海外旅行という意味の他、アーティストやミュージシャンが世界規模で行うライブ活動や、
スポーツにおける世界選手権に対しても使われることがある言葉。
…何故この言葉がアクションとしてモンハンのwikiに載っているかというのは概要を読めばご理解頂けるだろう。
目次
概要
- モンハンでは翼を持つモンスターが行う高空を旋回しながらの地上強襲技の俗称(蔑称?)として定着している。
名前の由来はその動作があたかも空を旅しているように見えることから。
特にリオレウスの十八番であり、レウスがヘタレと呼ばれるようになった最大の原因と言われる。
リオレウスのワールドツアー
- 戦闘中にやおら飛翔したかと思うとマップ外へ飛び去り、大きく円を描くように周回した後、
猛スピードで滑空突進してくる攻撃アクション。
咆哮をあげつつ迫るリオレウスの姿はかなり迫力があり、デザインのモデルである猛禽類を彷彿とさせる。
威力の方も中々のもので、毒による追加効果も合わせてもらってしまうと中々痛い。
- 空の王者を象徴するアクションと言えば聞こえがいいが、一方でアクションゲームとして見ると遅延行動として悪名高かった。
飛翔した時点でボウガンや弓による攻撃すら届かず、
更に空中を周回している間は完全なエリア外のためにハンターは手出しできない。
極めつけに初代MH~MHP2Gまでは
飛翔してから攻撃してくるまでに30秒前後、攻撃後にエリア外に飛び出してしまうと
復帰するまでに1分近くを要するなど、その時間稼ぎ能力で多くのハンターを苦しめていた。- 一応、エリア外に飛び出した後の復帰位置が固定なのを利用して、
罠にかける・着地を攻撃するなどの反撃は可能である。
しかしMH2ではこのアクションを繰り出す頻度が尋常ではない+5分タイマーとも称された移動頻度で
時間切れまでリオレウスを追い回すハメになったというハンターも多い。
亜種はさらに高頻度で飛行系アクションを使うため、
効率的に狩猟したい場合は閃光玉を用いたハメなどが推奨されていた。 - MH2がベースになっているMHP2(G)でもこの仕様が踏襲されており、G級になると通常種・亜種ともに多様しはじめる。
同エリアで2回以上使用することも珍しくなく、
発見と同時にワールドツアーを始めたりバックジャンプから派生したりする。
ひどい時だと、連続してワールドツアーを行う場合もある。
こうなった時のイライラは半端なく、焦ってプレイミスに繋がりかねない。
- 一応、エリア外に飛び出した後の復帰位置が固定なのを利用して、
- アクション面だけでなく、美観の面から不満の声が挙がる場合もあった。
MHシリーズでは大自然が表現されているが、その実3D空間自体が広大なわけではなく、
遠くにあると錯覚させるようにサイズを小さくしたハリボテ状のモデルなどで表現されている。
リオレウスがエリア外に飛び出した場合、その背景の中に一旦着地してから戻ってくるため、
木と縮尺が合わない、森や地形の上に着地していてハリボテ感が目立ってしまうという一面もあった。- 場所によっては勢いよく海の中にドボンと落ちることもある。
しかし、その後何事も無かったかのように水中から羽ばたいて出てくる。
浅瀬ならともかく、飛竜種の体の作りでガノトトスの巨体が平然と泳げるほどの深さの海中に落ちたら
そのまま溺死してしまいそうなものなのだが。
仮に海の中にガノトトスがいたならば、そのままかぶりついて来そうである。
- 場所によっては勢いよく海の中にドボンと落ちることもある。
- MHG・MHPでは明らかに挙動がバグっており、
旋回飛行→通常羽ばたきでエリア中央に復帰というパターンが頻繁に見受けられる。
おそらくMHGで大型モンスターがエリア外に飛び出した時の処理が変更されており、
