モンスター/パオウルムー

Last-modified: 2022-01-27 (木) 01:38:22
種族
飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 膨頸竜上科 パオウルムー科)
別名
浮空竜(ふくうりゅう)
英語表記
Paolumu
登場作品
MHWorld, MHW:I, MHST2
狩猟地
陸珊瑚の台地, 導きの地

目次

生態・特徴

「陸珊瑚の台地」に棲息する飛竜種の大型モンスター。
強い風が吹き抜け、風を捉えるのが得意な生物が集う台地の環境に適応した飛竜。
飛竜種としてはやや小柄で、身体の大部分は白色を基調とした体色が目立つ。
首や背中、翼などは白く短い体毛によって覆われているが、
腰から尻尾にかけての部位、腹部、脚部などは甲殻が露出している。
特に尻尾はパオウルムーの部位の中でも頑丈であり、外敵を排する武器として用いることが多い。
最大の特徴は長い首であり、外気を度々吸い込んで体内に蓄積させ、
首を大きく膨らませることで気球のようにフワフワと滞空する生態を有する事から《浮空竜》とも呼ばれる。
この能力は空気を利用して自分の翼で羽ばたく回数を減らす事で
無駄に体力を使わず、静かに移動する事を可能とする進化の結果と考えられている。
この生態を下支えする吸気・呼気もまたパオウルムーの大きな武器の一つとなっており、
圧縮した空気を放出することで外敵の動きを鈍らせたり、自らの移動を補助したりする。
飛竜種の中では小さな頭部には、先端が尖った形状の大きな耳が目立つ。
その外見に反して聴覚に秀でているわけではないようで、
至近距離で轟音や高周波が発生してもそれを特別嫌がるような反応は見せない。
研究によってパオウルムーは口内から特殊な超音波を発している事が確認されており、
反響する超音波をその耳で捉え、周囲の地形や状況を判断しやすくしていると考えられている。
意外に表情豊かであり、普段は口をすぼめた穏やかな表情を取っている事が多いが、
敵意を感じると口内奥に並ぶ鋭い牙を見せつけるかのように口を大きく開き、
同時に眼も睨みつけるように細めて狂暴な印象を与える表情に豹変する場合もある。
台地に形成される陸珊瑚が産む卵を主食としており、陸珊瑚の近くでよく目撃される。
風に乗って散布される陸珊瑚の卵を得意の吸引で吸い寄せ、器用に捕食を行う姿が見られる。
陸珊瑚の産卵が始まると飛来し、同じく卵を求めて現れる翼竜ラフィノスと共に居ることも多い。
外敵に襲われた際には空気を思い切り吸い込んで首を胴体以上に膨らませて滞空、
口から圧縮空気を吹きかけて相手を翻弄し、その隙に硬い尻尾を叩き付ける戦法を得意とする。
ただし、閃光や体に纏わりつかれるなど思いがけない行動を相手が行った際には、
驚いて首に溜まった空気を吐き出してしまうことがある。
また、台地の生態系の頂点に立つレイギエナと縄張り争いを行うこともあるが、
得意の空気弾もレイギエナの空中制動には通用せず、圧倒されてしまうことが多い。
パオウルムーの毛皮や翼は非常に優秀な柔軟性と軽さ、そして抜群の肌触りを兼ね備えており、
これを加工した装備は使用者の体型を問わずフィットする。
また、その見た目の可愛らしさや優美さから女性ハンターを中心に人気が高く、
特に上質な毛皮をふんだんに用いた武器は、攻撃をはじめとした諸動作さえもエレガントに見える。
一方、甲殻を形成する鱗や尻尾を覆うゴム質の甲殻は見た目は地味ながらも強度に優れ、
そのような性質の違いから用途や需要が大きく異なる。
空気を蓄える性質に目をつけ、気球の素材としてパオウルムーの素材を用いる試みも行われている。

