“喇叭吹き”

Last-modified: 2024-05-23 (木) 23:42:39

シート

《マスター》
【名前】“喇叭吹き”
【容姿】ズタボロの男。
【願い事】世界終焉
【バッドエンド】世界存続
【グッドエンド】世界終焉
【令呪】3/3
【HP】10/10
【筋力】E:1
【耐久】D:2
【敏捷】E:1
【魔力】A:5
【幸運】E:1
【スキル1】勝利:自分のサーヴァントの最大HPを15増やす。
【スキル2】飢餓:任意のタイミングで英雄点5点の乗騎「仔羊」を召喚できる。
【スキル3】病死:自分のサーヴァントの物理攻撃時に補正値3を与える。
【その他】混沌・悪
 

使い魔

【クラス】使い魔
【名前】仔羊
【容姿】無垢な生贄。
【HP】5/5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】E:1
【魔力】E:1
【幸運】E:1
【その他】中立・善

 

 

を開け。目にき付けろ」
 

プロフィール

【通称】“喇叭吹き(ショファル)
【年齢】- 【身長】195cm 【体重】約14kg?*1
【地域】全世界
【属性】混沌・悪 【性別】- 【血液型】-
【誕生日】-
【イメージカラー】暗闇に燃える焔の赫
【一人称】私 【二人称】君、お前(感情が昂った時)
【特技】人間観察、心理掌握、人心解体
【好きなもの】思い出せない 【嫌いなもの】語り尽くせない
【天敵】救世主
【起源】-
【魔術属性】虚数
【魔術系統】×
【魔術特性】×
【魔術回路/質】× 【魔術回路/量】× 【魔術回路/編成】×
 
-と記載されている部分は「個人ではなく集合体であるため特定不能」の意
 

略歴

ある時期を境に確認されるようになった存在。
煤で薄汚れた衣服とボロボロの包帯で全身を覆い隠しており、さらに声はまるで壊れた機械音声のようにノイズまみれ。
出身地、性別、氏名、何もかもが詳細不明。
聖杯をはじめとする強力な力を秘めた道具のある所に現れ、行動を終えると消息を絶つ。まるで瞬間移動したかの如く、ありえない時間に、ありえない場所で姿を現す怪人。
魔術世界でも高名ではないが、聖堂教会からは「とある事件」を機に“喇叭吹き(ショファル)”と呼ばれて警戒されている。
 
その正体は『死相(デッドフェイス)』と呼ばれる悪性情報の一種。
加害者のみならず、自分を助けなかった者、自分の存在を認知していない一般人たち、自分のような犠牲者の発生を許容する世界を憎んで死んだ者たちの集合体。
死者や怨霊ですらなく、地上に焼き付いた断末魔。その在り方は“タタリ”と呼ばれる祖に近しい。
 

目津市聖杯戦争の顛末

上述した通り、聖杯を求めて参戦。
しかし生きながらに思想を共にする同盟者、自分たちのように恩讐の炎に焼かれる魔女、そして道を踏み外しかけた少女との邂逅を経て、単なる復讐の化身ではない貌を見せるようになる。
最終的には敗れ、聖杯を諦めてでも同盟者との契約を果たすことを選び、そして自分たちのようにならなかった少女へ薫陶を送って消えていった。
実体なき精神情報の集合体である“喇叭吹き”に死の概念は無い。世界が無常な地獄である限り、彼らが消滅することはなく。今回の退場も単なる「一回休み」でしかない。
それでも、彼らは此度は自分たちの敗北であると潔く認めた。
────朝日は昇った。ならば影は此処から去らねばならぬのだと。

 

人物像

一見すると理性的で思慮深い人物。
毅然とした態度、芝居がかったようにも感じられる丁寧な言葉遣いが特徴的。
博識で機知に富み、神話や歴史、道徳や哲学にも造詣が深い。教職のような印象を抱かせる。
一方で人の本質を暴く能力に長け、相手の触れられたくない核心を突くなど、苛烈な一面も垣間見える。
その本質は怨嗟の化身。
心の内には自分たち以外に向けた怨念が渦巻いており、人格的な振る舞いの裏でこの世の全てを憎んでいる。
しかし決して感情のままに暴れる狂人ではなく、自らの矛盾と豪を省みる知性と良識の持ち主でもある。
しかしだからこそ世界の不条理から目を背き切れず、憎悪の炎に身を焚べることとなった。
 
ただし、あくまでもこれは“喇叭吹き”の一側面、彼らを構成する怨念の1つが表層に現れただけに過ぎない。
また厳密には主人格という概念は無い。次に姿を見せた際に“彼”であるとは限らない。
 

能力

“残影”

死相(デッドフェイス)の一種。悪性の精神情報の集合体。
通常のデッドフェイスは、死にきれない精神が死した肉体を動かすアンデッドのようなもの。
しかし彼らは肉体を持たない。光を浴びる本体を失ってなお残り続ける、地上に焼き付いた影。
現世での活動にあたり包帯状の礼装で肉体を構築しているが実際には実体は無く、物理的手段では討滅不可能。
また肉体が無いため疑似神経である魔術回路も持たないが、存在そのものが「魔」に近しいため、回路を通さず悪性情報を魔力へ直接変換する機能を有している。
 
情報を蓄積する電脳世界ならいざ知らず、現実世界でデッドフェイスが発生することは本来ならばあり得ない。
地上において情報とは、広まるのも早いが忘れ去られるのも早い一過性のものであるからだ。
にも拘わらず、彼らはかの祖のような外部の協力も無しに地上に焼き付き、尚且つ自らの在り方を歪めることなく維持し続けている。
それは、彼らが死の間際に抱いた絶望と怨嗟の炎がそれほどまでに苛烈であったことの証明である。
 

世界で彼らのような存在が生じる限り、彼らは不滅。霊的干渉によって完全に消滅させても、いずれ再び発生する。
故にこそ、彼らは世界の終焉を目指す。
その衝動の根底には八つ当たりでもある世界への恨みの他に、もう二度と自分たちのような存在が生じないようにという義憤と祈りも籠められている。

 

黙示四篇(ホースメン)

勝利(ホワイト)戦争(レッド)飢餓(ブラック)病死(ペイル)の4つからなる魔術礼装。
別の聖杯戦争や魔術協会関係の施設の襲撃によって得たリソースを元に作成したもの。
それぞれ「継戦能力の補強」「武器の構築」「食料の生産」「瀕死時限定で能力強化」の機能を有する。
4つの内、戦争は触媒に使用され、勝利と病死は召喚されたセイバー自身に組み込まれた。
なお、触媒としての運用は想定されていたもの。
『ヨハネの黙示録』をモチーフとしたこれを用いて四騎士のいずれかを召喚することで「四騎士がいる今は世界の終わりである」とし、聖杯による世界終焉を招きやすくする目算であった。
 

参加歴

ゴールデンウィーク・エンド:セイバー/レッドライダー〔アナザー〕


*1 21*666=13986