- 種族
- 飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 甲殻竜下目 飛竜上科 リオス科)
- 別名
- 火竜(かりゅう)、雄火竜(おすかりゅう)
- 異名
- 天空の王者
- 英語表記
- Rathalos
- 危険度
- MH3・MHP3・MH4・MH4G・MHX・MHXX:★5, MH3G:★4, MHRise・MHR:S:★6
- メインシリーズでの登場作品
- MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH3, MHP3, MH3G, MH4, MH4G, MHX, MHXX,
MHWorld, MHW:I, MHRise, MHR:S, MHWilds
- 派生シリーズでの登場作品
- MHF, MHXR, MHNow, MHO, MHST, MHST2, MH-R,
アイルー村(G/DX), アイルーでパズルー, MHPuzzle, MHSP
- 狩猟地
- 森丘, 旧沼地, 塔, 火山, 孤島, モガの森,
遺跡平原, 地底火山, 天空山, 未知の樹海, 古代林, 遺群嶺,
古代樹の森, 龍結晶の地, 導きの地,
大社跡, 溶岩洞, 翡葉の砦, 獄泉郷, 城塞高地
峡谷, (樹海頂部), 高地, 迎撃拠点,
ボルデの丘, 森林(Now)
派生作品
派生作品に関しては下記の記事を参照されたし。
モンスター/リオレウス/派生作品
モンスター/リオレウス/外部作品
目次
編集について
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モンスター/リオレウス/MH~MHXX
モンスター/リオレウス/MHW以降
生態・特徴
- 赤い甲殻に身を包む、《火竜》とも呼ばれる大型の飛竜種。
数多く確認されている飛竜の中でも高い飛行能力をもち、その姿から「(天)空の王者」「大空の王」と称され、
その捕食者としての広い生息域から「飛竜の王」とも謳われる。
戦闘力や生態系での地位の高さといった総合的な危険性はモンスターの中でも上位に位置しており、
狩猟が認められるのはハンターズギルドで一定以上の功績を上げたハンターのみである。
同じリオス科に属し、緑色の鱗を持つ雌火竜リオレイアとは雄雌の関係にあり、
両者を区別するためにリオレウスを《雄火竜》と呼ぶ場合もある。
- 高い飛行能力と多様な環境に対する適応力に由来する広大な縄張りを持ち、
基本的にその地域の生態系の頂点に君臨する。
縄張り意識が非常に強く、飛竜種の中でも好戦的な性格の持ち主であり、
相対する者は大型モンスターであろうと侵入者と見做し、有無を言わさず襲いかかる。
大空からの襲撃や巧みな空中機動、火炎ブレスを組み合わせて敵対者を制圧し、
また逃走する生物も執拗に追いかけて牙を剥き、排除しようとする。
その縄張り意識は、必ずテリトリーを見渡せる高所に巨大な巣を作り、
各地を飛び回りながら爪痕を残して己の存在を誇示する生態にも現れている。
火竜の気性の荒さはテリトリーに棲息する生物達も知るところであり、
飛来したリオレウスを避けるように一斉に逃げ出す小動物の姿が確認されることもある。
- 食性は肉食。食欲旺盛で、日に3~4度ほど捕食を行う。
自身のテリトリーを広範囲に渡って飛び回りながら獲物を探し、
高空から獲物や外敵を認識するために発達した視力で獲物を見定めると、
その飛行能力でもって一気に急降下し、巨大な後脚の強襲により仕留める。
岩石にも突き刺さる鋭い大爪からは出血性の猛毒が分泌されており、
空中から体重を乗せて対象の外殻や皮膚に突き刺し、直に毒を叩き込んで絶命させる。
上空から繰り出される毒爪の威力は大型モンスターさえ一溜まりもないとされるほど高く、
当然、熟練の狩人であろうとも油断すれば一瞬で命を奪われかねない。
仕留めた獲物はその場で悠然と喰らうが、
時には後ろ足で掴んだまま空へ飛び上がり、巣まで運び去る場合もある。
成体のアプトノスをも苦も無く持ち上げて大空を飛んで行く様は圧巻である。
なお、調査結果によればその日の天候や獲物の群れの動向などによって
狩りが成功しやすい場所を見極め、狩猟場を変えているらしいことが判明しており、
飛竜としては知能もかなり高いと考えられている。
- “空の王者”と称されるリオレウスの高い飛行能力を支えているのが、
本種の象徴とも言える雄大な両翼と、肩周りに見られる特殊な構造の外殻である。
翼の骨格は強度と軽さを兼ね備えており、巨大でありながら見た目よりは軽い。
燃え盛る炎のような模様が特徴的な皮膜は薄さの割に柔軟性が高く強度が高い。
翼の根元の筋肉は驚くべき剛力を持ち、大型モンスターを捉えたまま翼を羽ばたかせ、強引に飛び去る姿が確認されている。
更に甲殻と甲殻の間には皮膚の柔軟性を阻害しない形で小さな鱗が生え揃っており、
この鱗に覆われた皮膚が羽ばたきに合わせて伸縮することで肩周りの柔軟性を広げ、
その巨大かつ屈強な翼を負荷なく自在に動かすことを可能としている。
特徴的な扁平な形状の尻尾は空中での舵としての機能を持ち、遠心力を利用して空中での急旋回を可能としている。
リオレイアと比較すると棘などの構造が見られないが、これは空気抵抗を減らすために退化していったものだと考えられている。
体重故に長時間の飛行が困難とされる大型飛竜種にあって、
これほどの巨体を誇りながら数日間に渡る連続飛行を可能とし、
飛行中の小鳥を空中で捕らえるほどの精密な空中機動を披露できるのは、
飛竜として空の支配に特化した進化の中で獲得した身体構造の賜物と言える。
なお、色さえ識別できる発達した視力も自在な飛行を補佐する武器であるが、
それ故にリオレウスは視覚を奪う強烈な光を苦手としている。
狩猟に臨むならば、飛行中の火竜の目を眩ませる閃光玉が強い味方となるだろう。
- 《火竜》の別称の通り、体内に「火炎袋」と呼ばれる内臓器官を持ち、
可燃性の粉塵から作り出した灼熱の火炎を吐き出して外敵を焼き尽くす。
リオレウスは火炎放射によって広範囲を一挙に焼き払う、
口内に焔を燻らせながら薙ぐように噛みつくことで前方に爆炎を発生させるなど
火炎を駆使した多彩な攻撃を持つが、中でも危険なのが球状に凝縮させた火球型のブレスで、
これは衝撃を受けると破裂し同時に爆発する。
あまりの熱量のためにリオレウスの喉は火炎ブレスを放つ度に火傷を負ってしまうが、
リオレウス自身が備える驚異的な再生能力により瞬時に回復し、何事も無かったかのように行動を続ける。
外敵に対しては中空や地上から火球を狙い撃つ形で捩じ伏せようとするが、
時に空から火球を連続で降り注がせ、さながら爆撃の如き猛攻を見舞う場合もあり、
その際は標的のみならず周囲にも甚大な被害をもたらす。
また、地盤が不安定な高台に火球を叩き込んで爆発させ、
その衝撃で地形を大きく傾けて外敵の体勢を崩すという戦法を用いる場合もあり、
高所で相対した際はリオレウスのみならず、周囲の足場にも気を配る必要がある。
- 侵入者と対峙した際は、炎を燻らせながら脚を踏み鳴らし、唸り声をあげて威嚇を行う。
それでも退かない外敵に対しては、巨大な翼を広げて襲いかかる。
天地を自在に行き来しながら繰り出される火球と爪牙の攻撃は熾烈を極め、
駆け出しのハンターでは立ち所に絶命しかねない脅威となる。
また、高い飛行能力に由来する空中からの制圧力を殊更に恐れられることが多い本種だが、
その巨体を支え、獲物を捕らえる武器ともなる両脚を始めとする膂力は強靭であり、
地を駆ければ倒れた巨木を正面から粉砕する威力の突進を繰り出す。
陸上での運動能力に特化したティガレックスや、飛竜最速を謳われるナルガクルガには、
地上戦で翻弄されたり組み伏せられ、劣勢を強いられることが多いものの、
その身体を吹き飛ばすほどの勢いで蹴り付けて撥ね除ける姿も確認されており、
空中・地上を問わず、格闘戦における実力も相当に高いと思われる。
- 飛竜種としては珍しく番となったリオレイアと雌雄共同で子育てを行うことで知られる。
リオレウスは繁殖期に入ると下顎の突起が発達し、その突起を使って縄張りに巣を作る。
自身の縄張りを訪れたリオレイアを迎え入れ、
リオレイアがその巣が気に入れば晴れて繁殖行動に移り卵を産む。
孵化するまでの卵を温め、外敵から守る役目はリオレイアが担っており、
リオレウスは番の食糧となる獲物を捕らえて巣に持ち帰る。
卵が孵化した後は代わってリオレイアが食料の調達係として狩りに赴き、
リオレウスは上空を旋回しながら縄張りを見渡し、巣に近付く外敵を排除する。
また、ある程度の段階まで育った幼体に飛行訓練を施すのもリオレウスの役目である。
気流が安定した地にまで連れて行った幼体を置き去りにし、
餌場まで自力で戻るという試練を課してより高度な飛行技術を習得させる。
この訓練を無事に達成できた個体のみが真の意味での成体へと成長し、最終的には独立すると考えられる。
- 交配相手との絆は深く、番で連携して狩りを行う姿も目撃されているほか、
リオレイアが危機に陥ったときは敏感に反応し空から飛来し、外敵を全力で仕留めにくる。
番で行動するリオス種の脅威度は天と地の領域と呼ばれる程には世間でも知られており、
番での狩猟が正式に認められるのは一握りの熟練ハンターに限られる。
この夫婦の連携によりリオス種の幼体の死亡率は飛竜種の中でも飛び抜けて低いことが知られている。
こうした生態は現大陸のどの地方のリオレウスにもほぼ共通するが、
環境や個体数によって全体で行動を変えるなど、社会行動のようなものも見られ、知能の高さが伺える。
例として新大陸では古代樹の森を縄張りとするリオス種は
雄であるリオレウスが少ないため一夫多妻制を取る。
繁殖期に古代樹の森を訪れた複数のリオレイアと交配を行い、
その中で最も優秀な個体を番として認め、協同の子育てを行う。
なお、リオレウスは自身と交配を行った全てのリオレイアを認識しており、
それは雄を巡った雌同士の争いに敗れ、古代樹の森を去った個体についても例外ではない。
敗北した雌は単独で子育てをするが、その幼体の生存率は低い。
- 世界的に見ても広範囲に分布しており、リオレイアと共に最も名を知られた飛竜である。
アルコリス地方の森丘のような緑豊かな地から、ラティオ活火山のような灼熱地帯、
シキ国の天空山のような高山地帯、周囲を海で囲まれた孤島地方まで生息する環境も幅広く、
現大陸では人が活動拠点を構える殆どの地方に棲息していると考えられている。
移動能力、育児能力、環境適応力の3つがリオス種の繁栄を支える大きな特徴の一つと言える。
ドンドルマ以東及びカムラの里周辺では発見例がごく少なかったものの、
近年では一部の個体が百竜夜行からの退避や進出した怨虎竜の撃退に動いたことで
同地域においても目撃情報が多発し、ギルドから警戒が寄せられている。
新大陸においては大陸南部に広がる古代樹の森の生態系の頂点に君臨しており、
同地に棲息するどのモンスターをも凌駕する力を讃えて“森の主”と称される。
新大陸に棲息するリオレウスの祖は大陸外から渡ってきたものと考えられており、
遥か昔に新大陸へと飛来したのち、樹上を縄張りとしていた現地種のプケプケを追いやって
同地の食物連鎖の頂点に立つ存在となったようである。
- リオレウスは捨てるところがないほど全身が有用な資源の塊である。
かつて狩猟権をめぐって人同士の争いが起きたことすらある。
最もメジャーな素材である全身を覆う鱗や甲殻は見た目に違わず堅牢で耐熱性や断熱性にも優れ、
これらをベースとして作られる狩猟用の装備はハンターにとっては王冠に比肩する価値を持つとも言われる。
無論それだけにとどまらず工房の建材、調理器など火を使う様々な場面で用いられる。
翼の骨格は軽さと強度を活かして武器に使われるほか、高層建築の骨組みにも使われる。
皮膜は薄さと軽さと耐火性を活かして防具の繋ぎや、作業着などに用いられる。
意外にも食材としての適正も高く、尻肉は脂がのっておりアプノトスの肉以上と評される。
肝臓はクセはあるものの酒との相性がよく酒場の肴として人気が高い。
舌(タン)は火傷と回復を繰り返すため柔らかくコリコリとした食感が魅力だが、
一頭から獲れる量が少ない高級食材でもある。
- 前述の通り、新米ハンターにはとてもではないが太刀打ちできるような存在ではない。
しかし、その知名度の高さや狩猟の難易度から、一種の憧れを集めるモンスターでもあり、
リオレウスの狩猟を一つの目標とする駆け出しのハンターも多い。
村の子供たちが「リオレウスごっこ」なる遊びに興じていたりする点も、
リオレウスが広く認知されている故だろう。
このような点から人々には恐れられながらも慕われている存在と言え、
時には数多く存在するモンスター全ての代名詞、または自然の象徴としての扱いを受けることもある。
概要
- 赤い甲殻、翼を持つ火竜。モンスターハンターシリーズの顔を務める存在である。
MH世界において最も代表的な飛竜として知られ、「天空の王者(または「空の王者」)」「飛竜の王」の異名を取る。
亜種などについては下記の記事も参照されたし。- モンスター/リオレウス亜種(蒼火竜、MHGより登場)
- モンスター/リオレウス希少種(銀火竜、MHGより登場)
- モンスター/黒炎王リオレウス(二つ名持ちモンスター。MHXより登場)
- モンスター/ヌシ・リオレウス(ヌシモンスター。MHRiseより登場)
- 見た目は一般的なファンタジー世界のワイバーンそのものという、非常にベーシックなものである。
リオレイアと共にシリーズで最初に作られたモンスターでもあり、
彼等を元にイャンクックやガノトトスなど、様々な飛竜(ワイバーン)が作られた。
シリーズ第1作(無印)とMHPのパッケージを飾ったモンスターでもある。
- 正式な学名は「リオス」といい、この種の雄のみを指して「リオレウス」と呼ぶ。
雌火竜リオレイアと生物学的には同種であるが、体色や狩りのフィールド、攻撃方法など様々な面で習性が異なるため
区別のためそれぞれ「リオレウス」「リオレイア」と分けて呼ぶのが一般的である。
同じく雌雄で名前を分けられている大型モンスターにテスカト種がある。- 名前の由来はギリシャ語で”獅子”を意味する「レオ(Leo)」、
そして古ギリシャ語で“王者”を意味する「バシレウス(Basiléus)」から。
どちらもわりかし有名な単語であり、併せてもしっくりくる名称である。
- 名前の由来はギリシャ語で”獅子”を意味する「レオ(Leo)」、
- 上述の通り、モンスターハンターの看板だけあって、現在のところ堂々のメインシリーズ皆勤賞。
モンスターハンターの各種派生作品でもほぼ全ての作品で登場しており、
中にはモンハンは知らなくともリオレウスは知っている、という人もいるとか。
- 飛行に特化した進化を遂げたという設定を反映してか
全大型飛竜中でも屈指の機動力を持ち、攻撃力も相応に高い。
特に飛行能力はかなりのもので、
作品にもよるが戦闘時間の5割以上は空中にいると言っても過言ではない。
空中から放たれる火球や奇襲攻撃も強力極まりなく、
初めてリオレウスに挑むハンターたちの大部分をキャンプ送りにする攻撃として恐れられている。
足の爪には毒があり、後脚を使用した攻撃を食らってしまうと毒に侵される。
- シリーズの看板、飛竜の王にして空の王者という誉れ高い称号を戴くリオレウスだが、
その知名度の高さもあってか、ライバル的存在に位置付けられるモンスターがかなり多い。- まずは言わずと知れた「海の王者」こと海竜ラギアクルス。
”空を総べる飛竜”と対を成す”海を総べる海竜”であり、体色も赤と青と正しくライバル。
MH3のオープニングムービーや10周年記念ムービーで「新旧看板対決」という形で見せ場が作られており、