概要

  • MHWから登場する大型モンスター。飛竜種に属している。
    空気を大量に吸い込んで首を風船のように膨らませた姿が印象的であり、浮空竜とも呼ばれている。
    亜種については下記の記事を参照されたし。
  • TGS2017頃に公開されたMHW PV第3弾にて初めてその姿を見せた
    白いもこもことした体毛に覆われ、首を膨らませた姿はどこかゆるい雰囲気のようにも見える。
    滞空している時も羽ばたくことはあまりせず、空中浮遊でフワフワと移動する傾向がある。
    「地上の海」とも評される陸珊瑚の台地で浮く姿は、どこか夢の世界のようでもある。
    しかし、この滞空の仕方は狩猟時には厄介であり、対処できないと翻弄されやすい。
    • 狩猟開始前から首を膨らませている訳ではなく、遭遇時は首が細い状態であることが多い。
      その状態では武骨な尻尾や背中のブツブツとした部分が目立ち、ギャップが強い印象を受ける。
      空中浮遊に移行する際には尻尾が蠕動するような動きを見せるが、
      尻尾がポンプのような役割を担っているのだろうか?
    • 飛竜種らしく翼も有するため、首に空気を蓄えなくとも飛行は十分可能である。
      翼の構造は鳥竜種のプケプケとよく似ているが、パオウルムーとは種族が違い関係ない様子。
      大きな翼と膨らんで見える首、小さな頭に対して大きな耳といったパオウルムーの外見は
      ゲーム誌でも言及される通りコウモリに近く、哺乳類モチーフということになる。
  • また「表情の差が激しい」という特徴が目立つモンスターでもある。
    外敵と遭遇した際には口を大きく開き、目を細めた悪魔の如き形相を見せるが、
    平静時や空気を素早く吸う際には口をすぼめ、目も開いた少し愛くるしい表情も見せる。
    ネムリガスガエルなどで眠らせた際の表情も実に穏やかである。顔といい表情といいステ○ッチに見えなくもない。
  • パオウルムーの主食は陸珊瑚の卵であり、産卵が始まるとその近くに姿を見せる。
    同じく卵を求めて現れるラフィノスには目もくれず、のんびりと捕食を行う。
    • 捕食行動は飛びながら吸引を行い、周りの空気ごと卵を吸い寄せる特徴的なモーション。
      その様子はMHFに登場していたフォロクルルの空中吸蜜行動に近いものであり、
      それを何度も繰り返すことで小さな卵でも無理矢理腹を満たしているようだ。
    • なお、パオウルムーもラフィノスも開発側から「草食」と呼ばれていた。
      これはあくまで便宜上の呼称とみられるが、設置肉などに反応しない可能性が示唆されている。
  • もちろん他モンスターと縄張り争いする姿も見られるが、
    可哀想なくらい一方的に攻撃を加えられる場面が目立つ不憫な存在。
    • 台地の主である風漂竜レイギエナとは激しい空中戦を繰り広げる。
      圧縮空気弾を連射するパオウルムーに対し、レイギエナはその機動力で一瞬のうちに頭上の死角へ回り込み、
      そのまま勝負を決めようと突っ込む。
      パオウルムーは猛烈な息吹きを急降下してくるレイギエナと拮抗させ空中に押し留めるが、
      最終的には膨らんだ首を掴まれ叩き落とされてしまう。
      身軽なレイギエナ相手とは言え、大型モンスターの体を一時的に宙に浮かべてしまうという
      パオウルムーの凄まじい肺活量を見せ付けると同時に
      フワフワに膨らんだ首を掴まれ餅のようにびろーんと伸びながらレイギエナに吊るされるという
      なんだか可愛い姿を見せている。
    • 余所者である惨爪竜オドガロン相手には空を飛べるパオウルムー側が有利かと思いきや、
      その高い身体能力で圧縮空気弾を簡単に回避され、
      ダイナミックな跳躍からパオウルムーの首に噛み付いて地面に叩き伏せたうえ、
      首を噛んだままブンブンと猛々しく振るってポイ捨てする…と、非常に旗色の悪い戦いとなっている。
      『愛犬がクッションを振り回す姿』が脳裏をよぎるハンター多数
      レイギエナとともにエリアの主級モンスターという実力者であるため、
      パオウルムーからすれば相手が悪かったと言うしか無い。
      ゴーヤに叩き落とされたり鈍器にされたりする事が無いだけマシと考えるべきか
    • そして時は流れ、MHW:Iの第一弾大型アップデートにて事件は起こる。
      あろう事か、あのイビルジョーと肩を並べる金獅子ラージャンにケンカを売るという暴挙に出たのである。
      先手を取って顔への蹴りで軽く怯ませる事は出来たものの、幻獣キリンを一方的にねじ伏せる相手に敵うはずもなく、
      尻尾を掴まれて豪快に地面に叩き付けられてしまう。
      何か譲れない事情があったのか、
      それとも相手の個体数の少なさ故に見た事が殆どなく力量を計り損ねたのか…
      定かではないが、今日もどこかで背負い投げされてしまっている。

