モンスター/シャンティエン

Last-modified: 2023-10-26 (木) 09:34:16
種族
古龍種
別名
天翔龍(てんしょうりゅう)
英語表記
Xiang Tien
登場作品
MHF
狩猟地
大型探査船

目次

生態・特徴

他の竜が生息する空域よりもはるか上空を翔る龍。
その生態と生息域故に、現存する関連資料は極めて少なく、
おとぎ話や伝承に「天空を優美に舞うその姿かたち、全天を総べる恐るべき力」という記述が残るのみであった。
長らく実在するかも定かではなかったが、
大型探査船の開発により、超高空域を移動可能になったことで目撃情報が増え始め、
超高空にて新天地へと乗り出すハンターたちを次々と襲撃する謎のモンスターとして恐れられたこの古龍は、
その後の調査により、上記の伝承に「天翔龍」と名を残す古龍と一致する存在であることが判明。
ハンターズギルドから「シャンティエン」と名付けられたのもこの時であった。
銀色の鱗、そして角や翼、尾先等にかけての翡翠色の甲殻、
幻想的な蒼色に輝く飛膜、霊毛がシャンティエンの特徴であるが、
この翡翠色の箇所は甲殻というよりは結晶を思わせる。
また、ナバルデウスやアマツマガツチなど、海竜種によく似た「泳ぐ」ことに適した骨格を持つが、
前述した二種とは異なり、四肢はヒレ状ではなく「歩脚」としての形状に進化している。
背中には可変式の翼を持ち、飛行・滞空する際には肥大化し、嵐を巻き起こすと云われている。
しかし、実はシャンティエンの飛行能力はこの翼によるものではなく、霊毛にある。
シャンティエンは体内で「翔気」と呼ばれる圧縮された空気の塊を生成、
この霊毛からそれを放出することによって揚力を生み出し、空中浮遊と高速滑空を可能にしている。
青い光は空気を圧縮する器官と、天翔龍自身の放電体質によって、
放出される翔気が煌めいて見えているためである。
シャンティエンという古龍自体の気性によるものか、
大型探査船のような未知の外敵に対してものっけから全力投球というわけでは無く、
邂逅して間もない状態では、大型探査船に着地し、
海竜種のような四足歩行で様子見をしつつ攻撃を行うことが確認されている。
この状態では後ほど現す凶暴性は見られず、自身の翔気を放つことで大型探査船を大きく揺らして
ハンターの体勢を大きく崩すといった威嚇的行動も多い。
ある程度傷つくと空中に浮上、大雨を伴う雷雲を呼び、広範囲に及ぶ攻撃を繰り出すようになる。
放電や水流ブレスといった属性攻撃を使用し始めるのもこの状態からである。
更に傷つき身の危険を感じた場合、角、甲殻の一部が光輝き、目が赤色に光る。
そして周囲もその影響を受け、激しい雷鳴が轟く嵐のような天候へと変化、
シャンティエン自身の攻撃もさらに苛烈になって行く。
発見当初は、水、雷属性からなる攻撃を用いることから
水、雷という二つの属性を内包すると考えられていたが、
後の研究により体内に水属性と相反する属性器官である烈火袋を持つことが判明、物議を醸した経緯がある。
しかし、狩猟に参加したハンターの報告を鑑みるに、
火属性の力は非常に弱く、周囲の環境に頼ることで初めて発現出来るだけでなく、
シャンティエン自身も自発的に扱うには大きな制約があるようだ。
シャンティエンの怒りが強まると、体に蒼色の光が流れるように発光し始める。
更に甲殻、霊毛は周囲の環境の影響を受けやすい性質を持つことが判明しており、
火山のような灼熱地帯の影響を受けた場合、シャンティエンはその姿を大きく変え、
美しい霊毛、及び甲殻の結晶先端が黄金色に染まる。
この状態では、鱗の耐熱性を生かして溶岩吹き荒れる地帯に身を投じることで、
纏っている風を熱風へと変化させる行動も見せ、
地下からは噴火や間欠泉、上空からは火山弾や落雷、口からは激流や雷弾のブレスなど、
多彩且つ苛烈な猛攻を繰り出し外敵に襲い掛かる。
また、先天的な火属性の力と、火山地帯の高温の2つを合わせることで、
火傷を負う程の熱風を自身の周囲に発生させる行動も確認されている。
前述の通り、シャンティエンの正式な発見は大型探査船によって超高空域にまで我々の手が及んだことによる。
しかし、それはシャンティエンにとっては自らの領域を侵犯する行為でしかなく、
外敵である大型探査船、そしてそれに搭乗しているギルドの調査員や護衛のハンターを度々襲撃した。
これによって大型探査船の運用自体に大きな危険が伴うようになってしまい、
ハンターズギルドは探査船の運用を大きく制限、
凄腕のハンターに条件付きで搭乗を許可すると言う運びとなった。
シャンティエンは爆音を弱点としているらしく、
シャンティエンが空中で攻撃の態勢に入り、雷を纏っている、
あるいは周囲に大量の翔気が噴出している時に爆音を聴くと体勢を崩し、
時には墜落してしまうことがある。
特に大きな音を放つことができる大銅鑼の場合、特定の行動以外なら有効と効く範囲が広い。
また、炎を纏った際も、音爆弾を使用すると一時的ながら熱を打ち消すことができるとされている。
ただ、爆音が効くのはあくまで限られた時のみであるため、「完全に苦手」というわけではないようだ。
扱う属性の内、水属性に関しては完全に制御出来ている得意属性であるらしく、
この属性のみは特に支障を来さずに用いることが出来、
かつ天翔龍の素材から用いた武器の中で特に強い属性エネルギーを秘めている事が確認されている。
一方、それ以外の属性についてはその限りでは無いようで、
火属性については先述した通りで、武器に宿ったエネルギーも非力であり、
雷属性については武器に宿ったエネルギーはそれなりであるが、
一方で生命維持に支障を来す程のダメージを負った際に暴走している姿が確認されており、
交戦した天翔龍の最期も、この状態で行った雷ブレスの暴発による自傷が原因であることが多い。