リオレウスと肩を並べる「王」として強烈なインパクトを与える存在である。
- 次に「リオレウスとタメを張るライバル」として登場した千刃竜セルレギオス。
対となる存在として登場したラギアクルスと異なり、同じ飛竜種に属した「好敵手」的モンスターである。
こちらも10周年記念ムービーなどでも絡みがあるほか(同様にリオレイアとも絡みがある)、
ゲーム中では「リオレウスに空中で唯一対抗できる」と紹介されるなど、
リオスを強く意識した描写が多いが、戦法は真逆と言っていいほど異なっている。
この辺りも好敵手たる所以だろうか。
- そして「電の反逆者」こと電竜ライゼクス。
こちらはMHXのオープニングムービーで激しい戦闘を繰り広げ、
ライバル的存在として認知されることとなった。
森丘を拠点とする飛竜種であり、リオレウスのトラウマクエストに出演している、
武器名が火竜武器をあからさまに意識した名称となっているなど、
セルレギオスと同じくリオレウスとの関わりが非常に深い。
また、電の”反逆者”という異名は、飛竜の”王”というリオレウスの肩書を踏まえたものとも取れる。
シリーズ全体を通しての看板モンスターであるが故の宿命か。
大洋の支配者たる海竜はともかく、電竜とは生息圏がモロ被りしているだけになんとも言えない。
頑張れリオレウス。- 公式からライバル的存在として名が挙がったことはないが、
リオレウスの「空の獅子」というイメージがデザインの出発点となった「陸の虎」ことティガレックス、
地上型リオレウスというコンセプトで生み出されたとされるディノバルドについても、
ある意味では本種と対を成す存在と言える。
リオレウスは様々な意味で「対となる存在」として作られたモンスターが作品を経るに従いどんどん増えている。
おそらくこの流れは今後も続くことだろう。 - まずは言わずと知れた「海の王者」こと海竜ラギアクルス。
- モンハンシリーズの顔という名誉を持つリオレウスだが、
それ故かムービーや公式CGイラスト等で歴代のメインモンスターらと争いを繰り広げる事も多い。
MHWから実装されたゲーム中で見られる縄張り争いにおいても、
MHW:Iで全復活メインモンスターと争い、いずれも引き分けにまで持ち込むという大健闘を見せた。
後輩の活躍の機会を与えつつ、しっかりモンハン代表の実力をハンター達に見せてくれているのが分かるだろう。- 反面、古龍種モンスターや古龍級モンスター相手では襲われる役になってしまう事も少なくないが、
同じく引き立て役になりやすいリオレイアや他のメインモンスターらと共に、
彼らにある程度の強さと知名度が保証されていることの証左であるとも言えよう。
特に、モンハンの看板という大役を背負っているリオレウスなら尚更ハンターらに与えるインパクトも大きくなるだろう。
- 反面、古龍種モンスターや古龍級モンスター相手では襲われる役になってしまう事も少なくないが、
- シリーズ通して、「その作品で最初に訪れる狩猟フィールド」の強豪モンスター枠に収まることが非常に多い。
MH~MHPの森と丘、MH3シリーズの孤島や渓流、MH4シリーズの遺跡平原、MHXシリーズの古代林や遺群嶺、
MHWの古代樹の森、そしてMHRiseの大社跡…と、MH2シリーズを除き毎回最初のフィールドに生息している*1。
これらもやはり、シリーズ通しての看板モンスターを務めているが故の優遇だろうか。
MH(G), MHP
- 初代においては元祖トラウマクエストで登場し、
多くのハンターと命がけの追いかけっこを繰り広げることになった。
村で本格的に挑めるのは★5という最終盤で、
同作における実質的な村最終はリオレイアとの同時狩猟クエスト「一対の巨影」である。
- 初代のフィールドである森丘、密林、沼地、砂漠、火山すべてにリオレウスorリオレイアが出現し、
その王者としてのテリトリーの広さを感じ取れる。
- 初代の時点で(MHP2Gまでの)基本的な戦闘パターンは確立しており、
空の王者の異名の通り、空中からのブレス攻撃や爪攻撃がメイン。
それでいて地上での戦闘力もあのイャンクックを遥かに上回るというのだから、正に脅威である。
- 怒り時の攻撃力上昇値が1.3倍と高く、怒り時の咆哮で耳を塞いでしまい、
直後に繰り出される攻撃力1.3倍の突進や後ろへ飛び退きながら行うバックジャンプブレスで即死、
というのはモンハンあるあるの一つと言える。- また、モーション値自体も非常に高く設定されており、
噛みつきや尻尾回転といった比較的脅威でない技を除けば
怒り時の平均モーション値は驚異の99.73。
この数値はラージャンの怒り時の平均モーション値と僅か2しか差がなく、
少なくともMHP2Gまでにおいては全てのドス古龍よりも高い。
特にバックジャンプブレスの火力は最も攻撃力の高いクエストでは512と、
GJテオの怒り時の粉塵爆発とほぼ同等にまでなる。
- また、モーション値自体も非常に高く設定されており、
- 毒爪急襲はダメージ量と毒効果もさることながら、当たると気絶確定という厄介さがある。
回避しづらいのもあり、安地である真下へ移動するようになる原因の1つでもあるだろう。
- 夫妻、通常種亜種希少種問わず、突進時は通常の振り向き動作による軸合わせに加えて、
突進直前に微調整を入れてくるという、遠すぎても近すぎても避け辛い突進を持つ。
回避したのに当たった、という場合は大体この微調整によって脚で蹴られている。
振り向き後に突進を行う場合、振り向き動作が通常よりも早いので、判別自体は容易。
- なおMH2まで氷属性が存在しなかったため、
MHPまでのリオレウスの最大弱点は水属性と龍属性である(以後のシリーズでも効き目自体はある)。
- MH(G)では体力が高くかなりの強敵であり、
モンスターハンターの象徴としてハンターに恐怖とトラウマを与え、
圧倒的な存在感を示すことになった。
ただ、やや面倒なモンスターという意見もあった。- 壁際だったり壁にぶつかった場合、バックジャンプブレスや突進、
滑空等頻度の高い攻撃が壁沿いに添って滑っていくため、
かなりの頻度でプレイヤーには入れないエリアチェンジ部分の外側までぶっ飛んでいく。
この場合、高確率で飛び上がって特定位置まで戻るようなルーチンが組まれているようだが、
結構な頻度で動かず威嚇やブレスを連発してきたりする。
突進が来る可能性もあるので、攻撃出来ない場合は一応武器を仕舞って備えておこう。 - また、初代MHではリオレイアは村最終限定、MHG・MHPでもリオレイアの方が上のランクの登場になるなど、
現在とは逆にリオレウスの方が格下のモンスターとして扱われていた。
その関係で基本体力値でリオレイアに劣る設定になっていたが、これが以後も長くシリーズの伝統として残った。
これは、リオレウスがよく飛行するモンスターで攻撃チャンスが少ないために、
そのままバランス調整として用いられ続けたのだろう。
- 壁際だったり壁にぶつかった場合、バックジャンプブレスや突進、
MH2, MHP2(G)
- MH2~MHP2Gまでも基本的な仕様、ルーチンに変化は無いのだが、
先述した通り氷属性が大きな弱点の一つとなった。
また、MH2より怒り値の蓄積が概して早くなった(だいたい頭で1回怯む+αで怒り出す)上に
怒り状態の攻撃力が1.6倍に跳ね上がり、
バックジャンプブレスは文字通り一撃必殺の威力を持つようになった。
強力な防具でも油断したが最後、あっという間にキャンプへ追いやられる為、
怒り時は十分気をつけなければならない。- 良くあるパターンとして、突進キャンセル噛みつきの鼻先に引っかかり、
起き攻め突進で踏まれるorバックジャンプブレスで死ぬコンボ。 - 怒り中は剣士でも突進を二発も喰らえば死ぬか瀕死、
連続で突進を喰らうと、耐えられてもそのまま気絶して次の攻撃で死ぬ可能性が高い。 - 大型のセオリー通り振り向きに頭を殴って横に回避、
という動作をぶち殺しに来る90°回転バックジャンプブレスもあるため、
怒り中はもどかしくてもブレスや空中攻撃後等の隙だらけな場合のみ
攻撃するよう立ち回った方が安全。
- 良くあるパターンとして、突進キャンセル噛みつきの鼻先に引っかかり、
- MH2では森丘と古塔にしか出現しない。
リオレイアの解説文によれば目撃例が非常に少ないため、研究が進んでいないようである。
そのせいで、オフラインではナナ・テスカトリ討伐&大型船完成後、
オンラインに至っては上位で始まりの唄を入手した後…と、戦えるようになるのが相当に遅い。
- MHP2(G)では舞台の関係上、氷属性武器をかなり早いタイミングで入手できる。
かなり効果的であるため、使い道を持て余していたハンターもボックスから埃を払って担いでみよう。
- MH2とMHP2ではメインモンスターや大ボスという形での立ち回りはしなくなり、
下位簡単クエストでは歴代プレイヤーが唖然とするほどに弱いリオレウスに挑めたりもする。
一方、MHP2Gでは全国のハンターを震撼させた村最終「モンスターハンター」に登場。
シリーズの看板モンスターとして手練のハンターに襲いかかる。
- 所謂ワイバーン骨格の特徴として、
尻尾を切断すると残っている尻尾部分の当たり判定が太くなるという、割かし理不尽な仕様がある。
サイズの大きな個体の場合、切断前は棒立ちでも回避できた尻尾回転が、
切断後だと当たるようになるのはこのため。
リオレイアは勿論、バサルモス、グラビモス、モノブロスやディアブロスも同じ仕様を持つ。- 威嚇時の尻尾側に立っていると分かり易いが、
明らかに何もない空間から謎の何かを喰らって尻餅をつく。
- 威嚇時の尻尾側に立っていると分かり易いが、
- 村上位やG級以降になると、非常に厄介なバックジャンプブレスからの空中移行を習得する。
空中移行後に更に上昇するためか、既に浮いているのに安全地帯とされる真下へと風圧を発生させ、
影の外側へと押し出される場合がある。
これは亜種や希少種等も使用するようになる。- ブレスか空中移行時の風圧に引っかかると、空中急襲がほぼ回避不能に、ブレスも位置次第では直撃する。
ガードできる武器で咄嗟にガードするのもいいが、ブレスは背後に着弾して捲られやすい。
- ブレスか空中移行時の風圧に引っかかると、空中急襲がほぼ回避不能に、ブレスも位置次第では直撃する。
- 大剣や太刀使用時、振り向き狙いで突進後に尻尾付近で溜め斬りや抜刀斬りなど、
打点の高い攻撃とバックジャンプブレスでの滑空後退と重なると、
レウスが仰け反らなかった場合に超速度で後ろにかっ飛んでいく妙な挙動をすることがある。
これもアタリハンテイ力学のちょっとした応用なのだろうか
- 空中で体力が0になっても仰け反って墜落するか着陸まで生きている。
この状態で上の高速バックジャンプが起こった場合、壁を突き抜けて異次元で死ぬ事がある。
MH3(G), MHP3
- UIの再構築が行われたMH3では多くの既存モンスターが未登場となる中、
リオレイアやディアブロスと共に、数少ない既存モンスターの続投組として登場。
- グラフィックの強化に伴い見た目が大きく変化しており、
全体的にがっしりとした体つきになり、特に尻尾や頸、翼や後脚は目に見えて太くなっている。
そのためにMH3以降のリオレウスを見慣れた状態で、
MHP2G以前のリオレウスを目の当たりにすると若干華奢にも見えてしまう人も。
MH3以後の個体は尻尾の棘や翼爪には丸みが付き、背中の棘は短くなり、代わりに甲殻が段々になっている。
翼膜の模様は最も内側の部分のみ、パターンが変わった。
なお、MH3系のUIはMHXXまで踏襲されたため、同作までこの外見のリオレウスが登場することになる。
- 風格もさることながら、とんでもない強化が施された。
- まず、ホバリングでの滞空時間が非常に長くなった*2。
ホバリング時に攻撃を仕掛けようとすると、絶妙な飛行テクニックで素早く攻撃を避けたりする。
もちろん風圧も発生し、これにより動きを封じられて攻撃を食らうハンターも非常に多い。
また、上空ブレスや空襲後はほとんどの場合低空飛行に繋げてくるようになった。 - 過去作に比べて閃光玉の範囲が狭くなっており、滞空の高度まで下がらないと効果がない。
- 地上戦でもバックジャンプブレスの発生が速くなっている。
着弾後の爆発判定も長く、その速度からして範囲内ではモーションを見てから回避はほぼ不可能。
さらに上位以降は最大90°強引に向きを変えて撃ってくるので、密着していると斜め後ろでも被弾してしまう。
攻撃力もダントツで高く、この圧倒的な性能で剣士の死因の殆どを占める凶悪な威力を誇る。 - 毒爪急襲はスピードが強化され、ホーミング性能も健在。
どうやら減速できないようであるが、真下にも届くことがあるので注意。- しかし、これまで以上に脅威の攻撃となった一方で、スピード出しすぎているが故に、
リオレウスに向かって移動して前転するだけで簡単に回避が可能となった。
重い武器を出していても出来るのでお試しを。
- しかし、これまで以上に脅威の攻撃となった一方で、スピード出しすぎているが故に、
- さらに、怒り移行時のカウンター咆哮後に確定でバックジャンプブレスを放つ。
これが何を意味するかというと、耳栓無しでリオレウスの正面付近に立っている場合、
リオレウスがキレた時点でブレス被弾が確定する。
通常のバックジャンプブレス程ではないが発射角度をも調整してくるため、
真正面じゃなきゃ大丈夫とかいう甘い理屈は通用しない。
むしろ真横にいてもブレス着弾の風圧で怯まされて力尽きる、なんてことも。- 一方で耳栓や緊急回避で咆哮を防げれば、
バックジャンプに合わせて閃光玉を投げることで確実に隙を作れることができ、
空高く上がったレウスが降りてくるときに閃光玉を投げることでも墜落させることが可能と、
咆哮さえ何とか出来れば閃光玉で撃墜できるチャンスが増えたとも捉えられる。
MHP2G以前とは異なり、撃墜された後は立ち上がれずしばらくダウンするため、攻撃のチャンス。
咆哮を回避出来るか否かが運命の分かれ道になる場面も結構あるので、
相手取る際は出来る限り耳栓を発動させていきたい。 - ちなみにホバリング中でもそのまま怒りになる事もあるが、
その時は空中で咆哮するだけでブレスは放たない。
- 一方で耳栓や緊急回避で咆哮を防げれば、
- まず、ホバリングでの滞空時間が非常に長くなった*2。
- バックジャンプブレスはいきなり撃ってくるような攻撃に思えるが、
突進の後こちらを振り向くときや空中から降りてきた後に一瞬止まって放ってくることが多い。
もっと分かりやすくいえば、なにかしらの攻撃や行動を行ったあとの
一呼吸おく際にバックジャンプブレスを撃ってくる可能性があるということである。
そのため、慣れている人はある程度は勘でバックジャンプブレスが来るタイミングを予測できる。
これに合わせ上手く閃光玉で落とすことができれば、戦闘は格段に楽になるだろう。
- モーション強化の代わりか怒り時攻撃上昇は1.5倍と落ち着いたが、
それでも全ての攻撃で剣士でも即死or瀕死になりかねないのは変わりなく、
空高く飛んでハンターの攻撃が届かない位置からの攻撃というのが比較的少なくなった。
またワールドツアーも1周しただけで滑空に入る為、チキンと呼ばれる最大の理由の1つも改善されている。
ただ、これまでは当たるほうが難しかったワールドツアーだが、
ホーミング性能と突進速度が大幅に強化されたためしっかり逃げないと喰らって大ダメージになる。
- 過去作では氷属性、次いで龍属性が弱点となっていたのだが、
MH3以降は龍属性、次いで雷属性が弱点となっている。
火属性を弱点としている雷使いのラギアクルスと対になるようにしたのだろうか。
見た目も戦い方も弱点属性も違う、全く新しいリオレウス。
