No450 L20/元ネタ解説

Last-modified: 2020-11-24 (火) 15:16:37
所属Kaiserliche Marine
艦種・艦型L20級(L20e a設計案)戦艦
正式名称-(計画のみで未命名)
名前の由来-(同上)
起工日未起工(戦況悪化、Uボート優先による建造資源不足)
進水日未進水
就役日(竣工日)未完成
全長(身長)238m
基準排水量(体重)43100英t(43800t)
出力海軍式石炭・重油混焼水管缶22缶 蒸気タービン2基(もしくは4基)4軸 101387PS(100000shp)
最高速度26.0kt(48.15km/h)
装備42.0cm45口径SK 連装4基8門
15cm45口径SK 単装12基12門
8.8cm45口径SK 単装8基8門(もしくは10.5cm45口径SK 単装8基8門)
60.0cm(もしくは70.0cm)魚雷発射管3門
装甲舷側:30~350mm 甲板:60~250mm 砲塔:150~350mm バーベット:100~350mm 艦橋:350~400mm
建造所未定
  • ドイツ帝国海軍の1918年に建造される予定だった戦艦。バイエルン級の次級に相当する。
    1914年ごろからバイエルン次級の設計は始まっていたが、第一次大戦勃発によって棚上げされ、16年ごろに再開された。
    1916年に起きたユトランド沖海戦の戦訓も取り入れ、それまでの戦艦よりもより速くより主砲口径の大きい戦艦が求められ、さまざまな設計案が提示された。
  • 初期の設計案はL1・L2・L3の3案があり、これらはヨルク代艦級巡洋戦艦の設計に類似していた。
    16年以降の戦艦設計は、それまで同様38cm連装主砲4基を装備する案とは別に、42cm連装主砲4基を装備する案も盛り込まれ、複数の設計案がまとめられた。
  • 1918年9月までには正式な設計案として「L20e a」案が採用されることとなった。
    しかしすでに無制限潜水艦作戦が開始しており潜水艦の増産が急務だったことや、その作業が搭載予定の主砲の設計・試験と競合するなどで建設はままならず、結果として未成に終わった。
  • 42cm主砲・速力26kt・重装甲とBIG7を超えたカタログスペックを持つドイツ版BIG7。