- 別名
- 飛竜(ひりゅう)、刻竜(こくりゅう)
- 登場作品
- MHF
目次
特徴・生態
- 概要
- 近年、メゼポルタ管轄地域下に突如として襲来した黒き竜。
そこに在るだけで禍を招くとも云われる、全てが謎に包まれたモンスター。
目撃すら稀で滅多に姿を見ることもできないことから、
メゼポルタのギルドも正体不明の未確認モンスターとして認知、
"飛竜"や"UNKNOWN"、"モンスター"という、暫定的な仮名を当てはめて呼称している。
したがって、確認されているのにもかかわらず学名を与えられていない稀有な種族である。
なお、"UNKNOWN"と呼称されるモンスターは本種とは明らかに異なるモンスターも含まれるらしい。
- 特徴
- 目撃したハンターの情報によるとその姿はリオレイアに似ているとのことだが、
全身が漆黒の鱗や甲殻に包まれ、身体の棘や長大な翼爪、牙は紅色に染まっている。
翼の骨格の先端部は巨大な鉤爪型に進化し、
尻尾の棘は一本の大剣のように強靭に発達しており、振るうだけで凶器と成り得る。
脚も非常に太く発達しており、翼の力が強く、空中で自在に動き回るなど飛行能力も高い。
現在分かっているのはこういった外見的な特徴だけであり、
生態、祖先、出現経緯、その他一切の情報は未だ明らかになっていない。
なお、外見から勘違いを受けやすいが、
リオレイアとの直接的な関連性は無く、全く別のモンスターである。
また、時期が遅れて実在が確認され、リオレウスの新種と思われていた飛竜、
"輝界竜ゼルレウス"とは光と影のような相反した存在であることは少なくとも判明しており、
単純な雌雄であるリオスなどと違い、この2種のモンスターが同時に出現することは本来ありえないとされている。 - 性質
- 極限まで戦闘に特化した体躯に恵まれる。
外敵の防御力を大幅に低下させる腐食性の特性を有した物質を生成する器官を持ち、
全身からガス状にして放出したり、翼爪に循環させて弾丸の如く翼爪を発射するなどして用いる。
リオレイアのように尻尾の棘に猛毒を含んでいるが、これは脚や翼爪にも含まれており、
空中から超高速度で滑空攻撃をして該当部位を勢いよく叩きつけることで獲物に毒を打ち込むことも可能。
無論、身体的特徴に比例して"その身に秘めた本来の攻撃性"は極めて高いものの、
ラージャンのような「見知らぬ者には攻撃ありき」な思考というわけではないようで、
縄張りに侵入した者を発見したとしても、ハンター程度の小さな相手であれば、
すぐに戦闘は仕掛けず、冷静にこちらをじっと観察してくる。
たとえ攻撃をしかけてきたとしても、いきなり本気を出すことはなく、
ゆっくりとした、落ち着きのある動作で外敵を追い払おうとする。 - 戦闘能力
- 基本的な動きはリオレイアに近いが、吐き出す漆黒の火球ブレスは炸裂すると蒼い炎が燃え盛ったり、
膨大な熱量による熱線攻撃、ショルダータックル、空中でのブレス乱舞、
獲物を地面ごと上空に巻き上げ、そのまま空中で切り裂く攻撃などの多彩な技を見る限り、
見た目こそ酷似しているが、リオレイアとは全くの別物と言える。
そのほかにも、前方広範囲を一瞬にして焼き払う大規模な熱線を
溶岩等による外部からの助けなしで普通に放つところを見る限り、
火竜とは比べ物にならないほどの凄まじい内部エネルギーを、
何らかの器官で生み出している可能性が高い。
加えて、自身が傷つくとそれに応じて形態を変えていくという極めて特殊な防衛能力を持つ。
形態を変化させるときには周囲の空間を紅く染めて謎の紅色のオーラを放ち、
ガンナーの弾を弾き返し、ある程度傷が癒え、打ち込まれた毒素も一瞬にして浄化、
さらには肉質や属性耐性、攻撃手段も大きく変化していく。
最終的には、数多の飛竜が行う技を自由自在に使いこなすようになり、
「飛竜」の別名の通り、飛竜種モンスターの集大成とも言うべき強敵へと変貌する。
眼もナルガクルガのように赤い残像をひくようになり、翼膜には紅く光る謎の紋様が現れる。
咆哮するたびに変化する赤眼の発光の度合いには明確な段階が見受けられ、
初めは普通の黒い眼をしているが、次に赤く染まり、光り始め、残像を引くようになり、
果てには目元全体が抉れた曲線を描いたような光の紋様となって、
もはや眼の原型が分からなくなるほどにまで輝き出す。 - 覇種
- フォンロンの古塔には強大な力を秘めた個体の飛来が確認されている。
蒼き炎のオーラを纏いて暴れ狂う、従来よりも更に危険な存在である。
この個体の発見により、メゼポルタギルドは新たな狩猟難易度ランク「覇種」を設定、
現在では秘伝を修めた凄腕ハンターにのみ討伐依頼を斡旋している。
- 至天征伐戦
- 古塔の頂きに出現した、途轍もない力を有した個体が「至天」の狩猟難易度に認定されている。
これまで確認された個体を遥かに凌駕する攻撃性と生命力を兼ね備ている。
岩盤をいとも容易く捲りあげるほどの蛮力と、他の個体よりもより多彩なブレス攻撃などを用い、
生態系にも影響を与えかねない存在としてギルドは警戒している。 - 自身が傷つけられると秘められた力を解放して敵に対応していくのは変わりないが、
本当の危機が迫ると、塔の建築物を大規模に崩落させる黒い旋風とともに覚醒、
龍と思しき属性によって体が紅く染まり上がり、その炯眼は爛々と燃え盛るように輝きだす。
元より黒かった体色はより暗さを増し、まるで闇に溶け込むかのようである。
全身からあふれ出す龍雷によってその行動はより一層激化しており、
暗い瘴気とともに地面から爆風を吹き上げたり、周囲一帯を暗い闇に包み敵を幾度も急襲したり、
超規模の龍エネルギーの解放によって塔頂上を猛烈な爆発で覆ったりするなど、
変貌を遂げながらも飛竜としての面影を残していた既存の個体とはかけ離れた特徴を有する。
概要
- MHFがフォワード.1だった時代の2011年8月3日、定期メンテナンス明けより突如姿を現した謎の竜。
漆黒の甲殻と深紅の爪や棘に覆われ、赤い模様が体に刻まれている、リオレイアに酷似した生物。
登場当初はその存在についてほとんど詳細な情報が公開されなかったが、
初代MHから存在する飛竜種「リオレイア」を模した馴染みのある、しかし斬新なビジュアルとともに、
他シリーズとは一線を画すMHFの中でも最強クラスを誇る強さを以って大々的に宣伝されており、
現在ではMHFを代表するモンスターの一体と言える。- MHFを象徴するモンスターの一つという点やその強さからか、
エンターブレイン社ファミ通の行ったアンケート調査結果において
プレイヤーの好きなモンスター第1位に選ばれており、
そこから約3年後のMHF-Z下におけるアンケートでも好きなモンスター第1位をキープしているところからも、
その人気の高さが窺い知れる。
- MHFを象徴するモンスターの一つという点やその強さからか、
- ゲーム内では「モンスター」あるいは「???」で表示され、
モンスターアイコンも大きな「?」のマークとなっている(専用のアイコンは実はデータ内に存在はしている)。
「UNKNOWN」という名称はMHF公式が明らかにしたものであり、
フォワード4.中間アップデート「狩猟の極致、"覇種"現出!!」のプレビューサイトにて初めて正式表明され、
ゲーム内においても称号の取得条件でははっきりと「UNKNOWN」と表記されている*3。- 日本語版において、公式名称が英語表記される初のモンスターである。
"unknown"とは、「知られている」を意味する"known"に、
後に続く形容詞や名詞等を否定する"un"がついた語であり、
ここでは名詞の「未知の者」という意味で用いられている。
UNKNOWNの読みは「アンノウン」である。
- 余談の項で触れるが本種には「ゲーム機のシステム上でのみ*4確認できる別の名前」がある。
知名度は高いものの、募集でそちらの名称が使われることはあまりない。
というかUNKNOWNという名前も募集ではあまり使われない。
当記事では便宜上その「別の名前」ではなく、
公式サイトなどにおける名称である「UNKNOWN」表記を用いているため、
「別の名前」を知っている人は適宜読み替えていただきたい。 - UNKNOWNと呼ばれるモンスターは後にもう一体登場するが、
そちらにについてはモンスター/ミ・ルを参照してほしい。
識別名がないと不都合であったのか、こちらは「UNKNOWN2」とも呼ばれる他、その真名を公式で言及されたことがある。
- 日本語版において、公式名称が英語表記される初のモンスターである。
- 黒色の「リオレイアに似た」モンスター、そして当初はUNKNOWNという符丁すら不明で、
「別の名前」が判明したのは実装から数年後だったということで、
MHFのユーザーは「黒レイア」もしくは「黒」という略称で呼ぶことが多い。
広場などで流れる募集も、大半がこの2つの内どちらかである。
- 公式でしばしば「黒いリオレイア」と大々的に紹介されることから勘違いされがちだが、
UNKNOWNはリオレイアとは別種のモンスターである。
これはMHF運営もインタビューで「あれは見た目でそう呼ばれているだけで、
「リオレイア」ではないですからね。別のモンスターです」とはっきり明言している。
実際にゲーム内のデータとしても、UNKNOWNは独立した一モンスターであり、
リオレイアという種の中に「UNKNOWN」が存在しているわけではない。- 外見的にも、細部を観察していくとリオレイアとは異なる特徴が複数見受けられる。
例を挙げると、尻尾はリオレイアのそれと比べるとかなり太く発達しており、
先端にはモノブロスを彷彿させる長大な槍か剣のような一本の太い棘と、
側面からは尻尾の先端を貫くようにねじ曲がった尾棘が複数生えている
(対して、リオレイアの尻尾の棘は一本ではなく、先端に複数の棘が密集して生えている)。
また、深紅色に染まった翼爪はリオレイアと比べると巨大化、加えて若干増えており、
翼膜を支える骨格の先端も深紅色で、巨大な鉤爪のような形状をしているなど、
明らかに攻撃に使用できる部位の発達が著しいことが見て取れる。
また、リオレイアでは授乳器であり攻撃には使えないはずの顎の棘も肥大化しており、
こちらも授乳器としては使われていない可能性もある。
以上のことから、どうやらリオレイアと似ているのは本当に外見だけで、類縁の種ですらない可能性が高い。
- 外見的にも、細部を観察していくとリオレイアとは異なる特徴が複数見受けられる。
- UNKNOWNが雌火竜リオレイアに酷似している最も大きな理由は、
後述するようにMHFに登場する様々な飛竜種のあらゆる動きを違和感なく再現するためである。
そのために、初代「モンスターハンター」から飛竜種のスタンダードとして君臨し続けるリオレイアが、
UNKNOWNをデザインするにあたりベースとして抜擢されている。
公式書籍の開発スタッフのコメントのほか、「サプライズ的な要素で用意した」というプロデューサーの発言や、
初登場した際に隠しボスのような扱いを受けていたことからもそれが察せられる。- RPGでは、隠しボスの設定で「全てのボスの詠唱魔法を使用してくる」などのパターンは珍しくない。
そのモンハンバージョンがUNKNOWNである、というイメージでも間違いはないだろう。
- RPGでは、隠しボスの設定で「全てのボスの詠唱魔法を使用してくる」などのパターンは珍しくない。
- 飛竜そのものの体躯を持つが、かつてのUNKNOWNの公式な種族分類は「分類不明」であった*5。
- ただし、当時からゲームデータ上においては(システム上の関係もあったのか)飛竜種に分類されていた。
そのため、ホルクにおける餌は飛竜種のカテゴリーに属しており、UNKNOWNを相手にするときは、
G級武器に焼き付けられるシジルの「飛竜種特効」が効果を発動するようになっている。
公式ページのポップアップとして用意されたUNKNOWNの説明ページにおいて、
初めて公式でUNKNOWNが「飛竜種」として紹介された。
登場から種族が公式で公開されるまで、実に4年近い歳月を要したことになる。 - ただし、当時からゲームデータ上においては(システム上の関係もあったのか)飛竜種に分類されていた。
- 理論上、UNKNOWNはHR3から遭遇、HR5から討伐することができる。