MHWorld

  • パオウルムー戦では「いかに滞空継続を阻止するか」が大きな焦点の一つとなる。
    地上におけるパオウルムーはシンプルな行動が多く、そこまで苦戦するものではない。
    しかし、空気を蓄えて空中浮遊を始めると攻撃技やハンターへの妨害手段が増え、
    フワフワと浮く独特のモーションもあって戦い辛くなる難敵となってしまう。
    • パオウルムー自身も本領を発揮するため頻繁に空気を吸い、空中浮遊へと移行しようとする。
      空中浮遊自体を食い止めることは難しいため、空気を吐き出させることを意識したい。
      乗り発生時にはその瞬間に空気が放出されるほか、閃光弾などで墜落させるのも効果的。
      ツィツィヤックの閃光攻撃を利用して隙を生み出すのも良いだろう。
      また、他の飛竜種では狙い辛くあまり注目されないヒカリゴケによる撃墜も有効。
    • また、縄張り争いで強制的に地面へと落とされる事態も発生するらしく、
      レイギエナとの縄張り争いを引き起こさせて落ちたところを追撃することも可能である。
  • 地上戦では突進、尻尾回転といった飛竜種の基本行動が目立つほか、
    その場で跳んで足元に蹴りを浴びせる行動を2連続で行う技を頻繁に行う。
    「スゥー…」というSEを響かせながら空気を吸いつつバックステップする行動も多用するが、
    これは空中浮遊の準備行動であり、ある程度空気を吸ってから空中浮遊へと移行する。
    通常サイズのモンスターには珍しく、空気を吸い込む動作でも
    風圧【小】が起こるので、ペースを乱されないようにしたい。
  • 十分に空気を蓄えると、思いっきり息を吸って首を膨らませつつ滞空へと移行する。
    空中での肉弾技は硬い尻尾を用いた大振りな行動が目立ち、判別はしやすい。
    隙もそこそこ長いため、上手く対処できれば攻撃チャンス自体は多い。
    ただし基本的には滞空し続けるため、リーチの短い武器ではやはり攻撃し辛い。
    逆に飛び道具の場合、膨らんだ首をバシバシ狙撃して部位破壊とダメージを狙える。
    • 滞空状態で特に留意すべきなのが「風圧でハンターを煽って拘束してから攻撃する」点。
      空中のパオウルムーは圧縮空気を吹き付けながら空中を移動するが、
      この圧縮空気を受けると対策なしではリアクションを取ってしまいかねない。
      先述した予備動作の大きい肉弾技についても、この性質によって弱点がカバーされており、
      動けない所に強烈な一撃を浴びせられてしまう懸念がある。
    • 大技はハンターの上空に回りこんでのヒップドロップ。
      威力の高さはもちろん、2連続で受けるとまず気絶するほど気絶値が高いので注意。
      予備動作の長さが一定せず、見てから十分退避できる場合もあれば、
      逃げる間も無く繰り出してくる場合もある。
      滞空中は常にすぐさま繰り出されるパターンを警戒するくらいの心構えでいた方がいいだろう。
  • 瀕死に追い込んだとしても、討伐狙いなら注意が必要。
    というのも、パオウルムーは巣にいる時限定でワールドツアーを敢行してくるから。
    壁の外に出てぐるぐると飛び回ったのち、
    ラージャンの飛鳥文化アタックローリングアタックのような体当たりが飛んでくる。
    周りが壁だらけで相手の様子が見づらく、避けるタイミングが分かりにくい点もまた危険である。
    万一の事態を想定するなら、寝ているところを捕獲する方が手堅い。
  • 破壊可能部位は喉袋・両翼・背中・尻尾の計5か所。
    MHWのワイバーン骨格の共通事項だが、翼は両方とも破壊しないと報酬が出ないので注意。
    • 頭部ではなく"喉袋"である事にも留意。
      首が膨らんでいる時でないと破壊できないが、各種ダウンの際には空気が抜けてしぼんでしまうため、
      滞空状態の厄介な攻撃を凌ぎつつ攻撃を加えていく必要がある。
    • 背中については、妙に部位の判定が小さく他の部位に吸われやすい割に耐久値も低くはない。
      今作は乗り中にモンスターが暴れ行動で各部位を地形にぶつけ、その際にダメージが入る、という仕様があるが、
      ひたすらそのダメージを利用しても破壊が困難……というより、大抵は他の部位にダメージが入っていると思われる。
      破壊報酬に大したものは設定されていないため、
      そこまで躍起になって破壊する必要はないと言えばないのだが…。