「エリア外に行ったらすぐに通常飛行で復帰」とされた結果であると考えられる。
エリア外に飛び出してから攻撃するリオレウスの場合、この煽りをもろに食って大技が出せなくなっていた。
- もう一つの難点として、有効な攻撃になりうる地形が限られすぎていて、ゲーム上の存在意義が薄いという点もあった。
エリア外から滑空突進してくる都合上、エリア周囲に障害物があると引っ掛かった地点での高度で攻撃を行うため、
ハンターの遥か頭上を通過していくことが少なからずある。障害物に囲まれているエリアではコントローラーから
手を離して放置していても当たりすらしないという点も、遅延行動というイメージを強めてしまっていた。- 一方、初期作品では逆に水平方向の追尾精度が物凄く、納刀ダッシュでも振り切れず当たるレベルだった。
森と丘の一部や沼地など、障害物のないエリアで戦闘している間はかなりの脅威になりうる。
- 一方、初期作品では逆に水平方向の追尾精度が物凄く、納刀ダッシュでも振り切れず当たるレベルだった。
- ちなみに、ワールドツアーを開始後にこちらがエリア移動を行うと、突撃対象を見失って仕方なく降りてくる。
さっさと降りてきて欲しい方は試してみるといい。
- MHP2Gまでの仕様が不評だったためか、3系統ではそもそも使用頻度が激減している。
また、アクション自体も大きく変更されており、旋回半径・時間が非常に短くなっている。
動作もわかりやすくなり、飛んですぐエリア移動の鳴き声をしたら確実にワールドツアーをする。
なお、旧作の命中精度も改善し、棒立ちしていると必ず喰らう様に成った。
旧シリーズ同様、慣れれば閃光玉で撃墜できるが、
こちらはスピードが速いので注意しないと轢かれてしまう。- MH3Gのリオレウス希少種だけは別で、旧作並みに長いワールドツアーを行う。
しかも、急降下攻撃と見せかけて毒鉤爪攻撃に繋げて来るパターンが追加されたので、
だったら最初から飛び上がって鉤爪してこいと思ってしまう。
そもそも滞空して風圧を浴びせて行動不能にしてくることの方がよっぽど脅威なのだが。
もっとも3Gのリオレウス希少種は、エリア移動も逃げ場も無い塔でしか戦えないので、
武器を研いだり、肉を焼いたり食べたりする時間ができるため、
「態勢を立て直せるからむしろ助かる」というハンターもいる。
(むしろMHP3から変更された、頭の硬さに悩まされているハンターの方が多いとか…)
- MH3Gのリオレウス希少種だけは別で、旧作並みに長いワールドツアーを行う。
- MH4系列では飛竜の巣にいる時限定の行動になり、巣以外のエリアでは一切使用しなくなった。
その代わりとんでもない行動パターンを身につけており、ただエリア内を飛び回るだけでなく
飛行しながらハンター達を炎ブレスで狙い撃ちするようになった。
距離こそ遠いので回避は容易だが、逆に動かないでいると確実に焼かれる。
更に旋回を終え、いよいよ急降下を行おうという直前にもさりげなく1発吐くなど
その執拗ぶりは半端なものではない。
村クエ中心に進めた場合、リオレウスとの初戦闘がまさにその飛竜の巣で行われるため
ワールドツアーを目の当りにする確率が高く、驚愕させられるハンターが続出した。- また、ワールドツアー中のブレスが地面に着弾すると高確率で地形が傾くギミックが働き、
最大まで傾くと飛竜の巣全体を映すようにカメラが切り替わる。
過去作以上に性能より演出面で凝った技という印象が強くなったかも知れないが、
地形が傾くとハンターの動作に影響が出てくる他、設置した罠が破壊されるため油断はできない。
村クエ以外のクエストでも初期位置が飛竜の巣であることが多いが、こやし玉一つで解決できるため、
リオレウスの狩猟クエストでは開幕でこやし玉を当ててエリア移動をさせることでワールドツアーを回避できる。
