武器/白兎剣斧

Last-modified: 2024-05-15 (水) 11:52:34

雪原に覗く白兎を模した剣斧。
そのモチーフとは裏腹に、
身を凍らせる斬撃を繰り出す
(白兎剣斧)

白兎剣斧の強化形態。
そのひと振りは吹雪を呼び、
すべての生命を凍てつかせる
(白兎剣斧ネーヴェスレ)

白兎獣の剣斧の纏う凍気は
万物を氷晶へと変える。あとは
砕かれるのを待つばかり…。
(白兎雪矜ネーヴェスレ)

MHRiseで初登場した、ウルクススのスラッシュアックス。

目次

概要

  • ウルクススはMHP3から登場する牙獣種のモンスターだが、
    長きにわたってスラッシュアックスは未登場のままだった。
    MHXにて二つ名個体である大雪主ウルクスススラッシュアックスは登場したものの、
    通常種の方はその時点ではやはり未登場。
    その後MHRiseにてようやく初登場というのは、リオレウスの狩猟笛を思わせる。
  • 外観は先に登場していた二つ名武器の黒兎剣斧と同じデザインで、
    構造の方もあちらと同様、剣モードの時は折り畳みナイフのように刃がフレーム内に格納される。
    一方で、カラーリングは通常種に合わせて全体的に白くなっている。

性能

MHRise

  • 下位の序盤でボーンアックスIから派生でき、攻撃力こそ心許ないものの最序盤で緑ゲージを得る事ができる。
    上位でも天狗獣の剛毛を使う事で、
    比較的早い段階で白兎剣斧ネーヴェスレに最終強化できる。
    • 低めの攻撃力180
    • 辛うじて及第点の氷20
    • 強属性ビンで属性を補強
    • 斬れ味は青30、匠Lv4から
    • スロットはLv2-Lv1と優秀
    と、性能は相応に控えめ。
    しかし競合のアンバースラッシュ系の強化が遅く、攻略途中での氷剣斧のポジションは確保できる。
  • 惜しむらくは氷弱点のモンスターの多くがベリオロスと同時か後にならないと登場しないこと。
    ゴアフロストアンバーの完成は★7までかかるのだが、アンバースラッシュIIIの時点で既にこちらに勝ち目はない。
    この武器の活躍の場はビシュテンゴ程度になるだろうか。最終強化に当のビシュテンゴの素材が要るが
  • 貴重な百竜スキル「ビン変形強化」を持った一振である。
    変形攻撃部分限定でスラッシュゲージ回復量を倍増させ、ゲージ消費量を半減する効果がある。
    剣モードの維持が恐ろしく楽になるので、戦闘スタイル次第では
    一概に劣化と切り捨てられない強さと魅力を秘めている。
    つなぎで使って以降アイテムボックスで埃をかぶっているなら
    今一度手に取ってみると、改めてこの武器の魅力が見えてくる…かもしれない。

MHR:S

  • サンブレイクへのアップデートに伴い、MRの強化先が追加。
  • MRのウルクスス素材のみで早々に強化できる白兎剣斧ネーヴェスレ改は
    上位から60も増えた攻撃力240に氷37と地味に凄いパワーアップを遂げているのだが、
    コンクエスタIIなどの汎用性が高い武器の陰に隠れて目立たない。
    その上そこからラスボスまで一切音沙汰がない。一応線が続いているため強化先がある事は分かる程度。
  • MR10で傀異化素材と共に開放される最終強化白兎雪矜ネーヴェスレはというと…
    目を疑うほどの強化を遂げていた。
    • 上位までの貧弱さが嘘のような攻撃力330
    • これまた猛烈に上昇した氷54
    • 強属性ビンがそれを更に引き上げる
    • 素で白70もあり、匠Lv3からはも出現
    • スロットはLv3-Lv1に強化、そして百竜装飾品スロットLv3
    攻撃力は標準的なラインに追いつき、属性値も十分に高い。
    素の白の長さを活かした運用も匠剛刃による紫運用も視野に入り、それを助けるスロットも万全。
    何より、当初は持て余していた百竜スロットLv3は「ビン変形強化」を付けられるため価値が急上昇。
    すなわち、非常にバランスの優れた強属性剣斧に化けたのである。
    • 上位では歯が立たなかったアンバースラッシュ系は、百竜スロットLv1でまさかの2軍落ち。
      氷強属性ビン剣斧はこの2系統しかないため、下剋上で天下を取ったと言える。
    • 強撃ビンに目を向けると、素紫で属性値も高く百竜スロットLv3を持つエジニハ=ダオラ
      百竜スロットLv2ながら長めの紫を持つ氷輪剣斧プルニーマなどが優秀だが、これらは総じて強化が遅い。
      特にMR50の緊急クエストに間に合うのはネーヴェスレのみである。
    最終的には覚醒中の物理火力においてエジニハ=ダオラに一歩譲ることとなるが、
    あちらは強撃ビンであるため、カウンターや二段変形斬りをガンガン当てなければ覚醒を維持できない。
    カウンターしづらいモンスターやマルチにおいての取り回しの良さはこちらに分があるといえるだろう。
  • 途中で生産可能な段階が一つもないためボーンアックスから地道に強化する必要があるが、
    使用するレア素材は獣玉くらいで、MRの素材に至っては傀異化ウルクススと戦うだけで全て揃う。
    作って後悔することはまずない逸品といえるだろう。
  • Ver.11以降、傀異錬成が拡張されるに従って、ネーヴェスレにも再び脚光が当たり始めた。
    というのも、武器の傀異錬成は物理よりも属性のほうが伸びしろが大きく、
    強属性ビンのほうがより強く恩恵を受けることができるシステムだったのである。
    Ver.13までは似たような属性値を持つエジニハ=ダオラがかなり強敵だったのだが、
    それでもカウンターによる高出力の起動がやりにくい相手やマルチプレイでは活躍できる、といった意地を見せていた。
    そしてVer.14からは錬成スロット拡張ボーナスや各種スキル環境の充実によって属性値を跳ね上げられるようになり、
    強属性ビンであることを最大級に活かせるようになった。
    これによってエジニハ=ダオラや、新たに追加された氷魔ニーズウォックを抑えて氷属性最強の剣斧として名を馳せるようになる。
    とんでもない下剋上、大出世と言ってよいだろう。
    氷が肝心な時に効いてくれない困ったちゃんも居なくはないが、それ以外には概ね特効と言える力を発揮してくれる。
    • 最終的には匠Lv1で紫が出るので、武器スロットだけで紫ゲージが発生させられる。
      剛刃研磨か天衣無崩Lv3を駆使しないと紫10は維持しづらいが、
      属性値の補正が高いので紫運用できるならしたいところ。
      難しい場合は白80なので、業物3だけでもある程度維持できるところを活かしたい。
    • 氷属性の強属性ビンスラアクはこれの他にはギガフロストアンバーしかなく、
      あちらも百竜スロットLvは3に出来るようにはなったがその結果として属性値の差が非常に大きくなったため、
      物理メインの覚醒速度重視氷スラアクというややニッチな(氷が肝心な時に効かないような相手向けの)立ち位置。
      それに対してこちらは純粋に氷属性をぶつけていけるスラアクとして、最後まで活躍するのであった。
      ずいぶん出世したものである。

関連項目

モンスター/ウルクスス
武器/ウルク武器
武器/黒兎剣斧 - MHXで先に登場していた二つ名武器。