概要

  • MHF-G1初登場であり、MHF-Gの象徴的な存在となる古龍種モンスター。
    英語名を見るに、名前の由来は「天(ティエン)翔(シィアン)」の中国語読みか。
    G級に到達するための関門である昇級試練*1にて初登場する。
    この時点では撃退ですぐ終了するためにその強さを実感することはできないが、
    当初のMHF-Gにおけるラスボスのうちの1体であり、極限征伐戦にて真の力を解放する*2
    (なお、当のもう1体の真のラスボスはシャンティエンと反対の属性を操る古龍である)。
    • MHF感謝祭の重大発表コーナーにて最初にその存在が明かされたG級モンスターであり、
      MHFオリジナル古龍種としては、ルコディオラに引き続き2種目となる。
  • 上述した通り、昇級試練『空を翔る伝説』では撃退のみ、
    正式に討伐できるのはG2にて実装された極限征伐戦のクエスト『蒼穹を翔けた先に至る境地』となる。
  • 長い首と尻尾、陸上での立ち方等、骨格は海竜種に近い。
    後方に向かって伸びた2本の大きな角と、燃え盛る炎の如く蒼色に輝く鬣、
    そして二又に分かれ揺蕩う巨大な尻尾が特徴。
    蒼色に輝く毛は前脚と尻尾の下部にも見受けられる。
    甲殻は全体的に銀色、背中から尻尾にかけては翡翠色に染まった結晶で覆われている。
    背には翼のような部位もあるが、非常に面積が小さい。
    • この翼は可変し、羽ばたきを必要としない特異なものである。
      ここから体内の特殊な粒子を放出することで、空中浮遊や姿勢制御、
      そして超高空での高速移動を可能としているようだ。
      既にロボットも同然な気がする
  • 「天翔龍」の名の通り、天空を優雅に飛び回る。
    天空を泳ぐように飛翔するという点では古龍アマツマガツチと共通しているが、
    アマツマガツチは自身の能力で嵐を起こし、その風を飛膜で捉えることで浮上しているのに対し、
    シャンティエンは翔気と呼ばれる粒子を放出することで浮上している。
    また、シャンティエンは四肢を用いて陸上でも活動可能な点が最たる違いだろう。
    なお、一部の動作中においては、アマツマガツチのような風を纏っているのが確認できる。
    • ただし、アマツマガツチの感覚で戦うと頭の位置が異様に高いことが解る。
      シャンティエンの基本姿勢はラギアクルス等の姿勢を使いまわしているが、
      アマツマガツチの基本姿勢はまさかのチャナガブルに近いために起こる現象である。
      攻撃行動もアマツマガツチと異なるため、別物と見たほうが良い。
      空中に浮いている間は、近接武器は無理に頭を狙わず、脚や尻尾を狙っていき、
      音爆弾や大銅鑼で墜落したときなどに弱点部位を攻撃していくのがセオリーとなるか。
  • 新しく登場した「天翔属性」を用いるモンスターでもある。
    内容は「火属性+水属性+雷属性」の複属性となっている。
    • また、アマツマガツチに比肩するレベルの強力な水ブレスを放つのみならず、
      移動しながら薙ぎ払ったりする、火山地帯で普通に水ブレスを放ったり、水柱を発生させたり
      天翔属性で一番割合が高いのが水属性であるなど、
      水属性の扱いについてはあちらと同様非常に得意であることがうかがえる。
      一方、天翔属性で次点で高い雷属性については周囲に落雷を引き起こしたり、
      上述の水ブレスに導電させたり、大規模な放電を起こしたり出来るものの、
      水ブレスと違って大きな予備動作が見られ、かつ衰弱時に暴走している姿が確認されている事から、
      水属性ほど得意ではなく、寧ろ何らかの制約がある可能性が考えられる。
      火属性については、
      天翔属性の属性割合やシャンティエン自身がその属性の力を使う場面を見ての通りで、
      属性エネルギーは有しているものの非力すぎて、
      火山地帯に降り立ち、その環境の力を借りることでやっと他属性に劣らない程度に扱える程度である。
    • MHF-Gイメージトレーラーでは自身の力を披露しており、
      容易く大規模の雷を発生させ、大型探査船を襲っている場面が描かれている。
      その後、高度を取り、蒼い翔気を大量に放つ所でトレーラーは終了する。
  • 昇級試練の『空を翔ける伝説』では本格的な狩猟ではないため、一定ダメージを与えると撃退となり、
    いきなり討伐することは出来ない(上位までのUNKNOWNとほぼ同様)。
    また、このクエストではシャンティエンの素材は一切得られない(部位破壊報酬も薬品類となっている)。
    そのかわり、G級武器を作成可能な特別な素材「キャラバンの珍品」を基本報酬で獲得できる。
  • MHF-G1にて実装された昇級試験後はしばらく姿を見せなかったシャンティエンだが、
    2013年7月17日、G2の新コンテンツ『極限征伐戦』の1番手として再臨した。
    昇級試練、及び極征クエストの難易度:Lv1で見せる攻撃モーションは天翔龍の持つ豊富な技の一端に過ぎず、
    レベルを上昇させることで次々と新技が解禁されるなど、
    「古龍の最高峰」のキャッチコピーが指し示す通り、討伐し、レベルを上げていくことで強さを増していく。
    たかが「海竜種モドキ」と侮っていると、第4形態や各種追加技に対応するのは難しいだろう。
  • また、期間限定のクエストとして「天地鳴動、大空の頂」というクエストも配信された。
    これは極限征伐戦システムを採用していないシャンティエンの討伐クエストであり、
    Lv強化が行われないクエストではあるがシャンティエン固有の素材を入手可能となっている。
    ちなみに強さはLv1相当であるのだが、極限征伐戦固有のシステムである
    「低レベル時に発生する難易度調整」もなく、全体防御率もLv1時より低いため、
    実際の強さは極限征伐戦で最初に相対するときより手ごわくなっている。
  • 長大な体躯を持つことから、ミラボレアスを始とした古龍種の先達同様、
    サイズが固定されている超大型モンスターであると推測されていた。
    ところが、後に実装された極限征伐戦にて通常モンスターと同じくサイズが記録されることが判明。
    基本サイズで29m前後と、記録が付くモンスターとしてはかなり大型の部類である。
    MHFに登場するモンスターではクアルセプスに並んで巨大。
  • 弱点は氷と龍属性で、どの部位も似たり寄ったりの属性肉質である。
    氷と龍、つまり闇属性が最も相性が良い。また、極端に龍属性が強い黒焔属性も相性が良い。
    レビディオラの雷極、ディスフィロアの熾凍属性は一部属性*3しか通らず、その力をフル発揮しにくいので注意。
    なお、良質な氷属性武器が無い武器種では、100%割合で水、氷属性を内包する奏属性も視野にいれると良い。
    ちなみに炎を纏っている状態だと肉質が軟化し、属性もより通るようになる。
    初期の頃は攻撃パターンや墜落条件が明確ではなかったため極長リーチランス以外選択肢に上がらなかったが、
    ある程度墜落を狙えるようになった現在ではそれ以外の武器を採用するハンターも多い。
    元が海竜種骨格であるため、他の極征モンスター(ディスフィロア、ミラボレアス)と違い、
    どの武器種でも部位破壊を狙うことができるのも特徴的である。
  • 滞空時に麻痺が確定すると墜落してもがき、その後麻痺するという特徴がある。
    と言ってもこれは大多数のモンスターに共通する仕様ではあるのだが、
    シャンティエンは特に狩猟中盤以降ではほぼ常時滞空するようになるため、とりわけ目にする機会が多い。
    この仕様故に、墜落を音爆弾以外で狙えなくなる第4形態では麻痺は極めて有効と言えるのだが、
    逆に言えば序盤から麻痺させてしまうと肝心の第4形態で一切麻痺しないという事態が起こってしまう。
    そのため、自発的に麻痺をコントロールできる麻痺剣晶及びボウガン・弓はともかく、
    麻痺近接武器との相性は今一つである、と言える。