また隙を見て卵を採取して隣のエリアに移動することで誘導するという手もある。
大事な我が子を守ろうとする余り肝心の巣を焦土にしたり傾けたり却って危険な目に合わせている矛盾…
この場合こやし玉で親を追い払ってくれるハンターの方が卵には命の恩人である。
- また、ワールドツアー中のブレスが地面に着弾すると高確率で地形が傾くギミックが働き、
- MHW及びMHW:Iでは完全にオミットされた。
シームレスなゲームシステムとワールドツアーは全くかみ合わないため、削除も致し方なかっただろう。- ワールドツアーがないのはよかったのだが、
閃光耐性やMR以降の閃光ダウン廃止により通常の滞空を強制解除させる手段が激減。
さらに亜種は「空中から着地する攻撃は全てバックジャンプブレスに派生する」という仕様をもっており、
ダメージや閃光での撃墜以外では全く着地しなくなった。
ついでに怒り状態になると咆哮→バックジャンプブレスに確定で派生するため、
飛ばれやすさではクシャと互角である。
危険度2のため需要もなく、現状人気があるモンスターだとは言い難い。
- ワールドツアーがないのはよかったのだが、
- MHRiseでは、数ある空中攻撃の中に遠距離を旋回飛行しながらハンターをブレスで狙撃し、
最後に空中突進攻撃で締めるというMH4系列のワールドツアーを彷彿とさせる行動パターンがある。
ただ、今作のリオレウスは空中行動を攻撃連携の一部として用いるため長時間飛び続けることがなくなっており、
このワールドツアーも全体の流れは極めてスピーディーで時間稼ぎという性質はほとんどない。
ちなみに長年ハンターを悩ませてきた咆哮→バックジャンプブレスのコンボも廃止されている。
- MHFではハードコアモードへの切り替えを行うことで、
使用頻度を激減させることができる。また、素の使用頻度もアップデートによる調整で
抑えられてはいるが、どちらも全く使ってこなくなった訳ではない。- G級のリオレウス希少種は一般的なワールドツアーが完全にオミットされている。
代わりに、空を飛び旋回しつつ炎ブレスで攻撃を加え(MH4系より精度は悪い)、
最後に巨大なチャージブレスを吐き出し、それをキックで爆砕するという大技を用いるようになった。
なお飛んでから降りてくるまでの時間は決まっているが、
飛行中に閃光玉で叩き落すことは(チャージブレスを蹴り飛ばす瞬間を除き)できない。
- G級のリオレウス希少種は一般的なワールドツアーが完全にオミットされている。
- 作品によってはこの攻撃がリオレウス唯一の龍属性攻撃だったりする。
龍耐性の低い防具では一応気をつけておくこと。
その他のワールドツアー
- リオレウスの持ち技というイメージが強いが、
実はイャンクックやゲリョス、ヒプノックなどの鳥竜種モンスターも条件によっては使用する。
MHP2(G)で極めて低確率で繰り出してくることがあるほか、非発見状態&滞空中に攻撃を加えると
反撃として繰り出してくる。自動マーキングなどを使って移動先に先回りし、背面から攻撃すると
高確率で誘発させられるが、太刀の縦斬りで尻尾を狙った時などにうっかりやりがちである。- MH4以降は鳥竜種モンスターはこの技を一切使用しなくなっており、
ワールドツアーは名実ともにリオレウスの専用技となった。
- MH4以降は鳥竜種モンスターはこの技を一切使用しなくなっており、
- MHWorldではこの行動は廃止されたが、フィールドのシームレス化+高低差が大きくなった為に
リオレウス筆頭、よく移動するモンスターがエリア上層と下層を延々行ったり来たりしてまともに
戦闘できなくなるという状況が散見される。特に初期マップである古代樹の森は構造がやたら
複雑に入り組んでいる事もあり、多くのハンターを困惑させていた。