ここまで来ると本当に同種なのか怪しくなってくる。- ちなみにこの耐性、雌個体であるリオレイアとほぼ同じである。
全く同じ種族にもかかわらず雌雄で耐性が異なるのはおかしいと感じたのかもしれない。
- ちなみにこの耐性、雌個体であるリオレイアとほぼ同じである。
- この様にMH3のリオレウスはMHP2G以前と比較して別物とも言えるほどの変化を遂げ、
環境の一新を実感しやすい例として大きな存在感を示すことになった。
- 戦法が変わり、武器による得意差が顕著に出るようになった。
閃光玉の仕様変更で地上に拘束し続けることも出来ず(怒り時は閃光中でも短時間ホバリングする)、
完全に閃光漬けに出来た昔とどっちが良いかは賛否両論。
- 総じてみれば、滞空から発生する風圧や攻撃パターンの激変により、環境が変わったといえよう。
低空飛行はリーチの短い片手剣や双剣使いのハンターからは喜ばれる一方、
上空から着地するときに確実に溜め攻撃が当てられたハンマーや大剣使いからの評判はやや悪い。
が、もっともそれだと大剣やハンマーが極端に優位な状態で、
不公平な印象が拭えなかったので、この変化は妥当ともいえるのだが。
ハンターからは「空の王者であるはずなのに低空飛行ばかりで迫力が無い」といった、
低空飛行過多を指摘する意見が見受けられる傍ら、
「高高度飛行を続けてプレイヤーに何もさせないリオレウスでなくなっただけマシ」
「滞空からの一方的な攻撃と着地の繰り返しだった過去作より生物めいた」という意見もある。
何はともあれ、 MHP2G以前に見られた「エリチェンを繰り返す」という思考ルーチンの改善を評価する声は非常に多い。- 過去作のリオレウスは高高度飛行を多用する傾向にあったが、
大抵の場合はブレスなど何らかの行動をした後はすぐ地上に降りてくるという単調なパターンが多く、
ワールドツアーや滑空攻撃以外では「飛び回る」様はあまり見られなかった。
それと比べれば滞空とはいえ空中を羽ばたきながら縦横無尽に動き回る新たなリオレウスは、
設定上の「飛行能力の高さ」がゲーム内でもより説得力のある形で表現されている。
- 過去作のリオレウスは高高度飛行を多用する傾向にあったが、
- 夫婦仲も激しく強化されており、特にこの夫婦は、
同エリアの相方を罠にかけたり転ばせたり尻尾を切断したりすると怒るし、
別エリアの場合、辺りを見回した後即座に駆けつけてくるなどと、
おしどり夫婦ぶりを見せ付けてくれる。
ただ、MH3以降の同士討ちのシステムの関係上、
リオレイアのブレスやサマーソルトで撃ち落とされているリオレウスをよく見かける。
おまけに自分で相方を落下させておいて勝手にブチギレたりするから始末に負えない。
またやられた方が瀕死の場合、駆けつけた方の攻撃の巻き添えで死んでしまう事も結構あったりする。- 体力自体は亜種・希少種ともどもレイアより低いため、
同時狩猟の攻略法としてはリオレウスをとっとと沈めた方が良い場合が多い。 - このためリオレウスを恐妻家、リオレイアを鬼嫁と呼んでいるハンターもいるとか。
- 体力自体は亜種・希少種ともどもレイアより低いため、
- MHP3では滞空飛行中の炎ブレスの命中精度がかなり向上している。
ハンターがいた場所を正確に狙ってくるため、滞空中は慎重にリオレウスの動向を見極めよう。
麻痺弾などを使った墜落狙いのガンナーなどは剣士にもまして当たりやすいため、特に警戒したい。
- MH3Gのストーリー上ではチャチャとカヤンバの最高のお面を奪った仇敵として登場。
無論チャチャンバ視点でだが。リオレウスはお面を意図して奪ったわけではない……はず。
なんと村上位★8の緊急クエストの相手となる。それも通常種が。
どうせなら本作で復活した亜種でいいのではと思われるかもしれないが、
本作のエンディングムービー(というか3のOP)の関係上、通常種が起用されたようだ。
なお、最高のお面関連のストーリーは、また別の緊急クエストとして、
ジンオウガやラギアクルス亜種が絡んでくる。ブラキディオスの立場は……
MH4(G)
- MH4にも堂々の登場。
本作では亜種や希少種がリストラされることもなく、3種が揃い踏みしている。
- 初登場は同作のコンセプト映像。
復活したティガレックスと共にMH4の新要素を紹介した。
- コンセプトムービー時点から出演し続け、1年以上大暴れしていたはずの彼であるが、
どういう訳か発売直前の2013年9月5日まで、MH4公式サイトのモンスター紹介ページで紹介されていなかった。
シリーズを代表するモンスターであり、知名度も高いことから紹介が後回しにされたのだろうか?- だがこれまでの歴代モンハン公式サイトのモンスター紹介ページで1度も掲載されなかった事を考えれば、
今回の発売前の正式紹介はリオレウスにとって大快挙である。
妻の方は今まで夫無しで登場しているうえ、MH4でも早い段階で紹介されていたが - MH4の大体のモンスターは新フィールドが登場する毎に公開されているが、
今作でのリオレウスの初遭遇は発売前の最後に公開された天空山になっている。
どうやら此処がリオレウスの正式紹介と関与しているらしい。
- だがこれまでの歴代モンハン公式サイトのモンスター紹介ページで1度も掲載されなかった事を考えれば、
- 舞台が天空山であることから、なかなかに面倒なことが起こることがある。
リオレウスの初期位置は高低差の激しい3番だが、いくつか竜の巣から始まるクエストがある。
察しの良い方はここでお気づきだろう。
疲労したリオレウスは時にアプトノスを捕食するために1番へ行き、当然ハンターもそれを追いかける。
うまく攻撃していれば疲労する頃にはリオレウスの体力も削れており、休眠のためにリオレウスはまた竜の巣へ。
ハンターはまたそれを追いかける。
面倒なのは1番での捕食を攻撃や閃光玉などで中断させ、疲労状態のまま瀕死に追い込んだ場合である。
竜の巣で目覚めたリオレウスの捕食のための移動を阻止できなければ、リオレウスはまた1番へ行くのである。
誰が言ったかシャトルラン- リオ夫妻は飛竜の卵を持つハンターをエリア越しに追いかける習性があるため、
これを利用して1番のリオレウスを呼び寄せるのも手である。
食事しているときにハンターが我が子の卵を狙っていると知ったリオレウスの胸中やいかに。
- リオ夫妻は飛竜の卵を持つハンターをエリア越しに追いかける習性があるため、
- MH4では高低差の概念が導入されており、ハンター側がある程度空中戦を行えるようになったが、
これに伴って「空の王者」たるリオレウスは空中戦に対応したモーションが多数追加されている。- ベースこそMH3仕様に近いが、空中でのモーションがかなり変わっており、
更に滞空時間がMH3Gの亜種並かそれ以上となっているなど、空中主体での戦闘となる。
ジャンプ攻撃などである程度は対応できるが、慣れないうちは飛行中の風圧で行動を制限されやすく、
スキルを用意しなければ一筋縄ではいかない。 - 上空からの爪蹴りに横方向の超誘導と判定時間の延長がなされているほか、
捕食攻撃のようなモーションで隙の少ない毒爪強襲を繰り出してくるようになった。
両者とも判定時間、範囲、スピードともにかなり凶悪で、
ジャンプで飛び掛かろうとしたところを迎撃されて空中でKO、という事故が起きやすい。 - またワールドツアー自体かなり稀だが、ワールドツアー中に火球を飛ばしてくるようになった。
巣以外では使わなくなり、巣での使用頻度も少なめ。
ただし、火球の命中精度はそれなりなので、これまでのように棒立ちしていると焼かれてしまう。
攻撃力の高さ、隙の少なさは依然健在で、本作でもかなりの強さを誇っている。
- そして、怒り状態でのみかつ、滞空時のみだが、火炎放射がこの作品から追加された。
空中で大きく息を吸い込んだあと、眼下の敵に向かって射程の短い火炎放射を放ってくる。
リオレウスの影付近は大体判定範囲内で、地味なエフェクトの割に左翼側への判定が強い。
使用頻度こそ少ないものの、威力はこの時から高く、隙も少ないため、
戦闘中は火炎放射を常に用心する必要がある。
- ベースこそMH3仕様に近いが、空中でのモーションがかなり変わっており、
- 今作では怒り状態の攻撃力上昇率が1.26倍と過去作と比べてかなり抑えられた。
ただし前作MH3Gと比較すると毒爪強襲や滑空攻撃など厄介な攻撃の攻撃値が大幅に増しており、攻撃力の高さは健在。
また地上、バックジャンプ、空中の火炎ブレスの攻撃値が全て統一された。
ただ、その攻撃値は80*3と恐ろしく高く設定されている。- 地上での戦闘力は据え置きだが、頭の部位破壊耐久力は大幅に上がっている。
- 乗り状態に対応してか、背中の部位破壊が追加されている(これは雌のリオレイアも同様)。
- 尻尾の肉質が過去シリーズよりも軟化しており、
斬れ味青の切断武器ならヒットストップが発生する程度になっている。
- 狂竜化個体も勿論登場する。
最高速度が1.35倍となり、リオレウス特有のアグレッシブなモーションと相まって、驚異的な俊敏性を発揮する
……かと思えば突然異様に遅くなってこちらの行動タイミングを狂わせたりと、
狂竜化モンスターらしく厄介な強敵と化す。- 通常時と比べて疲労状態になりやすいという弱点もある。
攻撃を全くしない限り、怒り状態と疲労状態を交互に繰り返すと言えば分かり易いだろうか。
通常時同様突進で転んだりブレスが不発になるため、積極的に攻撃チャンスにしていきたいが、
スピードの不安定さは健在なので要注意。
- 通常時と比べて疲労状態になりやすいという弱点もある。
- 極限化個体は存在しない。
もし存在すれば、他の極限化モンスターの例に漏れず亜種や希少種、異性の技も使っていたかもしれない。
そもそもリオレウスは空中にいる間は剣士の攻撃が全くといっていいほど届かず、
閃光玉で撃墜してからの攻撃が主流であるため、
閃光玉や罠といったアイテムを無効化する極限状態との相性は最悪だったであろう。
ディアブロス?知らない子ですね…
- 遺跡平原におけるリオレウスの休眠場所はリオレイアと同じエリア5だが、
リオレイアが巣の真ん中で堂々と眠るのに対し、リオレウスは少し外れた位置で眠る。
リオレイアが巣の真ん中にある卵を守り、リオレウスは外敵にすぐ反応できるようにするためだろうか。
一方で、天空山ではリオレイアがはしっこに寝る。- メタな話をするとこの寝床の違いは、
二頭同時狩猟クエストで二頭が同時に休眠がとれるようにするための調整である。
- メタな話をするとこの寝床の違いは、
- G級では、亜種の得意技であった低空ホーミング毒爪キックを使用する。
ただし、ホーミングは殆どせず、亜種のように元の位置に戻らずその場で少し滞空してから次の行動に移るため、
回避できれば尻尾を狙うチャンスとなる。
リオレウスには珍しくホバリング状態からこっちに向かってくるモーションという事もあり、
今作のG級リオレウスは戦いやすくなったと好評である。
技自体が比較的自然な動きをしているという意味でも評価は高い。
- なお、MH4Gでは最近とある事情で背中の鱗だけを砕かれる個体が急増しているとか。
- MH4Gを進めていくと、MHP2Gで猛威を振るったあのクエストを受注できるようになる。
しかし、ゲームタイトルそのものを飾っているにもかかわらず、
モンスターハンターというゲームの象徴的存在である
リオレウスは極限状態に(少なくともゲーム内では)ならない為、登場しない。
シリーズを重ねる毎に追加されていった看板モンスター達と戦っていくというコンセプトなのだろうが、
リオレウスのいない「モンスターハンター」というクエスト名は寂しさや物足りなさを感じるものである。
ただ極限状態はアイテムを無効化するし、
この頃のリオレウスに閃光玉や罠を無効化されたらなかなか厳しい相手なので仕方ないだろう。
MHX(X)
- MHXにも登場。
二つ名持ちモンスター「黒炎王リオレウス」も初登場した。
公式サイトが開設されて間もなく登場モンスター紹介ページにその名を見せ、
元祖メインモンスターの存在感をアピールしている。
また、MHX・MHXXにおいて希少種はリオレイアとリオレウスのみである。
ここにも元祖メインモンスターとして、破格の待遇を受けていることがわかる。
- 本作ではついに故郷たる森丘が復活。
戦闘BGMももちろんリオレウスのテーマ曲『咆哮』。
開発側も意識しているのか、公開されたプレイ映像でも森丘にリオレウスが登場していた。
リオレウス戦で『咆哮』をBGMに戦えるのは、実にMHP2G以来である。
もちろん登場ムービーもホームグラウンドで…かと思いきや、村クエストでの初遭遇は意外にも火山。
MHP2Gでほぼヴォルガノス専用となっていたエリア9・10での戦闘となる。- 一応、MHP2GのG級大連続狩猟クエストではエリア9および10にリオレウスが出現するので、
それを踏襲していると言える。
- 一応、MHP2GのG級大連続狩猟クエストではエリア9および10にリオレウスが出現するので、
- 当然といえば当然だが、MH3以降の新デザインがそのまま続投している。
森丘にこの新デザイン版のリオレウスが登場するのはもちろん初めてのことである。
- 気になる戦闘能力は以下の通り。
今回も戦闘時間の大半で空中に居るのだが、
空中毒爪、滑空等の着地をキャンセルしての再浮上がかなり多く、バックジャンプブレスの頻度アップ等の影響もあり、
滞空時間が長めだが、浮いている高さは脚が攻撃出来る程度で然程高いものでもない。
エリアルスタイル等のジャンプ攻撃や地上から脚・尻尾を攻撃して怯ませて墜落ダウンさせるチャンスが増えた。
- 行動パターンに調整が入っており、MH4(G)で激減していた上空からの三連ブレスを使う頻度が少し増えている。
その空中三連ブレスも一発ずつハンターの位置をサーチし直して発射してくる。
他にも空中ブレスを連続で行った後に着地しやすくなっていたり、
亜種の行動パターンだった突進をキャンセルしてバックジャンプブレスを放つコンボを使うようになっている。
- 空中からの毒キックの際に、たまに爪が地面に刺さってしまって隙を晒すようになった。
発生頻度はそこまで多くはないが、運よく発生した際には尻尾などを攻撃する大きなチャンスになる。
- お馴染みのワールドツアーはMH4以降の飛びながら炎ブレスをぶつけてくる内容だが、
天空山が無くなったことで、これが見られるのは遺跡平原のエリア5だけになった。
復活したフィールドではこの行動を一切行わないため、かなり意識しないとお目にかかれないレア行動になったと言える。
- 獰猛化の仕様はリオレウスの弱点を悉く補うため、非常に相性が良い。
ただでさえ怒りやすいため、獰猛化個体は始終キレっぱなしになる。
加えて疲労もしないので、いつも以上に空中戦を展開し、
全体的に部位耐久値も高いため、怯ませて落とすのも時間がかかる。
閃光玉で積極的に叩き落さないと、獰猛化クエストやイベントクエスト故のタフさと相まって、時間切れもあり得るだろう。
心配ならば、閃光玉は調合素材分も持ちこむと良い。
- 獰猛化個体はバックジャンプブレスが大幅に強化される。
ブレスを放つまで低速化するため、それまでに軸合わせをする仕様上、
合わせにかける時間が増え、左右90度までの軸合わせを可能とする。
おまけにブレス自体の攻撃範囲、威力も増大しているため、
事実上背後にまで有効射程範囲が広がっている。
安全策を取るなら閃光玉以外には手を出せる機会はあまり無いといっていい。
また怒り状態の時間も長く、必然的にバックジャンプブレスを見る機会が増えるのもこれに拍車をかける。- 集会所には獰猛化リオレウスと獰猛化リオレイアの同時狩猟のクエストがある。
ただでさえ獰猛化個体は両者とも強敵であるのに、夫婦効果で合流や怒りが多発するため、
