【グレートライドン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:23:29

概要

DQ4で初めて登場した骸骨の騎士のモンスター。
色違いには【ボーンナイト】【しにがみきぞく】がいる。
ライドン(Lydon)は英語圏に実在する苗字だが、おそらくそれとは関係なく、【馬】に乗っていることから、英語で「またがる」の意味の「ride on」(ライドオンと読めるが、発音的にはそのままライドンと発音する)だろう。
直訳すると「偉大な騎兵」と言ったところか。
 
色々と安定しないモンスターで、FC版DQ4では赤い服と馬だったのにリメイクでは黒い服と馬に鞍替えし、
この系統が登場しているDQ7と8では未登場(後者は3DS版には登場しているが)。
そして、同作【グレートオーラス】同様グレ「」トライドンだったが、10でようやく再登場した際はグレ「」トライドンに改名。
後にスーパーライトで初期の名前に戻ったかと思いきや、3DS版DQ8以降の作品ではまたも「グレイトライドン」になって登場。現在に至るまでプレイヤーを混乱させ続けている。
DQでは長らく「ナンバリングが偶数作品ではグレート、奇数作品ではグレイト」という法則があったが、それも破られたので余計に紛らわしい。同じような例は【ミステリドール】にも見られる(ミステリードールと表記されることもある)。【キラーマシン】も初登場時は「キラーマシーン」と表記されていたが、こちらは再登場後は統一されている。

DQ4

系統最上位種であり、【闇の世界】【デスキャッスル】【デスマウンテン】(FC版のみ)に出現する。
終盤の敵ではあるが、リメイク版の【謎のダンジョン】には登場しない。
 
HPは300しかない上にデスマウンテン以外では単体でしか出現しないが、威力の高い通常攻撃と激しい炎を使う。
守備力も高く、ギラ系が高確率で通る以外はすべて無効か強耐性な上に補助呪文も軒並み無効か効きにくい。
前述の通り単体出現の割にはHPが少ないため、素早く倒したほうが被害は少ない。
一応ルカニ系は確実に効くが、通常攻撃を連打したほうが早く片付くだろう。
その方が、20ある【自動回復】も問題にならない。

例外的に他のモンスターと同時出現するデスマウンテンはそもそもエンカウント率がかなり低い。
さらにこの種自体の出現率もやはり低いため、デスマウンテンで遭遇したプレイヤーはほとんどいないだろう。
 
FC版の公式ガイドブックには載っておらず、出現率が低い。よって、マイナーの烙印を押されている。
もっともFC版はエンカウント率が高く、闇の世界はよくうろつくので、全く遭わなかった人はさほど多くないだろう。
獲得経験値は1678とかなり高いが、ゴールドが20Gとやたらと少ない。
ゴールドが少ないことを除けば、前作の【サラマンダー】に近い立ち位置。
落とすアイテムは【もろはのつるぎ】
 
リメイク版ではデスマウンテンでの出現が無くなった為、【フレイムドック】同様影が薄い存在へと落ちつつある。
なお、PS版の公式ガイドブックには「魔界の馬にまたがり襲来する魔法戦士」という解説があるが、先述の通り呪文は一切使えない。

DQ8(3DS版)

新しく追加されたダンジョン【奈落の祭壇】に登場した。
4のころと異なり複数で出てくる。通常攻撃に加えベホイミとさみだれ突きを使う。ボーンナイトと同じである。
名前は10と同じくグレイトライドンになっている。
 
ドロップアイテムは通常枠で【砂塵のヤリ】(1/64)、レア枠で【ドクロの指輪】(1/256)。

DQ10オフライン

【チョッピ荒野】【ベコン渓谷】の夜間に出現。
さみだれ突きに加え【ガードマスター】【盾ガード】率を上げてくる。
名前はオンラインと同じくグレイトライドンになっている。
ドロップアイテムは【うまのふん】

Ver.2

【ソーラリア峡谷】【魔幻宮殿】に出現。

DQ10オンライン

FC版カラーで久々の再登場を果たしたが、前述の通り名前がグレトライドンに変わっている。
レアドロップは【さじんのやりのレシピ】
詳しくはこちらを参照。

ジョーカー3プロ

今までジョーカーシリーズに登場していたボーンナイトを押し退けて登場。今作でも「グレイトライドン」となっている。
ゾンビ系Aランクの【ノーマルボディ】モンスター。ライドタイプは陸上・歩行。
【死神きぞく】【グレートペリカン】の特殊配合でのみ入手可能。
 