幸い、上層の巣の近くにもキャンプを設置できる箇所があるので、
ファストトラベルを利用する事で移動の手間をある程度割くことが可能。- アクションとしてはパオウルムーがまさかの継承。
陸珊瑚の台地にある巣(エリア9)に逃げ込んだ際に使用する事がある限定アクションで、
天井に開いた穴からマップ外に飛び去ったかと思うと、いずれかの方向から回転突進してくる。
- アクションとしてはパオウルムーがまさかの継承。
類似行動
アノルパティス
- 上方へと飛び上がり、ハンターの近接攻撃が届かない中空を旋回。
その後空中で溜めてブレスを放ち、広範囲に氷柱が降りしきる状況を発生させる。
ブレスを吐き終わったアノルパティスは着地し、しばらく威嚇を行う。- リオレウスの物より各動作がスピーディであり、待ちぼうけになる時間は少ない。
また、本体が技後に隙を晒すため、アノルパティスの行動ではやや有情な部類に入る。 - この行動の問題点は「普通の技故に、複数回連続で繰り出す場合がある」というもの。
一回だけであれば攻撃チャンスにもなるのだが、二連続で行った場合は
「1回目の氷柱が降り続く中、ハンター側はアノルパティスに攻撃できない」状況になり、
一方的に攻撃され続けるため非常にストレスを感じてしまう行動にもなる。
- リオレウスの物より各動作がスピーディであり、待ちぼうけになる時間は少ない。
シャンティエン
- 第3形態へと移行したシャンティエンが確定で行う、かなり特殊な行動。
形態変化のムービー*2で飛び上がった後に大型探査船のエリア外へと離脱、
その後翼から翔気を噴射してジェット機の如く超高速滑空をひたすら繰り返す。- 基本的にはエリア外周部の特定ポイントを往来することになるが、
時折大型探査船の甲板上を超高速で往来する場合があり、こちらは大変危険。
また、どちらにしろ武器による攻撃は当てることすら困難な状況になる。
- 基本的にはエリア外周部の特定ポイントを往来することになるが、
- エリア内にある箱から採取できる「拘束用捕獲弾」が一番の対策になる。
このアイテムを所持した状態でフィールドギミックを用いるとシャンティエンを拘束でき、
簡単なレバガチャに成功すると無理矢理甲板に叩き落してダウンを取ることができる。
一度妨害に成功すれば、よほどのことがない限り以後使うことはなくなる。- ただし、拘束用捕獲弾でのレバガチャに万が一失敗してしまうと、
第三形態では失敗のペナルティとして超高速滑空に移行してしまう。 - ムービーで浮上するタイミングに大型探査船備え付けの大銅鑼を起動させると、
超高速滑空へと移行する前に妨害できるという裏技がある。
ただ、形態変化時に滞空状態だと、カメラアングルが変わった瞬間にエリア外へと離脱する。
このテクニックを用いる場合、事前に着地状態であると確認しておくことが望ましい。
- ただし、拘束用捕獲弾でのレバガチャに万が一失敗してしまうと、
UNKNOWN
- 至天クエストのUNKNOWNも、第8段階へ移行すると同時にワールドツアーのような行動を行う。
外に向かって吠えてから飛び去り、高速でエリアの周囲を2度ほど周回する(2周目は早すぎて見えにくいが)。
ただその内容は凄まじいものであり、UNKNOWNがワールドツアーを開始すると同時に
空を覆うほどの黒い嵐が発生、塔の瓦礫が大量に巻き上げられ、エリアに降り注いでくる。
もちろん落下してくる巨大な瓦礫には大ダメージの判定があり、
さらにワールドツアーを終えたUNKNOWNまで急降下キックで襲い掛かってくるのでエリア中央は非常に危険である。
バルファルク
- MHXXのメインモンスターの一角であるバルファルクもこれと似た攻撃を行う。
この技の正式な名称は不明であるが、ファミ通などでは技名は「彗星」と紹介されている*3。