ただし上位、凄腕共に「乱入」というシステムが取り入れられており、
不定期に配信される確定クエストを除き、通常の手段でUNKNOWNに遭遇、討伐するのは非常に困難。
モンスター自体の手強さに加え、極端に低い確率でしか遭遇できない仕様により、
かつてはMHシリーズで最も討伐達成が困難なモンスターになっていた時期があった。
詳しくは「クエスト/突然の襲撃」の項を参照していただきたい。
- クエスト開幕時の演出が凝っており、MHP3の乱入クエストを彷彿とさせる*6。
クエスト開始直後、画面上に本来のターゲットのアイコンが表示されるも、エフェクトで引き裂かれる。
同時に画面にはUNKNOWNの文字が表示され、フィールド中に響き渡る咆哮が轟くという内容。
後年登場したミ・ルも概ねこの演出を受け継いでいる。- ハンターが発見された時のBGMも「邂逅」ではなく、
《警告》の二文字を彷彿とさせる、アラームのような音が数回鳴り響く「未知の黒影」。
戦闘BGMもそれまでのモンスターのものとは全く異質な、重厚感とスピード感溢れる一曲になっており、
特にサビの部分は正しく「恐怖」という言葉が相応しい。詳しくはこちら。
- ハンターが発見された時のBGMも「邂逅」ではなく、
- UNKNOWNは上記の乱入仕様の個体のほかに、
の3種類が確認されている(この内、至天UNKNOWNは俗称)。
なお、覇種UNKNOWNと至天UNKNOWNのみ常時狩猟可能であり、
ハードコア・UNKNOWNはMHF-Z現在、特定のワールドでのみ受注できる素材入手クエストでのみ登場する。
かつてはどの個体も期間限定イベントの枠で出現していた。
- 罠と閃光玉は最初の内は多少有効だが、後述する形態変化によって無力化される。
また、落とし穴中は暴れてハンターを吹き飛ばしてくる。
形態変化
- UNKNOWN最大の特徴は、複数段階に及ぶ形態変化である。
- UNKNOWNは怒り状態が存在しない代わりに、
一定ダメージを与えるごとに「オーラ咆哮」を放って形態変化を行う。
形態が変わると新たな攻撃手段が追加され、更に肉質や耐属性も変化していく。
一部の単純な攻撃を除いて、形態変化と共に前の形態の技がオミットされるわけではないため、
形態が進むごとにどんどん技が増えていき、最終的には実に多種多様な攻撃技の数々でハンターを苦しめる。- 肉質に関しては形態移行するごとに目まぐるしく硬化/軟化していく。
耐属性については、基本的に明確な弱点属性が存在しておらずどの属性も均一に効くという感じだが、
形態変化によって最終的にはどの属性も全くと言っていいほど効かない、という状態になる。
- 肉質に関しては形態移行するごとに目まぐるしく硬化/軟化していく。
- 形態変化によって当然攻撃力も上昇していく。
最終的に通常個体は初期状態の2倍、覇種は初期状態の2.4倍となる。
現状必ず戦うことになる覇種については、基礎の攻撃倍率が2.5であるため、
最終の攻撃倍率は6.0とHRモンスターとしては非常に高くなる。
ただ、実際にはその段階に至る前に撃退できるクエストがキークエストに指定されているため、
実際の攻撃力はこれよりやや低いといってもよい。- 通常個体はMHF-Z現在確定で戦闘できるクエストがほぼ無いに等しいからか、
元の攻撃倍率が4.0のままとなっており、現在の覇種より攻撃力が高いようである。
参考までにかつての覇種は素の攻撃倍率が5.0であった。
ただし現在ではUNKNOWNについては至天クエスト独自の防御力マイナス補正が撤廃されているため、
★4辿異種と同等クラスの水域にある(技の威力はこの限りではない)。
一方「上級至天クエスト」では攻撃倍率が初期の時点で22.0という値になっており、
最終的には39.6という、MHF全体を見渡しても類を見ないほどの超火力を発揮するようになる。 - 通常個体はMHF-Z現在確定で戦闘できるクエストがほぼ無いに等しいからか、
- 全体防御率と俊敏性も形態が変わる度に変化し、
防御率は最終的には元の6割~半分近くにまで低下(硬化)する。
ただしUNKNOWN自体、どのランクでも初期の全体防御率は高い(柔らかい)傾向にあり、
上級至天クエストでも最終的な防御率は0.12と、★4辿異種と同等程度に留まる。
俊敏性は覇種が最も強化され、最大1.4倍になる。
至天クエストでは最終形態に限り「可変」となる。詳しくは後述。
- また、形態変化を行う度に状態異常値と気絶値と怯み値がリセットされることや、
形態変化前に転倒や麻痺などで過剰なダメージを与えると、
オーラ咆哮の瞬間に本来形態変化するはずだった体力まで回復されてしまうのも特徴的。
しかも状態異常に関しては第5形態以降(スタンも含め)完全に無効となる。
これによって状態異常武器は効果が薄く、またそこそこ有効な最初の形態の内に麻痺などで一気に畳みかけ、
そのまま討伐に持ち込むということが不可能になっている。- 但し、末期になると覇種個体を辿異種武器で攻略するなど過剰火力での戦闘を行えば
形態変化を待たずに討伐する、という現象が起きることもあった。
現実的には不可能だったというだけで、理屈の上では覇種全盛期の時代でも
第一形態から形態変化を許さずに討伐することも可能だったと思われる。 - ちなみに怯んだ回数自体は記憶されており、
部位破壊の条件である怯み回数を最初の形態の内に満たしておくことは可能。
逆にG級では、よろめき耐性の累積増加によって後半は全くと言っていいほど怯まなくなる。
- 但し、末期になると覇種個体を辿異種武器で攻略するなど過剰火力での戦闘を行えば
- 肝心の形態変化を行う回数であるが、
通常個体及びハードコア・UNKNOWNは5回、
覇種UNKNOWNは6回、至天UNKNOWNに至っては7回もある。
ちなみに形態が変化する体力ラインは個体によって異なる。
- 形態の変化に伴って見た目も少しずつ変わっていく。
通常個体の5回の形態変化を例に取ると、- 第2形態:黒い息を吐く
- 第3形態:眼が赤色に染まる
- 第4形態:黒に加え、蒼や紅色の息を吐く
- 第5形態:眼が紅い光の軌跡を引く
- 第6形態:眼の周り全体が紅く輝き、脚から紅い光が漏れるほか、翼に大きく紅い紋様が浮かび上がる
覇種クエストの第7形態と、至天クエストの第8形態は更に分かりやすい変化が起こる。
- 部位破壊は形態変化と密接にリンクしており、頭と翼爪の破壊は第4段階以降にしか行えない。
怯み回数は記録されているが蓄積値は形態変化時にリセットされるため、
形態移行を起こす前に一気に蓄積値を溜めて怯ませる必要がある。
なお、尻尾はHPが10%(覇種のみ30%)以下のときに、切断属性を1ダメージ与えれば切れる
(打撃武器やガンナーでもブーメランを一発投げるだけで尻尾の切断が可能)。
形態変化は直接は関係ないが、実質どの個体でも最終形態にならないと切断できないと考えてよい。
- ちなみにMHFのモンスターは形態変化を行う者が多いが、
UNKNOWNはその中でも特に多い形態変化数をもつ。
同じくUNKNOWNと呼ばれるミ・ルはこれよりも多い形態変化数をもつが、
デュラガウア型のミ・ルは5つの形態を目まぐるしく変化させてくる*7のに対し、
リオレイア型のUNKNOWNは一度形態変化を行うと前の形態に戻ることはなく、
段階的に変化していくという違いがある。
- いずれの個体も最初の形態変化を起こす前、通称第1形態では明確な攻撃性を発揮しない。
ハンターの脅威度を見定めているのだろうか。
通常個体とハードコア・UNKNOWNは、第2形態でもかなり大人しい。
本格的な脅威を発揮するのは第3形態からと言える。
覇種クエスト以上の個体は、第2段階から凄まじい大技を披露してくるため油断はできない。
- 形態変化の際の咆哮時、エリアホストではないプレイヤーの画面では、
咆哮時のオーラを纏いながら普通に行動していることがある
(単純にインターネット回線を通しての同期システムの問題からくるバグである)。
当然ホストの画面ではその場で咆哮しており、自分の画面にいるUNKNOWNを追いかけて攻撃するより、
ホストの画面でいるであろう場所を攻撃していた方が当たっている可能性は高い。
もちろん自分の画面でUNKNOWNの攻撃に当たればダメージを受けてしまうため、
攻撃されれば避けざるを得ないのだが。
ハードコア専用
- 2012年9月5日に解禁。
公式サイトで用いられる表記は「ハードコア・UNKNOWN」。
かつて「終わりなき襲撃」というクエストに登場していた。
- ハードコアクエスト専用のUNKNOWNであり、
同クエストの特殊補正によって風圧・咆哮・震動が一段階強化されている。
また、初期段階における罠や閃光玉の有効時間が短くなっている。
- ハードコア専用ではあるが特異個体ではない。
そのため、UNKNOWN専用のHC素材は入手できない。- クエストの依頼文を見ると、「見た目が同じなので、区別が難しいが、強力な個体」と書いてあり、
特異個体に該当しないが、強力な個体がゆえの受注制限というところであろうか。
ちなみにオディバトラスも討伐クエストがハードコア専用だが、
特異個体ではないというUNKNOWNに似た特徴を持つ。
- クエストの依頼文を見ると、「見た目が同じなので、区別が難しいが、強力な個体」と書いてあり、
- また、攻撃技や形態変化の条件は通常個体と全く同じであり、
特異個体の攻撃や防御補正も一切発生していない。
つまりハードコア補正によって間接的に強化されたUNKNOWN、と考えるとよい。- ただし、全く変更されていないわけではなく、
「時折、軸合わせなしで即座に攻撃を繰り出す」という行動パターンもある。
- ただし、全く変更されていないわけではなく、
- このモンスターは後述の覇種の前段階として実装が告知されていたのだが、
解禁された当初は、この強さが全く変わっていないUNKNOWNに落胆する熟練ハンターが多かった。
UNKNOWN自体相当の強敵ではあるが、数度の確定配信で慣れてきていたのが理由であろう。
しかし、これによって後述する覇種UNKNOWNのインパクトを極限まで引き上げることに成功している。
- なお、このハードコア専用UNKNOWNはハンター達に絶大な人気があった。
それはこのモンスターが登場するクエストが、
他のモンスターのHC素材の救済クエストとなっているためである。
詳しくは、こちらの記事を参照していただきたい。
- ちなみに覇種はMHF-Zで攻撃力が下げられたがこちらは特に変更はない。
そのため、最終段階の攻撃力は覇種UNKNOWN最終段階より高くなっている。
技の性質などから一概に比較はできず、
そもそもZ現在ハードコアUNKNOWNが登場するクエストそのものが無いに等しいため特段問題はない。
覇種クエスト
- 覇種UNKNOWNは、MHFの歴史上初めて姿を現した覇種モンスターである。
覇種クエストが正式実装されるフォワード.5アップデートより前に、
先行解禁という形で2012年9月19日に「覇襲」した。
覇種クエストの仕様等に関してはこちらも参照していただきたい。
そのため、覇種UNKNOWNの公式位置づけも明確に『MHF史上最凶モンスター』であった。
- クエスト名は『至禍凶刻』。
フォワード.4での覇襲時は『凶禍』というクエスト名だった。
狩猟地はどちらも塔の秘境。UNKNOWNが塔に初めて姿を見せたクエスト群である。
G10では【撃退】至禍凶刻という撃退オンリーのクエストも新たに登場した。
この【撃退】至禍凶刻はHR6のギルド指定クエスト(キークエスト)である。
つまり、G級昇級のために最低1回は覇種UNKNOWNと対峙する必要がある。- G10現在、偶発的な乱入を除くとHR帯でUNKNOWNと対峙できる可能性は極めて低くなっている。
そのため、このクエストでUNKNOWNと初遭遇というハンターも多くなるだろう。
なお【撃退】至禍凶刻は第6形態の変化と同時に撤退し、クエストクリアとなる。
- G10現在、偶発的な乱入を除くとHR帯でUNKNOWNと対峙できる可能性は極めて低くなっている。
- 討伐クエストでは6回目の形態変化、つまり第7形態を持つ。
