No56 アトランタ/元ネタ解説

Last-modified: 2018-02-23 (金) 23:25:36
所属United States Navy
艦種・艦型アトランタ級軽巡洋艦
正式名称USS Atlanta (CL-51)
名前の由来City of Helena アメリカ合衆国モンタナ州アトランタ市
起工日1940.4.22
進水日1941.9.6
就役日(竣工日)1941.12.24
除籍日(除籍理由)1943.1.13(第三次ソロモン海戦/Naval Battle of Guadalcanal 1942.11.13自沈処分)
全長(身長)165.1m
基準排水量(体重)6718英t(6826t)
出力Babcock&Wilcox式重油専焼缶4基Westinghouse式蒸気タービン2基2軸 75000shp(76040.2PS)
最高速度32.5kt(60.18km/h)
航続距離15.0kt(27.78km/h)/8500海里(15742km)
乗員673名
装備(建造時)5inch38口径Mk.12連装両用砲8基16門
1.1inch機関砲x12(3x4)
エリコン20mm機関砲x8
21inch四連装魚雷発射管2基8門
爆雷投射機x6
爆雷投下軌条x2
装甲舷側:1.1~3.75inch 甲板:1.25inch 砲塔:1.25inch 艦橋:2.5inch
その他ゲームとの性能違い実際には雷撃可能だがゲームでは雷撃できない
建造所Federal Shipbuilding and Drydock Company,Kearny, New Jersey
(フェデラル・シップビルディング・アンド・ドライドック社 アメリカ合衆国ニュージャージー州ハドソン郡カーニー町)
勲章Navy Combat Action Ribbon
Presidential Unit Citation
American Campaign Medal
Asiatic Pacific Campaign Medal(5 stars)
World War II Victory Medal
  • 米海軍が保有したアトランタ級防空巡洋艦一番艦。艦籍番号CL-51。
  • 艦隊防空艦や敵駆逐艦の阻止、旧式化したオマハ級に替わる水雷戦隊旗艦などの用途を主眼において設計された巡洋艦で、12.7cm連装両用砲8基と(ゲームではオミットされているが)53.3cm四連装魚雷発射管2基を備えている。
  • 8基の両用砲と2基の射撃管制装置の恩恵もあり6000t程度の基準排水量の割に濃密かつ正確な対空弾幕を張ることができた。
  • が、幅が極端に狭い艦体を採用したり極端な重兵装と背の高い上部構造物配置を採用したため、トップヘビー傾向が顕著という弱点も抱えている。
    • そのため中期型(1940年度発注艦)や後期型(1943年度発注艦)では復元性改善のために大幅な設計変更が行われている。
  • アトランタは初陣としてミッドウェー海戦を迎え、その後はソロモン戦線へ派遣される。
    第二次ソロモン海戦ではエンタープライズを守り、高い防空能力を発揮。2発の被弾を許すも、翔鶴と瑞鶴の航空隊からエンタープライズを守り切った。
  • 続いて生起したガダルカナル海戦(第三次ソロモン海戦)はアトランタにとって受難だった。
    戦艦比叡の砲撃や味方のはずの重巡サンフランシスコからも誤射を受け、艦橋要員は壊滅。駆逐艦暁から発射されたと思しき魚雷を喰らって機関系統が一時沈黙、電力系統が事実上喪失するなどアトランタは満身創痍となった。
    海戦終了後も何とか浮いていたアトランタであったが浸水が激しかったため放棄が決定。船体を爆破して海中に沈められた。