかに敢えて設定し、凄まじい根気で【レベル上げ】をしたプレーヤーだけストーリー破壊を楽しめる、なんて妄想もアリかもしれない。

DQ2 Edit

消費MP2。【ムーンブルクの王女】が習得するが、習得レベルは機種によって異なる。
FC・MSX・MSX2版ではLv23だったが、SFC・GB版ではLv29と大幅に遅くなり、通常の攻略ならクリアできるレベル以上の経験値を要求されるようになった。
スマホ版では習得Lvが36へと数値自体は遅くなったが、必要経験値はGB版以前のLv23程度に相当し再び早くなった。消費MPも1に下がっている。
 
ほぼ完全なオマケの呪文であり今更感が漂う呪文なのだが、覚えたら覚えたでかなり便利。
DQ2では一部の扉を除いて、鍵同士に互換性がなく対応する扉が別々なので、全ての扉を満遍なく開けるためには常に銀・金・牢屋と3つの鍵を持ち歩かなければならない。
そのくせ道具欄は最大8(リメイク版は10)で、【まよけのすず】を全員に装備させたら各キャラ3つか4つ(リメイク版では5つか6つ)しか空きが無いので、カギを持ち歩くと圧迫される。
そこでアバカムを覚えれば、全てのカギを手放す事ができ、いくつかスペースを空けられる。
もちろん、アバカム頼みにすると扉を開けるたびにMPの消費を強いられるため、道具欄のスペースで困っていないのならカギを持ち歩いたほうがよい。
特にSFC版以降は、鍵さえあれば【便利ボタン】一つで扉を開けられるので、アバカムを唱える場合わずかながら手間がかかってしまう。
また、【ろうやのカギ】を手放した状態でローレシアの王子のみが生き残り(全滅後の再開時も同様)、【せかいじゅのは】もない場合は【ロンダルキア南のほこら】から【ベラヌール】に戻れなくなり、ファミコン版だと味方を生き返らせることすらできなくなる。
復活の呪文を聞いて再開すれば自動的に生き返るので解決するのだが、余計な手間になるので牢屋の鍵だけはアバカム習得後も持っておいたほうが無難。
 
逆の言い方をすると、ロンダルキアで復活の呪文を聞いた(セーブした)後に誤って牢屋の鍵を捨ててしまった場合、ベラヌール方面へ脱出したり、ハーゴンの神殿の2階以上に進むにはアバカムを覚えるまで育てなければならない。
ちなみにGBC版以降のリメイクでは、ベラヌールの教会の裏の扉は一度開けると開きっぱなしになるので、いずれの場合もロンダルキアから帰れなくなることはない。
 
なお、ムーンブルクの王女を仲間にしてすぐにものすごく頑張ってこの呪文を覚えた場合、わずかだが冒険の道筋を歪める事が可能。
具体的には、【きんのカギ】の扉を開けられるため先に【デルコンダル】に入ったり、【ムーンブルク西のほこら】から各地を経由して【ルプガナ北のほこら】まで飛べる(【ドラゴンの角】を通る必要が無くなる)ため、【かぜのマント】の入手を無視できる。
【ぎんのカギ】は元々王女を仲間にする前に入手できるものなので攻略順に影響は無く、ろうやのカギは入手のタイミングが必要になるポイントの直前なので、無視しても2000Gの節約になるだけ。
 
あと、【すいもんのカギ】の代用はできない。【ラゴス】は攻略本なしでは相当難解な謎解きポイントなので、謎が解けなかったプレイヤーは、この呪文で代用しようと必死になってレベル上げして習得した者もいたとかいなかったとか…。
もっとも、水門自体は開けることができないにしても、本作はどこかで意識してレベル上げをしないと力不足に陥りやすいので、その行動自体はまんざらムダでもなかったりする。

PS4・3DS版 Edit

消費MPが0になり、また便利ボタンでの開錠にも対応しているため、習得以降は鍵を持ち歩く必要が完全になくなった。
【ふしぎなぼうし】を装備するとMP消費は1と表示されるが、実際には0。

ゲームブック(エニックス) Edit

この呪文の効力を持つ「アバカムの宝石」という道具が登場し、いにしえの【ローラの門】を通る際に銀の鍵を手に入れていない場合は、サマルトリアの『魔法を売る店』でこの道具を買うことになる。
ただし非常に高価であるため、手に入れるには【不思議な帽子】を売るか、無ければ装備品とフラグアイテムを除いた全てのアイテムとゴールドを手放さなければならない。
 
