【魔法の筒】

Last-modified: 2020-10-10 (土) 15:43:07

ダイの大冒険

漫画【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するオリジナルアイテムの一つ。
生き物を中に吸い込んで持ち運ぶためのアイテムであり、ダイの大冒険の連載前の読み切り第一弾の鍵となったアイテム。
【ダイ】がニセ勇者一行に捕らえられたゴメちゃん救出に赴く際、【ブラス】から託された。
 
外見は、両端に装飾されたフタがついた一握りほどの小さな筒。
生き物に向けて「イルイル」と唱えると中に吸い込むように収納し、「デルパ」と唱えることで筒から出す。読みきり第一弾のタイトル「デルパ!イルイル!」はこれが元となっている。
吸い込んだあとは重さや大きさを気にせず持ち運べるため、ダイはこの魔法の筒を使い、【デルムリン島】のモンスターを収納してロモス王国に乗り込んだ。
また、ブラスはもう一つ、かつて【ハドラー】から託されたとされる「金の筒」なる物を持っており、この筒の中には【魔界】のモンスター(掲載当時はまだ発売前だったDQ4のモンスター)がまとめて無数に封印されていた。
種族までは判別できないが、原作版で筒に入っていたのは【ポイズンリザード】系、【おおめだま】系、【エレフローパー】系、【テラノバット】系、【ラリホービートル】系、【メタルスコーピオン】系の各種。
特別なアイテムを託されていたことから、ブラスはハドラー軍でも高い地位にいたと考察されている。
この金の筒はブラスも知らない力を秘めているのか、【ずるぼん】に捕まった【スライム】がその輝きを目にすると、合体し【キングスライム】になった。
 
読み切り「ダイ爆発!!!」では、バロンがこれを使って魔のサソリを島に持ち込んでいる。
【ザボエラ】は、ブラスを魔法の筒に封印して、【マホカトール】が張られているデルムリン島の外に連れ出し、それを【クロコダイン】に使わせることで、ブラスを心ないモンスターとして、ダイ抹殺の刺客にした。
この、バロンとザボエラが使った筒は、ダイが使ったものと違い、黒い色になっている。
さらに言えば、クロコダインがダイとポップをヒュンケルから逃がす際、ガルーダを呼び出したのも、やはり黒い筒だった。
 
13巻読み切り「勇者アバン」では、魔王時代のハドラーがカール襲撃の際にモンスターを詰めた黒っぽい筒を複数持参している。
ただ、どう見ても筒よりモンスターの数の方が多い感じのため、
ブラスが預かった「金の筒」のように、複数のモンスターを詰められるものだった可能性がある。
 
終盤では、魔法の筒の改良版として【魔法の球】が登場している。
中には、DQ4の中堅から上位のモンスターに加えDQ5のモンスターも追加されている。
ただし、こちらは1度使うと爆発するため、完全な使い捨てだった。
 
ちなみにモンスターだけではなく人間にも有効で、【でろりん】を収納している。
更に、彼やブラスを無理矢理入れた(ブラスの時は偶然だったが)ことから、対象にイルイルと言う事で、相手の意思に関係無く、強制的に入れる事もできる様だ。
後に【ザボエラ】も同じ手段でブラスを拉致し、卑怯な人質作戦に利用された。
 
なお、旧アニメでは尺の都合か金の筒が登場せず、閃光弾に変更されている。
そのため魔界のモンスターは登場しないが、スライムたちは閃光弾に反応してキングスライムになっていた。
放送当時はDQ4のモンスターも常連化しており、DQ5が開発中の時期であった。
 
新アニメでは合体スライム入りの金の筒に加えて、小山のような巨体の【ドラゴン】を収納していた筒も登場。船の上での戦いにいきなり巨大ドラゴンが現れるという予想外の事態でニセ勇者一行を驚愕させた。
また【バロン】が魔のサソリだけでなく【キラーマシン】も収めて持ち歩いていたことになったのだが、モンスターとはいえ【マシン系】、それも活動を停止して単なるメカとして改造されているのに収納できたのは謎である。

DQH

【モンスターコイン】を用いる際に、【ジュリエッタ】の開発した筒状のアイテムにコインを収めて召喚するという設定がある。
【国王会心撃】などと同じく、ダイ大を意識してのネタだろう。