DLクエストを除いた通常クエストの中では屈指の高難度を誇る。
過去作の経験で火竜夫婦を得意としている人であっても、油断すると力尽きることになるだろう。
- 集会所には獰猛化リオレウスと獰猛化リオレイアの同時狩猟のクエストがある。
- MHXXでG級個体に追加された基本的なモーションはMH4Gのものと変わっていない。
- MH4G同様にホバリングで一定位置で停止することが増えたのに加え、
空中で羽ばたいたまま移動してくる事がほぼなく、
空中チャージ三連ブレスをほとんど使わなくなる、着地から振り向かず再浮上などなど、
厄介だった行動を行う可能性が大幅に減少。
また、捕食攻撃の頻度が上がった結果、地上へ降りてくることが大幅に増えている。
上位よりかなり戦いやすいと感じるだろう。
- 空中に留まる頻度が高い都合上、ニャンターはハンター以上に相手取りにくい。
そもそもアイテムが使えないため、閃光玉で撃ち落とす戦術が使えず攻撃の機会が大幅に減る。
一応閃光爆弾の術があるにはあるが、
微妙にコストが重い上にモーションが長く、当てるのには少々運が絡む。
また、ニャンター特有の視界の低さのせいで
飛行中のリオレウス全体像を視認しづらく、攻撃モーションが見切れる。
飛行しながら近付かれるともはや尻尾の先端以外何も見えない。
リオレウスの発する音で判断するしかないだろう。
このようにとにかく相手取りにくい為、飛行中は無理攻めせずに中距離からブーメランで尻尾を狙い、
地上に降りている時間で大ダメージを稼ぐ立ち回を徹底したい。- 獰猛化個体になると、前述の通りによく飛び続けるし、
地上にいる僅かな時間さえもキレて暴れまわるので手に負えない。
そのため、希少種や黒炎王共々ニャンターの鬼門となっている。
また、ブーメランニャンターならまだしも、
攻撃が超近接仕様でブーメランすら持たないビーストニャンターは、
安全な攻撃の機会は少なめ。
それを容易に突破できるようになれば、ニャンターとして一皮剥けたという自信を持っていい。 - 裏を返せば、特にニャンターにこだわりが無いのであれば、ハンターで挑んだ方が楽だし早い。
素直に閃光玉を使おう。
- 獰猛化個体になると、前述の通りによく飛び続けるし、
MHWorld
- 完全な新天地(新大陸)を舞台としたMHWorldにもリオレウスが登場。
初期報の時点で新モンスター共々姿を見せている。
ゲーム選択時の一枚絵はリオレウスとアンジャナフが対峙するもの。- 今作が発表された当初はメインビジュアルを飾っていたが、
海外版のパッケージであり発売日決定後の予約開始時の日本版パッケージはネルギガンテのものが採用されていた。
しかし、リオレウスのイラストもなんと表裏差し替え式でパッケージイラスト抜擢という好待遇。
MH、MHP、MHSTに続いて4度目のパッケージモンスターとして君臨することとなった。
- 今作が発表された当初はメインビジュアルを飾っていたが、
- MH3から鱗の形等が変化し、太陽の光で翼が透けるといったグラフィックの強化が施されており、
王者の威厳が更に増して非常に格好いい。
また、翼の骨の数が2本から3本に増えている。
加えて鳴き声も新しいものへと変更されており、全く別物の甲高くかすれた声となっている*4。
更にマップがシームレスになった関係で、
リオレウスが空を飛びながらフィールドを周回する様子を遠くから視認できるようになった。
これまでもエリア移動の間やワールドツアー中に高所を滑空する様子を確認できたが、
今作はリオレウスの高度よりも高いところから見下ろすことも出来る。
巨大なマップを悠々と我が物顔で飛ぶリオレウスは、まさに空の王者の貫禄を見せつけてくれるだろう。
- 主に「古代樹の森」に棲息し、古代竜人などからは古代樹の森の"主"と呼ばれている。
古代樹の森にはリオレウスの巣も存在し、
リオレイアと違い卵を盗んでも執拗には追い回さないが、卵運搬する際は注意が必要である。- ちなみにクエスト開始直後、速やかに巣に向かった場合は
卵の上に座って温めているリオレウスの姿が見られる。
古代樹キャンプからスタートすると容易に見られるだろう。
非常に心温まる風景だが、攻撃を受けて戦闘態勢に入るまで時間がかかる為、かなりの攻撃チャンスとなる。
一定時間経過するとマップ内の巡回を開始する。
「卵の守りは…?」と思うかもしれないが、
他にも敵がいないかの見張りや餌の確保場所の確認など他にもやるべき事があるのかもしれない。 - この巣には水が堰き止められており、リオレウスの攻撃や爆弾などで決壊したとき、
リオレウスが飛行していなければ下層まで叩き落すことができる。
巣自体はそこそこ広くて戦いにはさほど困らないが、
叩き落すと長時間もがいて隙を晒し、その後確定でより広いエリアに移動するため有利になる。
クエスト開始直後は巣でのんびりしており、ハンターが近くをうろつく程度では戦闘に入らないので、
爆弾で土石流を発生させ、流してから戦うのもありだろう。- 分かりにくいが、叩き落とした時にかなりのダメージがリオレウスに発生している。
そういう意味でも有効ではあるが、落とすと狭いマップになるため一長一短。
落下先から直ちに離脱する事も少なくないが、
そうでない時はその場で戦わないなり怒らせるなり移動するのを待つのも手である。
- 分かりにくいが、叩き落とした時にかなりのダメージがリオレウスに発生している。
- ちなみにクエスト開始直後、速やかに巣に向かった場合は
- ストーリー上で初めて遭遇・戦闘するのは先述の古代竜人から協力を得る際に、
条件としてリオレウスの狩猟を提示されるところからなのだが、
探索ではそれより遥かに早いタイミングでリオレウスに遭遇することができてしまう。
具体的に言うと、ゲーム開始から多少の任務をこなした後解禁される探索で、
ランダムで配置されるリオレウスに出くわす可能性がある。
リオレウスの巣は初期キャンプからは相当離れているため、
餌を取りに来た時ぐらいしか遭遇しないかもしれないが、
この時点では明らかに苦戦を強いられる相手なので、目を付けられないように行動したほうがよいだろう。
- ストーリーにおいては先述の任務において、リオレウスの巣に立ち入ったハンターと相棒を強襲する。
怒りの咆哮とともに2人に襲いかかるのだが、
この時普段の戦闘などで見られる滑空攻撃を遥かに上回る、
カメラが一瞬追いつかないレベルの速度で突っ込んで来ている。
ムービー中でプレイヤーは咄嗟に躱し掠る程度で済んでいるが、直撃すれば大けがどころでは済まなかっただろう。
勿論、実際の戦闘ではそんなスピードの飛行は使わないので安心しよう。
セルレギオスと対峙した亜種の凄まじい戦闘ムービーといい、
戦闘中にハンターの攻撃が届く位置まで降りてくれる事といい、
やはり基本的にゲーム中のプレイヤーに対しては手加減してくれているのだろうか…
遥か高空から吐き出されたブレスで燃え上がるステージ、圧倒的な威力に動けなくなる2人の目の前に、
炎上による煙をその翼で吹き飛ばしながら現れるその姿は、
正しく「天空の王者」に相応しい威圧感満載の風格を見せつけている。- この時流れるBGMは彼のテーマである「咆哮」をアレンジしたもので、
本作ではここでしか聞けない。
サビの部分も場面と相まって迫力満点の演出である。
- この時流れるBGMは彼のテーマである「咆哮」をアレンジしたもので、
- 旧作と違い、「とりあえず飛ぶ」わけではなく、飛行モードと陸上モードを明確に切り替えて戦う。
飛行モードの際は矢継ぎ早に威力の高い攻撃を叩き込んでくる上、対空時間が今までと比べて遥かに長くなっており、
おなじみの毒爪による急襲等も変わらず行ってくるため、自由にさせておくと今まで以上に脅威的な相手になっている。
また、特定部位以外では怯ませても落ちてこないという強化を受けている為、
考え無しに攻撃してもこちらが有利になる事は無い。- 一方で飛行高度はかなり低めになっており、ほとんどの武器でどこかしらの部位は攻撃できる。
加えてMHWorldの特性として当たり判定が今まで以上に厳密になっている為、
攻撃モーションを見切れれば、攻撃を回避すること自体はそこまで難しくない。
特に、ホバリング状態から直接足を使用してくる事はほとんどなく、
足は常に低い位置にあるため、攻撃が通りやすい。*5
MH4以降肉質が柔らかくなった尻尾だが、本作のリオレウスは全体的に肉質が柔らかくなっており、
尻尾だけでなく翼にまで弱点特効が発動するようになっている。
撃墜させるなら閃光弾を撃ち込んだほうが早いが、歴戦の個体など閃光はここぞという時に温存したいのならば、
低い位置にある尻尾を切断して撃墜させるというのも一つの手だろう。- 飛行高度こそ従来以上に低くなったものの、攻撃時に飛び上がる演出が相対的に見映える様になった事から
戦闘時のビジュアルに於いても空の王者、そして飛竜の王としての貫禄が感じられる、という評価も見受けられる。
- 飛行高度こそ従来以上に低くなったものの、攻撃時に飛び上がる演出が相対的に見映える様になった事から
大きさや地形によっては尻尾振り回しも当たらないので、ここでラッシュを掛けたい。
但し、その場でジャンプ→着地の衝撃でハンターを吹き飛ばすという新技を獲得しており、
毒爪を使用しているため、毒状態になる。かなりの大ダメージ+毒による追撃を受ける為、
絶対に被弾してはいけない攻撃の一つになっている。
また、代名詞であるバックジャンプブレスは健在だが、陸上→飛行のモード切替時にしか使用しない。 - 一方で飛行高度はかなり低めになっており、ほとんどの武器でどこかしらの部位は攻撃できる。
- モンスター図鑑でも触れられているが、今作では翼を片方破壊した時点から、
ランダムで一度だけ「飛び立とうとするが、バランスを崩して離陸に失敗する」という
専用モーションを行うようになる。
このときは着地しつつも大きくよろめいて隙が生まれる。
- 従来作と違って、咆哮がバインドボイス大になっている。
それでいて怒り移行時のバックジャンプブレスは行ってくるので、硬直の長さから従来作以上に攻撃を喰らいやすい。
- 疲労状態では、旧作同様の「終端で倒れ込む突進」を披露する。かわいい
いつも通り息切れしたような状態で無防備に棒立ちすることも多く、目に見えて弱体化するため、
「ここでラッシュをかけるんだな」という攻略手順が分かりやすくなっている。- MHXX以前は初代から引き継がれていた、歩きながら転ぶものとなっていたため
プレイヤーとの距離を離され反撃チャンスとして活かしづらかったが
今作から歩くモーションが削除された事でプレイヤーの目の前を通る時点で転ぶようになった。
というサイクルを何度も繰り返すようになっている。
閃光弾などで墜落した場合は即座に飛ぶことはなく、一定時間陸上モードで戦って飛行モードになる。 - MHXX以前は初代から引き継がれていた、歩きながら転ぶものとなっていたため
- また、本種というより彼が主として君臨する「古代樹の森」では、
こちらの行動しやすい範囲が限られるエリアが比較的多い。
リオレウスも場所によっては一定の制限を受けるものの、
飛行モードでは狭さを気にせず大暴れしてくるため、狭い場所では強敵となる。- この特性から、βテストのクエストで登場した時はまだ悪評が少なくなかった。
この時点では本作の特徴である「環境全てを活かす」事はそこまで重視されておらず、
結果的にリオレウスにとって徹底的に有利な場所で戦ってしまうハンターが多かったためとみられる。
相手のホームグラウンドで戦うのが間違いと言えるので、
環境やアイテムを駆使して、追い立てたり追い払ったりして有利な状況に持ち込みたい。
後述するが、一度交戦状態になると自らの意思で移動する以外は
執拗に外敵(ハンターだけではない)を追いかけてくるので、この特性も利用したいところである。
- この特性から、βテストのクエストで登場した時はまだ悪評が少なくなかった。
- 本作では、これまでムービー内でしか見られなかった「他の大型モンスターに攻撃を仕掛けるリオレウス」を
実際のクエスト内で見ることが出来る。
特に主である彼は、原則森の中に登場するリオレイア以外のすべての大型モンスターに対し好戦的で、
それらが恐れをなして逃げても、執拗に追いかけ回す。
どちらかというとハンターよりも大型モンスターを狙う傾向があり、
この特性を利用すると、他のモンスターの狩猟が場合によっては楽になるだろう。
ただし本種の移動ルートの関係上、偶発的な遭遇があまり起こらないのが難点。- リオレイアが出現している場合は互いに常に合流しようとするため、
こやし弾などを使わないと乱戦になりやすい*6。
同エリアに居る場合はなるべく攻撃を妨げないように位置取りを調整するなどの連携や、
どちらかが休眠していると寝ていない方が見張りを行ったりと仲の良さを見せる。 - 本種に対し積極的に攻撃を仕掛けるモンスターとしてはアンジャナフが挙げられる。
アンジャナフとの縄張り争いにおいては、アンジャナフを持ち上げて地面に叩き落し大ダメージを与える。
この縄張り争いは完全にリオレウスの一方的な勝利であり、
しかもそのリオレウスも本気を出しているようには見えない。
その空の王者の名に恥じない圧倒的な攻撃での勝利で、
不意打ちを許してしまったMHXのOPの挽回を出来たと言える…かもしれない。
上手く誘導するのは大変だが、アンジャナフの狩猟を目的とする場合、
装備やプレイヤーテクニックの面で実力差が大きい場合には、非常に強力で有効な一手となる。
他の大型モンスターは、リオレウスと出くわすと大抵は逃げ出してしまうが、
すぐにリオレウスが追いかけ、両者の戦闘に突入することが多い。 - 発売直後の時点では、リオレウスが「縄張り争い」で敗れるケースはなかったのだが、
なんと第一弾大型アップデートで満を持して登場したイビルジョーと縄張り争いが発生。
躊躇無く襲いかかるリオレウスも、流石のイビルジョーには圧倒され完敗を喫してしまう。
しかし、上述したすべての大型モンスターに対して好戦的という性質は、
イビルジョーであっても例外ではなく、縄張り争いに敗れても粘り強く食い下がる場合がある。
時には、毒爪による蹴りでイビルジョーを毒状態にすることもあり、狩りの助けになることも。
さらにリオレイアが居るならば、夫婦でイビルジョーと戦わせることも出来、
狩りの手助けにする以外にも、リオス夫婦とイビルジョーの熱い戦いを見る事もできるので、
揃っているのであれば狙ってみるのも一興だろう。
- リオレイアが出現している場合は互いに常に合流しようとするため、
- 総評して、空の王者、古代樹の森の主というだけあって離陸させ、
狭い場所で戦ってしまうと手がつけられないほど強力な反面、
広い場所に誘導し、地面にさえ叩き落せば今まで以上にハンター側が有利なようにデザインされている。
また、墜落を別にしても、「敵の大技ラッシュを乗り切ればこちらの大技ラッシュが出来る」という、
大きいサイクルでのターン制バトルが出来るようになっている。
冷静に相手の動きを見切ること、周辺環境を使って相手の有利を奪ってこちらに有利にすることという、
本作における狩りの基本を再度認識させてくれるモンスターであると言える。- 懐疑的にみると公式がハメを推奨していると言えなくもないが、本作ではリオレウスに限った話ではなく、
ほぼ全てのモンスターに当てはまる話であり、環境利用を駆使することで、
いずれも「ハメる」必要性はないよう調整されている。
- 懐疑的にみると公式がハメを推奨していると言えなくもないが、本作ではリオレウスに限った話ではなく、
- 今作では従来と異なる拘束攻撃を行うものの、
草食モンスターを捕食する際にはMH3タイプのそれと同様の捕食行動を行う。