第7形態では紅い謎の模様のみならず周囲を渦巻く蒼炎のオーラをも全身に纏うようになる。
また、各形態での確定行動が一部変化しており、追加技も多数存在する。
なお、覇種クエストの個体のみ、形態変化のオーラ咆哮で纏うオーラの色が若干白みがかっている。
- 現在でこそ、覇種UNKNOWNは攻撃力が大幅低下しており戦いやすくなっているが、
当時は「MHF最強モンスター」の名に相応しい超絶的な攻撃力と耐久力を有していた。
特に攻撃力は特筆すべきものがあり、いずれの追加技も根性スキル無しではまず確実に一撃死してしまうほど。
体力も30000(これは現在も変わらない)であり、
『凶禍』は撃退でクリアすることは出来なかったため、討伐が必須となっていた。
『至禍凶刻』は仕様としては撃退できるが、20分経過という条件があり、
第6形態で強制撃退となるのは【撃退】至禍凶刻のみである。
- ハードコアUNKNOWNの強さ設定から、
覇種に対してそこまで強烈なイメージを有していたハンターは当時殆どいなかった。
しかし蓋を開けてみると、その圧倒的すぎる実力に消し炭にされてしまうハンターが続出。
メゼポルタ広場のチャットでは帰ってきた者から順に「ごめんなさい」と発言するほどの、
文字通りのごめんなさいオンラインと化した。
特に「凶禍」は元気のみなもとが使用できないうえに*8、撃退システムがなく、
あまつさえ制限時間20分を超えると即クエスト失敗という過酷な条件であり、
「配信期間中に一度も倒せなかった」と嘆くハンターがあちこちで見受けられるほどであった。- なお、MHF感謝祭2012にて先行体験プレイは可能だったのだが、
このときの討伐成功者数は当然ゼロである*9
討伐はおろか、覇種クエストの真骨頂である第7形態すらほぼ到達されていなかったほどであり、
モンスターは変わっていないにも拘わらず、体験版と正式版とで阿鼻叫喚っぷりの違いはよく表れていた
(ごめんなさいオンラインの惨状など、正式版のほうがより強烈印象)。 - この体験会では第6形態までしか確認されていないに等しい状況であった事から、
「耐久力が高く形態移行も早いものの、ハードコアUNKNOWNにエスピナス亜種等の技が数個追加されただけ。
装備さえ整っている状況ならそれ程高い難易度ではないだろう」という情報が広まっており、
前述の「甘く見ていた」と言ってもいい覇種に対する想定はここにも原因がある。
- なお、MHF感謝祭2012にて先行体験プレイは可能だったのだが、
- 撃退ではなく時間内の討伐が必須条件だった「凶禍」では、
第7形態に突入した時点で残り5分程度ならば、もうその時点で諦めてリタイアの必要性があった。
実装当初、余裕を持って討伐可能という水準に到達できるのは、
秘伝防具と天嵐防具を主体としたPTのみであり、それらが1人も居ない場合、
多くの場合時間切れでクエスト失敗、できても17~19分とギリギリの時間になってしまっていた
(怖気づいて緊急回避ばかりすること自体が重大なタイムロスであると広く認知されていたほど)。
MHF公式の「覇種に備え、秘伝防具か天嵐防具の力を用意せよ」という警告をあてにせず、
既存防具でそのまま挑んだ者たちはキャッチコピーの「討伐不可能!?」の意味を瞬時に悟ったに違いない。
- そしてこの覇襲と時を同じくして、先述のハードコア・UNKNOWNを初めとした、
天嵐防具の作成支援クエストが多数配信され、天嵐防具の重要性を認識したハンター達によって、
当時あまり普及しているといえなかった天嵐防具の普及が一気に進むことになる。- 当時は秘伝防具の普及が爆裂的に進んでいた時期だったが、覇種UNKNOWNはあまりに苛烈であり、
大量の保護スキルと攻撃スキルの両立が出来なければ勝ち目がなかった。
秘伝防具では一部の防具を除き、これが出来なかったのである。
特に双剣とライトボウガンはこの問題が大々的にクローズアップされて一気に使われなくなり、
逆にスキルの両立が可能な太刀とヘビィボウガンの秘伝防具はスキルが十分対応できたことから、
対覇種用の秘伝防具として以後数が劇的に増えることとなり、
MHFのパワーバランスが大きく変化するきっかけとなっている。
- 当時は秘伝防具の普及が爆裂的に進んでいた時期だったが、覇種UNKNOWNはあまりに苛烈であり、
- フォワード.5では覇種防具や覇種武器の登場、秘伝書システムの調整によって、
(主にハンター自身の火力不足が解消され)凶禍の時ほど難易度が高いとは言われなくなった。
無論強敵であることには変わりないが、ほぼ全ての攻撃でフレーム回避が通用するため、
基本的には攻撃を見切って避けていくという、
覇種以降のMHFにおける重要なプレイヤースキルを磨くための相手としては最適という声も多い。
食らった傍から即死ダメージなので慣れるまでは実際大変だが、
緊急回避に頼らないプレイスキルをここで磨いておくと後々必ず役に立つだろう。
ただし、広いエリアを縦横無尽に駈け回る行動が多く、追いかけっこになりやすいという不満の声もある。
飛行頻度もそれなりに高く、穿龍棍実装以前はその辺りも若干面倒だった。- ちなみに凶禍配信後のアンケート結果によれば「面白かった」という意見が44.4%、
「とても面白かった」という意見が29.9%であり、
合計すると74.3%ものプレイヤーが覇種UNKNOWNを評価している。
不評だった点としては、「クエスト制限時間が短い」「覇種UNKNOWNがいる場所まで遠い」など、
覇種UNKNOWNそのものよりも、むしろ"クエスト的な要素"が多いと言えるため、
これらの結果から覇種UNKNOWNが多くのプレイヤーから良モンスとして見られていることがわかる。- なお、強いかどうかに関しては、
80.5%ものプレイヤーが「強い」もしくは「やや強い」と回答している
(内訳はそれぞれ、63.7%/16.8%)。
言うまでもなく予想通りの回答結果であろう。
…むしろ、「やや弱い」「弱い」と回答した2.3%にとっては、
これほどのモンスターにもかかわらず強いモンスターではないというのだろうか?
本当に弱く感じたのなら、その人達は紛れもないプロハンであると言えるだろう。
- なお、強いかどうかに関しては、
- なお、上記から年数が経った2014年9月に実施されているアンケートの調査結果においても、
覇種UNKNOWNが好きなモンスターの第一位に選ばれており、
その理由として戦闘能力面が多く挙げられていることからもその人気の根強さがうかがえる。- 上記アンケート実施には後述の至天征伐戦がまだ配信されていなかったため、
意見や要望には「G級で登場させてほしい」というものが多かったようだ。
- 上記アンケート実施には後述の至天征伐戦がまだ配信されていなかったため、
- ちなみに凶禍配信後のアンケート結果によれば「面白かった」という意見が44.4%、
- この強大な存在を見事制することができれば、報酬で「飛竜の赤眼」と「飛竜の砕爪」が入手できる。
これらはUNKNOWNの覇種武器、覇種防具や、その他の覇種武具の強化に必要となる。
- 撃退クエストでは実質第5形態までの戦闘になり、
攻撃力が調整された現在では当該ランクのソロハンターでも十分勝ち目はある。
元気のみなもともこの時点ではおおむね満足に機能するので、
G級昇級前にどうしても躓いてしまうようなら使ってみるのも手だろう。
飛竜の砕爪も入手できるため、一般的な覇種武具の強化は十分可能。
ただし飛竜の赤眼は討伐でしか入手できず、しかもUNKNOWN武具自体、
討伐可能なクエストで尻尾を切らないと覇種段階まで強化はできない。*10
UNKNOWN武具はMHF-Z現在烈種・始種段階が存在しないためG級での使い道は乏しいが、
ソロプレイで欲しければG級装備を用意するなど、万全の態勢で挑みたい。
- 先述の通り、元々は攻撃倍率が非常に高かったのだが、
2017年2月のアップデートで攻撃力が元の半分近くにまで低下する調整が実施された。
耐久力は撃退可能になるまでの肉質等を考慮してか、あまり変わっていない。
また、元々当該ランクの防具ではみなもと有でも体力MAXから0になりかねない威力を持っていたため、
半分になったとは言え、みなもとなしで挑んだ場合の第7段階の脅威性はそこまで極端には下がらないだろう。
故に討伐に挑む場合はそれ相応の装備が必要と言える。
至天征伐戦(至天クエスト)
- 2014年9月24日実装のMHF-G5.2から登場した、歴代最強のUNKNOWN。
現状のG級で最高難度に位置付けられる至天征伐戦(現・至天クエスト)の2番手として実装された。
クエスト名は『久遠に刻まれし悠久の凶禍』で、塔頂部(エリア10)が狩猟地となる。
キャッチコピーは"終わりなき絶望の始まり"。
- 従来の極限征伐戦や至天征伐戦に登場するモンスターは、強大な力を有する古龍種に限定されており、
分類不明とは言え一応飛竜種に位置付けられるUNKNOWNの登場を予想できた人は少なかっただろう。- ただ、実装一週間前の次回予告にて、このクエストが電撃的に告知されており、*11
登場モンスターは公開されなかったものの、クエスト名や煽り文句などに
「刻」「凶禍」「終わりなき」といったUNKNOWNに関するワードが数多く含まれており、
この段階で「UNKNOWNの再来」を予見できたユーザーも多かったようだ。
- ただ、実装一週間前の次回予告にて、このクエストが電撃的に告知されており、*11
- また、PSvita版に関するインタビューのときに杉浦Pが漏らした
『開発スタッフがこっそり作っているところを見ちゃいましたから。「なんだこれは?」と(笑)』とは
時期的にも恐らくこの至天クエストのUNKNOWNであると思われる。
- UNKNOWNはG級イベントクエストに登場した実績はあるものの、その時の個体は覇種と大差ないものであった。
これに対し、至天クエストに登場するのは覇種UNKNOWNが更なる強化を施された個体となっている。
形態変化を繰り返すごとに更なる新技を繰り出してくる上、覇種をも上回る第8形態へと変貌する。
第8形態では元々持っていた火属性、そして内に秘めていた龍属性が強烈に発現したと思われる状態になり、
棘は真紅に染まり、目は炎のような色に輝き、翼膜は美しい赤色に染まっている。
その外見は覇種までの面影はなく、あの紅龍をも彷彿とさせるものとなっている。
ウルトラマンベリアルとか言ってはいけない。
更にそれまで纏っていた蒼いオーラはなく、新たに龍属性を連想させる赤いオーラを纏う。その姿はもはや鬼神のよう。- 余談だが、UNKNOWNの素材はホルクに与えると龍属性値が増加する。
そのため元々龍属性は秘めていたが、発現させるまでには至らなかったのではないかと推測できる。
- 余談だが、UNKNOWNの素材はホルクに与えると龍属性値が増加する。
- 先述の通り、至天UNKNOWNの攻撃力倍率は覇種に比べ圧倒的に高くなっているのだが、
先に登場済みの至天ディスフィロアと異なり、難易度のLv表記は形式的なものに過ぎず、
防御力の減算値は★7クエストと同じ値に当初からなっている*12。
そのため、最初の内はGX防具があれば一撃死することはそうそうにない。
また、技の威力自体にもある程度調整が入っているらしく、小技程度であれば後半段階でも同様である。
もっとも、後半はその小技自体をあまり使わなくなるため、足踏みの削りで意識するぐらいか。
大技は基本は被弾=即死で、第8形態の攻撃はそのタイプが多いこと、
硬い防護すら粉砕してくる「超滑空」は健在であるため、油断はできないが、
征伐戦モンスターが現在の仕様になる前から、昨今の高難易度クエストに似た設計になっていたといえる。
流石に、強制即死攻撃は備えていないため「魂の再燃」「根性札グレート」は機能する。
- 体力は覇種同様の30000なので、タフネス面では至天征伐戦のディスフィロアと大差ない。
強いて言えば形態変化による過剰ダメージ回復があるため、
ディスフィロアでやろうと思えばできた「形態変化を省略して討伐する」事は非現実的である。
- 至天征伐戦なので当然「元気のみなもと」の効果はアイテム・課金コース含めて一切無効、