MHW:I

  • マスターランクでは亜種が登場。
    発売前の予告通り、亜種は睡眠属性を中心とした滞空型のモンスターになったが、
    通常種は持ち前のゴム質の身体を存分に生かす調整がなされ、
    軽めのヒップドロップをしながらゴム鞠のように跳ね回る技が追加された。
    最大4連続で跳ね回る上、ホーミング性もかなり高く、初見で驚いたハンターも多いのではないだろうか。
    執拗な連続ホーミング攻撃でハンターを追い詰める様は、
    かつてのラージャン飛鳥文化アタックローリング攻撃(G級仕様)を思い起こさせる。
    唐突に繰り出してくる上、攻撃時間が長い割に後隙は長いとは言えず、
    更に単発ヒップドロップほどではないにせよ威力も高めで、
    当然一度被弾すると起き攻め(からの気絶)になりやすい、とかなり厄介な技になっている。
    また、その場で一瞬飛び上がり軽く尻尾で薙ぎ払う技も追加されている。こちらは亜種と共通の技。
  • 滞空戦法が厄介なモンスターであり、
    また諸事情から全部位の破壊が難しめなモンスターでもあったが、
    クラッチクローの導入により、これらに対してまとめて対策できるようになった。
    空中に浮かんでいる時のクラッチクローによるぶっとばし撃墜は非常に効果的で、
    あらかじめ全身に傷をいれる事が出来れば喉袋を含め全身を一気に部位破壊する事が可能である。
    膨らんでいる喉袋に直接しがみついて攻撃できるようになったのも大きい。
    しかも背中が破壊できるモンスター全般に言える事だが、パオウルムーは空中からのぶっとばし撃墜で
    背中にもダメージが入るらしく、この方法で破壊する事も可能となっている。
    また、上述のヒップドロップで地面に尻をつけている間は地面に脚をつけている扱いになっているらしく、
    この状態でぶっとばすと喉袋を膨らませたままぶっとばせる。壁などにぶつければ
    喉袋を膨らませたままダウンするので喉袋破壊を狙うチャンスである。
    ただし下手なタイミングで不動クラッチすると連続ヒップドロップで凄まじいダメージを受けるので注意。
    • ちなみに亜種共々クラッチの位置が特殊なモンスターで、
      他のワイバーン骨格モンスターであれば翼へのしがみつきは根元になるが、
      パオウルムーの場合は翼の外側にしがみつく仕様になっている。
      突進を食らわなかったり、翼に直接武器攻撃ができたりと他に無い利点もあるが、
      画面酔いしやすいのである意味しがみつくタイミングには注意したい。
  • 一方でマスターランク特有の閃光耐性もしっかり備えており、
    特にぶっ飛ばしの効かない怒り状態では空中浮遊を阻止できなくなる場合もあるだろう。
    乗りや閃光弾などの利用は計画的に行ったほうが良いかもしれない。