- ストーリー中では古代樹の森の主や同フィールドの生態系の頂点と言われる事が多く、
リオレウスがターゲットのフリークエストも全て舞台が古代樹の森であるため、
今作のリオレウスは古代樹の森のモンスターという印象を抱きがちだが、
実は調査クエストではしっかりと龍結晶の地にも現れる事が確認されている。
にもかかわらず、モンスター図鑑ではなぜか生息地の欄に古代樹の森しか記されていない。
これはおそらく下位の段階で戦えるリオレウスの生息地に
上位到達後からしか赴けない龍結晶の地が記されているとネタバレになってしまう為、それを考慮したものと思われる。
実際、龍結晶の地に出現する大型モンスターで下位の段階から戦えるのは
リオレウス通常種だけである*7。
- 今作では生態系表現により力を入れているがリオレウスもその点は例外でなく、
相方が瀕死になって眠りに付くと“即座に駆けつけ警戒状態に移行する”という行動を見せる。
- 実は場所が巣の外で、かつ空腹時でないなら、ハンターが視界に入っても警戒するだけで襲ってこない時がある。
危険度2以上のモンスターに限定したときに、
スリンガーの弾を当ててもなお戦闘状態へ移行しない時があるのは彼だけである。
そのため連続狩猟クエストで彼を発見し、戦闘状態へ移行して仲間の合流を待とうとスリンガー弾を当てても、
そのままスルーされてしまうことがたまにある。
- シリーズを通して長らく基本体力値ではリオレイアに劣るというお約束は、今作で遂に逆転した。
MHW:I
- 2019年6月21日より開始されたβテストにて、ドスジャグラス狩猟クエストで狩猟対象外のモンスターとして登場。
また、先行配信されたβ版では、ナルガクルガとの縄張り争いも見ることができた。
- ナルガクルガの登場ムービーに出演し、激しい争いを繰り広げる。
後述の通り両者の間では縄張り争いも発生するのだが、
両者ともに主に森林地帯に居を構える生態から、争いあう機会が多いのだろうか。- ムービーではなんとリオレウスが
ナルガクルガの尻尾叩きつけを顔面にモロに喰らってしまっている…がその状態でなお滞空を維持。
それだけでなくナルガクルガを鷲掴みにし、お返しとばかりにそのまま地面に叩きつけて攻撃を加えている。
障害物となる木々の多い環境でも損なわれないリオレウスの飛行能力と、
体勢を崩した状態からでも火炎ブレスを紙一重で回避してのけるナルガクルガの敏捷性。
両者の強みがぶつかり合い、攻防が目まぐるしく変わる白熱した争いとなっており、
リオレウスだけでなくナルガクルガの魅力もこれでもかと押し出された内容になっていると言える。
- ムービーではなんとリオレウスが
- また、ストーリークリア後に出現するジンオウガの登場ムービーにも出演している。
復活した後輩の晴れ舞台にちょくちょく現れるとは中々忙しい先輩である。- ムービーでは森を散策していたハンターにいきなり襲い掛かる形で登場。
知らず知らずのうちに縄張りに入る事になり、怒りを買ってしまったのだろうか。- 真下にいるハンターに向かってまず森を覆う木々を空中から突っ込んで破壊、
その後なんとか躱したハンターを追い、大木をなぎ倒しながら強引に勢いを殺し着地、
そのまま突進してハンターが身を潜めた倒木を吹き飛ばしてハンターを壁際まで追い詰める。 - 因みにこの時流れている曲は前回の彼の登場ムービー時とは違い、
リオレウスのテーマ曲「咆哮」と彼が主である古代樹の森のbgmである
「森を牛耳る蛮顎の竜」の2つの曲をアレンジしたものである。
颯爽と現れたジンオウガに首根っこを押さえつけられ、
振り払ってジンオウガにブレスを食らわせた隙に上空へ飛び去る。
隙を見て逃げ出していたハンターを追跡し、追いついた先で今度は砂原の暴君ディアブロスと遭遇。
両者睨み合ったところで遅れてやってきた今回の主役、ジンオウガと対峙。
なんと舞台は三つ巴の大立ち回りへともつれ込む。- この時、まずリオレウスがジンオウガの動きを止め、その後ディアブロスが地中から急襲するという、
偶然だろうがなかなかのコンビネーションを見せている。
各フィールドの主であるリオレウス種、ディアブロス種、レイギエナ種は、
導きの地を除いて同じフィールドには出現せず、導きの地でも同じ地帯には出現しない仕様となっている。*8
縄張りが正しく住み分けができていることもあり、縄張り争いも行わない。
World時代からいるリオレウスとディアブロスであるが、
新大陸の白き風を除くと作中で顔を合わせるのがこの場面が初だったりする。 - 真下にいるハンターに向かってまず森を覆う木々を空中から突っ込んで破壊、
何がそこまで彼を駆り立てたんだと言いたくなるような、はちゃめちゃな暴れっぷりを見せている。
正に空の王者の面目躍如である。
後輩たちを相手取って気が立っていたのだろうか - ムービーでは森を散策していたハンターにいきなり襲い掛かる形で登場。
- 戦闘能力に関して著しい強化が為され、後述する閃光耐性の変化もあり、まず空中から落としにくい。
また翼の肉質が異常に硬化しており、
ガンナー以外なら弱点特効が発動していた肉質は青ゲージ以下では弾かれてしまうほどに硬化した*9。
ただし、肉質についてはクラッチクローなどで傷を付けることで軟化させることができる。- 閃光耐性については歴戦の個体とはまた違う変更が加えられており、
滞空中に間髪入れずに閃光弾(または閃光羽虫)を連続して使用すると、
落下せずに滞空したまま怯むだけになっている。
クラッチクローが追加されたことで、滞空するモンスターへの攻撃手段が追加されたことが要因の1つであろう。
とはいえ歴戦の個体のように回数制限があるわけではないので、
時間を置きながら上手く使って立ち回れば特に大きな問題はない。 - 非怒り時限定の対処法ではあるが、飛んでいる最中にぶっ飛ばしを叩き込めば落下させることが可能。
全弾発射できるなら、ツブテの実でも問題ない。
通常時に閃光弾を使用すると、上記の仕様で怒り時に落とせなくなってしまう可能性があるため、
閃光弾は怒り時のここぞというときまで我慢しておこう。 - 同様によく飛行するクシャルダオラと異なり、翼や尻尾に判定が無いブレスを比較的多用する為、
クラッチクローからの武器攻撃が強力な武器種なら、飛んでいてもそれなりのダメージを与える事ができる。
また、地上から滞空状態に移行する頻度も低い為、
怒り移行時の咆哮の後にスリンガー弾で怯ませて飛ばせなければ、
非怒り時のぶっ飛ばしでの撃墜と怒り中の閃光玉1発でほとんどの時間を地上に釘付けにする事ができる為、
対応がしやすい。
ぶっとぱしや抜刀スリンガー等の撃墜手段自体は増えた一方で、
雑に閃光弾を使用したりスリンガーのタイミングを逃すと飛行されやすいという方向で難易度を上げていると言える。 - 閃光耐性については歴戦の個体とはまた違う変更が加えられており、
- モーションも亜種のものがいくつか追加されたほか、
旧作で披露していた滞空3連続ブレスがリニューアルされて復活している。
ブレスの方向はランダム(それなりのホーミング性あり)であるため、
飛んでいるリオレウスに対して中距離付近で立ち回るのは避けたほうが良いだろう。
- 今作からかは不明だが、怒り時の噛みつきは(レウス自身による噛みつき)+(噛みつき時の爆発)+(爆発の余波)
という判定になっているようである。- この噛みつき時の爆発の威力がかなり高く設定されているらしく、
特に歴戦は直撃するとほぼ確実にKOを取られる。
滅多にないことだと言いたいが、新アクションであるクラッチクローで頭に取り付いている時がかなり危険。
怒り中に頭に傷をつけるリスクは全モンスター中でもなかなか高い。
- この噛みつき時の爆発の威力がかなり高く設定されているらしく、
- 本作では上述したナルガクルガに加え、ティガレックス(亜種)、ジンオウガ(亜種)、ブラキディオス、ディノバルド(亜種)
との縄張り争いが確認されているため、
なんと復活したメインモンスター全てと縄張り争いを繰り広げていることになる。
更にそれだけに留まらず、瘴気の谷の主級モンスターであるオドガロン(亜種)とも争い合う事も確認されている。
後輩たちと片っ端から鉢合わせ、その悉くとガチンコでぶつかり合う姿は、
流石『モンスターハンター』の看板モンスターである。
PVやCMではいくつか縄張り争いの様子が公開されているのだが、
リオレウスに関連するものは突出して多く公開されている。- レックス型モンスターとの縄張り争いでは、動きを先読みする形で中空から強襲。
後脚でもってレックスの巨体を強引に掴み上げ、
地面に叩きつけた上、地表目がけて投擲同然の勢いでぶん投げるという離れ業を披露する。
追撃の急降下攻撃は紙一重で躱され、
着地時の一瞬の隙を突いて飛びかかってきたレックスに組み伏せられるが、
最終的に喉元への噛み付きを振り解き、そのまま勢いよく蹴り飛ばして雄叫びを上げる。- レックスを捉える機動力、飛竜の巨体を掴み上げたまま滞空する飛行能力もさることながら、
地上戦に長けたレックスにマウントポジションを取られる圧倒的不利な状況で噛み付きを振り払い、
更に蹴撃で吹き飛ばして戦況を五分に戻す戦闘力には驚嘆すべきところがある。
引き分けながら、「王」の名に恥じない迫力の立ち回りと言えよう。
- レックスを捉える機動力、飛竜の巨体を掴み上げたまま滞空する飛行能力もさることながら、
- ディノバルドとの縄張り争いはかなり特殊で、なんと両者にとって有利な地形によって勝敗が決まる模様。
- 対峙した地形が開けた空間であれば、イビルジョーとの縄張り争いと同じモーション*10で展開。
リオレウスが地面に叩きつけられ、リオレウスの完敗に終わる。 - 対峙した地形が高低差のある空間であれば、アンジャナフとの縄張り争いと同じモーションで展開。
リオレウスがディノバルドを持ち上げ、高所から突き落として圧勝する。
一風変わった仕様であるが、ディノバルドの「地上版リオレウス」というコンセプトから、
少し特別扱いにしたのかもしれない。 - 対峙した地形が開けた空間であれば、イビルジョーとの縄張り争いと同じモーション*10で展開。
- ブラキディオスとの縄張り争いはイビルジョーとの縄張り争いとほぼ同じモーション*11で展開されるが、
最後に背負い投げを喰らっても即座に体勢を立て直している点で異なる。 - ジンオウガとの縄張り争いは今までにない新モーションで展開される。
ジンオウガのお手飛びかかりを飛翔して回避、そのまま頭部を鷲掴み、
ジンオウガの首をひねって地面に叩きつけるという割とえげつない攻撃を加えている。
しかしジンオウガも負けておらず、強引にリオレウスを振り解き、
地面に降ろされて体勢を崩したリオレウスに尻尾の振り回しをブチかまし、勢いよく吹っ飛ばして勝負を終える。 - オドガロンとの縄張り争いも新しいモーションとして展開されており、
リオレウスが先制攻撃でオドガロンを拘束するもすり抜けられてしまい、
逆にオドガロンに背中に飛び乗られ、そのまま墜落させられてしまう。
しかしそのまま背中にオドガロンを乗せた状態で勢いよく側転しながら飛翔する事で
振り落とし地面に叩きつけることに成功し、そのまま勝負を終える。
- レックス型モンスターとの縄張り争いでは、動きを先読みする形で中空から強襲。
- 他のメインモンスター(並びにオドガロン)との縄張り争いの結果は、(特殊仕様のディノバルドを除き)全て引き分け。
得意の空中戦によって優位に立つが、地上戦に縺れ込んだり、
相手の膂力によって反撃され痛み分けに終わる、といった流れが多い。- ちなみに、リオレウスおよび対戦相手が亜種だったとしても、
亜種の方が勝利する等といった勝敗の結果は変わらない。
強者達に真っ向から対抗する姿は、正に王者と呼ばれるに相応しい振る舞いと言えるだろう。
新大陸の主の一角にして古代樹の森の王として君臨してきたリオレウスからすれば、
唐突に己に挑み掛かる不埒な輩が激増して憤懣遣る方ないと言ったところだろうが。
遥か高空からブレスで地上諸共爆撃すれば済むものを、わざわざ格闘戦を挑むのもまた王の度量なのだろうか。 - ちなみに、リオレウスおよび対戦相手が亜種だったとしても、
- 今作のリオス夫婦とレイギエナはフレンド関係にある相方のモンスターを呼ぶ事があるのだが、
このときの咆哮は咆哮の動作をしない*12ため、
そのモンスターが発したものだと分かりにくく、
なおかつ普段の咆哮とは似ても似つかない声を発するので、
発売直後は「謎の声」だとか「今後追加されるモンスターの声」、「怖い」だとか、
ちょっとした騒ぎになった事がある。
MHRise
- PV第2弾にて、正式に参戦が確定した。
まあ火竜夫妻はモンハンの顔なので元々リストラは考えにくかっただろうが
MHP3へMH3以降のグラフィックが続投した時と同様、MHWorld以降の新生グラフィックが踏襲されている。
- 今作のリオレウスはまたもや行動が大幅に刷新。
MHWでは空中モードと地上モードを使い分けるという行動パターンだったが、
今作は空中が攻撃動作の一部というような位置づけで、確定で降りるタイミングが存在する。
また、怒り咆哮からのバックジャンプブレスという確定行動を何と行わなくなった。- ただし、隙を晒すとは言えど行動が全体的に速く、攻撃力も高い。
空中からは引っかき→振り向きざまにブレス→最後に毒爪というコンボでハンターを翻弄したり、
MH4のワールドツアーをしながらのブレス攻撃を低空で行ったりしてくる。
この火球は命中精度が極めて高く、かつ技の出も早いため非常に避けにくい。
しかも普通に飛んでいる状態で突然火球を吐いてくるため、
気づいたら火球に焼かれていた、という事態になりやすい。
マルチに潜ると、大抵のハンターはこの凄まじい命中精度の火球に被弾する。 - 更に空中からミラボレアスもかくやという超ド派手な火炎放射を放って来る
地走り炎ブレスという必殺技まで兼ね備えている。- 見た目通りの高威力ではあるが、今作では珍しく軸合わせがかなりザル。
余程欲張って攻撃していなければ相当楽に回避出来る。
また、この火炎放射の際は事前にボイスで警告が入り、放射を終えたらそのまま着地し、短い威嚇を挟む。
対処できるなら最大の攻撃チャンスとなる。
- 見た目通りの高威力ではあるが、今作では珍しく軸合わせがかなりザル。
- 怒り中に飛び立つ際の風圧を受けると、その後の引っかき等がかなり避けにくい。
風圧自体は小であり耐性をつけるのも簡単なので、スロットに余裕があるのなら保険で入れておくと良いだろう。 - 一連の空中攻撃を終えた後は着地してくれるのでその瞬間が反撃チャンスとなるが、
たまに真下ではなく、前に数歩歩くようなモーションで着陸することがある。
この時には間髪入れずに突進に繋げてくるので、考えなしに近づくと手痛いカウンターを喰らってしまう。
この動作を見極められるようになれば戦いやすくなるだろう。 - 閃光玉は一応効果があるが、MHW:Iの時と同様に落ちてもすぐに立ち上がってしまう。
また歴戦の個体と同等の耐性を得てしまい、何回か使うと完全に効かなくなる。
今作のリオレウスは頻繁に地上に降りてくれるので、ピンチの味方がいるなどの状況でなければ
閃光玉の使用を控えるのも手。 - 地上ではXの黒炎王やIBの希少種が使っていた火属性やられ付きの強力な2連噛み付きが危険。
地上で繰り出してくる他、空中からの着地と同時に行うこともあり、不意を突かれやすい。
攻撃力も脅威だがそれ以上に脅威的なのが攻撃範囲であり、腹下にいても喰らうほど判定が広い。
タチの悪いことに、リオレウス自身もそれを理解しているらしく、
腹下にハンターが居ることを認識するや否や、この噛みつきで応戦してくることがある。
まさかリオレウスも腹に口があると言うのだろうか?