制限時間20分で撃退はなし、さらにGSR999の秘伝開眼奥義も使用不可能となっている。
奇しくもこの状況は「凶禍」配信時と全く同じものである。- ちなみにこのクエストはハードコアクエストではない。
ただしハードコア補正がなくとも風圧・震動・咆哮は覇種クエスト時と同様、
それぞれ龍風圧、超震動、超咆哮となっている。
なおハードコアクエストではないため、G級狩護防具の体力自動回復効果が発動しない点には注意
(当然G級クエスト扱いなのでそれ以外の特殊効果は全て発動する)。
- ちなみにこのクエストはハードコアクエストではない。
- 追加技はいずれも強烈という言葉が生ぬるいほどの凄まじさを持つものであるが、
同一箇所に留まっての大技が多くなったほか、明確な隙を晒す行動も追加されている。
覇種クエストまでの技は全て用いてくるものの、相対的に頻度は低くなっており、
塔の頂上という秘境よりも若干狭いという地形も相まって追いかけっこになりにくい。
- 尻尾切断条件が覇種から通常個体基準へと戻された。
そのため、尻尾が切れた=追い詰めたと考えてよい。
しかしながら残り体力10%といえど、形態移行による全体防御率の推移の影響で恐ろしいほどタフなため、
体感では残り体力が20~30%に感じるほど削りきるのに時間がかかる。
あくまで「残り体力の1つの目安」程度に考え、気を抜かないこと。
- その恐るべき強さから、実装翌日までの討伐成功率は約25%。
一番手の至天ディスフィロアを退けたハンターでも、「厳しい」という声があちこちで見られるほどであった。
ただしこれでも覇種の初日討伐成功率よりは高い。
UNKNOWNと至天征伐戦を理解しているG級ハンターが多かったことの表れだろう。- その後の評価は「ディスフィロアの方がキツい」というのがやや多い。
UNKNOWNは序盤は動きが鈍く、全体防御率や肉質的にも畳み掛けやすいのに対し、
ディスフィロアは最初から全体防御率0.1と極限の低さ、更に肉質も硬めであったこと、
そして当時の補正の関係で、防御力が実質0の状態で挑まなければならなかった事が理由とみられる。
- その後の評価は「ディスフィロアの方がキツい」というのがやや多い。
- なお、至天征伐戦のUNKNOWNから入手できる素材はG級ではなくこれまでのものと同様であり、
至天UNKNOWNを征したからと言って、新たな武具を生産できるわけではない。
これはUNKNOWNのG級個体が、現在のMHF史上最高難易度の至天クエストにしか存在していないため、
この個体専用の素材を用意しそれで武具が作れるとなると、
討伐できないハンターとの格差が生じてしまうためであると思われる。
この設定に残念がるハンターも少なくないが、
覇種クエストの前例や、上述したように25%という非常に低い成功率のクエストで、
何度も討伐すれば限定の武具を入手できる、となると色々問題が起こったことだろう。
- 至天クエストのUNKNOWN討伐に成功すると称号『画竜点睛』が得られる。
- ちなみに画竜点睛(がりょうてんせい)とは物事の肝心な部分を表す四字熟語。
"睛"はいわゆる「瞳」のことであり、竜の画で最後まで敢えて書かれなかった瞳を指している
(用法としては「画竜点睛を欠いている」など、打ち消し表現を併用して使うことが多い)。
至天UNKNOWNを合計で50頭討伐すると称号『蒼炎を征し者』が手に入る。
全くもって入手困難な称号の一つだが、高みを目指すなら是非目標にしたい領域である。 - ちなみに画竜点睛(がりょうてんせい)とは物事の肝心な部分を表す四字熟語。
- 上級至天クエストは制限時間が更に厳しく10分となっているが、
その耐久力は至天クエストの約1.3倍程度に留まり、最終的な防御率は極み個体ほどには達しない。
肉質も極端に硬くないどころか、非常に柔らかい段階が存在するため、尚更である。
ただし一方で、攻撃力については上級至天に相応しい、先述の通り超ド級のものとなっており、
辿異装備ですら、防御力だけで拮抗するのは難しくなる。
- 毒対策さえしておけば真根性、絶対防御、根性札G、魂の再燃などの保護手段は機能するものの、
これらが発動不可能となる不退スキルを用いている場合は生存の難易度が大幅に上がる。*13
特に気をつけたいのが絶対防御スキルで、「保険として」強く依存しないなら大丈夫だが、
「依存して」ドンドンアーマーを割っていくのであれば、
火力的に討伐はほぼ不可能と見てよいレベルになる、と言える。
- 至天個体、上級至天個体問わず、10分以内に討伐する事について先に結論を言うと
至天個体なら「GLV50&G級の最低限の火力スキル*14+α4人」、
上級至天個体なら「レア12辿異武器+辿異防具を用いた、スタイルに合わせたスキル構成が4人」いれば、
たとえ火事場をしなくても、たとえ不退スキルが無くても、10分以内の討伐は十分可能である。
至天UNKNOWNの最大の特徴は、ファイヤーウォールや瘴気ドームなど、
内部に潜り込んだり、適切な位置から狙撃すれば攻撃チャンスになるが、
それ以外は全くチャンスにできない上に動作が非常に長い行動を多く有しているという点であり、
多数の攻撃に対応できることは勿論、
「これら時間稼ぎ攻撃に対応しつつ、かつ攻撃し続ける実力があるか?ないか?」が、
10分以内討伐(上級至天個体の討伐)の成否に直結していると言っても過言ではない。- なお、攻撃力が大きく上がっている関係上、
上級至天個体を相手に火事場をする場合、辿異防具を用いても尻尾振りに直撃などは当然、
軸合わせ時の足の判定という、細かい動作ですら1乙しかねないため、細かい立ち回りの練習はより重要となる。
- なお、攻撃力が大きく上がっている関係上、
戦闘概要
- 全ての個体のUNKNOWNに共通する特徴であるが、
MHFに登場する様々なワイバーン型骨格モンスターの技をアレンジして用いる、というものがある。
無論アレンジであり、全く同じ技は少ないのだが、
どこかで見たことのある技を次々と自己流にアレンジして繰り出す様は驚愕の一言である。
人によっては、「MHFのワイバーン骨格モンスターの集大成」と評することも。
もちろんUNKNOWNの独自モーションも多数備えている。
- 上述したように形態変化によって使用する技が異なるのだが、
UNKNOWNはシンプルなモーションを除くと形態変化でオミットされる技がなく、
形態が移行するごとにどんどん技が増えていく。
至天征伐戦のUNKNOWNに関しては最終形態では最早数えることすら困難なほどの技数を持ち、
そのいずれもが一撃即死の破壊力なのだからたまらない。
- 全ての形態変化に共通する事項ではあるが、
形態変化直後は必ず「形態移行動作」と「確定攻撃」を行ってくる。
たとえば、通常のUNKNOWNの第2形態においては「オーラ咆哮」後に「180度方向転換」⇒「熱線」と行う。
まずはこれに対処していくのが狩猟の近道と言えよう。
オーラ咆哮
- 第6形態まで使用する、形態移行時の特殊な咆哮。
周囲の空間を一瞬赤く染めるとともに赤いオーラを纏い、天に向かって咆哮する。
モーションとしてはリオスのものとは異なり、ブロス族の咆哮が最も近いものとなっている。
- このオーラは弾丸反射効果を持っており、
オーラアローか、秘伝スキルが乗っていない矢はオーラによって全て弾き返される。
秘伝スキルに弾丸反射防止効果のないへビィボウガンの弾は全て跳ね返されてしまうほか、
ライトボウガン秘伝も弾丸反射軽減効果なので一部は跳ね返ってくる。
- 上述したように咆哮の瞬間に状態異常や怯み値をリセットし、
更に過剰な体力消費があった場合は規定値まで回復するのだが、
これらの処理は一瞬で行われるため、咆哮中にはダメージが通る。
そのためオーラ咆哮は貴重な攻撃チャンス、と考えることもできる。
- なおオーラ咆哮中、及び終了から確定行動に移る瞬間まではSAがあるため、
咆哮中に転倒させたりすることはできない。
また、咆哮中に次の形態まで達するほどのダメージを与えても、
あくまで確定行動を行った上で形態移行する(稀に通信ラグで段階が飛ぶことはある)。
- ちなみに第7形態と第8形態ではオーラ咆哮は使用しないが、各種蓄積値のリセットは通常通り行われる。
第1形態
- まだハンターを脅威とは認めておらず、棒立ちしていることも多い形態。
ハンターを発見するとゆっくり歩いて近づいたのち、何をするわけでもなくあくびをすることすらある。
ふてぶてしさはエスピナスに勝るとも劣らないかもしれない。
使用する技はリオレイアの基本的な技と、特異個体エスピナスのサイドタックルのみ。
この形態でもサマーソルトは痛いので当たらないようにしたい。
ちなみにこのときの動きは想像を超えて遅く、怒り状態でないリオレイア程度に鈍重。
- ちなみに尻尾回転は特異個体仕様になっており、
逆回転に巻き込まれないように気をつける必要がある。
- UNKNOWNのブレスは種類を問わず漆黒の火球ブレスとなっている。
地面に着弾した場合はさらに蒼と紅の鮮やかな竜巻を発生させる。
竜巻には判定があり、近づいただけで吹き飛ばされてしまう。
これには微弱なダメージ判定があるため、絶対防御態勢のアーマーもはがされやすい。- 当然だがブレスの爆発と竜巻はそれぞれ別の判定であるため、
爆発に巻き込まれたように見えたのにダメージが微弱だったという場合もバグなどではなく
単純に爆発はギリギリで当たらなかったが竜巻には吹き飛ばされたというだけである。
- 当然だがブレスの爆発と竜巻はそれぞれ別の判定であるため、
第2形態
- 通常個体とハードコア・UNKNOWNはまだまだ様子見といったところである。
ただしここからUNKNOWNの本領発揮、
「他のワイバーン骨格のモーションの使用」が解放されていくようになる。
- 第2形態では、グレンゼブルの翼を使った叩きつけ攻撃と、
エスピナス希少種の「180度ターンする」行動が追加される。
- 熱線
- グレンゼブルのようなモーションで蒼白色のビーム状熱線を放出する。
初見のハンターはリオレイアのようなモンスターがグラビームのような熱線を放つことにさぞ驚くだろう。
この段階では線も細く、直線に放つだけだが、形態が進むと薙ぎ払ってくる。
- 腐食ガス放出
- 同じくグレンゼブルの動作で腐食やられ効果の腐食ガスを周囲に放つ。
こちらも見た目からバサルモスの睡眠ガスを彷彿とさせるだろう。
範囲は割と広く、尻尾の先端ギリギリにいれば当たらない程度。
突然繰り出してくるため、足元で攻撃していると回避不可能な状況に陥ることがままある。
なお、至天征伐戦の個体は使用頻度が凄まじく低い。
- 爆砕チャージブレス
- 覇種クエストと至天クエストで用いる、第2形態移行時の確定攻撃。
エスピナス亜種激個体のチャージブレスをアレンジした技を解放。
雄たけびを上げて仁王立ちになった後、
飛び上がりながら超広範囲を吹き飛ばす超威力の爆撃ブレスを発射。
超ド級の大爆発が発生し、直後、外周12か所に粉塵爆発が起こる。
ブレス本体の大きさは本家のソレよりも幾分か控えめになってはいるが、
威力自体は本家を超越しており、マトモに喰らえば間違いなく命は無い。
爆破地点は青く光り始めるため、もし傍で爆破されると分かったならばすぐに離れること。
また、発射するまでの時間はエスピナス亜種よりも短く、場合によっては緊急回避が間に合わない場合も。
ただし、回避性能を発動すれば比較的簡単に回避できる。
注意すべき点としては、発射時に反動でUNKNOWNが飛び上がるが、
その着地時に吹き飛ばし判定があることだろう。
第3形態
- ここから通常個体も侮れない戦闘能力を発揮する。
HR3~のクエストで戦えるのは、この第3形態までとなっている。
- エスピナスの仁王立ち三連ブレス、ヒプノック希少種のサイドステップ、
グレンゼブルの半回転尻尾攻撃が追加される。
その代わり、リオレイアの尻尾回転攻撃がこの段階でオミットされる。- なおこの3つの技は形態が進むといずれもパワーアップする。
- 空中ブレス乱舞
- 通常個体の第3形態移行時確定攻撃。
その場で飛び上がってから足元にブレスを1発放ち、
そこからさらに空中でゆっくり反時計回りで1回転しながら周囲にブレスの4連射を浴びせ、
