Tag: カラマネロ あく エスパー あまのじゃく S操作 トリル始動 よこどり ちょうはつ
目次
基本データ
ポケモン | タイプ | 能力 | 特性 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイプ1 | タイプ2 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 特性1 | 特性2 | 隠れ特性 | |
カラマネロ | あく | エスパー | 86 | 92 | 88 | 68 | 75 | 73 | あまのじゃく | きゅうばん | すりぬけ |
概要
自身の能力変化を逆転させる特性『あまのじゃく』を持つポケモン。
『ばかぢから』を習得するため、威力120技で攻撃しながら自身のAとBを上昇させることができる点が大きな特徴。
トリックルーム展開役でありながら、叩き落とすを一致で放てる点は優秀。
耐性面はあく/エスパータイプだが攻撃面はかくとう/あく/エスパータイプとして評価したい。
あく・エスパータイプらしく補助技も揃っており、『トリックルーム』『よこどり』などのメジャーな技から『ひっくりかえす』『シンプルビーム』などのコンボ向けの技まで習得する。
耐性については抜群技の種類は少なく、ギルガルド等のゴーストタイプに対しても一方的に一致弱点をつける。
しかしむし技やフェアリー技などのメジャーな技で弱点を突かれてしまうのが痛い。
いかく枠としてメジャーな霊獣ランドロスがむし技を扱う為、あまのじゃくを発動させたものの4倍弱点を疲れてしまうジレンマがある。
攻撃種族値・技威力は平凡であり、適当に「ばかぢから」を打っているだけでは大した負担を与えられずに退場してしまうので、カラマネロが生き残れるよう道具やパーティ構成でサポートしたり、早期に倒れてもパーティが回るような役割を与えるなどの工夫が必要となる。
採用理由や固有の能力
- 特性『あまのじゃく』を有する。
相手の『いかく』『キングシールド』で火力を下げられない物理アタッカーとして採用できる。
『ばかぢから』で攻撃しながら能力を上げることができる。『あまえる』などのデバフ技を味方から受けて能力を上げることも可能。 - ギルガルドに強い『トリックルーム』始動要因
ギルガルドの一致技で弱点を突かれず、一致技で弱点を突け、『キングシールド』で火力を下げられない。 - かくとうタイプとは耐性が異なるかくとう打点持ち。
「いかく」の有り無しに関わらずHP振り想定のバンギラスを「ばかぢから」で確定1発にする火力を確保可能で、バンギラス・ドリュウズ・ボーマンダの攻撃範囲で弱点をつかれない。
『サイコカッター』でモロバレルの、『はたきおとす』でゴチルゼルの弱点をつくこともできるためそういった並びにとても強い。 - 『ひっくりかえす』『シンプルビーム』を覚える。
両者ともコンボ向きの性能を持った変化技であり、修得者も少ない。特に前者は専用技であるため、使用したい場合には必然的にドーブルかカラマネロ系統を採用することになる。
似た役割を持つポケモン
- ハリテヤマ・ズルズキンなど:
かくとう打点+あく打点を両立した広い技範囲を持った物理アタッカーとして比較対象になる。
カラマネロのかくとう技はタイプ不一致なので「いかく」を受けていない状態の場合の1撃目の火力は他のかくとうタイプのポケモンたちに劣るが、「いかく」込みでもバンギラスを倒すことができる程度のかくとう打点持ちとして同列に評価することができる。
むし4倍弱点でランドロスの「とんぼがえり」で大ダメージを受ける点は弱点だが、メガボーマンダの「ハイパーボイス」や相手トリックルーム役のエスパー技で弱点をつかれない点など耐性面で優っている部分もある。
トリプルバトルのかくとう打点枠の多くは「ねこだまし」枠を兼ねて採用されるがカラマネロは「ねこだまし」を習得できず、代わりにトリックルーム等の補助技を習得できる。
- カクレオン
エスパー・あくを弱点に持たないトリックルーム役で、
よこどり、はたきおとす等の習得技が共通している。
技
攻撃技
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
ばかぢから | 攻撃しながら積める『あまのじゃく』カラマネロの要。他の技の威力が低いため、実質的にはかくとう技を軸に攻撃するアタッカーとして扱うことになる。 | 100% |
サイコカッター | 急所に当たりやすい一致技。一致補正込みでも「ばかぢから」より威力が低い。 | 49% |
はたきおとす | 持ち物を持つ相手には最大火力。メガシンカ相手だと威力が低め。 | 41% |
からげんき | 「やけど」にされた時の反撃手段。 | 34% |