クエストの流れ・攻撃パターン

  • クエスト開始後、まずシャンティエンが大型探査船へ飛来するムービーが挿入される
    (クエスト開始直後に挿入されるムービーというのはルコディオラ以来となる)。
    この開幕ムービーは特定の操作でスキップすることも可能。
    ムービー終了後は映像の流れに沿い、甲板に着陸した状態からスタート。
  • 動きは俊敏ではないが、代わりに技の一つ一つが広範囲を誇り、さらに攻撃判定時間も長い。
    そのため、曖昧な回避では簡単に被弾してしまう。
    加えて、フィールドのほぼ全域が攻撃範囲となるような技も持ち合わせている。
    大型探査船に搭載されている各種迎撃兵器をフル活用すれば、より戦闘が楽になるだろう。
  • シャンティエンは爆音に弱いらしく、一部のモーション中に音爆弾を投げると、
    タイミングによっては怯んだりダウンを奪えたりする。
    大型探査船備え付けの大銅鑼ではよりダウンを奪いやすいため、
    打点が低い武器を使用する際は積極的に使っていくのもいいだろう。
  • 昇級試練では第3段階を終えると撃退となる
    極限征伐戦では第4形態が開放されるほか、レベルに応じて各段階に新しい技が追加されたり、
    後の段階で使用していた技をより早い段階から使用するなどの変化がある。