最後に真下へボディプレスを繰り出して衝撃波を発する。
周囲4連射は斜め四方で、サイコロの目でいうと"5の目"に描かれた点が着弾地点と言えばわかりやすいか。
ガンナーの適正距離くらいをうろついているとまず周囲4連射に巻き込まれるので素早く離れること。
近づいても周囲掃射は避けられるが、ボディプレスとブレスの竜巻で挟み撃ちに遭いやすい。
跳び上がる瞬間の動作はイャンガルルガ特異個体の咆哮ブレス浴びせと同じだが、
こちらは同時に咆哮を放ったりというようなことはない。
- 後方尻尾振り
- ディアブロスのような後方尻尾振り。
確かに動作は同じなのだが、ディアブロスのそれは繰り出すタイミングがある程度予測可能なのに対し、
UNKNOWNはハンターが後ろにいさえすれば、何の前触れもなく繰り出してくる。
至天クエスト最終形態ではこれですら即死させられる威力になるので注意。
- 打ち上げ流星ブレス
- 覇種クエストの第3形態移行時確定攻撃。
エスピナス亜種特異個体の用いる打ち上げ流星ブレスを繰り出す。
呻きながら姿勢を低くして力を溜め、巨大なブレス球を上空へ発射、
エリア広範囲に無数のブレス球の雨のほか、全ハンターへ向けて1発ずつブレス球を正確に落とす。
継承元と同様、拡散するブレスの唯一の死角は本体の懐であるが、
発射の瞬間に龍風圧が発生、無効化スキルが無ければ危険地帯へ押し出されるのも相変わらず。
逆に言えば龍風圧無効スキルがあると近接武器にとっては最大の攻撃チャンスとなる。
余談だが第2形態のチャージブレスと異なり、怯みで妨害可能。
- 全方位棘降らし
- 至天クエストの第3形態移行時確定攻撃。
垂直上昇した後に中心点から円を刻むように棘を降らせてくる。
棘の密度は旋回上昇時よりもきつくなっており、回避がし辛い。
おまけに、使用後は岩盤を割るほどの勢いでハンターを押しつぶしてくる。
行動そのものはG級ベルキュロスの球電→ボディプレスに近く、
同様の回避手段が通用するが、本体が降りてくるタイミングはベルキュロスのそれより早いので注意。
なお、同じ棘でもこの技では腐食ガスは発生しない。
第4形態
- 通常個体では折り返しとなる段階。
覇種クエストと至天クエストはこの形態の体力が低いため、場合によっては一瞬で形態変化することも。
HR4~のクエストで戦えるのはこの第4形態まで。
- また、ここからはオーラ咆哮のレベルが咆哮【大】から超咆哮となるため、
通常個体であっても、咆哮による硬直を防ぐには高級耳栓ではなく超高級耳栓が必要。
- この段階から熱線と仁王立ち3連ブレスが強化される。
熱線は薙ぎ払うようになり、仁王立ち3連ブレスは最後の1発で確定でバックジャンプするようになる。
リオレイアの噛み付きモーションはここでオミットされる。
- 翼爪飛ばし
- 通常個体の確定行動。
ベルキュロスのようにふわりと空中へ浮き上がって翼を振り回し、
弾丸の如く翼爪を複数発射する攻撃を使用するようになる。
これを食らうとガス同様、腐食やられとなってしまう。
適当に撃ってるように見えるが、実際にはかなり高精度な狙撃を行ってくる。
そのため、全く別の場所にいた3人が一度に攻撃を食らうといったことも起きてくる。
第4形態移行時に確定で行うが、確定攻撃の際のみ、腐食やられ効果は無い。
第5形態以降は地面に突き刺さった爪からも腐食ガスが噴き出るようになるため注意。
- 爆裂噛み付き
- ベルキュロスのように正面に向かって噛みつきを繰り出し、噛みつくと同時に爆発を起こす。
フレーム回避は可能だが、前方に少し範囲が広いので注意。
予備動作も極端に短く、ハンマーなどの頭付近に陣取る武器種は突然繰り出されると対応が遅れかねない。
- 旋回上昇棘降らし
- 覇種クエストの第4形態移行時確定攻撃。
ドラギュロスの繰り出した、旋回飛行しながら上昇し、冥雷を降らせる攻撃のアレンジ。
覇種UNKNOWNの場合は、暴風を放ちながら旋回上昇し、十数本の棘を降らせてくる。
棘の落ちた周囲に小規模の地割れを起こすため、攻撃範囲が少し広い上、
そのうちの何本かは着弾後に腐食やられ効果の腐食ガスを放出する。
降ってくる場所は影で判別可能だが、落ちてくるまでがかなり早い。
- 空中爆炎放出
- 至天クエストの第4形態移行時確定攻撃。
飛び上がり羽ばたいた後、巨大な球体状の爆炎に身を包む。
対となる存在の烈種ゼルレウスが使用する最大技のアレンジである。
回避タイミングはゼルレウスのものと基本は同じだが、判定発生のタイミングが早いので注意。
第5形態
- 最早圧倒的とも言える手数でハンターを追い詰めてくる形態。
通常個体ではここで最強技が解禁される。
- 叩きつけ、半回転尻尾攻撃、サイドステップ、空中ブレス乱舞が強化される。
叩きつけと半回転尻尾攻撃は使用後確定(至天第8形態を除く)で間髪入れずにサマーソルトに派生させ、
サイドステップ直後にはカウンターとして3連ブレスを繰り出すことがある。
空中ブレスに関しては後述。
- また、この形態ではリオレウスのバックジャンプブレスが追加される。
威力もさることながら、距離を離されるので厄介。
- 岩盤捲りサマーソルト
- 通常個体と覇種クエストの第5形態移行時確定攻撃。
通常個体が使う技の中で最も凶悪かつ最悪な技とされる技。
勢いよく跳躍し、どんなに距離が離れていようが瞬く間に狙いを定めたハンターの目の前に着地、
同時に振動を発生させてハンターを動けなくするとともに地面ごと上空に吹き飛ばす。
そして、飛び上がりながら翼で一閃して地上へ戻ってくるというもの。
これは2段攻撃であるため、根性を貫通し、
1乙を防ぐには仲間の粉塵によるフォローが必要不可欠。
仲間が舞いあげられた。しかし他のメンバーもポーチの中に粉塵は残っていない。
こうなれば仲間の死を覚悟するしかない。
なお、至天クエストでは確定行動ではなく、覇種クエストとともに頻度も低くなっている。
そのため、耐震スキルが必須とはされていないが、
これは頻度云々よりもそれ以上に凶悪な攻撃が多すぎるためであり、弱体化したわけでは全くない。
- 急降下ボディプレス
- グレンゼブルと同モーション。
上空で滞空しながら狙いを定め、地上へ向けて勢いよくボディプレスを繰り出す。
幸いにも悪天候時のグレンゼブルのような衝撃波はなく、
予備動作も長いため、殆どの場合は納刀⇒緊急回避が間に合う。
- 高速滑空攻撃
- 第3形態の"空中ブレス乱舞"のフィニッシュで追加される技。
リオレウスの空中急襲と同じモーションであるが、
その滑空スピードはまさに瞬撃であり、回避のタイミングを図ることは困難。
しかもリオレウスのそれと同じく、毒&気絶確定である上に、
発生も異常に早く、来るのがわかっていても回避出来ないことがザラ。
空中ブレス乱舞の最中にUNKNOWNの真後ろに移動しても反転して襲い掛かってくるほか、
5発目のブレスの風圧【大】を受けると滑空の被弾がほぼ確定する。
回避タイミングはブレス使用後に2回羽ばたいた瞬間。
- 急降下破砕キック
- 覇種クエストから追加される行動。形態移行時確定ではない。
ベルキュロスやドラギュロスの繰り出す急降下キックそのものであるが、
こちらはキック時に衝撃波状のエネルギーを放出するわけではなく、広範囲を吹き飛ばす地割れ。
詳細は該当記事を参照されたし。
- 交差熱線
- 至天クエストの形態移行時確定行動。
バックジャンプしつつ前方に×の時を描くように熱線で交互に2回なぎ払う。
薙ぎ払われた部分には瘴気のようなものが発生し、約1秒後に二次攻撃として軌道上が爆発する。
ビームで薙がれた後にエネルギーが発生し爆発、というのはゼルレウスの攻撃を彷彿とさせる。
- 回り込み熱線
- 至天クエストで使用する行動。
メラギナスのように空中から素早く側面に回り込み、死角から熱線を放つ。
位置取りによっては当たらないのだが、この後確定で極大の熱線を薙ぎ払ってくる。
なお、この極大なぎ払い熱線攻撃は、通常クエストでは第6形態でようやく解禁される行動である。
第6形態
- 通常個体における最終形態。
あまりにも形態移行回数が多すぎるため、
「いつまで続くんだ…」と絶望感を抱いたハンターも多かったのではないだろうか。- この形態へ変化した瞬間にサブターゲットAが達成される。
勝てそうになければ部位破壊だけしてサブクリアという手もある。
- この形態へ変化した瞬間にサブターゲットAが達成される。
- この最終段階からが本番であるが、強力といえど隙のある確定行動が増えるため、
人によっては確定行動が少なく、突進を多用する第5段階の方が難しいと感じる場合もある。
- 熱線が強化され、極大の太さになり回避が難しくなる。
また、急降下ボディプレスはエスピナス希少種のようにブレスを着弾させ、
それを押しつぶすようにして広範囲に爆裂させるものに変わる。
さらにバックジャンプブレスは確定でサマーソルト派生が追加され、
サマーソルトでブレスの爆風を更に拡散させてハンターを吹き飛ばすようになる。
- また、突進後にベルキュロスやドラギュロスのように即座に反転することがある。
- 余談だが覇種ではこの形態にすることで撃退に必要な体力条件を満たすことになる
(撃退クエストではこの段階になった瞬間クエストクリアとなる)。
「飛竜の砕爪」を集めるために撃退を狙う場合、
最も恐ろしい最終形態にすることなく撃退条件を満たせるため、覇種の中では撃退がやりやすい。
- 爆嵐ブレス
- 通常個体と覇種クエストの第6形態確定行動。
グレンゼブルのように大きく羽ばたき、直後に大規模な炎の爆風を放つ。
グレンゼブルとは異なり、羽ばたきが2回のみであるため、予備動作がほとんどないに等しい。
食らえばほとんど即死級の攻撃力ということも相まって、最も注意すべき攻撃の一つ。
双剣の乱舞改コンボの最中など、回避へのディレイをかけづらい武器種は被弾しやすい。
羽ばたきの最中にはオーラが発生するため、ガンナーの弾は弾かれてしまう。
- バックジャンプ爆嵐ブレス
- "三連BJブレス"において、最後の1回で爆嵐ブレスを吐くようになる。
ただし、コンボで放ったとしても威力は変わらないうえに、
実際にはこちらのほうがさらに範囲が広い。
- 巨大岩盤捲りサマーソルト
- 至天クエストの第6形態確定行動。
岩盤捲りサマーソルトのパワーアップバージョンと言える攻撃である。
尻尾を思いっきり叩きつけて岩盤にめり込ませ、そのままの状態でサマーソルトを行うことで、
足元の岩盤をまとめて空中に持ち上げる。
岩盤は巨大な岩になっており、追撃にそれを破砕して中型の岩を周囲に降らせ、
ダメ押しと言わんばかりに地割れを起こすほどの着地でハンターを追撃する。
サマーソルトに当たると大きく打ち上げられ、毒状態になる。
後述の超滑空と違い、
一発目から毒になる=スキルなどで体力1以上かつ毒状態での打ち上げという条件が整いやすく、
空中で毒スリップダメージによって体力0になり、吹っ飛びキャンセルが起こりやすいのだが、
打ち上げられる高度が高い上に続く追撃がヒットして再度ふっ飛ばされる事が多いため、
事故死狙いと言うよりは根性札グレート、魂の再燃潰しという側面が強い攻撃となっている。
第7形態
- 覇種クエストから追加される第7形態。
ここまで来ると防御力が無意味と言えるほどまで攻撃力が上がっており、
特に超滑空はG級防具であってもまともに直撃すれば即死がありうるほど。
- なおこの形態からオーラ咆哮を使用しなくなる。
- 大咆哮
- 第7形態移行時、赤いオーラではなく、一際強大な蒼光のオーラを纏い、
左脚⇒右脚の順に、ズドン!ズドン!と足踏みをして地割れを起こす。
その後大気を震わせながら咆哮を放ち、周囲のハンターを膝崩れやられ状態に陥らせて拘束する。
咆哮前の足踏み、およびそれに伴う地割れは直撃すると上空へ跳ね飛ばされてしまうので注意。
確定攻撃時は轟咆哮に続けて下記の「超滑空」をコンボとして繰り出すほか、
以降も単発として轟咆哮を繰り出す場合もある。
なお、咆哮の判定時間はやや短めであるため、慣れてくればステップでも回避可能。
ちなみにオーラ咆哮同様に弾丸反射効果があるが、怯みタイミングが合えば咆哮中でも怯みで妨害可能。
- 超滑空