MHST2

  • 他のワールド勢と同じくしっかりと登場。
    野生の個体はエトゥルの巨大樹のパオウルムーの巣や迷子の森の道中に出現し、
    ストーリー上のボスとしても登場する。
    もちろんタマゴを拾えばオトモンにすることも可能。
    ルトゥ村ではNPCとして村上空を飛んでいる個体やオトモンの巣でくつろいでいる個体がおり、
    この村ではかなりポピュラーなオトモンのようだ。
    • メインシリーズでは陸珊瑚の台地にしか棲息していないが、
      こちらでは森林地帯に棲息している模様。
      パオウルムーの亜種は古代樹の森にも棲息しているので、
      案外森林地帯への適応性はあるのかもしれない。
  • 戦闘では基本テクニック主体だが、膨張時には一転してスピード主体になる。
    膨張時は空を飛んでいるので閃光玉ですぐ叩き落とす事ができる他、
    翼破壊でも墜落させる事ができる。
    序盤に登場するモンスターという事もあり、そこまで強くはない。
    • 本作から一部の野生モンスターが戦闘中にも使うようになった「飛行」、その初の使い手である。
      対処の仕方は共通して、翼などの揚力部位を破壊するか、閃光玉を当てるか。
      部位破壊はすぐにはこなしにくく、閃光玉も怒っている状態だと効果がないと言う問題点があるが、
      パオウルムーは怒ることは無く部位破壊も容易であるため、ここで飛行状態への対策を学んでおこう。
  • ただしサブクエストで登場する「修羅の浮空竜」は登場段階では常軌を逸した難易度を誇り、
    二回目の強化個体なので軽くのしてやるかと挑んだライダーを軒並み戦慄させた。
    この個体は体力6000無属性攻撃力180防御力124という場違いすぎる値を持つが、
    これは体力と防御力に関してはアルカラ大陸のキングモンスターであるティガレックス・モノブロスと同等クラス
    攻撃力に関しては彼らを50も上回る値と、まさに修羅の如きステータスである。
    一つ前の「狂乱のドスランポス」はまだゴリ押しでどうにかなる範囲だった為、
    ここにきて強化個体の恐ろしさを痛感させられる事となるのだ。
    • 傾向や攻撃方法自体については変更がない為、
      とにかくダブルアクションや絆技で相手の攻撃を封じるのがポイントとなる。
      防御力も体力も高いので硬いが、こちらがライフを失わなければ勝機はまだあるので
      地道にコツコツと攻撃を重ね、避けられないと悟ったらガードやライドオンで凌いでやり過ごそう。
    • 他の強化個体に関しても登場段階では太刀打ちできない超強化を受けているので、
      旗色が悪そうだったら一度引いて後に回すのも良いかもしれない。

オトモン

  • 敵として登場した時と同様にテクニック攻撃を得意とする。
  • アクティブスキルは強襲遺伝子【中】の「キラープレス」、転倒遺伝子【小】の「エアーブラスト」、
    そして背水遺伝子【小】の「リベンジアタック」を持つ。見事にテクニック一色。
    • 「キラープレス」は単体に無属性小ダメージを与えるテクニック技。会心率が高い。
    • 「エアーブラスト」はテクニックタイプの単体無属性小ダメージを与え、低確率で1ターンダウン状態にする。
    • 「リベンジアタック」は残りHPが少ないと与えるダメージがアップするテクニックタイプの単体無属性攻撃。
  • ライドアクションは「飛行」であるが、「飛行」自体が破滅レウスの存在と密接に関わっており、アルカラ大陸の時点では「???」で伏せられ使えない。
    これは同じくアルカラ大陸で仲間になるイャンガルルガも同様。
    もっとも、テクニック主体で飛行が使えるオトモンはそのガルルガと被っているのだが。
  • 絆技は「ジェットパルムー」。
    首を膨らませて浮かびながら仰向けで昼寝中、うっかりクシャミをして溜め込んでいた空気を吐き出してしまい、
    ジェット風船の如く高速で飛び回った後、その勢いのまま敵全体に激突するという、
    パオウルムーらしい気の抜けた可愛いものとなっている。
    空気の抜けた風船のような動き方から繰り出される突撃は、なんとなく亜種の空中回転突進を彷彿とさせるが……。