第1形態

  • また、静止した後で、突如周囲に大量の翔気を放ってくることもある。
    翔気そのものにダメージ判定はないが、強振動を発生させるため、
    耐震+2をつけなければハンターはふらついて隙を晒してしまう。
    また、同様の翔気は回転攻撃の尻尾にも付随される。
    • ちなみに大型探査船が破壊された後の第4形態では使用してこない。
      そのため、この翔気によって大型探査船そのものを揺らすことで強振動を発生させているものと思われる。
  • シャンティエンにとって、様子見という状態であるためかそこまで脅威と言える攻撃はなく、
    また、レベルが上昇してもさほど変化は見られない。

第2形態

  • 第1形態では地上戦のみだが、ある程度ダメージを与えるとムービーが挿入されて滞空し始め、
    滞空技メインでより苛烈な攻撃を仕掛けてくるようになる。
    ちなみに、滞空時のモーションは水中におけるラギアクルスを思わせるものが多い
    (前進しながらの噛み付き、側面へのタックルや各種突進など)。
    他にもなぎ払い水ブレスといった水属性の攻撃も繰り出してくる。
  • 滞空時には各種迎撃兵器で撃墜を狙うことができるので、
    これを駆使して手際よくダメージを与えていきたい。
    また、通常のバリスタと違う大砲のようなバリスタは拘束弾(クールタイム無し)を撃てる。
    シャンティエンは段階が進むと場外からの攻撃を行ってくるため攻撃チャンスが激減するが、
    その時にこの拘束弾を当てると小ムービーが挿入され、
    レバガチャを行ってゲージをMAXにすることで甲板に墜落させることが出来る。
    墜落させると一時的に地上戦になり、しばらくするとまた浮上する。
    • なお、このとき拘束に失敗するとシャンティエンからの反撃を受けるので注意。
  • レベルが上昇すると、この段階から雷属性の攻撃を行うようになったり、
    側方を薙ぎ払うように放つ水ブレスなどが追加される。

第3形態

  • 第2形態のシャンティエンにある程度のダメージを与えると、
    突如として大型探査船を大嵐の渦が取り囲み、雷雨が轟く荒天フィールドへと変貌する。
    また、シャンティエンも第2形態時より本気を出し、目は金色に変化、角、甲殻の一部が発光し始める。
  • 直後、シャンティエンは空を飛んで素早く遠方へと移動し、
    無数の落雷を途切れさせることもなく連続で降らせ続けながら高速での滑空突進を行う。
    この状態では、シャンティエンはガンナーの遠距離攻撃も届かない位置を飛んでいるため、
    拘束弾で大型探査船に引きずりおろさなければまともに戦うことは不可能。
  • 第3形態よりシャンティエンは雷や放電による攻撃を多用し始める。
    ラギアクルスの蓄電を思わせる空中での素早い放電、大放電のモーションでの広範囲規模の放電、
    プレスを行いながらの放電、急降下着地と同時に放電といった幾多の放電攻撃のほか、
    空中で乱舞しながら真空波状の水弾を周囲に乱射するといった攻撃も繰り出す。
  • 実はこの形態で討伐までの体力を削りきるとそのまま第4形態に移行することなく討伐できてしまう。
    専用のムービーまで用意されており探査船上にシャンティエンが落ちてくる。
    ただし一気に削りきらなければ第4形態に移行してしまうため難易度は高い。

第4形態

  • 不時着地である火山の影響を受けて変化した、極征クエストでの最終形態。
    美しい鬣には黄金色が差し、甲殻からは蒼く光るラインが覗き、眼は橙色の光を放っている。
  • 極征クエストの『蒼穹を駆けた先に至る境地』にて、
    第3形態のシャンティエンに一定以上のダメージを与えると演出が入る。
    大型飛行船が火山地帯に差し掛かると同時にシャンティエンが激昂、
    全力の落雷攻撃で以って大型探査船に甚大なダメージを与え、墜落させてしまう。
    大型探査船は火山地帯に不時着、ここで天翔龍との最終決戦が行われる。
  • この形態では火山に触発され、天翔属性が内包する全ての属性を使用してくるほか、
    第3形態までと比べて音爆弾がより重要な攻略アイテムとなる。
    怯みやダウンを奪うことができるタイミングが大幅に増えるほか、
    厄介な炎纏状態を短時間ながら解除できる効果があるため、狩猟の難度が大きく変わってくる。
  • また、この形態では、自らMAP外にある溶岩の中に飛び込むことで溶岩の熱を纏う「炎纏い」という技を見せる。
    第4形態移行直後に確定で繰り出す技は、噴出する溶岩の中へと突入後、
    ハンターに向けて無数の落雷とともに高速突進を繰り出す攻撃なのだが、
    この技を行うと同時に炎が渦巻くオーラエフェクトを自らに纏うようになる。
    この風はテオ・テスカトルの龍炎と同じく、近づくハンターの体力を徐々に奪う効果を持っている。
    • 炎纏い状態では旋回急上昇とともに、フィールド全体に火山弾の雨を降らせる攻撃を繰り出す。
      Lv1の段階から使用してくるが、その時点ですら非常に高い威力を誇り、
      次段階のLv200では一発で即死するほどのダメージとなってしまう。
      なお、基本的に安全位置はないが、落下地点には火山弾の影が映り、その後1拍近く経ってから落ちる、
      とタイムラグがあるほか、判定時間も短い為、回避自体は見た目ほど困難ではない。
  • また、高レベルで使用し始める技の中には、空高くへ舞い上がってから降下し、
    通常の炎オーラよりも体力減少効果速度が大幅に強化された強力な熱波を放出するものがあるが、
    こちらは炎纏状態かどうかに関係なく繰り出す。
    隙が大きい代わりに比較的長時間発生させるため、火傷を無視しているとあっという間にBC送りとなる。
    • なお、シャンティエンのすべての技を観察していくと、
      シャンティエン自らより炎を放出する技はこれ一つであることがわかる。
  • なお、討伐に成功すると専用のムービーが挿入される。
    ハンター達による決死の攻撃によって絶命寸前まで削られたシャンティエン。
    弱って制御が効かなくなったのか、体内で生成した電気が体外にまで漏れ出していく。
    それでもなお最後の力を振り絞って天高く舞い上がり、
    巨大な雷撃ブレスで大型探査船を破壊した時のようにハンターを一網打尽にしようとするが、
    エネルギーが暴走しかけている状態で放ったのが仇となり、ついには暴走。
    ブレスを放つシャンティエンの口元で膨大な雷が一気に炸裂、
    シャンティエンはそのダメージで力尽き、そのまま墜落して息絶える……というもの。
    • このことから、やはり自身が衰弱するとその力が暴走する危険性を孕んでいることがわかる。
      古龍と言えど、やはり自然界に生きる生物であるというのがわかりやすい点、と言えよう。
    • この演出によってシャンティエンはエリア中央部へと移動するため、
      「溶岩の中で息絶えて剥ぎ取れない」といった火山地帯でありがちな事故は発生しない。