- 覇種UNKNOWN最大の連続必殺技。
その場で蹄をかくような動作で短く威嚇をしたのち、
バックジャンプしながら思いっきり羽ばたいてハンターを弾き上げる暴風を起こしながら斜め後方に滞空、
そこから周囲の地面を大きく砕きながら突き進む高速滑空攻撃を放つ。
暴風と滑空の双方がほぼ一撃で力尽きるほどの威力であり、なおかつ毒効果まで有するなど、
UNKNOWNの繰り出す全ての技の中でも危険度最大クラスの攻撃技である。
詳細や回避方法などは上記リンク先へ。
- ファイアウォール
- 至天クエストにて使用。
エスピナスの角突き上げに似た態勢を取り、特異個体グラビモス亜種のように、
飛び上がって回転しながら周囲360度に熱線放射を行い、巨大な炎の壁を生み出す。
この炎の壁はスリップダメージが発生しつづけるため、触れていると一気に体力を削られる。
壁の内側はダメージを受けないが、一定時間後に爆風で炎の壁をかき消すため、
内側で攻撃している場合はその爆風も回避する必要があるほか、
爆発の際に炎がある程度広がるためファイアウォール付近に居る場合も警戒する必要がある。
- 5連ブレス
- 至天クエストにて使用。
火球ブレスを左から右へ5連射する。特異個体リオレウス亜種、リオレウス希少種が使うものと同じ攻撃。
側面に回り込めば大きな攻撃チャンスとなるのも同様だが、
特異個体のリオレウスが地面と平行するようにブレスを吐くのに対し、
UNKNOWNの場合はリオレイアの3連ブレスのような形で地面に叩き付けてくるので注意。
第8形態
- 暗黒旋風
- 突如中央を向いたUNKNOWNは飛び立ち、塔の外周を旋回する。
そのスピードはどんどん速くなっていき、
ついには嵐龍もかくやというレベルの黒き暴風が巻き起こる。
あまりの暴風の強さに古塔の巨大な瓦礫が上空付近にまで舞い上げられるほど。
その瓦礫は風が止むと同時にフィールドの中央付近に次々と降り注ぎ、
同時に滑空を終え更なる形態へと移行したUNKNOWNが舞い降りる。
フィールド中央以外にも瓦礫は降り注いでくるが、それらは大抵塔の外側に落ちていくので、
大量の瓦礫が降り注いでくる前にエリアの隅へ退避すれば回避できるが、
崩落した建造物は想像を超えてかなり巨大なので甘く見ていると直撃する。
この行動は1種の時間稼ぎ行動ではあるが、後述する暗黒ドームと違い、
形態移行時にのみ使用する性質を突き、
アイテム使用や調合等の立て直し、及び備えをすることで無駄を減らすことができる。
- 至天クエストにおいて、第7形態のUNKNOWNに一定ダメージを与えると上記の攻撃技を合図とし、
ついに最終形態となる第8形態を解放する。
切り裂かれたかのような橙色に光り輝く眼で初見では威圧されるだろうが、
このUNKNOWNは今までとは比較にならぬ凄絶な攻撃を休むことなく繰り出してくる。
先述の通り全ての攻撃が即死、ということはないがいずれの攻撃も根性発動ラインは下回る。
回避性能スキルは必須中の必須だとしても、
スキルに頼らないでも攻撃をいなせるほどの腕が無ければ討伐は難しい。
上級至天クエストや、真根性スキルが機能しない環境では猶更である。
また敏捷性も可変となり、第1形態の速度を基本とし、
攻撃時に各種攻撃に応じた速度に切り替えて攻撃を繰り出してくるようになる。
そのため、変化する速度に対応する能力も必要と言える。
- 第8形態では従来の突進→バックジャンプブレス→サマーソルト攻撃のほかに、
突進から突如逆方向へバックタックルして追撃するハンターを強襲する技
(ベースとなっているのはゼルレウスのモーション)を用いるほか、
翼を使ってその場で押しつぶす攻撃を行った後にサマーソルトではなく、
序盤の形態でしか使用しなかったサイドタックルに派生させてくる。
それ以外の行動は後述の独自技を除けば第7形態までのものであるが、
基本的なものを除いて全ての技を用いてくるため、その行動パターンは多彩という言葉すら生ぬるい。
- なお、移行した瞬間にBGMが新規のものにかわることでも移行を確認出来る。
また、第8形態にならぬままUNKNOWNが沈んでしまう現象も一応は確認されている。
しかしこれは見た目が変わらず確定行動を使用しないだけで、
中身は第8形態そのものであり、後述の技も普通に用いてくることも判明している。
- 暗黒ドーム
- 上記の攻撃の後、UNKNOWNは上空から降ってきて地面を勢いよく砕くのだが、
砕かれた地面から龍属性の黒い瘴気のようなものが発生し、UNKNOWNを巨大なドーム状に包む
(ちなみに初段の足踏みによる地割れにも瘴気が混じっているがこちらは無属性)。
この瘴気には当たり判定があり(もちろん即死級ダメージ)、ハンターを寄せ付けない。
そしてドームの内側に入ったハンターには、巨大な爆発を何度も浴びせかけてくる。
最後には浮上から大爆発を起こし、ドーム内とそれを覆っている瘴気を吹き飛ばす。
なお、爆発は休む間もなく放ってくるが、いずれもフレーム回避が可能。
というより、フレーム回避で避けないと次の爆発が回避できない。
また、第8形態のUNKNOWNは急降下キックをハンターに対して使用しない。
エリア中央に飛びかかり、通常よりも巨大な破砕を引き起こした後に上記の暗黒ドームを発生させてくる。
暗黒旋風と違い、この攻撃はそこそこの頻度で行うため、
毎回安全なドーム外で待機していると大幅なロスとなり、
特に上級至天クエストでは火事場の有無問わず、
近接武器種ではこの攻撃に対処しつつ張り付いて攻撃を加え続けられるか、
ガンナーはギリギリクリティカル距離で届く距離から攻撃を加えられる事を知っているかいないかで、
討伐時間、及び討伐の可能性に大きな差が現れると言って良い。
ドーム形成・2度の爆発は足踏みで、最後の大爆発は羽ばたきで回避タイミングを把握できる。
初撃のキックから数えると計5回もフレーム回避しなければならないが、
この攻撃の主目的とも言える「時間稼ぎ」を考慮すると、
是非対処技術を身に着け、攻撃チャンスをモノにしていきたい所である。
- 暗黒滑空
- 至天UNKNOWNの最大必殺技。
浮上したのちユラユラと滞空し、雄叫びをあげてから着地する。
これで終わりかと思った矢先、周囲に黒霧が発生、視界が徐々に悪くなっていく。
黒霧が徐々に濃くなっていく中、UNKNOWNはターゲットしたハンターに目掛けて
バックステップ後に回転滑空で直進して突っ込んでくる。
その後、辺りがさらに闇で埋め尽くされていくなか、
次は2回ステップを挟んだ後に今度はホーミング付きの回転滑空で突貫。
最後に闇を晴らしつつ龍属性エネルギーを充填し、軽く頷くような仕草をした後にそれを放出、
エリアの半分を埋め尽くすかのような大爆発と地割れを引き起こす。
放出後は確定で咆哮モーションを行うので(回避ができるなら)攻撃チャンスとなる。
極限まで禍々しい姿をした飛竜が、仁王立ちで大きく翼を広げるその様は圧巻の一言。- ただし、技自体の凶悪性は覇種の大技「超滑空」と比べるとそこまででもない。
ならこの攻撃の特徴は何だ、と聞かれるとそれは演出と答えるのが自然だろう。
というのも、この攻撃を繰り出す際に発生する黒霧で視界が闇に包まれていくことにより、
赤く目を光らせているUNKNOWNがこちらを見定めつつ滑空で突っ込むという光景が繰り広げられるからである。
特に霧が濃くなる2回目の滑空準備時に至っては、
真っ暗闇の中、悪魔のような何かの眼がこちらを見つめている光景と化す。
攻撃技の威力もさることながら、ここまで演出も凝っている攻撃は珍しいだろう。
- ただし、技自体の凶悪性は覇種の大技「超滑空」と比べるとそこまででもない。
武具
- UNKNOWNの素材は同時に使用する素材の性質が浸透しやすい性質を持ち、
これを利用して属性素材を用いることで強力な属性を武器に帯させており、更に変更も可能。
ただし上位では撃退となるため、ほとんどの素材が入手できない。
本格的に作成できるようになるのは凄腕及び秘伝書入手以降になるだろう。
- 現在作成できる武器は、片手剣「レイネ」、大剣「レギーナ」、
ガンランス「レザーヌ」、ハンマー「レティノ」の4種類。
武器は生産した状態は○○(上述した名前)Iで、
IIIまで強化すると名称が刻竜○○になり(その武器を思わせる漢字が入る)、
その後の【】内に漢字2文字の銘が入る。
素材さえあればいつでも好きな属性に変えられる状態になる。
また、攻撃力は控えめだが、属性値は異様に高く、
最終強化では片手剣と大剣は1500、ガンランスは1000にもなる。
前述の属性を変えられるという特性上、片手剣とガンランスの性能が暴走している。
片手剣は火属性を除けば各属性値で最高値、
ガンランスに至ってはあのダンディ・ダンディすらも超えるほど高い。
一方で大剣とハンマーが残念なことになっているのは言わない約束である。
- フォワード.5以降、これらの武器はレア度10で剛種武器、レア度11で天嵐武器になり、
レア度12は覇種武器になる。
G級覇種武器派生はあるものの、直接生産に対応しておらず、
烈種以後の派生は残念ながら存在しない。
- また、UNKNOWNの素材を使うわけではないが、「レギーナ」の名を関する辿異大剣も存在する。
こちらは属性がなく、純粋に強力な無属性大剣となっている。
- 防具には「リルス」という呼称がつく。
形状は男性の場合は男性用レウス、女性の場合は女性用レイアシリーズと同じだが、
配色がUNKNOWNらしく漆黒の甲殻に棘の部分が紅色となっている。
フォワード.5において天嵐防具や覇種防具に強化できるようになった。
- なおMHF-G7時点では防具こそ烈種防具への強化に対応しているものの武器は未対応のまま。
また生産の過程が特殊なためか、G級覇種武器として直接生産することもできず、
武具共々、唯一覇種UNKNOWNの討伐(撃退では不可能)が覇種武具への強化に必要不可欠となっている。
実装の経緯と過程
- 2011年、フォワード.1の公式サイト(プレビューサイト)で「Unknown」と題した項目があり、
そこには「今までのモンスターとは一味違う!?予想を超えた狩猟に備えよ!」という予告文章と、
背景にはデュラガウア、グラビモス、グレンゼブル、イャンガルルガ、ヴォルガノス、
そして流血を彷彿とさせる不気味な赤い光と、その中心部に真っ赤な眼が描かれている。
今でこそUNKNOWNとはどういうモンスターなのかがはっきりと判明しているからともかく、
当時何の前触れも無しに突如公開されたこの不気味なページには、誰もが期待と恐怖を抱いたことだろう
(項目名自体は一覧の中に最初からあったが、「Comingsoon」的なニュアンスで捉える人も多かった)。
ちなみに同サイトの最後から2番目の項目「フォワード.1の歩き方」(簡単に言えば予定表)の、
8月の右下の部分にもこの赤い眼が描かれている。
そして予告の8月、かの飛竜は満を持してMHFに登場した
(見方によっては8月と9月の間にあるともとれるが、実装が遅れてしまったときの工夫と思われる)。- ちなみにフォワード.16月アップデートの特設サイトの
「特異個体・リファインほか」のページの一番右下にも写っている。
ある意味でレジェンドラスタよりも目立っている。
- ちなみにフォワード.16月アップデートの特設サイトの
- UNKNOWN登場後初の第3回MHF運営レポート動画版において
「そういえばUNKNOWNってなんなんでしょうかねぇ」という質問に
「意図しないときに現れて、プレイヤーをびっくりさせる要素」と答えたが、それ以上は言及していない。
(動画の20:05~「フォワード.1近況報告"Unknown"とは?」)。
さらに、その次の第4回MHF運営レポート動画版にて、
"佳奈のツボ"のコーナーにて、植田佳奈が「そろそろ教えて」と話題を持ってくる(37:59~)が、
今度は「(杉浦P)そんなのいたっけ?」「(宮下D)何のことか、ちょっと…」と軽くあしらわれる。
隙を突いて「もっと突っ込んでいいんですか?」と追撃をかけるが、
二人して「「いや!」」と強く否定し、「突っ込まれると困ります」と最後に防御姿勢を見せる。
全くこんな調子で、どうやら公式からの情報には期待出来ないと思われていたが…?