余談

  • 見ての通りコウモリがモチーフの一つであるモンスターだが、より厳密に言えば
    「ココウモリ」と呼ばれる、コウモリの中でも小型の種に近い外見。
    「オオコウモリ」を除いた、国内外でも普遍的に見られる種である。
    夜行性で音を頼りに飛ぶココウモリは豚を彷彿とさせる潰れた鼻と、大きな耳が特徴的。
    昼行性のオオコウモリは視力に頼る為、イヌやキツネのような容貌で海外では「空飛ぶキツネ」とも言われる。
    大きな丸耳とネズミっぽい鼻面のパオウルムーは両者の可愛いとこ取りな顔つきとも言える。
  • 現実だと白いコウモリは極めて珍しく、世界でもほとんど存在しなかったりする。
    日本には、哺乳類の最多種であるネズミを凌ぐほど多様なコウモリが居る*1が、
    その全てが黒か茶系、僅かに灰色の毛皮を持つものがいるくらいでしかない。
    これは海外でも同じであり、闇に紛れやすい色に進化したためと思われる。
    • 実在の白いコウモリは、熱帯雨林に住む超小型の「シロヘラコウモリ」くらい。
      この種は丸めた葉っぱの巣で、白い毛玉のように丸まって過ごす生態があるため、
      体色のみならず丸くなるパオウルムーを彷彿とさせる、隠れた人気者である。
      前述した本種のそこはかとない可愛さも、シロヘラコウモリ由来かもしれない。
      他に白コウモリというと「アルブシロサシオコウモリ」(Diclidurus albus)という種がいる。
      シロヘラコウモリほど丸くはならないが、こちらもかなりふかふかとした外見で、顔つきや色合いなどがパオウルムーにそっくりである。
  • 名前の由来は中国語で「包」の読みである「パオ」と羊毛を意味する「ウール」、
    フランス語で「柔らかい」という意味の「ムー」に由来する。
  • 没案の中には、バクやゾウのような長い鼻をしたものもある。
    どうやら空気の出し入れを意識した結果長い鼻になったようである。
    最終的には風船のように膨らむ首が頬袋のように首元が膨らむイメージとなり、
    げっ歯類の顔が合うとされて今の顔に落ち着いたようである。
  • 尻尾を主な攻撃手段として使うのは、喉袋に空気を貯めて滞空する事が多い本種には、
    牙で攻撃するよりも尻尾で攻撃する方が合理的だからとされる。
    デザイン面から少々メタな話をすると、
    肉を柔らかくするための鈍器である肉叩きが、尻尾のモチーフであるらしい。
    • 本種の大技であるヒップドロップ(およびマスターランクで追加された跳ね回り攻撃)だが、
      よく観察すると接地面になっているのは尻尾であることがわかる。
      ある意味リオレイアやナルガクルガ以上に尻尾を武器として特化させた種であるようだ。
  • MHW発売前後に流されたPlayStationのCMでは山田孝之氏が「モンスターハンターワールドごっこ」と称し
    ハンターではなくモンスターを全力で演じ話題となったが、
    サーキュレーター(送風機)を使って口を膨らませ、風を全身に受けたパオウルムーの真似は人気が高い*2
  • 歴戦の個体は独特な艶があるが、
    歴戦の個体のパオウルムーは水に濡れると異様にギラギラと輝く。
    歴戦王クシャルダオラもかくやというメタリックさを発揮し、色すらも変わって見える。
    元々体毛が白く光をよく反射するところに歴戦の艶と水濡れの艶が重なりこうなるのだが、
    この状態で空気を吸って空を飛ぶとテッカテカなのにフワフワのモコモコという異様な質感になる。
    戦闘エリアに川が流れている導きの地の陸珊瑚地帯で見ることが出来るので、
    気になる場合は水際に誘導してみるといいだろう。

素材

「浮空竜の~」から始まる素材は白、ゴム質の甲殻系は桃色で表示される。

滋養エキス
浮空竜の毛皮
主に報酬で入手でき、幅広い用途に使われるふわふわな毛皮。美しい白色の毛並みが大人気。
上位では「浮空竜の上毛皮」、マスター級では「浮空竜の厚毛皮」が手に入る。
浮空竜の鱗
主に剥ぎ取りで入手でき、防具によく使われる。
上位では「浮空竜の上鱗」、マスター級では「浮空竜の厚鱗」が手に入る。
浮空竜の翼膜
両翼の破壊で入手しやすい。薄くて軽いため、防具の素材によく使われる。
上位では「浮空竜の翼」、マスター級では「浮空竜の剛翼」が手に入る。
ゴム質の甲殻
主に尻尾の部位破壊によって入手しやすい、用途の幅広い、応用性の高い材質。
上位では「ゴム質の堅殻」、マスター級では「ゴム質の重殻」が手に入る。
ゴム質の重殻は亜種からも入手できる。
導きの地に生息する個体からは「超弾力ゴム殻」が手に入る。
その中でも歴戦の個体のものは「歴戦のゴム質殻」と呼ばれる。
過去作からのハンターはその名前でこいつを思い出すかもしれない。

関連項目

モンスター/パオウルムー亜種
武器/ウルムー武器
防具/ウルムーシリーズ
フィールド/陸珊瑚の台地 - パオウルムーの主食は陸珊瑚の卵である。
モンスター/ゼナセリス - 同じくコウモリをモチーフにしたモンスター


*1 日本の在来哺乳類およそ100種のうち、35種・3分の1がコウモリの仲間である。なお次点がネズミの仲間の24種でこちらも4分の1を占める
*2 同CM内では他にネルギガンテ、クルルヤック、ディアブロスを演じた