特性は【死神のレクイエム】(固定)、【自動HP回復】
プラス値が25で【くじけぬ心】、50で【ときどきスカラ】、100で【せいぞんほんのう】が解放される。
メガボディで【AI1~2回行動】、ギガボディで【ブレスのコツ】、超ギガボディで【れいせい】が解放される。
合体特技は【フォースドハック】、合体特性は【たたり神】
種族特有スキルは【ナイトメア】

バトルスキャナー

4章から登場したギガレアのLサイズモンスター。
技はしっぷうのヤリ→のろいのいちげき→激しい炎→グレイトラッシュの順で変化していく。
最高に相性がいい性格は【いのちしらず】
 
全体的に通常ギガレアとしてはステータスは高めで、状態異常にも強く頼れるモンスター。
馬に乗っている見た目を裏切らず、すばやさもLサイズの中では高水準。
眠り系には非常に強いので、【冥王ネルゲル】戦でも活躍が期待できる。
「グレイトラッシュ」は敵1体に数回斬撃を食らわせる技で、かなりのダメージを見込める。
欠点といえば炎や光弱点だが、これはゾンビ共通の弱点なので気にしなくてもいい。

ヒーローズ2

最近の再登場の波に乗り始めたのか、系統最上位種として登場。またしても表記は「グレイトライドン」。
クリア後の【闇の世界】の闇の雪原にのみ通常出現する。
しかし、行動自体は下位種とほぼ変わりない上に、受けるダメージもあんまり変わらない・・・アレ?
ウロウロ動き回ってストレスが溜まるのも相変わらず。動きを止めてさっさと倒そう。
ちなみに下位種のしにがみきぞくより経験値は低い。まあ戦った強さで納得だが。
 
【モンスターコイン】は3枠のヘンシンタイプ。
技は相手を凍らせる遠距離攻撃「つめたいはどう」、下位種でいう突進突き「直進突き」、「きゅうしょ突き」の3つ。
きゅうしょ突きは即死効果こそないが攻撃した相手を必ず仰け反らせるので、相手の行動を阻害できる。
またこの系統の例に漏れず常にかなりの速度で走っているので、移動手段としても便利。

モンスターパレード

ゾンビ系のCランクモンスター。初期とくぎはなんと【かえんのいき】。ショボい……
炎の大陸、中央の大陸(ストーリー後半のみ行ける場所)などに出現していた。
肝心の能力値はHPがものすごく高い他は平均かそれ以下。
いくらHPが高くとも攻撃力や守備力は到底前衛で使える数値ではない。
耐性はCランクの中では優秀だったのだが、やはりいまいちな能力値のせいかいまいち目立てなかった悲運なモンスター。

ウォーク

2021年11月11日より「バトルマスターと不死の騎兵」に登場。今作でも「グレイトライドン」表記。
クエストの3話と5話でボスとして登場。語尾に「~ねェ」という特徴的な話し方をする。
人間を殺して自らの兵団に加えており、追い詰められると自らの兵を自爆させて逃げる冷酷さも見せる本作随一の外道。
こいつに最愛の人を殺され復讐に燃えるレグナに、倒すために必要な怒りをコントロールする術を修得させるため、主人公は行動することに。
3話以降は出現する亡者スポットでモンスターを倒すことで上昇するうらみゲージが最大になると自身の周囲に現れる。
最大弱点はギラ系で、バギ系も有効。その他は等倍のメラ系以外耐性持ち。
 
【しりょうのきし】2体を伴って登場。倒しても仲間呼びで補充される。このしりょうのきしはヒャダルコまで唱える。
開始時に「不死の霧」を使ってしりょうのきし共々毎ターン回復するようになる。回復量は最大1500程度。
いずれも200程度のマヒャドやドルクマも使用するが、物理攻撃のほうが厄介。
4連続攻撃のさみだれ突きやマヒ効果のしびれるヤリも強力だが、一番の脅威は全体550程度にもなるとつげきの号令を出すこと。
とつげきの号令はしりょうのきしが2体いるときにのみ使うので、早々に片方だけでも倒しておくのが良い。
幻惑や封印が有効なので、これらも交えつつ戦いたい。
 
こころは赤色でコストは114。
力と素早さが高めで、高グレードではギラ系の斬撃・体技ダメージとゾンビ系へのダメージが上昇し、マヒに耐性が付く。