主力技

  • この形態では特徴的な技が大幅に増えるのに加え、攻撃力も増すために著しく難易度が上昇する。
    高レベルでは高速での連続滑空攻撃や、急降下での放電攻撃といった
    翔気を解放した強力な技も繰り出すほか、
    雷・水・そして火山の火属性をフル活用し、上空から巨大な落雷を落としたり、
    大地を揺さぶってアカムトルムのように噴火を発生させたり、
    真下はマグマであるはずの溶岩の地面から間欠泉を噴出させることもある。
    なお、これらの地形的攻撃はLv1の時点ではほぼ使用せず、
    Lv200から一気に解禁されていく。
  • また、複数の属性を連続して使用する技も存在する。
    • 口から直線状の激流ブレスを吐き、
      その放出を維持したまま激流に雷を通電させることで超規模の雷撃ブレスに切り替える
    • 上空に水球を打ち上げて降り注がせたのち、雄叫びと共にその着弾地点に噴火を起こす
    • 雄叫びをあげて全ハンターの足元+αから噴火を発生させ、上空に打ち上げられた者を落雷で貫く
    • 周囲を見回してから大放電を繰り出した後、激流ブレスで周囲を薙ぎ払い、
      最後に回転しながら着地する勢いで無数の溶岩弾を穿ち飛ばす
    もちろん、他のモンスターでもこの特性で繰り出す攻撃は存在するが、
    ここまでバリエーション豊かなのはシャンティエンくらいだろう。
    威力も脅威だが、なによりも一度に複数属性は見た目が派手である。
    • 1番目の激流からの雷撃ブレスという一際異質な技は、Lv1でも致命傷級の威力を持つ。
      初めの激流ブレスこそ追尾は激しくないが、雷撃ブレスに切り替わると凄まじい攻撃範囲となり、
      遠距離ではブレスの太さを武器に低追尾でも強引に直撃させてくる危険な技である。
    • なお、3番目に挙げた技は、Lv1から早くも使用してくる技でありながら、
      噴火ダメージと落雷ダメージを2連続で受けることによる、恒例の根性貫通即死コンボである。
      まだ難易度的にもお手軽なLv1程度なら、防御力1300程度であれば体力0を免れることもできるが、
      Lv200以降ともなれば防御1500でも即死してしまう。
      この攻撃で最も厄介な点は、全ハンターの足元に加え、
      シャンティエンの周囲にランダム噴火が発生することにある。
      予備動作を見てからダッシュしてピンポイント噴火を避けた、
      と思ったら逃げた先のランダム噴火に引っかかってあえなく死亡、という場合もザラにあるのである。
      • ちなみに極征モンスターはシャンティエンも含めて4体存在するが、
        その中でも明確な根性貫通即死コンボを持つのはシャンティエンのみとなっている。
    • 4番目に挙げた攻撃は全攻撃のなかでも
      唯一天翔属性の火・水・雷が如何なく発揮される技となっており、
      極征クエストのLv500から繰り出し始める(=最後に解放される)攻撃でもある。
      また、同時にこのコンボ攻撃はもう1つの根性貫通即死コンボになりうる攻撃でもあり、
      最初の大放電は他の放電攻撃同様喰らうと麻痺してしまい、根性系スキルは一切機能しなくなる。
      その後、シャンティエンは間髪入れず宙を一回転しつつ後退してから水ブレスでなぎ払ってくるため、
      真根性が機能しない状態で水ブレスでトドメを刺される、という状況が生まれかねない。
      緊急回避でも良いので、最初の放電だけでもなんとしても回避したいところである。

