FF5
Lv2、HP900、MP200、種族:人。
攻撃力15、物理倍率6、素早さ35、魔力0。
防御力0、回避力0、魔法防御20、魔法回避0。
弱点・無効化・吸収属性なし。
有効な状態異常:小人、蛙、眠り、沈黙以外有効。
行動:
- 1ターン目:サイレス/スロウ/ヘイスト
- 2ターン目:ケアル(セイレーンに使用)/ブリザド/ライブラ
- 3ターン目:プロテス/スリプル/サンダー
- 4ターン目:アンデッドに変身。
盗み:通常枠=なし/レア枠=なし。落とすアイテム:ブロンズアーマー(100%)。
ボス系耐性持ち。
獲得ABP:5。
アンデッド時
Lv2、HP900、MP200、種族:人/不死。
攻撃力14、物理倍率8、素早さ35、魔力0。
防御力12、回避力0、魔法防御0、魔法回避0。
弱点属性:炎。無効化属性なし。吸収属性:毒。
有効な状態異常:暗闇、石化、スロウ、即死、ゾンビ、リフレク。
行動:
- 1ターン目:たたかう/たたかう/だきしめる(毒)
- 2ターン目:たたかう/たたかう/だきしめる
- 3ターン目:たたかう/だきしめる/だきしめる
- 4ターン目:通常形態に変身。
盗み:通常枠=なし/レア枠=なし。落とすアイテム:ブロンズシールド(100%)。
獲得ABP:5。
船の墓場のボスモンスター。
船の墓場の出口に近づいたバッツたちに、それぞれの近親者の幻を見せて惑わし、魂を奪い取ろうとした。
このうちバッツ・レナ・ファリスは魂を奪われかけたが、ガラフは記憶を失っていたため、クルルの幻に幻惑されずに他の3人を助けることとなった。
- ファリスがタイクーン王の幻に幻惑されるところは、彼女の出自の伏線となっている。
セイレーンは戦闘開始後は通常形態をとっているが、一定周期でアンデッド形態に変化し、また通常形態に戻る、というサイクルを繰り返す。
通常時はブリザド・サンダー・サイレス・スリプル・プロテス・ヘイスト・ライブラ・ケアルと多彩な魔法を用いる。
このときは3属性の魔法が効かないほか、魔法防御力も高いので物理攻撃のほうが有効。
アンデッド形態では逆に物理防御力が上がり、魔法防御力が下がるほか、
毒属性吸収、炎・ケアル系に弱いといった防御特性になるのでファイアやケアルが有効。
元々の威力が高いエアロも有効。ファイアには及ばないものの、ケアルより大きなダメージを与えられる。
物理攻撃が効きにくいので、魔法をセットしていないキャラクターはポーションで攻撃するといい。
- FF5のアンデッドはエーテルを与えてもMPは削れない。
アンデッド形態はダメージ+猛毒効果の「だきしめる」を使うのでどくけしやポイゾナがあると良い。
通常時に倒すとブロンズアーマー、アンデッド時に倒すとブロンズシールドを落とす。
ポーションで回復しつつ全員モンクで一気に叩くか、全員黒魔道士(もしくは「くろまほう」をセット)でアンデッド状態のときにファイアを連発するのが一番。
通常時のことも考えるとナイト+「!くろまほう」がベストかもしれない。
- ボスフラグを持っているため、アンデッド状態でもフェニックスの尾では即死しない。
もっとも、序盤のボスに1000ギルもするフェニックスの尾を使う人は少なかっただろう。対キラーボウ等の即死に対する耐性は持っていない。 - セイレーンのレベルは2なので、この段階でレベル2のキャラがいれば、ブロードソードを装備してゴブリンパンチを使うと防御無視8倍撃で240ダメージ与えられ、4発で撃破できる。レナ・ガラフの二人をレベル2で揃えておけば楽勝。
どちらの形態時に倒しても獲得ABPは同じ5。
通常形態時に使うヘイストとプロテスは、モードチェンジで解除されるので気にする必要はない。
最も厄介な魔法はスロウ。この時点では一旦戦闘不能にして復活させないと解除できない。
- よく言われる事だが一人旅ボスで最初に詰まる奴。ほとんど無理ゲーになる原因がスロウである。
戦闘序盤でこれを受けたらリセットすべきである。レベルを上げまくってるなら別だが。 - スロウの命中率は95%なので、稀に外れる事もある。
自分が1人旅をした時はスロウが効かなかったので勝てた。
- ボス系耐性をなくしてフェニックスのおが効くようにしても、低レベル1人旅をやる人は即死技も縛っていただろう。
- パターンはめを駆使すれば一応勝てる。
パターンはめを駆使しないで勝てる確率は(乱数を考慮しなければ)数十万~数百万分の一らしい。
モーションごとの弱点が正反対であるため、何も考えずに攻撃するのでは苦戦を免れない。
初心者や力押しで進む人には中々の強敵ではないだろうか(ゴブリンパンチもあるけど)。
ウイングラプターとはまた違う意味でATBをうまく活用したボスである。
- 初めてFFをやる人にとっては、アンデッド系の特性を学べる船の墓場での総集編みたいな感じ。
戦闘前のグラフィックが珍しく1キャラ分ではなく、背が高い。
もっと大きいキャラもいるが、ほとんどの敵グラが1キャラ分である事を考えると、他に出番が無いにもかかわらず専用の大きいグラフィックを与えられている彼女はちょっと異質である。
