特技/【レクイエム】

Last-modified: 2022-11-20 (日) 13:18:34

「レクイエム」(requiem)とは「鎮魂歌」の意味。


関連:音楽/【レクイエム】特技/【鎮魂歌】


FF4(GBA版)

隠しダンジョンの月の遺跡吟遊詩人の試練亡霊が使う。
一度HPをゼロにして復活した後に「うたう(orねっしょう)」を使うと、カウンターで発動して成仏する。
そのため、ギルバートが竪琴を装備している必要がある。
この試練中のみレクイエムハープが使えるが、他の竪琴でもよい。

FF5

吟遊詩人のアビリティ「うたう」で使用できる歌の一つ。
ケルブの村飛竜の谷に行くバッツたちの無事を祈り、儀式をしているウェアウルフのうちの一人から教えてもらえる。


効果は「敵のアンデッド全員に大ダメージを与え、さらにスリップ状態にする」というもの。
基礎威力225、MP無消費。
魔力の高さに比例してダメージが伸びるうえ、基礎威力250・魔防を無視しない召喚のメガフレアにも匹敵する攻撃力。
さらにレクイエムは魔法防御無視、プロテスシェルのダメージ半減効果を無視してダメージ計算を行うため、相当なダメージ量が期待できる。

  • 無消費なのに破格の性能。本作はアンデッド種族が多い上に、「防御無視」攻撃でも「プロテス」・「シェル」のダメージ半減効果の影響を受けてしまうので、それらを無視できるのは非常に強力。
  • 最初からプロテス・シェルが掛かっていて、スリップに耐性の無いギルガメに対して有効な攻撃手段の一つ。

入手時期を考えるととんでもないバ火力で、対アンデッド用として終盤でもトップクラスの性能を誇る。
ただ、さすがに単体相手の賢者の杖アポロンのハープと比較すると若干分が悪い。この二つはどちらもアンデッド8倍撃であり、賢者の杖に至っては乱れ撃ち可能なため。

  • 入手時期や使うケースで言えば、基本的にレクイエムのほうが使い勝手は良くなることが多い。
    全体攻撃であるにも関わらず非アンデッドを素通しするので、余計なカウンターをもらう心配がない。
  • 混成パーティでもアンデッドだけを確実に掃討できるため、吸収系などを使う味方との相性も良い。
    もっと単純に、相手がアンデッドかどうかを判別するのにも使えたりする。

吟遊詩人の魔力補正は+11。素で歌ってもそれなりに強いが、魔法アビリティを付けるとさらに有効。「黒魔法L1」ですら+16の補正になるので、Lv5とか6とかじゃなくとも魔力は上昇する。

  • 入手時期的に魔道士系ジョブなら2000を超えるダメージ。「うたう」には魔力底上げ効果がないので、戦士系ジョブだと数百程度のダメージにしかならない。素の吟遊詩人なら約1500ダメージ。
  • 逆に言うと唯一の「攻撃歌(?)」なので歌の中では異質。他の歌は魔力よりも素早さが高いキャラが使用したいところ。

「うたう」が実質的にこれを使うためだけのアビリティになってしまったプレイヤーも多いのでは。


飛竜の谷、ピラミッド大海溝のように、アンデッドが多く出現するダンジョンで役に立つ。

吟遊詩人マスターに必要なABPは全ジョブ中最も少ない175。
チュートリアルとしてケルブの谷のウェアウルフがアンデッドへの特攻を教えてくれるので、飛竜の谷と大海溝の二つを吟遊詩人で踏破し、自然とマスターする場合も多いだろう。


魔道士系には竜剣と一緒に「うたう」も覚えさせておきたい理由の一つ。
この2種類があれば大体どんな状況でも対応できる。


「ウッホエッホ!ウッホエッホ!
「あんたらの無事を祈る儀式じゃ!儀式じゃ!
「あんたらの無事を祈ってこの歌をプレゼントしよう!アンデッドの魔物に効く歌じゃ!

レクイエムを授けてくれるウェアウルフと一緒に踊ってる一人が、「あんたらの無事を祈る儀式じゃ!」と言っている。
この歌を戦力として使って無事に帰れるようにと願い、授けてくれたものと思われる。

FF5(iOS/Android版)

総じて大幅強化されたが、敵のシェルを貫通しない仕様に変更された。
ダンシングダガーが仕様的に強化されたこともあり、ギルガメ戦はレクイエムよりも魔法剣二刀流ダンシングダガー+バーサクが最も有効となる。


旧スマホ版では仕様が大きく変わっている。魔法防御の影響を受け、シェルにより倍率が半減されるようになった一方、最終的なダメージが2倍になり、ダメージの振れ幅も大きくなった(威力225~232だったのが、225~253に)。