余談

  • 元々は★7よりも更に上の難易度が用意される予定であり(動画レポートにて言及あり)、
    そちらでディスフィロアと同時に登場する予定であったが、
    MHF-G2におけるG級システム自体の大幅な変更に伴い、単に★7を超える難易度設定ではなく、
    『極限征伐戦』というコンテンツでの登場となり、討伐するごとに強さを増し、
    最終的には本来意図していた難易度以上の強さのシャンティエンとも戦えるという設定になった。
  • しかし、第1回の極限征伐戦ではユーザーのイメージするシャンティエンの
    「最初の」強さと実際に登場したシャンティエンの強さ*4がかけ離れすぎており、
    第2回以降は序盤レベルのシャンティエンは強さが大きく抑えられ、
    「極限征伐戦入門」という位置付けになっている。
    • とは言え、最終的には本来の強さに戻る。
      かつての極限征伐戦のレベルシステムで言うと、
      Lv100以降は★6、Lv200を超えると★7に匹敵する被ダメージになり、
      Lv500ともなると他の極限征伐モンスターの同レベル帯と全く差がない強さになる。
  • 各段階への移行時、果てには死亡時にも演出が用意されており、
    更にBGMも挿入、戦闘合計して8個とかなり優遇されており、
    シャンティエンは名実ともにMHF-Gの象徴とも言うべき存在となっている。
    • しかし、その凝った演出が災いして、
      他に極征モンスターと比較するとどう頑張っても「回転率」という面で劣るため、
      G級武具を強化するために極限征伐戦の連戦をする必要があった時期では、
      他の極征モンスター3体と比較しても不人気な部類に入ってしまっていた。
      当時の全G級モンスターの中でもトップクラスのHP量を有していたことも一因である。
      だがその一方で、黒龍・紅龍に見られる「Lv1000以降の大幅な環境変化」がなく、
      ディスフィロアと違い高速回転目当てのPT構成の自由度がそれなりに高く人集めがしやすいこと、
      そして上記の仕様故に積極的に参加するハンターが少なかった(=最高レベル狙いの競争率が低い)ことから、
      ランキング上位を狙うハンターにとっては狙い目でもあった。
    • また、極征入門と位置づけられていることからも分かるように、
      Lv200までの難易度は極征モンスターの中では最も低い。
      上でも少し触れたが、音爆弾によって行動を抑制でき、有利な状態に持っていけたり、
      極限征伐戦モンスターの中で、武器種の有利不利の差が小さい数少ないモンスターなので、
      人気自体が飛びぬけて低いというわけではない。
      ファミ通で実施されたアンケートでも人気第19位とそれなりの順位になっている。
    • 武器に関してはG級武器全体でみても優秀なものが揃っているため人気は高いが、
      防具に関してはスキルの使いづらさの問題で不人気である。
    • なお、演出面の関係で回転効率が悪化するという事態は今に始まったことではなく、
      過去にはタイクンザムザのような例がある。
      ただし開幕のムービーだけは、PTでもキャンセルが可能であり
      戦闘開始、攻撃開始までの時間は極征モンスターでは最も早いことになる。
    • 穿龍棍地ノ型は自身でジャンプし、高所を攻撃しに行くことが可能であること、
      納刀時の火力消失の2点より自発的に使用する音爆弾との相性が悪い。
      なお、リーチ短にしてもそこまで肉質で有利になるということは一切無いことについては留意しておきたい。
      一方天、嵐ノ型は地上戦主体の型であり、
      空中戦が地と比べてコンボゲージで火力強化出来ない事にて威力面で、
      滑空蹴りが不可能という点で滞空維持で劣っており、
      納刀時のデメリットが無い(火力ダウンが発生しない)ため自発的な音爆弾との相性が良い。
      EX回避は回避を決めないと効果が薄いという事、
      大きな隙に大ダメージを叩き出せる穿極拳舞の存在を考えると、
      穿龍棍で自発的に音爆弾墜落を狙う場合嵐ノ型の方が見返りが大きいといえる。
  • 発表当初から「人工物っぽい」との評が多いモンスターでもある。
    メタリックシルバーな輝きを放つ甲殻、美術品のような意匠にも見える頭部、
    刺々しい翼、彫刻のような角、etc.と特徴的な要素が多いことが原因と考えられる。
    • 特殊な粒子による飛行・姿勢制御を行うという設定が明かされ、
      関係各所ではガ○ダムだの、G○ドラ○ヴだの、終いにはネ◯ストなどと盛り上がったようだ。
      『イメージトレーラー』でもラスト付近でヒュジキキらのように覚醒している描写があり、
      こちらはネ実等ではトランザ○バー○トなどと呼ばれている。
      実際に翼から粒子を吹き出し、戦闘機のように高速で飛ぶ技も有している。
    • 後にMHXXのメインモンスター「双璧」の一体として登場した天彗龍バルファルクも、
      可変式の翼脚から「龍気」という紅い光のようなエネルギーを放って高速飛行するという能力を持っており、
      やはり「ジェット噴射機構が付いているのか」とか「ク○ーツ・ドラゴンみたい」などと話題を呼んでいる。
  • シャンティエンの詳しい生息域は不明となっているが、
    大型アップデート恒例のバレッタシリーズのMHF-G1版、
    シャンティエンをモチーフにしたと思われるシャンバレッタの説明文には、
    極海に住む~」と書かれている。
    また、PVでは極海のほか、樹海や高地の上空を飛行しているとみられる描写がある。
  • 2013年の年末年始イベントでは、このシャンティエンをG級昇級条件を満たしていない状態でも
    撃退できる「大型探査船ツアー!」が配信されていた(受注条件はHR100~)。
    こちらは本来の撃退体力の半分ほどのダメージでクリアとなり、堅牢な防具が支給されているため
    昇級試験より難易度は当然低いものの、シャンティエンの強さ自体はG級昇級試験と全く同じである。
  • 古龍は何かしらの「自然現象や自然物、自然災害」を象徴やモチーフとしているものが多いが、
    シャンティエンに関しては何をモチーフとしているのか分からないという意見が大半で、
    ユーザーからは「そもそもゲーム性が優先で、自然物にモチーフは無い」と推察されることも多かった。
    だが後に、シャンティエンは「オーロラ」がモチーフの一つであることが明かされた。
    確かに「極海(高緯度の極地)の上空に住む」、
    「遥か上空で光り輝く」といった特徴についてはオーロラを彷彿とさせるものであり、
    翔気を噴射した超高速滑空攻撃にて確認できるそれはオーロラっぽい外見、色彩をしているなど、
    設定上そのような要素が取り入れられていることが確認できる。
    • 固有属性である天翔属性についても、
      火、雷属性に限っては「オーロラ」を由来と考えることは十分可能である。
      オーロラは、分子が陽イオンと電子に分かれて自由運動状態にある気体「プラズマ」の1種であり、
      その発生原理に、太陽風(恒星風)と呼ばれる、
      (太陽)恒星表面から噴出されたプラズマが関係されていると考えられている。
      プラズマは、通常の気体と違って自由運動状態にある電子が存在する、
      つまり電気を帯びているため、ここから雷属性という要素を、
      炎はプラズマの一種である事より火属性を導き出すことは可能である。
      しかし、一番得意であると考えられる水属性については、これらと関係がないため、
      オーロラ以外のモチーフである、天馬や空を泳ぐ海竜といったイメージから着想を得た可能性が高い。
      あくまでオーロラは「要素の一つ」といった程度に留まっていることから、
      多くの古龍種に共通する「自然(現象)そのものの具現化」というコンセプトに適合はしているものの、
      完全に準じている訳ではない。
      • なお、オーロラから着想が得られなくもない雷、火属性が、
        シャンティエン自身も簡単に扱えない属性であると言うのも面白い話である。
        既に述べられている通り、火属性については非力すぎるもので、
        雷属性については、交戦したシャンティエンの主な絶命原因になっている属性だからである。
  • シャンティエンという独特の発音から、ネ実などではおシャンティと呼ばれることもある。
    なんともおしゃれな時代を感じさせるあだ名である。
  • その発音の由来は恐らく天翔の中国語読みTian Xiang(ティエン シャン)の逆配置である。
  • 後にMHXRにて「天晶龍(てんしょうりゅう)エオ・ガルディア」という、
    全く同じ読み方の別名を持つモンスターが登場。
    しとうりゅうといい、近年の極征モンスターは別名被りに縁があるのだろうか……
    こちらは漢字にしてもたったの一字違いであるし、空中戦を得意とするという点も共通している。