いわなだれ | 範囲技。味方からサポートを受けて活躍するエースとして採用する場合に。 | 16% |
変化技
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
まもる | 相手方からの集中攻撃を防ぐ。 | 14% |
トリックルーム | S操作技。かくとう打点・あく打点とトリックルームを両立できるポケモンは希少。 | 12% |
すりかえ | 「こだわりスカーフ」を押し付けて相手のサポーターや耐久型を機能不全にする。メガシンカポケモンには無効なので注意。 | 19% |
シンプルビーム | トリックルームと両立できるため、積み技を軸としたコンボにスムーズに繋ぐことができる。 | 5.5% |
ひっくりかえす | 専用技。味方の能力が下がる積み技を組み合わせたり、相手のギミックの妨害として使ったりすることができる。 | 3.4% |
よこどり | ワイドガード等の対策に。 | -% |
ちょうはつ | 相手の変化技を封じたいなら。トリックルーム返しの読み合いを拒否できる。 | -% |
もちもの
もちもの | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
とつげきチョッキ | フルアタなら。ばかぢからを打っていけば物理特殊両面で硬くなれる。 | 34% |
こだわりスカーフ | 相手の威嚇枠に対して上から役割を遂行する。 | 19% |
たべのこし | カラマネロを放置する相手の行動を咎めやすい。 | 15% |
くろいてっきゅう | トリックルームパーティでの選択肢。最遅で実数値35(最遅35族より1遅い)になる。「なげつける」際に高威力あく一致技になる。 | 3.4% |
きあいのタスキ | トリックルーム役としての行動保証を重視するなら。 | 3.4% |
オボンのみ | 行動回数を増やせるので単純にトリックルーム役とて運用するなら親和性が高い。 | 2.1% |
ラムのみ | ドーブルへの対策に。催眠を無視してトリックルームを展開できる。 | 1.4% |
調整
- トリックルーム用
持ち物:くろいてっきゅう
性 格:ゆうかん
努力値:H236 A252 B20
実数値:H191-A158-B111-×-D95-S70(くろいてっきゅう込みで35)- HB:H16n-1。A177メガガルーラの『すてみタックル』が85.3~101%(最高乱数以外耐え程度の確率)
型考察
トリックルーム型
持ち物:くろいてっきゅう
特 性:あまのじゃく
性 格:ゆうかん
技構成:ばかぢから / はたきおとす / トリックルーム / よこどり
使用感
攻撃性能があり、「よこどり」で「ワイドガード」をケアできる「トリックルーム」役。
むし技・フェアリー技は持っている相手が限られているので、それらをサポート要員でケアできれば初手で落ちることは少ない。
他のトリックルーム要員と異なり、「ばかぢから」を積むことでエース級の動きができるのが優秀。「いかく」持ちは初手に出てきやすいので、序盤からある程度の火力が出ることも少なくない。
一方でフェアリーには攻防両面で弱く、また何度も攻撃を受けられる耐性・耐久はないため、トリックルームを貼ったもののすぐに落ちてしまうケースもある。
「カラマネロがいなければ倒せない相手」は作らずに、「放置されにくい、使い捨てのトリックルーム役」と割り切って運用するほうが望ましい。
同じ構築に入れたいポケモン
- Sの低い範囲技持ち全般:
トリックルームを貼りつつ、「よこどり」で「ワイドガード」をケアできる。特にはがねタイプに弱いエースの場合は、カラマネロの攻撃範囲がそれをカバーできるため、より相性がいい。
構築サンプル集
その他情報
出現場所
進化前のマーイーカ含め、XY限定。ORASには出現しない。隠れ特性のすりぬけはフレンドサファリ限定。
タマゴわざについて
「みちづれ」はハリーセンなどから遺伝可能。
「おだてる」はニドラン♂→ワニノコなどから。
「ほごしょく」はマッギョ・クズモーなど。
「パワーシェア」はツボツボ→アメタマなど。
「シンプルビーム」はタブンネ→エネコ→コダックなど。
関連ページ
参考リンク
前時さんの動画があります。
もみじさんのBVがあります。
あかねびさんのBVがあります。
姫子さんの動画があります。
SchunさんのBVがあります。
コメント
- 採用価値が低いと考えられたついばむ/つばめがえし、シングル流用と思われるねむる・ねごとの記述を削除しました。 -- 2022-10-03 (月) 19:48:00
- 採用頻度の低い技の欄を作り移動させました。はたき落とすを差し置いて辻斬りを採用する意義が分からないのですが、このまま置いても大丈夫でしょうか…? -- なわたけい? 2022-11-09 (水) 02:04:42