【大賢者】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:50:02

概要

【賢者】の中でも特に位階が高いと思われる存在・人物。
ちょくちょくそれを名乗る人物が現れるが、やはりDQ9のそれのインパクトが大きいだろう。

DQ6

物語終盤に登場する【マサール】【クリムト】兄弟の肩書き。
彼らは「大魔王の存在をゆるがす者が現れる」と予言し、
大魔王はその者と大賢者兄弟を会わせないようにするべく二人を別々に幽閉した。リメイク版では仲間の会話でミレーユでも知っている模様。

DQ7

【ハーメリア】の北東にある【謎のほこら】にいる、フード付きのローブに身を包んだ人物。
主人公一行に【ふしぎな石版?】を授けてくれる。

DQ9

DQ9の登場人物(?)。
【ガナン帝国城】の本棚で眠る本で、意思を持っており、言葉を話すこともできるが、いつも眠そうにしている。
賢者関連のクエストの依頼主でもある。
低威力の呪文でHPの高いモンスターやボスを倒す内容の、とにかく面倒なクエストを要求してくる。
まず、賢者に転職するためのクエスト【本棚に眠る大賢者】は「【トロルキング】をメラで倒せ」、【けんじゃのローブ】がもらえるクエスト【まだまだ眠る大賢者】では「【黒竜丸】をイオで倒せ」、【けんじゃの秘伝書】がもらえるクエスト【大賢者のヒミツ】は「【アトラス】をドルマで倒せ」。
クエストの内容もさることながら、態度もなかなかムカツク野郎だが、秘伝書は有用なので我慢しよう。
何気にストーリー上の重要人物で、【破壊神フォロボス】を本に封印した人物と推察される。
そのときにエネルギーを使い果たしたために、ほとんどの時間を眠って過ごしているようである。封印はとっくの昔に解けていたが。
 
ちなみに、モンスターリストの2ページ目の記述にもたびたび登場しているが、なにせ固有名詞ではないため同一人物かは不明。
【おどるほうせき】【ちていのばんにん】などは大賢者によって作られたとのこと。
特筆すべきは【ビッグモアイ】で、大賢者が自らの顔をモデルに作ったとか……。
どの程度本物と似ているのかは定かではないが、あの顔が本の中から話し掛けてくる時の幼い口調で喋ると思うと少々恐ろしいものがある。別人か、さもなくば造形に失敗して似ても似つかぬ顔になったのだと信じたいものだ。
 
破壊神フォロボスとの因縁については、追加クエストNo.180【解き放たれた破壊神】で語られる。
やはり破壊神フォロボスを神の書に封じた人物のようで、本のうちの1ページが彼を封じた【宝の地図】であったことが判明した。
破壊神をも封じる強力な魔法の代償として、自分も本に封印されてしまったものと推察される。
しかも自分でフォロボスの討伐を依頼しておきながらそのフォロボスの名前を忘れたりした場面もあった。
これではフォロボスに愚か者呼ばわりされても文句は言えまい。
設定の割にはとことんひょうきんな人物である。
 
余談だが、【ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王】では大賢者を自称している【マトリフ】の登場は、本に封じ込められた状態からであった。

トルネコ2

謎の老人【ガシラ】の肩書き。

ロトの紋章

かつて勇者ロトと共に戦った賢者【カダル】がこう呼ばれている。
というか、本人もノリノリでこの称号を名乗る。
カダルの後を継いだ【ポロン】別の称号で呼ばれるため、大賢者を名乗ることはない。

ウォーク

9と同一と思しき大賢者が2022年1月14日からの「豪氷の四天王」に登場。
自身の近くにいた本好きのシェントという若者に近づき、封じた四天王の復活が近いと呼びかけ、力を与えている。
こちらでもやっぱりいつも眠そうにしており、豪氷天を破るための大魔法書の紙片を探すヒントを遠回しに与えるとすぐに眠ってしまう。
後に「よみがえれ天の箱舟」でシェントと共に再登場。イベント期間中に依頼をこなして記憶を復元する「大賢者の記憶」を進めることで、世界観にまつわる説明や考察が記されたページを見ることができる。
プレイヤーに将来の実装を期待させる内容(天地の力を自在に操る職業・【ドラゴン(職業)】同様にモンスターの力を宿す職業の存在、自ら封印した「破壊神」への言及など)に目を引くが
考察に関する内容も新たな呪文属性の体系化や【マ素】【スカウトアタック】を連想させる内容から、【タンス】の防犯事情や近年登場しない呪文(【レミーラ】【アバカム】【レムオル】)への言及など、読み物として興味深いものとなっている。
そんな大賢者にも、秘蔵の本があるらしい。
 
「豪氷の四天王」と同時に開始した「いにしえの大賢者装備ふくびき」において、そのままの形で武器になる。名称は「封印されし大賢者」。
形状は本だが、杖扱い。レベル50への強化で攻撃魔力111、回復魔力12、攻撃力61になる。
攻撃用の武器だがレベル10で自分のHPとMPを一定量回復する「さとりのめいそう」を修得し、回復も両立する。
レベル15で敵単体にジバリア系の呪文特大ダメージを与え、たまに斬撃・体技ダメージを1回だけ軽減する効果を付与する「地ノ章・岩のくさび」、
レベル20で敵全体にバギ系の呪文特大ダメージを与え、たまにみかわし率を上げる「風ノ章・終節」を修得する。
いきなりスキルは戦闘開始時に 眠り耐性をかなり上げ、ヒャドとイオの耐性を上げる「いにしえの魔法壁」。
 
これまでジバリア系の呪文は盗賊やレンジャーの使うトラップ呪文ばかりで、すぐに攻撃する「地ノ章・岩のくさび」は唯一無二の効果。
「風ノ章・終節」も【バギクロス】を遥かに上回る高性能で、周回などで役に立つ。