PV関連の話題

  • MHF感謝祭2012にて公開の動画では最後に登場。
    空中を舞いながら大型探査船へ一直線に向かい、甲板に降り立つ。
    このことから、シャンティエンの狩猟は大型探査船で行われることが予想され、
    先述の"退けし"といった表現や、過去作品の通例等も合わせて防衛戦になる可能性も噂されていた。
  • MHF-GのPV第1弾は空から見下ろす場面が連続して登場する珍しい構成だが、
    これはシャンティエンの目線で描かれたものである*5
    これを基にすると、天翔龍の行動範囲は極海から樹海、高地とかなり広いようだ。
  • MHF-G『イメージトレーラー』では、ベンチマーク並のハイクオリティ映像
    レジェンドラスタのフラウ、キースを含めた4人PTによるシャンティエンの狩猟シーンが描れている
    (実際はシャンティエンの強さに圧倒され、ほとんど反撃はできていないが)。
    特殊な粒子によるものか、体を捻らずに回転攻撃を行う場面も見られ、
    強大な雷撃によって大型探査船に重大な損傷を負わせるなど、苛烈な攻撃も繰り出している。
    青くきらめく軌跡を残して華麗に空を舞う様子はとても美しい。
    また、MHP3のムービー「アマツマガツチの生態」と同様に高く舞い上がる描写があり、
    実際に一定以上のレベルではこの描写に酷似した技を繰り出してくる。
    (このムービーでは周囲の空間を眩く蒼に染めた後、特に技は出さずにタイトルロゴが入る)。
  • MHF-G2のPVでは初めて大型探査船エリア2が公開されると共に、
    第4形態に突入したシャンティエンが噴火と落雷の凶悪コンボを使用する場面が取り上げられた。