  • 検証記録。魔法倍率5倍のキャラがボーンドラゴンに向かってレクイエムを使ったところ、シェル状態のボーンドラゴンに対して936ダメージ、非シェル状態に対しては2310ダメージを確認。これにより、シェルによる倍率半減・切り捨てを受けて魔法倍率が5から2に下がっていることが分かる。
  • しかし、倍率5倍のレクイエムが2310ダメージとなるのはあまりにも大きすぎる。魔法倍率4倍のキャラがギルガメにレクイエムを使ったところ、最小で680ダメージ、最大で792ダメージを確認した。ギルガメはシェル状態であるから、倍率は2倍に下がるが、ダメージはいずれも4の倍数であった。このことから、最終的なダメージが2倍になっていると推測される。また、ダメージの振れ幅がかなり大きく、(0~威力/32)ではなく(0~威力/8)が加算されるようになったと考えられる。ギルガメの魔法防御55の影響を受けたとすると最小のダメージが(225-55)×2×2で680、最大ダメージが(253-55)×2×2で792となり辻褄が合う。

以上から、加算される威力の乱数部分が大きくなったこと、魔法防御の影響を受けるようになったこと、シェルにより倍率が半減するようになったこと、最終ダメージが2倍されること、の4つの変更点を確認できた。ギルガメに対する期待ダメージはやや減少したが、総合的には強化されている。

FF5(ピクセルリマスター版)

シェル貫通・魔法防御無視・与ダメ2倍効果削除とSFC版の性能に戻っている。


カテゴリ弱点の2倍撃ダメージが初実装されたため、音波弱点の正体不明たちにレクイエムが覿面有効になっている。

FF10

シーモアオーバードライブ技
敵全体にダメージを与える魔法攻撃タイプの技で、動作時間は4。威力は40で、射程は無限大。
リフレクで跳ね返されることはないが、シェルで軽減されるらしい。クリティカルヒットすることもある。
プレイヤーは、シンのコケラ:ギイとの2回目の戦闘の時だけしか使えない。
ライブラでシーモアを対象にすると存在が確認できる。


2回目のシンのコケラ:ギイ戦はシーモアが適当に攻撃魔法を放っていればほぼ勝ててしまうので、
オーバードライブが発動するほどの長期戦にはなかなかならない。そのため、見る機会は極めて少ない。
お目にかけたければ、攻撃せずゲージが溜まるのをのんびり待とう。


霊魂のような光が出現した後、暗転した空間で爆発が起きるという、どことなくアルテマに似たエフェクト。
そこそこ派手だが演出は短くあっさり終わってしまうので、苦労してゲージを溜めた分拍子抜けするかも。

FF10-2

無印では登場しないが、真夜中の叫びのエフェクトに使いまわされている。
インター版のクリーチャークリエイトでは登場するが、使用者は何故かシーモアでなくルブラン一味の戦闘員で構成された弱小戦隊の一員。
ただしシーモアは仲間にした場合修得する。

FF11

吟遊詩人が詩える呪歌の一つ。「魔物のレクイエム」という名称で、IからVIIまで存在。
敵単体に音波によるスリップダメージを与える。
火力に乏しい吟遊詩人にとっては、ソロ活動時などの貴重なダメージソースとなる。
が、とある時期よりレクイエム完全耐性を持つ敵が多くなり、活用する機会が減ってしまった。


詳細はこちら→魔物のレクイエム

FF14

表記は「魔人のレクイエム」。かつて吟遊詩人がレベル35で習得したアビリティ。
発動中はMPを継続消費し、広範囲の敵の魔法耐性を10%下げる。再使用で解除。

  • パッチ4.0で被ダメージを3%上げる効果へ変更となった。

パッチ5.0での調整に伴い削除され、現在は使用できない。

FFTA2

ハーディ吟遊詩人)のアビリティ「詩う」の1つ。
最初から覚えており、アンデッドに大ダメージを与える。
ただ、FFT系のアンデッドは消滅させるに限るので、ありがたみも微妙である。
墓石化したアンデッドへのトドメに使えるので、悪くはない。

FFL

吟遊詩人のコマンドアビリティ「歌う」の技の一つで、メモリスト編以降にJLV12で覚えられる。
アンデッド系の敵全体にダメージを与える。消費MPは34。
精神依存であり、数値によっては軽く4桁の大ダメージを与えられる。
信じられないほど低性能なドーピング系の歌とは違って、
敵が対象の即時発動系の歌は概して使い勝手がいい。

FFRK

レア2の吟遊詩人アビリティ。対象単体に無属性の魔法ダメージを与える。
生成に必要なオーブ(小)は白8個、闇5個。


メビウスFFのカオスが使用する全体に炎属性ダメージを与える技。

メビウスFF

カオスが使用してくる攻撃技。
広範囲に大量の火柱を起こして攻撃する。
ファイジャよりダメージが大きい。

FFBE

ジルベール?などが習得する特殊アビリティ。
敵全体にダメージ。アンデッドキラー。消費MP9。


シーモアのリミットバースト。

DFFOO

EX武器「幻異の杖【X】」またはパッシブ「スピラに捧げる鎮魂歌」を装備したシーモアが使用できるEXアビリティ。
3HIT全体魔法BRV攻撃+全体HP攻撃。与えるHPダメージは分配。リキャスト時間はややおそい。
攻撃対象が単体の時、与えるBRVダメージが中アップ。
弱体効果が付与された対象に、より大きなBRVダメージを与えることができる。