【キラーウェーブ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:22:46

概要

DQ6などに登場する、強烈な顔が付いた波のモンスター。
色違いに【マッドウェーブ】【サンドウェーブ】がいる。
 
茶色いサンドウェーブはともかく、マッドウェーブの方は色がちょっと紫っぽいくらいの差しかないため見分けが難しい。
特に初出のDQ6では、戦闘画面の背景が空と海の青一色なので色の差が余計にわかりづらい。
 
代名詞であり、アイデンティティでもある「つなみ」が近年のシリーズでは自粛気味なので、再登場が危ぶまれるモンスターの一体(理由は【つなみ】を参照)。
リメイク版7のように「ハリケーン」を使わせたら流石に違和感が強すぎるだろうことは想像できるため、次の6のリメイクの際はどうなることか。

DQ6

【ムドーの城】【メダル王の城】周辺などの海上に現れる。
【ムドー】を倒した直後から戦えるが、この時点ではHPが中々高い上に、複数で現れることも多い。
しかもこの時点では高威力の【つなみ】を2回に1回程度の高頻度で使ってくるので、集団で現れるとヤバい。
さすがに強すぎるので最大2匹グループまでしか組まないようになっているが、稀に2匹+1匹で出るのでかなり厄介。
特にムドーを倒した直後という時期は転職によりこちらのパラメータが下がっていることが多く、そこを突かれて為す術なく全滅したプレイヤーは多いだろう。
しかも転職したての状態ではこいつに有効な攻撃(後述)がこちらはほぼ使えないのがこいつの危険さに拍車をかけている。
混乱や休み系が効くので、出現したら【ほしのかけら】などで動きを止めよう。
リメイク版ではHP削減に加えてつなみがこちらと同じように確率で失敗するようになり大幅に弱体化しているが、それでも危険なので放置しないように。
ただ、リメイク版のつなみのエフェクトはかなり迫力があるので一見の価値あり。SFC版はエフェクトなし。
 
なお稀に【うみなりのつえ】(確率は1/256)を落とすので、もし運良く手に入れられたら、これを装備できるバーバラやチャモロは一時的に主人公やハッサンに並ぶ物理攻撃力を得られる。
倒せる自信があるなら挑戦してみるのも一興。
上位種のマッドウェーブは耐性も落とすアイテムも全く同じである。
 
ちなみに攻撃系の耐性はわかりやすい。

  • バギ系 … 波なので津波が無効。そして普通の波は風が吹くから起きるので、まあ効かないのも道理か。
  • メラ・ギラ・イオ・炎系 … 耐性持ち。水の壁により威力が減るのだろう。
  • ヒャド・冷気系 … 弱点その1・2。凍りつく。
  • デイン系 … 弱点その3。感電。

DQM1(PS版)、DQM2

水系モンスターとして登場している。
交配方法は水系×【おどるほうせき】のみ。顔が似ているからだろうか?
耐性は本編のそれをおおよそ踏襲している。ただしバギを無効にできず、吹雪ブレスにも弱耐性がある。
特技は【どくのいき】【てっぽうみず】【みずのカーテン】を習得。
モンスターズではつなみがムチャクチャ強いので、てっぽうみずを大事に受け継がせたい所だが…能力は低めであり、特にMPは終始伸びない。

キャラバンハート

エレメント系のDランク。【海底洞窟】の全域に渡って登場する。
特技はみずのカーテンの代わりに【ふしぎなおどり】を習得する。
なお海底洞窟の最深部には【ウェバー】という個体がいて、倒すとガードモンスターとして仲間になってくれる。
その際は初期状態でつなみを覚えている。

イルルカ

東日本大震災発生後の作品初登場。
物質系のEランク。
【水の世界】で何体かで固まって、小さいのにまんま津波になりきって海から陸地へ押し寄せている。かわいい。
上位種にサンドウェーブが初登場したがあちらは【ギガボディ】の巨大な波。
特性は【スモールボディ】【ヒャド系のコツ】【まれにマジックバリア】、+25で【ショック攻撃】、+50で【スタンダードキラー】
【新生配合】【最後のあがき】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【ヒャドブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で【いきなりスカラ】の特性を得る。
【かまいたち】との配合で【うずしおキング】が作れる。
所持スキルは【みずげい】
 
ランクは低く、スモールボディの特性で能力も低くなっているためスカウトは簡単。
但し、水の世界を訪れたばかりの段階では脅威的な威力である【水しぶき】をスモールボディからの先制で放ってくるので注意。
シナリオではそれなりに優秀で、ヒャド系のコツの特性を持つため、自らのスキルのみずげいで【てっぽうみず】を覚えさせれば低燃費・高火力・高機動を併せ持つ優秀なモンスターになる。
まれにマジックバリアの方は優秀だが発動率が低いため当てにはできない。
ステータスの伸び自体は良くは無いため、ほかのキャラが強くなって来ればフェードアウトするだろう。
なお【宿り木の塔】の水エリアにも生息しており、その個体は全力でこちらに突っ込んでくる。
スカウトするのであれば水の世界のもののほうが楽だ。

ジョーカー3プロ

無印では欠席したが再登場。今回は上位種のマッドウェーブも参戦している。
系統は自然系に変更。野生の個体は【神獣界】に出てくる。
特性はイルルカから【ノーマルボディ】に変更され、ヒャド系は水系に置き換わり、まれにマジックバリアがまれにまもりの霧に、+50が【スモールキラー】に変更された。
【超ギガボディ】化で【星のいかり】を習得する。
合体特技は【ベホマ】、合体特性は【マテリアルキラー】
スキルは変わらず「みずげい」。

蒼天のソウラ

6巻で登場。
【ソウラ】【死霊機兵テラーミスト】に沈められた際に海中から脱出する手段として海を媒介にエクステンション・ラインで生成したモンスター。
複数体生成する事で【デッドアンカー】による拘束を解くだけでなく死霊機兵テラーミストを投げ飛ばす大立ち回りを演じた。