- そんなUNKNOWNだったが、公式ページにて第52回狩人祭のボーナス試練とほぼ同時間に
1日4回突然の襲撃(HR100~)がイベントクエストとして配信されることが判明。
期間限定かつ時限ながらも、ついに確定で遭遇可能なクエストが配信された。
さらに、一回が99魂であるため実質的に公開ボーナス試練と同じようなものである。
誰もが予想していたように当日は絶大な人気を誇り、
募集文の数としては「シクレ<黒レイア」が大抵であった。
連戦が効くようになった=練習、対策が可能となったことでその強さの評価は若干薄らいだものの、
その週の全プレイヤー累計のクエスト失敗率は通常の5倍であったと公式ツイッターで発言されている。
無論、この異常なクエスト失敗率はUNKNOWNの手によるものである。
- なぜ"UNKNOWN"が突如配信されたのか。
これには配信当時であるフォワード.4の事情が絡んでいる。
フォワード.4における新モンスターと言えば「晶竜クアルセプス」であるが、
開発陣が想定したほどのクアルセプスの奮闘ぶりが見られず、
その代打として急遽UNKNOWNの配信を決定したという経緯があった。
というのも、フォワード.5の次には2013年春の『モンスターハンターフロンティアG』が控えているが、
フォワード.4アップデートの5月から、MHF-G始動の翌年4月まで11か月、
燻っているクアルセプスとフォワード.5のオディバトラスだけで対処するのはどう考えても無理がある。*15
そこで、1年前から既に実装はしていたUNKNOWNを延命に利用するという方針に変更したのである
(フォワード.1で実装したころから既に「これ絶対何かに使うことになるな」と予感はしていたらしい)。
この話はMHF『第10回 運営レポート(動画版)』でぶっちゃけトークされているので詳しくは番組を参照。- オフライン大会においてもこの話題は言及され、このクエストを配信する意図には、
- UNKNOWNがベテランハンターに十分認知されている
- 新人ハンターにもUNKNOWNの存在を知ってほしい
「競合する他社のオンラインゲームに対抗するビジネス的な意味合いも含んでいる」
とも発言している。
発言の通り、クエストが配信された時期は某オンラインゲームのβテストと被っていた。
ちなみに「ある程度はMHFプレイヤーが減少するのを想定内に運営を行っている」とのこと。
- オフライン大会においてもこの話題は言及され、このクエストを配信する意図には、
- なお、開発スタッフはこの「UNKNOWN」というモンスターを相当大切にしているらしく、
フォワード最高峰の頂である覇種に、第1弾として実装することに消極的だった模様。
そこを強引に実装させたのはほかならぬ杉浦Pであり、
「遊ぶときに燃えるシチュエーションがない、
つまり、狩れるかどうか分からないくらい強いモンスターと対峙するような場面がない」
ということが主な理由なのだそうだ。
(参考⇒4Gamerによる公式インタビュー)
- その後、2012年9月5日よりハードコア専用、そして9/19より、覇種が解禁された。
フォワード.5で覇種が正式に実装されたことによって常時UNKNOWNと戦える環境が生まれたわけだが、
ただ、常時解禁が覇種限定=SR300以上のハンター限定、
さらに条件も含めると強力な装備でないと難しいということもあり
HR100のUNKNOWNを配信して欲しいという声も運営に多数寄せられた。
そして、その要望は年末年始に実現し、
久しぶりにノーマルモードのUNKNOWNと対峙できるクエストが配信され、
その後、通常のUNKNOWNクエストは狩人祭の勝ち組クエストで不定期配信されることとなった。
それ以降も、不定期で通常個体のクエストが配信されている。
- MHF-GGアップデート直前のイベントとして、
ベースは覇種そのものであるもののG級クエストにUNKNOWNが登場し、多くのハンターが驚くことになる。
厳密にはG級に登場したからというよりも、ただでさえ強かった覇種UNKNOWNが、
烈種ランクのゼルレウスと同時に出現する阿鼻叫喚のクエストだったという意味合いも強いが。
この時に「ゼルレウスとUNKNOWNは対をなす存在」である事が明らかになり、
そこから半年後のMHF-G5.2において、
G級最高難易度の至天征伐戦に満を持してUNKNOWNが姿を現すのを見て、
「至天UNKWNONの高い戦闘力」に対する盛り上がりと共に、
「ゼルレウスは本気を出していないのではないか?」といった疑問の声も浮上することになった。
そして、その疑問の声については2019年3月に本気を出したゼルレウスが登場する事で応えられる形となった。
- G10ではギルド指定クエストの1体に覇種UNKNOWNの撃退クエストがエントリーし、
G級を目指す過程で避けて通れない相手になった。
ただし覇種の本領と言える第6・7形態を戦う必要がないため、
同じ覇種撃退クエストの中でもかなり御しやすい相手ではある。
もちろん討伐クエストはそのまま残っているため、腕に自信があるなら挑んでみるとよいだろう。
先述の通り、2017年2月アップデートで攻撃力が調整されたが、
これは討伐クエストの個体にも適用されている。
余談
- UNKNOWNは過去、公式にはその存在を言及されない隠しモンスター扱いであった。
クエスト「突然の襲撃」の依頼文を見てみると、
と、ギルドからの指名手配と、UNKNOWNに関する情報にかけられた懸賞金が存在することがわかる。近頃、クエストに向かうハンターが、
移動中、謎のモンスターの襲撃を受けることがあるようです。
有力情報には、ギルドから十分な報酬を用意させていただきますので、
もし遭遇されたら挑戦してみてはいかがでしょうか。
実際、「突然の襲撃」の報酬金額はMHFの中でもスペシャルクエストを除けばかなりの高額となっており、
「謎のモンスターが襲撃に来ることがあるらしい」程度の理解はハンター達に行き渡っていたようである。
- 本来UNKNOWNがターゲットではないクエストへのUNKNOWNの乱入は、
クシャルダオラやテオ・テスカトルなどの古龍種の場合も例外ではない。
そして「本来の狩猟ターゲットのアイコンが爪で"引き裂かれる"」というクエスト開始時の演出が原因となり、
「UNKNOWNは古龍種モンスターを襲うほどの強さなのではないか」という議論が一時期発生した。
しかし、手がかりがクエスト開始時の演出のみと少なく、クエスト依頼文の内容を合わせて考えると
そもそも「目的地へ移動中のハンターが襲われた」という状況設定である可能性もある。
このため、結局のところ情報が乏しすぎて根拠の無い考察にしかならず、時を経るにしたがい議論はされなくなっていった。
- MHFの界隈でUNKNOWNが初めに話題になったのは2011年7月。
とあるプレイヤーが「UNKNOWNはリオレイア古生種」とネ実に書き込んだことから「古生種」という言葉が生まれた。
当然ながら、MHF本スレの言葉が広まったものなので公式名称ではない。
フォワード4でUNKNOWNの狩猟が解禁され、運営の方から「UNKNOWN」が正式名称と発表されたため、
現在ではこの言葉は死語となっている。- このように非公式の名称が広く普及するのは、MHFにおいて別段珍しいことではない。
メインシリーズに比べると、資料集やサウンドトラックが公式から発売される頻度が低いことが一因である。
大方の予想通り、リオレイアを土台としている事が明かされている。
理由は「様々な飛竜の動きを(違和感なく)可能にするために、
(ワイバーン)飛竜骨格の元祖であるリオレイアをベースにした」ということらしい。 - このように非公式の名称が広く普及するのは、MHFにおいて別段珍しいことではない。
- ハンター大全Gには、密林の中から紅い目を光らせるリオレイアのイラストが掲載されている。
よく見ると体色は確かに緑色なのだが、密林の陰に隠れて黒く見えることからか、
ファンの間では本種の元ネタとなったイラストではないかという声もあった。- 当時のリオレイアの瞳は紅というよりは琥珀色に近い。
ただ解説文によれば「熟練のハンターにしか描き得ない迫力に満ちている」とのことなので、
これは対峙したリオレイアの威圧感を表現するための演出の一つではないかと思われる。
- 当時のリオレイアの瞳は紅というよりは琥珀色に近い。
- ネット上などでは、「UNKNOWN」をローマ字読みして、色々な事情で記載はしないが、ひどい言い方をしている事も多い。
(これは単に、発信者側と受信者側の英語力が全く無いだけである)
分かった上で言ってるのがほとんどだって?そりゃそうだ
他のモンスターで非常にメジャーな頭三文字の抜き出しでの略称をこのモンスターで行うと…いや、言うまでもあるまい。
ただし、略称の読み方が読み方なだけにゲーム内で乱用すると
確実にセクシャルハラスメントの引き金になるのでくれぐれも注意すること。
(その後どうなっても責任は一切負いません)
公式がすでに「UNKONWN」と盛大な誤植をかましているので割とどうしようもない
このためゲーム内の募集文としては「黒レイア」か「黒」呼びが多い。
なお、MHFで"黒"という語が出たらほぼUNKNOWN族のどちらかのことだと覚えておくとよい。
- ちなみに「刻竜(コクリュウ)」という名称は≪黒龍≫と読み方が同じである。
だからどうというわけでもないのだが、不吉な読み方であるのには違いない。
また、漆黒の外殻に加え、ミラボレアス(特に紅龍)を彷彿とさせる色合いの武具など、共通点は比較的多い。
- この飛竜が現れたフォワード.1当初から、
「紅黒のリオレイアがいるなら、リオレウスは蒼白か?」
という面白半分の議論や推測がなかったわけでもない。実際、ちらほらと見受けられた。
ところがどっこい、MHF-G3にて本当に白き蒼空の王、ゼルレウスが出現してしまった。- 生態の項にもある通り、この2体は互いに相反する存在であることがイベントクエストの依頼文で判明している。
ただ、この「相反する」という要素が実際にどのような影響をもたらしているのかは不明。
2頭が同じ場所に現れることは、本来ありえないとまでギルドに断言されているため、
ただの雌雄ではないらしい。
- 生態の項にもある通り、この2体は互いに相反する存在であることがイベントクエストの依頼文で判明している。
- 前述の通りUNKNOWNはリオレイアとは全く別のモンスターである。
しかしPS3版MHF-G、20万人突破イベントで突然の襲撃が配信された際、
その見出しにはあろうことか黒きリオレイア襲来!などと書かれてしまった。
更にこの見出しは翌年のMHF450万ハンター突破記念で突然の襲撃が配信された際にも使いまわされている。
おそらく未体験のハンターに考慮したものだと思われるが、
これを受けて再び本種をリオレイアの近縁種だと誤解するMHFユーザーが出てしまった
(ゼルレウスがリオレウスの新種だと紹介されていることも、この誤解に拍車をかけたと言える)。
- なお、このモンスターが実装されてから数年を経た現在でも、
このモンスターの「本当の名前」は公式よりはっきりと明言されていない。
