所属 | United States Navy |
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艦種・艦型 | セントルイス級軽巡洋艦 |
正式名称 | USS Helena (CL-50) |
名前の由来 | City of Helena アメリカ合衆国モンタナ州ルイスアンドクラーク郡ヘレナ市 |
起工日 | 1936.12.9 |
進水日 | 1938.8.27 |
就役日(竣工日) | 1939.9.18 |
除籍日(除籍理由) | 不明(クラ湾夜戦/Battle of Kula Gulf 1943.7.6) |
全長(身長) | 185.4m |
基準排水量(体重) | 10000英t(10160t) |
出力 | Babcock&Wilcox式重油専焼缶8基Parsons式蒸気タービン4基4軸 100000shp(101387.0PS) |
最高速度 | 32.5kt(60.18km/h) |
航続距離 | 15.0kt(27.78km/h)/10000海里(18520km) |
乗員 | 888名 |
装備(竣工時) | 6inch47口径三連装砲5基15門 5inch38口径連装両用砲4基8門 1.1inch対空機関砲x16(4x4) エリコン20mm機関砲x12 爆雷投射機x1 艦載機x4 |
装備(1943) | 6inch47口径三連装砲5基15門 5inch38口径連装両用砲4基8門 ボフォース40mm機関砲x16(4x4) エリコン20mm機関砲x12 爆雷投射機x1 艦載機x4 |
装甲 | 舷側:3.25~5inch 甲板:2inch 砲塔:1.25~6inch バーベット:6inch 艦橋:2.25~5inch |
建造所 | Brooklyn Navy Yard,Brooklyn, New York (ブルックリン海軍工廠 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区) |
勲章 | Navy Combat Action Ribbon Navy Unit Commendation American Defense Service Medal(Fleet clasp) American Campaign Medal Asiatic Pacific Campaign Medal(7 stars) World War II Victory Medal |
- ゲーム内ではブルックリン級だが、姉に当たるセントルイスからゲーム内説明文の通り高角砲や機関の変更がなされており、セントルイス級2番艦として区別されることも多い。
- アメリカ海軍が建造した改ブルックリン級軽巡洋艦。ヘレナという艦名はモンタナ州の州都から取られている。
1936年12月9日、ブルックリン工廠で起工。1938年8月27日に進水し、1939年12月24日に竣工した。竣工後は太平洋艦隊に編入。
日米開戦時、ヘレナは真珠湾に停泊しており南雲艦隊による空襲に巻き込まれる。右舷より接近した日本軍機に魚雷を撃ち込まれ大破。しかし辛うじて空襲を生き延びた。 - 修理を済ませた際に新しく新型レーダーを装備したことから、後の数々の海戦でヘレナは艦隊の目として活躍することになる。
1942年10月11日に生起したサボ島沖海戦に参加。11月3日には潜水艦伊172を発見し僚艦の僚艦のマッカーラと共に撃沈、更に11月13日には第三次ソロモン海戦に参加した。
これらの戦いにはいずれもヘレナが装備していたレーダーが敵艦を先行して発見している。 - 1943年2月11日には、偵察機が発見した伊18を僚艦のフレッチャーとともに撃沈する戦果を挙げる。
しかし同年7月6日、クラ湾夜戦に参加し日本艦隊と交戦。この時もレーダーにより敵旗艦である駆逐艦新月を発見し集中砲撃を行ったが、これがヘレナの最後の活躍となった。
新月に攻撃が集中しているその際に、駆逐艦谷風と涼風が発射した酸素魚雷3本を喰らってしまったのである。特に2,3本目は船体中央のほぼ同一部分に命中した。
これが致命傷となったヘレナは真っ二つに折れ沈没する最期を遂げた。