イベント中彼女自身は動かないので、画面映えを考えたのだろうか。
- プロモーションやゲームショーなどに出展する部分は結構力を入れる場合が多い。
クルルはロンカ遺跡クリア後に初めて第一世界に来たわけだが、記憶に関しては思い出せないだけだから、深層心理にある大事な家族の記憶を利用したのだろう。
- もしもこの時、ガラフに記憶があったら全員魂を奪われ、死んでいただろう。
序盤でパーティを本気で全滅の危機に追い込んだ難敵。- 仮にこの時ガラフに記憶があったとしてもガラフは暁の四戦士の一人だし、過去に幾多もの修羅場をくぐり抜けてきた戦いのプロな訳だから、こんなのが罠だということもすぐ見抜いているかも。
NTT出版基礎知識編33Pに、天野氏のイラストとゲーム内の設定が記載されている。
「敵を催眠術にかけ、もうろうとしている間に魂を抜き取る魔法使い。
時空魔法、攻撃魔法を次々と使ってくる。
戦闘が長引くと途中で体の細胞を変質させ、アンデッドに姿を変える」
正体がアンデッドではなく、長期戦用に細胞を変質させてアンデッド化する魔法使いのようだ。
- 魂を抜き取ったりアンデッド特性を得たりする魔法使いとは、いわばジョブにあてはめるとネクロマンサーか。
- セイレーンが自分でアンデッド化したり元に戻ったりすることで、のちにプレイヤー側も状態異常などでゾンビ化、アンデッド化すること(生きたままゾンビになるし、再び元の生きた人間に戻れるという設定)を比較的違和感なく受け入れられたと思う。
天野氏のイラストでは、剣を所持していたり魔法使いのようなつばの広い帽子をかぶっていたりと、魔法剣士のように見えなくもない。
貴族のキュロットのような衣装など、どことなくファリスの原案っぽく感じられる部分もある。
戦闘前の大きめのドット絵は天野絵に忠実。
FF5(GBA版)
「アンデットへと すがたをかえる!」の誤字が修正され、アンデッド表記になった。
亡者の巣窟の第一グループ三番手に出現するものはHPが14000にアップ。
使用してくる魔法もガ系に強化されているが、ここまで来たプレイヤーには全く脅威にならない。
- ガ系に変わっているのは、ケアル(⇒ケアルガ)、サンダー(⇒サンダガ)、ブリザド(⇒ブリザガ)のみ。
FF5(ピクセルリマスター版)
SFC版から旧スマホ版までアンデッド状態でも影があったが、iOS版ピクセルリマスター版ではアンデッド化に伴い影が消える(初期からver1.0.8まで一貫)。
- 家庭用版ではアンデッド化しても影が残る。
FF11
星唄ミッション第一章「迷えし聖獣」で対決。
巨大な翼を持つ女性型のモンスター。ハルペイアやガルーダよりもより人間に近い姿。
魅了技エンタイスや沈黙技ルナティックボイスを使用する。
またクラーサクコール使用時は巨大な竪琴を奏でる。
2002年サービス開始初期からアイテムテキスト等で存在だけは確認できたが
実際の登場は2015年に実装された最終ミッション「ヴァナディールの星唄」となった。
詳細はこちら→セイレーン
FF14
新生エオルゼアにて登場。歌声で人々を魅了し配下の亡霊にできる。
メインクエストでは西ラノシアの幻影諸島を根城に、周辺の船を魅了し沈め続けていた。
調査に訪れたプレイヤーが歌声に惑わされないと知るや死んだ船乗り達をけしかけるも敵わず姿を消す。
しかしその後再び現れ島の灯台を占拠。これを討伐すべくID「怪鳥巨塔 シリウス大灯台」が開放される。
本人と実際に戦うのはIDのみ。主に歌声と竪琴による攻撃を駆使する。
状態異常が豊富でペインや混乱を付与してくるため、特にヒーラーによる対応が求められる。
また、引き続き配下の亡霊もけしかけるうえ、今回はバインド(移動不可)にする者もいる。
FFL
吟遊詩人編の海賊島洞窟に出現する。
WOFF
セラフィ系のミラージュ。
Lサイズ。亜種にラ・セラフィ?がいる。
ココロクエスト「ちょっぴり悔しいから編」をクリアすると記憶が手に入り、シルフからヘンシンカできるようになる。
ケアルラやバランガ、子守唄?、祝福の時?が使える。
「サイレントヴォイス」はセイレーン専用技。
ストーリーではアウィンが連れていたりする。
人の言葉は話せないようだが、見た目的にはほぼオオビトの女性なので、ミラージュの中ではシヴァと並んでセクシーである。
WOFFMM
レア4のモンスター。
森属性、サイズはL。遠距離しえん・セイレーンタイプ。
ふゆうしている。
戦闘開始に敵にストップを付与したりする。
HPの回復をするミラージュで、自身のHPが減ると味方の防御を上げる。
攻撃技がノセノセの「サイレントヴォイス系」しか無いため、高難易度や長期戦向け。
スタイル変更でメガネを掛ける。OLというか秘書っぽくなる。
FFRK
FF5から船の墓場のボスとして登場している。例の誤植についてはちゃんとアンデッド表記となっている。
ノーマルダンジョンのスペシャルスコア条件はアンデッド状態になる前に撃破。