素材

天翔龍の鱗
天翔龍の鱗。長い年月を経ても耐久力が全く落ちない強固な鱗。
天翔龍の甲殻
高い強度に加え防火性と防水性にも優れた性質を持つシャンティエンの甲殻。
その防火性は火山地帯でも悪影響なく活動できるほど。
端の部分は結晶のようになっており、シャンティエンの雷エネルギーが強くなると発光する。
天翔龍の爪
天翔龍の爪。高熱にも耐え、さらに硬い岩盤をも容易く引き裂く切れ味を持つが、
シャンティエンが爪を引っ掻く形で攻撃する姿が目撃されておらず、
シャンティエン自身は爪を武器としてそこまで意識していないようである。
天翔龍の翼
天翔龍の、可変式の翼。翼の末端に、翡翠色の結晶が見受けられる。
激高すると翼は肥大化し周囲には嵐が吹き荒れる。
が、説明文に反して実際は滞空、飛行時のみ肥大化する。
部位破壊限定素材で、シャンティエンの背中の翼を破壊することでのみ入手可能。
天翔龍の霊毛
空を飛ぶことに特化した天翔龍の霊毛。飛膜でもあり、伸縮性に優れ、淡い光を発する。
また、生成した翔気を噴射し、滞空と高速滑空を可能にしている器官でもある。
また、甲殻と共に環境の影響を強く受ける部位であり、
火山地帯に降り立った際、火山地帯の影響を受けて先端部分が金色に変色している。
いわゆる準レア素材であり、本体剥ぎ取りで3%、尻尾の部位破壊で5%という低確率で入手可能。
天翔龍の角
天翔龍の、翡翠色の結晶のようにも見える角。
天空を飛行するために、周囲の風を制御していると考えられている。
甲殻同様シャンティエンの雷エネルギーが強くなると発光し、火山地帯に降り立った際は
先端部分が金色に変色している。
頭部の部位破壊でしか入手できず、しかも確率も12%と低めなので、入手は困難を極める。
天翔龍の翡翠晶
シャンティエンから発見された結晶。
シャンティエンの力の源と言われており、神々しく光り輝き、強大な力を感じさせる。
シャンティエンの体には翡翠色の結晶が存在するが、
体内から発見されたものなのか、あるいは素材としての使用に耐え得る状態で、
かつ力が失われていない体表の結晶なのかは不明である。
ただ、他モンスターで言う玉石系アイテムに当てはめられるのは間違いないだろう。
  • ちなみに、翡翠色は緑がかった青色で、日本の伝統色であり、英語では「Jade(ジェイド)」と呼ばれる。
    シャンティエンの場合、甲殻、角の発光部分の、発光前の状態の色がそれであるものの、
    発光後の色、武具、そして空を翔るという要素等からこの色のイメージの方が強いと思われる。
    しかし、当の翡翠晶のアイコンカラーはこれらではなく、何故かである。
    火山の影響を受けたことにより、火属性の力が発現、その影響を受けた結果だからなのだろうか?
    • MHFでジェイドと言えば、ハンマーの秘伝防具「ジェイドシリーズ」が有名だろうが、
      こちらも赤色である。まあ、この素材との関係はないと思われるが。
  • 翡翠と言えば緑のイメージが強いが、本来翡翠は無色であり、
    その色は含まれる不純物等に大きく左右される。
    その為、赤い翡翠自体はあり得ないものでもなく、現実にも存在する。
    翡翠と言われてまずイメージするであろう色を全身に含むシャンティエンの翡翠晶なる素材が、
    イメージと正反対で、翡翠の色としてはメジャーでもない赤色である事には、
    やはり首をかしげざるを得ないのだが。
淡光を放つ鱗
翠の淡い光を放つ鱗。加工することで、誰もが振り向く防具を作ることができる。
特定のアップデート記念クエストの報酬のみで入手可能であり、シャンバレッタの製作に必要。

関連項目

BGM/シャンティエン戦闘BGM
武器/シャンティエン武器 - シャンティエン各武器記事へのリンクあり
防具/ショウロウ・ミタマシリーズ
スキル/恩寵 - 実質専用G級スキル。
クエスト/空を翔る伝説 - G級昇級ギルド要請クエストで、本種の撃退を要請される。
システム/極限征伐戦
フィールド/大型探査船
システム/複属性 - 火+水+雷の固有複属性「天翔属性」。
モンスター/アマツマガツチ - 本種と同じく天空を自在に泳ぐ古龍種。
モンスター/バルファルク - 本種との共通点が散見される古龍種*6
モンスター/ネロミェール - 自力で水属性と雷属性の2種を操れる点が共通する。
モンスター/ディスフィロア - G2アップデートの真、または裏の「ラスボス」。
モンスター/ガルバダオラ - 本種と同様、高空域を生息地とする古龍。こちらは純粋に自身の翼で飛翔する。


*1 ゲーム内では最初で最後の「ギルド要請クエスト」として受注する。
*2 運営レポート動画版12.5回より
*3 熾凍は氷・火・龍だが、龍の割合が非常に低い。
*4 流石にLv1から★7以上という訳ではなかったが、少なくとも現在の★5以上であった。当時は★4・★5ですら即死によるクエスト失敗が多発しているという状況である。
*5 第11回運営レポート動画版によれば、MHF-Gでの新境地として従来のPVで描かれていたハンター視点ではないものを模索した結果、このシャンティエン視点が採用されたとのこと。
*6 体内で精製した特殊な気体を飛行に用いる、他の生物よりも遥かに高い空域で活動する、航空技術の発達によって発見される、等