刃が氷に包まれている氷狼竜の
剣斧。剣と斧、どちらの形でも
効果的に冷気を斬撃にのせる。
(冷たき月の剣斧)
引き裂く剣と咬み砕く斧。
獲物を欲する冷酷な牙が戒めの
鎖を解き放ち、襲いかかる。
(氷輪剣斧プルニーマ)
目次
概要
- 斧モード、剣モード共に氷の刃が形成されているシャープかつ王道な見た目だが、
抜刀すると本体に刻まれたモールドが赤く明滅するというギミックを持つ。
ルナガロンは怒り状態になると顔や前脚が紅潮するのでそれを彷彿とさせる。
また、納刀時は剣刃と斧刃に鎖が巻き付けられる。
氷輪剣斧プルニーマの説明を真に受けるなら、さしずめ戒めの鎖と言ったところか。
性能
- MR4昇格の緊急クエストがルナガロンのため、大社跡での借りを返す事で強化が解禁される。
直接生産には対応しておらず鉱石武器からの派生になるが、
派生元のディズオブアームIIは直接生産でき、
尚且つ採取系の素材とMR3までの汎用素材だけで作れるので準備は簡単である。
その性能であるが、- この時点ではかなり高い部類に属する攻撃力300
- 平均的な氷32
- 高い攻撃力を更に補強する強撃ビンを搭載
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 装飾品スロットはLv1×2個
- 10とは言えデフォルトで紫ゲージを持つ(匠で延長可)
本作のマスターランクでは通常通り進めているとこの武器が初の素紫スラアクになり、
匠込みという条件でも紫が出るのはこの武器が最初である。
匠無しでは10しか出ないのは勿論心もとないにもほどがあるが、
白は30とそこそこあり、それも含めて剛刃研磨でカバーできるのでそこまで気にならない。
- 強撃ビンなのはこの段階まででは運用に不安を抱えるが、
セレクトクエストを2個攻略するとついに属性充填カウンターが解禁され、
頑張れば一瞬で高出力化が果たせるようになる。
そして同時に解禁される緊急クエストは氷弱点のライゼクス、
次に出てくる緊急クエストも氷弱点のエスピナス、
しかも、どちらも属性充填カウンターとの相性がそれなりに良好であり、
まさにこの武器を使ってくださいと言わんばかりの配置になっているのである。- 他武器種であればイソネミクニ亜種やゴシャハギがMR3に配置されており、
それらの武器を使う手があるがスラアクには当該モンスターの武器はない。
そこまでに作れるベリオロスのメガフロストアンバーは攻撃力260&会心率30%、
ウルクススの白兎剣斧ネーヴェスレ改は攻撃力240でどちらも強属性ビンと
なっているが力不足感が否めず、結果的に冷たき月の剣斧が最適解となりやすい。
- 他武器種であればイソネミクニ亜種やゴシャハギがMR3に配置されており、
- そして、王域三公最後の一体を倒すことで「冷たき月の剣斧改」へと強化できる。
攻撃力310、氷34となり、紫も20まで伸びる。
ベリオロスのメガフロストアンバーも改になるが本武器ほどの期待値は発揮できず、
MR5のラージャン戦などで引き続き活躍してくれるはずだ。
一応、MR5終盤にはクシャルダオラの「ジャナフ=ダオラ改」が強化できるようになり、
こちらは紫ゲージが10長い以外ほぼ全てのスペックで互角以上の性能を出されてしまうが、
言うほど差も大きくなく、あちらと違い上位レア素材などは要らないので、
そのままMR解放後も使い続ける事はできなくはない。
- 更に、MR50にて「氷輪剣斧プルニーマ」へと強化可能。その性能は、
- 氷剣斧としては2位タイの攻撃力330
- あまり伸びてくれず氷剣斧ワースト2位になったが低すぎはしない氷36
- 強撃ビンは変わらず
- 百竜装飾品スロットはLv2、装飾品スロットはLv1×2個と据え置き
- デフォルトで40の紫ゲージ、匠で延長可。
ちなみに白ゲージは30ある。
- 百竜スロットLv2の強撃ビン剣斧なので、火力を最大まで引き出すには
プレイスタイルにもよるが傀異錬成の百竜スロット強化は必要不可欠だろう。
元々の属性値が低い*1ので、相対的に属性値強化の恩恵が強く、
残りスロットを属性値に振り分けた場合、Ver.13時点では氷48、Ver.15では74*2となる。
強撃ビンとして見ればかなりの高水域であろう。
- 本武器のライバルは「エジニハ=ダオラ」と「氷魔ニーズウォック」。
まず、前者は攻撃力320、紫20(白40)でスロットはLv1×1しかないとこちらが有利なのだが、
なんと強撃ビンにあるまじき氷属性58という高水準であり、
しかも百竜スロットLv3のため素で「ビン変形強化」を付けることが出来てしまう。
つまり錬成枠を全て属性強化に振れるので、最終的な属性値は氷113とかなりの差がついてしまう。
高い氷属性を押し付けつつ強撃ビンの物理を繰り出すという点においてはどうしても見劣りしてしまうだろう。
後者は氷属性29に紫20となっているが、こちらより高い攻撃力340、スロットLv4×1を持つ。
なおかつ百竜スロットもLv3であるため、プルニーマの強みである物理火力で
上回られてしまう。
- とは言え、こちらに魅力が皆無という訳ではない。
まず、デフォルト紫40は斬れ味補強スキルを切れるほど長い訳ではないが、
業物(または達人芸)+刃鱗磨き運用、剛刃研磨運用のどちらでも斬れ味に余裕を持った立ち回りができる。
先述の2振りの紫20も両者の運用が可能なラインではあるのだが、
状況によっては使いきってしまうこともあるのでこちらの方がより安定している。
また、Lv1スロットが2個あるので、
Ver.13からは武器だけで鋼殻の恩恵Lv2が発動可能なのも見逃せない。
エジニハ=ダオラとニーズウォックが同じことをするにはもう1つスロットが必要なので、
その点でこちらが有利になることもあるだろう。
- 更に言うと、本作では氷属性はとても有効だが物理の効きが悪いというモンスターはさほどおらず、
物理も氷もどっちも効くか、一応氷弱点だが(状態によって)物理も氷も効かないという傾向が強い。
物理属性共に高めの水準をキープしている本武器はより汎用性に富んでいるとも言えるだろう。- ちなみに、攻撃力330以上かつ百竜スロットLv2(Lv3)で素紫が40ある強撃ビン剣斧は、
アップデートを終えたVer.16であっても本武器だけである。
最終的には素紫60になるので、業物や達人芸の単体起用でも十分斬れ味を維持可能。
そのため、継戦能力重視の強撃剣斧としても一定の立ち位置は保てていると言える。
- ちなみに、攻撃力330以上かつ百竜スロットLv2(Lv3)で素紫が40ある強撃ビン剣斧は、
- 総じて、単純スペックでは他の氷強撃/強属性ビンスラアクに見劣りする部分はあるが、
こちらの強みを引き出せば十分差別化できるレベルには落ち着いている。
デザインに惚れ込んだ人は是非専用装備を組んで狩場で大暴れさせてやろう。
余談
- プルニーマ(purnima)とはヒンドゥー語で「満月」「月夜」を意味する。
ルナガロンのモチーフ元に合わせているのだろう。
関連項目
モンスター/ルナガロン
武器/ルナガロ武器
武器/ノッチスダイル - 強化を重ねると本武器と同じく刀身に氷を帯びる剣斧。