- 膨大な量の龍気をチャージした後超高高度に飛び上がり、フィールド上空を超高速で飛行した後、
プレイヤーめがけて急降下し、着地と同時に大ダメージを与える…というもの。
ガード強化スキルがなければガード不能な攻撃であり、
見た目通り被弾するとシャレにならないダメージを受けるため、
脅威度としてはリオレウスのワールドツアーよりも遥かに凶悪な代物である。
さらに、飛行中はジェットエンジンのようなSEが轟々と鳴り響き、
攻撃地点の近くにいた場合は耳鳴りのような音が鳴りBGMが一瞬止まる演出付きと演出面でも非常に恵まれている。- ちなみに、離陸の際にも攻撃判定があり、被弾すると龍属性やられを伴う小ダメージを受けて吹っ飛ばされてしまう。
- 慣れれば対策は容易な方であり、意外なことにペイントボールが非常に有効。
バルファルクのアイコンがマップ外周を周回している間は警戒し、
アイコンが停止したら即座にその針路から離れるように緊急回避すれば割とあっさりかわせる。- 終了後は大きめの隙を晒すが、反撃に繋がるのは案外難しい。
あえてフレーム回避や移動回避でカウンターを狙うのも可能だが、
失敗すれば即死級のダメージが飛んでくるので、自信がなければ素直に緊急回避した方が良い。
ニャンターであれば、飛び立った瞬間に地面に潜ればノーリスクで回避が可能。
- 終了後は大きめの隙を晒すが、反撃に繋がるのは案外難しい。
- バルファルクの代名詞とも言うべき技であり、見た目や音の派手さ、
更に滞空時間の短さもあって非常に人気が高い。
- ちなみに、飛行中はPV第1弾でも披露していたように、赤い彗星のような軌跡を描く。
「彗星と見間違えられていた」というバルファルクの設定の一端を垣間見える演出と言えるだろう。
- MHRiseでは特殊個体の奇しき赫耀のバルファルクが披露。
再登場に従い、ガード強化スキルがあってもガードを突き破るようになった上に、超威力の多段ヒット攻撃でもあるので、
タックルや見切り斬り等といったハイパーアーマー技で無理やり耐えようとしても削り倒される危険性が高くなった。
また、エリア間がシームレスになったことで、最終手段であるエリア移動でやり過ごす手が使えなくなった。
その代わり、今作はフクズクが常時マップにモンスターの位置を表示し続けているので、
上記のような「バルファルクが空中で止まったら緊急回避を出す」がよりやりやすくなった。
相変わらず避けやすいので危ないときほど落ち着いて対処しよう。
奇しき赫耀のバルファルクは龍気解放状態という自己強化を持つが、彗星は龍気解放状態では使用してこない。
また、HPが規定値以下で龍気解放状態でない場合は1回は必ず使用する。
ただし、狭いエリアや天井のあるエリアだと使用しないという制限がある。
空へ飛び立つと「襲撃」というダイアログが表示される特別仕様が追加されているが、
これは別のモンスターとの交戦中に彗星で乱入してくるという特徴を得た事によるもの。
- MHR:SのMR個体は龍気解放状態への移行頻度が激増し、更にHPが一定値以下だと龍気解放状態への移行が優先される上に
移行すると討伐まで解除されなくなるため、体力を削るペースによっては一度も使用しないことがあるようになった。 - 一方でVer.14から登場した傀異克服バルファルクは初回の傀氣脈動状態への移行直後に必ず使用するようになっており、
急降下前に上空から龍気を放って地上のハンターの周囲を爆撃するという衝撃的な強化をされている。
ただし、最大の特徴でもあった旋回動作はなんとオミットされており、
性質的な意味はともかくワールドツアーの類似行動と呼べるかは若干怪しくなった。
ナバルデウス
- ナバルデウスの突進【大】の動作も長い上に結構な勢いで離れる。