アバカムの呪文は原作通りにムーンブルクの王女ナナが覚え、【ハーゴンの神殿】の入口を開くときに唱える。

DQ3 Edit

消費MP0。【魔法使い】【賢者】がLv35で習得。
本作から鍵同士に序列ができ、上位のカギは下位のカギの扉も開けられる互換性を持つようになった。
最終的に【さいごのかぎ】1つを持つだけで事足りるため、道具欄の圧迫がDQ2に比べ軽減されている。
 
一方で、入手しなければならないカギの入手をスルーする事による道筋短縮の機会は、DQ2よりも増えている。

など。
これをすると「初対面のはずのポルトガ王がさも面識があるかのように話しかけてくる」という珍現象を引き起こせる。
また、【おうのてがみ】が手に入らず、【ノルド】にバーンの抜け道を教えてもらうことができなくなる。
 
果てしない根気と時間があれば全てのカギを代用し、最後まで鍵を入手せずクリアすることができる。
ただしアバカムは呪文扱いのため、すべての呪文がかき消される【ピラミッド】の地下では使用できない。
ここで【おうごんのつめ】が欲しいなら魔法の鍵か最後の鍵を取る必要がある。
 
【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】ではMPを浪費している賢者が仲間たちから理由を探られた結果これを乱用していたというネタがあったものの、前作と違って本作における実際の作中ではMPを消費しない。

もし今、最初のアリアハン大陸でこの呪文を覚えさせるやりこみプレイをするならもう古いカセットであるFC・SFC版ドラクエ3実機だとすぐデータ飛ぶ可能性大のため、復刻版であるWii版ドラクエ123でやるのが妥当である。MICROSDカードにもいくらでもバックアップできるし。
GBC版なら【キメラバグ】を使えば簡単だが、ハイブリットマルチ互換機であるレトロフリークを利用して万が一に備えてバックアップしておくこと。またFC・SFCドラクエ3実機に拘る場合でもレトロフリークのバックアップ機能が非常に有効である。

リメイク版 Edit

【ふくろ】の存在により道具欄を圧迫する事が完全に無くなったため、道具欄のスペース節約と言う存在意義はほぼ無くなった。
また覚えていると、扉に触れるだけで開けられるので、唱える必要もなくなった。
ただし、GBC版ではカギがないと自動で開かないので唱える必要がある。
 
最後のカギだけは入手そのものが商人の町発展のフラグになっているので、クリアするまでに入手だけはしなければならない。盗賊・魔法のカギは入手せずに終わらせる事が可能。
 

GBC版 Edit

本作のみ【キメラバグ】を利用すればアリアハン大陸にいるうちでも簡単に修得可能。
上記の隠し台詞やショートカットを堪能したい人はこちらで試してみるといいだろう。

DQ10 Edit

秘められた遺跡の入口を開く秘密の合言葉として、ムービー中の台詞に登場した。
詳細はこちら

トルネコ2 Edit

魔法使いの呪文で登場。
【カギ】の代用ができるが、カギは井戸のダンジョンで簡単に入手可能なので、特に重要ではない。むしろ【宝物部屋】のないダンジョン攻略中に覚えてガッカリする呪文。

ダイの大冒険 Edit

漢字表記は「開扉呪文」。アバンが【破邪の秘法】とセットで【バーン】の超魔力で閉ざされたバーンパレスの正門を開くために使用された。
 
魔力で封印されている上に鍵穴自体がない扉。部外者が開けるなら扉自体を破壊するかアバカムを使うしか無い訳だが、バーンの超魔力によって閉じられている為、一般の魔法使いのアバカムではまるで歯が立たない。
そこで、アバンは破邪の秘法によってこの呪文の威力を増幅させることで、易々と開け放った。
久々に再登場したアバンの実力を如実に示す華々しい活躍のシーンを請け負った事になる。
同時に、以前類似した扉を砕いたダイに、力以外の手段で開かせる事が可能であることを示し、バーンが言う「力だけが正義」がやはり間違いだと確信させた。

アベル伝説 Edit

バラモスがゾーマのいる神殿に入る際に使用した。

幻の大地 Edit

DQ6のコミカライズ【ドラゴンクエスト 幻の大地】では、【グランマーズ】【セバスのかぶと】の隠されている秘密部屋を開ける際に使用している。
天空シリーズでは登場しないため、「異次元の呪文」と説明されている。