一方、Worldで習得したジャンプ踏みつけは毒効果が削除され弱化している。
さらに苛烈さを増した空中攻撃に加え、引き継がれた閃光耐性など過去のリオレウス戦のセオリーは通用しにくい。
とはいえ、先述の通り確定で降りるタイミングもまた多く用意されており、
観察眼と知識を総動員し、モンスターハンターの基本に立ち返ったいわゆるターン制を意識して動けば対処は難くない。
このような調整もあってか本作のリオレウスは戦いがいのあるモンスターであるという声が多い。
過去作では賛否両論だった戦い方のリオレウスだが、ここに来て様々なハンターに好評である戦い方へ舵を切る事になった。 - ただし、隙を晒すとは言えど行動が全体的に速く、攻撃力も高い。
- 新たな縄張り争いの相手としてPV3でも披露されたマガイマガドとのものと、
アンジャナフに対するそれが流用されたドスフロギィ、クルルヤック、トビカガチ、ビシュテンゴとのものなどが追加された。- 火竜という別名に恥じず、縄張り争いに火炎ブレスを用いるため、
縄張り争い後は多くの場合相手モンスターが火やられになる。
- 火竜という別名に恥じず、縄張り争いに火炎ブレスを用いるため、
- 百竜夜行にも登場し、ここでは射撃型に分類される。
常に滞空し、速い・痛い・火属性やられ付き・射撃頻度が高いと四拍子揃った強力な火球ブレスで攻撃する。
百竜夜行自体の忙しさや強襲型と破壊型に気を取られてなおざりにしていると非常に危険。
射撃型の中でも一・二を争うかなり厄介な部類なので、バリスタの後退弾や徹甲榴弾、爆破投げクナイで撃ち落として
早々に無力化してやろう。- ちなみに遠隔攻撃しかしてこないので、毒状態にする爪蹴りのような近接攻撃は繰り出してこない。
もちろん↓Xのブレスで属性やられのサブ任務も進められるため二倍おいしい。
- 主な狩猟地は大社跡と溶岩洞だが、リオレウスが大社跡に登場するクエストは少ない。
野良出現ならともかく、メインターゲットに限定すれば「ほぼ全て溶岩洞」と言っても良い。- 溶岩洞にはクセの強いエリアが多いため、vsリオレウスにおける戦いやすさで言えば大社跡が上だろう。
もしMHRiseのリオレウスに苦手意識があるのなら、大社跡で練習してみても良いかもしれない。
探索ツアーを覗いてみよう。 - 大社跡には広いエリアが多く、リオレウスの空中攻撃に対応しやすい。
また、溶岩洞でありがちな「リオレウスの体色・火球ブレスが景観と同化して見にくい」状況にもならない。
特に後者はワールドツアーブレスの避けにくさにも繋がっている。 - では溶岩洞は駄目なのかというとそんな事は無く、フィールドギミックの噴出孔に壁ドン、
あるいは大タル爆弾で起爆などでダメージを稼げる利点がある。コダマコウモリが利用できるのもここのみ。
ローリスク・ローリターンの大社跡、ハイリスク・ハイリターンの溶岩洞で上手く棲み分けがなされている。
- 溶岩洞にはクセの強いエリアが多いため、vsリオレウスにおける戦いやすさで言えば大社跡が上だろう。
- 発売時点ではおなじみのレア素材「火竜の紅玉」の用途が異常に少なくなっており、
レウスSコイル、デスギア太刀のデスペレイション、水属性片手剣のオデッセイブレイドのたった3つ。
本家本元のレウス武器には1つとして使用しない異常事態になっていた。
当初のレウス武器はどれも強化途中のような名前のものばかりで、
アップデートでヌシ個体の来襲も予告されており、それに併せて武器の強化先が追加され、
そこで紅玉の用途が追加されるのではないかと思われていた。- 代わりに今作では「火竜の延髄」の要求が目立ち、レウス武器はもちろん火属性が絡む武器なら大抵要求される。
短縮珠にも1個につき2個も用いるため、大剣やハンマー使いは苦労することになる。
背中破壊が一番出現率が高いものの、乗りが操竜に置き換わった関係で武器種によってはかなり破壊が難しい。 - 一応リオレイアからも入手可能なものの、こちらはターゲット報酬や本体で剥ぎ取りで出ないため、
基本的にはリオレウスから狙うことになるだろう。
なぜか片手剣では使わないままであるが……。 - 代わりに今作では「火竜の延髄」の要求が目立ち、レウス武器はもちろん火属性が絡む武器なら大抵要求される。
- 本作ではハンターノートでモンスターの大まかな狩猟方針が確認できるようになったが、
なぜかリオレウスの狩猟方針はたったの4行しかなく異様に内容が薄い。
「空中から色々な攻撃を仕掛けてくる」「閃光玉で撃ち落とせば楽になる」というほぼ見ればわかるようなことしか書いておらず、
強力な火炎放射や足の毒爪などの危険な要素について何も触れられていないのである。
オサイズチやフルフルのように、同じぐらい薄いモンスターはいないこともないが、
リオレウスクラスの危険度としてはかなり寂しいところ。
操竜
- 操竜時は自動で離陸し、Rボタンを押すと飛んだまま移動する。
特定の技を出すことで飛び上がり、空中で攻撃を入力すると技が変わるモンスターはいくつかいるが、
空中にいる状態が基本姿勢と言えるモンスターはリオレウスだけ。- なんとレウスをライバル視しているセルレギオス とライゼクスや、
更には飛行が得意な古龍の特殊個体である奇しき赫耀のバルファルクでもこのような芸当はできない。
移動は他のモンスター同様走るだけである。- かなりの速度で飛行し空から火炎と毒で他のモンスターを圧倒する様は、流石空の王者といったところか。
元祖飛行モンスターの威厳を示した。
- かなりの速度で飛行し空から火炎と毒で他のモンスターを圧倒する様は、流石空の王者といったところか。
- なんとレウスをライバル視しているセルレギオス とライゼクスや、
- 流石に高度を上げて一方的に攻撃したりはできないが、滞空しているため、地を這うような攻撃がかなり避けやすい。
もちろん高所への判定が強い技には普通に被弾し、撃墜されるので飛んでるからといって過信は禁物。
相手との距離感や自身の食らい判定が分かりづらいので注意。
挙動がふわふわしているため、移動操作は難しい部類に入る。
空中モード時は微調整しないと旋回性能が低い。特に突進離脱キャンセルの後の向き調整が効かなく、
ターンして同じ方向の壁にぶつかったり複数のイロヅキムシや噴出孔にあてるのが難しい。
きっとライダーのライドオンの凄さを実感できる事だろう。
コツとしては弱攻撃1で着地してから突進離脱をするとリオレイアと同様の操作性で突進離脱ができるので操作しやすくなる。- 弱攻撃1(X / ↑+X)は、幾多の一流ハンターすらも葬り去ってきたあの滑空毒爪攻撃。
出が早く、ちょっとした隙にも差し込んでいける攻撃。操竜レウス唯一の接近技であるため、
モンスターの反撃(相打ち)をもらうと、撃ち落とされて隙が発生するが、焦らずに強力な地上技で対抗しよう。
威力が低めだが、毒状態にする追加効果がある*13ので、百竜夜行で状態異常回数を稼いでの砦レベル上げに使える*14。
攻撃後はすぐに回避か強攻撃を入れなければ地上モードへと移行する。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)はこれまたハンターにとって脅威的だった単発火球ブレス。
遠距離から撃てる、出が早めで威力の低い技。
大抵は1発当てれば火やられにできる為、百竜夜行で属性やられポイントを稼ぎやすい。
地上に降りた状態でこの攻撃を行うとバックジャンプブレスになり空中モードへ移行する。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は右から左に扇状に薙ぎ払う火炎ブレス。
前方180度が攻撃範囲なので多くの敵を巻き込みやすい。
威力もまあまあ高いので、一般的な狩猟でモンスターにぶつける場合、この攻撃が主力になる。
大技ゲージが溜まったら、この攻撃→前回避→この攻撃→前回避……で短期間で大きなダメージを稼げる。
弱攻撃に比べると発射が遅いが、範囲に優れるため、百竜夜行においては群れを一網打尽にする事も可能。 - 強攻撃2(→+A / ↓+A)は直線に薙ぎ払う火炎ブレス。
A攻撃よりも発生が遅いぶん威力は高めな上に、当然火やられ効果がある。
敵モンスターが転んでから立ち直るほど出が遅いので、
↓+Xの火球から繋げるなど、コンボで使用する事を念頭に入れよう。
攻撃後はすぐに回避を入れないと地上モードへと移行する。 - 操竜大技(X+A)は毒爪攻撃+強攻撃の扇状火炎ブレスからの直線火炎ブレス。
もちろん毒状態&火やられにでき、敵に壊滅的な持続ダメージを与えられる。
地上、空中関係なくこの技に移行するので安心されたし。- 上記の毒爪攻撃or直線ブレスをするか、操竜中に叩き落されると地上モードになる。
地上ではXでリオレイアと同じ低威力の突進、Aで踏み込み噛みつき*15が出せる。
どちらも空中での攻撃程単発威力は高くはないが、とっさの状況で応戦できるのは便利。 - 特にAの踏み込み噛みつきは状態異常こそ付けられないものの、
空中の強攻撃に比べて発生が格段に早く、大きく踏み込むのでリーチもそれなりにあり非常に使いやすい。
また回避でのキャンセルを挟まずとも二回まで連続で出せるため、
虫一匹に対する総火力・時間に対する総火力も結果的にはかなり高めととても優秀。
どの道操竜大技で毒も火やられも付与できることや、
空中強攻撃である放射ブレスはどちらも発生が遅めで潰されやすいこともあり、
操竜時は弱攻撃1やあえて攻撃を貰って撃墜される事で早めに着地した後、
この踏み込み噛みつきを主軸に戦ったほうが戦いやすいという意見も。 - この地上モードを維持したい場合は、後述の通りRでの移動時に自動で離陸してしまうことに注意。
できる限り回避で位置調整を行いたい他、
移動開始から離陸までの時間に攻撃を繰り出せば地上モードのまま攻撃が行える。
動かせる時間は多くないとはいえ、ある程度の位置調整は行えるので覚えておくと便利。
- 上記の毒爪攻撃or直線ブレスをするか、操竜中に叩き落されると地上モードになる。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)は、幾多の一流ハンターすらも葬り去ってきたあの滑空毒爪攻撃。
- 空中状態だけでなく地上行動もしっかり用意されているあたり、さすがに看板モンスターは破格の扱いである。
地上モードの時にRボタンで移動しようとすると律儀に離陸してから移動しようとするので移動がやや遅れてしまう。
攻撃しつつ離陸したい場合は↓+Xのバックジャンプブレスを活用しよう。- 壁当てして縫い付けた場合は、しばらくの間飛び立とうとして失敗するチャンスモーションが発生する。
リオレイアやプケプケなど、飛行を行動に組み込むタイプの飛竜型モンスターは、
操竜の成功やオトモアイルーのネコ式鉄蟲糸縛りの技により行動が制限されると、
しばらく飛行することが出来なくなる。
対リオレウスにおいては特にこの恩恵が大きくなるため、積極的に狙っていこう。
- 壁当てして縫い付けた場合は、しばらくの間飛び立とうとして失敗するチャンスモーションが発生する。
MHR:S
- 当然続投。今作での新フィールドである城塞高地 にも生息が確認されており、
廃城で火炎ブレスを放ち荒ぶる姿は「ファンタジー世界を支配するワイバーン」のようで非常にかっこいい。
- ティザー映像およびメル・ゼナの登場ムービーでは、
薄暗い洋風の城の上空を飛んでいる最中、
今作のメインモンスター、爵銀龍メル・ゼナに不意打ちに近い形で襲われてしまうという様子が描写されている。
最近は損な役回りも多いが、古龍のメインモンスターを引き立てられる役になるほどには、
リオレウスの強さが知れ渡っているという事でもあろう。
- 戦闘能力に関しては、新たに滑空しながら火炎放射で地面を一直線に焼き払う攻撃が追加。
悠々と飛行しながら地上を炎で包む様は、まさに空の王者。
出が早いため咄嗟に避けようとすると難しい割に、威力はかなり高めなので常に気をつけよう。
飛び上がりブレスを一撃放ってから連携するパターンと、突然飛び上がってこの技を使ってくるパターンがある。
飛び上がった時は予備動作として注意して見ておこう。- リオレウスが横を向いて片側に向かって火炎放射をする姿勢なので、
リオレウスの真下または反対側に回り込めれば安全に回避できる。
出は早いがある程度の距離があればリオレウスがどちらに向かって
火炎放射するのかを見てから転がる程度の余裕はある。 - なお、この滑空薙ぎ払い火炎放射は火炎放射本体だけでなく
地面を燃やして火柱として若干の時間当たり判定を残すため、
火炎放射そのものを避けても火柱に触れてしまってダメージを受ける事がある。
火炎放射が直撃して吹っ飛んだ場合に多段ヒットする訳では無いが、
火炎放射を回避した先に火柱があって…というケースはあり得る。
火柱のダメージ自体は小型モンスターに小突かれる程度の微小ダメージだが、
僅かに仰け反るだけなのが逆に災いし、想定しないタイミングで火柱に触れて仰け反った結果、
棒立ちになっているのに気づかずにリオレウスの攻撃を食らってしまう事があり得るので注意。 - 火炎放射の後は滞空状態を維持する。
そのままワンテンポ置いて着地する場合もあるが、火球ブレスや毒爪攻撃に繋げてくるコンボがある。
毒爪ならば終了後に少し隙ができるため着実に狙っていきたい。
- リオレウスが横を向いて片側に向かって火炎放射をする姿勢なので、
- 今回は火竜の剛翼が絶妙なレベルで入手しづらくなっている割に、需要が高めでストッパー素材になっている。
剥ぎ取りでも捕獲でもターゲット報酬でも翼の部位破壊でも手に入るのだが、
どれも確率が30%を下回るという微妙な確率で1枚も手に入らないこともザラにある。
- 発売当初は他のMR4モンスターと共に傀異化個体は存在していなかったが、
Ver.11.0.1にて傀異化リオレウスも実装される事となった。
傀異研究所のレベルを51まで上げると傀異討究クエストに登場するようになり、
レベル81まで上げるとEX★5として通常の傀異クエストにも登場するようになる。
通常傀異クエストでの体力はなんと88800。- 高レベル傀異化ならではの高耐久・高火力と本作のリオレウスの多彩かつ強力な攻撃モーションが合わさった強敵。
特に各種ブレスは非常に痛いので、しっかり躱しきれるよう立ち回りたい。
どうしても避けきれなければ火耐性を上げるのもアリだろう。 - 満を持して登場した傀異化個体は、攻撃力や体力の強化はもちろんのこと
傀異鈍化した後も油断ならない。
というのも、今作では疲労状態のリオレウスはタックルをしてくるため
下手に近くにいると手痛いダメージを受けてしまう。
劫血状態も発症するため、慌てて攻撃しようとするとさらにタックルを食らってダメージを受けてしまうことも。
傀異化時にも疲労時にも油断せず、適切に対処する事が大事なのだ。
- 高レベル傀異化ならではの高耐久・高火力と本作のリオレウスの多彩かつ強力な攻撃モーションが合わさった強敵。
- ささやかなバグ…というか設定ミスとして、当初はMRのオトモ隠密隊でリオレウスと戦闘した場合、
入手できる素材の中に雌火竜の重殻が混じっており、
本来得られるはずだったであろう火竜の重殻が手に入らないというものがあった。
どうせ隠密隊だけで装備を作れるわけでもないので致命的とまではいかないが、
カテゴリ強化素材のポイントや錬金素材のポイント調整、金の稼ぎには困る不具合である。- 上記のバグはMHR:Sの大型アップデート第1弾となるVer.11にて修正された。
MHWilds
- 2025年発売予定のモンスターハンターワイルズにおいても、アナウンストレーラーでしっかりと顔見せ。
全く未知のフィールドとモンスターたちが登場する中、
モンスターに騎乗してフィールドを見渡すハンターの前を悠々と飛行し、おなじみの唸り声を挙げた。
なお、リオレウスとしては非常に珍しいことに「隔ての砂原」と呼ばれる
本種がこれまでゲーム本編中に出現した事のない乾燥地域に姿を見せている。
これがMHW:Iのティザーにおける「渡りの凍て地に飛ぶリオレウス」のようなイメージ映像なのか、
それとも本編でもこのフィールドに登場するのかは不明である。- ちなみにこの時あげた唸り声だが、リファインされたMHW以降のものではなく、
なんとMHXX以前のモノが採用されている。
ワイルズのリオレウスの声色がどのようになるのかは、今後のお楽しみと言った所であろう。
- ちなみにこの時あげた唸り声だが、リファインされたMHW以降のものではなく、
武具・素材について
- リオレウスの素材を使った武器は当然のことながら火属性を帯びる。
どの武器も見た目が格好良い上に、全体的な性能もクセが少なく使いやすい。
序盤は通常種の素材を使うために赤い色彩をしているが、
上位やG級になると亜種、希少種の素材を使って強化することが多いため、武器の色も蒼色や銀色を纏う。
メインシリーズでは殆どの作品で登場するため、お世話になったハンターも多いのではないだろうか。- 作成すればわかるが、リオレウス武器は比較的属性偏重武器が多い。
ランスや片手剣ならば有難い特性である。
- 作成すればわかるが、リオレウス武器は比較的属性偏重武器が多い。
- また、MH無印から存在する炎剣リオレウス、イフリートマロウ、プロミネンスピラーと言った武器群は、
基本的に上位強化が存在しない。
存在しないが、上位にも十分通用する性能にはなっているという特徴がある。
下位ではもちろん強力な武器群である。- 近年では通常種素材のまま最終強化できることもあり、
そうした場合上位の最終強化の名前が上に挙げたものになる。
- 近年では通常種素材のまま最終強化できることもあり、
- レア素材もハンターの中でかなり有名。
逆鱗、紅玉、天鱗といえば、リオレウスの物と思うハンターが多い。