一応公式からの呼称はUNKNOWNであり、当wiki内での項目でもそう記載してあるが、上述の通り、世界観上の正式名称というわけではない。
ただしPS3版MHFにおいて、フレンドのプレイ状況を確認する際に、
フレンドがUNKNOWNを狩猟していると「ラ・ロを狩猟中」と表示されることが確認されている。*16
G級におけるUNKNOWNとみなされていたモンスターが
「ミ・ル」という名前であることは公式より明かされているが、
「ラ・ロ」はそれと対になる、つまりUNKNOWNの真の名前なのではないかと言われている。- この名称データは「ミ・ル」の名前が公になったときに小部屋のURLで判明し、
ネ実を中心にMHF界隈でも知っている人は知っていたが、
実際にゲーム内で確認できたのはこれが初めてのことである。
なお、後述の至天UNKNOWN実装に伴いラ・ロが正式表記になるかと思われたが、
この個体の討伐称号でも「UNKNOWN」と表記されており、
後述のグッズでもラ・ロではなくUNKNOWNと表示していることから、
MHFにおける公式的・対外的な名称はUNKNOWNのままであるようだ。 - ちなみにミ・ルも、正式名称が用いられることが多々あるとはいえ基本的には同様の扱いを受けており、
11周年記念のモンスター人気投票サイトでは、
便宜上当ページにおけるUNKNOWNを「UNKNOWN1」、ミ・ルを「UNKNOWN2」と区別している。
- この名称データは「ミ・ル」の名前が公になったときに小部屋のURLで判明し、
- MHFの8周年記念グッズとして、UNKNOWNをモチーフとしたボディバッグが10/28より販売された。
人気ブランド「OUTDOOR PRODUCTS」製の数量限定生産品であり、
UNKNOWNのカラーである黒と赤を基調としたデザインとなっている。
余談だがここでも、UNKNOWNを「黒きリオレイア」と称している。
- 2016年8月28日に公開された、MHF-Zのプロモーションムービー*17の最後(1:01~1:09)で、
謎のモンスターが映っている。
UNKNOWNやミ・ルと同様のエフェクトで「特報」というテロップが出た後、
黒いベルキュロスのように見えるモンスターの姿が映し出されており、
こうした演出から新たなUNKNOWNとみられていた。
しかしその後TGS2016にて、このモンスターは「裂水竜ゼナセリス」という新モンスターである事が判明。
この演出については後に追加されたもう1体のモンスターに紐づいたものということも分かり、
現在では、「UKNNOWN族と関連性があるのか?」という声は見られない。
ミラボレイア
- 「黒レイア」以外にもう一つ、このUNKNOWNにはプレイヤー間の通称がある。「ミラボレイア」である。
ただし元ネタ自体が非常に古いため、知らない人も少なくないが。
- 無印から圧倒的な強さを誇るモンスターとして君臨してきた黒龍ミラボレアスと、
本種のモチーフとなっているリオレイアを合わせた名前である。
UNKNOWNの体表がミラボレアスの如くドス黒いことや、
"黒龍"と"刻竜"の読みが全く同じであることもこの造語を作った要因と思われる。- が、このミラボレイアという単語はUNKNOWN出現よりも前から存在し、元々別の意味があった。
一部で有名となったMHFチート行為事件、通称「は?レイアは?」である。
まだハンターランクも低く、ミラボレアスも狩りに行けないある一個人プレイヤーが、
リオレイア狩猟募集と称して無関係の三名のプレイヤーを連れ添ってクエストに出発した。
しかしそのプレイヤーはとあるチートを用い、
リオレイアのクエストをミラボレアスのクエストに書き換えたのである。
結果リオレイアを狩りに来たと思った付き添い三人は目の前に出現した黒龍に一時唖然。
「は?」「レイアは?」とチャットでようやく言葉を絞り出した程。
おまけにこのミラボレアス、別のチートで体力までいじられたのか短時間で討伐されてしまったという。
ミラの素材をこのLvdew- まあそんな行為を運営が見逃しているはずもなく、
そのプレイヤーは後日あっさりアカウントをはく奪されたらしい。
クエストに参加してしまった三名がどうなったかは不明。
チートによって出現したミラボレアスを剥ぎ取った結果同罪とされたとか、
そのはぎ取り素材と報酬は無かったことにされたとか色々言われている。
この「なんか変なレイア」や「黒レイア」「ミラボレイア」という呼称はここからとされる。
- まあそんな行為を運営が見逃しているはずもなく、
- そして事件から数年のサービスが経ったある日のバージョンアップで、このUNKNOWNが登場した。
「公式があの事件をネタにしてきやがったw」と
一部のユーザー間で小規模に深読みされたとかされなかったとか。
UNKNOWNの元ネタがこの事件なのかどうかは、まあ憶測の域を出ないが。 - MHFサービス終了前のあるツイートはこの時の参加者の発言が元ネタとも言われている。*18
それが事実なら公式がこの時の一連の事件のネタについては認知していると思われるが、
結局UNKNOWNがこの一件を参考にして生まれたのか否かの謎については、
サービス終了により(書籍等で語られない限り)迷宮入りとなってしまった。
- が、このミラボレイアという単語はUNKNOWN出現よりも前から存在し、元々別の意味があった。
素材
- UNKNOWNから入手できる素材。
上述のように、UNKNOWNは正体不明のため、正確な名称を与えられていない。
そのため、UNKNOWNから入手できる素材は飛竜という名を仮に用いている(例:飛竜の黒鱗)。
登場当時は出現率の低さ自体から、どれも非常に入手が困難であった。
これらの素材に共通する特徴として、「同時に使用する素材の性質が浸透しやすい」という点が挙げられる
(属性が全く無いわけではなく、ホルクに与えると龍属性の性質を示すことと、
武器を生産、強化した場合、覇種武器段階を除いてUNKNOWN素材だけの強化では火属性武器となることから、
UNKNOWNの素材そのものは火属性か龍属性を帯びていると考えられる)。
- 素材の一つである「飛竜の赤眼」は、
長らく「金獅子の王牙」や「冥雷竜の昂鱗」のような位置づけと思われていたが、
先行配信時、「とある素材が、未確認モンスター固有武具を覇種武具に強化するのに必要」と、
公式が告知していたため、「とある素材がそれ」と気づいていた人は多かったようである。
しかし、その要求量、強化に12個、属性変更に5個というものだったのである。
なんとこの飛竜の赤眼、他の覇種素材と違い覇種UNKNOWN討伐時の追加報酬で1つしか入手できない。
覇種のUNKNOWNを12頭。気が遠くなってくる。
なお赤眼は現時点ではUNKNOWN自体の武具にのみ使用する。
- また、剥ぎ取りでどの素材も入手することができる(部位破壊系素材は共通して本体剥ぎ取り1%)ほか、
部位破壊報酬で「飛竜種の稀玉」が入手できることがある。- なお、凄腕以上のUNKNOWNからもこれらの素材が得られ、飛竜種の稀玉を除く汎用素材は得られない。
- 飛竜の黒鱗
- その硬さに反して、柔軟性を兼ね備えた黒く輝く鱗。
それ自体が貴重なUNKNOWN素材の中では最も入手しやすく、
上位の撃退報酬でも僅かであるが入手できる。
UNKNOWNの武器はこれ一枚で生産でき、IIまでは黒鱗だけで強化していける。
しかし性能的には発展途上であり、真価を発揮するには下記の素材群を要する。
- 飛竜の艶膜
- 脆さと伸縮性を兼ね揃えた艶めかしい膜。
膜と言うと翼膜を想像しがちだが、頭や翼の破壊、剥ぎ取りでも普通に入手できるため、
現状ではどの部位を指しているか不明である。
ただし「脆い」という言葉は飛竜の黒翼の説明と矛盾するので、
翼膜ではなく他の部位である可能性が高い。
- 飛竜の艶牙
- 鋭さと硬さを兼ね備えた艶めかしい牙。
剥ぎ取りは極低確率で、基本的に頭部の部位破壊報酬で得られる。
- 飛竜の黒顎
- 硬さと力強さを兼ね揃えた黒々とした顎。
頭を部位破壊しても手に入るのが艶牙なのか黒顎なのかは完全に運任せであり、
さらに両方とも剥ぎ取りで入手できることは滅多にない。
- 飛竜の艶爪
- 鋭さと美しさを兼ね揃えた艶めかしい爪。
血を彷彿とさせる深紅色に染まっており、リオレイアのものよりも圧倒的に巨大、かつ無数にある。
- 飛竜の黒翼
- 弾力と頑丈さを兼ね揃えた黒く輝く翼。
UNKNOWNの飛行能力を担う翼膜で、血管を思わせる紅い模様が走っている。
この模様は激昂を重ねていくと発光が強まっていく。
- 飛竜の艶髄
- 光沢と果敢な強さを兼ね揃えた艶めかしい髄。
その底無しの強さの源と考えられ、防具に大量に使用する。
また、III系武器や最終形態武器への強化にも使用するので入手難度的にも無駄遣いは許されない。
この素材のみ剥ぎ取り、及び低確率ながらクエスト報酬でしか手に入らない。
- 飛竜の黒尾
- 硬さと強靭さを兼ね揃えた黒く輝く尾。
その黒尾から生える飛竜の艶棘ばかりが目立つが、こちらも強力な破壊力を秘めている。
ちなみに、黒尾や艶棘には毒が含まれるが、これは脚の爪にも回っている。
つまり、UNKNOWNはリオレウスの特徴も兼ね備えていることになる。
名前通り尻尾剥ぎ取りで入手可能だが、艶棘を含めて質の良いものが黒尾なので、
それらを両方一度に入手することは実質不可能である。
- 飛竜の艶棘
- 鋭さと妖艶さを兼ね揃えた艶めかしい棘。
いずれの棘も深紅色に染まっており、他の飛竜とは一線を画す雰囲気を放っている。
尻尾の形状こそ異なるものの、リオレイアと同じくサマーソルト攻撃は毒属性が付加する。
基本的に尻尾剥ぎ取りで入手可能。
- 飛竜の赤眼
- 覚醒した黒き飛竜の赤眼。
血紅色を帯びた目は、見たものを戦慄させるという。
UNKNOWN固有武具を覇種武具に派生、及びそれを強化する際に必要。
なお、UNKNOWNの素材はほぼいずれも高額で売却可能だが、
この「飛竜の赤眼」のみ、「金獅子の王牙」や「冥雷竜の昂鱗」のように売却額は0zである。
- 飛竜の砕爪
- 謎に包まれた飛竜の、爪の破片。
破片となってしまっているが、それですら彼の黒き飛竜の力を宿している。
こちらが正式な覇種素材であり、いくつかの覇種武具や、
UNKNOWN固有武具も含めた覇種武具をG級覇種武具へ強化する際に必要となる。
関連項目
武器/刻竜武器
防具/リルスシリーズ
BGM/UNKNOWN戦闘BGM
システム/覇種 - 情報が不足していた頃、UNKNOWN=覇種リオレイアと思われていた時期があった。
アクション/超滑空攻撃 - 覇種UNKNOWN最大の必殺技。
クエスト関連
クエスト/突然の襲撃
クエスト/終わりなき襲撃
クエスト/至禍凶刻
クエスト/双頭襲撃戦 - 烈種ゼルレウスと同時に出現する≪超難関クエスト≫、『影光の鎮魂歌』
モンスター関連
モンスター/リオレイア - UNKNOWNとは全くの別モンスターだが、外見が酷似している。
モンスター/ゼルレウス - UNKNOWNと相反する存在のモンスター
モンスター/ミ・ル - 新たに確認された第2の「UNKNOWN」(但し正式名称が判明している)。こちらはデュラガウアに酷似。
モンスター/ナルガクルガ - 眼が赤い残光を引くモンスターの開祖。後にMHFにも登場している。