この場合はワールドツアーならぬ、マリンツアーとでも呼べばいいのだろうか。
地味に龍属性攻撃である点もMHP2G以前のリオレウスのワールドツアーを思わせる。
- 海竜種特有の突進の事前軸合わせで距離を取られ、しかも威力、水流共に強力であり、
予備動作の移動が長いうえにその巨体がかなりのスピードでさらに離れていくため攻撃出来ない。
一応、予備動作を見たらすぐにナバルデウスが移動を始めた場所に陣取っておけば、
反対側からナバルデウスが突進してくるので、後は横によければ良いのだが、
海底遺跡の地形上、壁に引っかかることが多いので絶対とは言えない。
- もっとも、ナバルデウスの最も時間稼ぎな攻撃は上方や下方からの高威力追尾水ブレスなのだが。
オトモなどがいる場合は上方や下方にずっと居座ってしまうので、移動量が増えてしまう。
ナルガクルガ希少種
- MHR:Sのナルガクルガ希少種はハンターとの戦いで体力が半分以下になると
霞隠れで姿を消し、高速で跳びまわってから
身を大きく翻して月面宙返りの如き動きから強力なビターンを放つ「朧月」いう攻撃を行って来るのだが、
姿を消しながら飛び回ってる間は一切こちらに攻撃を加える事は無く、姿を現しながら放つビターンを
回避若しくはガード強化を付けて防御すれば良いことからワールドツアーと性質が似ていると言える。
余談
- アクションとしては、現実世界で猛禽が獲物を発見し、高空から鋭い爪で襲い掛かる動作を髣髴とさせるものであり、
モンハン以外のアクションゲームでも似たような攻撃を繰り出す敵は結構な頻度で登場している。
大抵その手のアクションゲームはプレイヤー側が射撃主体だったりして、問題行動と見なされないのだが。
後述のメタルギアのように、「空を飛ぶ敵には対空兵器が有効」ということを教える
チュートリアル役になったりもするし。
- コラボ作品であるメタルギアソリッド ピースウォーカーでリオレウスとも戦う際もこの行動を取るが、
空中の相手を追尾できるスティンガーミサイルなどの携帯地対空ミサイルがあれば叩き落すことができる。
一方的かつ時間の無駄でストレスの対象でしかなかったワールドツアー中に攻撃できたことで
モンハンをプレイしたことのあるプレイヤーは大いに溜飲を下げた。
……尤も、遠距離武器を装備出来ない近接武器のハンターには無縁の話だが。
- 上述したように(特にリオレウスのそれは)蛇蝎の如く忌み嫌われているワールドツアーだが、
生態として考えるならば「空中から一方的に敵を攻撃する」行動は理に適ったものではある。
敵の手が届かない場所で安全を確保しつつ危害を加えるのは、
投擲や射撃などと本質は同じで優秀かつ合理的な戦法なのだ。
とは言えゲーム的に見れば、プレイヤーがそれを一方的に喰らえば不興を買うのも当然であるが。- ただゲーム的な意味も一応はあるらしく、公式でのインタビューによると
ワールドツアーはプレイヤーに息抜きする時間を与える為に導入されたらしい。
近年ではモンスターが疲労状態で弱体化する等といったプレイヤーが息抜き出来る要素が増えた事もあり
ワールドツアーの価値は相対的に低下しているものの、
攻撃が苛烈でモドリ玉以外にエリア移動が不可能なリオレウス希少種との戦いでは有難られる時もある。
かつては隙が極端に少なかったナルガクルガ希少種も、MHR:Sでワールドツアーに類似した行動を取るようになるなど、
今でも戦闘中に息抜きする時間を与える調整は行われているようだ。
- ただゲーム的な意味も一応はあるらしく、公式でのインタビューによると
関連項目
モンスター/リオレウス
モンスター/リオレウス亜種
モンスター/リオレウス希少種
モンスター/リオレウス/派生作品
クエスト/素材ツアー - ハンターがクエストとして受けられる「ツアー」。