また、これらの素材を使った武具はかなり優秀な性能。
しかし多く使うのでレア素材故に物欲センサーに引っかかり、なかなか出ないハンターが多い。- 特に火竜の天鱗の需要は極めて高い。
飛竜刀【椿】やエンデ・デアヴェルト、プロミネンスソウルに銘火竜弩等々、
これを使って生産された武器は例外無く第一線で活躍できる程の性能を誇っており、
その手の武器の使い手からすれば垂涎の的ともいえる最高級武器の素材である。
加えて、雌火竜の天鱗と組み合わせて作られるコウリュウノツガイや金華朧銀の対弩も非常に強力。
そして防具も優秀で、攻撃的なハンターや見た目趣向のハンターから人気を集めている。
設定通り、正しく憧れの的なのだが、憧れの的と言うだけに実際に入手するのは非常に難しい。
本体からは剥ぎ取れず、尻尾や頭部の部位破壊、落とし物に捕獲を全てこなしてもそうは手に入らない。- MHP2Gでは単体クエストでは通常報酬に並ぶことすらない。
並ぶのはG級でも屈指の高難度クエスト「竜王の系譜」のみである。
MHP2Gでは、山菜爺さんと天の山菜組引換券で交換できるが、
交換した際にもらえる確率は僅か2割で、残り8割は雌火竜の天鱗*16。
それ故にどの武具に使うか真剣に考える必要がある。 - MH3Gでは救済クエスト的な存在の高難度クエスト*17や二頭クエストが存在するため、
MHP2Gの時ほど入手には苦労しない……かもしれない。
というのも、MH3以降のシリーズでは同種のモンスターを複数頭部位破壊・捕獲しても、
ちゃんとその分報酬が出るようになったため、3頭全て尻尾切断、頭部破壊、捕獲することで
天鱗の期待値がかなり上がる。
また、今作では、孤島の山菜爺さんに話しかけて天の山菜組引換券を渡せば、
必ず火竜の天鱗がもらえるようになっている。
これらのことから、MHP2Gの時と比較して幾分入手し易くなったといえるだろう。
ただし、MH3Gの同種3頭クエストは2Gまでの仕様が発生「する時もある」ため、
運が悪いと1頭分の部位破壊報酬しか出ない場合がある。
- MHP2Gでは単体クエストでは通常報酬に並ぶことすらない。
- 特に火竜の天鱗の需要は極めて高い。
ムービーでの活躍
- モンハンの顔であるリオレウスは、PVをはじめとして様々な映像への出演も多い。
リオレウス本人に主眼が当たるものも多いのはもちろんのこと、
後輩が主役となった登場ムービーにもゲスト出演を欠かさない。
また、とにかくリオレウスさえ出しておけばモンハンであると分かるという知名度であるため、
他社とのコラボはもちろん、世界的に新作を発表する際に
新要素が盛り沢山のムービー→最後にリオレウスが出てきてモンハンだと分かる、
といった構成でプロモーションビデオを製作していたりもする。
プロモーション映像
- 上述の通りPVにはよく出演しているが、
ここでは特筆すべき内容のみを掲載する。
MH4
- MH4では発売前のコンセプトムービーに出演。
映像後半において、ティガレックスの猛攻から逃れるべく高台に上ったハンターに、
追い討ちを掛けるかのように突如飛来。
同じくハンターを追って高台に現れたティガレックスと鉢合わせしたことにより、
遂に二大看板モンスター同士の夢の対決が描かれた。- しかし猛進してくるティガレックスを尻目に、リオレウスは得意の空中ブレスで高台を破壊、
自力での飛行が苦手なティガレックスは急斜面になった高台から滑り落ちてしまった。
勝負すらさせて貰えなかったティガレックスの胸中や如何に。
なお、この時放つブレスのモーションは通常種が使用しないチャージブレスのものである。
- しかし猛進してくるティガレックスを尻目に、リオレウスは得意の空中ブレスで高台を破壊、
MHW(:I)
- MHWorldにおける初報は新モンスターであるアンジャナフの狩猟が主であり、
痕跡採取、特殊装具、落石の利用など今までのモンハンにはない新要素を見せ、
これは何のゲームだ…?と訝しむ視聴者の前にひらりと現れ、縄張り争いでアンジャナフを叩きのめし、
このゲームが紛れもないモンスターハンターの新作である事を伝えた。
グラフィックがこれまでにない精度まで向上し、馴染みのない要素ばかりが出てくる映像において、
まさしくモンハンの顔であるリオレウスが降臨してくる安心感は計り知れないものであっただろう。
- MHW:Iのティザートレーラーは上記のムービーの続きのような構成となっており、
リオレウスとの遭遇の後、救難信号で集まってきたハンター達との戦闘を繰り広げるが、
途中で戦闘を切り上げ、急に飛び去って行ってしまう。
追いかけるハンター達だが、リオレウスはとうとう古代樹の森を抜けて外海に向かう。
そしてリオレウスが飛んでいくその向こうに氷の大地が現れ、
ICEBORNEのタイトルが明かされる…という構成になっていた。
- また、MHW:Iでは各作品のメインモンスターたちが続々復活しているのだが、
リオレウスはそのメインモンスターの全てと縄張り争いを行っており、
PVにおいてもナルガクルガやジンオウガと戦うなど、看板の復活をフィーチャーする役回りを担っている。
MHR(:S)
- MHRiseではPV第2弾から登場しているが、PV3においてはハンターに新要素である操竜をされ、
今作の看板であるマガイマガドと対峙するという内容になっている。
リオレウスの赤い炎とマガイマガドの紫色の鬼火の対比や、
初代メインモンスターであるリオレウスの力を借りてライズのメインモンスターに挑むハンターと、
ゲームプレイで製作されたムービーながらカッコいい演出になっている。
- MHR:Sでは、MHW:Iに引き続いてティザートレーラーから出演。
新フィールドである城塞高地にて紅色の光に誘われるように飛んでいると、
今作のメインモンスターであるメル・ゼナに襲われ、精気を吸われてしまうという役回りになっている。
いわゆる引き立て役としてのオファーだが、今作の持つあやしげな雰囲気、
リオレウスを惑わせていた何かの存在や、リオレウスを仕留められる強さを持つ古龍種メインモンスターと、
サンブレイクの要素を様々な点から示唆してくれている。
MHWilds
- MHWildsはMHWorldのように世界的にプロモーションを行っており、
始めて情報公開がされたTGAにおいても新要素であるセクレト、
大型モンスターであるドシャグマの群れ、異常気象と季節変化などの新要素と、
凡そモンハンらしくない雰囲気のムービーから始まり、
最終的にワイルズのテーマとロゴが現れ、リオレウスが颯爽と飛んでいく…という内容のアナウンストレーラーが公開された。
観客も最初は押し黙って見ていたものの、CAPCONとMHWildsのロゴが表示され、
リオレウスの登場により歓声を上げて喜ぶなど、モンハン自体の知名度の向上が伺える。- なお、同ムービーでは砂漠系のフィールドである隔ての砂原に現れている。
公開されている内容からはとてもリオレウスが登場するタイプのフィールドではないが、
これがMHW:Iにおける「渡りの凍て地に飛ぶリオレウス」の再来なのかは今のところ不明。
- なお、同ムービーでは砂漠系のフィールドである隔ての砂原に現れている。
OPムービー
- 初登場にしてメインモンスターを務めていたMHのオープニングはもちろん、
その後にも3つのOPに出演しており、合計で4作品のOPに出ている*18という、
まさしくリオレウスのムービー人気というか引っ張りだこな様子が分かる状態になっている。
なお、同じく看板の1体である亜種を含めると更に2つ増える。
MH(P)
- 記念すべき最初のオープニング。
草原でランポスが仕留めたアプトノスを強奪し、リオス種が集まる巣へと持ち去っていくという、
生態系の紛れもない王者であるリオレウスの立場が良く描写されている。- その後はリオレウスを追ってきたハンターが物陰から襲い掛かるが、
リオレウスの甲殻に弾かれてしまい、Uターンして岩陰に滑り込もうとする。
当然追いかけるリオレウスの前に、岩陰に潜んでいたガンナーが銃弾を発射しロゴが写る…という具合。
マルチプレイでの役割分担と、ハンターから見たリオレウスの世界観上の強さが描かれている。
- その後はリオレウスを追ってきたハンターが物陰から襲い掛かるが、
- MHPはMH(G)のオープニングと生態ムービーのミックスであり、
当然ながらリオレウスが出演している場面も使用されている。
MH3
- 今までのシリーズから一新、原点回帰を謳ったMH3のオープニングにも出演。
トライ以降のモデリングに準拠したグラフィックで登場している。
- 前半はMH無印のオープニングをオマージュしたような内容になっており、
ドスジャギィ一味が狙っていたアプトノスを横取りする形で狩りに乱入、小競り合いを繰り広げる。
彼らに周りを囲まれても動じず、ドスジャギィに小規模の炎ブレスを浴びせるなど戦闘を有利に運んでいたが、
騒ぎを聞きつけて乱入してきたラギアクルスと一触即発となる(このタイミングでドスジャギィ達は撤退した)。
互いに威嚇し合った後に電撃を纏った噛み付きを繰り出してきたラギアクルスの攻撃を飛行して避け、そのまま遥か彼方に飛び去っていく。
その後は平原、崖を越え、その場にいたハンター達を尻目に地平線の彼方に消えていった。- このムービーでは本作のメインモンスターであるラギアクルスよりも長く出演しており、
モンハンの看板としての存在感を見せつけた
- 「ラギアクルスに恐れをなして逃走した」と言われてしまうこともあるが、
自然界において争いは可能な限り避けるべきものであり、
苦手な雷属性を扱う相手に対して自身のアドバンテージである飛行能力を駆使して撤退したのは最適な判断と言える。
- また、これらのシーンでは成体のアプトノスを苦もなく持ち上げて飛行しているため、
改めて彼の握力と飛行能力の凄まじさを感じることができる。
- このムービーでは本作のメインモンスターであるラギアクルスよりも長く出演しており、
- MH3Gのエンディングムービーである「発見!最高のお面!」はこのOPをパロディしたものになっており、
チャチャとカヤンバが発見した最高のお面が諍いの末にアプトノスのトサカにハマってしまい、
そのアプトノスがまさかのドスジャギィに狙われた個体のせいで
上記の大型モンスターたちの争いに巻き込まれていく…という内容。
あのシリアスでカッコいいオープニングが唐突にギャグになる落差に驚くことだろう。
MHX
- MHXのオープニングにも堂々の登場。
リオレウスのOP出演は通算4度目である。
- 四天王の一角、電竜ライゼクスとの空中戦が描かれている。
ライゼクスの不意打ち先制攻撃を受けて怯んだリオレウスは一旦距離を取り、得意の毒爪攻撃で反撃を試みる。
しかしライゼクスの変形した尻尾に毒爪を受け流され、
不意打ちのダメージも合わせて不利と判断したリオレウスは撤退を試みるが、
全身電荷状態となったライゼクスの猛追を振り切れないため、尻尾攻撃に合わせ反撃。
ライゼクス共々もみくちゃになりながら木々の生い茂る岩場に墜落する。- 新旧を代表するワイバーン達が繰り広げる雄大かつスピーディーな空中戦は、
戦闘機のドッグファイトも顔負けと言えるほどの迫力であり、公開早々から高い人気を獲得していた。 - ただ、肝心のリオレウスはムービーを通して一方的に追い掛け回されている感があり、
怯むことなく勇猛に襲い掛かった轟竜や互角の戦いを繰り広げていた雷狼竜などと比較すると、
終始ライゼクスに対して防戦一方になっている描写が余計に目立ってしまっている。
ライゼクスの獰猛さ、好戦的な性質を表現するには非常によく出来たワンシーンなのだが…。
一応、先制攻撃を受けたことや、リオレウスの弱点属性がライゼクスの得意とする雷属性である*19など、
リオレウス側が不利(≒撤退を試みてもおかしくはない)といえる要素はいくつか存在している。
また、ムービーとしての体裁が保つにあたり、主体となるモンスターが活躍していないことには意味が無い。
このOPは今作の宣伝である以上、ライゼクスや四天王それぞれが主体となってくるため、
リオレウスがライゼクスに一方的に追われるのも仕方が無いとも言える。- ムービーが切り替わる前の描写では怒り状態になっていることが分かるが、
この後は絡んできた面倒な奴に仕方なく応戦したのか・互角に戦えたのかは一切不明。
- ムービーが切り替わる前の描写では怒り状態になっていることが分かるが、
- 新旧を代表するワイバーン達が繰り広げる雄大かつスピーディーな空中戦は、
余談
- 伝承に於けるワイバーンの様に赤い体色を持つリオレウスに対して
火山ならまだしも、緑が生い茂る森丘等では目立ち狩りをするのに適していないのではないか?
…と云われる時もある。
しかしリオレウスのモデルとなる雄ライオンも同様に隠密行動に適さない、あの目立つ鬣を持っているのは
基本狩りをハーレムの雌ライオン達に任せ、自身は他のオスから群れを防衛する役割に特化しており
立派な鬣を生やす事で縄張りへの侵入者に認識させる効果があるのでは無いか、と考えられる。
実際にライオンをモチーフにしたリオス種も雌のリオレイアが狩りに出掛け、
雄のリオレウスが上空から縄張りへの侵入者が居ないかを見張る、という役割分担がなされており
リオレウスの赤い体色も同様に、自然界の強者としての自身の存在を外敵に知らしめる効果があるのかもしれない。
身体の下側に色が付いていないのもあり、空中から奇襲して狩るリオレウスにとってそこまで問題無いのかもしれない。
- 火(か)は火(ひ)とも読むため、別名を「火(ひ)竜」と読むと飛竜と同じ読みになる。
正しく海竜と対を成す飛竜の王である。
火竜弩もそうだが、カプコンは本当に色々とネタを考えるものだ。
- 『生態・特徴』で触れた「雄火竜」という呼称は、近年ではほぼ見られない。
MHX方式の武具強化システムにおいて、「火竜」表記にしてリオレイアの素材でも可と混同しないよう、
リオレウス素材であることを明示的に要求する場合か、精々武具の説明文などで稀に見かけるかである。
- 英語名とは別に、「リオレウス」をアルファベットで音写した時の綴りとして
“LIOLÆUS”という表記が用いられている。
主にグッズ等で確認できるほか、スマブラSP等の外部作品でもこの表記が使われている。- 一見すると違和感がある“Æ(æ)”の字だが、これはAとEの合字であり、
元々ラテン語で二重母音を表すための文字である。
これはとある大企業のロゴや、英和辞典などに記載されている英語の発音記号などに用いられているため、
現代人にも馴染み深い文字だろう。
我々が何気なく口にしているリオレウスは、厳密には案外複雑な発音なのかもしれない。
- 一見すると違和感がある“Æ(æ)”の字だが、これはAとEの合字であり、
- 飛行すると強敵と化すリオレウスだが、
滞空されても閃光で叩き落とすことは可能であり、厄介な咆哮や風圧もスキルで無効化してしまえばいい。
空中では攻撃・機動力共にこの上ないが、地上に降ろしてこちらのホームグラウンドに引きずり込めば楽になる、
という傾向はシリーズを通してほぼ変わっていない。
総じて、事前準備とアイテムの的確な使用、スキル等ハンターの基本が重要になるモンスターの典型と言える。
- 火炎ブレスを吐き、別名が「火竜」であるのに、背中には火属性が通る。
狩猟時にそれが有効に働くことはまずないだろうが、だからこそ少し謎な設定である。
背中の甲殻だけ耐火性が低いということなら、一体何故そうなったのだろうか。- この謎設定は、後に「リオレウスのライバル」として開発されたセルレギオスにも見られ、
やはりセルレギオスも背中だけは火属性が通るようになっている。
もしかしたらコンセプトに従ってリオレウスの属性耐性を参考にしたのだろうか。
何らかの意味深な設定のつながりを感じさせるが、現時点で理由は明かされていない。
- この謎設定は、後に「リオレウスのライバル」として開発されたセルレギオスにも見られ、
- リオレウスのキモや舌は食すことができ、
トレジャーアイテムとして「火竜のキモ」や「火竜のタン」がある。
キモは人気の食材らしく、塩かタレかの論争が尽きないという。
タンを美味しく焼くためには燃石炭が必要らしい。
マカライトの加工にも燃石炭が必要なので、美味しく焼くために必要な温度は相当高いと思われる。
ブレスを吐く際に咽も焼けてしまうが、即座に再生して対応していることからタンも同様なのかもしれない。
孤島地方でも食材として需要はあるようで、モガの森の希少特産品に「火竜の上カルビ」というものがある。
- リオレウスの咆哮は今ではほとんどのハンターにとって馴染み深い音だろう。
聞いただけでもすぐに何の行動の前兆なのかわかるプレーヤーも多いかもしれない。
しかしそんな馴染み深い彼のボイスは、実は今までに四種類も存在していることをご存知だろうか。- まず1つめが初代からMHXXまで通して馴染みのある物である。
屈強な飛竜の鳴き声にしては以外にも甲高いものであり、なおかつ迫力満点。
コラボ企画でリオレウスが他作品に出張する際にも、このボイスがよく使われている。 - 次に2つめが、初代の発売前に公開されたE3ムービー内でのもの。
今の物と比べると全体的にくぐもった音声であり、威嚇時の唸り声は現在とは似ても似つかない。
また流用はリオレイアからだが、MH3以降ではこの時のブレス時のボイスらしき音声が
ブレスを吐かない単なるバックジャンプでリオスが浮遊する際のボイスとして使われている。
尚、そのボイスはE3ムービーのおおよそ55秒前後でリオレイアが披露する。
その他、ラストにリオレウスが披露するブレスのボイスはMHGやMHPのラストにも流用されている。 - 3つめはリオレウス亜種が一部作品でのみ行うもの。詳しくは該当記事を参照されたし。
- 4つめがMHWから変更された少しかすれたような咆哮。
馴染みのある咆哮が変更され、実装当初は古参ファンの間で賛否両論だったが、
こちらの咆哮もかなり迫力満点である。
- まず1つめが初代からMHXXまで通して馴染みのある物である。
- シリーズ全体の看板だけあって、ノベル版でも出番が多い。
記念すべきノベル版登場第一号となったのも他でもないリオレウスである。
ただし第一弾では狩猟中の描写が少なく、リオレウスに限ったことではないがあまり活躍が見られない。
第二弾や第四弾ではハンターを相手に本気で暴れるリオレウスの様子が描かれている。
- リオレウスのデザインも、MH3登場時にリオレイア・ディアブロスと同じタイミングでリデザインされている。
こちらも頭から背中にかけての甲殻の形や角度、尻尾の形が変更されており、
特に背中の甲殻の盛り上がり方や棘の長さはかなり大きく変更されている。
リオレイア同様、トゲトゲしかった印象から丸みを帯びた印象へと変化している。
リオレウス討伐後には、背中は非常に観察しやすいため見比べて見るとその大きな差がわかりやすい。
リオレウスのデザインに関してはMH3以前のデザインが好きなハンターもいるのではないだろうか。- 現在ではMH3以降、MHWorld以降に復活したモンスターはリデザインされるのが通例だが、
当時大幅なリデザインがなされたのは上記3種のみであったため、
古参ハンターの間では未だに衝撃の大きい出来事として語られることもある。
- 現在ではMH3以降、MHWorld以降に復活したモンスターはリデザインされるのが通例だが、
- 過去作ではシリーズを通して危険度は★5だが、MH3Gでは何故か亜種ともども危険度★4に設定されている。
といっても登場するクエストランクや報酬金などは完全に危険度★5相当であり、
それどころかG級では危険度★5のベリオロスやドボルベルクより上位のランクに登場する。
続編のMH4では危険度★5に戻っていることを考えると、単なる設定ミスの可能性も高い。- 通常種と亜種の煽りを食らったか、
MH3Gでは希少種も(他の希少種より一段低い)危険度★5に設定されている。
それでいて単体クエストはラスボス級モンスターが集う港★8*20に属するのだから、
違和感を覚えること必至である。
- MHRiseでは今までの★5に該当する★6の危険度になっている。
なお、MH3Gでリオレウスより危険度が高かったベリオロスは★5である。
- 通常種と亜種の煽りを食らったか、
- モンスターハンターシリーズを代表するモンスターだけあって、ゲーム外での活躍も多い。
- 自動車メーカー・TOYOTAのハイブリッドカー
『AQUA X-URBAN“Solid”』のモンハンコラボCM編に出演している。- ちなみに、このCMには気球も登場していたり、
走っているAQUAのナンバープレートが「HR 121」「HR 100」になっている。
- ちなみに、このCMには気球も登場していたり、
- また、イタリアの大手バイクメーカー・DUCATIの日本法人ドゥカティジャパンとのコラボで、
同社のバイク『MONSTER1200』にリオレウスカラーの車両が発売された。
- 自動車メーカー・TOYOTAのハイブリッドカー
- モンスターハンターというゲーム、そしてその看板たるリオレウスが誕生してから早20年。
シリーズ20周年を記念して行われた「モンスター総選挙」では、
メインシリーズに登場した228体の後輩ないし同期の大型モンスターと共にリオレウスもエントリー。
モンハンの顔たる本種故、トップ10に入るのは固いと思われていたが…。- 発表された順位はなんと第21位。
トップ10どころかギリギリトップ20も逃すというあまりにも惜しい結果になってしまった。
全モンスターを代表すると言っても過言ではない初代メインモンスターがこの位置なのは少々手痛い。- 考えられる原因としては、モンハンの顔として広く愛され「好きなモンスター」ではあるものの、
人気投票に推す「1番好きなモンスター」ではない事が多かったであろう事、
通常種・亜種・希少種・二つ名持ち・ヌシと5種類もエントリーしており、
流石に多すぎてリオレウス種同士で票を食い合ったであろう事、
キャラクターとしてはともかく、Rise以前の戦闘面での評価が高い訳ではなかった事などが挙げられるか。
- なお、他のリオレウス種の順位は黒炎王66位、希少種74位、亜種112位、ヌシ149位となっている。
意外にも通常種に次いで高かったのが黒炎王であり、
MHGの看板である亜種は100位以下でメインモンスター最下位の結果に。
メインモンスター唯一の亜種なので仕方ないところはあるが…。
全モンスターの上位1割に入っているため、人気モンスターとしての株は十分にあると言える。
いつもシリーズの顔として引っ張りだこであるため、ここは後輩に出番を譲ったとも見れるか。
また、「ワイバーン型のモンスターとしては1番高い順位」というのも十分立派な結果だと言えるだろう。- 無理矢理21位という順位に引っ掛けて考えるなら、20周年という記念すべき年を超え、
21年目という新しい時代に目を向け、
2025年のMHWildsでもシリーズを牽引するという意思の表れ…とも考えられるかもしれない。
- 考えられる原因としては、モンハンの顔として広く愛され「好きなモンスター」ではあるものの、
- 発表された順位はなんと第21位。
素材
- 火竜の上カルビ
- リオレウスの中でも力を付けた個体から採れる極上のカルビ(バラ肉)。特産品ランクは★5。
限られた者だけが味わう事が出来るという至高の食材で、
モガの村では希少特産品の一つとされている。- アイコンが一般的な希少特産品と異なり肉の形になっており、
アイテムボックスの中でも肉系のアイテムと同じ場所にソートされる。 - ハンターは食べることができないが、チャチャやカヤンバに与える事が可能。
しかし上記の通りランクが★5であり非常にもったいないので、
どうせ与えるなら異国の角竜肉×2と交換して与えた方が割がいい。
- アイコンが一般的な希少特産品と異なり肉の形になっており、
- 真紅の大竜鱗
- モガの森に現れたリオレウスから剥ぎ取られた、凄まじい熱を帯びた大きな鱗。特産品ランクは★4。
武具の素材としては規格外の代物であり、加工する事は出来ない。
しかしモガの村の貴重な特産品として名高く、探し求める者は多い。
亜種のものは「天空の蒼竜鱗」と呼ばれ、通常種のものとは区別される。
- 火竜の鱗
- リオレウスの全身を覆う赤い鱗。汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
イャンクックの鱗を遥かに凌ぐ耐火性を持つ。
鱗はモンスター素材の加工の基本であるが、
流石にリオレウスの素材となれば鱗一枚の入手も困難となる。
逆に言えばこの素材が入手できるほどの実力があれば、もうハンターとしては充分一人前である。
より上質で並々ならぬ強度を誇るものは「上鱗」、
火竜の鱗が何枚も重なり、さらに分厚い一枚として発達したものは「厚鱗」と呼ばれる。
その強度は自然がもたらす宝ともいわれており、貴重な鱗として扱われる。
獰猛化した通常種からは通常よりも黒ずみ強度を増した鱗が入手でき、
こちらは「獰猛化火竜鱗」と呼ばれる。
その他、リオレウスからは下記のような特殊な鱗が存在する。詳しくはそれぞれの項目を参照。
亜種や希少種から得られるものは別の素材として扱われる。
- 火竜の甲殻
- 鱗が重なり合って形成されたリオレウスの赤い甲殻。硬い材質で、防具によく使われる。
鱗よりも堅くて大きく、使い方や加工の仕方も異なる。
より堅く発達したものは「堅殻」、さらに強度と重さを増したものは「重殻」と呼ばれる。
亜種や希少種のものはそれぞれ別の素材として扱われる。
- 火竜の翼
- 空の王の象徴とも言える、リオレウスの強靭な翼。柔軟な材質で防具によく使われる。
強力な個体から取れる、非常に質の良いものは「火竜の剛翼」と呼ばれる。
加工には高い技術が必要で、職人の腕が問われる素材。
しかし上手く加工できれば非常に優秀な武具となる。
亜種や希少種の翼は別の素材として取り扱われる。- ちなみに、「火竜の剛翼」は、MGSPWにおいても狩猟クエストの報酬として入手ができ、
「種子島」という火縄銃の素材となる。 - また、翼膜や翼爪も別々の素材として需要があり、
翼は入手できなくとも、それ等を入手できる場合もある。- 翼膜は主にインナー素材として用いられることが多く、質によって名称や価値は変わらない。
翼と同様、柔軟な材質で防具によく使われる。
- 翼爪は雌のリオレイアのものとは区別されずに一括して扱われる。
上質なものは「剛翼爪」と呼ばれ、より強力な武具の素材として用いられる。
しかしかつては雌雄で翼爪の素材価値が異なり、
それぞれさらに通常種、亜種、希少種の3種類があったため、
翼爪だけで6種類も存在したことになる。
- 翼膜は主にインナー素材として用いられることが多く、質によって名称や価値は変わらない。
- ちなみに、「火竜の剛翼」は、MGSPWにおいても狩猟クエストの報酬として入手ができ、
- 王者の竜鱗
- 導きの地に生息するリオレウスが持つ特殊な鱗。
その特質をさらに強化させた素材であり、通常の鱗とは区別される。
その中でも歴戦の個体の物は「歴戦の竜鱗【赤】」と呼ばれる。
- 火竜の尻尾
- リオレウスから斬り落とした尻尾。火属性との相性が良い。
先端部や側面からは大きな棘が生えており、適当に振り回すだけでも凶悪な攻撃と化す。
素材としての価値は高く、多彩な用途を持つために重宝される。
特に強力な個体からは「火竜の靭尾」と呼ばれる最上質の素材が得られる事もある。
亜種や希少種の尻尾は別の素材として扱われ、通常種のものより希少価値が高い。
黒炎王リオレウスの尻尾は通常種よりも頑丈な甲殻に覆われているが、通常種と同一の素材として扱われる。
ちなみに雌火竜の尻尾そのものには価値を見出されていないが、
一部の地域では尻尾を素材としたクラッチバッグが存在するらしく、
単に武具の素材としての価値が見出されていないだけで、
日用品方面ではそれなりに使用用途があるのかもしれない。- MHWorldのかまど焼きやMHRiseのよろず料理で調理も可能。
尻尾も食材としての用途があるようだ。
- MHWorldのかまど焼きやMHRiseのよろず料理で調理も可能。
- 火竜の逆鱗
- リオレウスの尻尾にあるという逆巻きの鱗。常に灼熱を帯びている。
一枚の鱗でありながら甲殻以上の強度を誇るが、非常に強固に皮膚に張り付いており、
成体のリオレウスはこの逆鱗をいたずらに刺激されると痛みを覚えるという。
膨大なエネルギーを秘めていることから武具強化の鍵となるが、
完全な状態で入手することは非常に難しいとされる希少な逸品。- MHシリーズの経験者では知らない人はいないであろう希少素材の代名詞であり、
リオレウスと言えば逆鱗、逆鱗と言えばリオレウスと言っても過言ではない。
説明文によれば尻尾にあるようだが、頭部の部位破壊や捕獲の報酬としても手に入る。
しかし入手確率は低く、血眼になって探し求めた経験の無いハンターはほとんどいないという。
しかも無印では、上位リオレウスの尻尾からたったの1%しか取れない、至高の素材である。
- MHシリーズの経験者では知らない人はいないであろう希少素材の代名詞であり、
- 火竜の紅玉
- リオレウスの体内で稀に生成されるという玉石。武具性能を飛躍的に高める。
思わず加工を躊躇ってしまうほどの美しい輝きを放つ。- 希少素材の代名詞その2。逆鱗以上にプレイヤーを苦しめる罪作りな素材。
これを素材とした武具には火竜の力が宿るとされ、
実際に上位クエストでは第一線で活躍できるほどの高い性能を誇る代物ばかり。 - 因みにかつては通常種、亜種、希少種毎に別々の紅玉が入手できたが、
それ故に現在以上に素材の入手は困難を極めた。
- 希少素材の代名詞その2。逆鱗以上にプレイヤーを苦しめる罪作りな素材。
- 火竜の天鱗
- 極めて強靭な個体から極稀に剥ぎ取る事が出来ると言われる特殊な鱗。
火竜種から入手できる数々の素材の中で最も希少性の高い幻の素材。
これを使用した武具は以前までは有り得なかった驚異的な性能を得、
地を統べ、天を掴むとさえ謳われる。- 希少素材の代名詞その3。
実際、これを使って生産された武具は古龍の素材で作られた武具に匹敵するほどの性能を誇り、
初登場のMHP2Gでは多くのプレイヤーを虜にする一方、その過半数の心を幾度となくへし折った。
それ以降の作品でもG級が解禁される度に再登場を果たす。
どの作品でもリオレウス武器の性能の良さは健在であるため、
必要素材でこれを見ただけでダメージを受けるハンターもいるという…。
- 希少素材の代名詞その3。
- 火炎袋
- 火竜種共通の武器である炎ブレスの核となる物質を作り出す内臓器官。
それそのものが爆発する危険性も考えられるため、取り扱いには細心の注意が必要。
より強力な個体からは「爆炎袋」や「業炎袋」といった上質な代物が入手できる場合もある。
雌火竜も含め、亜種や希少種、そして二つ名個体からも共通して入手できる。
これらの種や個体によってブレスの規模や威力が異なることがあるが、
これは単純に出力などが通常のリオレウスより優れているためであり、大本となる内臓器官は全て同一である。
- 火竜の体液
- 火竜種の体内を流れる高温の体液。リオレイアからも入手可能。
これを塗られた武器は発火性を帯び、攻撃の際に炎が爆ぜる。
近年では需要が失われてきているらしく、ロックラックやユクモ地方では元々素材としての価値が見出されていなかった。
最近ではドンドルマでも素材としての利用は無くなってしまっているようである。
その代わり、希少種からのみ入手できる火竜の煌液が新たに素材として扱われる事が多くなっている。
メタ的に言えば、火竜の素材が増え過ぎて枠を消費しなければならない火竜の体液が邪魔になっただけなのかもしれないが…
- 火竜の骨髄
- 剥ぎ取りの技術が進化した事で入手が可能になった火竜種の骨髄。
火属性を付与する性質がある。リオレイアからも入手可能。
大気に触れると自然発火するため、剥ぎ取りと取り扱いには細心の注意が必要。
小説版では、雌を惹きつける匂いを発するという設定がなされている。
時代とともに技術が進歩し入手も容易になっていったが、
かつては逆鱗に匹敵するくらいに入手が困難な素材であった。
上質な物は「火竜の延髄」と呼ばれている。
こちらは常時燃え盛っており、一層入手と加工が困難な素材である。
- 火竜のキモ
- リオレウスから得られるキモ。トレジャーハンタークエストにて入手できる。
言うまでもなく、同じキモでもガレオスやデルクスなどのそれとは入手難度は桁違いであり、
それ故に大変な貴重品である。
食材として大人気で、塩派とタレ派の間では論争が尽きない。- 焼き鳥でも塩派とタレ派の論争はあるが、人によって様々であり、
素材本来の味を引き出すべく、塩で味わう人々もいれば、
様々なタレの香りや味わいを楽しむべく、タレで味わう人々もいる。
専門店によっては、内臓系の物は肉系より臭いがあるので、タレを推奨、
一方、肉系は素材本来の味を生かすので、塩を推奨する事もある。
- 焼き鳥でも塩派とタレ派の論争はあるが、人によって様々であり、
- 火竜のタン
- リオレウスのタン(舌)。これもトレジャーハンタークエストでのみ入手できる。
火球を吐くリオレウスの舌だけあって、焼き上げるには相当な高熱が必要。
燃石炭を「調理」という目的のために利用させる食材など、これ以外にはそうそう無いだろう。
- 火竜の秘玉
- リオレウスの体内に稀に生成されるという究極の玉。
トレジャーハンタークエストにて稀に入手できる。
MHPまでは名称が「火竜の宝玉」となっている。
関連項目
モンスター/リオレウス/派生作品
モンスター/リオレウス/外部作品
モンスター/リオレウス亜種
モンスター/リオレウス希少種
モンスター/黒炎王リオレウス
モンスター/ヌシ・リオレウス
武器/火竜武器 - リオレウス素材を用いた武器の個別ページへのリンクあり。
防具/レウスシリーズ
BGM/森丘戦闘BGM - リオレウスのテーマ曲「咆哮」などの記述あり。
アクション/炎ブレス - リオレウスの基本技。炎ブレスの代表格ともされる。
アクション/バックジャンプブレス - 彼が初出の技にして、リオレウス種を代表する必殺技。
アクション/地上急襲
アクション/ワールドツアー
モンスター関連
モンスター/リオレイア - 同種の雌個体で、「陸の女王」の異名を持つ。
モンスター/ティガレックス - 名前の由来や誕生秘話、コンセプトにリオレウスが関わっている。空の王者に対し、こちらは「大地の暴君」と呼ばれることがある。
モンスター/ラギアクルス - リオレウスと対を成す「大海の王者」。
モンスター/セルレギオス - リオレウスのライバル的モンスター。
モンスター/ディノバルド - 「地上型リオレウス」をコンセプトに作られたモンスター。後に縄張り争いも実装された。
モンスター/ライゼクス - 「リオス種の対極」をイメージコンセプトとするモンスター。「電の反逆者」、「空の悪漢」という異名まである。
モンスター/ゼルレウス - MHFに登場する、リオレウスの新種とされる第1の烈種モンスター。
モンスター/黒龍 ミラボレアス - モンハンの裏の顔。王道のドラゴンを体現化した容姿を持ち、純粋に火炎のみを操るという共通点がある。
クエスト関連
クエスト/一対の巨影
クエスト/王の領域
クエスト/火竜サミット
クエスト/九天を巡る王
クエスト/潜入!飛竜の巣!
クエスト/烈火の王者
クエスト/10周年を祝う者たち
クエスト/実写映画コラボシリーズ